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Waltz for Debby (詳細)
Bill Evans(アーティスト), Scott LaFaro(アーティスト)
「購入の際の注意」「素敵な曲!」「美しく心地の良い名演です。」「難解な演奏」「奇跡のアルバム」
Kind of Blue (詳細)
Miles Davis(アーティスト), Wynton Kelly(アーティスト), Paul Chambers(アーティスト), Jimmy Cobb(アーティスト), Cannonball Adderley(アーティスト), John Coltrane(アーティスト), Bill Evans(アーティスト)
「自分の耳で聴いてみよう」「何も考えずにこの美しさを味わう喜び。」「JAZZの代名詞になってしまうといわれている、"Kind of Blue"」「モードを確立した作品としてジャズの金字塔です。「モード奏法って何????」」「何といっても、格好良さに尽きると思います」
I Will Say Goodbye (詳細)
Bill Evans Trio(アーティスト)
「比類なき美しさに身が震える」「知性とセンチメンタルの溶解点」「涙がでるような美しさに彩られた「SEASCAPE」 」「エヴァンス晩年の佳作」「Dolphin Danceって、こんなに爽やかで気持ちいい曲だったっけ?!」
Art Pepper Meets the Rhythm Section (詳細)
Art Pepper(アーティスト)
「よい音源で聞くと驚くほどの臨場感が!」「音楽の生命力」「よい音源で聞くと驚くほどの臨場感が!」「間違いなく名盤100選です」「アドリブに賭けた青春」
Explorations (詳細)
Bill Evans Trio(アーティスト), Scott LaFaro(アーティスト)
「夜が明けたら。」「「ワルツ・フォー・デビー」に劣らない最高の名盤」「超名盤になれなかった名盤」「ビューティフル・ラブのスリルと感動」「四部作では一番の出来」
Somethin' Else (詳細)
Cannonball Adderley(アーティスト)
「jazzを聴いてみたい人に」「マイルスの親分肌と心遣いを感じさせるキャノンボールの出世作」「本当に「枯葉」の決定的名演?」「マイルスのターニングポイント」「ピンと来なくてもジャズ・ファンを名乗って問題なし」
Christmas (詳細)
Singers Unlimited(アーティスト)
「クリスマスソングの”must have”」「聴かずにはいられない」「Christmas」「クリスマスだけでなくいつも聴いていたいアルバムです」「クリスマスにはこれ。。」
helen merrill (詳細)
Helen Merrill with Clifford Brown(アーティスト)
「実は、クリフォード・ブラウンの名盤」「たとえあなたがジャズファンじゃなくても」「ジャズ名盤100選、ジャズボーカルならベスト10」「これを5ツ星としないで、どうする」「ブラウニーとアメリカの青江美奈」
You Must Believe in Spring (詳細)
Bill Evans(アーティスト)
「ただ、ただ、美しいとしか言いようのないピアノアルバムです」「感傷の極致」「美しい」「内側のさざめき」「余りにも耽美的」
Wave (詳細)
Antonio Carlos Jobim(アーティスト)
「最初聴いたときは」「『less is more』」「クラウス・オガーマンの功績」「CTIがアントニオ・カルロス・ジョビンの良さを上手く引き出した」「ボッサ素人によるレビュー」
● マイルスがらみ
● 好きな音楽
● JAZZ(ジャズ)名盤 1945〜1965年 個人的に好きなアルバムです。
● FAUST名盤
● お洒落なジャズ・名盤・定番・最近のお奨め盤 ピアノトリオとボーカル
● 定番jazz
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Bill Evans
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Art Pepper
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Cannonball Adderley
Custom Stores>By Formats>輸入盤>All US Titles
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Jazz>Post-bop>Piano
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>J-L>John Coltrane
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>M-O>Miles Davis
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>P-R>Paul Chambers
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Jazz>Hard Bop>General
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Jazz>Hard Bop>Piano
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Jazz>Cool & West Coast>General
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Jazz>Cool & West Coast>Sax
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Jazz>Hard Bop>Sax
・「購入の際の注意」
この曲順を見てみてください。ボーナストラックとして別テイクが無神経にもオリジナルの曲順に割り込むような形で収録されています。いくら名曲でも同じ曲を2回ずつ聴かされるのは辛いものがあります。かといって毎回スキップするのも面倒くさすぎるし、だいいちそんなことでは音楽に浸ってられません。最近は曲順が改善されたものも出てきているので(別テイクが最後にまとめて収録されるようになった)、他の仕様のものを曲順を確認したうえで購入することをおすすめします。
・「素敵な曲!」
Bill Evansの最高のtrioでのCDとよく言われているこの作品。 有名なCDなのでこのジャケットを目にした事がある人も多いのでは? 本当に絶品です。 特に2曲目、タイトルにもなっているwaltz for Debbyは最高!jazzでは珍しく3拍子の曲ですが、上品,優しさ, かわいらしさ,などすばらしい形容詞をならべてもたりないくらいです。
jazz好きの人の100選なんかにも絶対入っています。
・「美しく心地の良い名演です。」
ジャズの歴史的な名盤が低価格になってましたので、随分得した気分です。ライブの雰囲気のよさがそのまま音になっているような感じです。1曲目の「マイ・フーリッシュ・ハート」のブルージーな演奏。オープンニングが実に見事ですし、続いてのタイトル曲の「ワルツ・フォー・デビー」。美しいメロディーを持った曲で、一度聴いたら忘れられない名曲中の名曲です。このCDは、オリジナル・アルバムにない別テイクも収められています。アルバム全体を通じてビル・エバンスの心地よいピアノとビル・エバンス・トリオのスイング感が十分味わえます。素晴らしいですね。ジャズに余り関心のない方でも是非に、という感じです。ジャズは、プレイヤーでないとなかなか馴染みづらい、といったことを言われるのですが、聴いて楽しみたいという方には最高の作品だと思います。なんと1950年代の作品ですが、若い人達にはきっと新鮮に感じられるんじゃないでしょうか。ジャズ・ファン以外の方でも音楽好きの方なら年齢・性別を問わずお分かりいただけるできると思います。
・「難解な演奏」
正直、この「怪演」をどう評価していいのかわからない。 テーマ部分はとてもキレイ系のジャズ・ピアノ風でうつくしいとはたしかに思う。でも、ほとんどアドリヴのない「マイ・フーリッシュ・ハート」をイイ、と言ってみても、それはビル・エヴァンスの魅力を的確に言い当てているとは思えないのだ。 「ワルツ・フォー・デビー」にしても、「マイ・ロマンス」にしても、テーマ以外のアドリヴの部分に来ると、正直言って寝てしまう。このライヴで、ほとんど聴衆はかれの演奏を聴いていなかったといわれているが、それも頷けるような気がする。さらにかれのアドリヴに輪をかけて困ってしまうのがあのスコット・ラファロの意味不明のベースだ。かれを絶賛する向きが多いようだが、ビル・エヴァンス・トリオの一番の邪魔者は彼だったのではないか。文句のない名盤「Explorations」でも、あのベースだけが余計なように思う。 なので、たぶんこの演奏を評価するファンは、ごく少数のよっぽどの達人か、大多数のジャズ初心者なのだろうと思う。わたくしのようにある程度のジャズ経験はあるけれどもプロの聴き手ではないという人間にとっては、未だに謎の演奏なのである。
・「奇跡のアルバム」
私にとって奇跡のようなアルバムである。ジャズを聴き始めた頃、5枚目のCDとして購入した。初めて聴いた驚きは忘れられない。自分の聴きたかったジャズが、まさにそこにあった。以来20年間、Jazzだけで500枚以上、ビル・エヴァンスだけでも100枚近くを集めて聴いたが、依然として色褪せない。
たまに取り出して1・2曲目を聴く。苦しいとき、集中力を出したいとき、何度も世話になった。くつろぎたい時にも聴いた。たった10分で気持ちが変わる。音にのめり込み、メロディーにのめり込み、すると私の中の何かが変わる。確かに他に好きなアルバムや曲もあるが、この10分は、やはり他には変え難い。
もう何度も名盤として語り古されてきたように、音色のつや、タイミングの絶妙さ、ベースとの相互作用、ジャケットの良さ、全てが確かに良い。何度も分析され、語られ、伝説とさえ言える程であるのは、ファンとして嬉しい反面、つまらなくもある。しかし、どんなに他人に語られようとも、言い古されてしまったことも含めて、このアルバムを愛せるのだ。全て了解した上で、それでも、聴いたときには好きだと明言できる。人間の作る芸術が、すごいものだと実感できる時である。
・「自分の耳で聴いてみよう」
これだけ活字で語られてしまったアルバムも珍しい。「ジャズ史に燦然と輝く名盤」とか「モダンジャズの最高傑作」とか云々。でも、そう書いた人たち、本当にそう感じたのかな?自分の思いを言葉にした結果なのかな?僕にはそうは思えないんだよね。
何よりもまず、マイルスの作品中これが最高といえるだろうか。50、60年代に限定したとしても、リスナーの心を動かす作品は他にあるだろうに。例えば、クッキンやマイルス・スマイルズの方がアルバム的な完成度は高いと思う。正直言って、このアルバムは聴き手の心を揺さぶる迫真性とプレーヤー各人の創造性に乏しいと感じざるを得ない。
メンバー云々の話はもっとおかしい。ジミー・コブを除く全員が超一流のジャズメンとして名を残しているのは分かる。でも、彼らは自身最高のプレイをここでしているのかな?ビル・エバンズ一人を例にとってもいい。もし、「彼はカインド・オブ・ブルーで最高のプレイをした」と言う人がいるならば、その人はエバンズのアルバムをまともに聴いたことのない人だろう。
別段、この作品を貶める気は全く無いけれども、やみくもに最高傑作を連発するのは大きな問題だと思う。世界で累計何千万枚売れたなんていっても、豪華版で売っているのは日本だけ。アメリカでは新品が一枚$6.99で売られている。
自分の耳で聴いてみよう。人の意見に左右される感動なんて本物ではないよ。
・「何も考えずにこの美しさを味わう喜び。」
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・「JAZZの代名詞になってしまうといわれている、"Kind of Blue"」
JAZZのアルバムの中で、世界中でもっとも売れるこの"Kind of Blue"は、JAZZの代名詞となってしまうかもしれない、という日本のJAZZミュージシャンがいる。数十年後の世界では、JAZZというものを紹介するときに、このカテゴリーに他のもの、例えばチャーリー・パーカー等のビバップなどは入らないことさえ考えられるかも、と。
それはさておき、Kind of Blueである。マイルスのアルバムの中でも、押さえたムードの中でお洒落で都会的なサウンドが静かに展開される。タイトルどおりちょっとブルーな雰囲気。十代の頃に何十回も聞いたアルバムだ。一言で言うとマイルスのアルバムの中でも特に格好いいのだ。マイルスの口癖でもあった"So What?"(だからどうしたってんだ?)から始まるこのアルバムの曲は、いつでも頭の中でリフレインする。マイルスは、最晩年に至るまで、常にJAZZ界に新しいアイデアを提供してきた。多くのミュージシャンがこのアルバムを聴きまくって、いろんなヒントを得たのも事実だ。マイルスが亡くなったときにキース・ジャレットが「これからは誰がアイデアを提供するのだろう」と嘆いたのは有名だ。モード奏法の確立したアルバム云々、このアルバムについての解説は恐ろしいほどの量だ。だけど、虚心坦懐にこのサウンドに耳を傾けてほしい。マイルスの終生変わらなかった洗練された、繊細なサウンドを楽しんでほしい、と思う。
そして若いリスナーには、”音楽の秘境”へと突き進んでいき、つねに驚嘆すべきサウンドを作り上げていった、この天才ミュージシャンの70年代、80年代、90年代のアルバムも聴いてもらえたら嬉しい。
・「モードを確立した作品としてジャズの金字塔です。「モード奏法って何????」」
「251進行などを含まない簡単なコード進行で、分散和音(コードトーン、アルペジオ)を意識しないでアドリブソロを取る」=モード
「251進行などを含む複雑なコード進行で、(場合によっては、そのコード進行をリハーモナイズドしてさらに複雑化する)、分散和音に忠実なアドリブソロを取る」=普通のジャズ(ビバップ)
| Dm7 | ×8小節| Dm7 | ×8| Ebm7 |×8| Dm7 |×8
これはSo Whatのコード進行です。見てもらえば分かるように非常に簡単です。ってかコード2個しかない。「これがジャズになるの??」という疑問ですが、実際聴いてもらえば分かると思いますが、とてもクールなジャズになってます。凄い画期的ですね。
因にBlue In Greenはモードではないです。
・「何といっても、格好良さに尽きると思います」
59年発表のアルバムにして、「私の好きなジャズアルバム」等々のアンケートがあると、必ずといってよいほど、トップに来るアルバムです。特徴としては、「このアルバムで、マイルスはモードを確立した」を始め、様々な薀蓄が語られますが、要は格好いいのです。言葉でいえば、「静謐」といえばいいのでしょうか。静かに、けれど確かに刻まれるチェンバースのb、コブのdrのリズム隊をバックに、ここぞという場面で出される帝王マイルスのトランペット。中山氏でなくても、「くう〜、たまらん」と唸る格好良さなのです。そして、マイルス以外のキーパーソンは、やはり、ビルエヴァンスのピアノ。美しい旋律で、マイルスのプレイを引き出すだけでなく、時には、アルバム全体をリードする役割を果たしています。最初に聞くジャズアルバムではないと思いますが、いつかは聞きたいジャズアルバムの名作です。
・「比類なき美しさに身が震える」
Waltz for Debby 少し青い。Moon Beams 悪くはないけど眠くなる。You Must Believe In Spring どこか暗すぎる。と思う諸兄姉にお勧めなのが本作です。ビルが実兄ハリーの死の二週間後にレコーディングしたのでこのタイトルになったとのことです。リリカルで実に美しいエヴァンスのメロディとピアノが満載されています。聴いていると本当に身が引き締まる程に美しい。そしてどこにも締まった甘さがある。今までエヴァンスの最高作は前述のYou Must Believe In Spring だと思っていましたが、ここに改めます。私が持っているエヴァンスCD50数枚の中でこれが一番好きです。エヴァンスの本質はとてもソウルフルなプレーヤーだったことが分かります。隅々まで気の行き届いた叙情的なピアノが心に染み渡ります。最近はこればかり聴いていますが全然飽きません。Bill Evansは妥協のないデカダンスなジャズマンだったことに気付きました。ビルにサヨナラを言う前に是非これを聴いて下さい。
・「知性とセンチメンタルの溶解点」
ビル・エバンスを語る場合、ややもするとスコット・ラファロとのコラボレーション4部作に集約し、その後の音楽人生をそこからの展開、もしくは踏襲という見方をしてしまう嫌いがないだろうか。僕自身60年代初頭のエバンスの完成されたインター・プレイを評価するあまり、晩年の耽美的過ぎる彼の世界とまともに向き合っていなかった。しかし、You Musut Believe In Springと出会い、晩年のエヴァンスの深い精神性とどこまでも探求していく姿に感銘を受けた。そしてこのアルバムはそれに勝るとも劣らないいわば知性とセンチメンタルの溶解点を示すバランスの取れたエバンスの晩年の到達点だと感じた。I Will Say Goodbyeの比類なき美しさ。Dolphin Danceのリリカルで楽しいリズム。Nobody Else But Meの軽快さ。そしてエバンス自身のオリジナルOpenerのアグレッシブでドライブの効いたタッチなど随所に魅力が詰まっている。このアルバムのもう一つの魅力はジャケットのすばらしさにある。夜明けかトワイライトの陸橋を走る一台の古めかしい車。それはまさにWay(人生)そのものを暗示する象徴的なイメージである。センターラインが二本延び、空の果てまで続いている。すべてのものに終わりがあるが、そこにこめられた精神は永遠である。彼の兄の死へのレクイエムであるとともに彼自身の遺言のように思えてならない。そうI Will Say Goodbyeこそビル・エバンスの最期のメッセージなのだ。
・「涙がでるような美しさに彩られた「SEASCAPE」 」
ビル・エヴァンスは麻薬の常習により健康を蝕み、50年という短い生涯を終えるわけですが、この『I Will Say Goodbye』は、彼の最後の輝きを放ったアルバムです。 この3ヶ月後に録音した『You Must Believe In Spring』と共に晩年の傑作という意味では、多くの方の賛同を得られると思います。
エヴァンスは耽美的だと評されています。3曲目の「SEASCAPE」のように、ガラス細工のように繊細で、細部にまで美しさを散りばめたような演奏は他のジャズメンはもちろんのこと、エヴァンスによる過去の録音の中にもなかなか見つけ難いです。この抒情的な演奏は何回聴いても飽きるということはありません。それほど深い精神性をたたえています。もしまだ聴かれていないようでしたら是非聴いて欲しい演奏です。
このアルバムの収録前後、元の妻エレインは地下鉄へ飛び込んで自殺し、兄も銃で頭を打ち抜いて自殺するという悲劇が相次いでエヴァンスを襲います。そのような精神状態の中で収録したこれらの演奏の中に、心の安住を求めるのは当然でしょう。
「I Will Say Goodbye」、「Quiet Light」、「A house Is Not A Home」など美しい曲が数多く収録されているのは、ピアノを演奏することで繊細すぎる彼の精神のバランスを図ったとのだと推測します。それによってこれだけの美しい作品を今聴くことができるわけですが。1960年代前半のラファロ、モチアンとのトリオの美しさとはまた違ったエヴァンスの素晴らしさを感じることができるアルバムだと言えましょう。
・「エヴァンス晩年の佳作」
あの裏名盤"You Must Believe In Spring"の僅か数ヶ月前の同一メンバーによる録音で、しかもこの哀愁漂うタイトルとアルバム・ジャケット。"You Must Believe In Spring"と比較するのは多少酷な気もするけど、ついつい比較してしまいます。"Dolphin Dance"はハンコックのオリジナルよりもずっとこなれた軽やかな演奏だし、B.バカラックの"House Is Not A Home"も美しい。でもやっぱり、哀しくなるほど美しい"I Will Say Goodbye"、この曲を聴くだけのためにでも買う価値あり!です。
・「Dolphin Danceって、こんなに爽やかで気持ちいい曲だったっけ?!」
世間じゃラファロ無しだとエヴァンスもだめじゃんみたいな、先入主が強いけどボカァ、70年代のエヴァンス大好きです。60年代(ヴァーヴの頃)の時に甘口にすぎるようなマンネリズムというか...悪口はいわんとこ。とにかく、ファンタジー&ワーナーのエヴァンスは透き通ったというか、それでいてスゴイ切れ味の凄味というか、よく鍛えられた日本刀のような感じです。もちろん、最晩年に進むとこの凄味がコワイくらいになってきて(パリコンサートやコンセクレイションなど)それはそれで魅力なんですが、丁度ワーナーに移るこのあたり(他にYou Must Believe In SpringとかNew Conversationsとか)スゴイ絶望感の中にもほのかな諦念ベースの暖かみ(表情で言うとWe Will Meet Againの裏ジャケのような...コワイやんけ!)が感じられるのです。とりわけ、マイルスバンドの後輩ハービーハンコックの名曲Dolphin Danceのカバーが大好きです。この曲処女航海の中ではエンディングの、もぉ、日は暮れるは嵐はあるは、大変よぉーってドラマチックな展開の後にほっこり出てくるので、いままで脱力感のほうが先に来ちゃってたんですね。ところがこのアルバムのエヴァンストリオバージョンを聴いて、(しかもアップテンポになって)「こんな気持ちのいい海風だったのねん。」あー、舟サイコー!(なんのこっちゃ)ところでこのボブジェームス的センスのジャケットも素晴らしい!これから後のエヴァンスのアルバムジャケットは顔写をやめてイマジネイティブなかっこいいものになっていたような。エバンスの作品中もっとも好きなジャケです。
●Art Pepper Meets the Rhythm Section
・「よい音源で聞くと驚くほどの臨場感が!」
録音の良さで知られるコンテンポラリー・レコードの不世出の録音技師ロイ・デュナンの手によるもの。西海岸を感じさせるリアルでクリアな音質に驚ろかされるばかりだ。高出力アンプにJBLスピ-カーなどのよい音源で聞くと、その臨場感に圧倒される。また、オーナーのレスター・ケーニヒの肝いりで急遽決まったというセッションは、当事No.1といわれた一糸乱れぬマイルスのリズム・セクション+ウエスト・コーストを代表する天才肌のアルト、アート・ペッパーという千載一遇の顔合わせだ。のっけからYou'd Be So Nice To Come Home Toの名演一発で、しびれてしまう。すでに麻薬付けといわれていたペッパーだが、信じられないようなすばらしいプレイを聞かせ、生涯の最高傑作をものにしてしまった。同じく60年2月にコンテンポラリーに残したGettin' Togetherは当時マイルスのリズム隊のP・チェンバース、ウイントン・ケリー、ジミー・コブによるもので2匹目のドジョウをねらった感があるが、リズム隊の差という以上に、時代を経ことによるペッパー自身のイマジネーションの不足、体調不良によるダウン現象が如実に現れ、おまけに悲しいかなアルバムジャケットに映し出されたペッパーの美貌やデザインも含め比較にならない出来である。70年代に一度復活をはたしたものの、やはりペッパーのベストは50年代であろう。
・「音楽の生命力」
マイルスバンドのいわゆる「ザ・リズムセクション」を従えてのペッパーのアルトが存分に堪能できるワン・ホーン・アルバム。後にドラッグでへろへろになってしまうとは想像しがたい、5月の新緑のように生命力溢れる音楽。
しかし、音楽の生命力って何なんだろ。聞けばこのアルバムはろくなリハーサルも行わずにほぼぶっつけで行われたという。それぞれ絶頂期を迎えつつあったメンバー全員の脂ののりと、一触即発の一種の異種格闘技セッションのような緊張感と、お互いの手応えを感じながらプレイしててワクワクする感じが、この生命力を生み出したのだろうか。
50年も前のほんの一瞬の音楽に生命が宿った瞬間が今もパッケージされて聴けることに感謝・・・。
・「よい音源で聞くと驚くほどの臨場感が!」
録音の良さで知られるコンテンポラリー・レコードの不世出の録音技師ロイ・デュナンの手によるもの。西海岸を感じさせるリアルでクリアな音質に驚ろかされるばかりだ。高出力アンプにJBLスピ-カーなどのよい音源で聞くと、その臨場感に圧倒される。また、オーナーのレスター・ケーニヒの肝いりで急遽決まったというセッションは、当事No.1といわれた一糸乱れぬマイルスのリズム・セクション+ウエスト・コーストを代表する天才肌のアルト、アート・ペッパーという千載一遇の顔合わせだ。のっけからYou'd Be So Nice To Come Home Toの名演一発で、しびれてしまう。すでに麻薬付けといわれていたペッパーだが、信じられないようなすばらしいプレイを聞かせ、生涯の最高傑作をものにしてしまった。同じく60年2月にコンテンポラリーに残したGettin' Togetherは当時マイルスのリズム隊のP・チェンバース、ウイントン・ケリー、ジミー・コブによるもので2匹目のドジョウをねらった感があるが、リズム隊の差という以上に、時代を経ことによるペッパー自身のイマジネーションの不足、体調不良によるダウン現象が如実に現れ、おまけに悲しいかなアルバムジャケットに映し出されたペッパーの美貌やデザインも含め比較にならない出来である。70年代に一度復活をはたしたものの、やはりペッパーのベストは50年代であろう。
・「間違いなく名盤100選です」
アート・ペッパーの代表作であり間違いなく名盤100選入りするアルバムだ。私も最近は若い頃と違ってジャズをBGM的に聞く事が多いのだが、そういう意味でもこのアルバムは最高だ。勿論、若い頃はLPで聞いていたのだがCDで買いなおした。薀蓄を述べれば多々有るのだが、そんなことは抜きにして・・・
またジャズというジャンルも無視してとにかく楽しめるアルバムだ。
・「アドリブに賭けた青春」
楽器ひとつを武器にして全く未知の世界へ切り進んでいくパワーとスリルがアドリブの魅力で,これこそがジャズの醍醐味だと思う。 とかくアレンジ重視に傾く嫌いのあったウエスト・コースト派にあって,アート・ペッパーはアドリブ一本で勝負できた天才。本作がそのことを証明している。パーカー流のイディオムを脱し,独自のスタイルでのアドリブ展開は見事としか言いようがない。 彼の絶頂期は1950年代で,演奏にはどこか憂いがあり青春の光と影を感じさせる。他に「モダン・アート」「アート・オブ・ペッパー」「サーフ・ライド」もお薦め。 1957年の録音,フィリー・ジョーとしても屈指の名演。
・「夜が明けたら。」
このアルバムを初めて聴いたのは1973年、18才の夏だった。夜が明ける少し前の時間、ターンテーブルに昨日買ったばかりのレコードを載せると、流れてきたのは「イスラエル」だった。まるで、この静けさの時間の為に用意されたかのような演奏・・・。ビル・エバンスの研ぎ澄まされた静謐感漂うピアノの響きと、スコットラファロの躍動する流麗なピチカート、そして、ポール・モチアンの控えめで上品なブラッシュワーク。エバンスとラファロ、モチアンの醸し出す音はこの時代の誰にも似ていない。わずか4枚のアルバムを発表しただけで、ラファロの突然の死によって中断されてしまう奇蹟のピアノ・トリオの名作。マイルスとの共作「ナーディス」が流れる頃には、ようやく辺りが明るくなり始める。濃い蒼に染まる都市の夜明けとその表面を包む鈍い光沢。海に浮かぶ小島のような建物や工場やオレンジの照明に照らされたハイウェイが、ふいに影絵のように立ち上がる。部屋の開け放たれた窓から、夜明けの街へ朝霧のように静かに流れ出していく音群。まるでこのひとときの時間の為に作られたかのようなアルバム・・・。私はかつて、これほどまでに完璧なアンサンプルで統一されたピアノ・トリオを聴いたことがなかった。静謐感に充たされた宝石箱のような怜悧な抒情。甘さとも感傷とも無縁の演奏は、あらゆる音楽の系譜の中でも色褪せることがなく、これからも永遠に語り継がれていくだろう。天才的なコラボレーションを誇る20世紀最高のアルバムだ。
・「「ワルツ・フォー・デビー」に劣らない最高の名盤」
星を10個与えても惜しくない最高の名盤である。ラファロ、モチアンとの4部作の中で、比較的軽く見られているのは、冴えないジャケットや取っ付きにくいアルバムタイトルのためではないかと思うが、残念なことだ。「ポートレイト・イン・ジャズ」にまだ見られたやや堅い感じが失せ、より完成度の高いアルバムに仕上がっている。
印象的なテーマの「イスラエル」、バラード美の極みというべき「ホーンティッド・ハート」、哀愁の「ビューティフル・ラヴ」、そして「ナルディス」と、これでもかとばかり名曲名演が続く。アドリブのメロディが素晴らしくよく歌い、いつ聴いてもうっとりと聴き惚れてしまう。名盤「ワルツ・フォー・デビー」のように、心地よい甘味と高い芸術性を兼ね備え、初心者にも薦められるエバンスの最高傑作だ。
・「超名盤になれなかった名盤」
もちろん名盤である。しかし超名盤ではない。ビル・エヴァンスだったら、ワルツ・フォー・デビーとポートレイト・イン・ジャズが超名盤。なんたって「ワルツ・・・・」には表題曲以外に、マイ・フーリッシュ・ハートもある。「ポートレイト・・・・」には、ご存知「枯葉」がある。しかるに、この盤にはビューティフル・ラブ、ナーディスがあるものの、「決めの一曲」がない。決めの一曲があるのが超名盤。カインド・オブ・ブルーしかり。クール・ストラッティンしかり。アルバム写真もいいのだが、兄弟盤の「ポートレイト・・・」はもっといい。しかし、出来は最高で星5つ。「ポートレイト・・・」が好きで、繰り返し聴きすぎたという人にはぜひ、おすすめ。(松本敏之)
・「ビューティフル・ラブのスリルと感動」
「ポートレート・イン・ジャズ」に比べるとアルバム全体のバランスに欠ける嫌いがあるが、甲乙つけがたい名盤である。2つのテイクがある「ビューティフル・ラブ」が一番の聞き所だろう。テーマのメロディをひき終えないうちに、モーダルなブロックコードで曲そのものを壊していく過激な演奏だ。スリリングなアドリブは感動のパルスを生み出し、中枢神経が刺激される。ビル・エバンスは知性的なピアニストだといわれるが、この激しさは内に秘めたダダイストではないか。すなわち、破壊と創造が同時に行われるのである。しかし原曲のメロディーの美しさが失われることなくきらめくようなタッチの美しい即興が展開されるあたりは、さすがにリリシズムの権化エバンスの本領発揮だといえよう。
・「四部作では一番の出来」
「ワルツ・フォー・デビー」よりも、こちらの作品を買っている者である。冒頭の「イスラエル」、あの「クールの誕生」を聴いて非常に驚いた。このアルバムでは短調に移調して弾いているのである。そのためにすっかり内省的な違う曲のように聴こえる。他にも「ビューティフル・ラヴ」といい、「ナルディス」といい、誰かに聴かせることをまるで目的としていないような、うちに籠るヒッキーのようなアドリヴが非常に気にかかる。 本作を評価するもうひとつの理由は、本作が非常に耽美的な演奏であるのと同時に、あのスコット・ラファロがそれほどでしゃばっていないからである。ラファロのベースを革新的であると評価する向きが多いようだが、わたくしは端的に邪魔だと思っている。本作では比較的ベースが大人しいので完成度としては優れているのではないか。
・「jazzを聴いてみたい人に」
東芝EMIのアンケートで、「初めてブルーノートを聴く友達に勧めたいアルバム」の一位になった。私も、ジャズを聴いてみたいという友人に勧めてきた。ジャズの楽しみがギュッと濃縮されているからだ。そして何よりカッコイイ。 ピアノとトランペットの印象的な前奏から「枯葉」が始まる。薄暗い中で色彩が踊るように、音がつながって行く。黒を基調としたジャケットと雰囲気が似る。全体的に抑制が効いている。マイルス・デイビスの色だ。キャノンボールが対照的に、クールでありながらエモーション豊かなサックスを吹く。華麗なピアノが彩りを加える。
「ジャズでも聴いてみよう」という初めての一枚に最適だ。クラシック好きから入るなら、情動のストレートな表現が新鮮に響くだろう。リズムが鮮明で、揺れる様なノリもある。 ロックやポップス好きから入るなら、知的な印象を持つだろう。音のつながりに、理論を感じるだろうか。楽器に注目した聴き方も新鮮で面白い。洗練された楽器の声を感じて欲しい。
購入して、とにかくも繰り返し聴いて欲しい。気に入った曲だけを繰り返しても良いだろう。まずは音にのめりこんでみることだ。これが駄目ならば、悲しいけれど、いわゆるジャズは難しいだろう、と思う。しかし、幸いジャズは奥深い。ラテン、ファンキー、フリー、スウィングなどへ行く手もあるが、まずはこのアルバムは試金石だ。
・「マイルスの親分肌と心遣いを感じさせるキャノンボールの出世作」
そうです。キャノンボールアダレイという人は、早くに亡くなったこともあるけど、いまでは人気のないファンキージャズの権化、とされているので、れっきとした巨人なのに、ちゃんとしたリーダー作でさえ現時点で人気の人がサイドにいる場合、そっちのコーナーにCDが置かれちゃったりします。このアルバムも「実質的にマイルスのリーダー作」とされ、ショップによってはマイルスのコーナーに置いてあります。そりゃ、いつどんな時代にもキャノンボールがマイルスに指図することなんてできないのは明らかですが、このアルバムは普通に言われる「契約の都合上、キャノンボールをリーダーにした」なんてモノではなくて、明らかに親分マイルスがワカイシのアダレイの男を上げるために用意してやったミュージシャン/セッションであって、マイルス自身のためのものではない。すなわちキャノンボールのための、彼のリーダー作であるのは間違いないと思うのである。それはまず、他のメンツを見てもわかるでしょ、本来ならフィリージョーやガーランドでイケイケの音楽をやっていた当時(マイルストーンズと比較してみればよい)目立たない演奏も地味にならずにできるハンクジョーンズや意外に縁の下力持ちをさせたら世界一のブレイキーを持ってきたのはひとえにキャノンボールのサウンドをじっくり聞かしたろう、というマイルスの強力な意思を感じさせる。そう、マイルスのセクステットでははちゃめちゃなコルトレーンに煽られてアダレイの一種助平な持ち味はいかしきれていない。そのためにはこのアルバムに並ぶミディアム䡊??下のねっとりした演奏が必要だったのである。ところでSomethin' Elseというとたいてい「枯葉の名演が」という話になるが、そんなにいいだろうか?ワタクシにはどうにももったいつけすぎのように感じるのである。それよりもLove For Saleのがかっこいい。ハンクジョーンズのイントロの後、いかにもブレイキーなラテンタッチのフィルインでスタートするこの曲のイントロもしかしてオリジナルラブがBlue Talkでパクッたのではないか、
・「本当に「枯葉」の決定的名演?」
これは「枯葉」の決定的名演でしょうか?僕はどうしてもこのアルバムが好きになれません。ジャズ初心者の頃、このアルバムを聴かされて「これが分からないと駄目だ」と無言の圧力を受けたためかもしれませんが・・・・それにしても、今でもイントロはダサいと思います。マイルスのミュートも、曲のテーマも、別に感動しません。マラソン・セッションのどのアルバムよりも劣ると思うのです。もうジャズを聴いて20年経つし、千枚以上のジャズのレコードを持ってますが、「ジャズの名盤」と言われる物にはこうした違和感を感じるものがたくさんあります。 ちなみに、「枯葉」自体があまり好きな曲ではないのですが、強いてあげれば秋吉敏子"Four Seasons"収録のものが一番好きです。ほかC.Bakerの"She Was Too Good To Me"収録のもの、"The Incredible Jimmy Smith"収録のものも、多少はこれよりもいいような・・・。
・「マイルスのターニングポイント」
レーベルの関係でキャノンボール・アダレイがリーダーになっているが、事実上はもちろんマイルスがリーダー。この二人はこの後コルトレーンを加えた最強のマイルスのセクステットで行動を共にする。その意味でも、歴史的な邂逅といっていい。しかし、ここではこのアルバムの内容にこそ注目すべきだろう。というのもシャンソンの名曲「枯葉」の決定的名演を残した事だ。スタンダードや歌ものが得意なマイルスだが、シンプルで抑制の効いたこの曲を100㌫JAZZに仕立てた力量は彼の美学のエッセンスが凝縮された姿でもある。さらに音楽的な成果でいうならば50年代の総決算ともいえるモード・ジャズに突入する直前のマイルスのターニングポイントとして位置づけられる作品である。ギル・エバンスのオーケストラとの共演のなかでモードジャズを追及していたマイルスだが、コンボでのモード奏法への転換期の貴重な記録でもある。もう一人の主役、キャノンボールはマイルスの静と正反対のオーバーアクションな動的アドリブを展開し、見事な対比が描き出されている。チャーリー・パーカーの再来と騒がれた彼は、独立後ファンキー・ジャズの代名詞にもなったが、マイルスとの共演時代こそ、天性のリズム感やイマジネーションが真に発揮されていたのではないだろうか。他にラブ・フォー・セールなどのスタンダードがお勧めだ。
・「ピンと来なくてもジャズ・ファンを名乗って問題なし」
この盤のよさがわからなかった、と言って、決して悲観してはいけません。ジャズの本当の醍醐味はマイルスではわかりません。パーカーのダイヤル&サボイ盤を聴きましょう。 だけではあまりにそっけないし定番に過ぎるので、ここでのあまりにちぐはぐなマイルスとキャノンボールのふたりを笑うのもいいでしょう。「枯葉」がやりたいのなら、いくらなんでもキャノンボールと一緒に演る必要はなかったのに・・・ なぜキャノンボール? と今は亡きマイルスに小一時間問い詰めたい。
・「クリスマスソングの”must have”」
これを聞かなきゃクリスマスが来ないよ。本当のクリスマスの意義を伝えてくれるアルバム。多くが賛美歌からの選曲だが、堅苦しくなく、親しみ易く。これを聞くと心が洗われ、やさしくなれる。カーペンターズの2つのクリスマスアルバムもいいし、ケニー・ランキンのクリスマスアルバムのいいけど、やはりシンガーズ・アンリミテッドのアルバムか一番いい。多重録音によるアカペラの重厚なハーモニーが耳に心地よい。エンディングがまた良く、聞くたびに心の奥底に響くものがある。本当の意味で、クリスマスを私たちに伝えてくれる最高傑作。
・「聴かずにはいられない」
毎年12月になると思い出し、店を巡るけど見つからない…というのを何年も繰り返し、たまたまオフシーズン(3月)に思い出して購入。喜んでプレーヤにかけたら「今どきそんなものかけないで!」と家人からきつ~い一言。などという個人的な思い出話はさておき…
リリースから30年も経ってしまったのに全く色あせることのない粋なアレンジと美しいハーモニーには脱帽。4人しかいないのに、この豊穣な響きと多彩さは見事としか言いようがない。まさにアカペラの理想型が聴けるアルバムだ。美しく整っているけれど堅苦しい歌唱ではなく、ノリがよくてリラックスしているし、時にお茶目な一面ものぞかせる。
曲目はすべてが有名曲というわけではないが、聴いているうちに好きになれるからご心配なく。それより、いったん聴いてしまうとはずせないアイテムになってしまうのが心配(?)。
・「Christmas」
クリスマス時期になると、CD版を20年来探し続けていました。ラジオ番組で、Singers Unlimitedを知り、早速レコードを購入し、テープに録音して奥さんへの最初のクリスマスプレゼントしました。本当にきれいな歌声で、確かスタジオ録音のレコードだけのグループでした。もう一度聞きたい・・・その夢が(2週間遅いですが)叶いました。
・「クリスマスだけでなくいつも聴いていたいアルバムです」
シンガーズ・アンリミテッドの『Christmas』は、ア・カペラによるクリスマス・アルバムの代表作品とも言えるものです。発売が1972年ですから、もう34年前になりますが、古さは一向に感じられませんし、多重録音を駆使した複雑で美しいハーモニーは、一度聴けば聴く者全てを虜にするような魅力に満ち溢れています。全編を通じて、敬虔な雰囲気は終始漂っていますし、何よりハーモニーが優しさに満ちていますから気持ちが穏やかになりますよ。
ジャジーですが、上品なアレンジですので、クリスマスのBGMの定番といえるものでしょう。その後、マンハッタン・トランスファーの2種類のクリスマス・アルバムや、我が国を代表するトライトーンのクリスマス・ソングも美しいものですが、全てシンガーズ・アンリミテッドのこのアルバムの影響を見て取れます。
有名な讃美歌もこれだけ凝ったアレンジで聴きますとおシャレですし、新鮮な響きに包まれまています。ラストの「メリー・リトル・クリスマス」のハーモニーの美しさは特筆すべきものです。各声部をオーヴァー・ダビングすることによって、女声1人、男声3人でもこのような豊かで凝ったハーモニーが作れることに驚きますね。
シンガーズ・アンリミテッドの残した功績は大きく、今なお合唱愛好家に愛され続けているグループです。クリスマス・アルバムの代表作だけでなく、ア・カペラ・コーラスの代表作ともいえる作品だと思います。
・「クリスマスにはこれ。。」
いろんなクリスマスのCDがあるけど、いちばん雰囲気があるのはこれ。ポップスだけど、品格があって、聞いてて神妙になる。今年は久しぶりにとりだして、きいてみよう。ロックで聞くクリスマスなんて、、、信じられない。やっぱり、シンガース・アンリミテッド
・「実は、クリフォード・ブラウンの名盤」
1954年、ヘレン・メリルがエマーシー・レーベル第1作吹き込み時に出した条件が、ソロイストにクリフォード・ブラウンを加えることと、クインシー・ジョーンズに全曲のアレンジを依頼し、指揮をとってもらうことでした(アルバムのライナー・ノーツより抜粋)。何とも贅沢な吹き込みではないですか。かくして、このアルバムは、ヘレン・メリルのハスキーな歌の合間に聴ける、クリフォード・ブラウンの素晴らしいソロを、絶妙のアレンジで堪能できる内容になりました。クインシーのアレンジも、ヘッド・アレンジかと思えるほど自然な流れで、誰も強い自己主張をせずに協調を重んじ、大人の音楽が完成しています。この2人が参加したことによって、このアルバムは現在まで語り継がれる名盤になりました。クリフォード・ブラウンの短くも洗練されたソロやオブリガードは、トランペットの色気を余すことなく表現し、短いがゆえに魅力が凝縮されています。気持ちが穏やかな深夜に、間接照明の元でバーボン片手に、クリフォードのソロに耳を傾けてみませんか。クリフォード・ブラウンの人柄が心に染みてきて、明日も元気で優しい気分で過ごせると思いますよ。
・「たとえあなたがジャズファンじゃなくても」
ヘレン・メリルがどういう人で、一緒に演っているクリフォード・ブラウンがどんなプレイヤーかなんて事は知らなくても、この2曲目をじっくりと聴けばヘレン・メリルがほら、あなたの心の中にかなりの位置を占めるはず。そしたら今度は最初から最後まで聴いてごらんなさい。Don't ExplainやFalling in love with loveなどの良さがわかります。
このアルバムを何度も聞いているうちに、あなたはもっと他のジャズボーカルを聴きたくなるかもしれませんね。
・「ジャズ名盤100選、ジャズボーカルならベスト10」
TVコマーシャルでも流れたので曲を聴けば「あ~あれか!」と言える「超」有名な曲が入っています。が、しかし・・・決して流行に左右されるようなものでは有りません。ヘレン・メリルにとっては間違いなく決定盤でしょう。しかし私はトランペットのクリフォード・ブラウンを一押ししたいと思います。
薀蓄を述べればきりがありませんが、とにかく文句無しの名盤100選です。
・「これを5ツ星としないで、どうする」
浮気した男のウソに「言い訳しないで」という女心を歌った「ドント・エクスプレイン」、「ホワッツ・ニュー」、「スワンダフル」とか、ジャズのスタンダード・ナンバーの名曲がざくざく。これを5ツ星としないで、他に5ツ星の女性ヴォーカルのアルバムはあるのだろうか。クリフォード・ブラウンの演奏も最高。ただ、ジャケットは1ツ星。人肉を食うオババのように写っている。ヘレン・メリルはもっと美人なのに・・・・。(松本敏之)
・「ブラウニーとアメリカの青江美奈」
なつかしいです。アメリカの青江美奈、ハスキーでしびれます。ペットはブラウニーです。泣けてきます、ナイスです。私は「You'd Be So Nice to Come Home To」が聞きたくて買いました。サンプルではジミージョーンズのピアノソロのところで残念ながら切れてて聞けませんが、この後ブラウニーのごきげんなソロが・・・。ちょっと辛めの星3つですが、オススメです。素敵ですよ~。
・「ただ、ただ、美しいとしか言いようのないピアノアルバムです」
このアルバムは、内省的過ぎると、評価が分かれているようです。私はビル・エヴァンスのアルバムの中で、一番美しいピアノを弾いていると思います。別れた奥さんの自死、兄の死、追悼の曲もあるのでより内省的になるのは必然であり、そこから生まれる繊細で美しいピアノは、もはやジャズを超えて、クラシックですらあります。最近、頻繁に静音ピアノアルバムが出ていますが、私にはビル・エヴァンスの模倣に思えてなりません。ピアノアルバムが好きな方はぜひ聴いてみてください。ただ、曲・8以降はボーナス曲で、少し雰囲気が変わり、個人的な意見ですが、ないほうがよかったのでは?と思います。
・「感傷の極致」
余りにも悲しく、しかしそれ故に美しく心を貫く音。「MOON BEAMS」などのメロウな作風の行き着いた先とも言える作品。ただ心をほどくのではなく、同時に痛みも覚えるような静けさ。これは初期・中期にはない感覚だと思います。エヴァンスのピアノは水を感じさせます。限りなく透き通り、手を浸すと芯まで身体が震えるほど冷たい流れ。ベース・ドラム共に音が大きくリズムがはっきりとしたものですが、それでも徹底して揺らぐことのない静寂が空気を支配しています。全編非常に高い完成度。SIDE ONEは特に申し分の無い出来。架空の映画のテーマ曲であるような3、どこまでも高みに昇っていくような4は素晴らしすぎる。ボーナスの3曲はやはり不要と言わざるを得ません。いずれもレベルの高い曲ですが、オリジナルで完璧に完成され完結した世界が築かれているからです。
春は来ないのだとしても、それでも信じなければいけない。canやmayではなくmustだというところに、エヴァンスの壮絶な決意を感じます。沢山の素晴らしいレビューが既にあり、自分の言いたいことはほぼ書かれているのだけれど、それでも何か言葉にせずにはいられませんでした。音楽が好きで本当に良かった、と心から思える作品です。
・「美しい」
音数少なく力強さも感じられないが,なんともいえない哀愁の漂う晩年のCD.元妻や兄が自殺し,自分の死もすぐそこという状況で自分のために弾いているかのような哀しさ,暗さ,静かな絶望感,あるいは開き直った境地が音楽にもろに表れている.聴いて楽しくなるCDではないが,たまに聴くと痺れされてくれる.エディ・ゴメスのベースもよい.
・「内側のさざめき」
悲しくて静かで,感傷的で,寝る前に電気を消して聴いたりしてます.心の中の個人的な部分が,そっと波立つ感じが好きなのです.慌しい日々の中ではいつだって,感傷に流されることを抑えているけれど,哀切にすっかり身を委ねてしまえば,こんな綺麗な音さえ,生まれてくるのかしら.
・「余りにも耽美的」
余りにも美しいエヴァンズのピアノに胸が苦しくなるほどだ。だからいつもは聴けない。
Evans looks like facing to another world.(death)
エディ・ゴメスのベースが前に出てきこえる。1977年の作品。繰り返すが美しすぎる。
●Wave
・「最初聴いたときは」
言わずとしれたアントニオカルロスジョビンの名作ですが、ごく子供の頃、はじめて聴いたときは「なんじゃこのデパートでかかってるような軟弱な音は!」という印象でした。ロックにかぶれていたからか、父親経由で知って軽い反抗心が働いたからかもしれないですね。その後何度か聴き、購入してからはすっかり気に入ってて。デパートでかかってるようだと感じた要素は、自然に溶け込む音だというふうに、軟弱というのは繊細というふうに、耳の中ですっかり「聴き替え」が起ってます。食物だってカレーやハンバーグが好きな頃を経て、淡白でしかし味わい深いものが好きになったりしますし、そういう作品じゃないかと思います。
・「『less is more』」
ボサノヴァ最高傑作といっても決して過言ではないアルバム。ジョビンの極めて優れた楽曲郡を、クラウス・オガーマンのあまりにも完璧なアレンジが彩る。いうまでもなく彼の書く弦は世界で最も美しいもののひとつであるが、このアルバムでは特に洗練され、「less is more」のボサノヴァ精神を完全に体現している・・・・・。私のつたない表現では、このアルバムの魅力は1/100も語る事ができない。とにかく聴いてみてほしい。「ボサノヴァ」という音楽のひとつの到達点がここにある。
・「クラウス・オガーマンの功績」
ジョビンの代表作の一つだが、ジョビンのアルバムというより「クラウス・オガーマン・オーケストラ・プレイズ・ジョビン」と言ってもいい作品。ジョビンはピアノを弾いているが、やはり鍵を握っているのはクラウス・オガーマンの編曲だ。CTIでのこのあとの作品、「潮流」「ストーン・フラワー」等はデオダートが編曲を担当しているが、オガーマンと比較するとデオダートの編曲は凡庸で、アルバム自体も駄作となってしまっている。だから、余計にオガーマンの涼しげな編曲が最高に聴こえる。良い楽曲と良い編曲。それが、この作品がイジーリスニングとしても愛されている理由だろう。 ジョビンを聴くなら、歌入りはネルソン・リドルが編曲を担当した『The Wonderful World of Antonio Carlos Jobim』 、インストはこの『Wave』が基本である。
・「CTIがアントニオ・カルロス・ジョビンの良さを上手く引き出した」
ジャズのミュージシャンの中にはCTiレーベルで駄作を作ってしまう例も少なくないが、この取り合わせなら間違いない。CTiの醸し出す「ジャズのようでジャズでない雰囲気」が彼の良さを最大限に引き出した。
個人的には、ストリングスの入ったボサノバは好きではないのが、本作は例外である。是非とも夏の暑い夜に聴いてほしい。恐らく、知らないうちにそよ風が吹いてくるのを感じるであろう。
全曲ともにレベルは高いが、特に気に入ったのが1曲目の「波」。なんとも彼らしい下手(失礼)なシングルトーンのピアノがリラックスした雰囲気を出している。これに包み込むような管楽器が入って最高である。「波」とは言い得て妙だ。 他には9曲目の「アンティグァ」が良かった。フルートとキーボード(これがハープシコードという楽器か?)、加えてホーンセクションのやり取りが幻想的で、聴く者を心地良い不安へといざなう。
アントニオ・カルロス・ジョビンは数々の名曲を作り出しているが、アルバムとしての仕上がりで考えると、本作は最高傑作の1つに数え上げられるだろう。
・「ボッサ素人によるレビュー」
私の好みの音楽のジャンルは主にニューエイジ(乱暴なカテゴライズですね)で、専らインストものを聴いているのですが、ある日生活ににボサノヴァが足りない事に気づき、CD屋へ。そこで出会ったのがこの一枚です。正直何の予備知識も無かったので、アントニオ・カルロス・ジョビンの御名も知りませんでした。すみません。今は寝るとき南東に足を向けないように気をつけています。 で、聴いてみました。ああ、いい音楽を買ったなというのが率直な感想です。
日曜日、お気に入りのポータブルオーディオから少し控えめの音量で流れてくる"Wave"を聴きつつ誰かと待ち合わせ…なんてのはいかがでしょうか。
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