Ambient 1: Music for Airports (詳細)
Brian Eno(作曲), Robert Wyatt(Piano), Christa Fast(Vocals), Christine Gomez(Vocals), Inge Zeininger(Vocals)
「音を環境のためにデザインし配置するという発想」「アンビエント音楽の傑作。」「良く眠りたい人に」「インテリア・ミュージック?」「聞き込んでもいいの」
Thursday Afternoon (詳細)
Brian Eno(作曲)
「イーノの代表作かつ傑作の一つ!」「疑問ですが。」
ミュージック・フォー・エアポーツ(紙ジャケット仕様) (詳細)
ブライアン・イーノ(アーティスト)
「血の通った生命の環境音楽。」「ありふれた日常の場を生きたアートに変える魔法」「誰もいないゆりかもめに乗っているような。」「ゆったりとした、空港のBGMにふさわしい作品」
Ambient 2: The Plateaux of Mirror (詳細)
Harold Budd & Brian Eno(アーティスト)
「現代美術館に響かせたい至高の音」「ハロルド・バッドのピアノ(プリペアード?)主体の良作」「こんな音楽が存在するんだな。」
Ambient 4: On Land (詳細)
Brian Eno(アーティスト)
「アンビエント 4」「この作品は」
ザ・プラトウ・オブ・ミラー(紙ジャケット仕様) (詳細)
ブライアン・イーノ(アーティスト), ハロルド・バッド(演奏)
「リマスターの効果はかなり大きい!歴史的大名盤です。」「オブスキュアとアンビエントの完全復活を望む」「まどろみ 旋律のノック」「もう30年前になるイーノの環境音楽シリーズですが、癒しの音楽以上に癒されるこの事実!」「幾層にも絡む音の構築」
The Equatorial Stars (詳細)
Fripp & Eno(アーティスト)
「これはかなりの名盤です。買って損無し!」「天空のハーモニー」「赤道の星、輝く」「fripp&eno円熟の域」「新鮮であり懐かしくもあり癒される」
ディスクリート・ミュージック(紙ジャケット仕様) (詳細)
ブライアン・イーノ(アーティスト)
「イーノがイーノになった瞬間」「ターラーラー」「最高です」
Fourth World, Vol. 1: Possible Musics (詳細)
Jon Hassell / Brian Eno(アーティスト)
「アンビエントの歴史に燦然と輝く名盤!」「1980年初めて聴き、これがトランペットの音か?と驚愕!」「地獄めぐり、アフリカ行き」「 .」「Jon Hassellとのコラボレーション第1作」
Apollo: Atmospheres & Soundtracks (詳細)
Brian Eno(作曲)
「レア盤のバーコード・ナンバーは?」「地球を離れ、宇宙へ・・・」
●Ambient 1: Music for Airports
・「音を環境のためにデザインし配置するという発想」
1978年リリース。イーノのオブスキュア(あいまいな)・シリーズに続くアンビエント(囲まれる)・シリーズの第一弾。AMBIENT 1として発売された。曲名も『1/1』、『1/2』、『2/1』、『2/2』と無機質極まりない。全てイーノ自身のオリジナルだが、『1/1』のみこの中でアコースティック・ピアノをとつとつと弾いているロバート・ワイアットとの共作になっている。ここでの音楽は『無視出来る』を一歩踏み出して、音を環境のためにデザインし配置するという発想に到達している。あたかも映画の為に映画音楽や映画のための効果音があるように、その環境にふさわして音楽を作り配置するという発想である。その最初の環境として選ばれたのが『空港』だったということだろう。それを1978年に到達しカタチにしたイーノはやはり天才と言わざるをえないだろう。この発想は今では携帯電話の着信音にまで波及している。どのような空間であっても心地よく空間に溶け込む音が必要な時代を今まさに迎えている。着信音を選択する行為と同じように聴く音楽。それがイーノの考えるアンビエント(囲まれる)だ。
時に僕らはその心地よさに眠りについてしまうこともある。それこそがイーノの術中に落ちたということなのだ(●^o^●)。
・「アンビエント音楽の傑作。」
これ以上記憶に残る音も無いし、これ以上気にならない音も無い。注意すれば聞こえてくるし、意識しなければ聞こえてこない。アンビエント音楽の傑作。
・「良く眠りたい人に」
私はこの CD を最後までどころか1曲目も通して聴いた事がありません。途中で必ず眠ってしまいます。そのくらい心地良い音楽です。寝付きの悪い人には寝酒代わりにお薦めします。
・「インテリア・ミュージック?」
~元ロキシー・ミュージックのブライアン・イーノによる、アンビエント・シリーズの1作目。そのタイトルどおり(たしかドイツの)空港で実際にBGMとして流されていたというこのアルバム、実に心地いい音が入っている。ポップスではもちろんなく、またいわゆるBGMでも実験音楽でもない、環境音楽=インテリアとしての音楽というイーノの発想は発明と言えるほど画~~期的なもの。元祖アンビエント音楽作品だが、筆者は今だにこれより心地いい音に巡り合ったことはない。ショップのBGMとしてもオススメします。~
・「聞き込んでもいいの」
様々なパターンを周期の異なるテープに乗せて各々を永延とリピート再生するという作品。もちろんそのタイトル通りアンビエントとしてかけ流してもよいが、単純なシステムによってもたらされる複雑な時間のズレであるとか2~3の音の間の相互作用として生まれる響きをひとつひとつ聞き取るだけでも相当に趣き深く楽しめる作品である。曲は長いが一つとして同じ響きが聞こえることはないので飽きは来ない。
・「イーノの代表作かつ傑作の一つ!」
イーノの作品の中でも際立った傑作です。
弟のロジャー・イーノがキーボードを担当し、実に優れた≪環境音楽≫を奏でています。
およそ60分間に渡って1曲の構成で延々と続いて行きますが、リスナーを全く飽きさせません。
「午後のまどろみ」のごとく美しく、リラックスした音の粒子は、様々なシチュエーションに適応します。
もともとは同名タイトルのこれまたイーノ作環境映像のサントラですが(その映像作品も素晴らしい!)、単体でのリリースも負けないほど素晴らしい出来です。
始めから音質の良いアルバムでしたので、今回のリマスターによって更に美しさを増しました。
アンビエント・ミュージックがお好きな方は、絶対に外せない名盤です!
ぜひお買い求めあれ。
・「疑問ですが。」
本当にリマスター何ですか?サイトによってはリマスターと書いているトコと書いていないトコがあり、若干混乱しています。
あと紙ジャケなのかデジパックなのかもわからないのでどなたか教えてくれませんか?
・「血の通った生命の環境音楽。」
イーノ環境音楽の最高傑作。まさにエアポートにぴったりの音淡々とした音のなかに広い空間を感じます。反復される音に不思議な空間が形成されていくが決して無機的なものではなく、血の通った生命の環境音楽。
・「ありふれた日常の場を生きたアートに変える魔法」
音楽とはまさに一つの環境であると実感させてくれるこの上ない1枚。空港以外にも人工的な空間、例えばビルの中や国際展示場といった広さを持つ空間にはことの他マッチするが、いつもの歩き慣れた場ですら、これがあると思考が異空間へと飛び、自分以外の全てがスローモーションで動いているかのような不思議な感覚が味わえるだろう。ミュージック・フォー・エアポーツ。これはせわしない日常が繰り返されるありふれた場を一瞬にして生きたアートに変える魔法だ。
・「誰もいないゆりかもめに乗っているような。」
今風の言い方をすれば、ENOは音楽にビジネスチャンスを見つけるのがとてもうまい人だ。サイレンス/ヒ-リング系の音楽の中のなかではENOのアンビエントものには特に人工的な感覚を強く感じる。だからENOが「オンランド」をやりたかった理由も、失敗した理由も何となくわかる、ような気がする。ENOはセザンヌの絵が好きだそう。エコ-のかけ方のファジ-な感覚なんか確かにそんな感じ。
・「ゆったりとした、空港のBGMにふさわしい作品」
たしか、ダラスかジョン・F・ケネディだったと思います。ピアノを中心とした音の微妙なズレが、これまでのイーノのアンビエントシリーズにはない、都会的でコンサバティブな楽曲に仕上がっています。ただ、もともとBGMとして作曲されているので、アルバム全体には変化があるがどこか単調で、聴いているうちに眠くなります。慌ただしい空港の中でもリラックスさせるのが狙いにあったのかもしれませんが、あまり寝付きが良くないときに聴くと効果的、かもしれません。
●Ambient 2: The Plateaux of Mirror
・「現代美術館に響かせたい至高の音」
~この音楽が流れると、その空間は、そこはかとない安らぎに包まれ、時の流れがゆっくりとしたものに変わりはじめます。その効果たるや絶大。いわゆる癒し系の音楽は数々ありますが、この域に及ぶのは難しいと感じます。心に静けさや安らぎ、だけでなく、仕事に集中力が欲しい時にもおすすめします。全く気が散ることなく、本当にやるべきことを淡々と進め~~ることが出来ます。不思議。~
・「ハロルド・バッドのピアノ(プリペアード?)主体の良作」
ハロルド・バッドのピアノ(プリペアードピアノのように聞こえる)主体の優しい音の結晶。DSDマスタリングを施しているが、元のテープ録音の状態がそれ程良くないのか、作品自体が、霞がかかったような音作りをしているので、音質的には、格段に良くなった、とは言えないが、あまり鮮明すぎると、この作品自体の持ち味を殺してしまうので、妥当なマスタリングだと思います。薄いプラケースに包まれていますが、これを保存用のケースにする事は出来ません。本体を取り出せないからです。結局、私は外装のプラケースを壊して(簡単に壊れる)本体を取り出しました。本体は薄いデジパックですので、ご安心を。
・「こんな音楽が存在するんだな。」
私はデザイン業をしておりますが、仕事でWEBサウンドを作ったりもしています。ピアノを主体としたループサウンドを作るときの大変良いインスピレーションになりました。気づいたときに鳴っている音楽が究極のアンビエントミュージックだと聞いたことがありましたが、まさにそんな感じです。
12KやKompaktなどからでているアンビエントも好きで聞いていますがいつも仕事場でエンドレスループさせるのはこのAmbient 2かAmbient 1です。感情が安定するというか不思議なパワーが湧いてきます。
電車の中や会社などストレス発信の場所でこんなサウンドが流れていたら少しは違う世の中になるのかもな(笑。
これからもお世話になり続けます。
・「アンビエント 4」
1982年発表。オブスキュア(あいまいな)からスタートしたイーノの環境音楽はアンビエント(囲まれる)に突入。本作はアンビエントNo.4としてリリースされた。オブスキュアからイーノを追いかけている人は本作を聴いても微動だに驚かないだろう、が、初めてイーノの作品を聴く時に本作を選んだ方は愕然とするだろう。本作はそういう音楽である(●^o^●)。地球の胎動のような音・水の音も耳をすませば聴こえてくる。まさに『包まれている』状態である。他のレビューアーの方が丁寧に説明されている通り、LP時代にはオーディオ・セッティングについての説明までされていた。
本作だけはiPodというのではなく、立派なオーディオ装置で聴いてみたい作品である。
・「この作品は」
Brian Enoのアンビエントシリーズの中では、音楽というよりも音響といった方がいいような少し変わった作品です。あまり音楽的な内容ではないので、心安らぐような美しいアンビエントを求める人には不向きです。最初私は寝るときにかけていたのでぜんぜん気に入ってなかったのですが、雨の日の昼にかけてみたら、意外なほど安らかな気分になれました。大きめの音で聞くのがいいと思います。
水族館で流れてくるような、ほの暗い場所で何かがうごめく様な、そんなアルバム。人類が地球を征服したかのように見えるこの時代に、人間が知りえない場所で何億年も連綿と、ひそかに奏でられてきた地球の音はいかがでしょうか。
・「リマスターの効果はかなり大きい!歴史的大名盤です。」
今回はDSD・リマスターと言う事もあって、更にレンジの広いクリアーな音になっています。一足先にUS盤で聴いてみましたが全く違います、とても音空間が気持ちいいです。ただ惜しむらくは、US盤は≪CCCD≫なので注意が必要だと言う事です。日本盤はどうなのでしょうか・・・。本作は『鏡面界』という素敵な日本のタイトルがついていました、日本盤に相応しいではありませんか。なにも『プラトゥ・オブ・ミラー』なんていうカタカナにしなくても良いのでは。何はともあれ単にアンビエントなだけでなく、ロマンチックなメロディーの魅力も素晴らしいので、『1』とともに一家に一枚揃えておきたいアルバムです。
・「オブスキュアとアンビエントの完全復活を望む」
邦題「鏡面界」。オブスキュア・レーベルに続くアンビェント・レーベルの第二弾として発表された。無視できて意識できる音楽を目指していたこの頃のイーノの一つの結論がここにある。しかしながらイーノの主張を把握するにはオブスキュアからアンビェントに続く全作品を聴かなければ理解できないと思う。現在の評価よりも未来においてこの作品群は現代音楽の金字塔として評価される日が来ると僕は思う。レコードでは持っているが是非ともリマスターされたCDでの全シリーズ完全復活を望んでやまない。
・「まどろみ 旋律のノック」
数多くのミュージシャンからリスペクトされている、ふたりの巨匠によるある意味運命的なコラボレーション。バッドの美しく儚い旋律を、裏方に徹したイーノのトリートメントが包み込んでは開花させるというパターンが、雪の結晶のように次々と舞い降りてきます。『アポロ』や『パール』といったイーノ(&バッド)の近年の作品と最も異なる点は、バッドのピアノが刹那的な響きを持っているため、ずっと漂い続けることが難しく、よい意味での緊張感を保っている事ではないでしょうか。
・「もう30年前になるイーノの環境音楽シリーズですが、癒しの音楽以上に癒されるこの事実!」
ブライアン・イーノはロキシー・ミュージックを退団(実質上はブライアン・フェリィからの解雇)した後、ソロアルバムの名作数々を作成し、その後キング・クリムゾンのロバート・フリップとのコラボレーションを始め、'70年代後半はデイヴィッド・ボウイーのベルリン3部作にも大きく関わっていましたが、他方、この "AMBIENT MUSIC" (日本語では当時「環境音楽」と訳される)シリーズを4作出しております。
中でも、この「ザ・プラトウ・オブ・ミラー」(2作目)は…名盤だと今でも確信しておりますし、確信の度合いが近年の癒し音楽ブームなるものと比較して益々、深まってまいりました。
確か、耳障りにならない音楽を創ることが、当時のイーノの AMBIENT MUSIC に込められたコンセプト、と記憶しておりますが、昨今発売され売れている癒しの音楽以上に「癒される」という現実に気づき、改めて名盤として皆さんに聴いていただきたい音楽です。
・「幾層にも絡む音の構築」
私のENOの愛聴盤はThe Pearl でした。その後ENOのソロやプロデュース作品を数々聞いていきましたが、The Pearl のような優しい音色の作品は稀なのか?天才も名作はなかなか作れないと思っていました。とある日このアルバムを聞いていくと幾層にも絡む音の構築がシンプルなThe Pearl と対象的なのですが、またあらたなリラックス効果を生み出すことに気づきました。残念ながら音の木目があまりにも細かすぎだすためにMP3に変換したりMDなどに音を移行すると情感は半減以上薄れることにも気づきアルバムの裏ジャケットでENO自らオーディオ装置へのアドバイスも納得しました(笑)
・「これはかなりの名盤です。買って損無し!」
正直、あまり期待していなかったのですが、思いの外良いです。
フリップのサウンドスケープの新譜かと思いきや、しっかりと≪Fripp & Eno≫しています。
フリップのギターも素晴らしく、何年も昔の「あの頃」にタイムスリップしたようで、本当に泣ける(良かった・感涙)。
イーノは本作で非常に良い仕事をしています。
名盤「アポロ」のようなトリートメントを施して、音がかなりアンビエントの傾向にあります。
それにしても、ここまで良いアルバムになるとは思っていませんでしたが、ぜひファンには聴いて欲しいものです!
・「天空のハーモニー」
キング・クリムゾンのリーダーでありギタリストのロバート・フリップと元ロキシー・ミュージック、アンビエントの始祖、ノー・ニューヨークの仕掛け人ブライアン・イーノとのコラボ・ユニット。
1975年のEvening Star以来30年ぶりとなる二人の共演である。
「赤道の星」と名付けられた本作。
驚くほど肩の力の入っていないそれでいて素晴らしく美しい作品だ。
実験的な試みを繰り返してきた二人がそのプレイの質で描き出す壮大なサウンド・スケープ。
ナイーブかつクリア、伸びやかななトーンをつま弾くフリップのギター。静寂からやってくるイーノが操るアンビエントなエレメンツ。それらが高次元で出偶い壮大な天球に光を放つ。
その光は1等星や2等星だけではなく3等星から5等星までありほのかに光りつつ揺らぎ天空のハーモニーを奏でる。
まるで闇の中で天球の中間に位置しその光の一つひとつを愛でるかのようだ。
そのスピリチュアルなアプローチは天を抜け、神話の世界に繋がっているような想いがする。
・「赤道の星、輝く」
単独リリースには至らずベスト盤「The Essential Fripp & Eno」に収録となった幻の(そして幻で良かった)第3回を含めると、4度目のコラボレーションとなるFripp&Eno。
余談ながら、ポップミュージックの世界に、それまで近代美術で使われてきた「コラボレーション」という概念を初めて取り入れたのが、そちら方面の教育も受けていたイーノであり、このFripp&Enoはその最初のコラボレーションだと思います。S&GとかCSN&Yとかありますけどこれらはあくまでもバンドですし。
タイトル「Equatorial Stars」を見ると第2弾「Evening Star」路線かと思いましたが、ギターの多重録音によってキラキラした印象を与えるあちらとは少々異なる感触です。
一曲目でこのコラボレーションの基本的路線が大体示されています。フリップの作った長短様々なループをバックに、フリップが伸びやか且つ自由にギターのソロを緩やかに繰り広げる、そんな感じです。フリップのソロは流石、単調にならず常に異なる旋律を奏で続け、曲に良い緊張感を与えています。
そんなわけで今回のコラボレーション、両者とも個人的には「枯れた人」との印象があってあまり期待していなかったのですが、なかなかの成功作だと思います。
・「fripp&eno円熟の域」
最近はfrippのチェックをしていませんでしたがこのユニットが復活するとは思いませんでした。30年前のユニットと比べるとフリッパトロ二クスの音もかなり枯れています。enoはどちらかというと「on land」系の音。でもかなり角が取れていて自然です。宇宙の普遍性を表現しているようでまさにアンビエント。続編も永遠に続くことを期待したい。
・「新鮮であり懐かしくもあり癒される」
何も要らない。雑味などまったくない。ドビュッシーの世界のような浮遊感にMusicForAirportの様に無機的でいて刺激的。不思議な世界に迷い込みどっぷりと身を浸して欲しい。純粋でいて余計な物もなくジョンレノンのイマジンの世界を音で表現したかのような無境界さである。理屈など通用しない。もう二人の翁は確実に何処かに行っている。
・「イーノがイーノになった瞬間」
1973年発表。イーノが現在の知的にしてコンセプチュアルなイーノになったのが本作だと思う。イーノが自らのコンセプトに基づいて立ち上げたレーベル、オブスキュアからの3番目のアルバムが本作『ディスクリート・ミュージック』である。オブスキュア(あいまいな)は聴きながら無視できる音楽を目指している。そしてこのコンセプトは進化拡散し、次のアンビエント(囲まれる)へと繋がって行く。本作『ディスクリート・ミュージック』は、イーノのオリジナルの表題作と有名なパッヘルベルのカノンをモチーフとした作品が、実にオブスキュアなスタイルで拡散して行く。それは見事なまでに聴きながらにして空間に溶け込み、無視できる音楽である。1973年にこのコンセプトをポップ・ミュージックの世界に持ち込んだイーノはやはり天才と言わざるを得ないだろう。そしてもっと特筆すべきはこのイーノのコンセプトに引き寄せられて、素晴らしいミュージシャンが彼の元に集まり始めたということである。オブスキュアではNo.7の『ミュージック・フローム・ペンギン・カフェ』のペンギン・カフェ・オーケストラとジョン・ケージの曲を取り上げたロバート・ワイアットが最高だったと思うがどうも今は廃盤のようで大変残念だ。ファンク・ロックなブライアン・イーノは死に、触媒としてのブライアン・イーノがここに誕生した。ポップ・ミュージックのひとつのキーになる作品が本作である。
・「ターラーラー」
70年代中期、環境音楽としては初期の作品。アナログレコードではA面1曲、B3曲という構成で、A面はごくごく短いフレーズが延々30分繰り返され、B面はパッヘルベルのカノンをものすごーく遅く演奏して、さらにコラージュしたような作品です。こう書くと、とてもつまらなそうに思われるかもしれませんが、ツボにはまるとこれがとっても心地いいんです。イーノの環境音楽作品の中ではいまでもこれがベストです。イーノはこの作品を聞こえるか聞こえないかぐらいの小音量でかけることを推奨していましたが、個人的にはもう少し音量を上げて、ボーっとしているのがオススメ。あと、パッヘルベルのカノンは、よくドラマのBGMや結婚式とかで聴くことのある曲なのですが、イーノ版をきくと、通常の速度での演奏がとってもカッコわるくマヌケに聞こえてきます。
・「最高です」
今も聞いています。やはり最高です。enoは天才です。確信します。このdiscrete musicとthursday afternoonがあればいつでも、どこでも涅槃にいけます。
一口にアンビエント系とか環境音楽とか言っても、ものすごくいろんな種類の音楽がありますね。必要なものを探したり、見つけたりすることは結構難しいなと思いました。(ゆえにはまってしまうものでもありますが)
だいぶいろいろ聞きましたが、一番良く聞くのはこの2枚です。大好きです。
上手く伝えられませんが、音(音楽?)としてのパワーそのままに、聞き手の思考や感情が縛られすぎない、もっていかれすぎない感じといったらよいでしょうか。とても抽象的だという事なのかもしれません。
おすすめします。興味を持った方は、ぜひ聞いてみてください。
●Fourth World, Vol. 1: Possible Musics
・「アンビエントの歴史に燦然と輝く名盤!」
ブライアン・イーノとのコラボレーションとなる本作は、国内盤発表時のタイトルは『第四世界の鼓動』であった。いわゆるワールドミュージックを超えた、新しい音楽を目差して作られたアルバムである。ハッセルの独特のトランペット奏法と、イーノのシンセサイザーや音響処理は、熱帯雨林の鬱蒼とした森や、体にべったりとまとわりつく湿気、突然降り出すスコール、カラフルな野鳥たちといった風景を聴く者に想起させる。とても映像的な音楽だ。また大変優れた“アンビエントミュージック”ともいえるだろう。必聴盤である。
・「1980年初めて聴き、これがトランペットの音か?と驚愕!」
イーノが始めた、Fourth World Seriesの第1作。イーノのファンだったので、迷わず輸入盤を購入。針をレコードに落としたら、ジョン・ハッセルというトランペッターとのコラボレーションとの事だが、ジャズで使われるトランペットには、似ても似つかないハスキーな音色。「どうやってこういう音を出しているのか、謎のアーチストだな」というのが第1印象。ジャケットは、アフリカの衛星写真(NASA提供)で、この奇妙なサウンドは、どの曲も声高なメロディーは無く、ほぼ一定の音量で、聴きながら他の事をしていても、BGM的に違和感が無く、確かに、新しい音楽だと感じたものでした。それがCD化されましたが、最後の曲はLPではB面全部を使い、21分の曲で、ほとんど変化が無い。LP時代は、BGM的に聴くのに、ちょうど良かったが、CDは、ランダム再生や同じ曲を繰り返し聴けるので、ありがたみが薄れてしまった。できれば、短くエディットし、セカンドアルバムと合わせて1枚にする事も出来たのではないだろうか?でも、謎のトランペッターの登場は衝撃的であり、エポックメイキングなアルバムとして、存在感が高いのは確か。
・「地獄めぐり、アフリカ行き」
イーノ氏の音楽のファンであれば2004年のDSDリマスタリングは大よそ歓迎され、何らかの形でいくつかのアイテムを再購入されている筈。
何より丁寧なリマスタリングの結果、どのアルバムにおいても「曖昧」で「迷彩」な音の羅列をより「ハッキリ」と堪能出来る様になっている。
しかし、何故かこの「第四世界の鼓動」はいつまで経ってもDSD化されず、不満に思っているのが現状。
また仮にDSD化されても輸入盤である場合、CCCDになる可能性も高く、是非国内盤化して欲しいものである。
事実現在全てのイーノ氏再リリース国内盤はノンCCCDである。
残念ながらハロルド・バッド氏との競作「the pearl」は傑作であるにも関わらず、未だDSD 化はされたものの国内盤化されていない。従ってCCCDであり、MDにすらコピー出来ない。無論、ディジタル・オーディオにもコピー出来ない。
このような流れは作って欲しくない。
象の咆哮のようなハッセル氏のトラムペットとシンセ・ループで作られテープ化された不穏な音源で、これを聞くと「高湿度」を感じる。
純粋なアンビエント作品としてのサラウンド感は「エアポーツ」よりこちらの方が上か?何よりこの音の群れは、こちらが囲われるような錯覚に陥る。
だからこそ早期ノンCCCD・DSDリマスタリング化を望む。このアルバムこそリマスターの価値が最もあると。
・「 .」
これはすごい、禿げイーノさんとハッセル先生。好きとか嫌いとかそういう次元じゃないですね。音が生きてるとしか言いようのない、土着アンビエント。アースカラーが大好きな方や、広大なアフリカの大地を探検しようと目論んでる方はBGMとして用意しておきましょう。必聴。
・「Jon Hassellとのコラボレーション第1作」
このアルバムが発売されていた当時中学生の私は、Brian Enoが気になっていた時期でしたので迷わず買いました。いそいそと自宅に持ち帰りレコードプレーヤーで鑑賞したのを憶えています。流れてくる音楽が妙にアップテンポでビートが効いていて、こんなもんかなと鑑賞し終わるとターンテーブルの回転をうっかり45rpmにしていたのでした。もちろん33rpmで聴き直しました。
アンビエントシリーズ同様、当時の中学生には刺激の少ない音楽で黙って聴いていると眠気を催すだけでしたが、現在改めて聴くと、うるさくないしBGMにもちょうどよいと思います。
No.2のDelta rain dream をはじめ、音もなく降る雨に煙るアフリカの大地をイメージします。呪術的です。
●Apollo: Atmospheres & Soundtracks
・「レア盤のバーコード・ナンバーは?」
1983年リリース。NASAの月面着陸の記録映画用にブライアン・イーノが製作したサントラである。1992年では『Nerve Net』でいささか先祖返りしたイーノもここでは再び『触媒』に戻っている(●^o^●)。相棒ダニエル・ラノワとロジャー・イーノが参加している。
時に『エアポート』時に『フィルム』とあてがう場所を選んできたイーノのアンビエント・ミュージックも『宇宙』というあてがい場所を得て、全開のイマジネーションを繰り広げる。まさに目を瞑れば宇宙飛行船に乗って見る船外の風景であろう真下の星や星の送りあう瞬きのシグナル、そして母なる地球の『ディープ・ブルー』が浮かび上がる音楽である。素晴らしい!
実はこのApolloにはマニアに知られたロングバージョンを含むレア盤が存在する。僕の持つEGCD53のUK盤バーコード・ナンバー7777867782はそのレア盤では残念ながらない。そのレア盤を求めてオークションを彷徨う日々でもある(●^o^●)。それほどファンにとっては『熱い』作品なのだ。
・「地球を離れ、宇宙へ・・・」
アポロ計画のドキュメンタリー映画のサウンドトラック。イーノが兄弟のロジャー、そしてダニエル・ラノワと共に製作。テーマが宇宙ということもあり、果てない静寂を想像してたのだけど、以前のアンビエント・シリーズなどと比べて曲の中に動きがあります。静かに流れるノイズの中で、ギターやキーボードの音色が繰り返されます。ぽつんと佇む寂しさ、みたいなものでは感じられません。宇宙にあっても同時に人の温もりを懐かしむような・・・ほんのりと感じられる安らぎ。出来はSIDE TWOの方がかなり上。映画のサントラだけあって、一曲ごとに尺が短いのがやや残念か。SILVER MORNINGやALWAYS RETURNINGは一晩中でも聴いていたいと思わせるほど、美しい。
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