Close to the Edge (詳細)
Yes(アーティスト)
「究極音質のリマスター版。買い替え必須」「買って損なし!!!」「リマスターはいまいちですがボーナストラックは面白いです」「こんなすごいの..とにかく聴くべし!」「Bonus Tracksにはびっくり!!これは買い!!」
In the Court of the Crimson King (詳細)
King Crimson(アーティスト)
「待ちに待ったオリジナルマスターの素晴らしさに興奮!」「以前買ったCDと聴き較べしてみました。」「2枚目の宮殿」「緊迫感溢れる個性のぶつかり合い」「もはや語るべきことなど無いが」
「うなるイエス」「Rhinoからのリマスター版CD」「名盤のリマスター盤しかもボーナストラック付き」「リマスター効果抜群」「完成されたアルバム」
「プログレの達人による豪華なロックアルバム」「ヒット・チャートでも目茶目茶売れた、スーパーバンドのデビューアルバム」「A to A」「プログレッシブ復活の引き金」「プログレッシヴロック。」
Ambient 1: Music for Airports (詳細)
Brian Eno(作曲), Robert Wyatt(Piano), Christa Fast(Vocals), Christine Gomez(Vocals), Inge Zeininger(Vocals)
「音を環境のためにデザインし配置するという発想」「アンビエント音楽の傑作。」「良く眠りたい人に」「インテリア・ミュージック?」「聞き込んでもいいの」
「いいアルバムです。しかし」「超・超一流の戦い方」「「スーパー・バンド」 ASIA(エイジア)の2作目。」「何かが足りない!」「ジャケットのアートワークに惚れ込んだ1枚」
「日本盤を買うよりこの輸入盤を...!」「ハイテンションの「演奏」重視の傑作」「YES的志向でプログレを突き詰めたアルバム。」「飽きが来ない名盤」「危機と並ぶ名盤」
イメージズ・アンド・ワーズ (詳細)
ドリーム・シアター(アーティスト)
「地上最強とも言える生涯の1枚」「アメリカンハードプログレの傑作アルバムです」「若き天才達が作り上げた至上の芸術作品」「プログレハードの名盤中の名盤」「言葉がみつからない!」
Road Games (詳細)
Allan Holdsworth(アーティスト)
「テンションの高いサウンドが楽しめます」「僅か24分たらずの内容だけど高密度!」「E・ヴァンヘイレンの口利きで!」「凄すぎ!!」「試してみよう アラン・ホールズワース」
Moonmadness (詳細)
Camel(アーティスト)
「間違いなくキャメル最高のアルバム」「美しいロック~おとぎ話やRPGのような音世界」「Peter Bardensよ永遠に」「楽曲と演奏は良い」「「The Snow Goose」と並ぶ名盤。」
・「究極音質のリマスター版。買い替え必須」
アナログ版から数えて、本作を買い換えるのは4回目。1994年度のリマスター版もかなりいい音だったので、これ以上の改善は無理かと思いつつも、今回(2003年度)リマスターを聴いて驚き。音のクリアー感と広がり感が増し、イエスの演奏のすごさがさらに強烈になった。Close to the edgeのイントロの水の音、Siberianの出だしのギターの音を聞けば、いかにこのリマスター版の音がいいかが実感できます。
イエス・ファンで長年聞き込んでいる方も、今回のは買い替え必須です。
・「買って損なし!!!」
この歴史的名盤の内容をとやかく言う必要はないだろう。要は既発盤を持ってる人が買い直す価値があるかだ。私が持っている日本盤(32XD-532)と聴き比べてみた。まず全体の音量は今回のリマスター盤の方がデカイ。導入部のせせらぎなど聞こえ始めるのがおよそ10秒も早かった(1万円以下のCDウォークマンで試聴)。その分、音の分離がはっきりしレンジも広くなった感がある。以前からこのアルバムでのビル・ブラフォードの音量の比率が他のパートに較べて抑えめにミックスされたように思っていた。今回もそれは変わらなかった。あくまで個人的印象だが、本来はもっと固い音で叩く人のように思う。どうだろう。ボーナストラックに関しては、サイモン&ガーファンクルのカバーなどシングル2曲に2,3のオルタネイト。6はジョン・アンダーソンの鼻風邪声バージョンとして聴くと面白い。また8分過ぎに入る逆回転のようなフレーズはかなり新鮮だった。未発表バージョンは、リック・ウェイクマンのキーボードがオリジナルに較べてかなりダサいのもまた一興。本編の完璧さ知るにはいいかもしれない。
・「リマスターはいまいちですがボーナストラックは面白いです」
ボーナストラックの「And You and I」が面白かったです。「危機」を聴き飽きた方も、ボーナストラックのためにお金を払っても損はしないと思います。本編の方もリマスターのおかげでブラッフォードの手数が非常によく見えるようになっています。ブラッフォード好きにもマストです。
でも、以下にネガティブなことを書きます。イエス信者の方は気分を害されるかも知れませんので、機嫌のいいときに読んで下さい。
私はこのリマスター盤には、LP初リリース時のとにかく前に出てくる音(特にハウ)を期待していました。LP盤は、バランスは悪くてもまるでそこで演奏しているかのように生々しく荒々しく(特にハウ)、有無を言わせぬ勢いで聴かせてくれたのですが、CDになってからは、破天荒さが影を潜めお行儀の良い音になってしまいました。今回のリマスター盤でもその点は変わりませんでした。ハウもウェイクマンもあまりリズム感(というより絶対的なタイム感)が良くないので、ただ音をクリアにしたのでは、下手な人に聴こえてしまいます。これではハウの魅力80%ダウンです(ウェイクマンは30%ダウンくらい)。
演奏の熱を残したままクリアにするのは技術的に無理なのでしょうか?それともマスターが劣化してしまっているのでしょうか?ハウには間抜けな演奏しかないと思っている女子供(うちの妻とメタルのお兄ちゃん達)に、ガツンと言ってくれるリマスターはもはや不可能なのでしょうか?
(2007年11月3日追記)リマスターに疑問を持ったので、今まで聴いたことがなかった98年のリマスター版を入手し比較しました。結果は、HDCDプレーヤーではなく通常のCDプレーヤーでの比較にもかかわらず、98年版の圧勝でした。結構ショックでした。
98年版は、空間に奥行きがあり、各楽器の音の輪郭が生々しく、各ミュージシャンが一音一音に込めた思いや気合いまでもが伝わってきます。ハウの味もちゃんと分かります。RHINO版に比べて解像度が低いということもありません。リマスターしたエンジニアが凄腕なのでしょう。技術力だけでなく音楽心も持った、音楽のプロの素晴らしい仕事だと思います。
残念ながらRHINO版はそこまでのレベルに達しておらず、音の羅列になっています。一音一音の解像度は非常に高いのですが、空間の見通しが良くなく、音が一面に張り付いた感じです。
RHINOの関係者は98年のリマスター版については存在すら知らないでしょう。好意的に考えれば、リマスターした人の腕の差ではなく、使用したマスターのジェネレーションや劣化の程度の違いのせいかもしれません。でも、本場の人(しかもリマスターの大御所)より日本人がリマスターしたものの方が優れているというのは、どうなんでしょう。ちょっと寂しいです。
正直なところ、98年版(01年に再発したものも含む)を持っている人にとっては、このRHINO版の価値はボーナストラックにしか見出せないと思います。
全ての人にハウの味が正しく伝わるよう、98年版の再再発を強く望みます。
・「こんなすごいの..とにかく聴くべし!」
僕が父親に勧められるがままに聴いたこのアルバム、はっきり言って初めて聴いたときの感動は言葉では表現できない。まだ高校一年の自分であるが、正直これはヤバイ。とにかくはまる。一曲目の「危機」、鳥のさえずりから始まり、イントロでいきなりノックアウト。そして、なんと言っても「I get up, I get down」のパイプオルガンの荘厳さから「Season of a man」へのすさまじい展開。一転してアコ−スッティックな「同志」、ギターソロ炸裂の「シべリアンカトゥール」。構成も完璧。ハウのバカテクギター、スクワイアのブンブンうねるベース、ブラッフォードの異常に良く抜けるドラム、ありとあらゆる鍵盤楽器をつかいこなしつつ、すさまじいキーボードソロを披露するウェイクマン、そしてアンダーソンの心地よい声と複雑怪奇な歌詞。とても30年以上前の作品だとは思えない。いやむしろ未来永劫このような作品は出現しないであろうと思わせてしまうような快作。こんな作品を一回聴いたがためにそれからどんどんプログレにはまり、ヒップホップをはじめとするJ−POPが耳障りでならない自分です。
・「Bonus Tracksにはびっくり!!これは買い!!」
今更言うことは無いほどの超名盤ですが、今回のBonus Tracksにはびっくりしました。6.And You And I (alternate version) 、7.Siberia (studio run-through of "Siberian Khatru")には原曲や他バージョンが完全に収録されています。この時期のYESがどのように作品を仕上げていたのかが垣間見られる本当のBonusです。何十年も前から聞いているYESファンこそこのエディッションを聴いてみてください。紙ジャケットでのLPアルバム再現やブックレットも素敵な内容です。おまけにこの値段。言うこと有りません。
●In the Court of the Crimson King
・「待ちに待ったオリジナルマスターの素晴らしさに興奮!」
内容は、ビートルズの「アビー・ロード」をヒットチャートから引きずりおろした事が物語っており、あらためて言う必要は無いでしょう。問題は、ヴァージンの倉庫から発見されたオリジナルマスターの素晴らしさです!まず、冒頭のスキゾイドマンの出だしから、SN比が高く、個々の音の分離が良く、綺麗に聴き分けられるのです。従来盤の音の塊であったものが、エネルギー感を損なわずに聴く事ができるのには、正直言って、これ程凄いとは思いもよりませんでした。しかもCDレーベルは、マニアには伝説の初版LPのピンク色!憎い心配り。聴き始めたら、最後まで身動き出来ず、全神経を耳に集中しました。24ビットHDCD規格なので、いずれ、SACDも出るのでしょうね(SACDマスタリングなのですから)。でも、今は、このCDで満足です。SACDが出れば、きっと買う事になるでしょうが。 素晴らしい!素晴らしい!素晴らしい!
・「以前買ったCDと聴き較べしてみました。」
私がそれまで持っていたCDは、かなり以前に西ドイツ(苦笑)のポリドールからリリースされたもので、今回のリマスター盤と比較するのは酷かもしれませんが、やはり相当違います。全ての音がベールを一枚剥いだ様で、例えば表題曲でのボーカルやメロトロンは伸びと深みがありますし、ドラムのスネアなど音は、それまでダンッと聴こえていたのが、タンッと聴こえるようになります。あと、ジャケット内側にリマスターの経緯が記載されています。
・「2枚目の宮殿」
2枚目のCDです。正直言うと、何枚も同じCDを買う人の気が知れなかったんですけれど、これを買って納得しました。音質が素晴らしい。21世紀の精神異常者のイントロのノイズがはっきりと聴こえますし、マイケル・ジャイルズのドラムは今までのCDではぼやけていた部分がクリアに聴こえます。あと、何だかよくわからなかったムーンチャイルドの後半部分もしっかりと聴こえます。それが、このお手頃価格。付属の解説書も、英語が読めれば、色々と付いているLP発売当時の雑誌等々の切り抜きも楽しめると思います。 混沌の始まりを想起させる21世紀の精神異常者に始まり、一転して穏やかな表情を見せる風に語りて、静まり返った美しさを湛えるエピタフ、幻想的なムーンチャイルド、アルバムのラストを飾るに相応しい荘厳なクリムゾンキングの宮殿。 クリムゾンの古いCDしか持っていない方にも、これからクリムゾンを聴いてみようと言う方にも、お勧め出来るアルバムです。
・「緊迫感溢れる個性のぶつかり合い」
私は今年で50才。学生時代、このアルバム(当時はCDはない)を初めて聴いた時、「21世紀の精神異常者」で始まる衝撃的なサウンドの連続に陶酔感を感じた。今回、CDで改めて聴いてみて、その思いを新たにした。音質も非常に良い。プレーヤは全て素晴らしいが、やはりドラムスのマイケル・ジャイルズの爆発的な迫力がひときわ印象に残る。また、イアン・マクドナルドがメロトロンを初めとして多彩な楽器を弾きこなし、アルバムの雰囲気作りに貢献している点も見逃せない。
段々とロバート・フリップのワンマンバンドになっていってしまった感があるクリムゾンであるが、デビュー・アルバムである本アルバムはメンバの個性のぶつかり合いで、緊迫感溢れる出来栄えとなっている。プログレッシブ・ロック史上に残る金字塔。
・「もはや語るべきことなど無いが」
ついに出た羨望のCDと言えよう。現在ではあまりに高騰した感のあるアナログ盤オリジナル1stプレスですが、初期のアイランドレーベルはプレスが非常に悪く、音質的に満足できるモノは現在ではほとんど無いのではと思われます。その点、今回のオリジナルマスターによるCD化は、ほぼ完成した感のあるデジタルリマスター技術も相まってオリジナルアナログ盤をついに凌いだ(?)・・・とも言えるのではないだろうか。高品位なCDPでの再生が条件となるが、安価なCDPでも大きな遜色なく聴けるのがCDの利点。ソフトの価格もリーズナブルで◎やがてSACD化されるのも遠くないと思われるが、そうなればアナログ盤は確実に過去のモノとなるだろう。自分的には「グッドコンディションの“宮殿”を探す日々はこれで終わった」と思っております。
・「うなるイエス」
ああ、また再発かあ、とおもいきや、今回は気合い入ってる!凄いぞライノ!よくあるリマスター再発だけど、これは大成功と思います。こうなるとアナログ時代のしかも再発盤から始めた私のフラジャイル歴もこれで終着かも。リアルだなあ、このベースのガリガリ感とモタったブラッフォードのドラムのタイム感。変な組み合わせなんだけど、いい味のワン・アンド・オンリーを作り出してる。プログレ入門盤に最適ですね、これは。当初から散漫という評価でしたが、現在の耳には、それがいい方向に作用している気がします。ボーナス・トラックはマニア以外あんまし効き目、ないかな。
・「Rhinoからのリマスター版CD」
日本国伝統の紙ジャケットとは異なるが三つ折りデジパック仕様。オリジナルブックレットの完全な再現に加えて、Bill Martinによるライナーノーツに歌詞付き。ロジャー・ディーンのアートワークも、このパッケージなら浮かばれようというもの。リマスタリングされた音は、70年代のバンドサウンドに相応しく、数値的な情報量よりもライブ感のある音像とざっくりした切れの良さを重視し、名より実質を取ったかのような手堅い出来のCDに仕上がっていると思う。ボーナストラックはファンにはすっかりおなじみの"America"に、スタジオライブ感覚で結構面白いラフミックス版の"Roundabout"。音楽的にはもう何も言うことはないが、久しぶりに聴いてみて、例えばオーケストラの弦のパートをエレピで置き換えたリック・ウェイクマンの"Cans and Brahms"のアレンジの巧みさに感心させられた(ストリングス系のシンセ音などにしてしまうと凡庸この上ないところである)。さすがだ。夢見るような生ギターソロの"Mood for a day"が終わり、突如炸裂する"Heart of the sunrise"のイントロ。その間隙に息づく一瞬の静寂に、このアルバムの語り得ない美しさが集約されているように思う。
・「名盤のリマスター盤しかもボーナストラック付き」
言わずと知れた、YESの最高傑作のひとつ。4thアルバムここからキーボードヒーロー、リック・ウエイクマンが鳴り物入りで加入し、一気にYES全盛に入る。楽曲が美しい音質によって冴える曲が多い為、リマスター盤は最高にお買い得。
このアルバム初体験の人には、もちろん超テクニカルギタリスト、スティーブ・ハウ(ギター)のカントリーフレーズとクラシックの融合した演奏を楽しんでもらいたいし、ジョン・アンダーソンの美しく天使の声のボーカル、クリス・スクワイアーのブイブイベース、天才ビル・ブラッドフォードのテクニカルドラムが最高の楽曲で聴けるので超お勧めです。
・「リマスター効果抜群」
1971年リリースの中期「YES」の大きな転機になった傑作。彼らの最初の黄金期を飾るメンバーは、ご存知Chris Squire、Jon Anderson、Steve Howe、Bill Bruford、Rick Wakeman。特にキーボードがトニー・ケイからウェイクマンにチェンジしたことによって楽曲全体がよりシンフォニックによりテクニカルになったことが特筆されます。
恥かしながらこれまで旧規格のCDを聴いていた私の耳にとって、このリマスター盤から沸き出てくる音の洪水は大変新鮮で、大袈裟に表現すればまるで新譜を聴いているような思いです。音圧が上がりまた分離が明確になったことは当然ですが、やや高音を強調した感がします。旧規格ではうっかり聴き逃していた音まで耳に飛び込んできます。話題のボーナストラックは、S&Gの「America」と名曲「Roundabout」のアウトテイク。特に加工前といった感じの「Roundabout」は興味深いものがあります。ただこの2曲はあくまでも「おまけ」であって、やはり生まれ変わった本編に集中して耳を傾けてみてください。
アナログ時代からのファンはもちろん、旧規格で歯がゆい思いをしてきた人は、間違いなく「買い」です。またまだ「YES」を聴いたことがない若い世代にとって、1971年という時代に、こんな素晴らしい音楽をプレイしていた彼らに触れることができる「格好の入門編」としてお勧めします。豪華ブックレットも嬉しいプレゼントという感じですね。
・「完成されたアルバム」
たぶんJON ANDERSONがKING CRIMSONのサードアルバム「LIZARD」にゲスト参加してから、かなり影響を受けたのかも知れないと勝手に思ったりもしてます。KING CRIMSONはアドリブ的アレンジなのに比べてYESの場合計算されたアレンジのようにも思えます。最強のメンバーになってメンバーそれぞれの良いところが全て出された傑作アルバムでしょう。この後にも「CLOSE TO THE EDGE」という素晴らしいアルバムがあります。プログレファン?ならこの2枚は買って損はないと思います。これらのアルバムも陶酔出来ます。
●Asia
・「プログレの達人による豪華なロックアルバム」
1982年発表の大名盤・・・ジョンウェットン・ジェフダウンズ・スティーブハウ・カールパーマーによるスーパーバンドのファーストにして傑作!!プログレを知らなくても曲の良さで、人気を獲得したジャンルを超えたアルバムです。この完成度はやはりベテラン勢の、なせる技ですよね・・・本当素晴らしい!!ロジャーディーンのジャケットも、勢いを感じさせていいですね。1曲目でもう僕はメロメロです(死語?)。
・「ヒット・チャートでも目茶目茶売れた、スーパーバンドのデビューアルバム」
このファーストアルバムがASIAの最高傑作であろう。曲はコンパクトなものの、密度は濃く、またアルバム全体の緊迫感も充分漂っている。もちろん、プログレファンにも十二分に満足できる作品になっている。(ある意味、当たり前か・・・)次作「アルファ」では、よりPOPになっていってしまうし、3作目の「アストラ」ではギターのスティーブ・ハウが抜けてしまうし、挙句の果てには一時解散状態になってしまう以降の活動状況を踏まえても、デビュー作にしてピークなのである。(このアルバムの完成度も非常に高い)
キング・クリムゾンとイエス(バグルスもいるが)とELPというプログレ御三家のメンバー(中心人物ではないものの、それぞれバンドの核をなしていた)の集合体だけあって、その期待もさることながら、それに充分応えている所がまた凄い。サウンドもYES(スティーブ・ハウ?)色が一番あるように感じるものの、ウェットン色も濃く(ウェットン節がソロ作より薄くて良い)、またカール・パーマーの激しいドラムも紛れもないELPにおけるドラミングなのであるが、これが実に絶妙にブレンドされており、3つのバンドの寄せ集めのサウンドでは決してなく、ASIAとしての個性が充分に発揮されているアルバムであると思います。(キーボードのジェフ・ダウンズのセンスも良し。) アルバムジャケットも壮麗で美しいです。
・「A to A」
結成当時からしばらくは、Aで始まりAで終わるタイトルにこだわるなど、バンドとしてのこだわりを見せて活動していました。誰もが超一流であり、そこから出てくる音は緻密で素晴らしいのですが、やはりこのアルバムの衝撃が凄かったと思います。1曲目でたたきのめされた人が多かったはず。ジャケットを見て、yesの復活を期待した人には、期待以上の内容でした。
・「プログレッシブ復活の引き金」
このバンドが成功しなかったら、YesもELPも復活しなかっただろう。プログレッシブロックというものの一番きらびやかな音を知るための入門盤としては最適かと。シングルカットされた1,2が大ヒット、どの曲も4~5分で、どれでもシングルカットできそうな構成はプログレの神髄からははずれている(笑)。が、どれもキャッチーで聞きやすいので、そういう意味でも「つかみはOK」な一枚だと思います。
・「プログレッシヴロック。」
大御所バンドの実力者が結集したバンド”ASIA”。その力量を存分に発揮しています。飽きのこないキャッチーな曲はロック好きにはたまりません。プログレッシヴロックからアグレッシヴロックへ。20年経った今聴きなおしても、全く評価はかわりません。それどころかその良さが再認識される1品です。あわせてジャケットも綺麗で飾ってもイケてます。
●Ambient 1: Music for Airports
・「音を環境のためにデザインし配置するという発想」
1978年リリース。イーノのオブスキュア(あいまいな)・シリーズに続くアンビエント(囲まれる)・シリーズの第一弾。AMBIENT 1として発売された。曲名も『1/1』、『1/2』、『2/1』、『2/2』と無機質極まりない。全てイーノ自身のオリジナルだが、『1/1』のみこの中でアコースティック・ピアノをとつとつと弾いているロバート・ワイアットとの共作になっている。ここでの音楽は『無視出来る』を一歩踏み出して、音を環境のためにデザインし配置するという発想に到達している。あたかも映画の為に映画音楽や映画のための効果音があるように、その環境にふさわして音楽を作り配置するという発想である。その最初の環境として選ばれたのが『空港』だったということだろう。それを1978年に到達しカタチにしたイーノはやはり天才と言わざるをえないだろう。この発想は今では携帯電話の着信音にまで波及している。どのような空間であっても心地よく空間に溶け込む音が必要な時代を今まさに迎えている。着信音を選択する行為と同じように聴く音楽。それがイーノの考えるアンビエント(囲まれる)だ。
時に僕らはその心地よさに眠りについてしまうこともある。それこそがイーノの術中に落ちたということなのだ(●^o^●)。
・「アンビエント音楽の傑作。」
これ以上記憶に残る音も無いし、これ以上気にならない音も無い。注意すれば聞こえてくるし、意識しなければ聞こえてこない。アンビエント音楽の傑作。
・「良く眠りたい人に」
私はこの CD を最後までどころか1曲目も通して聴いた事がありません。途中で必ず眠ってしまいます。そのくらい心地良い音楽です。寝付きの悪い人には寝酒代わりにお薦めします。
・「インテリア・ミュージック?」
~元ロキシー・ミュージックのブライアン・イーノによる、アンビエント・シリーズの1作目。そのタイトルどおり(たしかドイツの)空港で実際にBGMとして流されていたというこのアルバム、実に心地いい音が入っている。ポップスではもちろんなく、またいわゆるBGMでも実験音楽でもない、環境音楽=インテリアとしての音楽というイーノの発想は発明と言えるほど画~~期的なもの。元祖アンビエント音楽作品だが、筆者は今だにこれより心地いい音に巡り合ったことはない。ショップのBGMとしてもオススメします。~
・「聞き込んでもいいの」
様々なパターンを周期の異なるテープに乗せて各々を永延とリピート再生するという作品。もちろんそのタイトル通りアンビエントとしてかけ流してもよいが、単純なシステムによってもたらされる複雑な時間のズレであるとか2~3の音の間の相互作用として生まれる響きをひとつひとつ聞き取るだけでも相当に趣き深く楽しめる作品である。曲は長いが一つとして同じ響きが聞こえることはないので飽きは来ない。
・「いいアルバムです。しかし」
音質がなあ・・・もう少し何とかならんかったのか・・・エイジアの2作目は、ファーストアルバムで「このプログレメンツが?」と世間をあっと言わせたポップ路線を更に推し進めつつも、随所に魅せるインタープレイなどで、まさにプログレ畑出身ならではの曲構成を聴かせる一方で、その美しい楽曲の数々(捨て曲なし!)がぎっしりならんだ、ファーストに劣らぬ名盤です。しかし、ミックスが・・・なんていうかポップ路線を狙ったためか、ぼんやりともやのかかったような音像で、私のような、各パートのインタープレイも存分に堪能したい向きには非常に不満な音質です。もっと各楽器の粒立ちがくっきりしたミックスであれば、間違いなく星5つです。でもいいアルバムには違いないですよ。
・「超・超一流の戦い方」
ここまでぬけぬけとやってくれれば、前作のヒットや昔のファンの期待を振り払うには十分な境地。この音楽の丸さについては色々と言われたが、各々のキャリアへの自負で作った音楽から音楽の全体性へと指向が変ったことが大きいだろう。エイジアの重要なポイントは彼等がメンバー共通のイメージを曲げずに新たな時代の市場性に挑んだこと。演奏は当然超一級だが、水面下にある彼等の意地と理念がこのバンドを広くアピールした原動力だろう。現在シーンで活躍する人たちが一度過去の人となり、この様な形で再起可能か。大きな音のスケールは彼等の理想と人間としての度量でもある気がする。彼等は商売で勝ったのではなく、音楽で勝ったのだ。
・「「スーパー・バンド」 ASIA(エイジア)の2作目。」
プログレッシヴ・ロック界の大物が集まって結成された「スーパー・バンド」エイジアの2作目。このメンツからは想像もできないポップでストレートな作風が逆に評判を呼び、デビュー作「エイジア」は1982年No.1ヒットに結びついた。 続く2作目となる本作は、更に楽曲のコンパクト化が進み、またラヴ・ソングの比重が多くなっている。プログレッシヴ・ロックのファンは、スティーヴ・ハウが作曲に関わらなくなったことを問題視しているようだが、正直、スティーヴ・ハウの書く曲はそんなに良くない。クオリティを重視して、ウエットン/ダウンズの曲オンリーに統一したという。 実際、全10曲、一切捨て曲はなく、最初から最後まで楽しめる名作に仕上がった。ファースト・シングルに選ばれた「Don't Cry」は特に素晴らしく、ポップ系の女の子のファンにまで支持を広げた。 当時はレコードだったので、A面、B面が存在したわけだが、両面の最後の曲だけは多少演奏が長くなっており、プログレッシヴ・ロック仕込みのテクニックを(少しだけ)見せつけている。 尚、カセットテープ版には、ボーナス曲「Daylight」が収められていた。時代がCDに移行し、長らく廃盤だったが、このほどベスト盤に追加収録されて復活。今では手に入れられるようになっている。
・「何かが足りない!」
エイジアはもちろんリアルタイムで聴いていましたし、武道館も行きました(ASIA IN ASIAを収録した日だった)。その頃は夢中で聴いていたのでわからなかったのですが、このアルバムには足りないものがあります。確かに曲も素晴らしいものばかりだし、全体的にも前作の流れを汲む傑作だとは思います。ファーストアルバムにあってセカンドアルバムにないもの。それは意外性とでも言えばいいんでしょうか。これだけのメンツが揃っていて、前作と同じようなことをやってちゃダメでしょう。ただこれはあくまでも個人的意見であって、いつまでも同じようなことをやり続けてほしかったと考えるファンがいてもおかしくはありません。でも私はエイジアにはいつも驚かせてほしかったです。そんな意味ではセカンドよりはサードのほうが評価できるし、大好きです。でもリアルタイムで聴いてない人達には関係ないことだし、こんなこと気にしないで楽しんでって言いたいです。
・「ジャケットのアートワークに惚れ込んだ1枚」
このアルバムを初めて知ったのは学生の時でした。当時のレコードジャケットに描かれたイラストが気になり、金もない貧乏学生がジャケ買いという大それた行動に出ました。
そして、レコードに針を落とした瞬間に電気が走ったような衝撃を覚えました。ジャケットのイラストに負けない素晴らしいサウンドでした。あれから約20年…、レコードはほとんど聴くことがなくなっのでCDを求めました。そして、ジャケットのイラストもRoger Dean氏の手によるものと分かりました。素晴らしい曲なので多くの方に聴いてもらいたい。
私の勝手な持論ですが、ジャケットのアートワークが素晴らしいアルバムは、そのアートワークに負けない、素晴らしい曲が収録されている。
・「日本盤を買うよりこの輸入盤を...!」
文句無しの名盤に、ボーナス・トラック3曲が追加収録されています!特に⑥錯乱の扉(スタジオ・ラン・スルー)はオリジナルより音が生々しく最高です!!そして、購入を考えられている方は高価な日本盤よりこの輸入盤を購入した方が良いでしょう。日本盤は輸入盤を紙ケースで包み、帯と5Pの日本語ライナーを付けただけの輸入盤国内仕様です。英文解説翻訳がどうしても欲しい方以外は500円安いこの輸入盤の方がお薦め!?
・「ハイテンションの「演奏」重視の傑作」
コンセプト、パフォーマンスすべてにおいてロックの芸術性の頂点を極めたYESがスタイルを踏襲しつつも奔放な演奏力を発揮した作品です。リック・ウェイクマンの後任にテクニシャンのパトリック・モラーツを迎え巧みなアンサンブルに加えジャズ的な即興演奏の爆発力をも活かしています。
「危機」と同様のA面1曲B面2曲の構成ながらサウンドはやや異なり密度の高い、硬質なイメージが強いです。シングルカットされた1曲目の終盤「Soon」や3曲目のオープニングなどリリカルな場面もありますが全体としては息を呑むような演奏が主なように思います。特にスティーヴ・ハウはさえたフレージングと逞しいプレイで大活躍。
もうちょっとタガが外れたら飛び散ってしまいそうなギリギリ感がたまりません。
・「YES的志向でプログレを突き詰めたアルバム。」
ある意味とてもYESらしいアルバム。YESの作品の中で一番インプロヴィゼーション色の濃い1枚となっていると思います。この作品のキーボードはリック・ウェイクマンではなくパトリック・モラーツ。ロジャー・ディーンのアルバムジャケットがとても壮麗で、かつ曲も大作志向のアルバムです。サウンド的には前作「海洋地形学の・・・」延長線上にあると思いますがサウンドがより複雑で攻撃的になっていると思います。(が、ここが評価の分かれ目)YESにしては珍しくPOPらしさのあまり感じられない仕上がりです。聴く人によっては、あるいは初めにこのアルバムを聴いてしまうとちょっと辛いかも知れません。
・「飽きが来ない名盤」
私は多分熱心なYesファンではないのでしょう。Yesは25年前から聴き始め、こわれものから始まり危機、究極、サードアルバム、果ては当時の新譜であるビッグ・ジェネレイターまでそれはそれは聞き込んで、今でも一通りCDで購入しましたが、自分ではまずターン・テーブルに載せることはありません。近所のロックバーあたりで流れれば勿論楽しく聞けますが、それらのいわゆるYesの名盤を自発的に聴くことは無くなってしまいました。が、本作だけは別。Yesを聴きたくなったら本作を聴きます。
本作の一曲目は名曲「錯乱の扉」。パトリックのシンセに導かれて幕が開くと、アランの安定したビートの上を各メンバーが楽器をぶつけあう、ストラヴィンスキーあたりの影響も感じさせる、緊張感に満ちた楽曲になっています。派手な前任者のビル・ブラフォードに比べると評価が落ちるアランですが、本作を通して安定したビートで派手なドラミングを披露していて、決して実力的には劣らない、テクニシャンぶりを楽しめると思います。そのアランのドラミングの上でぶつかり合う音の壮観な様は見事の一言だと思います。後半、いわゆる"スーン"の部分は音が飽和した後の緊張の解けた、安らぎに満ちた世界が展開されます。一転して二曲目は各楽器のソロをフィーチャーした、すごいスピードで展開されるジャズロック。スティーヴのギターソロもパトリックのシンセソロも、ブリブリなクリスのベースも格好良い、音が凝縮されたような密度の濃い曲です。三曲目はスローなテンポの佳曲で、ちょっと凡長で構成をもう少し練れば良かったとも思いますが、メロディ自体はきれいでジョンの歌声を堪能することができます。
確かに初めて「Roundabout」を聴いたときにはその格好良さにびっくりしたし、一般的に評価が高い「危機」も聴くべきだとだと思いますが、飽きずに長く聴ける本作がYesでは一押しです。
・「危機と並ぶ名盤」
リックウェイクマンの代わりにパトリック・モラーツが参加し、危機と同じ構成に戻ったアルバム。でそのモラーツだが、2曲目「サウンド・チェイサー」を聴いていただけばわかる通り、ウェイクマン以上ではないかと思わせられるテクニックを持っており、実はこの時期のイエスの演奏水準は最も高かったのではないかと個人的には思っている。アラン・ホワイトもブラッフォードに比べ個性は薄いが、超絶的なプレイを披露している。そしてこのアルバムはなんと言ってもハウのギター!「錯乱の扉」での彼の演奏はとても真似できる代物ではなく、異常に高いテンションである。また既に言いつくされている通り、「スーン」部分はいつ聴いても鳥肌が立つ(特に最後)。イエスの曲の中でアンダーソンのヴォーカルの美しさが最も際立っている場面であろう。やはり彼なしのイエスなどありえないのだ。
・「地上最強とも言える生涯の1枚」
生涯の1枚と言っても過言ではない。 すべてがショッキングなまでのインパクトであるが、何が最大の衝撃かと問われたら、やはり、「Metropolis - Part I "The Miracle And The Sleeper"」と答えるであろう。インストパートには「あんな完璧なパートは無い」と言いようのない戦慄さえも感じた。 4分の3拍子と8分の7拍子を小節ごとに交互に繰り返すという変則リズムをバックにした超高速フル・ピッキング6連系フレーズ(これもユニゾン)が炸裂、そしてそれに続くカオティックなまでの変拍子の連続に、「何じゃこりゃ」と唖然とした。 オーネット・コールマンの「フリー・ジャズ」を基調にメタリックにアレンジして換骨奪胎してしまったような自由さを有しながら、一つの曲として聞いた時、違和感なく9分以上の世界を聞かせてしまうこの曲は最大のハイライトである。 アルバムの流れ方も完璧ならば1曲を切り離したときの質の高さも桁が違う。
・「アメリカンハードプログレの傑作アルバムです」
現在、人気・実力ともトップクラスのドリームシアターの2ndアルバムです。彼らのサウンドはキャッチーで美しいメロディを、抜群の演奏力でドラマチックに仕上げるものでアメリカンハードプログレといってよいでしょう。このアルバムも捨て曲なしの非常に聞き応えのあるアルバムになっています。
最近のアルバムではよりプログレ色を強めコンセプトアルバム指向を打ち出していることから、個々の楽曲の良さという面から見れば、このアルバムが彼らの最高傑作といってもよいのではないでしょうか。
なお、このアルバムを気に入った方は、抜群の演奏力を活かしたLTE等のプロジェクトで、インスト版DTのようなサウンドが楽しめますので、そちらもお奨めです。
・「若き天才達が作り上げた至上の芸術作品」
最高を超えた究極アルバム。一般的な音楽ファンがマイケル・ジャクソンのスリラーを常識的に知っているようにHR/HMのフィールドにおいての常識といえるアルバムがこれである。これほど素晴らしい楽曲や歌や演奏が一部の隙もなく納められたアルバムと出会うのはまずないと誰もが思うことだろう。何百回聞いても飽きることはない。音楽で感動したければこれを聞けばいい。この時代に生まれ、出会って良かったと心底思える数少ないアルバム。
・「プログレハードの名盤中の名盤」
プログレハードで有名なドリームシアターの名盤中の名盤です。
今更、私などが評価するのもナンですが・・・本当に最高の一枚です。「プログレ」+「ハード」と聞くと荒々しい音楽を想像してしまう方も多いと思いますが、ドリームシアターの場合、2曲目の”アナザー・デイ”や、4曲目の”サラウンデッド”の様に良い意味でポップぽい曲もあります。逆に5曲目の”メトロポリス”は、「これぞプログレシッブ・ハード!!」と、いう感じの神秘的でいながらハードな曲です。
更に、7曲目の”ウエスト・フォー・スリーブ”は、もの悲しげなピアノのメロディとそれに合った歌詞が心地よい曲です。冬の雪の降る夜に照明を落として聴くと、とても良い感じです。
上記のように、ドリームシアターのアルバムの中でも、単体の曲は勿論の事、バランスも良くとれていて最高峰の出来です。
ファンは勿論の事、「ロックは飽きた。ケド、普通のプログレとかもイマイチ」と、言う方にもお勧めの一枚です。
・「言葉がみつからない!」
プログメタルの最高峰ドリームシアターのセカンドアルバム。彼等の魅力のひとつにハイレベルの演奏力というのがあります。テクニカルと呼ばれるバンドは数多いのですが、ライヴに於いてもスタジオ版同様のプレイを聴かせてくれるバンドというのはそう多くはありません。ドリームシアターはまさに完璧な演奏なのです。オーヴァーダブ一切無しの非合法ライヴ盤に於いてさえも・・・。さてこのアルバムですが、私にはこのアルバムの素晴らしさをうまく表現する言葉がみつかりません。他のアーティストの名前を出すこともできません。なぜならドリームシアターは他に比類なきバンドだし、このアルバムも他に比類なきアルバムだからです。プログメタルという言葉は便宜上使っただけで、ドリームシアターをヘヴィーメタルやプログレッシヴロックと形容するのも本来は正しくないでしょう。ドリームシアターはドリームシアター独自の音楽をプレイしているだけなのですから。演奏力、曲、アイデア、アレンジ、その他すべてが他に比類なき最高の作品だと思います。
・「テンションの高いサウンドが楽しめます」
ブラッフォードやJLポンティ等、JAZZロックの名盤にはほとんどといっていいほど顔を出しているアランホールズワースのメジャーデビューアルバムです。bにジェフバーリン、drにチャドワッカーマンという強力リズムセクションを従え、聴き応えのあるテンションの高いアルバムに仕上がっています。オールインストではなく、ボーカル入りの曲も3曲あるのですが、サウンドに合ったボーカルになっており、サウンドを盛り上げるのに貢献しています。また、アランのアルバムの中では、コマーシャルな要素も高い内容になっていますので、アランフリークだけではなく、JAZZロックファンにもお奨めできます。アランフリークにはエディジョブソンによるアランホールズワース論が読めるのも嬉しいと思います。
・「僅か24分たらずの内容だけど高密度!」
このアルバムを聴いたとき、GONG、BRUFORD、UKでの感じとはまた違った印象受けました。確かにソロのフレージング等はどこをどう聴いてもホールズワース節全開ですが、全体的な仕上がり具合についてはこれまでと少し違った印象だったのです。こう書くと「何言ってるんだ!」と非難されそうですが、エリックジョンソンのアルバムを聴いたときに受けた心地よさに似ています。独特のコードヴォイシングとギターのトーン。よく「変態、変態」と言われてますが、とても清涼感溢れる美しいアルバムだと思います。
前作「IOU」のときとメンバーが変わって、ジェフバーリンと、チャドワッカーマンが参加し、リズムセクションが強化されました。特にジェフの流麗なベースソロはとても美しくアルバムの魅力をさらに引き立てているように思えます。また歌やギターソロのバックでもチャドとの素晴らしいコンビネーションで美しいベースラインを聴かせてくれています。(こんな複雑な曲で弾くのは大変だろうな・・・) 収録曲は僅か6曲と少なく、時間も約24分足らずですが、内容はとても素晴らしい出来で高密度!。ジャズロックファンのみならず、一般(?)のロックファンも聴いて損はない大名盤だと思います。
・「E・ヴァンヘイレンの口利きで!」
当代きってのギターヒーロー、E・ヴァン・ヘイレンがホールズワースのファンであることは有名です。ホールズワースフリークぶりが表れているエピソードとしては、
1、エディーのライトハンド奏法はホールズワースのプレイに触発されて生まれました。有名どころでは「Jump!」ということになりますが、時に聴かせる美しいレガート奏法もホールズワースの影響大です。
2、2人は1回だけライブで共演したことがあります。その音源は劣悪な音質の海賊盤でしか聴けません。ステージで弾きまくるホールズワースの後ろにエディーが立って無言で指1本を立てた。「彼こそNO1ギターリストだ!」と。
いずれにしろ埋もれつつあったホールズワースをメジャーデビューさせるべく、エディーが某大物プロデューサーに働きかけて生まれたのがこのアルバムです。
このアルバムの発売に合わせて、初来日が実現。音だけでしか知りえなかったホールズワースのプレイが我々の目に明らかになりました。その歴史的瞬間は「Tokyo Dream」というビデオ(ただし廃盤)でも確認できますが、タイトル曲「Road Games」のソロプレイでは、なんとボーカルのP・ウィリアムスがギターのネックをむんずと掴んで、アランさんのライトハンドをサポートしていました。ご存知の通り、P・ウィリアムスはテンペスト時代からの盟友ですが、共に経済的に辛酸を舐めあった仲。それだからこそ強い男の絆をネックを通して確認し合っていたのでしょう。幸運にもその場に居合わせた私は、ただ呆然とするだけでした。
個人的には自主制作アルバム「IOU」で感じられたマイナーゆえの怪しささがこのメジャーデビューによってやや薄らいだことで星4つ。もちろん出来が悪いということではなく、偏愛的ファンの屈折的評価としてご理解ください。
それにしても権利問題でCD化は難しいと言われたこの傑作が、手軽に聴けるようになって本当に幸せです。
・「凄すぎ!!」
この人は凄すぎますね。ギターの音を聞いただけで、”アラン・ホールズワース”と分かるんですから。脇にザッパ・ファミリー+ジャック・ブルースというテクニシャンでかためて、自分の音で曲を表現している姿が目に浮かびます。あまりにも惜しいのは、何故、日本では人気がパッとしないのか。不思議です。
昔”ジェフ・べック”が、「ジミ・ヘンのプレイを聞くと、自分がギタリストと言うのが、あまりにも恥ずかしくなってくる」というコメントを見た事がありますが、ギター好き、特にうまいギタリスト好きなひとには、ぜひとも聞いてほしいアルバムです。五ツ星以上のアルバムです。
・「試してみよう アラン・ホールズワース」
私の評価は、良いか(星5つ)、悪いか(星2つ)のどちらかです。で、このアルバムは、もちろん最高です。いい曲が入っています。特に1曲目の「three sheets to the wind」が1番好きです。風に舞うシーツの雰囲気がよく出ています。そしてギターソロに入るとジェトコースターにでも載っている様な急降下フレーズが続きます。バイオリンの様な音とロック系の歪んだ音色が相俟って独自の世界を創り出しています。(エディー・ーバーン・ヘイレンのJUMPのフレーズなどかなり影響されていると思います)
2番目に好きなのは、やはり一般的にアラン・ホールズワースの名曲と言われる「tokyo dream」です。エキゾチックなアレンジと哀愁を誘う曲調が日本人にうけしています。
これはあくまで私の個的な意見ですが、このアルバム、全体を通して聴きやすくコマーシャル的な意味ではアラン・ホルズワースの代表アルバムだと思います。そして、この中の2曲はアラン・ホールズワースの曲想をよく表していると思います。現にこの後続くアルバム群も、似たような曲が多くほぼ同じような感じでアラン・ホールズワース・ワールドを展開しています。少し頑固さもあるかもしれませんが。それにしても、この世界、ハマってしまうともう抜け出せません。すっかりアランの心棒者になってしまうのです。楽しみ方としてはアルバム毎に微妙に様子を変えるアランのギターフレーズと音色、そして即興性だと思いま!す。先読みができないのです。そこが いいテンション感を創り出しているのでしょう。
おそらくアラン・ホールズワースを初めて聴く人はすごく好きになるか、アアだめだと言って、嫌いになる人にハッキリ分かれると思います。それでもこの世界を試してみる価値は充分あると思います。
・「間違いなくキャメル最高のアルバム」
キャメルの・・・。と云うよりアルバムとしての完成度では秀逸である。個人的には6曲目の"Air Born"が最高に気に入っているが、邦題は「ゆるやかな飛行」で、珍しく?ピッタリはまってくる。全体を通してファンタジックでムディーなトーンで覆われており、女性が聞いてもかなりしっくりくるのではないだろうか。アナログレコードに入っていなかった?8曲目以降のボーナストラックもファンならば喜ばれる。ただ1点残念なのは、CD化されたことによってか、低域と中高域のバランスが狂ったようで、アナログ盤にみられた包み込まれるような、やわらかく芳醇な低域がスポイルされてしまったことだ。全体的にレンジが狭くなった感じで時代に逆行する思いだ。キャメルを分からない人間がCD化したのかは知る由も無いがこういった手抜きのCD化は非常に残念だ。
・「美しいロック~おとぎ話やRPGのような音世界」
まるでロールプレイングゲームのテーマ曲のようなオープニングから、最後まで、とても美しく、ファンタジックな雰囲気のアルバムです。アルバム全編に渡って大々的にフューチュアされているキーボードはとても美しく、ギターも適度に湿り気を帯びた繊細なサウンドでとても良い感じです。エフェクトがかかったようなヴォーカルもひとつの楽器のような使われ方をしており、上手く楽曲に溶け込んでいます。またフルートが非常に効果的に使われており、このアルバムの魅力を増すことに貢献しているように思います。
ジャンル的にはプログレの部類に入るのかもしれませんが、どの曲もメロディが非常に美しく、とても聴きやすいので、普段そういった音楽に馴染みのない人でも、それほど身構える必要はないかと思います。 ブリティッシュロックならではの、美しく、気品に満ち溢れた音楽です。
・「Peter Bardensよ永遠に」
昨年、Peter Bardensがこの世を去った。ちょうどこのアルバムをはじめとするCAMELの一連のリマスター盤の発売を前にしてのことで、ショックは大きかった。特に思い入れの深いこのアルバムでの彼のキーボードプレイは、Andy Latimerの独壇場を許さず、確固としたポジションをキープしている。
このアルバムほどサウンドとジャケットが一致するものも珍しい。淡い夢み心地の色合いそのままに展開する幻想的なサウンドは、ブリティッシュ・プログレと呼ばれるジャンルの中でもGENESISやフランスのTai Phongをまぜ合わせたような浮遊感に溢れている。傑作である。
・「楽曲と演奏は良い」
Camelのアルバムとしては、ボーナストラックは別として、オリジナルナンバーにはクズ曲がなく(ボーナストラックも曲が悪いわけではなく、資料としては意味がある)、演奏も良く、曲の配列も良い。曲の良さということで考えると、Rain DancesやBreathlessよりも良いと言える。しかし、個人的意見では、やはりこのアルバムではアンディ・ラティマーのヴォーカルが弱点となっていると思う。彼の声はこもり気味で聞きづらいのだが、このアルバムでは録音のせいもあるのか、特に悪い。Song within a Songなど、A Live Recordのリチャード・シンクレア版と比べれば雲泥の差となっている。曲と演奏が良いだけに、惜しいと思う。ラティマー氏の声が好きな人は別ですが。
・「「The Snow Goose」と並ぶ名盤。」
名作コンセプトアルバム「The Snow Goose」でその地位を不動のものとした彼らが余裕を持って制作した4thアルバム。「Mirage」のような荒々しさに前作のような滑らかな感覚でかぶせた本作はファンの間からも人気が高く、前作と共に最高傑作と呼べる作品だ。名曲揃いの本作であるが、その中でも特筆すべきは最終曲「Lunar Sea」。7拍子の疾走が印象的で、本当に月面の湖の上を飛んでいるかのような感覚を味わうことができる。ドラマーのワードが作曲していて、彼のセンスをうかがわせる。プログレファンは勿論のこと、70年代のロックファンは是非とも聴いてほしい一枚だ。
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