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▼合唱曲:人気ランキング

ベートーヴェン:荘厳ミサ曲ベートーヴェン:荘厳ミサ曲 (詳細)
クレンペラー(オットー)(アーティスト), ゼーダーシュトレーム(エリザベート)(アーティスト), ヘフゲン(マルガ)(アーティスト), クメント(ワルデマール)(アーティスト), タルヴェラ(マルッティ)(アーティスト), ニュー・フィルハーモニア合唱団(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), ピッツ(ウィルヘルム)(指揮), ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(演奏)

「残念ながら、歌詞対訳はついておりません!」「宗教と芸術の不思議な関係」「ベートーベン音楽の最高峰」「心より出でて-そして再び-心に入らんことを」


フォスター名歌のすべてフォスター名歌のすべて (詳細)
ロジェー・ワーグナー合唱団(アーティスト), フォスター(作曲), ワーグナー(ロジェー)(指揮)

「満足度100%」「みんなの知ってる曲がたくさんです」「大満足でした」


金髪のジェニー(ザ・ベスト・オブ・ロジェー・ワーグナー合唱団)金髪のジェニー(ザ・ベスト・オブ・ロジェー・ワーグナー合唱団) (詳細)
ロジェー・ワーグナー合唱団(アーティスト), フォスター(作曲), マルティーニ(作曲), クライスラー(作曲), モロイ(作曲), ホーソン(作曲), ブランド(作曲), ステッフェ(作曲), ザ・ライオン(作曲), プールトン(作曲), スコット夫人(作曲)

「どこかで聴いたことがある懐かしい曲ばかり」


ウィーンの森の物語 / ウィーン少年合唱団ウィーンの森の物語 / ウィーン少年合唱団 (詳細)
ウィーン少年合唱団(アーティスト), シューベルト(作曲), ブラームス(作曲), グルーバー(作曲), メンデルスゾーン(作曲), フリース(作曲), J.シュトラウス(作曲), Jo.シュトラウス(作曲), J.シュトラウス(1世)(作曲), マルシック(ペーター)(演奏), トメック(ペーター)(演奏)

「可憐な歌声に包まれてみませんか?」「感動しました」「美しい歌声!」


ロシア愛唱歌集ロシア愛唱歌集 (詳細)
ドン・コサック合唱団(アーティスト), ソロヴィヨフ=セドイ(作曲), ドゥナエフスキー(作曲), ダビドフスキー(作曲), グリンカ(作曲), ジャーロフ(セルゲイ)(指揮), ジャーロフ(その他), シュヴェードフ(その他)


黒人霊歌集黒人霊歌集 (詳細)
ロジェー・ワーグナー合唱団(アーティスト), テーリー(サリー)(アーティスト)

「この演奏がまだ手にはいることに感謝します。名演の極みだと思っていますので。」「コーラス好きにお勧め」「虐げられた者への癒し」「新世界の音色」「なつかしくて涙が出てきた」


アーニー・ローリー イギリス民謡集アーニー・ローリー イギリス民謡集 (詳細)
ザ・スコラーズ(アーティスト)

「歌詞対訳がないのは納得できない」


お腹の赤ちゃんのための心スクスク自然生薬‾音楽のくすりVol.9お腹の赤ちゃんのための心スクスク自然生薬‾音楽のくすりVol.9 (詳細)
オムニバス(クラシック)(アーティスト), サザーランド(ジョーン)(アーティスト), カッチェン(ジュリアス)(演奏), ボレット(ホルヘ)(演奏), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏), ロジェ(パスカル)(演奏), アシュケナージ(ウラジミール)(演奏), シュトゥットガルト室内管弦楽団(演奏), ハレル(リン)(演奏), ティボーデ(ジャン=イヴ)(演奏), チョン・キョンファ(演奏)


ラフマニノフ:「鐘」「春」「3つのロシアの歌」「6つの合唱曲」ラフマニノフ:「鐘」「春」「3つのロシアの歌」「6つの合唱曲」 (詳細)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(アーティスト), プラハ・フィルハーモニー合唱団(アーティスト), レイフェルクス(セルゲイ)(アーティスト), シャーグチ(マリーナ)(アーティスト), レヴィンスキー(イリヤ)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), ブリフ(ヤロスラフ)(指揮), アシュケナージ(ウラディーミル)(指揮)

「ロシアの匂い」「アシュケナージの戦略がオーケストラの新たな魅力を引き出す!」「ロシアの味」


NOW CLASSICSNOW CLASSICS (詳細)
オムニバス(アーティスト), 中丸三千繪(アーティスト), ロジェー・ワーグナー合唱団(アーティスト), シロス修道院合唱団(アーティスト), ブーニン(スタニスラフ)(演奏), フィルハーモニア管弦楽団(演奏), イギリス室内管弦楽団(演奏), ケルン放送管弦楽団(演奏), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏), セイント・ルカ教会管弦楽団(演奏), フランソワ(サンソン)(演奏)


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▼クチコミ情報

ベートーヴェン:荘厳ミサ曲

・「残念ながら、歌詞対訳はついておりません!
 クレンペラーの演奏の荘厳ミサを初めて購入。このシリーズのフランソワのショパンのリマスタリングは素晴らしく、やはり新しく、以前より200円安いこの盤(しかも売れている!)に期待しましたが、不覚。 いつもなら、歌詞対訳の有無を確認するのに、届いて帯を見たら、”歌詞対訳はついておりません”。皆さん、気をつけましょう。 まあ、他に対訳付き日本語盤や他の作曲家でもミサ曲の対訳を持っていれば何とかなり、今回の被害は軽症で済みました・・(でも聴く度に他のCDの解説を取り出すのはイマイチですし、トラックナンバーも違います)。 でも、初めてこの名盤を買う方もたくさんおられるので、投稿しました。 歌詞対訳つきかどうかわからない時は、レコ芸やレコードイヤーブックを見るなり、さらに枚数の多いオペラ等では直接メーカやCDショップに電話して、必ず確認しましょう! なお、この曲の2枚組盤やArt盤(1700円)は、レコードイヤーブックによれば、歌詞対訳付きのようです。  また、老婆心ながら、歌詞のある曲のCDでは、”歌詞対訳つき”と、”対訳つき”の違いにもご注意下さい。”対訳つき”では、今聴いている”単語”が何なのか、どこなのか分からず、残念ながら付いている意味は”?”(詳しい大意と変わらない)と言えると思います。  演奏は、一時代前の解釈ながら、大変立派な、押し出しの強いもの。感動的です。テンポが遅すぎないので、一枚で全曲が聴けるのも便利です。 録音は、きっと改善著しいのでしょうが、さすがに大合唱団をフォルテで歪みなく、とはいかないようです。しかし、鑑賞には差し支えない範囲とも言えますので、ご安心ください。

・「宗教と芸術の不思議な関係
 クレンペラーの残した録音の中でも最高の作品といっていい。合唱の澄みきった美しさは、宗教音楽特有の荘厳さを周囲の空間全体に満たす。加えて低域の鳴りのよさ、豊かな広がりは、クラシック音楽を聴く醍醐味だ。単純に美しいだけではない、崇高な感情を憶えるこれらの宗教音楽の響きは、芸術とは何か、音楽とは何かといった哲学的な問いへ私たちを導く。

・「ベートーベン音楽の最高峰
ベートーベン芸術の最高傑作の一つ。キリスト教のミサの枠を越えてしまっている。キリエの合唱の入りの電撃のような衝撃、グローリアの長大なフーガとそれに続く終結の圧倒的な迫力、クレドの「来世の命を信ず。アーメン」のフーガの凄さ(前半は「来世の命」の言葉通りの神秘的な進行が印象的で、後半になると「来世の命」を確信する信念あふるる音楽に変わり、バスのオクターブ跳躍によるフーガ終結部は特にすさまじい。己の信念を心の底より天空はるか高いところまで突き上げるような、圧倒的な力を持って響きわたる)ベネディクトスの高貴なバイオリン、アニュスディの平安への祈り、曲のどこをとっても感動的でない部分はない。

クレンペラーの演奏はこの曲のベストというべき演奏で、ややテンポが重い以外に不満はない。

なおかつて2枚組でこの演奏が発売されていたが、海外版ではなんとアニュスデイの一部が欠落しているというとんでもない編集ミス(だと思う)があった。もちろんこのCDにはそんなミスはない。

なお歌詞については……ネットで調べましょう(笑)。

・「心より出でて-そして再び-心に入らんことを
 ベートーヴェンの「荘厳ミサ曲」はバッハのロ短調ミサ曲と並んで、古今東西最大のミサ曲である。それと同時に、その規模の大きさ、大胆な語法、伝統的教会音楽という枠を超えた普遍性を備えた、西洋音楽芸術が到達した最大の高みでもある。 この曲はベートーヴェンのパトロンでもあり、芸術上の弟子であり、何よりも精神的に彼を支えた親友でもあったルドルフ大公が枢機卿に選出され、続いてオルミュッツの大司教に任命されたのを祝う就任式のための音楽を作曲する事が直接のきっかけとなって始められた経緯があり、第九交響曲の作曲とも並行して行われた。何とか就任式に間に合うように筆を進めたが、結局、この曲を単なる就任式のための音楽を超えた普遍的芸術にまで高めようとするベートーヴェンの音楽に対する理念のために完成したのは就任式の三年後であった。けれども、その三年が如何にこの曲をこれほど偉大な傑作にしたか想像するに余りあるほどである。ベートーヴェン自身も彼の書簡で度々、「この曲は私の最大の作品である」と自負している事からも分かるであろう。また、冒頭には有名な言葉「心より出でて-そして再び-心に入らんことを」と記されており、今日でもこの真意は判明していない。これと同じような事は最後の弦楽四重奏曲の冒頭にもあり、これもはっきりと判ってはいない。ベートーヴェン特有のユーモアなのか、それとも彼が晩年たどり着いた深遠な思想なのか、もはや私たちにはその真意は理解できないが、それらの言葉を介さなくとも、彼の音楽を聞けば自ずとその深遠な芸術的思想を垣間見ることができるだろう。 この曲は大変複雑であらゆる要素が多様にして自在に展開されており、対位法を中心とした交響的構成である為、第九交響曲よりも遥かに解かり難いのであるが、対位法展開の頂点と言うべきグローリアの「主のみ聖」、楽曲の頂点とも言うべきクレドの「三日目によみがえり」、崇高な祈りであるサンクトゥスはとりわけ素晴らしく、聴き手に痛烈な印象を植えつける。また、ベートーヴェン的な筆致が特に感じ取れるのは、天空から聖霊が降り注ぐような独奏ヴァイオリンが終始伴う「ほむべきかな」ではなかろうか。ここにはヴァイオリン協奏曲の緩徐楽章にあった浄福の精神が宿っている。ベートーヴェン自身の個人的信仰の告白がここに見られるように思う。第九交響曲の第三楽章とはまた異なった趣を持っている。共同体的理念ではなく個人的祈りがここに表現されているのではないだろうか。 そして、このような偉大な曲をクレンペラーはそれに相応しく何と偉大な演奏をしている事か。決して全体のテンポは他のベートーヴェンの楽曲の場合のように遅くはないのだが、壮大なゴチック、いや天空を仰ぎ見るかのごとき偉容を誇っている。フーガの部分などは決して緻密に細かく細分して捉えるのではなく、この曲の真髄である交響的全体像を明快に捉え、しだいに高まり行く交響的音響として解釈している。そのため、これほどの壮大さと偉容が感得されるのであろう。また、緩徐部分でも殊更深刻になる事はなく、静かに朗々とした崇高な趣を湛えている。これほどの音楽的完成度は稀であろうし、何よりも音楽を超えたベートーヴェンの理念と精神が聴き手に迫ってくる演奏は他にはないであろう。時代様式うんぬんを超えたものがこの演奏には秘められているのである。 確かに録音はフォルテで音が割れる部分はあり、若干響きの薄い事も感じられなくはないが、これほどの偉大な演奏の前ではそれはちっぽけな事に過ぎない。ベートーヴェンが楽曲冒頭に掲げた思想をこの演奏を通じて一人一人が考えることが大切なのではないだろうか。ベートーヴェンの音楽は音楽と聴き手という二つに分かたれたものを一つにする力を持っているのである。彼がこの曲を作曲したのは単に自らの主観的理念を人類に伝えるためだけでなく、この曲を通じて教会という枠を遥かに超えた神への信仰において人類をこの曲の「交響的な有機体」の如く、一つに結び付けようとしたためでもないだろうか。

ベートーヴェン:荘厳ミサ曲 (詳細)

フォスター名歌のすべて

・「満足度100%
フォスターの曲ならこれ一枚あればOKー、とは言い切れないでしょうが、しかし有名どころはほとんど収録されています。男声、女声ともに透き通るような伸び、繊細さ、そしていきのよさ、どれをとってもすばらしい歌唱力の合唱団だと思います。

  一曲目の"夢見る人"ですが、誰もが知っているあのメロディが始まる前に、ショート・オープニング(?)とでも言うのか、これまで一度も聴いたことのない混声のハミングが、それこそ切ないまでにほとばしり出てきて、(このハミングは、オリジナル・スコアにもともと書いてあるのかどうか知りませんが)一気に引き込まれてしまいました。すべて名曲ぞろいですが、中でも6曲目の、"赤いバラよ、いついつまでも"という、今までまったく知らなかったマイナーな曲が気に入って何10回も聴いてしまいました。

  また、曲自体の評価と関係はありませんが、ハードボイルド作家、北方謙三氏の初期の作品によく登場していた、老いぼれ犬・高樹警視がいつも口ずさんでいた、"老犬トレイ"も、このCDで初めて聴くことができました。

・「みんなの知ってる曲がたくさんです
あれもフォスター、これもフォスターという感じでコマーシャルなどでよく耳にする曲がいっぱい入っています。また、聞いているとアメリカ南部の風景が目の前に浮かんできてとても感動的です。ただ、このCDに、”主人は冷たい土の中に”が入っていればいう事ないしですが残念です。

・「大満足でした
フォスターの”主は冷たい土の中に”は、小学校で習って以来好きでした。昨年のクリスマスに”スワニー川”もフォスターの曲である事を知り、このCDを購入しました。

曲数は10曲と少ないですが、聞いた事のある曲が多く、聞くと心が落ち着きます。このCDのオススメ曲は最後のラプソディーです。この曲を聴きながらバドワイザーを飲むとサイコーです。フォークに近いがフォークでないアメリカくささがにじみ出たCDと思いました。

フォスター名歌のすべて (詳細)

金髪のジェニー(ザ・ベスト・オブ・ロジェー・ワーグナー合唱団)

・「どこかで聴いたことがある懐かしい曲ばかり
「峠のわが家」を聞きたいと思って購入しましたが、CDをかけてみると、どの曲もどこかで聞き覚えのある懐かしい曲ばかりでした。学校の音楽の授業で歌った「アニー・ローリー」、「草競馬」、「蛍の光」。「なつかしきケンタッキーのわが家」、「夢路より」は、CMで流れていたな。「故郷の空」は、だれかさんとだれかさんが麦畑・・・。「峠のわが家」、「故郷の人々」、「ダニー・ボーイ」など、この曲はこういうタイトルだったんだ・・・なんていう名曲ぞろいです。

金髪のジェニー(ザ・ベスト・オブ・ロジェー・ワーグナー合唱団) (詳細)

ウィーンの森の物語 / ウィーン少年合唱団

・「可憐な歌声に包まれてみませんか?
 このCDは、ウィーン少年合唱団のCDの中でも最も素晴らしいものの1つだと思います。

 なんと言ってもソプラノがすごい!!少年でも少女でも、男性でも女性でもない、どこにも属すことのできないような魅惑的な歌声です。可憐だけど芯があって、特に高音部分は突き刺すような勢いがあります。アルトも声が洗練されていてとてもソフトに歌われています。しかし同時に威厳があり、ソプラノとの調和が最高にいい!!です。ピアノ伴奏も軽いピッチで合唱をちょうど良く引き立てており、聴いていて心地よいです。まさにCDの名前通り、「ベスト・オブ!!」間違いなしです。 この世のものではないような美しさがこのCDにはたくさん詰まっています。とにかく聴いてみてください!!

・「感動しました
すごく感動しました。流浪の民が聞きたくて購入したのですが、他にも知ってる曲が多くて、とても聞きやすかったし、何より、あの美声。おかげで、毎日のように聞いています。私も含めて、素人の方にもお勧めのCDだと思います。

・「美しい歌声!
今度ウィーンへ行くので、べたですが買ってみました。ドイツ語で歌っているので、ドイツ語の発音が聴けてよかったです。あまり詳しくないですが、合唱よりソロの曲が多いかなと思いました。個人的には合唱が聴きたかったので、マイナスひとつ星。ただ、ソロの歌声も天に昇るようで、本当に美しいです。

ウィーンの森の物語 / ウィーン少年合唱団 (詳細)

黒人霊歌集

・「この演奏がまだ手にはいることに感謝します。名演の極みだと思っていますので。
ロジェー・ワーグナーが健在だった頃、ロジェー・ワーグナー合唱団の演奏を聴いたことがあります。1979年の日本公演でした。メゾ・ソプラノのサリー・テリーも同行しており、このCDにも収録されている「汝はそこに WERE YOU THERE?」の名演奏を目の当たりにしました。合唱団の人数は30名程度だったと思いますが、重厚なハーモニーは、レコードの演奏同様、感動的でした。

「汝はそこに」は、主イエスキリストの受難を歌った黒人霊歌の中でも荘重な趣をもった敬虔な曲であるのは間違いないと思います。編曲も担当したサリー・テリーのソロが、敬虔な思いを聞き手に激しく伝えてくれます。

6曲目の「鐘の音に」や11曲目の「友よ、糧を分けよう」の比類ない美しさを持った名演を現在でもCDで聴く事ができるのは本当にありがたく思っています。このような深い精神性を実際歌うのは難しいことで、「スピリチュアル」を今歌われる多くの若い世代に聴いて欲しい演奏です。

黒人霊歌は「魂の叫び」とよく表現されます。アメリカの奴隷制度の支配化の元、過酷な環境にあった彼らが、現世の苦悩を逃れるため、「聖書」に救いを求め、それを歌として表現しました。だだ、それらの苦悩を昇華した後には、「Were you there ?」のような敬虔な深い宗教的感動があるように思います。昔からの定番の演奏です。得られる感動は決して風化していません。

・「コーラス好きにお勧め
あまりに美しく整っていて、泥臭さはやや薄くなっていますが、黒人霊歌独特のリズムや節回しを生かしつつ、重厚なハーモニーで敬虔な雰囲気を醸し出しています。サリ・テリーのソロも表現力豊かですばらしい。

・「虐げられた者への癒し
全体的に重厚で悲痛、文字通り魂の叫びという感じ。どん底に落ち込んでいるときに聴くと最大の癒しが得られるのではないだろうか。感情がめちゃくちゃ入ってます。サリーテリーもビブラート効いていて神懸かり的です。6曲目の「鐘の音に」など、ぶっとんでいます。団員の約1名が明らかに興奮して声が裏返るような叫ぶようなトランス状態に陥っているようなのです。しかも、それが全然じゃまになっていない!でも、元気なときに聴くと重すぎるのでご注意を。

・「新世界の音色
実は昔家にあったLPレコードと同じ音源の物を探していたのですが、これは違っていました。 しかし一曲目の“汝はそこに”が流れてきた瞬間にもうそんな事は気にならなくなってしまいました。 サリー・テリーのソロ、最高です。 そして勿論それを支えるバックコーラスも。 三曲目の“深い川”は、“アメイジング・グレイス”以上に好きな名曲。 実は捜していた音源というのは、かなり壮大なバック・オーケストラがついたものだったのですが、こちらはアカペラ(全曲そうです)。しかし、これはこれで素晴らしい合唱。

ソプラノ、バス、テナーといった合唱形態は、もちろんヨーロッパから伝わった伝統ですし、歌うわれているのは全て聖書に材をとったものなのですが、その歌いっぷりは明らかにヨーロッパ人の合唱と一線を画しています−虐げられた黒人たちのソウル抜きには語れないこれらの歌はまさに新世界アメリカでしか生まれ得なかった音色なのだなあーと思ってしまうのです。 芸術というものはどこにでも、どんな状況でも生まれてしまうものですね。 “ジェリコの戦い” “少年ダヴィデよ、竪琴を鳴らせ”といった曲にはすでにジャズの萌芽が聴き取れると思うのですが。 このCDを聴いて気に入られた方には、同じくロジェ・ワーグナー合唱団の“フォスター名曲集”をお勧めします。

・「なつかしくて涙が出てきた
高校生の頃、このレコードをかじりつくようにして夢中で聴いていた頃のことを思い出した。特に「Deep River」「Tone duh Bell Easy」は、いま聴いても涙が出てくる。稀代の名演奏だと思う。ただ一つ残念なのは、音源がレコードであるためか、「サーッ」というホワイトノイズが聞こえてくること。今の技術でそれを消すことはできないのだろうか?

黒人霊歌集 (詳細)

アーニー・ローリー イギリス民謡集

・「歌詞対訳がないのは納得できない
このCDには、イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの民謡が合わせて26曲収録されています。ザ・スコラーズは4人ないし5人で編成されたア・カペラ歌唱グループです。当盤の総演奏時間は70分弱です。

日本でも親しまれているブリテンの有名な民謡はほぼ完全に網羅されていて、選曲の面では十分合格点に達する水準です。歌唱力も申し分はありません。ところが、この類のCDとして致命的なことに、歌詞と対訳がついていません。どんな英語の達人でも、yeやe'erなどの省略語が多用された英語歌詞を歌詞対訳抜きで味わい尽くすのは、日本人には不可能と思われます。またどういうわけか、「ロンドンデリーの歌(ダニー・ボーイ)」だけは無歌詞のハミングで収録されています。

以上の理由から私はこのCDをおすすめしたくありませんが、対策は無きにしもあらずです。野ばら社から刊行されている歌本「世界のうた」には、当盤で歌われている26曲のうち13曲の楽譜及び日本語歌詞が載っています。「世界のうた」には英語歌詞は1番だけしか載っていませんが、「埴生の宿」や「蛍の光(昔の友)」ぐらい有名な歌ならば、インターネット上で英語歌詞が公開されています。「ロンドンデリーの歌」はケルティック・ウーマンも「ダニー・ボーイ」版をカヴァーしていますから、ハミングで飽き足らない場合は一度お試しください。

アーニー・ローリー イギリス民謡集 (詳細)

ラフマニノフ:「鐘」「春」「3つのロシアの歌」「6つの合唱曲」

・「ロシアの匂い
アシュケナージのラフマニノフには、ロシアの匂いが強く感じられる。「鐘」は、ラフマニノフ自身、傑作としたものであり、アシュケナージはこれにこだわりをもって挑む。合唱曲ではアシュケナージのピアノも楽しめる。

ところで、エクストンの録音は、至高のものであるといえよう。音にこだわりを持つ人ならば、必ず満足するであろう録音であり、レコード芸術などでの評価も抜群にいい。

・「アシュケナージの戦略がオーケストラの新たな魅力を引き出す!
1997年からチェコフィルの常任指揮者にアシュケナージが就任したのだが、これによって一つの明確な効果がこのオーケストラにもたらされた。レコーディング・レパートリーの多様化である。元来、「チェコ」という響きがよりローカルなためかレコーディングの戦略もドヴォルザーク、スメタナ、マーラー、ヤナーチェクといったチェコに縁の深い作曲家のものが多く、それを「やっぱり本場の音楽は理解が深い」みたいにコメントして(それを言ってる当人が日本人だったり・・・笑)購買力に訴えるのである。

アシュケナージもチェコフィルとドヴォルザークやマーラーを録音したが、一方でR.シュトラウス、そしてこのラフマニノフ(!)という新しい側面をこのオーケストラから引き出すことに成功した。元来アシュケナージはレコーディングによるオーケストラの国際化に積極的で、これまで彼が関わってきたオーケストラ、例えばベルリン放送交響楽団であれば、CD化に際して名称を変更し、「放送」というオーケストラの機能を制約する印象をはずしたり、NHK交響楽団とデッカへショスタコーヴィチを録音して、それを自身の全集に組み入れたりという尽力をしてきたわけで、チェコフィルの場合は、このオーケストラのインターナショナル性を高める戦略的な録音を組み込んだのは「確かに」とうならされる。

「鐘」と「3つのロシアの歌」についてはコンセルトヘボウ管弦楽団とデッカへのレコーディングもあったが、今回の録音はよりダイナミクスの幅が広く、細部まで入念に仕上げている。「鐘」はラフマニノフ自身が最高傑作と呼んだ重要な作品で、エドガー・アラン・ポオのオノマトピーア(擬声音)的な詩を素材としている。古典性と力強いロマンティシズムが支配する。3楽章の土俗感あふれる迫力、そして4楽章の圧倒的なレイフェルクスの独唱は見事。カンタータ「春」は叙情的な美観に溢れていて、特に後半はラフマニノフの美学が横溢する名品。また末尾に収められた「6つの合唱曲」ではアシュケナージの瑞々しく耽美的なピアノ伴奏が、女声合唱に映えて、まるで北欧音楽のような清冽な印象を残す。

・「ロシアの味
アシュケナージのラフマニノフはロシアの味がする。ラフマニノフ自身、最高傑作と称していた「鐘」では、ロシア語の発音にこだわり、ロシア語を話す歌手を起用したという。また、「6つの合唱曲」では、アシュケナージのピアノも堪能できる。技術的に難しい曲とは思えないが、ロシアの匂いがぷんぷんする作品である。

ラフマニノフ:「鐘」「春」「3つのロシアの歌」「6つの合唱曲」 (詳細)
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