1996-2001 (詳細)
eastern youth(アーティスト), 吉野寿(その他)
「イースタンの歩み」「「凄く良いのに有名じゃないバンド選手権」」
感受性応答セヨ (詳細)
eastern youth(アーティスト), 吉野寿(その他)
「これは素晴らしい!」「吉野最高」「捨て曲なし!!」「音のぬけがかなりいいロックバンド」「無いものねだりなのはわかってますが、」
雲射抜ケ声 (詳細)
eastern youth(アーティスト), 吉野寿(その他)
「10曲目「地下室の喧騒」聴いてください」「雨眩しながら濡れますとも」「これは…!」「その時心を焼き焦がしていた物とは・・・?」「日本語」
2001-2006 (詳細)
eastern youth(アーティスト), 吉野寿(その他)
「イースタンの躍進」「日本語ロック」
DON QUIJOTE(ドン・キホーテ) (詳細)
イースタンユース(アーティスト), 吉野寿(その他)
「二束三文のシケた詩、二束三文の真実。」「僕らは明日へ歩き出せる。笑い、泣きながら。」「これを聴いて何も感じない人いるの?」「軌道修正」「これいっぺん聞いたほうがいい!!」
旅路ニ季節ガ燃エ落チル (詳細)
eastern youth(アーティスト)
「メジャーデビューアルバム」「う~ん」「歌は、夜空に・・・。」「日常の風景がザックリと」「夏の日の午後」
Quarternote 2nd-THE BEST OF ODANI MISAKO 1996-2003- (詳細)
小谷美紗子(アーティスト), 小田和正(その他), 松本圭司(その他), David Campbel(その他), 佐藤準(その他), David Russo(その他), 小倉博和(その他), eastern youth(その他), 高野勲(その他), 河野圭(その他), Michael Thompson(その他)
青すぎる空 (詳細)
eastern youth(アーティスト)
「いずれ暮らしの果てに散る」
少年ナイフ・トリビュート フォーク&スプーン (詳細)
オムニバス(アーティスト), 甲本ヒロト(アーティスト), 山本精一(アーティスト), bloodthirsty butchers(アーティスト), BEAT CRUSADERS(アーティスト), 真島昌利(アーティスト), eastern youth(アーティスト), ズボンズ(アーティスト), 二階堂和美(アーティスト), MO’SOME TONEBENDER(アーティスト), DMBQ(アーティスト)
「楽しいロック、ここにあります」「かなり贅沢・・・」
口笛、夜更けに響く (詳細)
イースタン・ユース(アーティスト)
「炸裂する情念」「滾る血潮に拳を握り締めて。」
・「イースタンの歩み」
eastern youth、結成20周年にして初となるベストアルバム。これはイースタンがメディアに注目され始めた90年代後半、そして2000年前後の音源を収録している。じっくりと聴いたが、やはりとてつもない聴き応え。イースタンは極端に名曲ばかりのバンドだが、それらをただ詰め込むのではなくしっかりと「アルバムの流れ」を作ってのベストという感じになっている。個人的な思いでは各々あるだろうが、これがイースタンから提示された「ベスト」である。もちろん悪い筈がない。
今でこそ日本らしさや、和のテイストをがっつりロックに取り込むバンドが台頭してきているがそもそもの流れを作ったのがeastern youthであることは言うまでもない。聴いたことのない人はこのアルバムにも入っている「夏の日の午後」という曲をまず聴いてみてほしい。こんな曲、イースタンでしか聴けないだろう。こんな音楽を10年以上も前からやっているのである。
イースタンを聴き始めた当時、自分は中学一年生(くらい)だった。まるで演歌の要素すら感じさせる堂々とした歌いまわしに感動し、また「今を生きる」ことを主軸としたストレートかつ捻じ曲がっている深みのある歌詞。そして地に足が着いた爆音の演奏力。それに上手く和を組み込むオリジナリティ。そのどれもが新鮮で、特に「雲射抜ヶ声」は大いに感銘を受けた。とにかく何かもが魅力的に映った。 が、ずっと聞き続けてきて判ったが、イースタンの音楽というのは年を重ねるたびに良くなっていく気がする。「染み込み度」がだんだん濃厚になっていく。「裸足で行かざるを得ない」や「静寂が燃える」の詞とか、今のほうがずっとわかる。ということを今回のベストを聴いて改めて思った。 やっぱりいつまでたってもeastern youthの音楽は自分にとって大切なものだって。憧れる。
思い入れのある曲は、衝撃度で言えば前述の「夏の日の午後」なのだが、「踵鳴る」の力強い歌声と疾走感も相変わらず凄い。「浮雲」のコード進行も面白いし、「いずこへ」とかかなり懐かしいな!「素晴らしい世界」のちっぽけであり、壮大である世界観にも惹かれてやまない。とにかく名曲ぞろい。で、緩急もつけられてるので(それを感じさせる選曲になってるので)一気に聴けるのも良かった。
でも、やっぱり一番好きなのは「夏の日の午後」かな。この曲は今でも代表曲になっている節がある。
・「「凄く良いのに有名じゃないバンド選手権」」
っていうのをやったら間違いなく日本一だと思います!イースタンユースは曲、演奏、歌、詩、サウンド全てに「本物感」がムンムン漂ってますよ。それは雰囲気と音でしか音楽を聴けないバカリスナーの私でも解ります。あと男臭さとアングラ臭も強烈です!いかにも女受け悪そうだからそれが有名じゃない原因なんでしょうね。まあ女に人気があるバンドなんてロクなのいないですけど(笑)その辺の土木作業員って感じの3人の風貌もガテン系の私としては親近感が沸きます。
ちょっとでも気になった人はオリジナルアルバムのレビューを見て下さい。レビュアー達の心を動かしてさらに人生まで変えちゃう位の勢いですよ。こんなに濃厚なレビューばっかりの音楽が他にあるでしょうか?(濃すぎるからこそ持ってもいないベスト盤に初心者向きレビューを書こうと思ったのですが)昨日や今日(70年代以降)の、洗練されてるだけで何の面白みもないBGMみたいな洋楽をちょっと知ってる位で音楽通を気取って「元ネタは〜だ」とか言って日本のロックをバカにしてる様な大先生ですら珍しく褒めてる(孤立無援の花)ので間違いないですよ(笑)。
ちなみにアジカンやサンボマスターの大ファンであり続けたいと思ってる人は....聴かない方が良いかもしれません。「聴かぬが仏」ということわざがありますから。あとBGMとして聴きたい人にもおすすめしません。一人で大音量で聴いて下さい。
これからイースタンユースを聴こうと思ってる人へ3通りの買い方を提案します。●大ファンになった→アルバム全部(ベストは必要ない)●小ファン(私)→「孤立無援」「旅路ニ季節」「雲射抜ケ声」「感受性」「2001ー2006」●ロックファン→「1996−2001」だけでも是非とも聴いて欲しい。気に入ったら「2001−2006」を
・「これは素晴らしい!」
前回のアルバムでは、作品全体の流れに激しさと緩さのリズムを感じたが、今回は常にハイテンションで、全曲がシングルとして発売されてもおかしくないクオリティの高さ。前作のようなリズムも捨てがたいが、夏にあわせて作られただけにこのテンションは体を熱くさせてくれる。全曲通してのギターノイズが、爽やかな1曲目と10曲目の間の、熱い曲すべてに1本の筋を通しているように感じる。これがイースタンユースらしさと言った所か。
・「吉野最高」
捨て曲なさ過ぎてどの曲が良いとか選べない作品。最近は英語と日本語を混ぜた歌詞がメジャーになってきているけれど日本を代表した音楽はeastern youth以外ありえない。これぞ和ロック。
ライブに行った時客の波に流されて気づいたら一番前に…。しかも会場が狭かったせいか1m先に吉野が。夜明け、ズッコケ問答、雨曝し、最後に歌は夜空に消えてゆくを目の前で熱唱された。そしてライブ後吉野と雑談して握手してもらった…一週間は放心状態だった(泣)
easternファンならこの喜びがわかるはず。この作品でeastern完成され過ぎてこの後のアルバム2枚ちょっとパッとしないです。
・「捨て曲なし!!」
エモコアだ何だといわれてますが、私はこれこそロックだと思います。吉野さんの正直すぎて少し不恰好なまでの歌声や詞の世界に根底から胸を揺さぶられるようなアツいものを感じます。もともとロックは歌詞が表す不器用なかっこよさ、無骨さを側面として持つ音楽と言っても過言ではないはず。それをただ直訳して借りてきただけのような言葉ではなく、見事に自分が持つ日本語の世界で表現しえた吉野さんのセンスに敬服します。これはイースタンのどの曲にも言えますが、ただ聴くに任せているだけでは終われない、歌詞カードを取って「読んでみたくなる」言葉が全曲に散りばめられています。
また曲はどれも今までのイースタン節を更に高みへと押し上げたような曲群になっていて、今までのキャリアとそして「まだまだこれからだ」というイキオイが見事なバランスでマッチしている最高傑作と言ってもいいかもしれません。一見、激情疾走系(←だからエモコア?)の曲が多く一時的なカタルシスで終わってしまいそうな感を得られた方もいるかと思いますが、注意深く耳を傾ければ、顔役と言えるヴォーカルやギターの裏でこれでもかと言うほどフレット上を動きまくるベースや、そうしたうねるラインに確かな立体感を持たせるドラムの絡み、といった巧みに練り上げられたリズム隊も聴き所は多分にあります。そうした見事な演奏陣と歌、歌詞とが相乗効果をなし最初の皮膚感は勿論言うことなし、更に何度聞いてもまた味が出てくるという類まれな名作に仕上がっていると思います。これまでのイースタンファンは勿論、これからのイースタンファンの期待を裏切ることないイースタン史上燦然と光り輝く快作だと思います。また、疾走感がありかつ、確かなメロディラインを持っているという様な音楽が好きな方にも、特に②、④、⑤はお勧めです。
・「音のぬけがかなりいいロックバンド」
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・「無いものねだりなのはわかってますが、」
鳥肌の立つ音楽。
PVの世界観とバンドのたたずまいに引かれて聴きましたが、ヴォーカルがあまり前に出てないんですね。この辺が微妙なところで詞に魅かれすぎた方がやると異常にヴォーカルが出過ぎてバンドらしくなくなります。でも、もう少し言葉が聞こえてくると嬉しいですね。凄く言葉が大切な音楽だと思います。
・「10曲目「地下室の喧騒」聴いてください」
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・「雨眩しながら濡れますとも」
重厚感が増し、スピードに失われすぎない言葉の聴き取りやすさにまして尚、激しく哀しく孤独で純粋で分岐的の意味でも高いアルバム。きっちり1曲毎に力が込められてるのはもちろんですが、特に「雨眩しながら濡れるがいいさ」では私の心を濡らすばかりか、どうしてか足の踵を持ち上げてくれるような錯覚さえ覚えました。「小さな友人」は深読みしてしまい、囁くような吉野のフレーズにしばし、しびれました。ベースのラインもいいし、ドラムも数段に良い。彼らは根底は変わらずに前へ前へと行ってしまうのです。とにかく聴くに限ります。女性にも聴いてくれ。
・「これは…!」
文句なしの名盤です。
個人的に、イースタンユースで一番好きなのが「旅路」「雲射抜ケ」「感受性」の三枚なのですが、その中でもこのアルバムは突出した完成度です。
いつもグダグダと長いレビューを書いてしまう癖がある私ですが、このアルバムに関しては多くを語る気になれません。
強いておすすめを挙げるなら#1,#4,#5,#6,#11あたりですが、それ以前に全体を貫通する衝動が素晴らしい。エモ入門としても最適。是非。
・「その時心を焼き焦がしていた物とは・・・?」
ライブの一発目に演奏される事の多い「砂塵の彼方へ」を収録。イースタン第三期へのアプローチが見て取れる。そういった意味からも実験的で、スリリングな楽曲が多い・・・。「浮き雲」「雨曝しなら濡れるがいいさ」「風ノ中」への並びは、最高にドラマティックである!
・「日本語」
いままでこんなに聞き込んだアルバムがあっただろうか‥と思うくらいもう聞いている。アルバム全体を疾走感が支配している。イースタンユースに出会えてよかったと思う。
・「イースタンの躍進」
eastern youth初となるベストアルバム。の、後編。2000年以降の進化&深化していくイースタンの変化を楽しめる一枚。
イースタンは「孤立無援の花」〜「感受性応答セヨ」までの流れで「日本語ロック」という表現を極めた感じがあった。そこからどういう風な流れに向かうのか?と個人的には思っていたが既にこれ以上ないくらい型が完成されているバンドなのでひたすら確立した表現を広げたり、突き詰めたりするという方向性を打ち出していた、と感じる。 「変わらない」ということ。それがこの一枚を通して聴いたときに一番感じたことである。変わることがバンドに活力をもたらすこともあれば、変わらない力強さがバンドの活力になることもある。前者に比べれば後者のほうが明らかに困難だろう。同じ方向性で違う良さというのは難しい。しかしイースタンはそれをやってのけてしまった。(それはこのベストを聴けば判ると思います)ここまで振れがない、揺ぎ無いバンドは珍しい。改めてイースタンって偉大だなあ、と思えた。
どの曲も体が反応してしまう。勢いだけでなく、リズム隊を最大限に活かしたアンサンブルの応酬にはイースタンの音楽は時代を選ばぬ良さがある、ということを感じさせてくれた。 前半のベストに比べると、割と重厚感を増してきた感のあるイースタンだが、このアルバムもまた、聴きやすい構成になっていると思う。具体的にいうと「東京快晴摂氏零度」と「炎上する幸福」のあたりとか凄い気持ちよかった!どっしりした曲ばかりではなく、きちんとイースタンの原点であると思われる「疾走感」や「焦燥感」にあふれた楽曲もきちんと混ぜ込んでいる。ていうか音の密度が凄い。こればっかりは聴いて貰わないと判らないが、お腹一杯になる感じ。少しクサイ言い方をすると胸がいっぱいになった。
どの曲も好きだが敢えていうと「世界は割れ響く耳鳴りのようだ」。シングルにもなった曲だが、ちょうど例のテロ事件があった直後で、時代性ともリンクしてたことを思い出した。「自由」のバキッとしつつも柔軟なリズムも好きだし、「街はふるさと」のサビのメロディーもなんか泣きそうになる。「365歩のブルース」もやばい。
「我々は一体、何の為に涙の唄を繰り返すのか」(365歩のブルース)
痛みすら伴うような、全身全霊の叫び。日本語のロックが好きなら一度は聴いてみて欲しい。eastern youth、ありがとう。これからも聴き続けます。
・「日本語ロック」
ずっとイースタンを聴き続けてきましたがベスト盤を聴くと曲ごとに当時の情景が思い浮かびますね。曲、詞が秀逸なのは言うまでもありませんが、なにもここまでというくらいのエモーショナルな吉野氏の声にやられてしまいます。あとは実際にライブを観るとその凄さというのが明確にわかります。三人の飄々とした、たたずまいから発せられる音楽に心を揺さぶられると思いますよ。
・「二束三文のシケた詩、二束三文の真実。」
前二作『感受性~』と『其処カラ~』は非常に完成度の高い作品だとは思ったが、個人的にいまいち煮え切らない違和感の様なものを感じていたのもまた事実だ。そして前作から一年五ヶ月振りの新譜。圧倒的なエモーションと共に突き刺さってくる音と詩。これこそがeastern youthだと思った。「彼等のメロディアスな側面が前面に出ている」?「小谷美紗子が参加している」?「久々の東京レコーディング」?「久々の英字タイトル」?んな野暮な話はどーだっていい!人間の醜悪さに、世間の俗悪さに、そして全てに絶望してる奴はこれを聴け!!確かに彼等の楽曲には甘えや同情など一切存在する余地は無いし、極端な話「自らのアイデンティティの喧伝」に過ぎないのかもしれない。しかし、自分はこの表題曲『DON QUIJOTE』を聴く度に、「勝ち組」だの「負け組」だのと軽率に他人様の人生をレッテル貼りする傲慢な連中に対する反駁の気概が沸々と煮え滾るのを感じる。「貴様等は何様のつもりだ!」と。
・「僕らは明日へ歩き出せる。笑い、泣きながら。」
良いアルバムです。ずーっと聴ける長い付き合いになるでしょう。このアルバムを聞いて少し軽くなったかなという印象を受けました。初めての方にも聞きやすい、悪い意味では無くシンプルになったというか。
心に染み入るエモーショナル。情景や人の弱さ、強さ、心境を表すのが本当にうまい人達です。
「矯正視力0.六」&「敗者復活の歌」は本当に泣けます。
少し生きることに疲れた人、人に失望している人、色んな辛い事にへこんでいる人、eastern youthに、「DON QUIJOTE」に、力を貰いましょう。
少し泣いて、笑って、拳を握り締めて、上を向いて、明日へと進めるはずです。
eastern youthに夕日が似合うと思うのは僕だけでしょうか。
・「これを聴いて何も感じない人いるの?」
私は「裸足で行かざるを得ないEP」からリアルタイムでイースタンユースを追い続けていますが今作ドンキホーテは間違いなくイースタン史上最高のアルバムです。
安易に毒づくだけではなく、見つめた自分の大切な部分をしっかりと唄っています。安易なエモい演奏ではなく大切な歌をやさしく力強く支えています。結果、他の誰の追随も許さない最終型ともとれるような素晴らしい出来映えのアルバムになっています。
ナンバーガールとか聴いて感動したって言わないで(笑)ドンキホーテも聴いて見てください。表現して生きてゆく凄さが見えるはずです。「なんちゃって」ではありません。「本気の人は何度でも新生するものだと感じ入る作品。(石角友香)」本当にそう思います。
・「軌道修正」
eastern youthは、元気・前向きなときはあまり聞かない気がする。なんだか落ちて、どこ向かっていんだかわからなくてどうしようもないとき、聞きたくなりませんか?
色々、年を重ねると落ち着いたように見えて、奥行きが増してくるんですかね。
(5)好きです。初イースタンの方も聞ける機会があれば聞いて下さい。
絶対、あとからジワジワ染みて来ますよ~。
・「これいっぺん聞いたほうがいい!!」
4年間eastern youthを聞いてますがこれほど何度も聞き続けたアーティストはいません。飽きないです。それほどの力を持ったバンドだと思います。過去の作品もうすばらしいものばかりですが、今作もかなりの出来で、ぶっちゃけ一曲目のイントロで俺はじ~んときます。どこがどういいのかってのは他の人に任せます(うまい言い回しできないので)ただ歌詞を見ながら比較的大き目の音量で聞くことをオススメします。腰を据えてじっくり聞いてください。そして何度も聞いたら是非ライブに出かけてください。必ず、その目の前の光景に圧倒されると思います。
・「メジャーデビューアルバム」
まず、ジャケットがとてもいいと思う。戦前に描かれた1枚の絵の一部分を引用したそうだが、この絵を選んだジャケットから全10曲まで、あまり言いたくないが神懸っている。良いバンドはほとんど必ずと言っていいほど、1枚や2枚まさに神懸りなアルバムを不思議なことに作ってしまうけれど、イースタンユースの場合はこれになるんだろうか。
正直それぞれ一曲一曲の良さは、次の「雲射抜ケ声」の方が上かもしれないが、アルバムを統一するテンションはこっちの方が明らかに高い。ロック音楽は楽曲の良さも大切だけど、テンションの高さが一番その作品の出来不出来を決めてしまうと思う。
「いずれ暮らしの果てに散る」と、抗いようの無い事実を受け止めながらも、「明日が呼んでいる」と、やはり!それでも生きていこうとする姿勢に、インディーズの頃から不変だった、「自分対世界」の構図が少しこのアルバムで変わったんだなあ、と感じた。
「明日の在りや無しや 知るものか」から、「明日が呼んでいる」への変化。その変化は本当に素晴らしいと思う。
10曲目「歌は夜空に消えてゆく」に歌われる一行の歌詞、
「明日また、陽が昇るなら、笑えるさ。笑ってみせるさ。」
やはりそこに表現が立ち帰ることがイースタンの目標であって本質なんだなあと感じた。
・「う~ん」
吉野氏の男臭くて美しい感性が素敵。確か写真も本人だったような?演奏は・・・ベテランだなあと思うのは私だけでしょうか。一度ライブ見に行ってみたいです。3人でもすごい迫力ありそうだ!
・「歌は、夜空に・・・。」
佐伯祐三の「立てる自画像」のジャケットに肝を抜かれた・・・。「青すぎる空」でメジャーデビューして前作の諦念の中から見上げた希望の光は、清々しい「夏の日の午後」の打ち水のようであり、「徒手空拳」で何れ暮らしの果てに散る事は、知りつつも前進する「淡い影」達だろうか・・・?明日は、晴れるだろうか?きっと暑い夏の日差しの中を歩むに違いない。思い出の彼の地にて、ひと夏ヘビーローテーションで聴きまくったアルバム。
・「日常の風景がザックリと」
ここまでハードなのに、詞的な部分を全く損なわずに両立できるバンドは世界広しと言えどそういないのでは。ディストーションが効いたギターが鼓膜にガツンと響いて、その後、胸の奥底に浸透する全10曲。
旅する人も、そうでない人も、日々を営む糧として是非。
・「夏の日の午後」
夏の日の午後が良すぎる。昔、何回も何回も聴いた。
このアルバムに収録されている曲はどれもよいが、特に夏の日の午後はイースタンユースを代表する凄まじい名曲。
・「いずれ暮らしの果てに散る」
eastern youthのメジャーデビューシングルとなる本作。当時、カタカナ英語で歌う似非パンクバンドの隆盛に嫌気がさしていた自分は、全編日本語詞で綴られたこの表題曲『青すぎる空』を聴いて、ゴルフクラブで頭をぶん殴られた様な衝撃を受けたのを覚えている。一曲目『青すぎる空』と二曲目『何処吹く風』は共にアルバム『旅路ニ季節ガ燃エ落チル』にも収録されているが、二曲ともアルバムとは別バージョンになっていて若干こちらの方がポップでキャッチーな感じに聞こえるのが面白い。アルバム未収録の三曲目『幸福の鐘の音』もeastern史上最もポップな部類に入る曲ではないだろうか。
・「楽しいロック、ここにあります」
ジャパニーズロックをあまり知らない自分にとって、参加メンバーのほとんどが今回はじめて聴くアーティストばかりだったのですが、どれもほんとうにハズレなしの見事な演奏だと思います。
洋邦問わず、過去に発表された様々なトリビュートアルバムと比べてみても、屈指の出来ではないでしょうか。
ナイフファンにはおなじみの曲が、各アーティストたちの個性によって全く新鮮に聴こえるのがとても楽しい。選曲が初期のナンバー中心なのと、ヒロトの歌がおそろしく短い点がやや不満ですが、長く聴ける一枚だと思います。
また、少年ナイフは実に良い曲を作ってきたバンドであると再確認できるはずです。このアルバムを身近な人に聴かせて、新たなナイフファンを増やすことに使いたいと思います。
・「かなり贅沢・・・」
参加メンバーの段階で、驚きの内容でしたが中身もやっぱ良かった!ひゃー!ほんとにすごい。個人的には、イースタンユース!さすがいい味出してます。何だか可愛らしいほど。英語を唄ってんのも新鮮だし。後は、山本精一!!ほんとに最高です。あの感じ。いつもながら、あのセンスに脱帽。聴けて良かった。うれし。
・「炸裂する情念」
イースタンユースが現在のスタイルを確立した記念碑的作品。一切の英詩を排除し、歌と詩と音の洪水がひとかたまりになって聴くものを襲う。激しく、熱く、悲しくて、うるさいのに、どこか冷たい。一曲目の「月影」から五曲目「窓辺に揺れる」まで息をつけない。六曲目の「只、眠れる魂」がメロウなのでほっとできるのだが....。ノイズとかポップとかパンクとかメタルとか、インディーズ盤だから音質が悪いとか、そんな細かいことは全く気にならない。というか気にする自分が恥ずかしくなってしまう。ただただ純粋な音楽がそこにある。ただただ真摯に音楽に取り組む人間の生の渇望が凝縮してそこにある。
・「滾る血潮に拳を握り締めて。」
第二期イースタンの黎明期の作品。前作「イースタンユース」で日本語のパンクと云うカデゴリーに身を置いていた、彼らがその泥沼からの離脱を宣言した作品。森田童子の「たとえば僕が死んだら」をオリジナルな展開でコピーして見せ、この歌が好きで演っているんだと語る。前作の怒りや焦燥の中から拾い上げ手にした物は、大きかったに違いないだろう。アルバムのラスト「冬の残像」はインストながら、物語的な映像が浮かぶ。因みに歌詞は、掲載されている。
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