The Jimi Hendrix Experience (詳細)
Jimi Hendrix(アーティスト)
「世界文化遺産全56曲!」「個々の曲についてはレビュー参照。これで高価なブートも要らない!」「ようやく買えた!」「A unique experience」
Jeff Beck 3-Pak (詳細)
Jeff Beck(アーティスト)
「名盤をセットにしたお買い得盤・・・アルバムは全部☆5つ!!」「え、こんなセットありですか?感動!」
Screamin' and Hollerin' the Blues: The Worlds of Charley Patton (詳細)
Charley Patton(アーティスト)
「世界遺産級のボックスセット」「持ってても買い(?)」「夢にまで見てた…」
The Complete Vanguard Recordings (詳細)
Buddy Guy(アーティスト)
「ヴァンガード時代の3アルバムをまとめて」
The Buck Owens Collection (1959-1990) (詳細)
Buck Owens(アーティスト)
The Early Rebel Recordings: 1962-1971 (詳細)
The Country Gentlemen(アーティスト)
The Limited Series (詳細)
Garth Brooks(アーティスト)
Goodbye, Babylon (詳細)
Various Artists(アーティスト)
「深くて長い!」
Let's Go to Work (詳細)
Rory Gallagher(アーティスト)
「スピーカーから、ロリーの汗が今にも・・・」「迷わず購入しましょう」「ロリ-入門には最適なBOXセットです」「ライブこそ我が人生!」「ライヴこそ真骨頂」
The Complete Recordings (詳細)
Robert Johnson(アーティスト)
「入口ではなく、沢山ブルースを吸収した人が行着くサウンド!」「言葉が出てこない・・・」「ブルースの血」「ジョンスンにまつわり付く悪魔の気配」「不完全」
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・「世界文化遺産全56曲!」
このBox Setは単純に既発音源を並べただけのベスト盤ではない。各々のデータを書くスペースはないがそれが勿体ないほど、現在では入手困難になってしまったIn The WestやThe Concertsからのライブ音源、または未発表音源が惜しげなく収録されている。しかも名演が多く、コアなファンにとってもかなり満足できる選曲になっている。
個人的に常々思っていることだが、ジミが生前発表したアルバム3+1枚を聴いて、「ジミヘンってそんな偉大なのか?」と思ってる若い洋楽ファンは少なくないのではないだろうか。たしかにジミの代名詞化してしまった「アメリカ国歌」は、ロックミュージックの象徴たりえる名演だ。Purple HazeやAre You Experienced?も未だに輝きを失わない名曲だ。だが彼の核心である革命的なブルースギタリストという面はライブ演奏に触れなければあまり意識できないだろうし、 彼が二度と同じ演奏をしないことは多くのライブ音源を聴かなければわからないはずなのだ。その意味で、このBox Setはジミのほぼ全貌がバランスよく編集されていると思う。
極論になるが、私は生前のオリジナル3作を聴くよりも本作をジミ初心者に勧めたいと考える。なぜ彼が革命児と呼ばれ、当時イギリスの大物ミュージシャンから大きな注目を浴びたのか、これを聴けば自ずと「答え」が見えてくるだろう。
・「個々の曲についてはレビュー参照。これで高価なブートも要らない!」
かつて、LPで、ジミの死後、アラン・ダグラスにより、オーヴァーダビングで別の演奏を勝手に加えて発売された類の未CD化作品と、かつて、西新宿あたりで、高価なブートレッグでしか入手できなかった別テイク、未発表ライブなどが、4CDにぎっしり詰まっている。この価格は、かつてのブートCD2枚分程度でなおかつ、最高の音質で楽しめるのである。日本盤デジパック仕様もあるが、ボックスに収められたこのUS盤は、「宝物」の雰囲気(表面がヴェルヴェット仕上げ)を持ち、日本語解説などの余計なものが無い分、割り切っていて良い。音楽が全てを語ってくれているのである。勿論、ブックレットには、美しいカラー写真や、各曲のデータが満載され、眺めているだけでも素敵な物である。最初はLPサイズのボックスだったが、発売と同時に売り切れとなり、やむなくこれを購入したのだが、コンパクトな分、収納しやすく、お勧めです。オリジナルCDとの聞き比べも楽しく、甲乙付けがたい演奏ばかりです。初期エクスペリエンス時代のベスト盤としてもお勧めできる名セットです。推薦!
・「ようやく買えた!」
やっと手に入れた。それだけで満足。中二の時に映画館で公開された「Woodstock」を友達や兄と観に行って画面の中で起こっている現象があまり理解できずに呆然とした記憶がある。果てしなき国アメリカでしたね。TheWhoやTenYearsAfter,Sly&TheFamilyStoneも凄かったけれどJimiHendrixは人間じゃないかも?と思いました。白いストラトのメイプルネック指盤を自由自在に動き回る黒い指。セクシーというか恐ろしいというか・・・。それからの人生はギターはJimiHendrixという観念は拭えない。当たり前だ。誰がどう演奏しようとも平伏すしかない才能が35年も前に依然として立ちはだかっているのだ。
このCDが出た時に営業でTowerRecordの営業部長とよく会っていたが、興奮して「是非購入しなさい!」と言われた。他のCDを集めてからと思いながら今回ようやく手に入れた。ご指示どうりの悶絶昇天音源でした。未だに彼のフォロワーと称する面々が出てくるが、神をも恐れぬ発言に本人達はその宣伝文句を恥ずかしく思わないのだろうか?謙虚にやっていただきたい。
・「A unique experience」
I will not argue about what is the best song or album by Jimi Hendrix. However it is inconceivable that you found this review without at least hearing some of his music. For the record my two favorite pieces are "Purple Haze" and " All Along The Watchtower." The reason is probably more for nostalgia, as I grew up with Jimi Hendrix in the Vietnam era. You may have noticed that many of these songs have been marked as (Previously Unreleased Alternate Recording) Again this does not endorse or distract form being pure Hendrix. What is does is give you the feeling that you are there listening to him instead of some slick filtered version. The reason for the title of this review is no matter how much Jimi Hendrix you have collected, there is always one more album out there. I prefer the original albums but if I were to start off today this would be a pretty good introduction. So why not hit the deck running and begin with this in your collection?
・「名盤をセットにしたお買い得盤・・・アルバムは全部☆5つ!!」
JEFFBECKの名盤を一気にコレクトするには最適のSET・・・コストパフォーマンスが高い、お買い得です!!1975年リリース「ブロウバイブロウ」はギターインストの最高峰・・・マックスミドルトン・フィリップチェン・リチャードベイリーのサポートが見事、プロデューサーはあのジョージマーティン!!1976年の「ワイアード」も名盤、滅茶苦茶かっこいいギターインストアルバム・・・特にヤンハマーとのコラボレイトが見事、「レッドブーツ」「ブルーウィンド」は最高です!!1980年リリース「ゼアアンドバック」はスペーシーなサウンドのロック色強いアルバム・・・トニーハイマス・モフォスター・サイモンフィリップス・ヤンハマーの演奏が凄い!!特にサイモンがいい!!イギリスセットは「ゼア・・・」の代わりに「ギターショップ」をパッケージ・・・ゼアアンドバックはかっこいいのに!!ジェフの素晴らしい演奏がまるごとパッケージされています。
・「え、こんなセットありですか?感動!」
ジェフ・ベックのギターインスト黎明期の名盤3枚が全て網羅された感動のセットです。70年代後期に衝撃とともにギター少年たちを悶絶させたテクニックが、一気に手に入るなんて、本当に贅沢ですが、感動です。
BLOW BY BLOWは、フュージョン発祥の端緒ともなったと言われる歴史的意義もある衝撃のインストアルバム。SCATTERBRAINは、当時のギター雑誌に必ずタブ譜が掲載されたクラシック中のクラッシック。
WIREDは、筆者的名曲LED BOOTSとBLUE WINDが収録されている名盤。BLUE WINDはとにかく感動的な展開です。一度はプレーしてみたい!!
THERE AND BACKは、筆者が初めてJEFF BECKを知ったアルバム。筆者の人生初コンサートは彼のこのツアーですがオープニングを飾ったSTARCYCLEは感動しました。ドラムは名手SIMON PHILIPPS。とにかく若かった。SPACEBOOGIEのツーバス連打は、ライブで見ていても衝撃的に凄かったものです。EL BECKOもイントロからドラマティック!PUMPも壮麗なギターバラード。
とにかく、彼の代表作をてっとり早く集めるには最適のセットです。音質も、筆者的には気になりませんでした。お勧めです。
●Screamin' and Hollerin' the Blues: The Worlds of Charley Patton
・「世界遺産級のボックスセット」
文句の付けようがまったくありません。造り手の愛情が溢れた素晴らしいボックスです。流石!デルタブルースの帝王と呼ばれるだけあって、戦前ブルースマンの中でここまで破格な扱いを受ける理由も納得してしまいます。購入する際に迷いはまったくありませんでしたが値段が高額なだけにお金を貯めるまでに少し時間が掛かりました。おまけにチャーリー・パットンを信仰していたジョン・フェヒィの研究書まで付いてるなんて涙が止まりません。これは世界遺産級のボックスセットに間違いありません!
・「持ってても買い(?)」
持ってても買い、ですか。戦前のカントリー・ブルースが好きだと、ドキュメントのいつ果てるともしれないリリースを根気よくフォローし続けるだけの熱意があればまだしも、自分のようなヘタレには荷が重過ぎるし、かと言って、持ってるCDを聞き続けるだけというのも味気ない。そんな中途半端な輩の物欲を見事満たしてくれるアイテムです。「ブルース&ソウル」の紹介記事ではPーvineのコンプリートよりすこし音質が落ちるというようなことが書いてあった記憶がありますが、jspの五枚組みとおなじような音質だと思いました。まあ音質うんぬんより、物欲が200%満たされる逸品です。僕は迷わず購入しました。
・「夢にまで見てた…」
戦前ブルースを聞き出した頃、一発でハマリ、あらゆるコンピを揃え、全録音がドキュメントから発売された時、仕事を休み買いに行き、その後はP-VINEからもドキュメントと同ソースの3枚組が発売され、その時は予約購入し…結局は我が家にはダブリまくりのパットンだらけ(笑)そして月日は過ぎ、遂に夢の様な形で、もはやこれは俺自身の財産だ!!音質もクリアーになり、文句のつけようの無い、まさに歴史的作品だと思う!!!
●The Complete Vanguard Recordings
・「ヴァンガード時代の3アルバムをまとめて」
シカゴの老舗、Chessを離れて、まだまだ若さバリバリのバディ・ガイはVanguardに2枚のスタジオ盤と1枚のライブ・アルバムを残す。それらをまとめてお買い上げいただけるのがこの商品です。決して損はさせません。白眉はやはりライブ「This is Buddy Guy!」のdisc 2でしょう!アップもスローもR&Bナンバーも凄まじくハイテンション!数本の管楽器を従え、シャウト!スクィーズ!お客をノセます!1枚目「A Man And The Blues」はOtis Spannが参加。いつもの爆発バディではなく陰気なプレイを披露。これもなかなかグリッティ。「メリーさんの羊」ブルース有り。3枚目「Hold That Plane」は比較的地味な印象だが充実作。
・「深くて長い!」
先般のグラミー賞のTV放映で、解説者のピーター・バラカン氏が絶賛しておられたのでとっても気になって買いました。パッケージもとても凝っていて、木箱をスライドさせると中にCD6枚(!)とオーガニックなコットンが鎮座しており、各CDのジャケットにも楽しい工夫がされています。そこら辺にこのCDの製作にたずさわった方たちの深い愛情が感じられます。CDの内容はまさにアメリカ音楽のルーツを探る旅に出るような感じです。まだまだ聞き込めてないですが、(なんせ6枚ですから・・・)特にブルースやゴスペル好きの方にはたまらんと思います。ただ1920年代に録音された曲等も収録されているので、結構『ザーザー』言ってますが、それもまた味があっていい感じです。大好きな憂歌団の『シカゴ バウンド』に出てくる『○○○のレモン』の正体もこのCDを買って初めて分かって勉強になりました・・・。
・「スピーカーから、ロリーの汗が今にも・・・」
ガッツのある、男気に溢れたギターを聴きたいという方には絶対のオススメです! ロリーの真価はライヴにあり、とはよく言われますが、まさにそれを裏付けるかのような素晴らしいライヴ音源集。4枚のうち3枚はすでに単体でリリースされている傑作ライヴ盤ですが、リマスタリングも施されているし、単体で揃えるよりもこのボックス1セットでOKかもしれませんね。そして、何よりも僕が感激したのは、それぞれのディスクのカヴァーに施されたアート・ワーク。実際にロリーが使用した(と思われる)機材(トレード・マークだったボロボロに塗装の剥げたストラトや、フェンダー、マーシャル、ヴォックスのアンプ)の写真が使われています。これらの写真は、ファンにとってはもう涙モノ。ちなみに全て「紙ジャケ」仕様となっています。この内容、このアート・ワーク、買わない手はどこにもありません(笑) ロリーを初めて聴く方にも自信を持ってお勧めできる、最高のボックスです。ボックスですから、いつ消えてしまうか分かりません。迷っている方は、早めの購入をお勧めします。ボックスなのに、意外に値段がリーズナブルなのも嬉しいですね。スピーカーから、今にもロリーの汗が飛び散ってきそうなほどの勢いを感じます。最高にパワフルな名演、熱演が凝縮されています。ロリーのほとばしるような熱い魂をガンガン感じてください。
・「迷わず購入しましょう」
既発のライブアルバム3種に、オランダのみで発売されていたライブ・アルバム一枚を加えたボックス・セット、Roryにはまれば全部購入することになるのは目に見えてますから、ここは迷わずこのボックスを買ってしまったほうが手間が省けます、価格も実にリーズナブル、オリジナル・アートワークのミニLPスリーブ4枚がボックスされています。
これが出るなら次は最後の来日公演のライブCDの発売を期待したいです。
・「ロリ-入門には最適なBOXセットです」
オンタイムでロリ-を経験、またCD持っている人には、結構迷わせるBOXセットです。当然私も、既発のライブアルバム3枚とも持っていますし1枚だけでこの金額を払うのはどうかとすごく迷ったのですが、誘惑には勝てず買いました。やっぱり買って良かった!と思わせる93年のアムステルダムの音源です。(べ-スのジェリ-がいないのは残念!ジェリ-がロリ-に合う最高のべ-スプレヤ-と思っていたのに)ライブインヨ-ロッパから20年以上経過しているとは思えない演奏で、やはりロリ-はロリ-でした。若い人でロック好きならまず最初にこれを買いましょう。CDだけの評価でしたらもちろん5星以上です。値段も安いし!ロリ-のギタ-のト-ンがアルバムごとに変化していくのがわかります。ライブインア!!イルランドは名盤ですが、個人的には捨て曲なしのステ-ジストラックのギタ-のト-ンが好きです。
・「ライブこそ我が人生!」
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・「ライヴこそ真骨頂」
ロリー・ギャラガーと言うギタリストの真骨頂はライヴにこそ有ったと言う事が良く理解出来るライヴの名盤3枚+1枚。LPで聴き込んだ世代から「ロリー・ギャラガーって、誰?」と言う世代まで、このBOXセットで納得出来るだろう。ただし・・・何故かCD盤面のプリントと、内容が食い違っている(まさか私だけ?)「LIVE IN EUROPE」の中身が「STAGE STRUCK」「IRISH TOUR」の中身が「LIVE IN EUROPE」「STAGE STRUCK」の中身が「IRISH TOUR」と、全部が入れ替わっている・・・盤面のミスプリントとしては、あまりに盛大すぎる(苦笑)
まあ、それを差し引いても評価は下がらないし、ある意味「ミスプリント盤」と言う事がマニア心をくすぐるのだが(笑)
・「入口ではなく、沢山ブルースを吸収した人が行着くサウンド!」
永田清さんは、このアルバムを「ブルースの入口」と称しておりますが。ブルースに慣れていない人にとって、このアルバムは、「ひどく聞きづらい、アフリカかなんかのフォークソング」のように聞こえると思います。 しかし、ブルースに馴染んでいる人達にとって、このアルバムは最高で無上のものです。ブルースは、ロバートジョンソンによって、その始まりからすぐに行き着いてしまったのだと思います。 その意味で、このアルバムは「ブルースの突き当たり・行き止まり」です。 このアルバムを聞いて、少しでも惹かれるものを感じたなら、色々なブルースの中から聞き易いものを選んで、沢山のブルースに触れてください。 何年かの時間はかかるでしょうが、やがて、このアルバムに戻ったとき、体験したことのない感覚に出会うでしょう。それは、新しい人生の喜びになるかもしれません。
・「言葉が出てこない・・・」
詩、曲、声、ギターのテク、リズム感と言う事なしです。(数々の伝説は、おまけみたいな物)私は完全にロバジョン病という不治の病に犯されてしまいました。1日1回は聴かないと震えがきます(笑)今まで、ジャンルを問わずかなりの音楽を聞いてきましたが、これ以上の作品に出会ったことはありません。
でも、ギター弾きの人以外は、あまりお勧めしませんね(笑)
・「ブルースの血」
国内盤に付属している数十ページにも及ぶ分厚い解説書やクラプトン、キース・リチャーズの称賛のコメントを読むと、このミュージシャンの偉大さとブルースの生い立ちが良く理解できます。実際の音は「歴史資料」的でそれ以上でも、それ以下でもありませんでした。つまり、言葉では理解できましたが、音では理解できなかったのです。ブルースが生まれ、連綿と受け継がれてきたその歴史をクラプトンやストーンズからイッキにロバート・ジョンソンまで(1930年代)さかのぼっても理解できなくて当然かなとも思います。ギターを弾く方やブルースに深い造詣がある方には意義のあるアルバムだと思います。
・「ジョンスンにまつわり付く悪魔の気配」
ロバート・ジョンスンというブルース・シンガーには常に悪魔の気配がまつわり付いている。「Rambling On My Mind」(Take1)の中でジョンスンの声がふと遠のく箇所がある。ジョンスンを聴き始めた頃、ひどく気になって仕方がなかった。夜中にヘッドフォンで聴いたりしていると、妙に想像力が働いてしまうものだ。おそらくジョンスンの口が偶然マイクロフォンから離れただけのことなのだろうが、その箇所を聴く度、どうしても悪魔の気配を感じずにはいられなかった。録音中、何かの気配にジョンスンが肩越しに僅かに振り返る。すると当然マイクロフォンから口が離れ、声が遠のく(最後の"I got mean things"のところだ)。その視線の先、部屋の薄暗い片隅には、膝を抱えて悪魔が坐っているのだ。魂と引き換えにジョンスンにギターを弾けるようにさせてやった悪魔である。しかしジョンスンは当然のようにその姿を受け入れ、歌い続ける。
ブルースを聴く習慣のない者にジョンスンの音楽を薦めようとは思わないし、カントリー・ブルース・ギターに興味を示さない者にも薦めようとも思わない。ただ言えるのは、何かを契機にジョンスンを聴き始め、長く付き合うようになると、郷愁めいたものを覚えてくるのではないか、ということだ。かれこれ四半世紀以上も親しみ、今では車の中でCDで聴いたりもしているけれども、ジョンスンの音楽とは隔絶した世界にいるにも拘らず、その歌や演奏に心安らぐものを確かに見出している。いい音楽ーーだろうと思う。しかし、それでも尚、「Rambling On My Mind」を聴く度、例の箇所で思わず耳をそばだててしまう自分が、今でもいるのである。ロバート・ジョンスンというブルース・シンガーには常に悪魔の気配がまつわり付いている。
・「不完全」
発売当初は現存する全テイク収録の"Complete"盤であったが、その後"Traveling Riverside Blues"の別テイクが発見され、看板に偽りあり、となってしまった。この点以外の内容は申し分ない。
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