ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章 (詳細)
ポリーニ(マウリツィオ)(アーティスト), ストラヴィンスキー(作曲), プロコフィエフ(作曲), ブーレーズ(作曲), ヴェーベルン(作曲)
「思い出の名盤。」「歴史的録音!」「ポリーニもいいけど「のだめ」のイメージなら女流ピアニスト」「史上空前の演奏」「LP2枚分を1CDに収録した超お買い得品!」
PRIMO (詳細)
神尾真由子(アーティスト), ストラヴィンスキー(作曲), ワックスマン(作曲), チャイコフスキー(作曲), シマノフスキ(作曲), ショーソン(作曲), グラドコフ(ヴァディム)(演奏)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 (詳細)
ハーン(ヒラリー)(アーティスト), ブラームス(作曲), ストラヴィンスキー(作曲), マリナー(ネヴィル)(指揮), アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(演奏)
「ブラヴォー」「清新にして切れ味の良い快演」「ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲」「ヒラリー・ハーンに喝采」
PRIMO(初回生産限定盤)(DVD付) (詳細)
神尾真由子(アーティスト), ストラヴィンスキー(作曲), ワックスマン(作曲), チャイコフスキー(作曲), シマノフスキ(作曲), ショーソン(作曲), グラドコフ(ヴァディム)(演奏)
「かなりがっかり」「各曲の完成度について」「勿体ないです」「よかったです!」「素晴らしいです」
Stravinsky, Prokofiev, Webern, etc / Maurizio Pollini (詳細)
Pierre Boulez(作曲), Sergey Prokofiev(作曲), Igor Stravinsky(作曲), Anton Webern(作曲), Maurizio Pollini(Piano)
「永遠の記録」「若きポリーニの金字塔」「若い表現」
池袋ウエストゲートパーク Classic Edition (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), ローザンヌ声楽アンサンブル(アーティスト), コルボ(ミシェル)(指揮), アーヴィング(ロバート)(指揮), バレンボイム(ダニエル)(指揮), アース(モニク)(演奏), フェルメール弦楽四重奏団(演奏), ロリオ(イボンヌ)(演奏), ボロディン弦楽四重奏団(演奏), ライヒ(スティーヴ)&ミュージシャン(演奏), ニューヨーク・シティ・バレエ管弦楽団(演奏)
「300年前の音楽と今の池袋」「これがクラシックなのか!」「池袋ウエストパークを読んだ人」「聴けば聴くほど、クラシックの虜…?!」
ストラヴィンスキー:春の祭典 (詳細)
ブーレーズ(ピエール)(アーティスト), ストラヴィンスキー(作曲), クリーヴランド管弦楽団(演奏), ニューヨーク・フィルハーモニック(演奏)
「懐かしいジャケットで再登場。LPが擦り切れる程聞き込んだ!」「なかなか通!!」「ブーレーズハルサイ中、No.1」
ストラヴィンスキー:交響曲集 (詳細)
ラトル(サイモン)(アーティスト), ベルリン放送合唱団(アーティスト), ストラヴィンスキー(作曲), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
「ストラヴィンスキーにしてはおとなしい」「フレッシュな感動! ラトルのストラヴィンスキー」
The Art Of The Theremin (詳細)
Joseph Achron(作曲), Manuel de Falla(作曲), Alexander Glazunov(作曲), Sergey Rachmaninov(作曲), Maurice Ravel(作曲), Camille Saint-Saens(作曲), Igor Stravinsky(作曲), Pyotr Il'yich Tchaikovsky(作曲), Henryk Wieniawski(作曲), Nadia Reisenberg(Piano)
「テルミン演奏の定番。」
展覧会の絵&火の鳥 (詳細)
山下和仁(アーティスト), ムソルグスキー(作曲), ストラヴィンスキー(作曲)
「展覧会の絵&火の鳥」「未だに「唯一無二」の演奏」
● 割と好きなもの
● 新リスナーのためのクラシック音楽(女性ヴァイオリニスト編)
● 欲しい本自分メモ
● RCA Red Seal☆THE BEST 室内楽曲2〜器楽曲1
● ポリーニ
● ノ・ダメ★曲集
・「思い出の名盤。」
まったく個人的なことですけど、私はこのアルバムに衝撃を受けてピアノの先生になりましました。こんな驚異的なアルバムは他には聞いて事がありません。 まず、ペトルーシュカ。この拷問的かつ残酷なテクニックを要求する曲を余裕綽々でポリーニは演奏しています!(しかも随所に遊びさえ入れながら!!)
さらにすごいのがプロコの第7番。私も弾いたことがありますが、全曲通じてあのような緊張感を持続させることは至難の業です。 ヴェーベルンも構造云々より水晶のようなきらめきを湛えた名演です。
そして白眉がブーレーズ先生の第2ソナタ。それまで知的のイメージが強かったポリーニが異常なまでの興奮を引き出しています。(これは人間業ではありません!!!)
・「歴史的録音!」
ポリーニの才能が遺憾なく発揮された超名盤です。
特に、「ペトルーシュカからの三楽章」では、この曲の一つの理想を示していると思います。目もくらむような輝かしく色彩豊かな音色。難曲を完璧に弾きこなす驚異的な技巧。これを超える演奏はありえないのでは?
プロコフィエフも、技術的には全く問題なく、余裕で弾いています。しかし、あくまで私の主観的感想ですが、ポリーニの伸びのあるタッチが曲にマッチしていない(特に三楽章)のではないかと感じました。
・「ポリーニもいいけど「のだめ」のイメージなら女流ピアニスト」
CDを検索しても、あまりヒットしないマイナーな曲です。最近、これを購入して聴いてみたいと考える人は、たぶん「のだめ」がコンクールで弾いた曲であるからではないでしょうか。ならば、女流ピアニストの盤をと考えるのではないでしょうか。最近では広瀬悦子さんの新譜「ラ・ヴァルス」にも入っていました。これは入手しやすいのではないかと思います。私は、山岸ルツ子さんにのだめのイメージを重ねます。山岸さんはのだめより格段に美人である点を除けば、打鍵の強さが男性的で、跳ねる、踊り出す、という形容が合う演奏です。ただしライブです。
・「史上空前の演奏」
「ペトルーシュカ」といえば、難曲中の難曲ともいえる曲で、普通の人なら譜面を見ただけで弾くことを断念させられる曲である。だが、ポリーニはあの「ペトルーシュカ」を何事もなかったのようにすらすらと弾く。多少なりともピアノを弾く者なら嫉妬を抱かずにはいられない演奏。ある種のスポーツ的快感すら感じさせる。
・「LP2枚分を1CDに収録した超お買い得品!」
LP時代は、ストラヴィンスキーとプロコフィエフが片面ずつで1LP、そしてもう1枚はウェーベルンが前菜でブーレーズがメインディッシュとして収録されたもの。どれも若きポリーニが超絶技巧で弾きこなしております。ブーレーズ作品は、師匠メシアンの奥様イヴォンヌ・ロリオが弾く事ができず、悔し涙にくれたという、師匠の恩を仇で返すような若きブーレーズらしさと、いつもの冷徹さを飛び越えた迫力充分な作品。このCDでは、ウェーベルンが最後になっていますが、ポリーニの圧倒的な熱情いっぱいのブーレーズの後、短くも美しいウェーベルンで、聴き手の気持ちを静めてくれる(ポリーニが弾くとウェーベルンも緊張感一杯ですが)という構成か?とにかくこれは、買うしかありません。
・「ブラヴォー」
人間も年齢を重ねるにつれてブラームスの良さが心に染みるようになるようで、最近コンサートで感銘を受けてからHilary Hahnのブラームスのヴァイオリン協奏曲のCDをよく聴きます。
第1楽章ではテーマに付けられた独特のアゴーギグに少々抵抗感を覚えますが、決して技巧そのものを誇示していないのに難しいパッセージでの微塵の狂いも無い音程とリズムの切れ、重音を弾く時でも決して汚い音を出さないテクニックの冴えは素晴らしいです。
もちろん第2楽章のしみじみとした情感も後半の自然な盛り上げで聴かせますが、何と言っても圧巻はリズミックな第3楽章のテクニック冴えと、細かい音符が鮮やかに弾ききられたコーダの一糸乱れぬ追い込みは思わずブラヴォーです。
・「清新にして切れ味の良い快演」
現代的で美しい、少し温度の低い感じがまたたまらない魅力です。すっかりヒラリー・ファンになりました。
・「ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲」
ハーンのブラームスについては、個人的には、細かすぎるビブラート、それにフレーズの後ろの方につける独特なアゴーギグ、及び音の切り方が気になる(それは気に入らないという深刻な意味ではない)。第一楽章の猛烈な演奏スタイルは、大好きなシェリングのライブ録音(指揮:クーベリック)と似ているように聞こえ、親近感を抱く。
ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲については、ストラヴィンスキーと交流のあったミルスタインの自伝に、長々と書いてあったのでどんな曲なのか興味を持っていた。わたしは、ハーンの録音によって始めてこの曲を聴いた。わたしは所詮素人なので、ミルスタインが自伝で言及したような印象(「もっと素晴らしいものが書けたはずだ!」)は抱かなかった。いーじゃん、この曲。そんな感じ。
・「ヒラリー・ハーンに喝采」
ブラームスは交響曲2番をよく聴きますが、最近ヴァイオリン・コンチェルトが心に染みます。第1楽章では難しいパッセージでも乱れることなく、音程は正確無比、リズムもよいです。カデンツァではヴァイオリンを十分に歌わせています。第2楽章のオーボエのソロのあと、ヴァイオリンが同じメロディーで繰り返します。全体としてアダージョのしみじみとした情感で聴かせます。第3楽章では細かい音符が鮮やかに粒だって聞こえます。オーケストラとの相性もよいです。「ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調」はアバド指揮(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)、ヴァイオリン・ミンツのも手許にありますが、このヒラリー・バージョンのほうが演奏は速いです。第1楽章ではヒラリー版は23分15秒、ミンツ版は23分32秒。第3楽章のアレグロではヒラリー版は7分43秒、ミンツ版は8分45秒ですから1分ぐらい高速です。ヒラリーさん、いい音楽をありがとう。
・「かなりがっかり」
神尾さんの良さが全く出ていません。この音は神尾女王様の音じゃない。もっと鬼気迫り激しく情熱的に切れ込んでくるみたいなのを期待してたのですが。神尾さんが悪いんじゃなく、たぶん録音スタッフが最低なんでしょう。気の抜けたカルメンになってしまいました。次回はほんと録音スタッフ変えてください。これじゃクラシックじゃなくてお手軽ポップス。BGMを目指したのでしょうか。あ〜あ。
・「各曲の完成度について」
チャイコフスキー(ワルツ、瞑想曲)、カルメン幻想曲について。いずれの演奏も出だし、最初の2〜3分は情感溢れている。しかしその後が急速に平板な演奏となり、集中欠如を感ぜざるを得ない。
ショーソンの詩曲について。残念だが、単に楽譜をなぞっているだけで、神尾氏が何を表現したいのか、全く伝わってこなかった。平板な演奏というのではなく、音大受験生向けの模範演奏を聴いているようだったというのが正確だろうか。
シマノフスキの演奏について。湧き上がるような旋律がこの楽曲の特徴だが、最初から高い位置から始まってしまっており下から上へというベクトルが見つけられない。うねるような旋律なのにストレートな旋律に聞こえ、メロディーを旋回させることも出来ておらず、これも難有。
イタリア組曲。意外とまともに演奏できていた。しかしまともに演奏できていただけでは、プロと言えようか。作品の背景、作曲者の意図など解釈が浅く、もっと踏み込んだ演奏が望まれる。
それから情熱的という表現が良くこの神尾氏には使われる。しかしチャイコフスキーコンクールの演奏も含めてだが、前優勝者諏訪内晶子氏の演奏とは雲泥の差がある。諏訪内氏はかなり激しい演奏なかにも端正さを失わない、という演奏スタイルが定着し近年その傾向がますます顕著だ。それに比べると神尾氏の演奏では情熱的?と首をかしげざるを得ない。私は随分おとなしい優等生タイプの演奏家と感じる。
後は他の方のご指摘どおり。録音状態が悪い。
いずれにせよ今後更に神尾氏が研鑽を積まれ、色々な人生経験を積み、より良い音楽を世に送り出してくれることを望む。
・「勿体ないです」
演奏は流石というところです。もっと聴いてみたいと思わせてくれました。
ですが、レコーディングの品質がかなり悪く、聴いていてとても歯がゆく、はっきり言って疲れます。音のバランス、調和のとれてないところが目立ち、というよりも演奏よりも気になるレベルで。。。
演奏が良いだけに非常に勿体ないなって思いました。
・「よかったです!」
NHKのドキュメンタリーを見てダイナッミックで、かつ繊細でまたあまく切ない音色にはまりました。ヴァイオリンのことは無知に近い私ですが、神尾さんの演奏は一音一音に魂が込められたようで、一音も聞き逃すまいと集中してしまい、あっという間に曲の世界に引き込まれていきます。そして聞き終わってもまた何度も何度も聞いてしまうという、麻薬のようです。
・「素晴らしいです」
彼女はヴァイオリンを美しく鳴らす事と、生々しく鳴らす事をテクニックとしています。乱雑に感じる部分は、聞き手が新しい技術に耳が慣れていない証拠。ヴァイオリニストによくある、美しく、ヌラヌラと、タメやコブシ・・・を一掃し、曲にスパイスを与える!こういう弾き方を計算してする弾き手は、ここ数年の新人では彼女だけではないでしょうか。素晴らしいとしかいいようがないでしょう。
録音については、あえて注文つけるなら、ピアノの音質ですね。ピアノの中低音が音量、音質とも魅力がないのと、ピアノのみホールトーン(リヴァーヴ)が聞いていて立体的な音色のヴァイオリンとアンバランスと感じます
しかしそれを吹き飛ばすほどの彼女の演奏は持っていて価値ある録音と思います。もちろん買いでしょう。
●Stravinsky, Prokofiev, Webern, etc / Maurizio Pollini
・「永遠の記録」
その実力と名声を考えればポリーニのディスクは少ない。だが、それら多くは名盤と呼ばれるものである。しかし、その名盤の中から最高のものを選べといわれれば、このディスクを挙げないわけにはいかない。「ペトルシュカ」や「戦争ソナタ」の演奏は、あの屈指の名盤として名高いショパンのエチュードに匹敵するものである。どれも難しい曲なのだが、それらをポリーニは、何事もなかったかのように弾く。聴いているほうが呆気にとられてしまうほどである。ともかく、このディスク、最高に難しい曲を、最高の技術を持って弾いてしまった男の永遠の記録ともいうべきディスクである。
・「若きポリーニの金字塔」
LP2枚分を1CDに収めてこの価格で聴ける。良い時代になりました。難曲が多い中でも、ブーレーズの第2ソナタは、ブーレーズが師事したメシアンの奥方イヴォンヌ・ロリオが演奏できず、涙を流して悔しがったという逸話がある難曲中の難曲。それを軽々と弾きこなしてしまうポリーニのテクニックの凄さにまず圧倒されます。LPの時はウェーベルンの作品は、ブーレーズの第2ソナタの導入部としてカップリングされていました。4作品とも、ベストな演奏といって良いでしょう。クラシックファン必携です。
・「若い表現」
ポリーニならではの衝撃を期待していたらみごとはずれました。破綻のない表現ですが聴いて燃え立つものがありません。
・「300年前の音楽と今の池袋」
このCDはとても聴きごたえがある。原作にはいろんな音楽が聴こえてくるけれど、誠くんのセンスは素晴らしい!クラシックだから素晴らしいとかではなくて、メロディーに対するセンスが素晴らしいのです。このCDを聴きながら原作を読んでいると、想像の翼が広がっていくのが感じられて、テレビドラマとは違う感覚が味わえる。なんといっても感動的なのは、トラック10のバッハのマタイ受難曲からのアリア。あまりにも優しさに満ちあふれたこの曲が、現代の、いろんなものが混じり合い、それでもアットホームな感覚を与える不思議な街、池袋の、それも西口公園の夜景に驚く程シンクロしている。こんなこと、だれが思いつくだろうか。誠のくんのセンス、そして作者のセンスに脱帽だ。
・「これがクラシックなのか!」
原作とドラマの違い、脚本がどうのこうの(あれはあれで良い脚本であったと思う)と言う前に、音楽的なことではないだろうか。視覚は読む人読む人の想像力がものを言う。しかし指定された音楽は、それを聴いて初めて納得するだろう。IWGPと大昔の作曲者の想いがリンクする。ってだいそれたことは言いません。聞きながら本を読んでください。
すんなり話が頭に浮かぶ。この俺にもできたんだ、あんたにできないはずがない。クラシックってかたくならずにヒーリングCDとして聞いてれば、そのうちクラシックにはまってるかも。そんなマルチ商法みたいな(失礼)一枚です。
・「池袋ウエストパークを読んだ人」
池袋ウエストパークのなかでマコトが聞いていたクラシックが選ばれています。選曲は作者の石田衣良さんが担当しています。池袋ウエストパークを読むときのお供にぜひ1枚。
・「聴けば聴くほど、クラシックの虜…?!」
石田衣良さんの有名作『池袋ウエストゲートパーク』が大好きで、その本に必ず出てくるクラシックが気になってCDを探していたところ、なんと本に登場してくるクラシックCDが発売されているということで、即買いしてしまいました!正直なところ、普段あまりクラシックを聴かない私は、最初聴いた時戸惑ってしまいました。それは、あまりに聴き覚えがない曲ばかりだったからです。実は『メジャーな曲』ばかりを期待していたのですが、そうではなく、本当に石田さんが選んだBESTがチョイスされていました…★ただ、「一曲目は誰もが知っている名曲ですが、後は全く知らない曲ばかりで期待はずれ…」なんてことには全くなりませんでした!それが、このCDの魅力だと思います。自分でも驚いたことに、何度も繰り返し聴くと、一曲一曲に愛着がわいてきて、最初戸惑ったのが信じられないほどクラシックの世界のとりこになってしまいました!オマケに一曲ずつ石田さんのエッセイ?&本の名台詞&池袋の風景写真が歌詞カードについており、かなりお得感が味わえました♪本を読んで「どんな曲なんだろ・・?」と少しでも思ったなら、是非これを購入すべきです☆一気にクラシックに詳しくなった気になれますよ!笑
・「懐かしいジャケットで再登場。LPが擦り切れる程聞き込んだ!」
初めてブーレーズの指揮するLPを購入したのが、今から35年前、高校1年の時でした。当時、世評の高いストラヴィンスキーという作曲家の「春の祭典」のブーレーズ盤が素晴らしいと聞き、訳も判らず購入しました。ダブルジャケットで、内側には、ブーレーズの解説で、この曲の変拍子の規則性の説明が有り、読みながら聴き込み、擦り切れる程聴いた(本当です、冒頭の部分は、空で口ずさめるようになりました)。同時期にプログレッシブ・ロックを聴いていたが、こちらの方が「プログレシブ」だと感じた程。作曲から90年以上立つが、未だに色あせない。70年代のプログレで90年後(2060年代)に残るものは幾つあるだろう?併録のペトルーシュカも躍動感溢れ、素晴らしい! 私個人の音楽感を変えた名曲です。DGの再録音よりも尖った指揮に惹かれます。ロックファンも聴いて損はしないですよ。
・「なかなか通!!」
この春の祭典はバレエ音楽の中でも知っていたら結構通!!なんともロシアらしさの出ている可愛らしいバレエで、もちろん曲を聴くだけでも楽しめます。たまのリラックスなんかにはオススメ
・「ブーレーズハルサイ中、No.1」
現在、簡単に手に入る、ブーレーズの3種の「ハルサイ」中、この盤が最高のアグレッシヴな演奏だ。冷静に響きを組んでゆく対極にある、血の吹き出るようなノリとスコアの読みどこを取っても興奮の嵐を呼ぶ。「ブーレーズって何か冷たいから嫌いだ」と思っている人はこの盤を聴けば天地ひっくり返る程、ぶったまげます!しかも演奏はギリギリのところで破綻が無く、カーチェイスのようなスリルが味わえます!
・「ストラヴィンスキーにしてはおとなしい」
「ハ長」、「3楽章」にはデュトワ=スイス・ロマンド管の超名演がある。どちらの曲も、ストラヴィンスキー特有の荒々しさだけでなく思いがけない旋律の美しさ、音楽的ジャンルを超えたクロスオーバー的な音作りが満載だ(一部、ジャズ・イディオムらしきものも取り入れられている)。ラトル=BPOの演奏は確かに音楽的には美しいが、どことなく微温的で、冷徹で研ぎ澄まされた鋭さがない。「ラトルの指揮だから」という先入観で勝手に期待していたところもあるのだろうが、いささか悪い意味でまとまりのよすぎる演奏との印象はぬぐえない。「詩篇」も同様。もしこの曲で1枚だけとるとしたら、ショルティ=CSOを推す。
・「フレッシュな感動! ラトルのストラヴィンスキー」
ラトルとベルリンPOによるストラヴィンスキーの交響楽3つ。普段、『春の祭典』や『ペトラーシュカ』などしか聴かないリスナーには、十分に面白く感じるだろうし、ラトルの才気煥発、ストラヴィンスキーのシンフォニーの楽しさは満喫できるだろう。構えの見えるブルックナー(『ロマンティック』)などよりよほどの名演と言えようし、ロマン派よりも指揮者自身の適性のようなものを感じる。もっとも、それではベルリンに長く留まれないという事情もあるだろう。アバドは徹底的にブルックナーを苦手としていたようだし、ベートーヴェンも聴くに耐えなかった。カラヤンも最晩年の一部のライブを除いて、ブルックナーはことごとく凡演。ベートーヴェンにも本質的な齟齬を来たしていたのだが・・・。
とはいっても、このストラヴィンスキーでさえ、ヘビーなリスナーにはいろいろと不満もあるようだ。評者のような何が何でもストラヴィンスキーという意識の薄い者には、本ディスクはまずまず満足できる水準。『詩篇交響曲』の合唱の扱いなどは、これはこれで名演というにやぶさかじゃあない。ラトルは合唱の扱いが上手い。全体的には☆2つ程度の出来だった『ドイツ・レクイエム』でも合唱には感心した。いろいろと批判もあったが、ベートヴェンの第9でも合唱は誠に見事だった。
・「テルミン演奏の定番。」
ロシア生まれの電子楽器「テルミン」。その生みの親、レオン・テルミン博士の生涯を描いた映画が公開されたことで一躍話題となったこの楽器。その魅力を知るうえで忘れてならないのがこの一枚です。かつてはバイオリニストを目指すも諦めざるを得なかった、女流テルミン奏者クララ・ロックモアの凄演。テルミン博士も認めた彼女の技術と音楽センス。「これこそ私のための楽器」と言わんばかりの名演奏がここにあります。テルミンを知るなら、まずこのアルバムを。
・「展覧会の絵&火の鳥」
ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」とストラビンスキーの組曲「火の鳥」をギター1本で演奏している、力作です。ギターという小さなしかも左手で弦を押さえて右手で弾くというハンディーがある中、ギターで演奏できるジャンルを広げたという功績は大きいです。しかし余りのハイテクニックの演奏であるため、恐らく彼以外の人は演奏するのを躊躇するでしょう。とくに「火の鳥」では超人的な技巧が使われており、普通の人は全く手がでない演奏となっております。演奏は原曲の雰囲気をかなり忠実に再現しており、彼の持っている音楽性の高さと技巧の高さが現れています。山下和仁の技巧を堪能できる1枚と考えます。
・「未だに「唯一無二」の演奏」
山下が「展覧会の絵」を編曲、演奏してからすでに30年近い年月が流れたが、当時「絶対に誰にもマネできない唯一無二の演奏」であると確信すると共に、、「ひょっとしたらいつかは山下を凌ぐようなギタリストがこの地球上のどこかから現れ、山下編の「展覧会の絵」を完璧に弾きこなす日が来るかも知れない」とも思ったものである。しかし、現在まで一人のギタリストもこの曲にチャレンジすらしていないように思われ、少なくとも公の場で演奏したという話は全く聞かない。それにしても山下のギターは尋常では無い。余りにも技巧が物凄すぎて、音楽性に疑問を投げかける人が少なくないのもこのギタリストの特徴である。私見によればこの「疑問」は的外れである。山下の演奏に音楽性が無いのではなく、既存の楽曲では山下の演奏技巧と表現力を満たす程のエネルギーを持ち合わせていないために、山下の技巧が楽曲に勝ってしまい、楽曲の方が霞んでしまうのである。しかし、この「展覧会の絵」は楽曲と山下の演奏技巧・表現力が見事に合致した数少ない例と言える。この曲は元々ピアノ独奏曲であり、数々の技巧派ピアニストが取り上げて来たが、改めて山下のギター版に軍配が上がると断言する。ダイナミズム、スリス感、音色の多彩さ等、山下の演奏が見事にこの曲の持つ「音楽性」を表現している。このところ山下は「苦戦」しているように見える。それは、山下の演奏力、表現力を満たすような楽曲に巡り合えていないからである。歴史の浅いギターという楽器の世界に30年前に突然変異的に現れた山下は未だに「異次元の天才」であり、その音楽性と表現力は「ギター」という楽器をも超えている。遠くない将来、この「展覧会の絵」のような、山下が持つ演奏力、表現力と「幸せな合致」を実現できる楽曲に巡り会い、素晴らしい「音楽」を聴かせてくれる事を祈って止まない。
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