・官能サスペンス
・ミステリー
・サスペンス
・General AAS
ハプニング (特別編) (詳細)
M・ナイト・シャマラン(監督), マーク・ウォールバーグ(俳優), ズーイー・デシャネル(俳優), ジョン・レグイザモ(俳優), アシュリン・サンチェス(俳優)
「個性派俳優の魅力。内容に付いてはご法度。」「M.Night Shyamalanの新境地」「見たい映画は素直に…」「評価は分かれる・・・でも」「なかなか」
ラスベガスをぶっつぶせ (詳細)
ロバート・ルケティック(監督), ジム・スタージェス(俳優), ケヴィン・スペイシー(俳優), ローレンス・フィッシュバーン(俳優)
「構成にまとまりがあり、とても面白い映画です。」「頭脳派サスペンス」「演出がカッコイイ」「10年くらい前の実話をスタイリッシュに」「It's very cheap. and ordinary」
チャーリー・ウィルソンズ・ウォー (詳細)
マイク・ニコルズ(監督), トム・ハンクス(俳優), ジュリア・ロバーツ(俳優), フィリップ・シーモア・ホフマン(俳優)
「名演技の共演!!」「トムハンクスの実話007.」「2大スターの売りだけの先入観は捨てて見て下さい…」「超シニカル・コメディ」「サクセス・ストーリーのはずなんだけれど、戦果が数字の羅列なのと、冷戦時とはいえ「戦争」なので爽快感は得られません。」
ハプニング (Blu-ray) (詳細)
M・ナイト・シャマラン(監督), マーク・ウォールバーグ(俳優), ズーイー・デシャネル(俳優), ジョン・レグイザモ(俳優), アシュリン・サンチェス(俳優)
「極上の映画体験!「シックスセンス」を超えるサスペンスの傑作!」「The Happening - Blu-ray Info」
幻影師 アイゼンハイム (詳細)
ニール・バーガ-(監督), エドワード・ノートン(俳優), ポール・ジアマッティ(俳優), ジェシカ・ビール(俳優), ルーファス・シーウェル(俳優)
「2007年1月23日のレヴューの再録です」「予備知識なしで見てほしい」「Illusionist(原題)」「内容は」「演技派エドワード・ノートンの真骨頂」
ラスト、コーション (詳細)
アン・リー(監督), トニー・レオン(俳優), タン・ウェイ(俳優), ワン・リーホン(俳優)
「上海の街の魔力がよく描かれている。」「性描写を抑えても同じテーマで感動的な作品ができたのでは?」「禁断の大人の激情ラブストリー」「密かな愛」「トニー・レオンの魅力」
ヒストリー・オブ・バイオレンス(廉価版)【期間限定出荷】 (詳細)
デヴィッド・クローネンバーグ(監督), ヴィゴ・モーテンセン(俳優), マリア・ベロ(俳優), エド・ハリス(俳優), ウィリアム・ハート(俳優)
「暴力の世界と家族との関係をリアルに描く傑作」
ミスト (詳細)
トーマス・ジェーン(俳優), マーシャ・ゲイ・ハーデン(俳優), ローリー・ホールデン(俳優), アンドレ・ブラウアー(俳優), トビー・ジョーンズ(俳優)
「おぞましき多数論理。」「まさにキング作品の映画化」「キング小説の“恐怖の本質”を見事に映像化した作品」「問題作」「万人受けではない…」
L.A.コンフィデンシャル 製作10周年記念 (初回生産限定版) (詳細)
カーティス・ハンソン(監督), ラッセル・クロウ(俳優), ガイ・ピアース(俳優), ケビン・スペイシー(俳優), ジェイムズ・クロムウェル(俳優), キム・ベイシンガー(俳優), ダニー・デビート(俳優), デビット・ストラザーン(俳優)
「第70回アカデミー賞で主要9部門にノミネートされた傑作」「傑作」「隠れた傑作」「緻密な構成力とそのムードに酔わされる。」「ようやくの再版が特典映像付きなのは嬉しい」
フィクサー (詳細)
トニー・ギルロイ(監督), シドニー・ポラック(俳優), ジョージ・クルーニー(俳優), トム・ウィルキンソン(俳優), ティルダ・スウィントン(俳優)
「ティルダ・スウィントンとジョージ・クルーニーの演技にしびれる」「何か身につまされる。」「これも駄作」「ジョージ・クルーニー以外に見るべきものはありません」「Michael Clayton」
● 2008年 夏期 (07‾08月)興行収入ランキング 制作中
● kuemama。の「'08劇場鑑賞作品DVD/BDリスト」(1)
● 不透明な時空で、必死こいて世界説明を試みる人間たち 〜まさに人生〜
● 見たい映画
● 評価基準 S‾F
● トニー・レオン主演の禁断の愛の物語 『ラスト、コーション』 DVD/Blu-ray同時発売
● 観ようかなDVD
● スティーヴン・キング原作×フランク・ダラ ボン監督、衝撃のミステリー大作『ミスト』9/17発売
● 最近見た映画
・「個性派俳優の魅力。内容に付いてはご法度。」
今までのシャマラン監督の作品を想像するとかなり変化があります。描写がけっこう残酷です。(初のR指定だそうです)内容については観てのお楽しみでしょうか。賛否両論分かれると思いますが。キャステイングが魅力でした。今現在アメリカでナンバーワンとなった人気ゲームの映画化マックスペインも好調なマークさんが新境地を開拓していてファンの私はうれしかったです。あとジョンレクイザモさんも相変わらずの名脇役っぷりで最高です。ストーリーもさることながら個性派俳優さんたちの魅力がこの映画の見所だと思います。
・「M.Night Shyamalanの新境地」
この監督が新作を発表するたびに言われてきた「どんでん返し」を期待してる人はまず観ないほうが良いでしょう。僕はそういう見方をしないので気にならないがTHE SIXTH SENSEと比べてこの作品は...的な見方をしちゃう人はこの作品を楽しめないと思います。SHYAMALANというフィルターを通さずにあくまで一つの作品として観たほうが、この作品の意味、奥深さが素直に解るでしょう。映像的にはかなりショッキングシーンが多く(この人の作品でR指定は初らしい)それだけにSHYAMALANのこの作品に対する強いメッセージを感じました。
・「見たい映画は素直に…」
予告でずっと気になっていた作品だったので迷わず見ました。公開中も確かに賛否分かれる作品でしたが、私はまんざらでもない映画だと思いました。
見たい映画は素直に見て下さい。
・「評価は分かれる・・・でも」
7月に劇場で観てきました。なにかと前々から叩かれやすいシャラマン映画ですが、個人的にはいい映画だと思います。内容的には、主人公が大活躍するわけでもなく、奇跡が起こるわけでもないのですが、リアルな怖さがあります。もしかしたらこんなことになるかもしれない・・・この映画のようなことはありえないけどいつかは人類は滅びるかもしれない・・・そんなことが伝わる映画ですし、そこにメッセージがこもっているのだと感じました。映画の中で人が狂っていく姿は不気味。異常な状況のなかで生き延びようとする人間の姿をシャラマンは今回も上手く捉えていると思います。マーク・ウォールバーグやズーイー・デシャネルの出演も嬉しかったです。
・「なかなか」
おもしろかった。ちょっと怖いけどちょうどいい感じ!だけど人が死んでいくのがグロい…リストカットや草刈り機の下敷きになったりと…こんな感じで死にます…第一段階 言語障害第二段階 方向感覚障害第三段階 死亡(自殺)見えない何かに襲われる恐怖や不安がダークに描かれています。この映画には賛否両論の意見がありますが楽しめました(PG-12)首吊り死体の大量シーンは怖かった。
・「構成にまとまりがあり、とても面白い映画です。」
構成にまとまりがあり、とても面白い映画です。最近では、エンドロームで首をかしげる(疑問や納得いかない)映画が多かったのですが、久しぶりに「スカッ」(スッキリ)っとした映画だったと思います。映画館を出た時に「面白かったー」とすぐに言えました。
・「頭脳派サスペンス」
MIT学生チームの実話を基に、色々と脚色を加えさらにドラマティックにしたようです。必勝法とは、「カード・カウンティング」と称されるもの。映画「レインマン」でダスティン・ホフマンの驚異的記憶力を利用してトク・クルーズがやった方法ですね。場にでたカードの種類を分類し数値化。残っているカードの数字がある程度予測でき、その必勝確率の高いところで勝負するというもの。私は少々予備知識がありましたが、この仕組みの説明が少なく、ゲームの描写にスリルがイマイチなかったのが残念でしたが、チーム内の不協和音、カジノの警備員との攻防戦、教授との対決と、ゆるいところも有るものの、それなりに面白さをキープしていました。
ギャンブル映画では、「金を手に入れるが魂を失う男」をモチーフに、最後は主人公が破滅してジ・エンドというのが、パターンとして多いですよね。本作の主人公ベンも、その例に漏れず破滅への道をひた走ります。そして、すべてを失った主人公は、自分の帰るべき場所へと戻っていく...。でも、ここからヒネリある展開で更なるクライマックスへと突き進んでいくのが面白い。
学生たちに「カード・カウンティング」を伝授する数学教授を、本作の製作も兼ねたケヴィン・スペイシーが演じています。この教授というのが、頭脳明晰ながら下卑たキャラなんですが、こういうちょっとクセのある役を演じさせたらやっぱり上手いね。あらためて感心しました。
・「演出がカッコイイ」
映画の出だしから洒落てる演出でカッコイイなと感じたのが第一印象です。
実話の方もこちらは有名な話でしたが、巧妙に尽くされたチームワークなど、どう考えても『こんな事をやってのけちゃう?しかもラスベガスで』と、そんな凄さに感心せずにはいられないです。夢の様なお話で…。
ケビンスペイシーの裏の顔がある役がまた気になりながら見入ってました。
最後の最後は展開に意表つくかも…です。
あらすじは結構知られている通りですが、演出などかねて映画として気になっていた方は是非見て下さい。
・「10年くらい前の実話をスタイリッシュに」
10年くらい前にCBSで特集してました。映画になって、スリリングな展開を最後まで楽しめました。
カードカウンティングはいかさまではないけど、カジノではご法度。
なんでカードをカウントするとブラックジャックで勝てるのかなど一切説明がないので、たまたまいい目がでて勝っていても、どっちかよく分からなかったです。
秀才達が自分の欲だけでお金を手に入れるためにブラックジャックを猛勉強する。ポーカーごときで大金を手にできるアメリカってほんと凄ーい国で、大金儲けられないように、客を見張っている。
サブプライム問題が起きた理由がなんとなくわかるような気がする映画だと思います。
・「It's very cheap. and ordinary」
どこが「ラスベガスをぶっつぶせ」なのかと聞きたい誰一人としてベガスを潰すことを目的とせず、己の私利私欲のためにポーカーに興じ、自分の意思とは関係の無い部分に流され、疲弊し、それでも活路を見出そうとし、一見綺麗に落ちを付けたかのように見せかけ、終わる。
優秀な学生がその能力を活かしてカジノで儲ける。しかしその過程で人間の欲に駆られ失敗を経験するも、最後はHAPPY END。
ラスベガスの壮大な感じを伝えたいと思わせるようなシーンも、撮り方や演出が凄いのではなく、ただ単純にラスベガスそのものが凄いだけ。ラスベガスのホテルのラウンジからその景色を見れば分かる。素人が見た景色とこの映画のシーンの与える感動に大差が無いことが
チームを組みベガスに挑む様も、一見巧妙に練られたプランのように見えるが、その実は優秀な頭に頼りきっただけの穴だらけのザルそのもの。拙い演技にお約束の合図、見せ掛けの一体感、機能しない司令塔、弱い心
そして構成にまとまりを感じるということは、先が読みやすく、単純で、過去の手法を多く取り入れているということであり、決して良い面とは言えない。特に先の読めなさがあってこそこのジャンルの映画は面白い。
実話を元にした話だからアマチュアの拙さを表現しつつストーリーに抑揚をつけたかったのかも知れないけど、はっきり言って実話をそのまま再現した方が幾分マシだったのではないかと思えた。
・「名演技の共演!!」
実在の人物チャーリー・ウィルソンがチェーリーズエンジェルの元ネタとは知りませんでした。世の中にはまだまだ自分の知らないことがあるのだと…納得の1本です。
本作は事実をベースとしたチャーリー議員が1人の思いつきでアフガニスタンからソ連を駆逐する物語。アフガニスタンで当時、あんなことになっているとは知りませんでした。また、それが後のテロリストの元になっているですね。
物語は面白いですが、一番は名演技者たちの共演ではないでしょうか?フィリップ・シーモア・ホフマンがCIAのガスト役で登場しますが、見終わるまでガストがフィリップ・シーモア・ホフマンとは気がつきませんでした。(ハンクスとローバツが出ている映画としか認識がなかったので…)それだけフィリップの演技は素晴らしい!というより演じる役によって彼は全く別人です。トム・ハンクスの演技は相変わらず堂に入って見応えがあります。
スタッフ、キャスト共に見応えのある作品でした。
・「トムハンクスの実話007.」
酒と女が大好きな下院議員が、アフガニスタンのソ連進行を実際見て周ったのをきっかけに、支援予算が500万ドルだったのを結局10億ドルにして、ソ連をアフガンから追い出すという実話ベースの物語。
アフガニスタンの悲惨さを見て、助けたいと思うのは、「アフガンの人々が、かわいそうだ。」という気持と、「アメリカはソ連と戦っていないが、代わりに戦ってくれている。」という愛国心の両方というのがアメリカらしい。ただ、当時アフガニスタンは、ソ連進行にあって大量虐殺にあい、国民の半数が14歳以下という惨状を招いていた等、知らないことだらけで、恥じました。
アフガンはイスラム国で、アメリカはイスラエル支援国、イスラム国とユダヤはご存知のように仲が悪く、アメリカがアフガニスタンを表立って支援するには強力なネゴシエーション能力が要る、、そして、、アメリカ製の武器を輸出しソ連のヘリを打ち落としたとなると、米ソが戦争になる、だから、ソ連製の兵器を大量に持っている、たしかパキスタンから大量に購入し、その武器でヘリや戦闘機を撃墜する根回しをするなど、、内容はかなり硬派ですが、、、政治の影に女あり、、これは実話ネタだから、、ホントに凄いなあと、、。
映画の中で「それが、俺がアメリカに惚れた理由だ。」と、彼が少年だった頃の話をするくだりがあるのですが、、そのくだりは、やっぱり民主主義の先進国なんだなナと、思わざるおえませんでした。そんなことがあったら、たぶん僕も、国に惚れると思います。
自分の住んでいる国に惚れる。。これって日本人には少ない気がします。
ソ連撤退後に、、、最後の仕上げに、アフガニスタンに学校を創ろうという提案は、却下され、、、アメリカよりの思想教育が出来なかったため、その後9.11を生むということを感じさせるところで、映画は終わります。
フィクションの007よりも楽しめたかな。。。実話レベルってことと、アメリカの国際政治の裏舞台が面白かったので。。。
ジュリア・ロバーツや、フィリップ・シーモア・ホフマン等、演技派ががっちりやってます。
DVDを買う気にはなりませんが、観てみるにはいいんじゃないでしょうか。
・「2大スターの売りだけの先入観は捨てて見て下さい…」
上映前の予告ではコメディータッチな印象を与え、その後、2大スターの名目だけで見た方には『思ってたのと全然違う!』と、かなり意表ついた賛否大きく分かれた作品でもありました。
内容はそれなりに深刻なものなので、多少なり予備知識を入れて拝見される方が受け入れやすいかも知れません。国の動きなど勉強になる事も描かれてます。
ストーリーからは反れますが、ジュリアロバーツの役が容姿共に合ってないのが個人的に残念な点で(他の女優さんでもよかったのでは?という印象で…)、トムハンクスは何を演じさせても裏切らないといった演技ぶりはうまさを感じました。
アメリカの良い側面だけをアピールした様な内容なのですが、映画として評価4付けさせて頂きました。
・「超シニカル・コメディ」
大国ソ連は、なぜアフガンのゲリラに負けたのか。それはソ連と戦うため世界中からアフガンに集結したイスラム原理主義のゲリラたちを、アメリカが軍事面で援助していたから!!アメリカはアフガンに数十億ドルの予算をつぎ込み、ゲリラに組織戦闘の訓練をし、最新鋭の武器を与えてソ連の大型ヘリや戦車に対抗させた。もちろんすべては秘密作戦だが、この予算や武器調達に多大な貢献をしたのが、テキサス州出身の下院議員チャーリー・ウィルソンだったというのだから、ホント驚きです。
トム・ハンクス演じるチャーリー・ウィルソンは俗物的存在であり、ヒーローなんてイメージからは、ほど遠い。そんな彼が主役なんだから、ブラックなおとぎ話みたい。(笑) 彼に“魔法"をかけるのは、もっと俗物的な2人で、ジュリア・ロバーツ演じるテキサスの大富豪夫人と、フィリップ・シーモア・ホフマン演じるCIA局員(左遷された男)の協力を得て、米議会をテキトーに言いくるめて、イスラムの敵イスラエルからソ連製の武器弾薬をアフガンに送り込むのだ。彼らの裏ワザが愉快痛快で、それ自体がブラックジョークというほかない状況のためか、作風も穏やかなコメディ調となっています。
でも、アフガン再建のために学校を建てようとする主人公チャーリーの発案が議会により却下され、イスラム原理主義者を“洗脳”できなくなるというシニカルな結末も見過ごせません。また、彼が支援した当時のムジャーヒディーンには、若きオサマ・ビンラディンも参加していたといわれ、アルカイダという国際テロ組織を生み出してしまったのも事実で、これも超シニカルなその後の情勢ということになってしまいました。
・「サクセス・ストーリーのはずなんだけれど、戦果が数字の羅列なのと、冷戦時とはいえ「戦争」なので爽快感は得られません。」
アメリカの冷戦時代に「たった一人で大国・ソ連を倒す立役者となった」という国会議員の活躍を描く実話に基づいたお話。
1962年のキューバ危機で「あわや核戦争」の危機を脱出した米ソの2大陣営。しかし、滅亡による共倒れは避けられたものの、正面切ったノーガードの殴り合いが出来なくなった2国は「他国の争いに介入し、それぞれが対立する勢力を支援することで代理戦争のような形式」で対立を継続していた。
火種は80年代のアフガニスタン。ソ連軍のヘリが容赦なく住民を虐殺。米国は表面上は不介入の姿勢で資金も兵器も雀の涙ほどしか投入しないため、難民キャンプでは人が溢れかえっていた。
美人秘書を多数抱えるオフィスで優雅な議員生活のチャーリー・ウイルソン。そんな彼の元に支援者であるテキサス州で6番目の富豪のジョアンからアフガニスタンの惨状を救って欲しいと要求がくる。難民キャンプを視察し、ソ連軍の年端もいかない子供達すらも狙う容赦ない非道を見せ付けられ彼の考え方も変わる。
はみ出し者で上司とソリが合わず更迭されたCIAの担当官・ガストとコンビを組んで対ソ連の作戦を練り始める。隣国・パキスタンの協力を取り付け、ソ連のヘリを撃ち落とす新兵器を続々と現地で戦う兵士たちに調達することで、当初は圧倒的に有利であったソ連側の形勢も少しずつ逆転の様相を呈する。
そしてとうとうその日が来た!アフガニスタンに駐留・展開していたソ連軍が全面撤退したのだ。戦いは米国側の「完全勝利」に終わるのだった。
・・・・・うむむ・・。なんか「物足りない映画」という印象。確かに「サクセス・ストーリー」であり、「たった一人で世界を大きく和平に向けて動かした」という展開は悪くない。
が、実話に忠実なためなのか「あまりにも魅せ場を欠いている」こういうサクセス・ストーリーって、ある意味「それはいくらなんでも都合がよすぎるだろ」くらいの観ている側が「快感」を感じるようなシーンが必要不可欠なはずなのだが、この作品は戦果を「ヘリを何機撃墜しました・・・・」とかいう数字の羅列で表示してしまっているため、あまりにも淡々とし過ぎていて面白みに欠けるのだ。
だから「娯楽作品」としては中途半端な印象がするし、最後のチャーリーの表彰式も「そこまで英雄的な扱いを受けるような活躍か?」という違和感が拭えない。惜しい!。
・「極上の映画体験!「シックスセンス」を超えるサスペンスの傑作!」
そもそも映画はバーチャル・リアリティの最も古いかたちと言える。動く写真である映画は、一瞬にして起きながら夢を見させる装置の最たるものである。 本作は人々が何の理由もなく自殺してゆくというパニック映画だが、登場人物は最後まで何が起こっているのかわからない。何者かのバイオテロか、軍の細菌兵器の事故か、未曾有の天災か。都合よく解決策も見いだせずに、とことん絶望的な状況に追い込まれる。観客もただ逃げ惑う人々を目で追うばかりで、まさに悪夢である。 しかし震災やトンネルの崩落、テロ、拉致、原爆…、きっと実際の被害者もきっとこんなだったろうな、と考えた。何が起こったか全く知らないまま、逃げて逃げて、すべては運が左右するそのリアルさが恐ろしい。 そして、今回のシャマランの仕掛けは「音」だ。工事現場から労働者が次々と落ちる時の音や銃声、木から吊された何体もの死体に出会う時の効果音など、こけおどしと言われようともそのショッキングでリアルな演出は、体の芯を貫く。映画館ではお年寄りや心臓の弱い観客にはお勧めできない。家庭用DVDでどこまで再現できるか、楽しみである。 Blu-Rayがおすすめ!
・「The Happening - Blu-ray Info」
Version: U.S.A / Region-AAspect ratio: 1.85:1MPEG-4 AVC BD-50 High Profile 4.1 / High Profile 3.2 (BonusView)Running time: 1:30:23Movie size: 26,31 GBDisc size: 43,00 GBAverage video bit rate: 29.84 MbpsSubtitles: English SDH / French / SpanishNumber of chapters: 20
DTS-HD Master Audio English 4058 kbps 5.1 / 48kHz / 24-bit / 4058kbps (DTS Core: 5.1 / 48kHz / 24-bit / 1536kbps)Dolby Digital Audio English 448 kbps 5.1 / 48kHz / 448kbpsDolby Digital Audio French 448 kbps 5.1 / 48kHz / 448kbpsDolby Digital Audio Spanish 448 kbps 5.1 / 48kHz / 448kbpsDTS English 192 kbps 2.0 / 48kHz / 192kbps
#Four Deleted Scenes (15m:43s)#Featurette--Train Shooting--The Hard Cut (HD)--Forces Unseen--I Hear You Whispering--Making of: Visions of The Happening--A Day For Night--Elements of a Scene#Gag Reel#D-Box Enhanced#DVD Digital Copy
・「2007年1月23日のレヴューの再録です」
最初はアメリカ制作の相変わらずの魔術ものかと暇つぶしのつもりで見ていたのですが、驚くべきことに、これはオーストリア・マニアにとっては必見の作品です。まず舞台が世紀末のウイーンです。そして”うたかたの恋”で有名なルドルフ皇太子を髣髴させる人物が中心人物の一人として登場します。三番目にこの世紀末のウイーンの雰囲気がセピア色の映像でマニア期待通りに描かれます。そして最後に解き明かされる大掛かりなトリックです。世紀末ウイーンを描いた最近の映画としては、マーラーの奥さんアルマを描いた"bride of the wind"がありますが、この作品はもっと幻想的な雰囲気を漂わせています。飛行機の中の小さな画面では見落としたかもしれない小道具もおそらくたくさん仕掛けられているかもしれません。
・「予備知識なしで見てほしい」
先月映画館で見てきましたが翌日会社の同僚にどんな作品だったか聞かれた時にあらすじを説明するのにこんなに困った作品はありません。相手が見る予定のない人だったらいいんですけど見に行く可能性がある人にはどこを話せばいいのかどこまで話していいのか悩みます。
・「Illusionist(原題)」
一流の奇術師として名を馳せるアイゼンハイムは、時代の申し子としてウィーンの人々を魅了し続けていた。ある日、大人気の彼を見ようと皇太子とその婚約者ソフィが舞台を訪れた。言われるままに舞台に上がり、ショーに一役買うソフィ。それは、少年・少女時代を共にすごしたものたちの運命の再会となった。しかし、その再会は、空前絶後のスキャンダルと背中合わせで、危険を引き付けるものなのだけれど…。
ソフィが謎の死を遂げた後、アイゼンハイムの舞台には死者が蘇ると話題になる。事件の真相と交錯する死者の幻影は何を導くのか…。
映画のタイトルを日本用にするというのは、大変な仕事なのだと思う。映画を見ていない人の心を掴むタイトルをつけようと時間をかけているのだと信じたい。しかしながら、本作品に関しては、タイトルが思わせすぎ過ぎで、ネタバレに近い。原題のIllusionist そのまま「奇術師」とすべきだったと思う。感のいい人は、このタイトルのせいで作品の結末を予測してしまうだろう。ということで、星ひとつ減点。
映画の内容は、星5つレベルだと個人的には思う。予備知識の全くない状態で作品を見たのであるが、「釘付け」という表現そのもの、意識の全てを鷲づかみにされた上質のロマンス・サスペンスだった。キャストのファンだけでなく、多くの人を魅了する作品だと思う。
・「内容は」
内容はともかくおもいっきり騙されました。ある意味期待を裏切ってくれました。エドワートノートンが本当に怪しい幻影師をえんじてます。あまり書くとネタバレになりますがトリック映画とみていいかと思います。以前あったプレステージのような映画です。ある意味やってくれた映画です。満足はできました
・「演技派エドワード・ノートンの真骨頂」
役者はハリウッド俳優ばかりですが、プラハで撮影したそうで19世紀のウィーンの雰囲気と衣装等でヨーロッパ映画の感じになっていました。
展開やラストは、そんなにヒネリがあるわけではないので、詳しいトリックは解らないまでもラストのオチは気付きます。でも、それはそれで許容範囲内です。観客が『トリックに騙される』というより、被害者と加害者の『逆転に騙された』感があるなと思いました。貴族出身で、皇太子から寵愛を受けている女性と幻影師(マジシャン)との恋愛。この時代の階級の差は、とても二人が結婚するなどという可能性をあたえない。が、「幻影」の術が、その階級差を打ち砕く図式が痛快。利用された刑事はともかく、皇太子はちょっと可哀想かな。
エドワード・ノートンは、ジアマッティとともに流石に上手いです。この二人のキャスティングに比べ、ジェシカ・ビールが演じたソフィ・フォン・テッシェンという女性は、もっと気品が欲しかった。ビールの役は、当初、リヴ・タイラーが演じるはずだったが、彼女が撮影直前になって降りたので、ビールに替わったらしいです。リヴが演じても「貴族的」になったとは思えませんが、もし彼女が演ったらどうなったかを想像するのは面白いですね。
・「上海の街の魔力がよく描かれている。」
ラストとは「色」、コーションとは「戒め」。日中戦争の中、抗日に立ち上がった若者の一団の1人の女性(タン・ウェイ)が、日本への協力者(トニー・レオン)に近づこうとして、成功するものの、思わぬ関係に陥り、微妙に心情も変化していき、2人の運命は果たしてどうなるのか、という作品です。さすがアン・リー監督。日本占領下の中国の様子(有閑マダムの生活等)を丹念に描写しています。特に上海の街の再現が素晴らしい。タン・ウェイはとても映画初出演とは思えぬ大胆さでトニー・レオンとのベッド・シーンを演じ、明日をも知れぬ立場の2人が互いを求め合うことに説得力を与えています。ただし、子供と一緒に本作を鑑賞するのは控えた方が無難でしょう。
私が一番好きな場面は、日本料理店でタン・ウェイがトニー・レオンの前で「天涯歌女」を踊りながら歌う場面。これだけでも一見の価値はあると考えます。
・「性描写を抑えても同じテーマで感動的な作品ができたのでは?」
過激な性描写が話題になったR-18指定のアン・リー監督作品。第二次大戦下の上海で、演劇部の学生が親日派の要人暗殺を企てるうちに、大きな抗日組織にとりこまれていく。暗殺を目的に要人イーの元にスパイとして潜入した女スパイのワンは、イーとの肉体関係を重ねるうちに、彼の秘めた性格や苦悩などを理解するようになる。暗殺と愛情のジレンマにはさまれて、物語はクライマックスへ。最後の見せ場はまさに『ラスト、コーション』が示している。
見終わった後に気が重くなるような内容であった。歴史的な上海の風景や俳優人の演技は特筆すべきものであったとは思うが、2時間30分を越える内容としてはややクライマックスの盛り上がりに欠けるように感じた。本作品で過激な性描写がなくても違った脚本と演出でも同じテーマを表現できたような気がするし、表現を変えて万人が見られる作品にしたほうがよかったような気がしてならない。ただし、そうであれば日本ではあまり話題にならなかったのではないかという気もする。
総合的に星4つにするか迷った上での評価。テーマはいいのに、特に子供には見せられない点で評価を星3つとした。
・「禁断の大人の激情ラブストリー」
激しい時代の流れの中で抗日運動に身を投じ、女スパイとして弾圧側のスパイ組織のボスに色じかけ(?)で接近し成功するが、見せかけであったはずの彼らの恋愛がいつしか本物のそれと見分け難くなる。男は抱え込んだ不信、孤独を逃れ、安息を求め、片や女は、男によって女になっていく...。偽りの世界とリアルな肉体的性愛の対比。
背信(中国にとっては)の男。誰も信じず冷徹で非情な男が、チアチーに溺れていく...。トニー・レオンが無表情だけれど、強烈な存在感を発揮しています。でも、本作はチアチーの物語です。新人のタン・ウェイが想像以上の出来。幼顔で小さな口、それでいて、身長170cmの姿態で凜とした「女」の佇まい。学生時代、舞台で抗日に目覚める少女を演じたことを発端に、タバコも演技のため体験し、現実の世界でも彼女は、スパイのために処女を棄て女の成長を「演じる」こととなる。そういえば、ヒロインも含め彼女の演劇仲間が、過激な抗日運動組織へと変貌する前半の展開もなかなか面白いです。
冒頭から何度も登場する「麻雀」シーン。ブルジョアの振る舞いや、なにげない会話に心理の攻防が見取れて面白い。そんなシーンも含め、重厚感あるセットなど美術、細部にこだわったアン・リーの演出は見応がありました。特に、ラストの見つめ合う"二人"の表情と、その背後で同じ目にあう人物たちのそれとのギャップを見せる演出は鳥肌ものでした。
・「密かな愛」
舞台は、戦時下の上海。中国人でありながら親日派である敵。彼の暗殺をもくろみ、虜にするため、自分を犠牲にして愛人にまでなる主人公タン・ウェイ演じるチアチー。騙されているとも知らず、彼女との密かな愛に溺れるトニー・レオンが演じる特務機関の責任者。この二人の出会いと別れが、この物語の軸であり、全てである。タン・ウェイの濡れた瞳、迫真の演技がドラマを引き締める。トニー・レオンとタン・ウェイの二人が愛を交わすシーンは、誰かに見せる演技ではなく、二人のプライベートな時間を切り取ったかのように錯覚させる。シンプルなストーリーではあるが、感情を押し殺しお互いの制約の中で、激しく愛し合う姿を描ききっており、DVDも是非予約しようと思う。※私は、関東で最終上演となった「下高井戸シネマ」で、最終日に鑑賞しました。
・「トニー・レオンの魅力」
トニー・レオンの魅力が炸裂の一作。今まで見た彼の演技の中で最高でした。特に瞳の演技が素晴らしい。彼が演じるのは、無口で心が死んだような孤独な軍人。タン・ウェイに関わり、疑いながらも深く惹かれていく様子を眼で雄弁に表現しています。
特にLastの宝石店で指輪をはめた彼女の指に触れるシーンは秀逸。あんな表情を見たら、誰もがクラクラですよ。答えるタン・ウェイの心も120%伝わります。
アン・リー監督の映画はどれもダメダメなんてのはありませんが、感心なのは新人女優や俳優さんの魅力を引き出すのが上手い事。ワン・リーホンがトニー・レオンと対照的な正義感あふれる真直な青年で出演してますが、とても彼のキャラクターにはまってました。映画に良きスパイスとなっていると思います。
どのシーンの映像も美しく女性がみても十分に感動できる映画だと思います。ぜひオススメ!!
・「暴力の世界と家族との関係をリアルに描く傑作」
過去の暴力にまみれた人生を捨てて再出発した主人公が再び暴力の世界に戻されてしまうというクローネンバーグにしてはストレートでひねりのないストーリーだが、なかなかの傑作。 オープニングの2人組のモーテルの場面の長廻しから思わず引き込まれてしまう。クローネンバーグ特有のグロテスクな顔面破壊やちょっとエロチックな描写も健在ですが、暴力が主題の割にはいつもほどはくどく感じないところがよかった。主人公が過去から決別した理由は最後まではっきりと語られていないが、だからこそラスト・シーンの不安定な余韻が生きる。全ての過去の決着はついたが、妻も息子もすでに暴力の世界にいた主人公を知ってしまっているし、息子も暴力に目覚めて、妻が階段での荒々しいセックスを受け入れてしまった以上、このまま平和な家族を皆で演じるていくのか?それとも過去が明らかになった主人公を拒絶するのか? 名作「ゴッドファーザー」に主人公たちは、暗黒の組織に身を置いてビジネスとしての殺人は容赦なく行いながら、厚かましいほど家族愛に満ちていたが、やはり嘘臭い感じがしないでもない。本作の方が主人公が過去の暴力の世界と現在の家族との関係の間で悩む姿をリアルに描けていると思う。(主人公が暴力の世界から遠ざかってから長いわりにはあまりに強すぎるが) 主人公の妻役のマリア・ベロは「パイバック」「サンキュー・スモーキング」「ワールド・トレード・センター」と最近話題作への出演が続いている注目の女優さんですが、この映画ではベッド・シーンも含めて頑張っています。ヴィゴ・モーテンセンとエド・ハリスは相変わらずの存在感です。ただウィリアム・ハートのアカデミー賞のノミネートは「こんな役なのによくがんばった」という同情票のような気もします。
●ミスト
・「おぞましき多数論理。」
人間の本質を訴えた作品だと私は思う。ある人は言った。人間の本質は善あると。ある人は言った。これは贖罪なのだと。またある人は言った。人は同じ部屋に二人以上いれば争いを起こすと。現実を否定する者、神を信じる者、抗う者、理性に従う者、従事する者、懺悔する者、利用する者。それぞれがそれぞれの真実を、正義を翳した。この映画を観たあなた方は誰に共感し、誰を正しいと思っただろうか。一人の人間の教養や価値観、偏見で、正義や道徳を作りあげ、それを信じて行動する者達の姿は正に圧巻であった。多数論理が少数論理を締め上げていく姿は実におぞましい。文明的な生活を手に入れ科学技術を振りかざしていても、人間の本質はいかにシンプルなものか良く表現されていた。皆に助けを求めた女性を貴方なら助けただろうか?無理やりにでも外へ出て行こうと考えるものを貴方なら止めただろうか?瀕死の人を貴方なら助けただろうか? 聖職者に咎められた軍人を貴方なら助けただろうか?果たして貴方はこの映画の中でおよそ何回人を見殺しにしただろう?何回残忍な事を考えただろう? およその人は思ったのではないか?あの夫人は死ぬべきだったと。重火傷の人はもう助からないと。化け物に刺された女性はもう人間ではないと。子供を愛する父親のすることだから全て正しいのだと。私もラスト15分までは主人公のしてきた行動が正しいと思っていた。あの拳銃を取ったことも正しいことだと思っていた。勿論あの夫人が死んだこともだ。 だがどうだった。ラスト15分に突入するとだんだと見えてくるオチに私はまさかこれはないだろうと、物語の結末を拒絶した。
「有り得ない」と。そして、ふと気がついた。
いつしか自分も物語の主人公に成っていたと。
やってくれたぜ、スティーヴン・キング。
・「まさにキング作品の映画化」
霧の正体はラブクラクトを読んでいただければ分かります。賛否両論の救いようのない結末ですが、これは「クジョー」の映画化の時に変えられてしまった、安易で予定調和的な結末に対するキングの無念さに対してダラボン監督が真摯に答えた結果でしょう。この監督が、スティーブン・キングを良く理解しているからこその映画です。結末に納得のいかないかたは、初期のキング作品を2−3冊読まれてみてはいかがでしょうか。ラストの主人公の咆哮は、グリーン・マイルのラストにも通じています。キングの永遠のテーマ=「死よりも怖いものがある」という言葉が良く伝わってくるラストです。
・「キング小説の“恐怖の本質”を見事に映像化した作品」
これはまぎれもなくキングの“クリーチャー系ホラー小説”の映画化の最高傑作。そして、キングのホラー小説の“雰囲気”や“本質”を忠実に再現したと個人的には思っている、TV版「死霊伝説」、「ナイト・フライヤー」よりも、さらに“キング小説の恐怖の本質”を掘り下げ、見事に映像化した作品。
「ショーシャンクの空に」と「グリーンマイル」という非ホラー系傑作を生み出したダラボン監督、原作本と異なる結末をキングに納得させて、ホラー映画でもこんなにすごい実力を出すとは・・・。しかし、本物のキングファンである彼の作り出したこの結末が、本国アメリカでは賛否両論となったせいか興行的にはあまり成功したと言えないのは、個人的にはとても残念(R指定とはいえども)。
俳優陣、目立つのはアカデミー受賞女優のマーシャ・ゲイ・ハーデン、狂信的な宗教信者カーマディーを熱演。最初は誰からも相手にされないが、次第に狂気の度合いを強めていく演技そのものがホラー。また、カーマディーに起きるある出来事がきっかけとなり、次第に彼女を預言者とあがめるようになり、その終末論に洗脳されていく人々の表情や行動は、まるでゾンビ。主役のトーマス・ジェーンとネイサン・ギャンブル(「バベル」でブラビの子役)の父子の描き方は自然だし、「X-ファイル」ファンにはコバルビアス役でお馴染みのローリー・ホールデンが絡んだ“擬似家族”がストーリーのコアになる、ここにもキング作品らしさが。
撮影は、即興的なドキュメンタリー風ショットと、計算されたアングルショットが巧みに編集され、不安から混乱に変貌していくスーパー店内の様子を巧みに描くことに成功している。肝心のクリーチャーだが、CGと造形物との抜群の融合技術で、“大小様々な”連中の質感はとても高く、本当に不気味でゾッとすること請け合い。最近のホラー映画では、こういう“creep”な恐怖描写がめっきり少なくなっただけに、どこか懐かしさも。
映画が終わってから、恐怖とは何なのかをつくづく考えさせられる、そんな作品。そして、これこそがキングが「キャリー」以来ずっと読者に問いかけ続けていることなのだ。
・「問題作」
普段なら普通にB級でいいか、悪いかですませるところを、この映画に関しては、嫌悪感むき出して全否定する人がいる。つまり、それくらい人によっては衝撃的とゆーことだ。本当にどーしよーもない映画は、別にどーでもいーので、誰も何も言わない。無視できる。この映画は一部の人には無視できないものがあるのだ。もう撮らないでとまで言わせる、問題作なのだ。よって別に誰が好きで嫌いでも、売れても売れなくても、レビューするエネルギーを使うのももったいないといった、そこらじゅうにある単なるB級作品でない。少なくとも一部の人間において、嫌いな人はとことん嫌いにさせるパワーがこの作品にはあると思う。そして、好きな人が絶賛するパワーもある。問題作とはそーゆうものだ。
・「万人受けではない…」
何の予習も無しにポスターの印象(感動作品かと。)だけでフラりと観てしまいました。(以下キャッチコピーはうろ覚えですが)「この子を守り抜く」「ショーシャンクの空に 以来の爽快感」…一体どぅいぅところが?????凡人には理解不能です。「最後の15分」を待たずに、耐えきれず退席しました。続いて退席した人もたくさんいたよぅです。結末は、最後まで観ていた彼氏に聞きましたが…。最後まで観なくて本当によかったです。あまりにも酷い・納得できない結末に、彼氏は凹んでました。普通の女の子、ハッピーエンドが好きな人は、観ない方がいいと思います。
●L.A.コンフィデンシャル 製作10周年記念 (初回生産限定版)
・「第70回アカデミー賞で主要9部門にノミネートされた傑作」
作品賞、監督賞を始め主要9部門でノミネートされた傑作だが、実際の受賞は助演女優賞と脚色賞のみ。理由は同年にモンスター級の映画「タイタニック」が11部門を受賞したためだ。映画としての出来映えは本作の方が数段優れているのだが、大作好き&お祭り好きのアカデミー賞ではどうしても大作が受賞する傾向にある。
本作のDVDは長らく廃盤になっており、レンタル店でもDVDを置いていないことが多く、人々の目にとまることがなくなった不遇の作品。
今回10周年記念とのことで限定版での発売だが、良い映画を観たい方へは強くお薦めできる。スタッフ&キャスト共に素晴らしい。個人的にはラッセル・クロウが一番輝いた演技をしていた映画だと思う。名映画解説者の故淀川長治氏がタイタニックを「札束で頬を叩いたような映画」と酷評したが、それは本作のような名作が押しやられたから…かもしれない。
・「傑作」
なにやらモノクロ映画観てない人は映画を知らないとかわけのわからんことを書いてる真性のアホがいますが気にしないように。
この映画が傑作であり、映画史に残るのは確かです。出演者全員の演技が素晴らしく何回観ても飽きません。観てない人は観てください
・「隠れた傑作」
日本では意外と知られていない作品ですが、アカデミー賞2部門に輝いています。長らく廃版になっていた作品ですので、この機会に購入する事をお勧めします。2枚組になり、短いですが特典映像も入ってるので、旧版を持っている方もマストバイの1本となるでしょう。また音声も旧版には入ってなかったdtsが収録されており、期待出来ますね。ストーリーは『1つの事件に3人の刑事が巻き込まれていく』というありがちな物ですが、カーティスハンソン監督の手腕でグイグイ引き込まれるタフなハードボイルドに仕上がっています。舞台は1950年代のロサンゼルスですが、映像として見事に再現されており、制作者には頭が下がります。10年前の作品ですが、全く古さを感じさせませんし、魅力的な役者も揃っていて、否の打ち所がありません。当時、全米の映画賞を総なめにしたのも納得の一本です。映画史に残る『傑作』を是非。
・「緻密な構成力とそのムードに酔わされる。」
ジェームズ・エルロイ原作のテイストを生かした、デモーニッシュで血なまぐさい暴力描写。50年代の“夢の街”LAの闇に充満する欲望と猥雑なムードを再現させてみせた一方、いかにもウエスト・コースト的な乾いた肌触りも感じさせる質感。主演の俳優たちが発散させるそこはかとない色気。ジェリー・マリガン、チェット・ベッカー、リー・ワイリーら当時のウエスト・コースト・ジャズの旗手たちのムーディなJAZZをBGMに取り入れた心憎さ。そして、映画の都ハリウッド周辺が舞台ならではの、華やかで甘美な薫り。スタイリッシュな映像スタイルと緻密な構図、もちろんサスペンスとしても一級品なカーティス・ハンソンのフィルム・ノワールの大傑作。同年、存在そのものが社会的現象となって迎えられた「タイタニック」への過大評価がなければ、その年のオスカーを総なめにしていたと確信出来る映画、待望の再リリースだ。二世で知的、正義感と野心に燃えるガイ・ピアーズ。粗野だが、幼少期での自身の体験を胸に、女性へのDVに憎悪する直情型のラッセル・クロウ。ダンディで狡猾、商売上手なケビン・スペイシー。全く異なる3人の刑事のコントラスト、誰が善で誰が悪なのか、善悪の境界が曖昧な部分がドラマを複雑多岐、より魅力的なものにさせる。そして、キム・ベイジンガーの毅然とした美しさは、映画自体に、このジャンルでは極めて稀な芳醇なエロチシズムを醸し出させていて、素晴らしい。
・「ようやくの再版が特典映像付きなのは嬉しい」
以前のDVDが絶版になっていたので、今回の発売は嬉しい。おまけに特典映像も満載のようでこちらも今から楽しみ。 映画の内容の方は皆さんご存知の通りの名作で、膨大な原作をうまくまとめた脚本と、キム・ベイジンガーの美しさが印象に残りました。(両者ともアカデミー賞受賞) ベイジンガーにとっては演技力での受賞というよりは彼女の美貌の絶頂期にうまくこの役が廻ってきた幸運に対する受賞といってもいいぐらい美しかった。ラッセル・クロウ、ガイ・ピアース、ケビン・スペイシーの個性派俳優3人がそれぞれの役柄を活かした適材適所の配役で、彼らも名演でした。 特典映像が40分足らずなのはちょっと物足りないけれど、キャストのカメラテストなどは是非見てみたい。
・「ティルダ・スウィントンとジョージ・クルーニーの演技にしびれる」
決して少なくない登場人物が、置かれている状況を小出しに描写しながら、事件の全貌を少しずつ立体的に固めていくので、何がメインの事件なのか最初は分かりにくいし、人物関係の把握も簡単ではないものの、いよいよ事件の輪郭が見えてくると緊張感が猛スピードで高まっていきます。
面白いのは、多くの訴訟を取り上げた作品のように、原告と被告に分かれた見方になっていないところで、あくまで訴えられた農薬会社とそれを弁護する法律事務所という被告側の中で起こるドラマに絞ったのが、これまでに無いパターンですね。一人の弁護士が良心の呵責に耐えられなくなったことから起こる事件。主人公をフィクサーにしたことで、事件の見方が「善」にも「悪」にも安易に転がらず、適当な距離をキープしたまま話が進んでいくのが巧い。
「悪役」である農薬会社のキャリアウーマン法務部本部長を演じるティルダ・スウィントンは、プレッシャーにより極度のストレスを抱え、脇汗ぐっしょりになっている冒頭のリアルな演技をみせます。今にも血管が切れそうなピリピリした空気を醸し出している。特に、ラストのクライマックス場面での演技はパーフェクト!!これまで築き上げてきたものが一瞬にして崩れ去ってしまうかもしれない場面に直面した女の焦りが、迫力とおかしみを伴って迫ってくる。この場面の演技を観るだけでも映画を観る価値があります。アカデミー賞受賞はダテじゃないです!!
消されそうになったマイケルの命を救ったものは何か。息子の愛読するファンタジー小説に出てくるような場面に心を奪われて人間性を取り戻し、予期せぬ行動に出たためだった。視点を変えて2度描かれるこの場面が実に美しい。そして、ラストは勝利とは言えない勝利。ラストの主人公の顔が全てを語っている。
・「何か身につまされる。」
観る前は社会派サスペンスと思っていたが(確かにそうには違いないのだが)、それよりも、これは、アメリカのパワーエリートたちのストレスとプレッシャーについて、そしてビジネス(営利主義)と良心との折り合いのつけ方についての物語だ。今作の主な登場人物は、“掃除屋”と呼ばれる汚い仕事の後処理を任される借金まみれの弁護士と、その同僚で企業の訴訟担当のエキスパートとして馬車馬の如く働き続けた挙句内部告発に走る男、その顧客の大手医農薬会社で男性社会の中でのし上がってきた法務部門の最高責任者の女の3人。ある者は焦燥感、ある者は呵責感、そしてある者は保身と責任感と、いずれも今の立場であり続ける事への強迫観念に駆られているよう思える者たちだ。どの人物に感情移入するか、或いは誰にも出来ないかは観る者の判断に任される処だが、絶対的な社会悪が背景にあるにも拘らず、個々の善悪の境界は曖昧。“悪”のパートを受け持つ女性に、理知的で毅然とした“顔”を自ら演出しながらも、緊張と不安に苛まれる人間的な弱さ、組織防衛の為悪の世界に手を染めていく悲哀さを感じる。演じたティルダ・スウィントンの感情の機微を表す顔の表情が素晴らしい。結果的に主人公の窮地を救う事になる馬たちを見ながら、そう言えば今作のプロデューサーで俳優としても出演していたシドニー・ポラックの幾つかの監督作には、馬が効果的に使われていた事を思い出し、今作が彼の遺作となった事との因縁を思う。
・「これも駄作」
最高につまらなかった。シリアナなどの映画と並んでシリアスな展開ではあるが、兎に角冗長。最後の最後まで見せ場がなく、動機もありきたり。非常に期待していただけに、「なんじゃこりゃ」と言う拍子抜け感だけが残った。因みに「フィクサー」と言う邦題も最悪だと思う。
・「ジョージ・クルーニー以外に見るべきものはありません」
モミ消し屋という法律事務所の裏稼業の仕事ぶりやジレンマを人間味っぽさを出しながら描いています。これまたアメリカの暗部を告発するような問題作かと思いきや、ただの娯楽作品でした。というよりも、娯楽作品としても成立していないかも。
マイケル・マンの映画を見ているようなスタイリッシュな映像。が、残念ながら演出においてマンには到底及んでいません。説明不足で、予備知識なしで見たら人間関係がすぐには把握できず、ヤマ場もなかなかやってこない。個人的には主演のジョージ・クルーニー以外に見るべきものはありませんでした。
・「Michael Clayton」
会社法を専門とする巨大弁護士事務所に勤務するマイケルは、元検察官だ。表の顔は弁護士であるが、どの案件にも係わらない彼の本当の仕事は、裏家業、フィクサー、いわゆる揉み消し屋である。腕は買われているものの、仕事に情熱も見出せなくなっていた。かといって、離婚や起業の借金などを抱え事務所をやめて新しい人生を歩むというわけにもいかない。そんなマイケルが、良心の呵責に耐えられなくなって気がふれてきた同僚の処置を頼まれたことによって、大いなる陰謀に巻き込まれることとなるのである。自らのキャリアと命を懸けたマイケルの行く末は…
2007年度のアカデミー賞で、数々の部門でノミネートされるも(助演男優賞以外は)受賞を逃した'Michael Clayton(原題)'。その最大の要因は、マイケルを駄目男に徹することを避けてしまった脚本にあるだろう。途中で心を入れ替える弁護士の話、いわば勧善懲悪ものにしてしまったところで、すっきりしてしまって、鑑賞後の余韻が全くないのである。しかしながら、だからといって本作品が駄作というわけではない。そんなこと、断じてない。乗った瞬間に全速前進するジェットコースターのようで、話の流れについていきにくい脚本だが、食らいついたところにくるスリルとサスペンスのアップダウンは、本当によく出来ている。
そして、何よりも、俳優陣の演技力が拍手喝采ものなのだ。何だか嫌々働いている凄腕マイケルを演じるジョージ・クルーニだけではない。周りを固めるすべての役者の迫真の演技が、本作品を上級のサスペンスに仕立てているのである。
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