THE BEATLES 1 (詳細)
ザ・ビートルズ(アーティスト), ジョン・レノン(その他), ジョージ・ハリスン(その他), ポール・マッカートニー(その他)
「お手軽ではあるけれど・・・ベスト盤ばかり作ってどうするの?」「新しい世代へ贈るビートルズ入門編/ビートルズはマニアだけのものじゃない!」「ロックが始まったのって…」「BBSじゃないんだから、作品を評価しよう。」「ある意味赤盤・青盤より優れモノ」
「あの状況で良くぞまとめた!」「星100こ」「映画「Let It Be」を見て。」「これを聴かないで死んだらもったいない!」「最高傑作なんですか?」
「プロデューサーの大切さ」「the ultimate disc」「ジョン・レノンの平和運動はここから動きはじめる」「古典、前衛、普遍。THE BEATLES.」「ホワイトアルバム余話」
The Beatles 1 (詳細)
The Beatles(アーティスト)
「「One」であって「ベスト」ではない」「これがビートルズ!」「いいコンセプト」「これですよ」「素晴らしすぎる音質です。」
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (詳細)
ザ・ビートルズ(アーティスト)
「正直に告白するけど、買った当時は訳がわからなかった。」「彼らの世界に身を委ねるのみ。」「ヘンデルやシューベルトよりは上 バーンスタイン談」「POPS界の常識を壊した作品」「古臭くならない」
「ライブの中止の予告編」「ジョンの存在の大きさを再認識!歴史的転回点にある作品!」「アイドルからアーティストへ」「ミュージシャンズ・アルバム」「ビートルズの音楽は万のニュアンスを持つ」
1962-1966 (詳細)
The Beatles(アーティスト)
「赤盤、青盤だけは『買ってはいけない』」「永遠のベスト」
1967-1970 (詳細)
The Beatles(アーティスト)
「楽勝の星5つ」「デザインがすばらしい」
「ついていけなかった」「ロック音楽をアートとして認識させた最初のアルバム!」「ビートルズのアルバムを購入するのが初めての方へ」「王道を指し示し、その通り時代がついて行った」「分岐点」
Abbey Road (詳細)
The Beatles(アーティスト)
「あの状況で良くぞまとめた!」「星100こ」「映画「Let It Be」を見て。」「これを聴かないで死んだらもったいない!」「最高傑作なんですか?」
・「お手軽ではあるけれど・・・ベスト盤ばかり作ってどうするの?」
ビートルズのメンバーが全員存命中に「赤版」「青版」を出したのだから、もう、これで止めるべきではないのだろうか?デジタルリミックスとか大した付加価値はない。このようなことばかりしてビートルズを切り売りするのは止めてもらいたい。
・「新しい世代へ贈るビートルズ入門編/ビートルズはマニアだけのものじゃない!」
僕が生まれた年、ビートルズは「サージェントペッパーズ」をレコーディングしていた。歌謡曲よりもっとかっこいい歌があることを知った中学一年生のとき、ジョンは殺された。ビートルズを聴きたいと思ったけどたくさんあるレコードの何から聴いていいかわからずにFMでビートルズの番組があるたびにエアチェックしていた。このアルバムは、そのころエアチェックして作った自作のカセット・テープを思い出す。金が無かった中学生の頃、こんなレコードがあれば良かったのに、と思う。金儲けだとか何の変哲もないとか、このアルバムを批判する声がたくさん聞こえますが、僕が今中学生だったら間違いなくこのCDを買う。そしてロックの奥深い世界へ足をつっこんでいくのでしょう。ビートルズが解散して35年、でもビートルズはこれからもずっと新らしいファンを増やしていく、その水先案内をこのCDが果たしていくはずです。断じて言います。ビートルズは、一部のマニアのためのものじゃない。リアルタイムで聴いたファンも昨日このCDでファンになった人も、ビートルズに心動かされたことには何の変わりもないのではないでしょうか。
・「ロックが始まったのって…」
「ビートルズって、おっさんっぽいポップバンドだろ」って思ってる人たちへ。ビートルズがいなかったら、今僕らが好んで聴いてるロックは無かった。未だに多くのアーティストが彼等を高く評価しているのにはそれなりの訳が有るのだ。オアシスが師と崇め、ニルバーナの轟音の中に響くコーラスワークもカートコバーンが幼少の頃にビートルズに影響を受けていたから。デイトリッパーやペイパーバックライターははハードロックの元祖になったっていうのが聴いてすぐにわかるし、当然だけどブリットポップの元祖の面影がティケット・トゥ・ライドやハロー・グッバイ等ほぼ全てのに見られる。JETやキーンのナンバーにもビートルズのバラードの影響が見えるはず。ビートルズ1はビートルズファンには不評みたいだけれど、僕みたいなビートルズ初心者にはベストなアルバムだと思う。
・「BBSじゃないんだから、作品を評価しよう。」
この作品の評価に限って言えば、「ビートルズをバラ売りするな」と唱え続けているレビュワーの意見の方が当を得ていると尾思います。赤盤、青盤を入門編として、それから、オリジナルの作品を購入することを「新しいリスナー」に提案している主張は、よくわかるのです。
私自身は、全部ではないまでも、多くのオリジナルを持っていますので、このアルバムの中には、実は初めて聞いたという曲のあることはあります。でも、これを「新しいリスナーの入門編」と位置づけるのは、間違った方向に彼らを誘導するものであって、賛同しかねます。
・「ある意味赤盤・青盤より優れモノ」
チャートの1位のみを収録というコンセプトのせいで、ファンからは重要曲が収められていないという不満が多いようですが…
このアルバムの優れている点として1、一枚モノなので、気軽にブッ通しでビートルズの始めから 終わりまでを体験できる。2、収録曲が限られているので、気に入った曲の年代のオリジナル アルバムに行きやすい。
などが挙げられます。
赤盤・青盤はそれぞれ2枚組みの網羅性の高いベストですが、それゆえ曲数も非常に多く、4枚通して聴くのは現実的ではありません。また、網羅性が高いことで赤・青さえ押さえておけばビートルズは大丈夫だと思ってしまう人も多いのではないでしょうか?私の知り合いはホワイトアルバムを”白盤”というベストだと思い「赤・青・白でビートルズは完璧」などと分からないことを言っていました。THE BEATLES 1からビートルズに興味を持った人なら、買い増す時に、ダブリの多い赤・青ではなくオリジナルを選ぶでしょうから、むしろ本当のビートルズを知るためには、穴の多いこちらの方が次からは自分の好きな年代のビートルズを選んでいけるという点で、入門には適しているのではないかと思います。
・「あの状況で良くぞまとめた!」
「ビートルズが解散するらしいぞ」という話題がおませな中学生に流れ、アポロ11号が月に行った頃、このアルバムが出てきた。B面のメドレーの連続性は、とても喧嘩しているグループのものとは思われなかった。「解散はがせねただ」と安心したことをつい昨日のように思い出す。ポールがはだしだとか、VWのIF28‾もし生きていたら28歳‾のポール死亡説で一喜一憂しながら、擦り切れるまでLPを聞いた。 最後の最後で、問題を抱えながら、Beatlesは、これ以上完成度の高めようのない統一アルバムを作ってさよならして行った。
・「星100こ」
私の人生で最も大切なものがこの一枚のアルバムです。このアルバムと共に人生を歩んできたような気もします。様々な分野で才能溢れるアーティスト達が傑作と言われる作品を世に送り出してきました。どれもこれも良いのですが、このアルバムだけは特別なもののように感じるのです。すべての人に是非味わってもらいたいと思います。何度も聞き返してください。CDになって、レコードの頃のようにA面からB面にひっくり返す時の中断がないので、曲構成の斬新さがより際立ちます。今から30年以上前のものですが、ジャケットも格好良いです。現在の音楽シーンの原点がここにあると思います。ジョン・ジョージやすらかに!ポール&リンゴいつまでもお元気で!
・「映画「Let It Be」を見て。」
GWで久しぶりに帰省し、高校の先生のところに挨拶に行ったときに、彼が学生時代に深夜放送か何かで録画したこの映画を持っているというので、見せてもらいました。 本当にショックでした。Beatlesの最後は、本当にこんなにぎすぎすしていたのでしょうか? 有名な屋上でのセッションを初めて映像で見ましたが、これはかっこよかった。でも、スタジオ内のやり取りは、本当にこの名作を作る状況にあったのか、疑問でした。 やはり、プロデューサーの才覚だったのか、最後のところでは、みんながプロ意識に徹したのかはわかりませんが、この名作が、あの、喧嘩が始まりそうなスタジオで作られたことに驚くとともに、悲しくもなりました。
・「これを聴かないで死んだらもったいない!」
ビートルズの最高傑作は「サージェント・ペパー」ということになっている。が、専門家はいざ知らず、ファンに1番支持されているのはこのアルバムだろう。頭の「カム・トゥゲザー」もカッコイイけど、ジョンはもう一曲、とんでもなく美しい「ビコーズ」をつくってくれた。ジョージ・ハリスンも頑張ってる。でも、このアルバムに1番貢献しているのは、やっぱりポールだろう。どう見ても全く関連性のないジョンと自分の曲をメドレーにして、どうしてもこうでなきゃいけない、と思わせるところまで形にしてしまった。
ジョンと比較して、ポールはどうも、という人がいる。でもそれはジョンと比べるからの話で、ポールだって本当に、凄い! まあ、そもそもジョンとポールは凄さの質が全くちがうから、比較して!!もあんまり意味はないと思うけど。
ジョンとポールの二人の天才が、それぞれの才能を充分以上に発揮している。これを聴かないで死んだりしたら、本当にもったいない!
・「最高傑作なんですか?」
このアルバムは、ゲットバックが発売中止になったあとに録音されたもので事実上ビートルズ最後の作品である。よくメンバーがひとつになって創ったから最高傑作なのだと言う人がいるがそれはどうだろうか?公にはなっていないが、ゲットバックがこけたあとにビートルズ存続を願ったポールの音頭で各メンバーが力をあわせて創ったアルバムのマスターテープが盗難にあい、テープを取り戻したが内容が消えてしまったそうです。そのためセッションの時の未完成の曲をうまく使ってできたアルバムがアビーロードなのです。LP時代のB面メドレーと呼ばれる曲は、もとはと言えばボツの曲群なのです。それでもあれだけのアルバムに仕上げてしまったポールとジョージマーティンの仕事には、感嘆するしかありません。そういう意味では、ビートルズの最高傑作というよりもマーティンの最高傑作といったほうがこのアルバムの本質を言い表わしているかもしれません。とはいうもののポップスファンにもロックファンにもぜひきいてもらいたい一枚であることには違いありません。
・「プロデューサーの大切さ」
このアルバムを発表した68年当時、メンバーの人間関係は悪化していた。リンゴ・スターが一時期バンドを離れていたのはよく知られた話。ここにはグループとしての一体感は既になく、実際ポール・マッカートニーは一人で多くの曲を録音している。バンド形式の曲にしても、「お前の曲を演奏してやる」といった雰囲気がありありで、躍動感に乏しいし、重苦しい。あまりの雰囲気の悪さにエンジニアのジェフ・エメリックは途中で仕事を降りてしまったとさ。
ポール・マッカートニーの作品は佳曲がそろっているが、ジョン・レノンの曲には往年の切れの良さが感じられない。後年「ポールの曲ばかりに録音に時間をかけて、自分の曲になるとみんなの気力が失せていた」という趣旨のことをレノンは言っているが、そういう問題か?
マッカートニーのペンによる先行シングル「ヘイ・ジュード」はレノンもやる気十分で、喜んでボーカル・ハーモニーをつけている。しかし、最大のヒットとなったこの曲は、バンドの方針もありアルバムには収録されていない。そしてアルバム自体は新たな音楽的成果に乏しい。『リボルバー』、『サージェント・ペパーズ・・・』ときてこのアルバムを聴くと、なんだか詰め切れていない感じが強いのだ。
メンバーが勝手気ままにセッションを繰り返したおかげで、これまで絶妙な舵取りをしていたジョージ・マーティンもここではプロデューサーとしてうまく機能していない。収拾がつかなくなった結果としての二枚組という感じだ。「一枚にすべきだった」というのがマーティンの言い分。確かにそうだ。
・「the ultimate disc」
this is the best cd you can ever buy.It is absolutely wonderful, all the tracks have great qualityLennon and McCartney are absolutely great.I strongly recomend you to buy this.
・「ジョン・レノンの平和運動はここから動きはじめる」
「レヴォリューション」には二つのヴァージョンがあるが、このアルバム収録のものとシングル盤の最大の違いは<歌詞>にある。歌詞カードや全訳詩集では普通次のように記されている箇所がそれだ。
When you talk about destruction / Don't you know that you can count me out
ジョンはこのアルバム盤では、これにつづけて in と追加してうたっている。count outなら「勘定に入れない」という意味だが、count inなら完全に意味が逆転する。しかもここでジョンは、out を消すことなくただ in を追加している。
ジョンの平和運動を評価する人たちは大抵この曲を無視する。逆に平和運動を快く思わない人たちはこの曲ばかり採り上げる。ここでのジョンは随分曖昧だ。でも私はジョンは最初から最後まで曖昧だったと思うし、それが彼の最大の長所だと思う。
彼はたとえば現実としてベトナム戦争をつづけるアメリカは嫌いだったろうが、でも革命でもやってソビエトになろう、という運動にもやはり違和感があっただろう。ジョンは曖昧だったとしても正直だった。out は消せないが in を追加しなければ、と思うほど誠実だった。ーージョンの政治運動は次の2曲に集約できると思う。つまり「君たち(ぼくたち)に必要なすべては愛」。それから「ぼくたちが言いつづけるのはたったひとつ/平和に機会を与えよ」。
・「古典、前衛、普遍。THE BEATLES.」
音楽がまったく古くなっていかない。時の流れを超越するとはどういうことかを実践してくれている1枚。300年後の人が聴いてもそう思うだろう。これが1968年にリリースされたことなどどうでもよくなってしまうし、そのこと自体が不思議な気がする。
時々聴きたくなるし、実際に最もよく聴く1枚(『HELP』も)。ジャケットから、ホワイトアルバムという言い方をされるが、アルバムタイトルは「THE BEATLES」。その一語にすべてが込められている。
・「ホワイトアルバム余話」
『Sgt. Pepper's』はジョージ・マーティンが見事にまとめ上げたと書きましたが、このアルバムではメンバーの自己主張が強すぎて、さすがのマーティンもまとめるのはあきらめた様子。ビートルズ内の雰囲気も険悪だったようで、ついにはレコーディング中にリンゴが脱退してしまいます。そのため、リンゴがいない間にレコーディングされた「Back In The U.S.S.R」と「Dear Prudence」でドラムを叩いているのはポールだそうです。言われなければわかりませんが、ちょっとというか、かなり驚きました。だってうまいし、ずっとリンゴが叩いていると思っていましたから。でも、リンゴは何日かたって戻ってくるわけですけど、ドラムを録音し直さなかったのはなぜなのでしょう。リンゴは自分がドラムを叩いていない曲を聴いて、どんな気分だったのか、想像するに余りあります。
・「「One」であって「ベスト」ではない」
いくつかの名曲が入ってないと思うので星はあえて4つ。これはチャート1位になったビートルズの曲を集めたもの。普通のアーティストならベストと呼べるんだろうけど、ビートルズに関して言えば必ずしもベストアルバムというわけではないよな、というのが感想。もっとも世界中の人が納得する彼らのベストアルバムを作るのは無理と思うけど・・・。ビートルズに興味のある人はやっぱりオリジナルのアルバムを1つでも多く聞いてみて欲しい、と改めて思いました。
・「これがビートルズ!」
これは英米のNO.1ヒット曲を網羅するコンセプトのアルバムです。ベスト盤を名乗らなかったのは正解だったと思います。なぜなら赤盤青盤の選曲にさえ不満を洩らすファンはたくさんいます。たった1枚のCDで多くのファンが納得できるベスト盤など、ビートルズに関しては作れるはずがありません。つまり、ビートルズはヒット曲がすべてではないのです。このアルバムでビートルズに興味を持ったらぜひオリジナルアルバムも聴いて頂きたいし、もう全部聴いた人でも、このアルバムを聴いて再度ビートルズの魅力を確認して頂きたい。音質も改善されているので、買って損はないですよ!このアルバム、決して初心者専用ではありません。すべてのビートルズファンにとってマストアイテムです。ビートルズの音楽を素直に楽しめる素晴らしいアルバムだと思います。
・「いいコンセプト」
賛否両論ありますが、ナンバー1ヒットを集めるというやり方は現在考えられる中では最良のコンセプトの1つなのでは?
試しにどんな編集盤が可能かと考えてみても思いつかないし、赤盤/青盤を超えるものはなかなか難しい。ビートルズゆえにそれぞれのリスナーの思い入れの曲群が漏れたりするとどうしたって不満が出るし、限られた曲数、1枚モノという条件では致し方ないと思う。
聴く側としてはとっかかりとしてもいいし、往年のファンも最新デジタルリマスタリング盤として楽しめる。いろんな楽しみ方が可能だと思う。
ただし、個人的に今回のマスタリングについてコメントすると、初期の曲群はメリハリをつけようとしてささくれ立った音になっているようなきがしてならない。昔の音源はヘタにいじらずに、そのまま素直にマスタリングしてほしかった。後期については言うことナシ!
・「これですよ」
いい音楽を作り出すバンドビートルズ。そのビートルズのベスト的なアルバムです。ファンからするとまだいい曲はあるとの意見ですが。ビートルズを今から知りたい人には、オススメというアルバムです。このアルバムその名のとおり、一位になった曲ばかり入っています。だから、初めての方にはすごく満足のいく作品だと思います。このアルバムをきっかけに、ビートルズを好きになってもらえたらうれしいです。また、ほかの曲にも興味を持っていただければうれしいです。最後に、なんだかんだ言ってもすごくオススメな作品です。
・「素晴らしすぎる音質です。」
24ビット デジタル リマスタリング ノーノイズ テクノロジーという今現在の最高技術によって、音が素晴らしく良くなっています。たとえばShe loves youでは、リンゴのシンバルのアタック音に華やかさが増しポールのベースは艶が出ています。Let it beでのジョージのオーバー ダビングのギターソロのバックで、うっすらと軽く聞こえるダビング前のオリジナルのギターソロも、ほんの少し聞こえやすくなっています。一度本盤を聞けば、今までの同曲が収録されているPast mastersやBetles1962-1966.1967-1970の音が信じられないくらい貧弱に聞こえます。しかもオリジナルアルバムではモノラルのCant by me love/A hard days night/Eight days weekがステレオ収録されDay tripperは過去に発表されたものはステレオ、モノラル共に1分50秒の所でリンゴのタンバリンが一音抜け、編集個所が目立ちますが、本盤では初めて完璧に修正されています。結論、、、この音を知ってしまえば16年前に出ていまだにリマスターもされずに、そのままの音で売られているビートルズCDの音の貧弱さをとても痛感します。早くオリジナルアルバムのリマスターをしてくれないかな。このビートルズ1の音と内容、素晴らしすぎます。追伸、、、ブックレットは世界各国で発売されたシングル盤のジャケット写真集です。シングル盤コレクターの人には貴重な情報となることでしょう。
・「正直に告白するけど、買った当時は訳がわからなかった。」
中学2年生のとき、この福助人形まで入ったジャケットを見て、ぶっ飛んだ。ジョージファンであったが、眠くなるばかりのWithin you Without youは勘弁してもらいたかった。リボルバーのところにも書いたのだけど、Please Please Me以来少なくとも日本で発売されたらすぐ購入してきた人間にとっては、リボルバー以降ビートルズは変わってしまった、ちょいとついていけないなあ・・・というのが正直な印象。 だから、このレコードは2‾3回聞いたところでしばらくレコードラックに入っていた。大学に入って、帰省した際に久しぶりに聞いてみたら、本当にぞくぞくとした。何度も何度も通しで聞いてみた。 このアルバムの評価について、最初から「最高傑作」と言える人はうらやましいとも思うが、同世代で聞いてきた僕には、正直言うと、それは、事前の知識や評価に影響されたものではないかという密かなる疑いを持っている。それくらいこのアルバムは、強烈なパワーを持っているし、俗人ににわかにわかるはずもない飛びぬけた才能の爆発があると思う。
・「彼らの世界に身を委ねるのみ。」
このアルバムに対して、今更、論評ができる人などいないんじゃないだろうか。曲が始まって、最後のエンディングまで、ただビートルズが作り出した音楽世界に身を置くのみである。音とともに時間を過ごす。あまりにも沢山の問題提起がされ、あまりにも多くの解釈がされてきた。このアルバムは、ベートーベンやモーツァルトのシンフォニーと同様に、何度も繰り返し、繰り返し、味わい体験する音楽である。ロックが芸術となった作品である。
・「ヘンデルやシューベルトよりは上 バーンスタイン談」
クラシック好きからの感想を一言。
・「POPS界の常識を壊した作品」
ビートルズ最大の功績とは何か? それはポップス界の常識を打ち破った事にある。その常識とは、アルバムとはシングルヒット数曲と足りない分をテキトーに録音して作るものだというものだ。ビートルズはアルバムとシングルは別物という考えでした。そしてまたあらたな衝撃作品を世に送り出しました。それがすなわち本作です。トータルアルバム。ビートルズが初めて創ったものです。作ったアルバムは幾らでもありましたが創ったアルバムは本作が最初のものです。アルバム単位の作品でもあり、また独立した曲の集合体でもあるという本作のコンセプトは後にピンクフロイドが彼等に倣って狂気を創りあげたことでも知られています。本作を今現在の他バンドの作品と比べてもかび臭さは一切ありません。これって40年近くも前の作品なんだぜ!ありえねーよ! ビートルズだからできた偉業なのです。テーマはペパーズ軍曹のロンリーハーツクラブバンドのコンサートという単純なものですが、誰も思いつかなかった事を初めてやった事に意義があるのだ。
・「古臭くならない」
中学生の頃聞き惚れていたレコードでも、中年のおじさんに育ってしまうと聴くに堪えないものと、いつまでも聴きたいものとがある。それは、すごく個人的な趣味の話かもしれないけれど。
ビートルズのアルバムで2枚目に買っのがこれ(ちなみに、1枚目は「マジカルミステリーツアー」)。中学生の頃だった。そして、大人になって、CDまで買ってしまい、ときどき聴きたくなるアルバムのトップ5に入る。何年経っても色あせない新鮮さを感じる。
いずれも名曲だが、中でも、Within you, without youにはほんとうに驚いた。影響でインド音楽にこりまくり、ラビ・シャンカールなどに傾倒したこともある。また、最後の3曲のつなぎなど涙流して聞き入った。これ以来「ロックアルバムであっても、交響曲のように1枚で完結した世界を描くものが優れている。ベスト版にしててバラしてはいけない。ベスト版は邪道」との頑固な信念を持つに至ったのだから、罪作りとも言える。それぐらい衝撃的なアルバムだった。
・「ライブの中止の予告編」
この次のRevolverが飛びぬけてしまっているのに対し、このアルバムは、サイケデリックなタイトル文字と違って、充分時代的についていけた。人によっては、SGTペパーにいたる入り口として中途半端であるという評価や、アイドル路線との切り離しに失敗しているという評価(多分後付け)があるかもしれないが、それまで発売と同時に買い続けてきた者としては、ごく自然なビートルズの成長の流れであると思えたし、まとまってると思った。今振り返っても、個々の曲はどれも名曲だし・・・・現に日本公演でライブ演奏してるんだから、ライブも意識されていたが、他方で、できそうもない曲が混じっており、そろそろライブのみ収めかなと思った記憶がある。
・「ジョンの存在の大きさを再認識!歴史的転回点にある作品!」
ビートルズの作品を聞く楽しみは、音楽性がアルバム毎に変化してゆく驚きである。音楽と同時に、詞やジャケットの表情やファッションなど一緒に変わってゆく。デビュー作の「プリーズ・プリーズ・ミー」からここまで辿り付いた時、ここから一段と大きく音楽が変化し始める。
個人的には、大きなターニングポイントになったこの作品には、ジョンの役割が大きいと考えている。 有名な「ノルウェーの森」「イン・マイ・ライフ」「ひとりぼっちのあいつ」「ガール」というジョンの名曲がビートルズの音楽の方向性に大きく影響を与えたと思う。ジョンの声も何かしら思索的に聞こえる。 ジョージの才能も徐々に発揮しはじめ、ジョージらしい軽快な曲、「恋をするなら」が入っている。世界を巡業していたアイドル・バンドが、いよいよ自らの音楽を完成させるべく視点を変え始めたことが伺える。
「ラバー・ソウル」で大きく旋回し始めたビートルズは、次の「リボルバー」そして「サージェント・ペッパー」で頂点に達する。
「サージェント・ペッパー」もこの作品から聞き始めると一段と味わい深くなるだろう。
・「アイドルからアーティストへ」
ビートルズは間違いなく史上最高のアイドルグループでした。そのビートルズがアイドルであることに飽き足らずアーティストの道へと第一歩を踏み出した記念すべきアルバムが本作ラバーソウルです。特に歌詞の面での変化が大きいように感じます。ひとりぼっちのあいつやインマイライフは恋愛をテーマにしていませんし、ガールやノルウェーの森はラブソングではあるもののアイラブユーで済むような単純なものではありません。(みんなジョンの曲だ)こういうとなんか小難しいように思うかもしれませんが大丈夫!サウンド面で大きな変化が訪れるのは次作のリボルバーからで、ラバーソウルはビートルズの入り口にいるような人でも問題なく楽しめるはずです。前述の曲以外でもミッシェルなどの佳曲が多数あり! 全曲二重丸とまでは言わないが、わりと平均点以上の曲が集まっているのがラバーソウルであると言えるだろう。
・「ミュージシャンズ・アルバム」
ビートルズがレコード・デビューしてからバンドとして機能していた期間は非常に短かった。異常なまでの人気加熱が必要以上にメンバーを消耗させてしまったからである。次第に彼らは聴衆に背を向け、スタジオでの作業に没頭していくようになる。
『ラバー・ソウル』は、レコードを製作しツアーをやるという循環が辛うじてバランスを保っていた最後の時期のアルバムである。バンドとしてのまとまりもこの頃が頂点であろう。次作からはライヴを意識しない作品が収録されていくようになり、バンド編成という枠組みさえ彼らは超越していく。
このアルバムを聴いたブライアン・ウィルソン(ex.ビーチボーイズ)が対抗意識に駆られ、後の名作『ペット・サウンズ』の製作を開始したのは有名な話である。そして『ペット・サウンズ』を聴いたマッカートニーが刺激を受けて『サージェント・ペパーズ・・・』を...という空前絶後の相互作用が大西洋をはさんで発生していた60年代という時代は奇跡の10年であった。
ビートルズは所謂ミュージシャンズ・ミュージシャンであったような気がする。
・「ビートルズの音楽は万のニュアンスを持つ」
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・「赤盤、青盤だけは『買ってはいけない』」
ベスト盤としてはBeatles 1の方がはるかにお買得です。Let it beとかYesterdayにしか興味の無い人はそちらをどうぞ。入門編としてはPast Mastersをお薦めします(こんな良心的なコンピレーション出してる人って殆どいませんよ!俺はストーンズの曲を揃えるのにどれだけダブりを食らった事か...)それに比べて赤盤、青盤は中途半端です!こんな2枚組を2セット買う、あるいは買おうと思ってる時点でビートルズがある程度は好きだと思うんです。て事はその後アルバムを全部買いたくなる可能性が高いと思うのでどうせ全部ダブるだけですよ。逆に赤盤、青盤を既に持っているせいでダブり曲の多いアルバムを買う気がしなくなっている人がいるんだとしたら、それは金銭以上の損をしていると思います。解りやすく数字で言うと、赤青を買ってほとんどの曲を気に入った人は全アルバムを楽しめると思うので約7000円の損。逆に半分位しか気に入らなかった人は「1」との差額で約5000円の損をするという意味です。じゃあ赤青のほとんどの曲は好きだが赤青に収録されてない曲は好きになれない人間にとっては得じゃねえかって言われればそうかもしれませんが、私はそういう人間を見た事が一度もありません。確かにこの選曲はかなり良い(特に青盤)。でも今は簡単に高音質で録音できる時代なんだから音源集めて自分で作れば良いんですよ。自分の好みでちょっとだけ選曲を変えるという楽しみ方もあるし。ちなみに自分だったらI saw herとAsk me whyとTwist & shoutとIf i fellとTaxmanを追加します。「物」としての赤盤青盤に強い思い入れがあるという人は当時のLPジャケットを額縁にでも入れて飾っておけば良いんですよ。改めてベスト盤を買う意味を考えてみましょう。ベスト盤のメリットは安いコストでおいしい曲だけをつまみ食い出来る事です。しかしビートルズの場合は全213曲中200曲以上がおいしい曲(ちょっと言い過ぎだな)なのでベスト盤は必要ないのです。ほとんどのアルバムが並のアーティストのベスト盤以上に楽曲のクオリティーが高いですから!
追記:あとで思ったんですが、ここで酷評レビューを書いたは場違いでした。アルバムを全部持っている様な人はこんなページ見ないでしょうからね。どうぞ、赤青を買って下さい!でもひとつだけお願いがあります。赤青しか聴いてないのにビートルズを解った気になってロックを語る様な人間にはならないで下さいね♪赤青だけではビートルズがストーンズやフーにも劣らないロックンロールバンドだって事に気が付きませんから。それにしてもここに来る奴にはアンチビートルズが多いな(笑)。でも俺だってビートルズ以外は一切認めないみたいな人間じゃないですよ。そんな奴がパイレーツとかチャットモンチーなんて聴くと思うか?
最後に一句。「ビートルズしか認めない人間はロックを語る資格がない。ビートルズを聴かない人間は音楽を語る資格がない。」以上、お粗末様でございました!
・「永遠のベスト」
先の方が酷評されておられるが、赤盤はそのような観点からの評価を受けるアルバムではないと思う。これからビートルズを聴こうと思われる方には最適のアルバム。
曲数についてはちょうど良いと思う。個人的には1は曲数不足だし、「捨て曲ほとんどなしなので全アルバムが必需品」とも思わない。ビートルズにも出来の悪い曲は少なからず存在する。万人が200曲を越すマテリアルの9割以上を好むとも思えない。
音質については、1は少々違和感があるので逆に赤盤、青盤のほうが聞きやすいときもある。これから聞かれる方には音質云々よりも2枚組みが2セットのビートルズを聞いてビートルズの価値を判断してもらいたい。
現在でこそ、ビートルズのベストは大量に出回っているが、赤盤、青盤が出た当時は画期的な商品。 その時代背景を考慮すると永遠のベストであろう。
・「楽勝の星5つ」
絶対世界最高のベスト盤!自分みたいなビートルズ世代じゃない人間が聞いても100点満点のビートルズはすごい!このベスト盤は絶対買って損なし!一枚目のA DAY IN THE LIFEなんて、もう・・ホント最高です。ジョン、ジョージがこの世を去ってもビートルズは永遠に不滅です!って感じの一枚。
・「デザインがすばらしい」
このCDの魅力は、収録されている曲もそうですが、なんと言ってもパッケージのデザインが最高にキュートなところです。このCDがCDの棚にあるだけで、最高にハッピーな気分になります。収録曲はというと、1というベストアルバムに入っていなかったACROSS THE UNIVERSE等の名曲が聴けて、1の次に買うならこの青版がベストでしょう!赤版とあわせて買うとさらにキュートです!
・「ついていけなかった」
ハンブルグ時代の友人クラウス=ヴアマンのジャケットを見たとき、もう一度、ロックンロールに戻るのかと思ったけど、違った。順を追って聞いてきて、ラバーソールまではついてこれたし、すごいと思ったが、このアルバムは、サイケデリックブームのはしりの時代の中でも、当時中学1年であった僕にはついていけず、「Beatlesは変質してしまった」とがっかりしたことを覚えている。今、時代が流れ、もう一度振り返れば、いろんな評価も出来るのかもしれないが、発表当時の大方の反応は、「戸惑き」ではなかったろうか。今から見れば、確かに、違和感なく時代を先取りした先駆的名作なのかもしれないけど。
・「ロック音楽をアートとして認識させた最初のアルバム!」
イギリスのTheTimeのHPを見てましたら、「 100 GREATEST ALBUMS」としてリボルバーが、表紙を飾っていました。ビートルズには、「サージェントペッパー」「アビーロード」など史上に残るアルバムもありますが、この作品も本当に彼らの才能が存分に発揮された大変なアルバムです。リボルバーはロック音楽をアートとして認識させた最初のアルバムだと思います。
ビートルズがデビューした頃の人気たるや凄いものでしたが、一方で批判も大変なものでした。今では信じられないことですが、長髪、エレキギター、8ビート、コンサート会場の嬌声。その頃の大人は、ビートルズの音楽や彼らの才能をなかなか認めませんでした。彼らが音楽によってそのアーティストとしての価値を世間に認めさせたものだと思います。
ジョージの風刺の効いた「タックスマン」で始まり、リンゴの「イエローサブマリン」ポールの名曲「エリナー・リグビー」「ヒアゼアアンドエブリホエア」「フォーノーワン」ラストがジョンの前衛的な「トゥモローネバーノウズ」このアルバムで発揮したオールラウンドな才能は、2段ロケットのようにビートルズ音楽の世界をさらに拡大してゆきました。
彼らが認めさせたアートとしてのロック音楽は、可能性を一気に押し広げ、多くの才能が集まり巨大な世界を築かれてゆきました。すべては、このアルバムから始まったといっても過言ではないかもしれない、と思っています。
・「ビートルズのアルバムを購入するのが初めての方へ」
もし、あなたが、これから初めてビートルズをきちんと聴いてみようと思ってどのCDを買おうか参考にこのレビューを読んでいらっしゃるのならば、「リボルバー」から始めるのはあまりお勧めできません。 もし、ビートルズの全楽曲を集める覚悟が出来ていらっしゃるのあれば、ファースト・アルバムの「プリーズ・プリーズ・ミー」から年代順にビートルズの音楽的軌跡を追体験することをお勧めします。ビートルズのアルバムはそれぞれに持ち味があり、「イエロー・サブマリン」を除くどのアルバムも代表盤に成り得ますから。オリジナル・アルバムからもれたシングル曲は「パスト・マスターズvol.1&vol.2」でフォローしましょう。 そこまでの覚悟がない方にお勧めなのは、ジョージ・ハリスンが選曲した通称赤盤「1962-1966」と青盤「1967-1970」です。ビートルズの数ある編集盤の中ではこれがベストです。ただし、ビートルズは古典的教養として全曲脳に刷り込んでおいても損は無いということだけは付け加えておきます。コスト対効果を考えるなら「イエロー・サブマリン」は外しても構わないかも知れません。 本題の「リボルバー」ですが、私がビートルズが初めての方にお勧めしない理由は、①先に紹介したジョージ選曲のベスト盤に「リボルバー」からは「エリナー・リグビー」と「イエロー・サブマリン」の2曲しか選ばれていない。②しかも、この2曲は「リボルバー」の全体的コンセプトを代表する曲ではない。 すなわち、このアルバムはビートルズの中でもどちらかと言うと特殊なアルバムだと思うのです。19世紀のシューベルトと比肩しうる20世紀最高のメロディーメーカーとしてポール・マッカートニーが才能をいかんなく発揮した「エリナー・リグビー」「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」「フォー・ノー・ワン」が収録されているとは言え、やはり、このアルバムの真骨頂はジョン・レノンとジョージ・ハリスンが実践したサイケデリック・ロックであると思うのです。 歌われている歌詞の内容がサイケデリックであるか否かはともかく、ジョージの「タックスマン」とジョンの「シー・セッド・シー・セッド」の2曲はポップスという形式にかろうじて留まりつつサイケデリックな感覚を音楽的表現にまで昇華した奇跡的な作品です。サイケデリック・ロックに分類される数多くのミュージシャンの残した作品群の中にも「リボルバー」のように真にサイケデリックな音楽的表現に到達しえた作品を私は知りません。アルバムの冒頭の曲に入る前の「one,two,three,four,・・・」という掛け声からすでに衝撃的な音が展開されます。彼らの音楽的アイデアを商品としての音に仕上げたジョージ・マーティンのエンジニアとしての手腕にも注目して頂きたい。
・「王道を指し示し、その通り時代がついて行った」
リボルバーは先入観を排除し、そのまんま受け止めるのが一番。ジャケットを眺め(CDは小さいのが残念)、歌詞カードを拡げ、好きな飲みもでも脇に置いて、ゆったりと。ビートルズはロックだからとフルボリュームで聞く時代も過ぎたし、そんな中でジョンやジョージの不思議な世界を瞑想し、ポールの抜群なメロディーを堪能、とぼけてはいるが実によくアイデアが練られたリンゴのイエローサブマリンの色々なパートや効果音に耳を澄ませるなど、耳から入ったものをそのまま素直に受け入れる。僕はこのアルバム全体を支配する気だるさや緊張感がとても好きです。そしてジャケットの素晴らしさといったらため息が出る程です。僕は30年前の中1の時に自己2枚目のアルバムとして購入、当時から作品全体がとても好きでした。現代リスナーの耳ではこれが実験を試した作品だなんて信じられないと思います。時代が後から追いついたことより、ビートルズが決してアバンギャルドとか奇をてらうでなく王道を指し示し、その通り時代が付いて行った事に本当に驚愕の思いがする。
・「分岐点」
あまり自分のことを書くのはどうかと思うのですが、Beatlesの日本公演に行ったこともあるのが生涯の自慢である私としては、このアルバムは、ある面、Beatlesとの関係の分岐点になったものです。上手く説明できないけれど、Beatlesがなければ夜も日も空けぬ時代から、彼らがこうやって変わるもしくは成長するのなら、自分だって、彼らと距離を置いてもいいのではと、中学生の分際で思ったものです。今、古いブルースに凝ってますが、このアルバムをきっかけに全く別の音楽を探してみようと思い、たどり着いたわけです。
ちょいとわかりにくいかもしれませんが、それくらい、このアルバムは、インパクトがあって、その後のBeatlesとの関わりを変えたことは確かです。 それを肯定的に見るか、否定的に見るかは、それぞれの感性でしょうが、少なくとも私もここで議論されている論点にそっていうなら、最初から順番に聴いてきて、このアルバムで、「理解」を超えて、他に手を出したクチです。 そのことは、今となっては感謝していますけど。
ちなみに、1967年当時の雑誌を見ると、多くの音楽評論家が、このアルバムの評価に悩み、表現は悪いけど、人気絶頂のBeatlesには逆らえないから、「壮大な実験」とか「時代の先取り」とか、無理して書いてるなあ・・・という感じですね。
・「あの状況で良くぞまとめた!」
「ビートルズが解散するらしいぞ」という話題がおませな中学生に流れ、アポロ11号が月に行った頃、このアルバムが出てきた。B面のメドレーの連続性は、とても喧嘩しているグループのものとは思われなかった。「解散はがせねただ」と安心したことをつい昨日のように思い出す。ポールがはだしだとか、VWのIF28‾もし生きていたら28歳‾のポール死亡説で一喜一憂しながら、擦り切れるまでLPを聞いた。 最後の最後で、問題を抱えながら、Beatlesは、これ以上完成度の高めようのない統一アルバムを作ってさよならして行った。
・「星100こ」
私の人生で最も大切なものがこの一枚のアルバムです。このアルバムと共に人生を歩んできたような気もします。様々な分野で才能溢れるアーティスト達が傑作と言われる作品を世に送り出してきました。どれもこれも良いのですが、このアルバムだけは特別なもののように感じるのです。すべての人に是非味わってもらいたいと思います。何度も聞き返してください。CDになって、レコードの頃のようにA面からB面にひっくり返す時の中断がないので、曲構成の斬新さがより際立ちます。今から30年以上前のものですが、ジャケットも格好良いです。現在の音楽シーンの原点がここにあると思います。ジョン・ジョージやすらかに!ポール&リンゴいつまでもお元気で!
・「映画「Let It Be」を見て。」
GWで久しぶりに帰省し、高校の先生のところに挨拶に行ったときに、彼が学生時代に深夜放送か何かで録画したこの映画を持っているというので、見せてもらいました。 本当にショックでした。Beatlesの最後は、本当にこんなにぎすぎすしていたのでしょうか? 有名な屋上でのセッションを初めて映像で見ましたが、これはかっこよかった。でも、スタジオ内のやり取りは、本当にこの名作を作る状況にあったのか、疑問でした。 やはり、プロデューサーの才覚だったのか、最後のところでは、みんながプロ意識に徹したのかはわかりませんが、この名作が、あの、喧嘩が始まりそうなスタジオで作られたことに驚くとともに、悲しくもなりました。
・「これを聴かないで死んだらもったいない!」
ビートルズの最高傑作は「サージェント・ペパー」ということになっている。が、専門家はいざ知らず、ファンに1番支持されているのはこのアルバムだろう。頭の「カム・トゥゲザー」もカッコイイけど、ジョンはもう一曲、とんでもなく美しい「ビコーズ」をつくってくれた。ジョージ・ハリスンも頑張ってる。でも、このアルバムに1番貢献しているのは、やっぱりポールだろう。どう見ても全く関連性のないジョンと自分の曲をメドレーにして、どうしてもこうでなきゃいけない、と思わせるところまで形にしてしまった。
ジョンと比較して、ポールはどうも、という人がいる。でもそれはジョンと比べるからの話で、ポールだって本当に、凄い! まあ、そもそもジョンとポールは凄さの質が全くちがうから、比較して!!もあんまり意味はないと思うけど。
ジョンとポールの二人の天才が、それぞれの才能を充分以上に発揮している。これを聴かないで死んだりしたら、本当にもったいない!
・「最高傑作なんですか?」
このアルバムは、ゲットバックが発売中止になったあとに録音されたもので事実上ビートルズ最後の作品である。よくメンバーがひとつになって創ったから最高傑作なのだと言う人がいるがそれはどうだろうか?公にはなっていないが、ゲットバックがこけたあとにビートルズ存続を願ったポールの音頭で各メンバーが力をあわせて創ったアルバムのマスターテープが盗難にあい、テープを取り戻したが内容が消えてしまったそうです。そのためセッションの時の未完成の曲をうまく使ってできたアルバムがアビーロードなのです。LP時代のB面メドレーと呼ばれる曲は、もとはと言えばボツの曲群なのです。それでもあれだけのアルバムに仕上げてしまったポールとジョージマーティンの仕事には、感嘆するしかありません。そういう意味では、ビートルズの最高傑作というよりもマーティンの最高傑作といったほうがこのアルバムの本質を言い表わしているかもしれません。とはいうもののポップスファンにもロックファンにもぜひきいてもらいたい一枚であることには違いありません。
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