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純~21歳の出会い~ヘイリー・ミーツ・ジャパニーズ・ソングス-デラックス・エディション(初回限定盤)純~21歳の出会い~ヘイリー・ミーツ・ジャパニーズ・ソングス-デラックス・エディション(初回限定盤) (詳細)
ヘイリー(アーティスト), 本田美奈子.(アーティスト)

「ヘイリーからの贈り物」「期待大!!」「アメイジング・グレイスはいらない」「タイトルはクサいが、中身は聴かせるぞ!!」「また新しいヘイリーの魅力に感激・感謝です」


ワン・チャンスワン・チャンス (詳細)
ポール・ポッツ(アーティスト)

「日本版の情報を補足します」「とにかく胸を打つ圧倒的な感動」「神からの贈り物」「至高の歌声、心洗われます」「私が待っていたのはこういう人」


PRIMO(初回生産限定盤)(DVD付)PRIMO(初回生産限定盤)(DVD付) (詳細)
神尾真由子(アーティスト), ストラヴィンスキー(作曲), ワックスマン(作曲), チャイコフスキー(作曲), シマノフスキ(作曲), ショーソン(作曲), グラドコフ(ヴァディム)(演奏)

「かなりがっかり」「よかったです!」「オイストラフ風。。。」「詩曲、シマノフスキの完成度について」「素晴らしいです」


バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音)バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音) (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), バッハ(作曲)

「バッハの楽譜と対話しているピアノが安らぎを与えるアルバムです」「賢者の回答、泣けるアリア!」「★★★★★★★★★★★★」「グールドのバッハ」「この曲のアクシスを変えた」


自律神経にやさしい音楽自律神経にやさしい音楽 (詳細)
広橋真紀子(アーティスト)

「これはなかなか優れものの1枚!」「知らぬ間に眠れます」「体と心のコリがほぐれます」「心地の良い音楽」「買ってよかった」


TEMPEIZM(CD+DVD)TEMPEIZM(CD+DVD) (詳細)
天平(アーティスト)

「何の抵抗もなく涙があふれてしまうような」「19歳から・・・」「きらきらした音の粒。」


純~21歳の出会い純~21歳の出会い (詳細)
ヘイリー(アーティスト), 本田美奈子.(アーティスト)

「天使の歌声」「癒される」


バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年モノラル録音)バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年モノラル録音) (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), バッハ(作曲)

「旋律は流れる風のように」「いつ聴いても新鮮な演奏」「GLENN HERBERT GOLD(GOULD)」「君よ、グールドを聴きたまえ・・」「ジャケット買いもアリ!」


ブラームス:4つのバラード、2つのラプソディ、間奏曲集ブラームス:4つのバラード、2つのラプソディ、間奏曲集 (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), ブラームス(作曲)

「グールド演奏で3指に入る名演」「孤高の調べ」「瑞々しさと冬枯れ」「孤高の調べ」「秋に「草枕」を読みながら聞くグ-ルド。」


One ChanceOne Chance (詳細)
Paul Potts(アーティスト), Adolphe Adam(作曲), Paul Anka(作曲), Bill / Buck, Peter / Mills, Mike / Stipe, Michael Berry(作曲), Lucio Dalla(作曲), Brendan / Lovland, Rolf Graham(作曲), Franz Xaver Gruber(作曲), Joseph M. Lacalle(作曲), Andrew Lloyd Webber(作曲), Ennio Morricone(作曲), Stanley Myers(作曲), Giacomo Puccini(作曲), Francesco Sartori(作曲), David Snell(指揮), Henrik Janson(指揮), Simon Lee(指揮), Ulf Janson(指揮), Chris Laws(Drums), Jan Bengtsson(Flute), Fridrik "Frizzy" Karlsson(Guitar)

「日本版の情報を補足します」「とにかく胸を打つ圧倒的な感動」「神からの贈り物」「至高の歌声、心洗われます」「私が待っていたのはこういう人」


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▼クチコミ情報

純~21歳の出会い~ヘイリー・ミーツ・ジャパニーズ・ソングス-デラックス・エディション(初回限定盤)

・「ヘイリーからの贈り物
今回のアルバムを通して感じるのは、ヘイリーの声ってこんなにも可愛かったのかという驚きである、今までは可愛いというより美しいという印象だったから。これは歌っているのがポピューラーソングで、あまり高音域を使わないせいもあるのだろう。そうしたなかでも「ハナミズキ」「雪の花」が一番ヘイリーらしい美しさをたたえている。英語詩も違和感無くピッタリしてそのままヘイリーの新曲と言っても良いくらいの出来である。

最初のアメイジング・グレースでもわかるが、ヘイリーの日本語はほとんど日本人の発音に近いので、できれば丸ごと日本語で歌っても良かったのではとさえ思う曲がある。「時代」の最後の部分を日本語で歌ったが、実にしっくりとしていて、これなら最初から日本語でも良いと思った。

限定盤のみのボーナス曲「白い色は恋人の色」は全部日本語で歌っているが、これは何とも言えないくらい可愛いくて清清しい歌だ。

このアルバムは日本のファンへのヘイリーからの贈り物といえよう。幸せなひとときを私たちに与えてくれる歌姫に心から「ありがとう!」

・「期待大!!
今日(5/23)朝の番組「とくダネ!」で、このアルバムの紹介をしており、1曲目の「アメイジング・グレイスwith本田美奈子」をかけていました。私は会社へ行く準備をしていてTVは聴いてただけなんですが、この曲がかかったとたんに動きを止めて聴き入ってしまいました。それぐらい、二人のハーモニーが素晴らしかったんです。私はこの方を知りませんでしたが、検索したら元ケルティック・ウーマンのメンバーだったようで納得。他の曲はまだ聴いてはいませんが、どれも有名な日本のヒット曲を英語になおして歌っているとのことで、どう変わってるのか楽しみですね。とにかく、この1曲だけでも買う価値があると思います。

・「アメイジング・グレイスはいらない
と言いたいくらい、その他のカヴァー曲の出来が良い!

・「タイトルはクサいが、中身は聴かせるぞ!!
今や音楽業界の中で、ひとつのジャンルとして確立された感のあるカバー・アルバム。さすがに、食傷気味の気もするが、かつて「アメイジング・グレイス」でブレイクしたヘイリーが、キラ星の如く輝く日本のシンガーたちの名曲の数々を英詩で歌っているのに興味を覚えたのと、やはり本田美奈子とのコラボが聴きたくて購入した。収録されているのは、「アメイジング・グレイス」と10のカバー曲。もともと、美しく透き通るようなソプラノ・ヴォイスだけに、「ハナミズキ」や「雪の華」、「千の風になって」は見事に填まる。「翼をください」や「卒業写真」は、赤い鳥やハイ・ファイ・セットのリード・ヴォーカルとして、かってこの曲を歌っていた山本潤子の歌声がちょっと甦ってくるし、「白い色は恋人の色」にいたっては、オリジナルのベッティ&クリスより日本語のイントネーションが上手いし、実に懐かしい。そして、英詩について触れると、これが意外なほど違和感がない。オリジナルの楽曲たちがどれも繊細で情感的な日本語の機微を生かした味わい深い歌詞なんだけど、英詩は敢えて意訳に走らず、原語の言葉尻を残している。中学の英語の教材にも使えそうな明瞭さで好感を持った。夭折した記憶も新しい本田美奈子とのハーモニーは、暫し時間が静止してしまったような感覚に捉われ、安寧と静寂の世界に誘ってくれる。ヘイリーの歌唱力の素晴らしさはもちろん、併せて、若くして散ってしまった本田の才能を惜しまずにはいられない。

・「また新しいヘイリーの魅力に感激・感謝です
Treasureの涙そうそうで彼女の日本曲の英語カバーの魅力は示されていましたが、今回のカバーでさらに彼女の歌声の素晴らしさに感嘆しました。クラシック・ミュージカル・ポップスそして今回のジャパニーズカバーを歌うときで絶妙な変化を見せる彼女の歌声は、ミュージシャン・ボーカリストとして成長・進化を続ける奇跡のPure Voiceです。カバーの基本を原詩に忠実な英語訳で彼女の曲として歌っているところに感嘆します。そして彼女の日本語の美しいことにも驚きます。声質の違う中島みゆきの「時代」を彼女の楽曲として歌い上げたのはすごいです。「白い色は恋人の色」の可憐さは英・日のどちらもキュートです。全曲素晴らしいカバーです。彼女は日本の素晴らしい曲たちを英語で世界に送り出してくれました。私たちも海外で英語で歌えるようになりました。感謝です。

純~21歳の出会い~ヘイリー・ミーツ・ジャパニーズ・ソングス-デラックス・エディション(初回限定盤) (詳細)

ワン・チャンス

・「日本版の情報を補足します
Britain's Got Talentの映像を観て購入した一人です。彼のデビューの経緯は日本盤ではない「ONE CHANCE」のレビューを見ていただければわかるので省略いたしますが、ここでは何故日本盤を購入したか、を明記したいと思います。このレビューを書いた現在、amazonの商品詳細が誤って記載されていますので、このレビューがご参考になれば幸いです。(amazonが訂正後でしたらどうぞ読み飛ばしてください)

日本盤の特徴は・ボーナストラックとしてノーマル版に4曲追加されています。曲目は「オー・ホーリー・ナイト」「きよしこの夜」「アヴェ・マリア」「天使の糧」と、クリスマス盤とほぼ同じような選曲です。(彼は聖歌隊にいたそうなので、この選曲はピッタリだと思いました。)・最大の特徴は、エンハンスト仕様で収録されたトゥーランドットのアリア「誰も寝てはならぬ」のMUSIC VIDEOがついていることです。映像はBritain's Got Talentに出場した時の様子が編集されたものです。あの番組の映像を観て感動した方には嬉しい特典だと思います。

つまり、14曲+映像特典付、というCDになります。このページからamazonで購入しましたが、商品詳細に明記されている曲だけではなく、ちゃんとこの特典つきのCDが到着しました。(笑)

解説には彼が言葉を話す前から歌っていたことや、Britain's Got Talentの決勝戦の一週間前のオーディションに35ポンドのスーツを買って臨んだことなどが書かれ、彼の人生の一部を垣間見ることが出来ます。

とにかく、素晴らしい歌声です。もともとオペラは好きでしたが、全身鳥肌が立ち、魂が震えるような感動を覚えたのは彼のアリアが初めてです。個人的には「誰も寝てはならぬ」と「カルーソー」にとても感動しました。ぜひ多くの方に聴いていただきたい、本当に素晴らしいCDです。

・「とにかく胸を打つ圧倒的な感動
イギリス版「アメリカン・アイドル」のオーディションに出場し、予選の段階から大フィーバーを巻き起こしたポールさんの始めてのCDです。Youtubeという動画投稿サイトでご本人の名前を検索すると当時の映像が出てきます。今のうちにぜひ御覧ください。男女ふたりのデュオで本当の歌手である審査員と、毒舌、辛口で有名なサイモンさんという三人の審査員の前に立つポールさん。失礼ながらどう見てもパッとしない風采、あかぬけない服装、たるんだ体型(ごめんなさい〜)。アイルランド出身の、携帯電話のセールスマンのポールさんは極度に無口。すでに涙目で(笑)、さながら不良上級生に体育館の裏に呼び出された中学坊主みたい。女性審査員が「で、何しにきたわけ?」みたいにそっけなく聞くと「オペラを・・・」とつぶやきます。その涙目どうにかして。男性審査員が会場の冷え切った空気を切り裂くようにぶっきらぼうに「んじゃまあ、テキトーにどうぞ!」みたいに指示を出すと、音響スタッフにかすかに合図するポールさん。登場以来、完全な棒立ちのポールさんを聴衆が見守る中、プッチーニの名作、トウーランドットから「誰も寝てはならぬ」の旋律が流れます。そして・・・

何回見ても泣けて泣けてたまりません。

ポールさんはずっと歌をキャリアにしたいと夢見て一所懸命働いて、一度はイタリアにオペラの勉強に行こうとしたそうです。しかし交通事故で断念。借金を抱え、失職し、どうにもならないがけっぷちの状態でこのオーディションに出場なさったとのこと。そういうギリギリの、もう後がない状態もこの迫力に加味されていると思うのですが、とにかく、とにかく、「歌わずには生きていられなかった自分」をまるっきり無防備に歌にのせています。まるっきり嘘のない、ポールさんのすべて、まさに魂のこもった歌声です。このド迫力。うまいへた以前に、猛烈に人の心を打ちます。ポールさんの掛け値なしの真実。苦しかった生活、報われない思い、やるせない希望、絶望した悲しみ、胸を焦がすようなあこがれ・・・歌うことへの願い、想いがそのまま声になっています。わずか数分の曲なのに、濃縮された人間ドラマが炸裂しています。しかも歌詞がこの状況にピッタリなんですね。「雲よ散れ、星よどけ、最後に勝つのはわたしだ!」プッチーニも偉いよ。いい旋律。本当にいいメロディー。

辛口のサイモンさんが数年に一回という(笑)あり得ないほどの大絶賛で会場も大盛り上がり。この方がどのくらい毒舌かというと、日本でいうと細木和子さんとかデヴィ夫人と対談させたら2秒で泣き出すレベルです。しかも批評が正確で的を得ているので言い返せない(笑)。イギリスでは「あのサイモンを感動させた男」として話題になったそうです。サイモンさん、どんだけ〜(笑)

これは稀有の傑作です。プラシド・ドミンゴやパバロッティは素晴らしい。でも、ポールさんの後で聞き比べてみると、「仕事」で歌っている人間と、「歌わなければ生きていられない」人間との差がハッキリわかると思います。日本版で少しお安くなったこのCD、ぜったいに買い!だと思います。

それにしてもポールさん、本当にオーディションに出てよかったですね。

・「神からの贈り物
素人オーデションテレビ番組から発掘された、至極の才能。彼のファーストオーデションの模様は何度みても涙が溢れます。you tubeでみれます。世界にいる友人たちと驚愕の感動を共有した一瞬でした。平凡な携帯電話のセールスマンがその至宝をずっと秘めたまま生かす場もなく生きてきた、しかし神から授かった類まれな才能はたった一晩の、たった一度のステージで人々を虜にした。パバロッティの亡き後、彼ほど感動した美歌はありません。

・「至高の歌声、心洗われます
とにかく凄いの一言。美しい歌声の中に優しさあふれる感情を感じられる本作品は、日本人ではありえない感動を与えてくれなす。クリスマスCDとしても素晴らしい出来ですが、とにかく一曲目のツゥーランンドットは必聴です。あなたの中に眠っている心を揺さぶられます。メロディーラインの美しさ、本物の歌を是非聴いて欲しいい・・・そんな心に残るCDです。買って損なし!!

・「私が待っていたのはこういう人
ポールの出自については他の人が詳しく書いているために省くが、私もまたyoutubeで彼の存在を知り、ファイナルの映像で「さあ、レコーディングよ!!」と言われていたために発売を心待ちにしていたくちである。

ヲタクっぽい見た目に反する素晴らしい歌…というのが、最初の衝撃ではあるが、そのギャップを見慣れて目新しさが去った後も、彼の歌が胸を打つことに変わりはない。ポールの歌に批評を加えるとしたら、華がない、線が細い、いまひとつスケール感に欠ける…と言ったところだろうか。しかし、私はそういうテノールを探していたと言っても過言ではない。

オペラなどの楽曲のオムニバスのCDがほしいとずいぶん長い間思いつつも、誰も彼も押し出しのいい華やかなテノールばかりで、誰にも魅力を感じずにいた。私が聞きたいのはそういう歌声ではないのに、ともどかしい思いを抱えていたところに、まさにジャストミートする歌声だったというわけだ。

ポールのバックグラウンドをまったく知らずにyou tubeで歌声を聴いたときから、彼の歌には敬虔な祈りのような想いがこめられていると感じていた。そして彼自身のことを知るにつれ、今の彼の歌の根本にあるのは、事故から生還した感謝か、届かない夢への哀しみか、自分にはまだ歌があるという喜びなのか…さまざまな繊細な感情があるように思う。

彼にさえない容姿やつらい人生を与えたのは、むしろ神の采配であったのではないかとさえ思う。今までのこと全てがなければ、彼の歌もまた悪い意味で違ったものになっていただろうから。

奇しくも、巨星・パヴァロッティと入れ替わるかのように現れた、まったく異質の才能。このままのびていって欲しい。

ワン・チャンス (詳細)

PRIMO(初回生産限定盤)(DVD付)

・「かなりがっかり
神尾さんの良さが全く出ていません。この音は神尾女王様の音じゃない。もっと鬼気迫り激しく情熱的に切れ込んでくるみたいなのを期待してたのですが。神尾さんが悪いんじゃなく、たぶん録音スタッフが最低なんでしょう。気の抜けたカルメンになってしまいました。次回はほんと録音スタッフ変えてください。これじゃクラシックじゃなくてお手軽ポップス。BGMを目指したのでしょうか。あ〜あ。

・「よかったです!
NHKのドキュメンタリーを見てダイナッミックで、かつ繊細でまたあまく切ない音色にはまりました。ヴァイオリンのことは無知に近い私ですが、神尾さんの演奏は一音一音に魂が込められたようで、一音も聞き逃すまいと集中してしまい、あっという間に曲の世界に引き込まれていきます。そして聞き終わってもまた何度も何度も聞いてしまうという、麻薬のようです。

・「オイストラフ風。。。
 幼少の頃から数々の賞を取ってきただけはありますね。テクはさすがですが、弾き方にやや乱暴なところがあるような気がします。ハイフェッツやミルシテインのように正確な音を出すタイプではなさそうで、どちらかと言うとオイストラフ風でしょうか。音はふくよかで大らかな感じですね。将来が楽しみです。

・「詩曲、シマノフスキの完成度について
ショーソンの詩曲について。

残念だが、単に楽譜をなぞっているだけで、神尾氏が何を表現したいのか、全く伝わってこなかった。平板な演奏というのではなく、音大受験生向けの模範演奏を聴いているようだったというのが正確だろうか。

シマノフスキの演奏について。湧き上がるような旋律がこの楽曲の特徴だが、最初から高い位置から始まってしまっており下から上へというベクトルが見つけられない。うねるような旋律なのにストレートな旋律に聞こえ、メロディーを旋回させることも出来ておらず、これも難有。

それから情熱的という表現が良くこの神尾氏には使われる。しかしチャイコフスキーコンクールの演奏も含めてだが、前優勝者諏訪内晶子氏の演奏とは雲泥の差がある。諏訪内氏はかなり激しい演奏なかにも端正さを失わない、という演奏スタイルが定着し近年その傾向がますます顕著だ。それに比べると神尾氏の演奏では情熱的?と首をかしげざるを得ない。私は随分おとなしい優等生タイプの演奏家と感じる。

後は他の方のご指摘どおり。録音状態が悪い。

いずれにせよ今後更に神尾氏が研鑽を積まれ、色々な人生経験を積み、より良い音楽を世に送り出してくれることを望む。

・「素晴らしいです
彼女はヴァイオリンを美しく鳴らす事と、生々しく鳴らす事をテクニックとしています。乱雑に感じる部分は、聞き手が新しい技術に耳が慣れていない証拠。ヴァイオリニストによくある、美しく、ヌラヌラと、タメやコブシ・・・を一掃し、曲にスパイスを与える!こういう弾き方を計算してする弾き手は、ここ数年の新人では彼女だけではないでしょうか。素晴らしいとしかいいようがないでしょう。

録音については、あえて注文つけるなら、ピアノの音質ですね。ピアノの中低音が音量、音質とも魅力がないのと、ピアノのみホールトーン(リヴァーヴ)が聞いていて立体的な音色のヴァイオリンとアンバランスと感じます

しかしそれを吹き飛ばすほどの彼女の演奏は持っていて価値ある録音と思います。もちろん買いでしょう。

PRIMO(初回生産限定盤)(DVD付) (詳細)

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音)

・「バッハの楽譜と対話しているピアノが安らぎを与えるアルバムです
81年録音の、グールド2回目の「ゴールドベルク変奏曲」です。1回目の55年録音のアルバムでデビューし、当アルバム録音の翌年、50歳の若さで急死してしまったことは、何かの因縁でしょうか。当アルバムですが、まるで生き急ぐかのような急テンポの55年盤に比べると、バッハの楽譜を慈しみ、対話するようなテンポになっています。ただ、その1音1音がはっきりと聞こえる滑らかなピアノは、得もいわれぬ安らぎを感じさせてくれます。55年盤と比べ、どちらが良いと云々するよりは、両方を揃え、その時の気分で、盤を変えたい、「バッハ弾きグールド」による名演奏です。

・「賢者の回答、泣けるアリア!
55年版が超爽快な超々名演なら、この81年版はグールドの人生最後の回答でしょう。第30変奏におけるどうしようもない気分の高揚感は他の誰からも得られません。そして、続く最後のアリアは心を掴んで離さない。人生の最後にして、始まりへと回帰するような、これ以上慈しむことなど考えられないような愛情すら感じさせる。私はいつもは55年版を聴きますが、”どうしても”というときは81年版を聴きます。どちらもグールドであり、どちらも正しい。グールドの演奏の聴ける時代に生まれてよかったと心から思える究極の演奏。

・「★★★★★★★★★★★★
 CDをほぼ毎日1枚づつ買う日々が続いて、はや15年。クラシックは少ないけど、ジャンルにこだわらないように心がけて、5000枚以上聴いて、今のところ、これがベスト・アルバムです。間違いなく一生聴きます。これよりいい作品があったら、ホント、教えて欲しい。

・「グールドのバッハ
グールドのバッハは何か違う。バッハの譜面にのって演奏しているというよりも、グールドのオリジナルに聞こえてくる。神がかり的名演と思います。小生が自分の世界に入り込んで集中したい時に聞く名盤です。

・「この曲のアクシスを変えた
販売当初(20年以上昔)のインパクトは凄かった。当時バロック音楽は古楽演奏がメジャーになりだした頃で、世話になっておいて悪いが、イ・ムジチやミュンヒンガーやパイヤールなんかは、全部詰らなく思えてきた頃で、まして、「ピアノで弾くバッハなんか」っていう感じだった。石丸電気の2号館でクラシックの階へ足を運んだ時、耳にしたのがこの演奏。当時何処の誰かも知らないままにすかさず買った。で、やがてCDになってからも買い揃えた。繰り返し部分は省略されているが長大な全曲を、一気呵成に弾き込んで、聴き手に時間を忘れさせ、外に出て歩いても、かすかに頭の中で鳴り出す、という小林秀雄まがいの怪しい体験までしてしまった。幾種類ものチェンバロの演奏を聞いていた筈なのに、それらは、当分聞くことはなくなってしまった。本当の「古楽演奏」とは、グールドの演奏かもしれない。ところで、グールドは何度かこの曲を演奏しているが、55年の最初の録音より、この盤のインパクトは凄かった。というより、この盤が話題になってから、逆に「思い出された」感じ。この盤は55年盤よりポリフォニックな面がかなり強く出ている。凄まじいスピード感と音符の一音一音が浮かび上がるかのような両手の力は神業で、同曲のみならず、ほかの多くのピアノ演奏を、過去のものへと追いやった感じさえした。ほかにザルツブルク音楽祭のライブ盤があるが、それはこの演奏と、55年盤の中間のような気がする。

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音) (詳細)

自律神経にやさしい音楽

・「これはなかなか優れものの1枚!
眠れるCDとか心が安まるCDは、何枚も聴いてきた。私自身、睡眠障害だし常に抗不安薬(精神安定剤)を手放せない。自律神経はかなり乱れていることは事実だ。このCDは、確かに「効いた」。

ピアノ中心で自然音がバックに流れる。曲調も明るいが決してうるさくない。テンポもゆるやかだ。7曲が、流れるようにつながっていく感じでセラピーを受けているみたいでもある。仕事中に聴いていると、うっかりすると眠くなったりする。

読書中に聴いても邪魔にならない。最近は毎日就寝前にこれを流している。約1時間……たしかにリラックス効果はある。こわばりが取れる感じである。

数あるヒーリングCDの中でも、かなり優れものの1枚だと思う。

・「知らぬ間に眠れます
やさしい音楽というタイトルどおりゆったりとした気持ちにさせてくれる音作りピアノやハープ?をつかったメロディに小鳥のさえずりや小川のせせらぎが重なり森の中を歩き空を見上げると木々の合間から光が差し込む・・・そんな風にイメージしている間に眠ってしまっています。

眠れない夜やストレスを感じているときなどに必ずチョイスする1枚です。

・「体と心のコリがほぐれます
このCDをを聞くと、ふわ〜っと力がぬけてゆったりできます。自分でも気づかないうちに、無意識のうちに、どこかに力を入れ緊張して固くなってすごしてたのでしょうね。デラCDからリリースされてるアルバムの中でもかなりお気に入りの1枚になりました。自然音が入っていますが気に障るような音は入ってませんでした。BGMとしてもさりげなく流し聞くことができます。

・「心地の良い音楽
広橋真紀子さんのファンで 購入しました曲調はどれも明るく穏やかで聴いていて気持ちがほぐれましたお昼寝の時にCDをかけるとわたしはよく眠ってしまいます 

・「買ってよかった
今まで、ヒーリングミュージックをたくさん聞いてきたけど、これがベスト。癒される。耳に痛い音はないし、音と音の間が狭すぎることもない。聞き流しができる音楽。今もこれを聞いて癒されてました。

自律神経にやさしい音楽 (詳細)

TEMPEIZM(CD+DVD)

・「何の抵抗もなく涙があふれてしまうような
普段の視聴環境で3曲目まで聴いてから、あわてて止めて、しまい込んでいたオーディオセットを引っ張り出してき始めから聴き直しました。何の抵抗もなくあっさり涙があふれ出てしまった。こんなことは何年ぶりだろう。懐かしい匂いのする優しい旋律。鬼神の如く力強いタッチ。満天の星々が一気に降り注ぐような繊細なスピード感。なにより、これほど「風景」の思い浮かぶ音楽はそうお目にかかれないと思う。特に、組曲「夏の記憶」はものすごい。息もつかせず最後まで聴ききってしまいました。しばし放心状態。なにかもったいなくて二回目を聴くのに躊躇してしまった。

そしてなんと聴きやすいことか!あふれんばかりの個性を易々と受け入れてしまえている自分に驚いています。クラシックファン、ジャズファン、ロックファンから情操教育用まで、万人にお勧めします。

・「19歳から・・・
今日、たまたまお昼前のニュース番組で特集をしてました。破天荒な青春時代を送りながら、19歳からはじめたピアノ・・・型破りなタッチとスピード感溢れる音をTVからズシィーッと胸に響いてきました・・・早く、このCDが手元に届く日を指折り数えて待つしかないなぁ〜

・「きらきらした音の粒。
TVの番組で特集が組まれていたのを見て、その演奏に引きこまれ、CDを購入しました。独特なタイトルの曲たちは、時に疾走感に満ちていて、時に穏やかで、様々な表情を見せます。天平さんの演奏は情熱的で、どことなく武骨なようでいて、でも繊細さと優しさを秘めていると感じます。すごく、音楽に真っ直ぐに向き合っているような印象を受けました。

音楽にあまり詳しくない僕には、どう表現して良いのか分からないのですがクラシックのようでもあり、ジャズのようでもあり、映画音楽のようでもありゲームミュージックのようでもあり……たくさんの要素が含まれているように思いました。他の方も仰っているのですが、情景が浮かぶ音楽だな、と思いました。それは、自然の風景であったり、きらきらした音の粒であったりします。曲の雰囲気にかかわらず、聴いていてとても心地よいです。

もしかしたら違うと感じる方もいらっしゃるかもしれませんがウォン・ウィン・ツァンさんや、久石譲さんが好きな方は、特に気に入るかもしれません。

素晴らしいCDです。

TEMPEIZM(CD+DVD) (詳細)

純~21歳の出会い

・「天使の歌声
このアルバムには「卒業写真」や「時代」など、結構昔の曲も入っていますが、ヘイリーが歌うと全然違う曲みたいで新鮮に感じます。ちゃんと自分の曲にしている感じですね。「涙そうそう」が特に良かったです。

・「癒される
基本的に激しい系の曲ばっかり聴いてるんですが、やっぱり疲れるときもあります..そんな時にふと聞くと癒されますねぇ.. 昔聞いてた曲も新鮮に感じますよ。

純~21歳の出会い (詳細)

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年モノラル録音)

・「旋律は流れる風のように
1981年のゴールドベルグ変奏曲が心に染み渡る水であればこの1955年のモノラル録音の方は吹き抜けていく風のようです、1981年は音の一つ一つに重みがあり「一言一言ちゃんと伝えたい」という感じ、それに対し1955年は「たくさん伝えたいことがあって自分の想いを一気に告げる」ような感じです。1981年は聞き終わった後に深い感動がありましたがこちらはある種の爽快感があるように思えました。どちらが好きかといわれたら1981年の方ですが単純に比較すべきではないのかもしれないです、それくらい同じ人が同じ曲を演奏しているのに雰囲気が、音が、伝わってくる感じが違います。

・「いつ聴いても新鮮な演奏
グールドのバッハ演奏については多くの方が書き記している。ゆえに何を今更という感がするではないが、コメントせずにはいられない不思議な魅力を持っている。早すぎた死を悼むばかりである。1981年盤と比べられる演奏であるが甲乙つけがたいと言うのが私個人の意見である。1981年盤のゆったりとした遅いテンポの演奏、哲学者と対話をするかのような間の取り方…。1955年盤では若さゆえの潔さ、古い慣習にとらわれることなく果敢に取り組む姿勢などが伝わるかのようなスピード感溢れる演奏。結局どちらも聴いてしまうのであるが…。いつ聴いても新鮮な演奏である。

・「GLENN HERBERT GOLD(GOULD)
20世紀最高のピアニストの一人、グールドの1955年6月(23歳)NYのCBCスタジオで録音し、発売されたのがこのモノラル版です。鮮烈な演奏を聞いて腰を抜かしたコロンビアレコードのプロデュサーとの打ち合わせにやって来たグールドが、入れたいと言ったのがこの曲です。ただややこしく、山場もないこの曲。当時、ワンダランドロフスカがハープシコードで弾いていた曲です。この曲は壮麗な曲であったことをグールドは理解していました。6月なのにオーバーを着込みマフラーを巻き帽子をかぶって手袋をしてスタジオにやって来ました。大量のタオルとポーランド製のミネラルウオーター2本、錠剤入りの小瓶5本を手に携えて。床上、35.6センチの椅子。このレコードは売れに売れました。1981年盤も持っていますが、この演奏のほうが、颯爽としたグールドらしく聞き飽きません。彼は、トーマスマン【魔の山】夏目漱石【草枕】阿部公房原作、勅使河原宏監督の【砂の女】を好んだそうです。実に面白い。

・「君よ、グールドを聴きたまえ・・
今やJ.S.バッハの定番曲ともいえるゴールドベルク変奏曲。が、このグールドのレコードが発売されるまでは音楽評論家も聴いたことの無い曲だったという。グールドのデビュー作は彼のみならず、この曲をも一気に有名なものにしてしまった。と同時に余りにも洗練された演奏だった為、他のピアニストはこの演奏を未だに越えることが出来ずにいる。楽器が異なる演奏でないと常にグールド盤と比較され、有名曲の割りに録音が少ない。それがいっそうグールドの解釈の確かさ、卓越した技術、曲想の独自性を際立たせている。実際のところ、ピアノの無かった時代に作曲したバッハ本人がこの演奏を聴いたなら腰を抜かすかもしれない。それほどまでにグールド色が豊か。バッハの作曲+楽器の進歩+若きグールドの解釈=フルトヴェングラー指揮「第九」55年ライヴ盤に匹敵する価値を持つ演奏、といった辺りが僕の中での評価。 有名な「演奏中の唸り」は既に確立されていて、グールド初心者は注意!(決してあなたのスピーカーが壊れたわけではありません)星4つと評価したが、これは81年盤の「Aria」から「Variations1」へ移る瞬間の微妙な間が個人的にとてつもなく好きな為、それに比較すると本盤は若さゆえか、スッと入っているのがあっさりしすぎていると感じる為である。ともかくクラシック音楽、そしてバッハ、グールドいずれの初心者にも是非聴いて欲しい。クラシック音楽は音楽室に在るのではなく、人の心の中にあるのだ、ということを実感させてくれる名盤だ。ちなみに今回のSONY BESTCLASSICS 100にはグールドのCDが8枚も入っている。数年前までは考えられなかった事だ。間違いなく、正しい。

・「ジャケット買いもアリ!
このデビュー盤は、内容は言うまでもないが、そのジャケットが味わい深い。スタジオでの録音の際にDon Hunsteinによって撮影された30枚のグールドの写真。この曲に収められている変奏曲の数も30であるところが象徴的である。プロデューサーのHoward Scottと議論している写真。歌いながら演奏する写真。23歳の若者がこれほどまでに輝いている様子を羨望の眼差しで眺めないではいられない。

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年モノラル録音) (詳細)

ブラームス:4つのバラード、2つのラプソディ、間奏曲集

・「グールド演奏で3指に入る名演
1982年2月8-10日、6月30日-7月1日、ニューヨーク、RCAスタジオで録音。ヨハネス・ブラームス(1833-97)のピアノ音楽はキャラクター・ピースと呼ばれ、各曲は随所に『キャラクター』があると言われている。確かにこれらの曲には端々にブラームスの他作品に通ずるポリフォニックな書法が顔を出す。バラード作品10は1854年、ラプソディー作品79は1879年の作品である。バラード作品10には有名なベートーヴェンの運命のモチィーフも飛び出してくる。いつも思うことだが、いわゆるクラシック音楽からブラームスの作品を引き算してしまったらどれだけつまらなくなるだろう。ブラームスは他の作曲家に無いサムシングを常に作品の中に持っている希有な作曲家だと思う。さて、演奏は最晩年のグールドのもので(1982年の秋に彼はこの世を去っている)、グールドの全演奏の中でも3指に入る名演だとおもう。特にバラード作品10は出色で、グールドの力強く速いタッチがこの曲にピッタリで最高だ。

ゴルドベルグ変奏曲の再演とこの曲の演奏でやり残したものは何も無く、グールドはこの世を去ったと思うのは僕だけだろうか?

・「孤高の調べ
このディスクには,グールドの青年期(1960年)に録音した「間奏曲集」と,最後の録音となった(1982年)「4つのバラード」と「2つのラプソディ」とが収められている。「4つのバラード」は,ブラームス21歳のときの作品だが,冷め切った,諦観さえ感じさせる音楽には,既にして大家の佇まいを感じる。この作品をグールドは,瑞々しく透明なピアノの音色で見事に弾き切っており,青年ブラームスの音楽から冷え冷えとした孤独感をも引き出している。ブラームスは,ピアノの小品を「私の苦悩の子守歌」と称したそうだが,「間奏曲」も晩年のブラームスの苦悩から生まれ出た,瞑想的な雰囲気を持つ深い音楽である。グールドは,この間奏曲を深い情感を込めて,思索を重ねるかのように演じている。その様は,さながら修行僧の修行のようにさえ思われる。ところで,両曲の録音の間には,20年という時間の経過がある。にもかかわらず,グールドの演奏はその経過を感じさせないぐらい連続したものである。それだけ彼がキャリアの当初から完成し切った存在なのだということを改めて感じる。ブラームスの小品集には,叙情的で甘美なルプーのもの,知的で深くも素直なカッチエンのもの等があり,それぞれに素晴らしいが,孤高の天才グールドが紡ぎ出す調べに,私は,より深い共感とブラームスのスピリットの神髄を感じる。

・「瑞々しさと冬枯れ
過剰なロマンには引きがちなので、長らくロマン派は苦手で、クラシックで好んで聞くのはバッハかドビュッシー以降のものばかりだったのですが、それを克服するきっかけをくれたのが、このアルバム(とバックハウス/フルニエのブラームスのチェロソナタ)です。

ブラームスの壮大な大曲は、下手するとロマンティシズムに耽溺しすぎで甘さが過剰に重たくなりがちなのですが、これらの小品集はそのあたりのバランスがとてもよく、引き算することによる魅力を感じます。

間奏曲集はブラームスの甘さが鬱陶しくならずに楽しめる。グールドの演奏がとても瑞々しくて、若若しくチャーミングです。

他方バラードとラプソディでは、ブラームスのもう一つの魅力である「枯れ」が堪能できます。彼の甘さの中に常に影のようにつきまとう冬枯れの静謐さが、グールドの内省的な面と呼応しあっています。

またグールドのピアノのタッチ(とピアノ選びと調律)は独特で、よくあるコンサートピアノが金属的に共鳴するようになっているのとは対照的にポロポロと一音一音が木を叩いたような音なのですが、それが、ブラームスの「枯れ」にぴったりはまっています。

かなり独自の解釈を行うグールドですが、(冒頭にバーンスタインの発言が残されているブラームスの協奏曲第1番や、モーツァルト、ベートーベンの聞き慣れたソナタあたりを聞くと、その独特さがとてもわかりやすいかと…)この曲集についてはとても自然に聞こえます。他の演奏家と比較すれば実は個性的なのですが、個性的だと思わせないくらい自然なのは、やはり相性が良いからなのでしょう。

グールドのCD全集はかなりの数をもっているのですが、その中でもお気に入りの一つです。バッハ以外のグールドを、と言われたら、これとシェーンベルグあたりが好みです。(あとSWEELINCKのオルガン曲のライブ音源もとても良かった。)

・「孤高の調べ
このディスクには,グールドの青年期(1960年)に録音した「間奏曲集」と,最後の録音となった(1982年)「4つのバラード」と「2つのラプソディ」とが収められている。「4つのバラード」は,ブラームス21歳のときの作品だが,冷め切った,諦観さえ感じさせる音楽には,既にして大家の佇まいを感じる。この作品をグールドは,瑞々しく透明なピアノの音色で見事に弾き切っており,青年ブラームスの音楽から冷え冷えとした孤独感をも引き出している。ブラームスは,ピアノの小品を「私の苦悩の子守歌」と称したそうだが,「間奏曲」も晩年のブラームスの苦悩から生まれ出た,瞑想的な雰囲気を持つ深い音楽である。グールドは,この間奏曲を深い情感を込めて,思索を重ねるかのように演じている。その様は,さながら修行僧の修行のようにさえ思われる。ところで,両曲の録音の間には,20年という時間の経過がある。にもかかわらず,グールドの演奏はその経過を感じさせないぐらい連続したものである。それだけ彼がキャリアの当初から完成し切った存在なのだということを改めて感じる。ブラームスの小品集には,叙情的で甘美なルプーのもの,知的で深くも素直なカッチエンのもの等があり,それぞれに素晴らしいが,孤高の天才グールドが紡ぎ出す調べに,私は,より深い共感とブラームスのスピリットの神髄を感じる。

・「秋に「草枕」を読みながら聞くグ-ルド。
1982年の「バラ-ド&ラプソディ-」と1960年の「間奏曲集」の2枚組、このうち1960年の「間奏曲集」は性的なものの言い方を極端に嫌うグ-ルド自らが「ブラ-ムスの間奏曲のこれまでで最もセクシ-な演奏」、と言ったグ-ルドの録音の中でも白眉な1枚。だけどどこがセクシ-な演奏なのか???そこでもう1度。グ-ルドの好きな漱石の「草枕」のイメ-ジをダブらせながら聞いてみる。両方とも得にハイライトも盛りあがりもなく、淡々と時間が流れていく。季節的には冬より秋。もしかしてここがポイントかも。グ-ルドの音楽、ってイメ-ジとして圧倒的に「冬」、だから。あと両方ともジャケットがグ-ルドのレコ-ドの中ではとてもとても良いので本当は別々に出してほしいんですよね。僕は「間奏曲集」は頑張ってアナログ盤も手にいれました。もちろん中古盤ですけど。

ブラームス:4つのバラード、2つのラプソディ、間奏曲集 (詳細)

One Chance

・「日本版の情報を補足します
Britain's Got Talentの映像を観て購入した一人です。彼のデビューの経緯は日本盤ではない「ONE CHANCE」のレビューを見ていただければわかるので省略いたしますが、ここでは何故日本盤を購入したか、を明記したいと思います。このレビューを書いた現在、amazonの商品詳細が誤って記載されていますので、このレビューがご参考になれば幸いです。(amazonが訂正後でしたらどうぞ読み飛ばしてください)

日本盤の特徴は・ボーナストラックとしてノーマル版に4曲追加されています。曲目は「オー・ホーリー・ナイト」「きよしこの夜」「アヴェ・マリア」「天使の糧」と、クリスマス盤とほぼ同じような選曲です。(彼は聖歌隊にいたそうなので、この選曲はピッタリだと思いました。)・最大の特徴は、エンハンスト仕様で収録されたトゥーランドットのアリア「誰も寝てはならぬ」のMUSIC VIDEOがついていることです。映像はBritain's Got Talentに出場した時の様子が編集されたものです。あの番組の映像を観て感動した方には嬉しい特典だと思います。

つまり、14曲+映像特典付、というCDになります。このページからamazonで購入しましたが、商品詳細に明記されている曲だけではなく、ちゃんとこの特典つきのCDが到着しました。(笑)

解説には彼が言葉を話す前から歌っていたことや、Britain's Got Talentの決勝戦の一週間前のオーディションに35ポンドのスーツを買って臨んだことなどが書かれ、彼の人生の一部を垣間見ることが出来ます。

とにかく、素晴らしい歌声です。もともとオペラは好きでしたが、全身鳥肌が立ち、魂が震えるような感動を覚えたのは彼のアリアが初めてです。個人的には「誰も寝てはならぬ」と「カルーソー」にとても感動しました。ぜひ多くの方に聴いていただきたい、本当に素晴らしいCDです。

・「とにかく胸を打つ圧倒的な感動
イギリス版「アメリカン・アイドル」のオーディションに出場し、予選の段階から大フィーバーを巻き起こしたポールさんの始めてのCDです。Youtubeという動画投稿サイトでご本人の名前を検索すると当時の映像が出てきます。今のうちにぜひ御覧ください。男女ふたりのデュオで本当の歌手である審査員と、毒舌、辛口で有名なサイモンさんという三人の審査員の前に立つポールさん。失礼ながらどう見てもパッとしない風采、あかぬけない服装、たるんだ体型(ごめんなさい〜)。アイルランド出身の、携帯電話のセールスマンのポールさんは極度に無口。すでに涙目で(笑)、さながら不良上級生に体育館の裏に呼び出された中学坊主みたい。女性審査員が「で、何しにきたわけ?」みたいにそっけなく聞くと「オペラを・・・」とつぶやきます。その涙目どうにかして。男性審査員が会場の冷え切った空気を切り裂くようにぶっきらぼうに「んじゃまあ、テキトーにどうぞ!」みたいに指示を出すと、音響スタッフにかすかに合図するポールさん。登場以来、完全な棒立ちのポールさんを聴衆が見守る中、プッチーニの名作、トウーランドットから「誰も寝てはならぬ」の旋律が流れます。そして・・・

何回見ても泣けて泣けてたまりません。

ポールさんはずっと歌をキャリアにしたいと夢見て一所懸命働いて、一度はイタリアにオペラの勉強に行こうとしたそうです。しかし交通事故で断念。借金を抱え、失職し、どうにもならないがけっぷちの状態でこのオーディションに出場なさったとのこと。そういうギリギリの、もう後がない状態もこの迫力に加味されていると思うのですが、とにかく、とにかく、「歌わずには生きていられなかった自分」をまるっきり無防備に歌にのせています。まるっきり嘘のない、ポールさんのすべて、まさに魂のこもった歌声です。このド迫力。うまいへた以前に、猛烈に人の心を打ちます。ポールさんの掛け値なしの真実。苦しかった生活、報われない思い、やるせない希望、絶望した悲しみ、胸を焦がすようなあこがれ・・・歌うことへの願い、想いがそのまま声になっています。わずか数分の曲なのに、濃縮された人間ドラマが炸裂しています。しかも歌詞がこの状況にピッタリなんですね。「雲よ散れ、星よどけ、最後に勝つのはわたしだ!」プッチーニも偉いよ。いい旋律。本当にいいメロディー。

辛口のサイモンさんが数年に一回という(笑)あり得ないほどの大絶賛で会場も大盛り上がり。この方がどのくらい毒舌かというと、日本でいうと細木和子さんとかデヴィ夫人と対談させたら2秒で泣き出すレベルです。しかも批評が正確で的を得ているので言い返せない(笑)。イギリスでは「あのサイモンを感動させた男」として話題になったそうです。サイモンさん、どんだけ〜(笑)

これは稀有の傑作です。プラシド・ドミンゴやパバロッティは素晴らしい。でも、ポールさんの後で聞き比べてみると、「仕事」で歌っている人間と、「歌わなければ生きていられない」人間との差がハッキリわかると思います。日本版で少しお安くなったこのCD、ぜったいに買い!だと思います。

それにしてもポールさん、本当にオーディションに出てよかったですね。

・「神からの贈り物
素人オーデションテレビ番組から発掘された、至極の才能。彼のファーストオーデションの模様は何度みても涙が溢れます。you tubeでみれます。世界にいる友人たちと驚愕の感動を共有した一瞬でした。平凡な携帯電話のセールスマンがその至宝をずっと秘めたまま生かす場もなく生きてきた、しかし神から授かった類まれな才能はたった一晩の、たった一度のステージで人々を虜にした。パバロッティの亡き後、彼ほど感動した美歌はありません。

・「至高の歌声、心洗われます
とにかく凄いの一言。美しい歌声の中に優しさあふれる感情を感じられる本作品は、日本人ではありえない感動を与えてくれなす。クリスマスCDとしても素晴らしい出来ですが、とにかく一曲目のツゥーランンドットは必聴です。あなたの中に眠っている心を揺さぶられます。メロディーラインの美しさ、本物の歌を是非聴いて欲しいい・・・そんな心に残るCDです。買って損なし!!

・「私が待っていたのはこういう人
ポールの出自については他の人が詳しく書いているために省くが、私もまたyoutubeで彼の存在を知り、ファイナルの映像で「さあ、レコーディングよ!!」と言われていたために発売を心待ちにしていたくちである。

ヲタクっぽい見た目に反する素晴らしい歌…というのが、最初の衝撃ではあるが、そのギャップを見慣れて目新しさが去った後も、彼の歌が胸を打つことに変わりはない。ポールの歌に批評を加えるとしたら、華がない、線が細い、いまひとつスケール感に欠ける…と言ったところだろうか。しかし、私はそういうテノールを探していたと言っても過言ではない。

オペラなどの楽曲のオムニバスのCDがほしいとずいぶん長い間思いつつも、誰も彼も押し出しのいい華やかなテノールばかりで、誰にも魅力を感じずにいた。私が聞きたいのはそういう歌声ではないのに、ともどかしい思いを抱えていたところに、まさにジャストミートする歌声だったというわけだ。

ポールのバックグラウンドをまったく知らずにyou tubeで歌声を聴いたときから、彼の歌には敬虔な祈りのような想いがこめられていると感じていた。そして彼自身のことを知るにつれ、今の彼の歌の根本にあるのは、事故から生還した感謝か、届かない夢への哀しみか、自分にはまだ歌があるという喜びなのか…さまざまな繊細な感情があるように思う。

彼にさえない容姿やつらい人生を与えたのは、むしろ神の采配であったのではないかとさえ思う。今までのこと全てがなければ、彼の歌もまた悪い意味で違ったものになっていただろうから。

奇しくも、巨星・パヴァロッティと入れ替わるかのように現れた、まったく異質の才能。このままのびていって欲しい。

One Chance (詳細)
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