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▼Cannonball Adderley:人気ランキング

Kind of BlueKind of Blue (詳細)
Miles Davis(アーティスト), Wynton Kelly(アーティスト), Paul Chambers(アーティスト), Jimmy Cobb(アーティスト), Cannonball Adderley(アーティスト), John Coltrane(アーティスト), Bill Evans(アーティスト)

「自分の耳で聴いてみよう」「何も考えずにこの美しさを味わう喜び。」「JAZZの代名詞になってしまうといわれている、"Kind of Blue"」「モードを確立した作品としてジャズの金字塔です。「モード奏法って何????」」「何といっても、格好良さに尽きると思います」


Somethin' ElseSomethin' Else (詳細)
Cannonball Adderley(アーティスト)

「jazzを聴いてみたい人に」「マイルスの親分肌と心遣いを感じさせるキャノンボールの出世作」「本当に「枯葉」の決定的名演?」「マイルスのターニングポイント」「ピンと来なくてもジャズ・ファンを名乗って問題なし」


キャノンボール・アダレイ・クインテット・イン・シカゴキャノンボール・アダレイ・クインテット・イン・シカゴ (詳細)
キャノンボール・アダレイ(アーティスト), ジョン・コルトレーン(演奏), ウィントン・ケリー(演奏), ポール・チェンバース(演奏), ジミー・コブ(演奏)

「とにもかくにも2!」「キャノンボールの最高傑作」「奔放で艶やかなアルト」「キャノンボールを聴く愉悦」


1958マイルス+21958マイルス+2 (詳細)
マイルス・デイヴィス(アーティスト), ジョン・コルトレーン(アーティスト), キャノンボール・アダレイ(アーティスト), ビル・エヴァンス(アーティスト), ポール・チェンバース(アーティスト), ジミー・コブ(アーティスト), フィリー・ジョー・ジョーンズ(アーティスト)

「オン・グリーン・ドルフィン・ストリートだ」「池田満寿夫のジャケットもいい、マイルスの洗練されたサウンドを満喫できる一作」「マイルスを聞き始めようとする人にとって本作は最適」「便利な定番アルバム」「カインド・オブ・ブルー前哨戦!」


Know What I Mean?Know What I Mean? (詳細)
Cannonball Adderley / Bill Evans(アーティスト)

「これこそ隠れ名盤」「同じ釜の飯を食べた異色コンビ」「名盤を差し置いて一番のお気に入り」「朗らか」「知性派とファンクのミスマッチ」


Things Are Getting BetterThings Are Getting Better (詳細)
Cannonball Adderley With Milt Jackson(アーティスト)

「これはいい!」「王道JAZZですわ。」


NOW JAZZNOW JAZZ (詳細)
オムニバス(アーティスト), アート・ペッパー(演奏), チェット・ベイカー(演奏), ザ・モダン・ジャズ・カルテット(演奏), ハービー・ハンコック(演奏), ソニー・ロリンズ(演奏), バド・パウエル(演奏), マル・ウォルドロン(演奏), アート・ブレイキー(演奏), ジョン・コルトレーン(演奏), キャノンボール・アダレイ(演奏)

「ずるい」「ジャズを聴きたいが、どのCDがいいか悩んでいる人に。」「愛車に常備していたら子供たちが曲を覚えてしまった(苦笑)」


Cannonball Takes ChargeCannonball Takes Charge (詳細)
Cannonball Adderley(アーティスト)

「普段着のキャノンボールが聴ける」


Cannonball's Bossa NovaCannonball's Bossa Nova (詳細)
Julian "Cannonball" Adderley With The Bossa Rio Sextet Of Brazil(アーティスト)

「これをジャズの粋と言う」「心地よし」「大人のBossa Nova ♪」「夏に聴くのはもちろん良いんです」「スィーツのようなBOSSA」


ユニバーサル・ア・ゴー・ゴー!~山中千尋セレクト・コンピレーション・アルバムユニバーサル・ア・ゴー・ゴー!~山中千尋セレクト・コンピレーション・アルバム (詳細)
オムニバス(アーティスト), クインシー・ジョーンズ(アーティスト), ザ・カーディガンズ(アーティスト), コートニー・パイン(演奏), マクブライド,スコット・トリオ ザ・ハーグローヴ(演奏), キース・ジャレット(演奏), 山中千尋(演奏), キャノンボール・アダレイ・クインテット(演奏), ジ・オスカー・ピーターソン・トリオ(演奏), アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ(演奏), マーク・ジョンソン(演奏)

「感想」


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▼クチコミ情報

Kind of Blue

・「自分の耳で聴いてみよう
これだけ活字で語られてしまったアルバムも珍しい。「ジャズ史に燦然と輝く名盤」とか「モダンジャズの最高傑作」とか云々。でも、そう書いた人たち、本当にそう感じたのかな?自分の思いを言葉にした結果なのかな?僕にはそうは思えないんだよね。

何よりもまず、マイルスの作品中これが最高といえるだろうか。50、60年代に限定したとしても、リスナーの心を動かす作品は他にあるだろうに。例えば、クッキンやマイルス・スマイルズの方がアルバム的な完成度は高いと思う。正直言って、このアルバムは聴き手の心を揺さぶる迫真性とプレーヤー各人の創造性に乏しいと感じざるを得ない。

メンバー云々の話はもっとおかしい。ジミー・コブを除く全員が超一流のジャズメンとして名を残しているのは分かる。でも、彼らは自身最高のプレイをここでしているのかな?ビル・エバンズ一人を例にとってもいい。もし、「彼はカインド・オブ・ブルーで最高のプレイをした」と言う人がいるならば、その人はエバンズのアルバムをまともに聴いたことのない人だろう。

別段、この作品を貶める気は全く無いけれども、やみくもに最高傑作を連発するのは大きな問題だと思う。世界で累計何千万枚売れたなんていっても、豪華版で売っているのは日本だけ。アメリカでは新品が一枚$6.99で売られている。

自分の耳で聴いてみよう。人の意見に左右される感動なんて本物ではないよ。

・「何も考えずにこの美しさを味わう喜び。
ã"の作å"ãŒä½•æ•...æ­'史に残る大å‚'作なのか。

カタログの決まりæ-‡å¥ã®ã‚ˆã†ã«ç¹°ã‚Šè¿"される「モード・ジャズのå...ˆé§†ã'」だからでは無い。それは後になって作られた注釈であり、本作å"ãŒã‚¢ãƒ¡ãƒªã‚«ã§ç™ºå£²æ™‚から多くの人の心ã‚'æŽ'ã‚"だ理ç"±ã§ã¯ã‚りえない。

Miles本人のコメントや本作å"ã®ãƒ‰ã‚­ãƒ¥ãƒ¡ãƒ³ãƒˆã‚'読ã‚"でみると、Milesは決ã-てã"れã‚'もって「モード・ジャズ」に突å...¥ã-ようとã-たわã'ではなく、単にæ¼"奏上の一つのスタイルとã-てモードの概念ã‚'å-りå...¥ã‚ŒãŸã ã'だった事がわかる。

実際、CannonballやColtraneのãƒ-レイもモードのスタイルで統一されてるわã'では無く、Miles自身ですらそうだ。曲もãƒ-ルース、個性的なバラッド、スãƒ'ニッシュ調やら多彩ですらある。むã-ろæ-°æ-§ã®ã‚¸ãƒ£ã‚ºãƒ»ã‚¹ã‚¿ã‚¤ãƒ«ãŒæ··åœ¨ã-ており、それでもア!ãƒ!!«ãƒãƒ å...¨ä½"に独特の統一ã-たムードがあるのが不思議なくらいだ。

おそらくå†'頭のç­"えは、「simplicity」である。

2回のセッションで作られたã"の作å"ã¯ã€Œï¼•」以å¤-はå...¨ã¦é€šã-でæ¼"奏ã-た最初のテイクがそのまま最終テイクとなった。ゆえに未発表テイクは「ï¼-」ã-か存在ã-ない。Bill Evansによる複é›'なハーモニー、モードのアドリãƒ-、æ-¬æ-°ãªæ›²å±•é-‹ãªã©ã®é«˜åº¦ã§çŸ¥çš„な作業がMilesの頭の中で処理され、スタジオではミュージシャンとの現å 'ではワン・テイクで完成される。その驚くべき集中度と、にもé-¢ã‚ã‚‰ãšç"Ÿã˜ã¦ã„ã‚‹ç°¡æ½"な美ã-さ。Evans自身がアルバムのライナーで、æ-¥æœ¬ã®å¢¨çµµã«ä¾‹ãˆãŸé™å¯‚の中の緊張感と美ã-さ。

ã"れがã"の作å"ã‚'奇跡のå‚'作にã-ている。だから難ã-く考えずに、ã"の美ã-さに身ã‚'ゆだねるã"とが最良のé''賞法だと思う。

・「JAZZの代名詞になってしまうといわれている、"Kind of Blue"
JAZZのアルバムの中で、世界中でもっとも売れるこの"Kind of Blue"は、JAZZの代名詞となってしまうかもしれない、という日本のJAZZミュージシャンがいる。数十年後の世界では、JAZZというものを紹介するときに、このカテゴリーに他のもの、例えばチャーリー・パーカー等のビバップなどは入らないことさえ考えられるかも、と。

それはさておき、Kind of Blueである。マイルスのアルバムの中でも、押さえたムードの中でお洒落で都会的なサウンドが静かに展開される。タイトルどおりちょっとブルーな雰囲気。十代の頃に何十回も聞いたアルバムだ。一言で言うとマイルスのアルバムの中でも特に格好いいのだ。マイルスの口癖でもあった"So What?"(だからどうしたってんだ?)から始まるこのアルバムの曲は、いつでも頭の中でリフレインする。マイルスは、最晩年に至るまで、常にJAZZ界に新しいアイデアを提供してきた。多くのミュージシャンがこのアルバムを聴きまくって、いろんなヒントを得たのも事実だ。マイルスが亡くなったときにキース・ジャレットが「これからは誰がアイデアを提供するのだろう」と嘆いたのは有名だ。モード奏法の確立したアルバム云々、このアルバムについての解説は恐ろしいほどの量だ。だけど、虚心坦懐にこのサウンドに耳を傾けてほしい。マイルスの終生変わらなかった洗練された、繊細なサウンドを楽しんでほしい、と思う。

そして若いリスナーには、”音楽の秘境”へと突き進んでいき、つねに驚嘆すべきサウンドを作り上げていった、この天才ミュージシャンの70年代、80年代、90年代のアルバムも聴いてもらえたら嬉しい。

・「モードを確立した作品としてジャズの金字塔です。「モード奏法って何????」
「251進行などを含まない簡単なコード進行で、分散和音(コードトーン、アルペジオ)を意識しないでアドリブソロを取る」=モード

「251進行などを含む複雑なコード進行で、(場合によっては、そのコード進行をリハーモナイズドしてさらに複雑化する)、分散和音に忠実なアドリブソロを取る」=普通のジャズ(ビバップ)

| Dm7 | ×8小節| Dm7 | ×8| Ebm7 |×8| Dm7 |×8 

これはSo Whatのコード進行です。見てもらえば分かるように非常に簡単です。ってかコード2個しかない。「これがジャズになるの??」という疑問ですが、実際聴いてもらえば分かると思いますが、とてもクールなジャズになってます。凄い画期的ですね。

因にBlue In Greenはモードではないです。

・「何といっても、格好良さに尽きると思います
59年発表のアルバムにして、「私の好きなジャズアルバム」等々のアンケートがあると、必ずといってよいほど、トップに来るアルバムです。特徴としては、「このアルバムで、マイルスはモードを確立した」を始め、様々な薀蓄が語られますが、要は格好いいのです。言葉でいえば、「静謐」といえばいいのでしょうか。静かに、けれど確かに刻まれるチェンバースのb、コブのdrのリズム隊をバックに、ここぞという場面で出される帝王マイルスのトランペット。中山氏でなくても、「くう〜、たまらん」と唸る格好良さなのです。そして、マイルス以外のキーパーソンは、やはり、ビルエヴァンスのピアノ。美しい旋律で、マイルスのプレイを引き出すだけでなく、時には、アルバム全体をリードする役割を果たしています。最初に聞くジャズアルバムではないと思いますが、いつかは聞きたいジャズアルバムの名作です。

Kind of Blue (詳細)

Somethin' Else

・「jazzを聴いてみたい人に
東芝EMIのアンケートで、「初めてブルーノートを聴く友達に勧めたいアルバム」の一位になった。私も、ジャズを聴いてみたいという友人に勧めてきた。ジャズの楽しみがギュッと濃縮されているからだ。そして何よりカッコイイ。 ピアノとトランペットの印象的な前奏から「枯葉」が始まる。薄暗い中で色彩が踊るように、音がつながって行く。黒を基調としたジャケットと雰囲気が似る。全体的に抑制が効いている。マイルス・デイビスの色だ。キャノンボールが対照的に、クールでありながらエモーション豊かなサックスを吹く。華麗なピアノが彩りを加える。

「ジャズでも聴いてみよう」という初めての一枚に最適だ。クラシック好きから入るなら、情動のストレートな表現が新鮮に響くだろう。リズムが鮮明で、揺れる様なノリもある。 ロックやポップス好きから入るなら、知的な印象を持つだろう。音のつながりに、理論を感じるだろうか。楽器に注目した聴き方も新鮮で面白い。洗練された楽器の声を感じて欲しい。

購入して、とにかくも繰り返し聴いて欲しい。気に入った曲だけを繰り返しても良いだろう。まずは音にのめりこんでみることだ。これが駄目ならば、悲しいけれど、いわゆるジャズは難しいだろう、と思う。しかし、幸いジャズは奥深い。ラテン、ファンキー、フリー、スウィングなどへ行く手もあるが、まずはこのアルバムは試金石だ。

・「マイルスの親分肌と心遣いを感じさせるキャノンボールの出世作
そうです。キャノンボールアダレイという人は、早くに亡くなったこともあるけど、いまでは人気のないファンキージャズの権化、とされているので、れっきとした巨人なのに、ちゃんとしたリーダー作でさえ現時点で人気の人がサイドにいる場合、そっちのコーナーにCDが置かれちゃったりします。このアルバムも「実質的にマイルスのリーダー作」とされ、ショップによってはマイルスのコーナーに置いてあります。そりゃ、いつどんな時代にもキャノンボールがマイルスに指図することなんてできないのは明らかですが、このアルバムは普通に言われる「契約の都合上、キャノンボールをリーダーにした」なんてモノではなくて、明らかに親分マイルスがワカイシのアダレイの男を上げるために用意してやったミュージシャン/セッションであって、マイルス自身のためのものではない。すなわちキャノンボールのための、彼のリーダー作であるのは間違いないと思うのである。それはまず、他のメンツを見てもわかるでしょ、本来ならフィリージョーやガーランドでイケイケの音楽をやっていた当時(マイルストーンズと比較してみればよい)目立たない演奏も地味にならずにできるハンクジョーンズや意外に縁の下力持ちをさせたら世界一のブレイキーを持ってきたのはひとえにキャノンボールのサウンドをじっくり聞かしたろう、というマイルスの強力な意思を感じさせる。そう、マイルスのセクステットでははちゃめちゃなコルトレーンに煽られてアダレイの一種助平な持ち味はいかしきれていない。そのためにはこのアルバムに並ぶミディアム䡊??下のねっとりした演奏が必要だったのである。ところでSomethin' Elseというとたいてい「枯葉の名演が」という話になるが、そんなにいいだろうか?ワタクシにはどうにももったいつけすぎのように感じるのである。それよりもLove For Saleのがかっこいい。ハンクジョーンズのイントロの後、いかにもブレイキーなラテンタッチのフィルインでスタートするこの曲のイントロもしかしてオリジナルラブがBlue Talkでパクッたのではないか、

・「本当に「枯葉」の決定的名演?
 これは「枯葉」の決定的名演でしょうか?僕はどうしてもこのアルバムが好きになれません。ジャズ初心者の頃、このアルバムを聴かされて「これが分からないと駄目だ」と無言の圧力を受けたためかもしれませんが・・・・それにしても、今でもイントロはダサいと思います。マイルスのミュートも、曲のテーマも、別に感動しません。マラソン・セッションのどのアルバムよりも劣ると思うのです。もうジャズを聴いて20年経つし、千枚以上のジャズのレコードを持ってますが、「ジャズの名盤」と言われる物にはこうした違和感を感じるものがたくさんあります。 ちなみに、「枯葉」自体があまり好きな曲ではないのですが、強いてあげれば秋吉敏子"Four Seasons"収録のものが一番好きです。ほかC.Bakerの"She Was Too Good To Me"収録のもの、"The Incredible Jimmy Smith"収録のものも、多少はこれよりもいいような・・・。

・「マイルスのターニングポイント
レーベルの関係でキャノンボール・アダレイがリーダーになっているが、事実上はもちろんマイルスがリーダー。この二人はこの後コルトレーンを加えた最強のマイルスのセクステットで行動を共にする。その意味でも、歴史的な邂逅といっていい。しかし、ここではこのアルバムの内容にこそ注目すべきだろう。というのもシャンソンの名曲「枯葉」の決定的名演を残した事だ。スタンダードや歌ものが得意なマイルスだが、シンプルで抑制の効いたこの曲を100㌫JAZZに仕立てた力量は彼の美学のエッセンスが凝縮された姿でもある。さらに音楽的な成果でいうならば50年代の総決算ともいえるモード・ジャズに突入する直前のマイルスのターニングポイントとして位置づけられる作品である。ギル・エバンスのオーケストラとの共演のなかでモードジャズを追及していたマイルスだが、コンボでのモード奏法への転換期の貴重な記録でもある。もう一人の主役、キャノンボールはマイルスの静と正反対のオーバーアクションな動的アドリブを展開し、見事な対比が描き出されている。チャーリー・パーカーの再来と騒がれた彼は、独立後ファンキー・ジャズの代名詞にもなったが、マイルスとの共演時代こそ、天性のリズム感やイマジネーションが真に発揮されていたのではないだろうか。他にラブ・フォー・セールなどのスタンダードがお勧めだ。

・「ピンと来なくてもジャズ・ファンを名乗って問題なし
 この盤のよさがわからなかった、と言って、決して悲観してはいけません。ジャズの本当の醍醐味はマイルスではわかりません。パーカーのダイヤル&サボイ盤を聴きましょう。 だけではあまりにそっけないし定番に過ぎるので、ここでのあまりにちぐはぐなマイルスとキャノンボールのふたりを笑うのもいいでしょう。「枯葉」がやりたいのなら、いくらなんでもキャノンボールと一緒に演る必要はなかったのに・・・ なぜキャノンボール? と今は亡きマイルスに小一時間問い詰めたい。

Somethin' Else (詳細)

キャノンボール・アダレイ・クインテット・イン・シカゴ

・「とにもかくにも2!
ボクにとって、このアルバムは、誰がなんと言おうとキャノンボールさんのワンホーンによる「2.アラバマに星落ちて」です。ウィントン・ケリーさんの美しいイントロに続いて、キャノンボールさんの歌いっぷりはもう文句なし!絶妙にじらす音出しには胸を締め付けられます。

・「キャノンボールの最高傑作
マイルス・デイビスのセクステットに在籍中、シカゴに客演した際に録音した名盤。いわゆるボス、マイルスの目を盗んで決行したスリリングなスタジオ録音である。結果的にはコルトレーンとキャノンボールというテナーとアルトのダブル・サックスのフロントラインだが、当時の二人はマイルスの元で互いに刺激しあい、影響を与えあいながら急激に成長を遂げていた時期でもあった。コルトレーンはモードとシーツ・オフ・サウンズの完成を、キャノンボールもモーダルなセンスと持ち前のアドリブに磨きをかけていた。「ライムハウス・ブルース」ではトロンボーンのJ&Kのように類似したサックスが双生児のように絡みながらもそれぞれの個性と早いテンポのアドリブで火花を散らしている。「アラバマに星墜ちて」ではキャノンボールのゆったりとしたソロが聞かれ、ボスがいないゆったりと寛いだ雰囲気が伝わってくる。このアルバムに関していえば、キャノンボールがコルトレーンに競り勝っている印象を受ける。独立後キャノンボールはファンキーな人気コンボで大成功し、数々の代表作をのこすことになるが、僕はこのアルバムでのキャノンボールこそ彼の本領を発揮した最高傑作だといえるのではないかと思っている。ちなみに、サムシング・エルスもイン・シカゴも実質上というよりは名義上のリーダーだが、案外そんなときに傑作を残しているというのも興味深い事実である。

・「奔放で艶やかなアルト
コルトレーンとの息がぴったり合った本作は、キャノンボールの作品の中でも白眉の仕上がりになっている。コルトレーンとの競合とシンクロが生み出す、激しくもきらびやかな音色は実に聴き応えがある。

1曲目は駆け出すような豪放な吹きっぷりが心地よい、コルトレーンとの真剣勝負。2曲目のバラードで見せる伸びのあるサックスの音色は、叙情にあふれ、疲れた心に染み入ってくる。全体的に奏者が楽しんで気持ち良く演奏しているのが伝わってくる、最高のアルバムである。

・「キャノンボールを聴く愉悦
キャノンボールという音楽家は周囲の人々を幸せにする。バンドのメンバーしかり、亡くなった今でもCDで我々を。

音楽を楽しむということの原始的な愉悦を再確認させてくれる。このアルバムでは2番のバラードがその典型だと思う。彼のアルト・サックスの響きは、天馬が空を駆けるように鮮やかで闊達だ。ふくらみのある艶やかな音色は、高度な技巧の裏打ちを感じさせないかのように、さりげなく、それでいていつまでも耳の奥に残る。

キャノンボール・アダレイ・クインテット・イン・シカゴ (詳細)

1958マイルス+2

・「オン・グリーン・ドルフィン・ストリートだ
マイルスがビル・エバンスやジョン・コルトレーンという最強メンバーと組んだ時期のアルバム。何といってもオン・グリーン・ドルフィン・ストリートが最高だ。

繊細な美しさに満ちたビル・エバンスのピアノにマイルスのペットとコルトレーンのテナーが絡んだ時が至高の瞬間になる。

ジャズ好きなら絶対落とせない名盤。

・「池田満寿夫のジャケットもいい、マイルスの洗練されたサウンドを満喫できる一作
片面CBS吹き込みの”マイルス・セクステット”で残る片面がフィリップスの”死刑台のエレベータ”であった「ジャズトラック」から、日本の企画でセクステットだけをまとめたのが本アルバム、ということで70年代に唐突に出てきた感があった。

池田満寿夫のイラストが素敵なジャケット(これは女性は100%「ステキ〜!」という)にも惹かれて買った記憶がある。

パーソネルの中で触れておかなければいけないのは、3人。このアルバム収録の二ヶ月前に名盤"Something Else"を、Milesを招いて作ったキャノンボール・アダレイ(実のところ、これはMilesがリーダーのアルバムになっている)。Milesの師匠、チャーリー・パーカーを彷彿とさせるアルト・サックスである。それから、ビル(ギルではない)・エアバンスのピアノ。彼の”Explorations”を聞いてもらえばわかるが、独特のたる〜いサウンドを展開する。そして、テナー・サックスをブロウするジョン・コルトレーン。

・・・それにしても、なんて洗練されたお洒落なサウンドなんだろう。約半世紀前の作品とは思えない。聞いていてうっとりするMilesのベストプレイの1つである。

・「マイルスを聞き始めようとする人にとって本作は最適
これから50年代、60年代のジャズを聴いてみようと考えている人にとって、ビル・エバンス・トリオの諸作品やコルトレーンのBalladsから聞き始めるのもいいでしょう。しかし、私が1958年生まれなので本作を薦める訳ではありませんが、マイルスを中心にこれからジャズを聞き始めようという人にとっては、本作が入口として最適なのではないでしょうか。とにかくこの時期にマイルスの下に集った面子が超豪華。ビル・エバンス、コルトレーン、キャノンボール・アダレイ,,,彼らが順にソロをとるオン・グリーン・ドルフィン・ストリートなど圧倒的な素晴しさです。この曲に関しては本作のものがベスト・ヴァージョンと言えるのではないでしょうか。それを含めて初心者にとって聞きにくい曲は1曲もありません。かといって、それは本作のレベルが低いなどという意味では決してありません。本作はジャズを聴き込んだ人にとっても何度でも聞き直したくなるジャズ史上に残る名演揃い。本作はマイルス愛好者にとっても常に自分のポジションを確認する規範となることは間違いないでしょう。本作でマイルスを気に入った人はKind of Blueに進むことを薦めます。

・「便利な定番アルバム
 日本が世界に誇る名編集盤です。マイルス隠遁中の1979年に、散逸していた1958年の音源をまとめたアルバム。ジャケのデザインは池田満寿夫で、1958年頃のマイルスのアルバムのジャケと全く異なる雰囲気の洒落たもので、これは賛否の分かれるところでしょう。「'58 Miles Featuring Stella by Starlight」なる同趣旨の別編集盤もありますが、本作品には"Fran Dance"の別テイク(マイルスなので当然テーマの処理が全く異なる)が入っていること、また2つの"Little Melonae"(ややこしいですが、オリジナル「1958 Miles」収録のものは56年10月のマラソン・セッションでの録音で、今回のボーナスが1958年録音です)が入っているので、断然こちらを推します。 あ、勿論内容は最高ですよ!!特にマラソン・セッションあたりを好きな人には欠かせないアルバムです。

・「カインド・オブ・ブルー前哨戦!
マイルスは1958年、キャノンボール・アダレイを迎え入れセクステットにバンドを拡大。やがてビル・エバンスが加入、ドラマーもジミー・コブに交替、いよいよ役者がそろっての初顔合わせ的録音が本作である。(5曲目のみ旧クインテットでの録音。)この録音ではまだまだガチンコモードではなく試運転のような段階なためわりと肩肘はらずにスタンダードなジャズをやっている。そのため実に親しみやすくマイルスを初めて聴く人にお薦めしたい。特に素晴らしいのは当然マイルスとビル・エバンス。このアルバムを聴くとやはりビル・エバンスなくしてカインド・オブ・ブルーはありえなかったと思ってしまう。すぐにそれとわかる彼のプレイ、優雅で美しく力強い。もちろんコルトレーンはじめ皆素晴らしいのだが。この録音の後、この6人はジャズ史上最も偉大な仕事をする。それが「カインド・オブ・ブルー」なわけだが、その歴史的名盤誕生前夜、グレイト・セクステットの出会いを記録した本作も実に味わい深いものがあると思う。

1958マイルス+2 (詳細)

Know What I Mean?

・「これこそ隠れ名盤
これは隠れ名盤である。キャノンボールに先入観をもってこのアルバムを聴かないエヴァンス・ファンがいるとしたら、あまりにももったいない。ここでは、エヴァンスによって引き出されたキャノンボールのデリケートでリリカルな一面が味わえる。エヴァンスに共感し、エヴァンスの音楽に溶け合おうとするキャノンボールの姿だ。

1曲目「ワルツ・フォー・デビー」、アルトで奏でるこのテーマもまた愛らしい。2曲目「グッド・バイ」、曲のよさを壊さないように、切々としたバラードを品よく吹き切る。それから、ジョン・ルイスの「ヴェニス」が素晴らしい。聴いた後、このテーマをしばらくは口ずさんでしまう。もっとこの組み合わせでの録音が残っていたら、そう思わせる演奏だ。

・「同じ釜の飯を食べた異色コンビ
どう見ても、ミスマッチとしかいえない組み合わせ。水と油といっていいくらい、異なった知性と野性の共演に驚かされる。それでもこの二人はともに、マイルス・デイビス・セクステットの同僚。一緒に50年代の後半、モードの追求を目指した俊英でもある。なんといっても聴き所はワルツ・フォー・デビー。キャノンボールもオーバーファンクに走らず、バランスのいい演奏を展開している。それにしても野性をも飼いならすエヴァンスの実力は本物。毎日聞くには濃すぎるがたまには、聴いてすっきりするのもいいのではないだろうか。

・「名盤を差し置いて一番のお気に入り
ジャズファンにも考えながら聴くのが好きな人もいれば、音の心地よさを楽しみたいだけという人もいると思うんですが、僕は後者の快楽主義者です。

その立場で言うと、どんな名盤もこちらの気分にフィットしないと楽しくない。エヴァンスの音は、美しすぎたり冷たすぎたりする一面もあるし、キャノンボールの音は能天気すぎたり丸すぎる一面がある。その音楽の素晴らしさに比べると意外と聴く機会が少ない。

その二人が競演して足りないところを補い合い、それぞれの良さを上手に引き立て合っている。エヴァンスが脇役に回っていて、アルバム全体としては陽気な印象。しかしエヴァンスの氷のようなピアノがキャノンボールの熱を切り裂いて全体を引き締める仕事をしていて、美しくも温かく、陽気だけれど知的な音楽に仕上がっていると思います。

エヴァンスもキャノンボールもほかに有名な名盤があるわけですが、ぶっちゃけ僕が一番多く聴いているのはこのアルバム。特に一曲目、Waltz for Debby が最高。エヴァンスのピアノで始まり、しばらくしてキャノンボールの陽気なサックスが登場するともう少々人目があっても体がリズムを刻んでしまいます。

・「朗らか
 15年前、エヴァンス・オタク状態の頃にこれを聴いて、ずっこけました。あの名曲「ワルツ・フォー・デビー」が、こんなになるなんて・・・。エヴァンスのヴァンガード・ライブでのこの曲の演奏が「可愛らしい女の子」だったら、ここでの演奏は「おてんば娘」って感じです。その他の多くの曲もエヴァンスの演奏を先に知っていたのですが、ここで聴けるものは独特の憂いを帯びたエヴァンスのヴァージョンとは似つかぬもので・・・・長い間、違和感がぬぐえませんでした。今ではこのキャノンボールの味も素直にいいと思いますけどね。それでも、このアルバムのお気に入りはエヴァンスが演奏してない"Toy"と"Nancy"です。

・「知性派とファンクのミスマッチ
当代きっての知性派ビル・エバンスとオーバー・ファンクのアルト・サックス、キャノンボール・アダレイの共演。一見ミスマッチだが、彼らはもともとマイルス・デイビスの元で同じ釜の飯を食っていた仲間。両者の間にはマイルスとコルトレーンがいて知性とファンクのグラデーションを形成していた感もある。ところが、このアルバムではキャノンボールがかなり慎ましやかに品よく協調している。ビル・エバンスのオリジナル、ワルツ・フォー・デビーなど選曲のせいもあるが、エバンスの世界で遊んでいるという感じもする。コニー・ケイのドラミングが硬くしなやかさに欠けるところがやや残念だ。ここにエルビン・ジョーンズか好調時のフィリー・ジョー・ジョーンズが参加してたらもっと繊細で盛り上がった演奏になったことだろう。ビル・エバンスはスタン・ゲッツとも共演しているが、存外ワイドレンジなミュージシャンなのではないだろうか。素晴らしい演奏だが、頻繁に聞くと疲れるので、週に1回程度聞くにはいいアルバムだ。

Know What I Mean? (詳細)

Things Are Getting Better

・「これはいい!
『マーシー・マーシー・マーシー』でのファンキーなキャノンボールもいいけど、ここでの「やっぱりビ・バッパー」な彼も素晴らしい。渋いです。いつも通りブルージーなミルト・ジャクソンのヴァイブも聴けてうれしい。その上、ピアノはウイントン・ケリー、ドラムはアート・ブレイキーとくれば、これはもう「お買い得福袋」。買いでしょう。

・「王道JAZZですわ。
 彼の作品といえば「Something Eles」と「Mercy Mercy Mercy」しか持っていませんでしたが、ミルト・ジャクソンとの共演でしたら何の文句もありませんや。ブルースな雰囲気が良いですね。ピアノもドラムもベースも今や伝説の方々ばかりで、いやはや恐れいります。当時は大変だったのでしょうけれど、今思うと贅沢な時代だったねぇ・・・。

Things Are Getting Better (詳細)

NOW JAZZ

・「ずるい
本当に、ずるい。コンピレーションなら当たり前だが、まさにいいトコを集めたおした、という感じ。ジャズの入門盤、としては最適なのではないでしょうか。この中から自分の好きな感じの曲を見つけ、その奏者のCDを探すも良し、そのジャンルや時代のCDを探すも良し。ラストにハービー・ハンコックの処女航海を持ってくるあたり、にくい。

・「ジャズを聴きたいが、どのCDがいいか悩んでいる人に。
ジャズが大学時代から好きでいろいろ聴いていますが、最初に手にする一枚としては、NOW JAZZ、NOW JAZZ2は、特に優れたいいコンピレーションアルバムです。間違いなく気に入ると思います。この2枚を聴いて「いい!」と思ったら、収録曲の入ってるオリジナルアルバムを聴いてどんどん幅を広げていってください。JAZZは、一生付き合っていけるかっこいい大人の音楽ですから。

・「愛車に常備していたら子供たちが曲を覚えてしまった(苦笑)
まだ子供たちが幼い時分からドライヴ時によくこれをかけていたら、いつの間にか鼻歌でセントトーマスやクレオパトラの夢をハミングするようになっていた。しかも全く何の関係もない場面で。JAZZっていいよなあ、と思ってくれるだけでも嬉しいのだが、この子達が将来、これらの名曲たちを何処かで耳にする度にかつてのドライヴを思い起こしてくれるなら親冥利に尽きる?かも知れない。選曲と共に曲順が本当に憎い。ビギナーへの入門編としても申し分無いだろう。

NOW JAZZ (詳細)

Cannonball Takes Charge

・「普段着のキャノンボールが聴ける
レーベル権利の関係等で長いこと廃盤となっていたアルバムで再発売に狂喜したファンも多いであろう。キャノンボールのワンホーンは意外と少なく、それがウィントン・ケリー・トリオとの歌ものとくれば名演間違いなしである。抑え気味にそれでいて何時になく丁寧にアルトを吹く姿が最高!名盤です。

Cannonball Takes Charge (詳細)

Cannonball's Bossa Nova

・「これをジャズの粋と言う
キャノンボール・アダレイはジュリアンという本名があるのに、売り出し政策で、あだ名の「巨砲」が名前になってしまった。マイルスとの共演盤の「サムシング・エルス」はキャノンボールのリーダー盤という事になっているが、実質はマイルスのリーダー盤だし、「佳盤」はあるものの超名盤はないし、ジャズの巨人とも呼ばれないし、丸々と太った巨体はコルトレーンのようにカッコよくもないし、もう一つ冴えない。このアルバムも、いい出来であるのに、「名盤」とは呼ばれない。それにジャケットときたら、まるで、リオの屋台の絵ハガキだ。しかし、イージーリスニングに流れず、ジャズとボサノヴァのいいとこ取りしたアルバムなのだ。これぞ大人のための一枚。(松本敏之)

・「心地よし
聞く時間をまったく選ばない。なのに朝・昼・夜でなんとなく曲の雰囲気が違うと感じるのは何故か?とーっても癒されます。

・「大人のBossa Nova ♪
休日の昼下がりに聞くもよし、夜のゆったりとしたひと時に聞くもよし、『大人のBossa Nova ♪』しています。心が和み、癒されます。

・「夏に聴くのはもちろん良いんです
写真家の浅井慎平さんがこの間ラジオで「冬に聴くボサノヴァもなかなかいいもんですよ」と言っていたので寒い日にこのCD聴いてみたんですが、これがなかなか良い。僕は個人的に(多分皆さんも)ボサは夏!と思っていたんだけど実際、地球の反対側の本場ブラジルは真夏な訳だしこたつに入ってリオの太陽に思いを馳せるのも一興かと。1曲目の「雲」いいです。ブラジルの青い海とジリジリの太陽、熱っぽく気だるい午後の空を流れる白い雲…、そんな情景をキャノンボールの澄んだアルトがゆったりと唄っています。ジャケットはファミコンのシムシティーを彷彿とさせますがお奨め盤であることに間違いはありませんよ。

・「スィーツのようなBOSSA
キャノンボールのボサノバ曲集。 もの悲しいボサノバの名曲が彼のサックスにより、甘い曲に仕上がっています。マイルスデイビスとかか共演すると、パワフルで独特のキャノンボール節が出てくるのに、このアルバムでは違っています。 疲れたときや心のゆとりがなくなったときに、スィーツのように聴いています。

Cannonball's Bossa Nova (詳細)

ユニバーサル・ア・ゴー・ゴー!~山中千尋セレクト・コンピレーション・アルバム

・「感想
私は『アウトサイド・バイ・ザ・スウィング』で山中さんを知って、それ以来注目してます。私は山中さんの落ち着いた雰囲気のピアノにすごく惹かれました。この作品は私が持っていたイメージとは少し違いましたが良い曲ばかりです。でもあくまで私のツボは落ち着いた曲なので星は4つで。

ユニバーサル・ア・ゴー・ゴー!~山中千尋セレクト・コンピレーション・アルバム (詳細)
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