WEDNESDAY~LOVE SONG BEST OF YUTAKA OZAKI (詳細)
尾崎豊(アーティスト)
「待望のバラードベスト」「ロックビジネス」「人それぞれかな?」「『SATURDAY』よりは売れるかも」「名曲ぞろい」
「50歳のおっさんも聞ける。」「衝撃的な出会いでした」「永遠の青春アルバム。」「カリスマのメッセージ」「オリジナルアルバムとしては最高傑作」
SATURDAY~ROCK’N ROLL BEST OF YUTAKA OZAKI (詳細)
尾崎豊(アーティスト)
「ほぼ納得の行く内容です」「尾崎の歌の奥深さ」「カリスマ」「選曲が自分と同じ」
「緩急使い分けた自伝的大作」「星5つじゃ足りない」「充実の一枚」「シェリーのアンサーソング、“誕生”」「尾崎豊自身をつづった曲」
愛すべきものすべてに BEST (詳細)
尾崎豊(アーティスト), 西本明(その他), 町支寛二(その他), 星勝(その他)
「尾崎豊のヒット曲集、「コンプリート・データ」、未公開映像」「僕は当時、14歳だった。」「BESTでは分からないものがある」「「ふたつの心」」「尾崎豊の11種類の決定版」
「研ぎ澄まされた感性。」「デビューアルバムを凌ぐ力作」「音楽に理屈はいらない」「「卒業」」「今、こんなティーンエイジャーが存在するか」
13/71-THE BEST SELECTION (詳細)
尾崎豊(アーティスト), 西本明(その他), YUTAKA OZAKI&HEART OF KLAXON(その他), 町支寛二(その他), 星勝(その他)
「ある程度聴き込んだ人には、[1]十七歳の地図(Single Version) が目玉。」「きっかけ」「どれだけ時が経っても」「尾崎豊への入り口」「素晴らしいです」
「「失くした1/2」に励まされて・・・」「尾崎豊、10代三部作の完結編 (3rd. album)。」「尾崎豊の最高傑作か。」「愛という言葉に限りなく近い尾崎の自由」「愛を観点とした十代最後の作品」
「遺言」「わたしのOZAKIは永遠に生き続ける!!」「遺作となった6thアルバム(1992年)。[事情により前アカウント閉鎖]」「原点回帰したアルバム。しかし、この直後…」「何で評価されてないのか不思議。」
LAST TEENAGE APPEARANCE (詳細)
尾崎豊(アーティスト)
「このアルバムが一番。」「素晴らしいライブ音源です。」「「尾崎絶頂期」」「お前を誤解しちゃいない」「☆(偏見的)代表作満載☆」
●WEDNESDAY~LOVE SONG BEST OF YUTAKA OZAKI
・「待望のバラードベスト」
1. I LOVE YOU 2. OH MY LITTLE GIRL 3. 僕が僕であるために 4. ダンスホール 5. 群衆の中の猫 6. シェリー 7. Forget-me-not 8. ドーナツ・ショップ 9. 街路樹 10. 街角の風の中 11. 太陽の破片 12. 虹 13. シェリー THE LAST LIVE AT YOYOGI OLYMPIC POOL ON OCTOBER 30TH 1991 ありそうで無かった、尾崎のバラードベスト。ファンが選んだだけに、納得のセレクションではあります。入手困難な「太陽の破片」も、レーベルの壁を越えて入りました。ただし、以下の3点はどうでしょうか。1.何故バラードでアルバムタイトルが"水曜日"なのか理解に苦しむこと。2.「街の風景」「卒業」が、ロックンロール編のアルバム「SATURDAY」に入っていること。 3.「シェリー」のダブリ収録。ラストライブの音源は初CD化だが、それならもう1〜2曲CDに収録して、特典DVDで、動く尾崎の「シェリー」が見たかった。以上3点は評価が分かれるところでしょう。
・「ロックビジネス」
また、凄いものが出ましたね、もちろん違う意味で。
この内容なら、自分で編集・・・・
天国の尾崎が、この発売を聞いてどう思うのかな??
太陽の破片が入ってようが、そんなの今さら関係ないです、生粋のファンはもう何百回と聞きまくってます。
もう、未公開ものがなくなったのは分かりますが・・・・
♪♪口うるさい、大人たちのルーズな生活に縛られても、ステキな夢を忘れやしないよ〜♪♪
Ozakiのシャウトが聞こえてきそうです・・・・・(-_-;)
・「人それぞれかな?」
内容的にはファンからのリクエストと言えども押さえる所は押さえたな、と万人受けするベスト盤という気がします。しかし尾崎をリアルタイムで聞き続けたきた人から見れば不満もある内容では...。10.街角の風の中11.太陽の破片は今では入手不能なシングル盤からの選曲でこの2曲が入っていたから買われた方もおられると思うが、個人的には「ふたつの心」が入っていなっかったのが残念です。個人的には「I Love You」に匹敵するラブソングと思っていますので...。上記2曲の1曲をカットするか、もしくはシェリーを1曲収録し「ふたつの心」を収録した方がベスト盤としての完成度が高くなったのでは?と思います。
・「『SATURDAY』よりは売れるかも」
この『WEDNESDAY』と『SATURDAY』の存在を知らずに、自分で車の中で聴くためのCD-Rを作ったのですが、ほぼ同じ選曲になってます。ということで内容は不満のないものになっていると思いますが、私のように尾崎の曲をリアルで聴いていてCDを全部持っている人には、特に必要のない商品だとも言えます。事実、私は尾崎のベスト版は一枚も買ったことがありません。『71/71』なんてものも出ていますし、この手のベスト版はしばらく需要はないのではないでしょうか。ただ、高価な『71/71』や過去のCDを持っていない人には、あっていいものかもしれないです。最近尾崎を気になりだした人向けでしょう。特に死後は尾崎のラブソングは人気が出ましたので、『WEDNESDAY』の方が欲しい人が多いかもしれませんね。
・「名曲ぞろい」
ひとつひとつの曲は、すばらしいがアルバムとしては曲がつながっていないように思う。 尾崎豊の魂に触れるにはやはりオリジナルアルバムを聴くのがベストだと思う。
・「50歳のおっさんも聞ける。」
これはリアル・タイムで聞きました。デビュー前の尾崎氏のシークレット・ライブを我が友人が見ていて、それを聞いた私が、このデビュー・アルバムにはまりました。
17のしゃがれたブルースを、なんて聞くと、あの工業高校にいたときを思い出しちゃいます。バイクは盗まなかったけど、バイクに乗って死んだ友人もいました。親父が町工場の工員さんで、父の背中に哀愁を感じたときもありました。男子校だったので、愛・ラブ・ユーを言う相手がいませんでした。ナンパはしました。
50歳になった今、我が青春を思い起こさせてくれるアルバムです。と、全然レビューになってません。
・「衝撃的な出会いでした」
私が尾崎豊の曲と出会ったのは、高校2年生の時です。あれからもう20年以上がたちますが、鮮明に覚えています。期末テストの勉強をしながら、AMラジオ(懐かしい!)を聴いていた時、時代はアイドル全盛期で卒業シーズンの音楽紹介をしていました。菊池桃子や斉藤由貴の「卒業」といった曲がよくかかっていたころに、「こんな卒業ソングもあります」とラジオから流れてきたのが尾崎の「卒業」だったんです。寂しげなピアノ伴奏からはじまり、シャウトする彼の歌声に鉛筆の手が止まり、聞き入りました。「こいつは何ものなんだ?」と
十代半ばで大人になることや将来に対しての漠然とした不安を表現してくれたのが尾崎だったんです。今のようにモノや情報が溢れていない時代に突然現れた彼は、英雄そのものでした。今でも尾崎のアルバムは聞きますが、一瞬にしてあのころへ帰れるんです。思い出とはそういうものだとしたら、多感な時期に彼と出会い、共に時代を生きた事を非常に感謝しています。いつの日か、わが子が尾崎の曲と出会い、聞いている姿を見たとき、私はどんな気持ちになるんだろうか?
・「永遠の青春アルバム。」
リリースされて20年以上経っているが、もし尾崎が今このアルバムを引っさげてデビューしたとしても、決して古さを感じないだろうし、売れると思う。それほどに、普遍的なアルバムだ。捨て曲は一切ない。歌詞とメロディーはもちろんだが、アレンジも素晴らしい。今でも時おり聴くことがあるが、やはり、高校生の頃が、最も聴いていたし、深く心に響くものがあった。何度このアルバムに励まされ、勇気付けられたことだろう。尾崎を知らない今の高校生にも、先入観をもつことなく、とりあえず聴いてみてほしい。きっと心に何かが残るだろう。
・「カリスマのメッセージ」
私は尾崎 豊のファンではない。
ただ彼の特に初期のアルバムから放たれる強烈なメッセージはそれまでの日本には無いものであったことは確か。
感受性が先行する10代特有の心の闇、時としてそれは大人に否定される青臭さという「心の叫び」を彼は何のてらいもなく「歌」にしてメッセージを伝えようとした。
彼のファンでなくとも「15の夜」には心動かされる。
当時大人と言われる人からは甘えと散々否定された大人社会へのアンチテーゼはロックンロールの本質的役割の1つでもある。
そんな彼の傑作「回帰線」よりもこちらのメッセージの方が私の胸には響いてくる。
・「オリジナルアルバムとしては最高傑作」
シェリー、卒業が収録されていないが、I.LOVE.YOU、15の夜、十七歳の地図、OH.MY.LITLLE.GIRL、僕が僕であるために、という代表曲が入っているデビュー作にして名盤中の名盤だ。それ以外にも一曲目の街の風景。“追い立てられる街の中/アスファルトに耳をあて/雑踏の下埋もれてる歌を見つけだしたい”という歌詞が素晴らしい。自分自身のこれからのアーティストとして、何を表現していくのかを、これほどの感性で書き表わせる十代がいるのか、と自分と比較して愕然とする。二曲目のはじまりさえ歌えないも歌詞が素晴らしい。ちなみに大阪スタジアムライブCDのこの歌は大幅にアレンジされていて格好いいです。ホントに始まりが歌えてないけど。愛の消えた街など最初から最後まで捨て曲が一つもない。十七歳の地図は、シングルとは違うガラッっとした声をそのまま生かしたバージョンが入っている。賛否はあって当然だが、その感性、歌詞、歌声は素晴らしいの一言。彼に取って代わる者は現われないだろう。
●SATURDAY~ROCK’N ROLL BEST OF YUTAKA OZAKI
・「ほぼ納得の行く内容です」
私は尾崎豊のファンです。
そのファンの一人として,今回のベストの2作品の内容は,完璧とは言えないまでも,かなり納得の行くものである事は伝えておきます。
今までに出されたベストは,内容的に不完全なものばかりだったので。
今回の2作品を買えば,尾崎豊の代表作は,ほぼ網羅できると言えます。
特に,デビューアルバム『17歳の地図』の一曲目に収録されている『街の風景』が入っている事が最高に嬉しいです。
さすが尾崎豊ファン!。考えてる事は一緒ですね。
この曲の歌詞は素晴らしいです。尾崎豊の全作品の中でもトップクラスに素晴らしいと言っても過言はない。尾崎豊を象徴する一曲。是非聴いてほしいです。
ただ,尾崎豊は一体,何枚ベストを出すんでしょう?。
全作品71曲中,ベスト2枚で24曲も入れたら,尾崎豊の3分の1以上を収録してる事になる。
更に,ベストが3作品もある。はっきり言って出しすぎでは?。これならば,オリジナルアルバムを全作買った方が安い気がします。
更に,今回のベストを別々に分けたのも疑問。2枚組で3000円というベストも世の中には沢山あります。2枚組アルバムにすれば良かったのでは?。
本来,もっと安く売れる物を,わざわざ高くして売る。儲け主義を感じて,ちょっと不愉快ですね。
こういう売り方をした以上,数年後に,この2作品を2枚組にして,3000円で売る。何て言う事は,絶対にしてないでほしいです。
・「尾崎の歌の奥深さ」
1. 街の風景 2. 15の夜 3. 十七歳の地図 4. Scrambling Rock'n'Roll 5. 卒業 6. 路上のルール 7. Freeze Moon 8. Driving All Night 9. 永遠の胸 10. FIRE 11. 誕生 12. 闇の告白 13. 15の夜 THE FIRST LIVE AT SHINJYUKU RUIDO ON MARCH 15TH 1984 尾崎には、躍動感や疾走感と共に、若さゆえの脆さとか危うさナイーブな一面があります。だからファンは、敢えて激しいリズム以外の曲にも投票をしたのでしょう。結果、「ROCK’N ROLL BEST」の枠に収まらない曲がいくつか選ばれました。気になるのは、「15の夜」のダブリ収録。ファーストライブの音源ですが、映像は残っていないのでしょうか。あるならもう1〜2曲CDに収録して、特典DVDで、動く尾崎の「15の夜」が見たかったです。
・「カリスマ」
尾崎の曲を初めて聴いたのは、中学生の頃でした。今はもう23歳だけど未だに忘れられません。自分は尾崎豊にだったら抱かれてもいい!そのぐらい好きです。尾崎が好きだったら絶対買うべきです゜!
・「選曲が自分と同じ」
この『SATURDAY』と『WEDNESDAY』の存在を知らずに、自分で車の中で聴くためのCD-Rを作ったのですが、ほぼ同じ選曲になってます。ということで内容は不満のないものになっていると思いますが、私のように尾崎の曲をリアルで聴いていてCDを全部持っている人には、特に必要のない商品だとも言えます。事実、私は尾崎のベスト版は一作も買ったことがありません。『71/71』なんてものも出ていますし、この手のベスト版はしばらく需要はないのではないでしょうか。ただ、高価な『71/71』や過去のCDを持っていない人には、あっていいものかもしれないです。最近尾崎を気になりだした人向けでしょう。
●誕生
・「緩急使い分けた自伝的大作」
CDそのものの音質について言うと、CD時代の作品のため、ティーンエイジ三部作より、音の左右のバランス、広がり、重なりがあきらかに自然です。内容について言うと、詞曲とも、全二十曲を一続きで聴かせる大作を狙い、部分の足し算(成長ドキュメントの連続)だったティーンエイジ三部作を、全体の割り算(半生の回顧)でやった感じです。
曲に関しては、コードが単純だったティーンエイジ三部作よりも、外国人ミュージシャンも多数参加させ、曲ごとに緩急を使い分けたロックにしようとしています。
歌詞に関しては、まず、子供の「誕生」/誕生日、結婚、自らの逮捕要因「ドラッグ」、牢獄、「裁判」という自分史に入り込みます。次に、会社、「革命」、「テロリスト」、「経済大国」、「文明」、「法律!」、環境汚染という政治・社会にも饒舌に言及しています。そして、自分が十代のカリスマに終わる恐怖に駆られ、教養を身につけようと、吉本隆明『共同幻想論』(大学紛争の運動家の愛読書)などを拾い読みしたらしい痕跡もうかがえます。
悲しい真実・本能として反理性的でしかない人間は、闘争を避けられないものの、愛という別の本能によって救われる。尾崎の言うことは「けしてまちがっていない」でしょう。けれども、本人は大まじめに「平和」を願っていても、尾崎の歌う「経済大国」に育った若者独特の性向として、自分自身の感性・経験を正当化するために刺激的な政治・社会的用語を安易に使っているだけです。そのため、詞の価値は、尾崎が自分の半生を振り返った心境を率直に告白しているところにしかありません。総じて、長所も短所も徹底しているので、日本のロック史に残る大作です。ただし、その分、ディスク1-9や2-8以外は、気ままにつまめたり、口ずさみたくなったりするところが少ないので、買うには覚悟が必要です。
・「星5つじゃ足りない」
個人的にこのアルバムが一番好きです。前作『街路樹』は、諸般の事情で大人しくなってしまっていたものが、『誕生』で真の尾崎が復活したようです。歌詞カードを開いて驚かされました。字が小さい!言葉が多い!そう、尾崎のメッセージが溢れているのです。それがCD1枚に収まらず2枚組になっているのです。
事件後の再出発は、事実上このアルバムからだったのでしょう。そして皮肉にも生前最後のアルバムに……『放熱への証』は没後のアルバムだったので、悲しい気持ちが先にたってしまって、どうにも……
・「充実の一枚」
有名な曲からすると、とかく10代の3部作が取り上げられがちなOZAKI。しかし、このアルバムは完成度的にはすべてのアルバムの中でもっとも上だと思う。もちろん、これはその3部作や街路樹を否定するものではない。それらはすべてその時代のOZAKIをあらわしており、すべてがOZAKIだ。このアルバムの発表の背景には、もちろんあの麻薬所持事件・そして逮捕、また結婚、出産も大きく横たわっている。その絶望を乗り越えて、どん底から這い上がり、反省もし、自分の人生を振り返りながら、人間の孤独感を感じつつ人生を力強く生きていこうと訴えながら、そして完全復活を宣言する。それがあらゆる曲の中でちりばめられ、2枚目の最終曲「誕生」の中で集結している。内容的にも3部作をまったく否定することなく、この時代の(すでに大人になった)OZAKIの観点から大人の世界、社会の矛盾に、正面から向かい合いながら「愛」を歌う、こんなアルバムだ。「人は、誰もひとりにはなりたくないんだ、それが人生だ、分かるか?」(「誕生」より)。。。。だから「愛」が必要なんだ。
・「シェリーのアンサーソング、“誕生”」
この二枚組アルバムでは、なんといっても、アルバムタイトルにもなっている誕生だろう。この誕生という曲を作り出すために、二十代の全ての体験があったと思えるほど。
十代の頃、シェリーで、“何時になれば俺は這い上がれるだろう/何処に行けば俺は辿り着けるだろう” と歌ったのに対し、“俺の時計の針がちょうど午前0時をさした”という、新たな決意を込めた歌詞から始まるこの誕生で
“俺はクールにこの街に生まれた/俺は祈りの言葉なんか忘れちまった/俺はきっと まだまともにやれるはずさ/街中の飢えた叫び声に立ち向かいながら//俺は走り続ける/叫び続ける/求め続けるさ/俺の生きる意味を”と歌った。そして、
“忘れないで強く生きる事の意味を/探している答えなんかないかもしれない/何一つ確かなものなど見つからなくても/心の弱さに負けないように立ち向かうんだ”とメッセージを送る。
この10分にも及ぶロックは、自分のファン、息子、そして、自分自身に出したシェリーの答えである。
ちなみに、アルバム誕生の曲がプレイされてるライブCD、約束の日二作品もお薦め。FIRE、誕生、また、誕生の曲じゃないが、太陽の破片、I.LOVE.YOUなど素晴らしい。
・「尾崎豊自身をつづった曲」
僕は生意気にもそうタイトルにつづりました。僕は彼の死後10年後にファンになりました。その為、直接ライブを見たこともなく、リアルタイムでも彼を知ることができませんでした。僕は彼の曲、歌詞、生き方すべてに尊敬します。でも、彼のように才能をもっているわけでもなく世間から白い目で見られるような悪いこともしていません。それでも漠然とした彼の伝えたいなにかを感じて、僕は彼に生きる糧をもらったと思います。いままで聞いてきたアーティストでも生きる糧をもらったというこの感情は抱いたことはありました。でも尾崎豊さんにもらった生きる糧は今まで目を背き続けたことのような気がします。今まで尾崎豊さんのような生き方を僕は冷めた目で見続けてきました。反社会的な詩を書き、若者から支持を莫大な金に変える。それは若者の心をかき乱す行為で尊敬できないと僕は思っていました。しかし彼の後期の曲(特に誕生)を聴いて、尾崎豊さんが素直に綴った曲が曲解され受け止められたことにもがき、悩み続けて生きてきたのだと知りました。そしてその想いが綴られたこのアルバムで僕は自分が背き続けた大切なことを教えてもらいました。尾崎豊さんは歌という形でいろんな事情を抱えて生きている沢山の人を救えた。僕もやり方は違うけれどそんな人になろう。そんな感情を抱かせてくれたアルバムです。
・「尾崎豊のヒット曲集、「コンプリート・データ」、未公開映像」
結論から言うと、あくまで『「ARTERY&VEIN」THE VERY BEST OF YUTAKA OZAKI』と合わせて聴くことを条件に「合わせ技一本」での評価ということで、五つ星です。ただし、尾崎のメッセージを理解するより、彼のヒット曲を網羅的にフォローしたい方々にとっては、このベスト・アルバム単独でも文句なく五つ星だと思います。
今をときめく宇多田ヒカルは、三年前、自分の推薦するCD30タイトルのうちに、日本のものではGLAY『REVIEW』に加え、尾崎のこのベスト・アルバムを含め、「尾崎みたいにかっこいい人間は日本にはちょっといない」と語りました。宇多田にそうさせたのもうなずけるほど、このベスト・アルバムに収録されている尾崎豊の楽曲も、どれもすぐれています。さらに、CDエクストラには、急いで作られた感じもしますが、尾崎のディスコグラフィ(レコード、CDなどの発売歴、発売日、タイトル、曲目)やツアー歴などの「コンプリート・データ」や未公開映像が収録されているので、パソコン利用者にはけっこうお得な一枚です。
ただし、収録曲目については、尾崎の生前や死後にシングル・リリースされたいわゆるヒット曲が中心なので、あまりに俗受けを狙いすぎた観があります。ですから、各アルバムの最後を締めたという意味で重要な曲である「僕が僕であるために」(『十七歳の地図』)、「シェリー」(『回帰線』)、「誕生」(『誕生』)は、『「ARTERY&VEIN」THE VERY BEST OF YUTAKA OZAKI』のほうに収められています。とくに、ひどいというか初心者に対して不親切だと思うのは、このベスト・アルバムのタイトル「愛すべきものすべてに」が「シェリー」の歌詞からとられているのにもかかわらず、「シェリー」がこのベスト・アルバムには収められておらず、なおかつそのことについて何の説明も記されていないことです。
・「僕は当時、14歳だった。」
僕が生まれて初めて、自分で買ったCDが、この尾崎豊のベストアルバム。
僕はその当時、本当に弱い少年だった。高校のクラスの女の子にキモいキモいと言われ続け、男友達からも疎外され続けた。孤独だった。本当に、孤独だった。
そんな僕も、いまや23歳。デザイナーとして、なんとか生きている。運動神経ゼロで、落ちこぼれていた僕も、バイクの免許とったり、肩に何個も根性焼きつくって、ある時から不良と言われるヤツらとつるんで、自分の限界を試してみたり。必要悪ということを学んだり。
僕は一度高校も辞めている。本当に、どん底だった。でも、なんとか生きて行けるものだよ。
どん底にいた僕。何もできなくて。何もできる事がなくて。
力が欲しくて。何か、大きな事を成し遂げたくて。でも、当時の僕は本当に弱くて、非力で。
そんな僕を支えてくれたのが、80年代〜90年代初頭まで活躍していた尾崎豊と言うロックシンガー。当時、流行っていたのはデビューしたてのドラゴンアッシュやリップスライム、キックザカンクルーたち。hip-hopがやがて隆盛する1998〜2005くらい。そんな頃、非力な僕の心をいやし続けてくれた。それが、この、尾崎豊という人。宇多田ヒカルがI LOVE YOUをカヴァーしたのも、当然と言えば当然と言える。この人は、本当に伝説という言葉がふさわしい。
僕の心を支え続けたのは、当時流行っていた曲なんかではなくて、遥か昔に死んだ、尾崎豊と言う男の、魂の言葉たちだった。
今こそ、今の10代にこそ、尾崎の魂を聴いてほしい。本当に。
今、もし仮に君がいじめられていてもいいんだよ。いつか見返してやれば。
何年かあと、幸せになった君と…見返せるだけの、その、両手の幸せ。
今つらいなら、毎日これを聴いて、少なくとも、生き続けよう。僕がそうしたみたいに。
・「BESTでは分からないものがある」
尾崎豊は初期の曲ばかりが評価を受けている。「卒業」「十五の夜」「アイラブユー」などが定番となっているが、自分としてはそれらは始まりを飾っただけで、特に重要な曲ではないと感じる。そんな中で、「ラブウェイ」が選曲されているのは奇妙でもあり、いいことだと思ったが、全体としては値段の割に曲が少ないと思う。それに尾崎豊はオリジナルアルバムごとにテーマが違うので、それらを個別にじっくりと聴いたほうが良いと思う。BESTだと表面的なFANばかりが増えるだけではないのかとも思う。
・「「ふたつの心」」
遠距離恋愛を頑張る人に。相手を信じるこころ、強い意思、そういうものがあれば、と歌う。恋人たちにとって大事なものをどんどん微分化していって、最後に残るなくしてはならないもののように感じる。男の理想主義、女の現実主義の間で「こころ」の大切さをうたう貴重さ。未来に残したい曲の一つだ。
・「尾崎豊の11種類の決定版」
ヒット作を集めたのがこの作品。今のテンポの速い曲とは違い尾崎豊の曲はとにかく癒される。
早く尾崎2世が出てきて欲しいものだ
●回帰線
・「研ぎ澄まされた感性。」
デビューアルバム「17歳の地図」の完成度があまりにも高かった結果、尾崎は自分自身に非常に高いハードルを課してしまったわけだが、彼はそこからさらに奇跡的な成長を遂げ、前作を越えるこんなに素晴らしいアルバムを作ってしまった。歌われる世界も一気に広がって、学生から大人まで楽しめるアルバムになった。人生の岐路で迷ったときにこのアルバムを聴きたくなる人は多いであろう。しかし、こんなアルバムを10代でつくってしまったことは、世界的にみても、尾崎が早熟の天才であったことを示している。今聴いても、とても未成年の青年が作れる内容じゃないなと感じる。そのあまりにも鋭敏な感性と、その感性をコントロールできる抑制力がなかったこと、あるいは抑制しようとしなかったことが、結果、尾崎の若すぎる死を招いてしまったわけだが。「アクセルは常に踏みっぱなし、ブレーキなんてくそくらえ」と突っ走ってしまえる、まさに命がけの気持ちがなければ、こんなに優れた作品はできない。そして、そんな気持ちを持って曲作りに挑むことができたのは、後にも先にも尾崎しかいないだろう。
・「デビューアルバムを凌ぐ力作」
尾崎豊のアルバム批評はあらかた述べられているが、このセカンドアルバムも尾崎の初期作品として総合的完成度の高さで圧倒的評価を得ている最高傑作である、では尾崎の何が人々の心に響いたのか、今尚響いているのか、それは個人によるところがあるだろう、しかし一つだけはっきりいえるのは、私は尾崎に「自己、自分自身を投影していた」と思う、あがいていたのは尾崎ではなく私自身、もがいていたのも、心に鬱積していた思いを尾崎が社会に向けて歌っていた、その姿がまぶしかった、かっこよかった、まさしく尾崎豊に共感していた、彼のような稀有なシンガーソングライターに出会えたことに感謝している、尾崎さん、ありがとう、そして安らかなれ。
・「音楽に理屈はいらない」
久しぶりに尾崎の音楽を聞いた。自分のルーツはここにあったんだと納得してしまう。学生の頃、尾崎のメッセージは(当事の自分には)あまりに多く、内容も深かったため殆ど理解できなかった。にもかかわらず、心を離さない何かに魅かれて随分と聞いていた。今度は自分が大人になり、今あらためて尾崎のCDを聞くと、
彼が何を伝えたかったのか、何故昔自分が尾崎に魅かれていったのかが分かってくる。最近嫌な事件や暗い話題しか新聞やニュースで聞かない。社会全体がいらいらして、自分だけがよければ他人はどうでもよい人が多いような気がする。また物事の表面だけしか見ないで、本質を見ていない人も多いと思う。
学歴(テストの点)だけ磨いて、他のもっと大事な何かを忘れてきたつけがまわってきてるだけだと思う。彼が描きたかった将来の日本はこんなものだったのか?当事彼の曲を聴いて育った(今は大人になってる)人たちには、何もできないのか?TVのようにスマートでかっこよいだけが人生ではない。
人は、悩み、苦しみ、もがき、その中から何かがみえてくるものである。特に若い人には、尾崎のメッセージを聞きながら、自分にとって本当に大切なものは何か、自分をどう変えてゆきたいのかも考えて欲しい。「シェリー」には、何度も自分は勇気づけられてきた。長々と書いてしまったが、本当に良い音楽は理屈じゃない!のでとにかく聴いてみて下さい。
それから、自分の人生と色々比べてもいいかな。
・「「卒業」」
衝撃のファーストアルバムから、約2年ぶりの2作目。このアルバムには、「卒業」という、学生身分の人には痛烈に心に響くメッセージ調の物凄く濃い不滅の名曲が収録されているがこの曲のあるフレーズが、永遠の私の私自身に対するテーマと言うか、なんちゅうか本中華、心の奥にいつも残っている。
「あと何度自分自身、卒業すれば、本当の自分に辿り着けるだろう」
この詩がねぇ、本当に考えさせられるんですよ。まぁ、この問いに対しては、表面的に考えれば「死ぬまで分からん」と言うのがオチであろうと思うが、私なりの、解釈で言うと、「今現在が本当の自分」なんだろうかと。泣いたり笑ったり、怒ったり嘘ついたり、多重人格だったり…まぁ、色々なその時々の感情などありますがどれもこれも「本当の自分」なんじゃないかと思うわけですよ。いやでもね、そうは思っても、この「卒業」を聞くとやっぱし考えちゃうんですよ。そう思うと、結局「尾崎豊」と言う人物はいつもいつもすごいなぁと改めて敬意を表したい。そんな気持ちです。とりあえずは、こちらのアルバムも、是非とも聴いてみてください。
・「今、こんなティーンエイジャーが存在するか」
とても18~19歳の青年が作ったとは思えない作品。そのことを最も感じるのが「シェリー」。この『回帰線』では、1st『十七歳の地図』とは一転してメッセージ色の強い曲が揃っている。ブレイクした「卒業」もそうであるように、「Scrambling Rock'n'Roll」「Bow!」そして前述した「シェリー」。心に強く印象に残る名曲は、この『回帰線』に凝縮されている。
没後は[愛を歌う尾崎]が広く印象付けられたが、生前の尾崎は、[自由を求め叫ぶ尾崎]が一般的に印象付けられていた。当時のシングル曲と『回帰線』が基軸となっていると思う。
・「ある程度聴き込んだ人には、[1]十七歳の地図(Single Version) が目玉。」
尾崎豊というミュージシャンは、「手を抜いた曲」を作ることを、一切しなかった人である。安易にコンピレイションも出さなかったし、3曲の例外を除いてシングル・カットは全てアルバムと同一だった。あれだけの名曲を残し、社会に影響を与えたにも関わらず、オリジナル曲はたった71曲しかない。つまり、本当はベスト・アルバムなど出す必要はないのだ。没後、乱発されるベスト盤や、レア・トラック切り売り目的の限定盤を、彼は決して快くは思っていないだろう。
それを踏まえた上で、このベスト盤の聴き所は?というと、ズバリ、[1]十七歳の地図(Single Version) だろう。復刻されている 「卒業/Scrambling Rock'n'Roll(12")」 と違い、シングル「十七歳の地図」 は入手不能。このベスト盤を買う中で、かなりの人がこのトラック目当てだろうと思われる。
Sonyのベストなので、EastWest時代の曲は勿論無いし、選曲も、全曲選りすぐりとは言えないが、ある程度代表曲は収録されている。家出をテーマにした代表曲「15の夜」、尾崎のパーソナリティが良く反映されたと言われる「シェリー」、校舎のガラスを割るくだりが物議を醸したものの十代の真実を描いた曲として高く評価される「卒業」、数々のアーティストにカバーされ最も有名な「I LOVE YOU」など。
しかし、尾崎豊の曲を聴けば聴くほど、オリジナル・アルバム6作を真剣に聴いて欲しい、と思うようになるのだ。これで尾崎を知ったなら、是非、その先へ進んでみることをお奨めする。決して失望はさせないと保証しよう!!
・「きっかけ」
何がきっかけだったかはよく覚えてないけど、急に尾崎豊が聴きたくなって買いました。部屋を暗くして、ヘッドホンで聴き始めると一瞬で別の世界に連れていかれたような気分でした。今まで聴いてきたどんなCDよりも衝撃が大きかったです。
私はまだ10代なので、このベストの中の曲は生まれる前のものばかり。なのにまったく古臭さを感じなくて買ってから1ヶ月ぐらいは毎日リピートで聴きました。
でも、最後の15の夜ライブのはあまり聴かないです。くだらないと思うけど、生の尾崎豊を感じた人がうらやましくて仕方なくなってしまうから。今まで何も知らなかった自分が悲しくなるから。尾崎豊のすごさを知ったばかりの私には『死ぬ直前のライブで最後に歌われた曲』というのがまだ重すぎて聴けないです。これからもっといろんな曲を聴いて、いろんな尾崎豊を知ってから聴きたいと思います。
・「どれだけ時が経っても」
尾崎の代表曲が上手くちりばめられていて、入門編としては十分だと思う。
だが、これ一枚あれば、、、、と言うものではない。尾崎は、ベストが沢山でているが、CD一枚に収録する、ということに、そもそも無理があると思う。必ずしも尾崎の代表曲とはいえない曲が幾つが入っているし。僕が僕であるために、スクランブリングロックンロール、街路樹、誕生、太陽の破片が入らずにベストと言えるだろうか。オリジナルアルバムを聴けば、彼の、10代の3作品と、20代の3作品とではまったく曲が違うということがわかる。だから、他のベスト3作品から、曲を抜粋して、10代の作品を10曲以上、20代の作品を、10曲以上の2枚組にして再発売するべきじゃないか。いくつか曲が重複しているベストアルバムが幾つもあるというのが、ベストをきっかけに、尾崎を知りたい、と思っているリスナーを、逆に迷わせているんじゃないかと心配で仕方がない。
まぁとにかく、どれだけの時が経っても、尾崎の曲じゃなければ救われない、心にヒットしない、、、、という人はなくならないんだろうなぁ。
・「尾崎豊への入り口」
私が尾崎豊を好きになったきっかけとなったアルバムです。なぜか懐かしい感覚のする曲ばかりでした。(聴いたことなかったのに)尾崎豊は読書家だったらしく歌詞においての表現力・説得力・モノの捉え方は作家も顔負けなくらいです。そして何と言っても声量といい声もとても良いです。ライヴで必ず歌われたという「シェリー」や尾崎豊の最期のライヴとなった時に歌われた「15の夜(ライヴヴァージョン)」も収録されています。私のようにあまり尾崎豊を知らない人でもきっと好きになれると思います。
・「素晴らしいです」
まさに、尾崎豊の集大成といえる一枚です。
このアルバムを聴いて、改めて尾崎豊の自己表現、感受性豊かな曲に惹かれてしまいました。
尾崎豊かに影響を受けた人間が大変多いことが頷かれます。
私自身は、尾崎豊をきっかけに音楽が好きになり、そして今、さらに元気付けられました。
両者とも、切なさと攻撃性を兼ね備えつつも、幸せに向けて、まるで未知に立ちふさがる草を刈り取って進むかのように、答えの無い答えを捜し求めていたのが、若者に共感を受けているのだと思います。
私的には、本当に買いでした。
・「「失くした1/2」に励まされて・・・」
尾崎豊のアルバムの中では最高傑作だと思う。間違いなく、20代の私を支えてくれたのは「17歳の地図」と「壊れた扉から」だった。その中でも「失くした1/2」をウォークマン(!)で聴きながら、尾崎の声を聞き逃すまいと歩いていたことを思い出す。「信じてごらん笑顔からすべてが始まるから」の声に一体どれだけ励まされたかわからない。「卒業」はそれ自体名曲だけれど大人になると聴くのも苦しくなる。でもこのアルバムはこれからもずっと聴けそうな気がする。
・「尾崎豊、10代三部作の完結編 (3rd. album)。」
10代の若さが溢れていた前2作と比べると、少し落ち着いて幅が出てきた感じもある3作目。しかし、「良い曲が多い」という意味では、恐らく最高傑作であろうと思われる。
明るい疾走ソング 1.「路上のルール」は、自分の生き様に苦い笑みを浮かべながらも、音楽を追い求め、愛する人にすがる、尾崎の等身大の姿が描かれている。 3.「Forget-me-not」(=勿忘草)では、「ビルの向こうの空を、いつまでも探してた」と歌う。灰色の都会で求め合う二人の、ぬぐい去れぬ孤独感が、切ない。
そして、「裏の意味」では、ドラッグの影響が出始めてきた作品、でもある。4.「彼」がまさにそうで、「無口に並べた... drug」と歌っている。「ぼやけた太陽」「脆(もろ)い暮らし」など、荒れた生活感が伺える。歌い上げるコーラスも、どこか絶望的。 7.「Driving All Night」では、「死に物狂いで」橋の上を疾走する車を歌う。自由を追い求め、時に暴走することもあった尾崎豊を(これも)よく表した曲。珍しくあまり高さが変わらないメロディーで、詞が先行している曲。
他の曲が好きな人も勿論いるだろう。1曲たりとも、手を抜かなかった人だから。でも、ボクはこの4曲が突出して好きだ。
溢れる才能を持ちながら、決して幸福感が感じられない尾崎。才能に恵まれたことが、必ずしも彼にとっては幸せではなかったのかもしれないが、これだけ密度の高い人生が送れるなら、これで良かったのではないか、と納得してしまう。
・「尾崎豊の最高傑作か。」
「十七歳~」「回帰線」に比べ一般的な印象は多少薄いものの、個人的には尾崎豊の最高傑作と考えるサードアルバム。バラードの佳曲「Forget-Me-Not」の他に「路上のルール」「Driving All Night」そして「Freeze Moon」といかにも尾崎らしい疾走感があるRock & Rollがある一方で、「彼」、「米軍キャンプ」といった影のある楽曲がアルバムのアクセントになっている。
また、「Driving~」「彼」「Freeze Moon」に見て取れるように、尾崎豊程ストリートを生々しく詩の中で描写した日本人アーティストを僕は他に知らない。現在のHipHopアーティスト等がライムにしているであろう情景を、彼は20年前に既に歌にしていたのである。(表現方法や時代背景等、勿論異なる部分はあるが・・・)。
やはり聴いていると彼の描いている風景が目に浮かんでくる「ドーナツショップ」、そして恥ずかしい程綺麗なメロディーに謎かけのような言葉が並ぶ「誰かのクラクション」のラスト2曲は初期三部作を締めくくるに相応しい楽曲とアレンジの完成度となっている。
多少の説教臭さはまぁご愛嬌として、一番脂が乗っていた時期の尾崎豊がこの「壊れた扉から」だろう。
・「愛という言葉に限りなく近い尾崎の自由」
尾崎とは、生涯をかけて、“社会にうまく適応できない者の想い”を表現し続けたアーティストだった。例えばFoget-Me-Notの歌詞“初めて君と出会った日僕は/ビルの向うの空を 何時までも探してた/君が教えてくれた花の名前は/街に埋もれそうな 小さな わすれな草”というものがあるんどけど、その、ビルの向うの空、とは、尾崎的に言えば自由を探してた、と言うことになるんだけど、でも、それ以外にも様々な解釈ができる深い歌詞だ。わすれな草とはその街の中にある大切なもの、見え辛いが、見落としてはいけないもの、という、尾崎が表現しつづけたものの象徴だろう。路上のルールや彼、米軍キャンプ、ドライビングオールナイト、などその歌詞に苦悩の影が表れている。
よく、尾崎の言う自由とは何か、という問いがでるが、私個人は彼の自由を、“自分は社会にうまく適応できない。だから、そんな自分の事を受け入れてほしい”という叫びだったんじゃないか、と解釈している。
・「愛を観点とした十代最後の作品」
この作品「壊れた扉から」は、一部作「17歳の地図」、二部作「回帰線」とはひと味違った感じをさせるアルバムだ。 歌い方や声質の違いではなく、何を観点にして歌っているかの違いがハッキリ感じられた。一、二部作には「15の夜」「17歳の地図」「卒業」「teen age biuus」等、若さ、大人に対する反感などが感じられた。それこそが当時の彼が求めた大きなテーマの「自由」だったのだろう。三部作に入って、彼のテーマとなる「自由」が変わった。このアルバムは「愛」を主題としたアルバムのような気がします。「forgot-me not」「donut shop」 「誰かのクラクション」この
アルバムの曲の中から例を三つほど挙げてみても、どれもいろいろな視点から「愛」を見つめている曲だと思います。また、人の生き方をいろいろな意味で考えさせられるアルバムです。
・「遺言」
私は、彼の才能は、声そのものだと思っている。ブルースだのフォークだのロックだのどうでもいい。もっと言えば、歌詞すらどうでもいい。私は彼の、1STアルバムから、このラストアルバムまで、音楽的にどうのこうので聴いた記憶は全く無い。
音楽的に優れている作家は、はっきり言って海外に幾らでも居る。だが・・・、音楽的に優れていることのみが、作家を輝かせるというのは、明らかな誤解だ。
個人的な解釈かも知れないが、私を含めて、彼が多くの人の心の本質を掴んだのは、「彼の声そのもの」だと今も思っている。それは時代を超えた普遍的なもので、個人的な危機感から生じた、絶望的な意思表示でもある。
私は、彼のことは好きでも嫌いでもないし、尊敬もしてなければ軽蔑もしていない。むしろ個人的に付き合ったとしたら、好きになれる人間ではなかったと思う。
だからといって彼のファンを冷静になれと諭す気持ちも無い。
ただこれだけは言えるかもしれない。
「声だけは、絶対に嘘をつかない。」
それこそが、彼が今まで人を魅了してきた、隠された絶対要因のような気がしてならない。
・「わたしのOZAKIは永遠に生き続ける!!」
コンサートで最後に『また会いましょう』っていっていたのになぜ?!このアルバム絶対に忘れられません。私事ですが結婚が決まり新居に引越して初めてTVから流れた言葉が『尾崎さんが亡くなり・・・』えっ尾崎って・・尾崎・誰・・何々って感じで悲しかった。嬉しいはずの引越しだったのに突然の悲報で・・そしてアルバム発売日が結婚式でした。
バラードがとても悲しそうに聞こえ涙がこぼれました。ノリのいい曲は『これからも頑張るから俺を信じるやつはついてこい!!』っていってくれているような気がして死んだなんて信じられない・・・いまでも。。
最初の頃のアルバムも素晴らしいけれど、いっしょに年を重ねてきた私にはリアルタイムで すべて素晴らしい!!これからもいっしょに生きて行けると思っていたのに・・・。皆さん!ぜひ彼の歌を聴いてください!!!
・「遺作となった6thアルバム(1992年)。[事情により前アカウント閉鎖]」
自らの事務所アイソトープを設立、作詞・作曲・編曲・プロデュースを全て尾崎1人で行ったアルバム。デビュー当初を彷彿とさせるスウィングするギターを中心としたアレンジで、「原点回帰」を印象づける。 前作の2CD「誕生」は荒々しいサウンドや、難解な歌詞が多く、実験的なアルバムだったが、この「放熱への証」ではノリの良いロックンロールや、若さを感じる歌など、尾崎の持ち味が復活している。
「十七歳の地図」を思わせるスピード・ナンバー「汚れた絆」、ノリのいいコーラスと低音のヴァースの対比が見事な「自由への扉」、バラードの「優しい陽射し」など新たな名曲が収められている。 また、尾崎の実母が「悲しい歌ね…」と感想を述べたと言われる「太陽の瞳」、そしてその母の死に捧げられた長編「Mama, Say Good-bye」と、彼が常に抱えていた「影」の部分もちゃんとある。
しかし新たな旅立ちを記念するはずだったこのアルバムは、完成した直後に、尾崎豊本人の急死により、その歌い手を失ってしまう。直接の死因は肺水腫だが、「十代の頃、世の中に反発する気持ちで手を出した」という覚醒剤摂取のショックが引き金になったと思われる。 天才・尾崎の遺作となった事で100万枚のヒットに結びついた、と一般には言われるが、今冷静に見ても充実した良い作品だ。大理石の模様を多用したアート・デザインも美しく、個人的に最も好きなアルバムだ。
・「原点回帰したアルバム。しかし、この直後…」
自らの事務所アイソトープを設立、作詞・作曲・編曲・プロデュースを全て尾崎1人で行ったアルバム。デビュー当初を彷彿とさせるスウィングするギターを中心としたアレンジで、「原点回帰」を印象づける。
前作の2CD「誕生」は荒々しいサウンドや、難解な歌詞が多く、実験的なアルバムだったが、この「放熱への証」ではノリの良いロックンロールや、若さを感じる歌など、尾崎の持ち味が復活している。
「十七歳の地図」を思わせるスピード・ナンバー「汚れた絆」、ノリのいいコーラスと低音のヴァースの対比が見事な「自由への扉」、バラードの「優しい陽射し」など新たな名曲が収められている。 また、尾崎の実母が「悲しい歌ね…」と感想を述べたと言われる「太陽の瞳」、そしてその母の死に捧げられた長編「Mama, Say Good-bye」と、彼が常に抱えていた「影」の部分もちゃんとある。
しかし新たな旅立ちを記念するはずだったこのアルバムは、完成した直後に、尾崎豊本人の急死により、その歌い手を失ってしまう。直接の死因は肺水腫だが、「十代の頃、世の中に反発する気持ちで手を出した」という覚醒剤摂取のショックが引き金になったと思われる。
天才・尾崎の遺作となった事で100万枚のヒットに結びついた、と一般には言われるが、今冷静に見ても充実した良い作品だ。大理石の模様を多用したアート・デザインも美しく、個人的に最も好きなアルバムだ。
・「何で評価されてないのか不思議。」
このアルバムは一般的にあまり評価の高くないアルバムの様ですが、けして駄作なんかではないと思います。
良くも悪くも、この人はフォーク、ブルースに才能があったわけで、バラードの似合う人だったと思います。
このアルバムでもバラード曲は非常に良いと思います。4,6,8,11などは彼がデビューしてから大人になるまでの
色々な体験が曲のスケールを大きくしているんじゃないかなと思います。1stなどの才能だけで突っ走っているイメージはここにはないし、1stの頃には1stの頃の良さがありますが、このアルバムにはこのアルバムのよさがあるはずです。
またジャンピングビートを利用した贖罪(しょくざい)も新たな試みとして入っていてなかなか好きです。
デビューからここにたどり着くまでの経験をしっかりアルバムに入れてるし、自然に入っていると思います。
とは言っても2や9は苦悩が表れていて好きになれないですが…
・「このアルバムが一番。」
数ある尾崎作品の中でも僕はこの作品が一番だと薦めたい。同名のビデオも購入したのだが、はっきり言って、『LAST TEENAGE APPEARANCE』の尾崎が一番格好いい。他の作品をあまり見たわけではないのだが、ライブでは間違いなくこれが一番だ。このアルバムに挿入されている『路上のルール』を聞いて、僕は尾崎の虜にされたと言っても過言じゃない。
10代の尾崎は、輝いている。
・「素晴らしいライブ音源です。」
初期三部作のベスト盤的な要素が強いこのアルバム。20歳になる直前、当時「教祖」「カリスマ」等と称されていた頃、正に絶頂期に行われたライブ音源である。
ベスト的な要素に加え、このライブでの彼のボーカル、バックバンド「Heart of Klaxion」の演奏が共に抜群に安定しているので、尾崎豊を初めて聴こうと考えている人にはこのライブ盤がお勧めである。
重ねて言うと、尾崎のボーカルがとにかく素晴らしい。好きな曲ではないが、「15の夜」での彼のボーカルは完璧だ、といっても良いだろう。「17歳の地図」冒頭でのMCは尾崎ワールド全開でイタさ爆発だが、肝心の歌がスタジオ音源とは比べ物にならない程良くなっている(声質の変化によるところが大きいか)。また、アルバム全体を通して尾崎豊本人と観客のテンションが尋常ではない程高い。
「街の風景」のスローアレンジにやや中弛みを感じるが、「Driving All Night」をはじめとするロックナンバーは勿論の事、「ダンスホール」「I Love You」のようなスローバラードでもブレずに聴かせるシンガーとしての実力は、当時の日本ロック界の中では最高のレベルだったと言っても過言ではないだろう。今考えれば、ある意味この時点で既に十分咲きしてしまった感もある充実ぶりだ。
・「「尾崎絶頂期」」
「とにかくパワー全開!」「尾崎絶頂期!」・・・・・・とはいえ、「I Love you」や「ダンスホール」といったバラード・ナンバーは歌唱力あった人だけにもうちょっと聴かせて欲しかったけど・・。でも、まあ、その反面「ドライヴィング・オール・ナイト」「BOW!」「スクランブリング・ロックンロール」「17歳の地図」といった辺りは十代のエネルギーをそのまま注入したかのような凄まじいまでの出来、とにかくこいつは熱い!熱すぎる!これこそが尾崎豊だ!! あとは、アルバム・バージョンとはまったく違う「街の風景」のライブ・アレンジなんかもなかなかの聴きどころ。
・「お前を誤解しちゃいない」
頼む「17歳の地図」を聞いてれ!あの語り、あの輝きをのように僕等も語り輝かなければいけない
そして「渋谷にある尾崎の歌碑」に行くんだ。僕は真夜中に独り号泣しました。
お前を奇跡だとか神格化させたりするつもりはない。ただ、まだ僕は尾崎豊に負けている。負けっぱなしでいられるほど俺はお前を誤解しちゃいない。
・「☆(偏見的)代表作満載☆」
TEENAGE-13歳~19歳尾崎の、未だに輝いている名曲が多く入っており、このCDのシェリーは、私のお気に入りであり芸術とさえ思います。しかし、尾崎ファンの方にはお勧めしますが、そうでない方には、このCDでは少し尾崎が感じ難いのではと、ものすごく個人的に思います。参考にならないようでしたら申し訳ございません。
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