トロイ ディレクターズ・カット [Blu-ray] (詳細)
ウォルフガング・ペーターゼン(監督), ブラッド・ピット(俳優), エリック・バナ(俳優), オーランド・ブルーム(俳優), ダイアン・クルーガー(俳優), ブライアン・コックス(俳優), ピーター・オトゥール(俳優), ローズ・バーン(俳優), デイヴィッド・ベニオフ(脚本)
「スター歴史大作から「戦争映画」へ変貌」「お奨めです」「やはりワーナー」「Movie: 3.75/5 Picture Quality: 3.75‾4.5/5 Sound Quality: 4‾4.5/5 Extras: 4/5」「スタンダード版をHDDVDで持っていますが」
エリザベス : ゴールデン・エイジ [DVD] (詳細)
シェカール・カプール(監督), ケイト・ブランシェット(俳優), ジェフリー・ラッシュ(俳優), クライヴ・オーウェン(俳優), サマンサ・モートン(俳優)
「得難いこの雰囲気」「主演女優の圧倒的存在感、前作を知らなくても楽しめる完成度の高さ」「ヨーロッパ歴史物ファンにはこたえられない傑作。「エリザベス」の再発売も歓迎。」「全体的に悪い意味でお上品」「圧倒的な存在感と美しさ」
キングダム・オブ・ヘブン ディレクターズ・カット (Blu-ray Disc) (詳細)
リドリー・スコット(監督), オーランド・ブルーム(俳優), エヴァ・グリーン(俳優), リーアム・ニーソン(俳優), ジェレミー・アイアンズ(俳優), エドワード・ノートン(俳優), ウィリアム・モナハン(脚本)
「語り切れなかった奥深い...」「50GBの大容量はかなり魅力的!」「Blu-rayの販売促進に最適」「微妙な商品」「万人が「綺麗!!!」と感じられるだろうBDソフト」
エリザベス [DVD] (詳細)
シェカール・カプール(監督), クリストファー・エクルストン(俳優), ジェフリー・ラッシュ(俳優), ケイト・ブランシェット(俳優)
「以前発売されたものと同じ」「圧倒される映画、でも・・・」「映像の映画」「誇り高き英国を知るには観なければならない。」
ジャンヌ・ダルク (Blu-ray Disc) (詳細)
リュック・ベッソン(監督), ミラ・ジョヴォヴィッチ(俳優), フェイ・ダナウェイ(俳優), ジョン・マルコヴィッチ(俳優)
「特典が・・・」「高画質、高音質!日本語音声もTRUEHD!」
ラストエンペラー ディレクターズ・カット (初回生産限定版) [DVD] (詳細)
ベルナルド・ベルトルッチ(監督), ジョン・ローン(俳優), ピーター・オトゥール(俳優), ジョアン・チェン(俳優), ヴィヴィアン・ウー(俳優), イン・ルオ・チェン(俳優)
「この映画のファンとして一言」「北米クライテリオン版も非難を受けている中、本当の意味での完全版の発売が待たれる」「なぜ???」「うーむ」「メーカーの努力は認めるが、マスターの画質が・・・」
モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン 完全版 [DVD] (詳細)
テリー・ジョーンズ(監督), ジョン・クリーズ(納谷吾郎)(俳優), エリック・アイドル(広川太一郎)(俳優), テリー・ギリアム(古川登志夫)(俳優), グレアム・チャップマン(山田康雄)(俳優), マイケル・ペイリン(青野武)(俳優), テリー・ジョーンズ(飯塚昭三)(俳優)
「すばらしいの一言に尽きる」「買わねばなるまい!」「まさに幻の名(迷)作」「えーと・・・マジ?」「やっと出る!」
グラディエーター [DVD] (詳細)
リドリー・スコット(監督), ラッセル・クロウ(俳優), ホアキン・フェニックス(俳優), コニー・ニールセン(俳優), オリバー・リード(俳優), デビッド・H・フランゾーニ(脚本), ジョン・ローガン(脚本), ウィリアム・ニコルソン(脚本)
「ローマ軍兵士はなぜか、米兵に見える。」「ローマ帝国の新皇帝に立ち向かう!」「この映画が歴史を変えた」「アカデミー賞に値するのか?」「いつ何度みて感動します。これぞまさしく騎士道か!」
モンゴル [DVD] (詳細)
セルゲイ・ボドロフ(監督), 浅野忠信(俳優), スン・ホンレイ(俳優), クーラン・チュラン(俳優)
「チンギス・ハン物の中では秀逸、風習等もよく描けている」「字幕が・・・」「某国産の映画よりは・・・」
王妃の紋章 デラックス版 [DVD] (詳細)
チャン・イーモウ(監督), チョウ・ユンファ(俳優), コン・リー(俳優), ジェイ・チョウ(俳優), リウ・イェ(俳優), チン・ジュンジエ(俳優)
「満城尽帯黄金甲」「絢爛豪華さに酔いましょう」「よく、まあ、やってくれました!チャン・イーモウ!」「絢爛な映像美で描かれる、王家の人々の愛憎劇」「見どころの多い映画でした」
● kuemama。の「'08劇場鑑賞作品DVD/BDリスト」(1)
● 歴史・戦争映画
● 塩野七生の「ローマ人の物語」の世界をビジュアルで楽しめる作品リスト
● 『HERO』『LOVERS』のチャン・イーモウ監督「王妃の紋章」9/26発売!
● 2008年 新春期 (01‾02月)興行収入ランキング +α
● 所有BD
● Blu-ray Disc 画質評価 10〜9点 (11/09更新)
● 楽しみな作品
・「スター歴史大作から「戦争映画」へ変貌」
昨年秋に発売された、北米盤を見ての感想です。
本編は30分本程増えている。暴力シーンは最近のスペクタクル系の中で比較的厳しく無い方だった本作だがこのディレクターズカットでは、手足の切断や惨たらしい死体。編集で上手くカットされていた直接的描写も増えている。これは賛否あると思うがスターの共演とスケールを楽しむ映画から「戦争映画」に全体の雰囲気は変わっている。
カットされていた「オデッセウス」場面の復活。ダイアン・クルーガーとオーランド・ブルームのセクシーな場面のヌードが劇場公開では、トリミングされていたのだがそのまま出している。
決定的に変更されたのは終盤のトロイの木馬から崩壊までだ。兵士の略奪や虐殺は、DCではより具体的に見せる。一般市民も容赦なく殺され、首を縛って高い所から吊るし女性を陵辱、赤ん坊は火に叩き込むなど惨たらしい場面が続く。
全体に作品のトーンは暗いものになったのでブラッド・ピットやオーランド・ブルームのファンが改めて見ると、かなり厳しい場面があるがU-ボートを手がてたペーターゼンらしい仕上がりに。
画質は、DVDとBlu-ray比較する事はできないがややコントラストがきつめのDVDより暗部が急に落ち込まず、ハイライトも自然でフィルムっぽさが感じられる。
・「お奨めです」
未だ日本では発売されておりませんが、ワーナーのBlu-ray Discは質感があります。「キングダム・オブ・ヘブン」の冒頭、雪がちらつくシーンの印象です。サラウンドも実に効果的です。また、DC版は長時間「楽しめる」という点ではプラスです。批判の多い残虐場面もビックラこくのは最初だけで、2度、3度見ていると「娯楽戦争巨編」テナ妙な分類がピッタリ、という感じになります。「慣れ」は恐ろしいです。Blu-ray Disc プレイヤーを買ったら、この「トロイ」DC版も買いましょう。人に見せるのにも最適です。
・「やはりワーナー」
ディレクターズ版のリリースはありがたいのですが、画質がDVDとあまり変わらないような画質。この仕様にも、慣れてきた感はありますが、やはりがっかりです。音質は、さすがによくなっています。
30分ほどの映像を追加し、音楽も変更されています。ラブシーンの挿入は正直いらないが、各戦闘シーンが残虐なものになり、迫力が増しているのは素晴らしい。映像特典も増えている。ここは評価できる。
くどいようだが、残念なのが画質。作品の題材が好きな内容だっただけに、非常に残念だ。
・「Movie: 3.75/5 Picture Quality: 3.75‾4.5/5 Sound Quality: 4‾4.5/5 Extras: 4/5」
Version: U.S.A / Region FreeVideo Codec : VC-1 BD-50Running time : 3:16:02Movie Size : 27,714,471,936 bytesDisc Size : 32,090,704,280 bytesVideo Bit Rate : 11.77 MbpsLPCM 5.1 4608Kbps EnglishDD AC3 5.1 448Kbps English
・「スタンダード版をHDDVDで持っていますが」
このBD版はそれより画質もよくなり、追加されたシーンも納得のいく出来です。内容も、ここ何年間のハリウッド映画の中では、かなりよく出来たほうだと思います。
・「得難いこの雰囲気」
10年ぶりのエリザベス。名優ケイト・ブランシェットの当たり役になりました。何よりも王朝映画ならではの、この雰囲気に圧倒されます。メイキングで良く解りますがセット、小道具、衣装には前作以上の経費が投入され、英国王朝の豪華絢爛さが溢れ出ています。権謀術数は良く描かれているのですが、私的にはもう少し、暗さ、怖さ、おどろおどろしたところがあった方が、より歴史の香りがしたのではないか、と思います。でも、ホームシアターなどでどっぷりつかりながら見るには、最近にはない、得難い雰囲気を持った映画です。
・「主演女優の圧倒的存在感、前作を知らなくても楽しめる完成度の高さ」
ケイト・ブランシェット演じる『エリザベス』の続編。今作ではスペインとの戦争が勃発し、女王暗殺のもくろみや無敵艦隊撃破までの間における女性として、国王としての苦悩が描かれている。恋心を抱く冒険家に、トゥモローワールドのクライブ・オーウェンが起用されている。
壮大なセットや衣装に手をかけてはいるが、それら全てを忘れさせるほど本作品のケイト・ブランシェットは抜けた存在であった。本作品を見てしまうと、彼女以外にこれを演じられる女優が思い浮かばないほどはまり役で、手の込んだ演出などが全くかすんでしまうそほど演技は圧倒的である。領土拡大をもくろむスペインの野望を拒絶し、自由奔放な冒険家の船乗りに恋し、悩むも戦乱に巻きこまれる中で、自身の責任を優先させ、圧倒的に不利な戦争を勝利に導くまでの葛藤は見応え十分。身分の高い人物に対峙したときの緊張感や圧迫感が伝わってくるため、彼女がほほえんでも見ている側は緊張してしまう。また、実話を元にしているため、非常に説得力ある脚本になっているし、スペイン語を話す女王など、知性や背景医員死も十分に表現されている。ダンスシーンなどのカメラワークも非常に凝っている。無敵艦隊との戦闘シーンは短時間であり、実際の戦闘そのものよりも、それにいたるプロセスが脚本に値することが欲理解できる。
前作を見ていなくても十分に楽しめ、独立した作品として完成度は高い。世界史が苦手でも、本作品のように流れがわかれば非常に記憶に残りやすい。多くの工夫が随所に見られ、星5つの価値は十分だが、主演の存在感がすべてを圧倒する大作。
・「ヨーロッパ歴史物ファンにはこたえられない傑作。「エリザベス」の再発売も歓迎。」
約10年ぶりにケイト・ブランシェットがエリザベス1世を演じた作品ですが、豪華な衣装に目を見張り、建築物の壮大さとその中での自在なカメラの動きに興奮し、ケイト・ブランシェットの女王としての品格と貫禄十分の演技に圧倒されました。国に身を捧げたヴァージン・クィーンの使命感と人間性を描ききった作品ですが、特に女王の人間的な側面が侍女を巻き込んだ事件に発展し、自身がうろたえる様はこの名君にして抑えられない心の葛藤があることを見事に示し、脚本の素晴らしさと見応えある俳優たちの演技に感服しました。ヨーロッパ歴史物ファンにとっては必見の作品でしょう。
欲を言えば、スペインの無敵艦隊を撃破する海戦シーンがあっさりしていることと、この時代の歴史に疎い人には本作で何故スコットランド女王メアリー・スチュアートがイングランドにいてエリザベスの頭痛のたねなのかがわかりにくい点が、惜しいと思います。しかし、戦争の場面に関しては甲冑に身を包み、髪をなびかせ、白馬の上から軍に檄をとばす女王の姿の凛々しさで十分補っているし、後者に関しては青木道彦氏著・新書「エリザベス1世」(私のお薦めの本です)等を事前に読んでおくと、時代背景や映画が史実をどのように脚色しているかがわかり、より本作を楽しめるでしょう。なお、本作はスペインとの緊張が続いた時期に焦点をあてており、女王最晩年の「黄金の演説」まではカバーしていません。
「エリザベス」と本作を両方観た者としては、ケイト・ブランシェットの「エリザベス」以後の女優としての経験の蓄積と映画の中のエリザベス1世の女王としての存在感の増大が呼応するように感じられました。「エリザベス」のDVDも再発売されるようで、楽しみが2倍になりました。
・「全体的に悪い意味でお上品」
予告を見て感じた印象とかなり落差のある作品でした。エリザベスの強い女っぷりが楽しめる映画かと思ったら、実際はほとんどその真逆の部分に焦点があたっていました。前作を観ているか、ある程度歴史の勉強をしていないと唐突に思える箇所がいくつかあるのも難点。お話が進んでるんだか進んでないんだかわかりにくい状態が小一時間に渡って続き、その間の人間ドラマも陳腐過ぎて、私には特に見るべき点も共感できる点もなく、ただの「雑談」としか感じられませんでした。万人受けを狙い過ぎたのか、面白く出来る要素はいくつもあるのに、ひとつも活かせていなくて薄味なままで終わってるのが残念です。題材が題材なだけにもっと濃厚に描いても良かったはず。ビジュアルと同様の強烈さが作品の内部にも欲しかった。画面に映るだけで威圧感を感じさせるケイト・ブランシェットの存在感は特筆すべきものですが、エリザベス自体の凄さは伝わってこない映画でした。
・「圧倒的な存在感と美しさ」
UK盤HD DVDを所持しています。
●キングダム・オブ・ヘブン ディレクターズ・カット (Blu-ray Disc)
・「語り切れなかった奥深い...」
Blu-Ray Discの作品で初めて購入しました。Director's Cut版、50分にわたる未公開シーンの追加によって断片的だったシーンがつながり、奥深い内容がさらに厚みが増しました。劇場版では観る事のできなかった王女シビラを観る事ができます。観ていて辛くなります。最後のシーンで"Your brother's kingdom was here and here."(エルサレム王の王国はこことここにある。)と頭と胸と指さし、"That kingdom can never be surrendered."(揺るがない王国です)とシビラにバリアンが言ったときは感動しました。 Blu-Ray Discを再生できる環境がある人は劇場版DVDを持っていても、ディレクターズ・カットは是非、Blu-Ray Discで購入して見てください。
リドリー・スコット監督が「グラディエーター」後に挑んだ歴史大作の奥深さをDirector's Cut版で堪能できると思います。
本ディスクはマスターの状態が良いみたいでBlu-Ray Discの本領が発揮されています。Blu-Ray Discのチェック用に使われる理由がわかりました。
本作品はハイビジョン画質、HDマスターオーディオがこの作品の映像美、迫力ある効果音を余すことなく再現し、Blu-Ray Discが観られて良かったと感じています。BDZ-V9 & BRAVIA
収録特典はほとんどありませんが、付加価値より内容で勝負をしてます。Blu-Ray Discはたくさん出てきましたが超大作って本作品だけだと思います。Mpeg-2を良く言わない人はいますが、この作品は問題が無いです。いつか「グラディエーター」もBlu-Ray Disc化されると思います。画像を観たときの感動を再び、お願いします。
・「50GBの大容量はかなり魅力的!」
プレステ3も発売されて、いよいよ盛り上がってきたBlu-ray。映画ファンとしては次世代DVD、かなり期待しています。
Blu-rayの最大の魅力は“50GB”という大容量!これで映画そのままの高画質、高音質を楽しめるようになります。
それなのに、いま発売されているタイトルの中には“50GB”のものがほとんどない…。“25GB”のものばかりで、少し残念です(涙)。
でも、「キングダム・オブ・ヘブン」は“50GB”!これはもう見るしかないっ!“50GB”の大容量ソフトじゃなきゃ、Blu-rayの本当の魅力が体感できません。194分収録、ディレクターズカット、というのもいいですね〜。
もう既に「キングダム・オブ・ヘブン」はDVDで見ちゃったけど、DVDとBlu-rayの力の差を見極めるためにも、購入するつもりです!
・「Blu-rayの販売促進に最適」
「あたらしモン好き」の私にとって「買ってエガッタ!」と涙させるDisc。フル規格のハイビジョンに対応する1,080本の走査線。とにかく美しい!城壁攻防戦では立体感すらある精密さ。そして圧倒的なサラウンド効果を生むロスレス・オーディオ。ロスレスはNTTのおかげで規格も統一に向かい、完全に元通りの音を再現できる忠実性とハイビジョンの弱点を補う高圧縮、高速処理がみごとに効果を発揮している。投石器で油を打ち込むシーンが喧しいだけではないことが初めて解った。画質、音質にこだわる私としては、この1枚を出発点として、結局、音楽映画やスペクタクル映画から買いなおすハメになることでしょう。「今まで集めたDVDは何ナノ?」タメ息。
・「微妙な商品」
Blurayタイトルがいくつか発売になっているがほとんどが片面1層の25G仕様なので、ほとんどが20Gくらいの容量があれば十分ではと思っていたが、キングダム。オブ・ヘブン ディレクターズカット版は再編集によって確かに長くなったといはいえ50Gと驚異的な容量だ。おまけに特典映像は予告編だけというのだから本編は余程綺麗なのだろう。しかし、国内外の同タイトルのDVDの仕様をみても、映像特典が多く用意されているのにこの商品に全く含まれていないのはどうしたことか?かつ、DVDは特典満載で価格は半額近い。ファンならばメイキングなどは是非観たいし、DVDと合わせて購入しろということだろうか?Blu-rayの実力をみせる実験的な商品のように感じる。後日特典付きで発売されることは確実なので、今はDVDを購入した方が数倍楽しめる。
・「万人が「綺麗!!!」と感じられるだろうBDソフト」
2層 MPEG-2 仕様で、グレインがなく電気店で流して、ブルーレイをまだ知らない人でも「綺麗!!!」と感じるであろうタイトルですね。
今は、「パイレーツ〜」「007カジノ〜」と、神画質タイトルが登場していますが、初期タイトルとしては実際、かなり綺麗です!
50分追加のディレクターズ・カットでたっぷりと濃厚に見せてくれます。かなり見応えのあるBDタイトルです。十字軍の大罪を、平和的・和解的に素直に描いている点を、高く評価したいと思います。ただ、僕はクリスチャンなのですが、これまで「キリスト教」が犯してきた多くの罪はまだまだ映画として描いたものは少ないです。実際、この映画は第2次の十字軍を描いたもので、第1次は、残虐で描けないと思います。9.11以降、イスラム教に対し多くの非難がキリスト教圏の欧米からありましたね。確かに、あれはイスラム教教義を捻じ曲げてしまった結果と、政治的要素が積み重なった結果で肯定は出来ません。しかし、キリスト教も多くの大罪を今に至るまで犯してきているのです。それを差し置いて現教皇のベネディクト16世の「イスラムのジハードの概念は野蛮だ」とゆう発言はいかがなものでしょう。何をふざけた偽善に満ちた発言をするか。クリスチャンながら、カトリックの偽善者ぶりに呆れました。ちなみに「イエスの教え=キリスト教」ではありません。イエスは、「目には目を〜」「聖戦」などとは教えておられないのです。
・「以前発売されたものと同じ」
「ゴールデンエイジ」発売に合わせて長らく廃盤だったものが再発売。発売元:角川映画/販売元:ソニーということで過去日本ヘラルド/ソニーででたものが、そのまま低価格化。当時ソニーが販売していたDVDではヘラルドの商品は価格が高く、画質があまり良くありません。(「ロシュフォール恋人たち」等と共に上映用プリントをテレシネしたような画質。)最初の価格が¥5,565だったものが今回は¥1,980。これが適正価格かも知れません。
・「圧倒される映画、でも・・・」
見ていて衣装、演出、装置など見事で圧倒され、しかも内容がエリザベス1世についてとなると、映画に呑み込まれそうにもなる。歴史の重さ難しさ、権謀術数、迫力ある人物像を見ることができて申し分ないと言いたくなる。
しかし・・・。
サッカー元フランス代表、元マンUのエリック・カントナが重要な役をやったりと話題性(UKでは)も豊富だったのだろうが、グロくて少々リアリスティックな歴史大河映画としては、アナール派に触発された、彼の本国フランスの歴史物の方が力強いように思える。
また音楽が良すぎて作品が呑み込まれてしまうような印象をもった。特に最後に流れるモーツァルトのレクイエムは、ラストの効果を高めるものとして採用されたのだろうが、あまりにも有名すぎる曲なだけに逆に陳腐な感傷性をもたらしてしまったような気がする。この点は結構残念。
ということで評価は3つ。
・「映像の映画」
ところどころのエッチシーン。なにか日本映画みたい。圧倒的映像美に拍手。人間エリザベスは見えたが、その悲しみはどうだったか。
・「誇り高き英国を知るには観なければならない。」
時には、こんな超豪快なる作品を観る必要がある。あっと驚く映像。王家を豪勢華麗なる映像で表現。世界一偉大になる英国。
この国に明治25年(1892年)に和歌山の南方熊楠は行った。彼は狂わなかった。日本の民俗学の原点を確立し、闘かった。この国に夏目漱石は明治33年(1900年)行った。異境の文化に彼は、狂った。
率直にいえば 国家権力闘争を熟知できる資料。権力闘争とはこのような陰謀術作が必要なのだ。エリザベスが 女王になる闘い。そして 彼女を護る仕事をしつづけた男。若きエリザベスとこの護る男の冷静さが この作品の核である。この作品は 数回みないと わからない。闘うことを常識としている 欧米を知るには最適の作品である。しかし、知った後は 恐いと感じる。エリザベスを演じるケイト・ブランシェットは 素敵で大きな女優である。必見。
・「特典が・・・」
9年くらい前の作品なのに、新作かと思うほどの高画質!表情近めの映像が多い気がしましたが、全体を通して画質がいいので不満は感じません。音質も良く、これぞブルーレイ仕様といった出来です。ただ、特典が予告編集だけなのは物足りなすぎます。戦場シーンとかのメイキング見たかった・・・特典の少なさで☆−1とします。
・「高画質、高音質!日本語音声もTRUEHD!」
久しぶりに星を五つつけた理由はこのとおりです。
1・高画質!
豊かな自然の色、昔の服装のダサさ、鎧の鈍い質感!すばらしいです。
しかも仄暗い画面でもノイズ無し。下手にBD化された最新作より一段上です。
2・高音質!
日本語までTRUEHD化で、字幕OFF出来るのは嬉しいです。
(母国語ならもっと嬉しいでしょうけど・・・今私の国は間違ったネットの使用法で映画ソフト市場が完全に崩壊しましたのでこれだけでも涙が出るほど嬉しいです)
軍馬の足音、剣のぶつかる音、風の音、すべてが程よい領域で響いてくれます。掟破りな楽しみはないものの、とても優等生的なサウンドです。
3・映画として見所も満載
元々評判が高かった映画ですが、改めて見て見ると本当にいい作品です。
無理に引き伸ばさず、無理に慌てず進める脚本。にもかかわらず見る者を退屈させず、余裕を見せています。
棒読み、棒演技(?)が増えてる中、演技がとても上手。最初の子役の演技は特にいい感じでした。目が生きてる。姉が死んだ後、「なぜ私が選ばれたのか」と神父に問いかかるシーンは一瞬、声優でも使っているのか?と疑うほどでした。
すっかり活力を失ったいまどきのハリウッド映画は見習え!
いやしかし、「コードギアス」と同じ日に見たらなんか某国に悪いですね(笑)
●ラストエンペラー ディレクターズ・カット (初回生産限定版) [DVD]
・「この映画のファンとして一言」
この日本版の発売はまだ先で,基本的にはReviewではないのですが,この作品の発売形態に疑問を感じます。まず,クライテリオン社のサイトとブログ,または同社の4枚組setのライナーノーツには,この長尺版は製作時の出資社との契約で、TV版としての製作も考慮に入れて作られたとされています。そして結果的には,劇場版が本当のディレクターズカットであるとはっきりと書いてあります(ちなみに問題の画角比率も,元々70mmで撮影したかったスットラーロとベルトリッチの承認済みです。クライテリオンとしては渋々対応したそうです)。
エクソシストの再公開の時もそうでしたが,日本の配給側が監督の意図を無視して勝手にディレクターズカットの名をつけるのはどうでしょう?
たとえディレクターズカットでないにしても、映画自体は素晴らしいので星2つです。
・「北米クライテリオン版も非難を受けている中、本当の意味での完全版の発売が待たれる」
確かに皆さんが言われているように、北米クライテリオン版(4枚組)は特典映像、その装丁の豪華さについては素晴らしいものがありますが、問題の本編のマスタリングと収録に関しては世界中で非難を受けています。
これは撮影監督のビットリオ・ストラーロがDR作業の監修を行った際に、かねてから望んでいたアスペクト比の変更を行い、撮影時のシネマスコープ(2.35:1)からストラーロが独自に提唱してきたユニヴィジウム(通称ユニヴィジョン=2.00:1)に変えてしまったことに起因します。そのため映像部分がクロップされ、フレーミングのバランスが大幅に崩れた、と考えるファンが多くいます。また、この部分の作業にベルトルッチ監督は関与していなく、このことがストラーロの独走を許した原因の一つだと考えられています。ちなみに両方のアスペクト比で鑑賞したファンの間ではストラーロ版は一貫して批判を受けています。常に「劇場公開時のアスペクト比を保持する」という方針を大事にしてきたクライテリオン・コレクションで初めての「変更版」になってしまった同タイトル。
ストラーロは「地獄の黙示録」のリマスタリング時もユニヴィジウム版を作って非難を受けたことがありますが、このままだと名作「暗殺のオペラ」もクロップされそうな勢いです。
日本国内向けにはシネマスコープサイズの完全版が制作されることを切望します。
・「なぜ???」
20周年なのに、こんなハンパなソフトをリリースする意味がわかりません。クライテリオンからはメイキングなど映像特典を満載した豪華セットが出たというのに。お粗末にもほどがあります。
・「うーむ」
最近北米でクライテリオンより発売された4枚組のDVDと比べるとはっきり言って見劣りしますね。せめてマスターが撮影監督のヴィットリオ・ストラーロ監修でブルーレイだったら買う価値もあると思われますが・・・自分は4枚組のを注文してしまったので買いませんけど(汗)
・「メーカーの努力は認めるが、マスターの画質が・・・」
映像を北米クライテリオン盤のTelevision Versionと比較したところ、どうやら同一のマスターを使用しているようです。ということは現時点で全長版のビデオマスターとしては最良の素材を使っているわけでメーカーさんの努力のあとが伺えます。しかしこのマスター自体の画質がお世辞にも良いとは言えないクオリティ。テレシネに使われたフィルムの経年劣化のせいなのか、色調は褪色して鮮やかさがなく、光学的複製を重ねた際に出るようなグレインノイズが全編にわたって目立ちます。また明度もコマごとに終止不安定です。そして他のユーザーの皆様も言及されているように、撮影のヴィットリオ・ストラーロの判断により1:2.0の画面比にトリミングされてしまっているので、以前のソフトで見えていた画面の両端が見えなくなってしまっています。以上のようにユーザーの視点からは大いに不満の残るマスターなのですが、現時点ではこれが撮影監督の承認した「最も正式なマスター」であるのが何とも・・・
かつて松竹からリリースされていた劇場公開版は、もっと色調も鮮やかでクリアな映像でしたし画面比率もオリジナルのスコープサイズでした。この作品の特色である美しい映像を楽しみたい方には個人的には松竹盤がオススメですが現在は廃盤のようですね。
●モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン 完全版 [DVD]
・「すばらしいの一言に尽きる」
1974年にBBCの "Flying Circus" シリーズが終了して以降、パイソンズは映画に進出し、成功を収めた。さらにエリック・アイドルはロンドンのパレスシアターで "SPAMALOT" を演出し、ミュージカルの歴史すら塗り替えた。映画「ライフ・オブ・ブライアン」は彼らの作品中、最高傑作と言われるもので、1969年から貫かれている「神や王室に対するタブーへの挑戦」、「英国の伝統に対する主張」が健在だ。これらの背骨はビートルズやマドンナにも共通している。また、天才的な発想と推敲を重ねた脚本の妙、前後のギャグを関連づけ、その間をアニメでつなぐ手法、いわゆるオチでおちゃらけにしないコントなど、そのオリジナリティは数え切れない。すばらしいの一言に尽きる。
・「買わねばなるまい!」
奇跡の発売です。これは、買わねばなるまい。吹き替え版のDVD-BOXも発売され、まさに今年はパイソンズ・イヤーです。
パイソンズの他の映画と比べると、ややとっつきにくい(というよりキリスト圏ではない日本では、描写が分かりにくい)ですが、唐突に現れるギリアムのUFOや、相変わらずなお馬鹿なシーンがてんこ盛りです。
発売してくれて有り難う。
そして、エリックの吹き替えを担当された広川さん、安らかに。
・「まさに幻の名(迷)作」
宗教も70年代の民族系武装組織も茶化しまくったおかげで欧米では上映禁止の地域もあったという曰く付きの作品、日本では版権がらみでか10年前のポリドール版パイソンズ全集でも復刊されなかった作品がついに日の目をみる、感無量の一言につきます。当方もこれまでVHSの吹き替え版とシナリオ本しか所有しておらず今回の字幕版には大変期待しています。
パイソンズの他の作品同様、いやそれ以上に背景についての知識なしには笑えないシーンが多いので万人向きとは言い難いですが、この作品を抜きにしてはパイソンズは語れますまい。特にラストシーンで流れる「Always look on the bright side of life」は、我が生涯も斯く在れかし、という名曲。些かなりとも洒落を解する御仁には是非お奨めしたい1本です。
・「えーと・・・マジ?」
山ほどの問題を抱えたが故に発売されなかった発売できなかった、と、思っていたのですが、クリアしたって事でしょうかねぇ?何はともあれ発売日までセッティングされた事に祝福。願わくば、ホントに発売される事を。
・「やっと出る!」
出る出るといわれ続けて5年以上経ってしまったのでは?この映画が出たときは、宗教を愚弄すると散々叩かれましたが、これをきっかけに宗教もののギャグ映画が出ました。その意味では、かなり画期的な映画です。若干ですがキリスト教文化が分からないと、笑いが難しいかもしれません。しかし、ちょっとでも分かると大爆笑です。私は待ちきれずにアメリカ版を買ってしまいましたが、日本語版で買うかもしれません。
・「ローマ軍兵士はなぜか、米兵に見える。」
このとき、私はちょうど、塩野七生女史の「ローマ人の物語」という本を読んでいる所だったこともあり、本だけではわからない、当時のローマ軍という物の軍装、装備を見たくて、この作品を手にした。
結論から言えば、まあ、軍装、装備というものを知るという点では満足すべき内容だったが、物語自体は、ありがちなストーリーだったし、主人公の設定一つとっても、今のアメリカ人が理想とするような設定になっており、もう少し、現実の設定(史実)を織り交ぜても良かったのではないか・・・と思う。軍装と言えば、出てくるローマ軍将校は、どうみても、なぜか、米軍将校にしか見えなかった(笑)。軍装はまったくのローマ軍将校なのに・・・である。
・「ローマ帝国の新皇帝に立ち向かう!」
ローマ帝国時代を舞台に、妻子を処刑・地位を奪った新皇帝に復讐を挑む、2000年製作・「リドリー・スコット監督」が、コンピュータグラフィックスで描くスペクタクル・アクション巨編。【部族とローマ軍との壮絶な戦闘シーンから武勲を立てた次期皇帝に命ぜられた将軍・マキシマス(主演:ラッセル・クロウ)が、皇帝の息子・コモドゥス(主演:ホアキン・フェニックス)の陰謀で、妻子を殺され・地位を失い・奴隷剣闘士に身を落とすが・・・・・・。】マキシマスが真の剣闘士として生きるために戦いに挑む展開から、最大のみどころの古代コロシアムの群衆を前に戦闘経験を生かした「密集隊形の戦術」で反撃する迫力に満ちた戦闘シーンなどは壮絶で圧巻!復讐に燃える「マキシマス」と、最後の戦いを演じる悪役『ホアキン・フェニックス(:コモドゥス役)』の嫌味のある演技力はお見事!
・「この映画が歴史を変えた」
アカデミー賞5部門制覇。世界中で大ヒットし興業的にも大成功した作品です。この映画の成功のお陰でトロイやアレキサンダーなど歴史大作が制作されるきっかけになったとのこと。当に歴史を変えた作品といえるのではないでしょうか。
ストーリーは二転三転する内容で150分強の長さを感じさせません。また劇中のローマ兵の盾や甲冑の再現は素晴らしく、蛮族と戦う戦術もしっかり描かれてます。主人公マキシマスの剣闘士の殺陣は見事ですし、敵役の新皇帝コモドゥスも権力者特有の粘着質な性格が恐く、マキシマスに卑怯な奸計を仕掛けたりしてキャラが立っています。
なお、コモドゥスは悪逆非道の皇帝として描かれてますが(実際にそうだったようですが)フィクションも混ざっているのでご注意を。父から皇帝の座を簒奪していませんし、剣闘士に暗殺されますが、映画のような内容ではないとのこと。しかし、先帝が長期間禁止していた剣闘士の試合を再開し、自ら剣闘士として試合に出たのは事実だそうです。
エンターテイメントとしてだけでなく歴史を学ぶキッカケになりました。☆5つです。皆さんにお薦め致します。
・「アカデミー賞に値するのか?」
ローマ時代を描いたアカデミー賞受賞作としてはベン・ハーがあります。この作品も、ベン・ハーなみの名作かと期待して観ましたが、遠く及びませんでした。時代はローマだけど、内容は定番ハリウッド娯楽映画の域を出ていないかんじです。比べる相手がベン・ハーではグラディエーターがかわいそう、ということも言えますが、ストーリーも似ているためどうしても比べてしまいますね。
・「いつ何度みて感動します。これぞまさしく騎士道か!」
何度か見たがいつみても感動する。映像、音楽、物語、哲学。。これほどの大作はいまだみたこともない共感もえた。マキシマス(主人公)が、理不尽な仕打ちにさいなまれても絶対に失ってはいけないものを胸に秘め、復讐の鬼と化す。そんな単的な構図をここでは記すものの、物語の背景にはおおくの教訓があるのだろう。またみなくっちゃ。他律で犯されたる人間の勇敢かつ不倒不屈の精神もさることながら、これぞまさしく欧州にふるくから備わっているという、騎士道の精神が見るものを(ぼくですが)、心の底から感動させてくれたのだろう。余談ですが、ラッセルクロウの映画はなにか一本筋が通っているようで、僕は個人的に好む。記20070925
・「チンギス・ハン物の中では秀逸、風習等もよく描けている」
スケールは今までに見たチンギス・ハン物の中では秀逸、風習等もよく描けている。浅野忠信がハン役で良かったかどうかは見る人の判断による所が大きいと思う、それはハンの「力=暴力的」の部分と「精神=不屈」の部分とにどう重きを感じるかによると思うからです。但し、時間の関係で大きく勢力を拡大していく部分が省かれているのに不満が残る。
・「字幕が・・・」
字幕が酷すぎる。日本語吹き替えではなく原語版で観たい人には不良品としか思えない。
・「某国産の映画よりは・・・」
大コケした某国産よりは緻密に作られていて感心しました衣装、浅野忠信のモンゴル語(?)、CG、アクションは満足ですが些か盛り上がりに欠けてしまったのが残念特にラストの合戦は「え?これで終わり?」と思うくらいあっけないですしかし、浅野忠信のチンギス・ハーンは一見の価値がありますよ
・「満城尽帯黄金甲」
とにかく、セット、衣装、美術の壮麗さに度肝を抜かれる。「単騎、千里を走る」では控えていた、チャン・イーモウ監督らしい色彩美の追求が極限まで徹底された作品である。本作で追究する色彩は、菊の花の黄色及びそれに通じる黄金色。「始皇帝暗殺」やチャン・イーモウ監督自身が「HERO」の撮影で用いた巨大なセットの広大な広場を300万本の菊の花で埋め尽くす場面、黄金の甲冑の兵士が駆け巡る場面のスケールの壮大さには目を奪われる。そして宮殿も黄金尽くし。600本の金の円柱すべてに菊の紋章を施しており、王と王妃の黄金の衣装、その他華麗な衣装は数え切れず、王宮の床に敷いた絹の絨毯は1キロ・メートルに達したという。菊、黄金は唐末に大乱を起こした黄巣が自分を認めない社会を恨んだ詩の中の句「満城尽帯黄金甲」を連想させるものであり、本作の原題も「満城尽帯黄金甲」である。菊といえば重陽の節句(九月九日)ということで、盛唐の詩人王維の有名な詩も引用されており、中国史好きにとっては嬉しい作品だ。しかし、そういう歴史的背景に通じていなくても本作の面白さは十分伝わるだろう。
ストーリーは、革命前の資本家一家の愛憎を描いた、中国では有名な現代劇を五代十国の時代に移植し、少し手を加えたもの。仕掛けの派手さにどうしても目が行くが、アジアの有名俳優の演技合戦、特にチャン・イーモウ監督と久々に組むコン・リーの冴え、チョウ・ユンファの貫禄は見ものだ。ただ、同じ歴史物でも、「HERO」のように見終わった後に心に響くものが少ない点が惜しい。
それでも私にとって本作は「HERO」後のチャン・イーモウ監督作品では一番面白かった。華麗な歴史娯楽作として超一級の出来である。本作とは離れるが、チャン・イーモウが監督する北京オリンピックの開・閉会式も歴史に残るイベントとなることを期待したい。
・「絢爛豪華さに酔いましょう」
中国史上、最も絢爛といわれる五代十国時代の王家。ハリウッドの2分の1、3分の1の予算で作れるといわれる中国で、50億円近い製作費をかけただけあって、そのゴージャスっぷりは筆舌に尽くしがたいです。ゴールドの甲冑や衣装に300万本もの菊の花、延べ数キロメートルにもわたるシルクの絨毯、内側からピンクに光る柱等々。俳優陣も、香港台湾などアジア各国のスターと豪華。
「雷雨」という、伝統的な舞台劇に基づいているらしい。ですが、話の内容は、家庭内不倫に端を発する大戦争で、いってみれば王家の家族ゲンカですよ。歴史映画風に装っていますが、人物も内容も完全なフィクション。ところが、見ていると恐ろしいほど中国の特徴を的確に現す部分が多くて現在の中国情勢を連想してしまいます。 家族の絆がたやすく決裂するくだりは、分裂を繰り返してきた歴史と一致するし、一族であろうと裏切り者は容赦なく惨殺する姿は易姓革命の厳しさを表している。しかもその殺し方が残酷。
ともあれ、映像的豪華さ、迫力は相当なもので、現在の中国情勢とか連想しないで、純粋に娯楽活劇として観れば凄い映画には違いないです。
・「よく、まあ、やってくれました!チャン・イーモウ!」
やっとDVD発売になりましたね。この日を待っておりました。これは、ノベライズ版にならなかったので(あの映像を文章にすることが無理なのかもしれない)ひたすらDVD販売を待ってました。想像より割と低価格だったので、購入予定でいます。これを観る美味しい見所として、他のレビュアーの方々が書いておられるとおり莫大な費用を注ぎ込んで創られた「超」!豪華な衣装・セット・その他etc・・・色々あると思うんですが、私が感じた見所は、「配役の豪華さ」と「適切さ」です。まず、王妃を演じたコン・リー。チャン・イーモウ監督と公私共にペアを解消してから、10年ぶりのコンビだそうな。これはとても嬉しかったです。パンフレットを見ると、第一王子の愛人役だった宮女役の女優リー・マンが今「イーモウ・ガール」と呼ばれてるらしいのだけど、私にとっての「イーモウ・ガール」は、やっぱりコン・リーしかいないなあ・・・そう感じました。何と言うか・・・女性としても女優としても、コン・リーは今一番充実し、開花している気がします。チャン・イーモウとの初コンビの「紅いコーリャン」からずっと一貫して彼女が醸し出す強さ、もろさ、凛とした美しさはやはり素晴らしい。加えて今回は、王妃としての貫禄も十分。良くあの重い衣装を着こなしたと思います。最後の第二王子が死んだ時の絶叫は切なかった。あー。こう言う終わり方できるのはチャン・イーモウ×コン・リーしかいないと思います。
そして国王役のチョウ・ユンファ、ドンぴしゃりでしたね。凄く、凄ーく怖かった。彼以外誰もコン・リー演じる王妃に対応できる俳優なんていないと思う。この配役が私は一番贅沢だったと思います。この二人と、チャン・イーモウの演出を観ているだけで十分元が取れたという感じ。国王の衣装も重そうだったけど、さすがチョウ・ユンファ!優雅に着こなしてるのがとても素敵でした。そしてあの眼力!チョウ・ユンファ以外、誰もできないのではないかしら?
それぞれの王子の配役もあってました♪第一王子を演じたリゥ・イエさん。「山の郵便配達の息子か〜?」とびっくりしたけど、顔がどうしても中国版片岡鶴太郎に見えちゃったのが笑えてしまった!(ファンの方、スミマセン!)私は実はジェイ・チウさんより、深みのある役柄で演技も良かったと感じました。第二王子を演じた、ジェイ・チウさん。凄い人気なんですね。私は全く知らなかったので先入観なしで観ちゃったけど、最後の歌がやっぱり良かったです。あの歌詞、DVDでも日本語の字幕が入っていると良いな〜と期待してます。あれで最後、血なまぐさいラストが一気に和んだなあと思いました。第三王子演じたチン・ジンジュエ君♪まだ素人っぽさが抜け切らないところが素直で無垢(実際違ったけど)な第三王子にあってましたよ。後は漢方医師とその妻、娘役の俳優女優さん。皆手堅く配置したな〜と思いました。
そして最後の決戦の場面、CGを使わなかったのが良かったです。「さすがチャン・イーモウ!見せ場わかってるなあ」と思いましたもん。何人のエキストラを使って戦わせ、そして死なせたんでしょうね。もう人が人に見えない。ただの兵士と言う一つの駒にしか見えない。これは怖いシーンでした。そして国王側が勝利して、国王が王子全員を殺してしまったのに、家来に命じて汚れた宮殿をすっかり新しく絨毯を敷き詰め、美しい幾万本の菊の花を飾り、全く同じように、何も無かったように「重陽節」の祝いの準備を再びさせたところ、ここが私の中では、この映画のクライマックスでしょうか?「王家の掟〜殺しあうこと」をチャン・イーモウは徹底して見せてくれたなあ・・・と思いました。
今開催中の北京オリンピックともあいまって、チャン・イーモウの作品の中の非常に大きな存在感のあるDVDになると思います。「豪華さ」「壮大さ」を十分に楽しめます。後は、チャン・イーモウの「形式美」。豪華な宮殿の作りや、衣装の配色、時を告げる宮廷人の美しい詩の様な台詞(←私はこれをもう一度じっくり堪能したいのでDVD購入決めたのもあります)、そして「五感」を、特に視覚・聴覚を重視するイーモウの演出「宮女の鼓を打ち鳴らす音」、「金糸で菊花を刺繍する意味」(←唐時代の黄巣の詩から取ったのだそうです)など、ところどころに張り巡らされたチャン・イーモウのしかけが体感できます!チャン・イーモウ!やりましたねっ!この映画であなたは、今まで自分がやりたくてやったことをぜーんぶ見事にやってくれたって気がします。ご苦労様でした♪DVDで再び、舌なめずりしながら、じっくり堪能させて頂きます。(^-^)v
・「絢爛な映像美で描かれる、王家の人々の愛憎劇」
中国、後唐の時代。「重陽節」といわれる繁栄を祈る祝祭に、王宮に王家の人々が一堂に会します。だが、その華々しい雰囲気とは裏腹に、王と王妃の仲はすでに冷えきっており、王妃は継子である皇太子と関係を持っていました。
絢爛な映像美のなか、後唐王朝を司る王家の面々の愛憎劇が展開されます。
見どころは、王宮の人々のきらびやかで豪華な衣装と、映画ならではの戦闘シーンの一大スペクタクルで、さすがは北京オリンピックの開会式・閉会式を演出したチャン・イーモウ監督の作品だけのことはありました。
・「見どころの多い映画でした」
「母上、力及ばない息子をお赦しください」
母に毒を飲ませるぐらいならと○○する次男(ジェイ・チョウ)の選択にグッときました。
じわり伝わってくるコン・リーの激情にやられ、その美しい存在感に改めてハッとしました。
衣装や美術装飾、色彩的に美しくてゴージャス、視覚的に酔える映画で贅沢な感じにうっとり。
エキストラの皆さん、いったい何人いるのか、とてつもない人海戦術にビックリしましたよ。
私は、ジェイ・チョウさんが大好きなので、見どころが多くて満足度の高い映画でした。
ラストに流れる「菊花台」の美しい旋律と物語がリンクして今も余韻に浸っています。
ケータイからは、シンプルアマゾン(モバイル版)をご覧下さい。
シンプルアマゾンは、安心・安全のネットショッピングAmazon.co.jpの商品を紹介しています。
簡単アフィリエイト:あなたのAmazonアソシエイトIDをアドレスの最後に付けるだけで簡単キャッシュバック!(例:1sas.net/?yourid-22)一度IDを付ければ、シンプルアマゾン内の全商品が紹介料の対象になります。アソシエイトIDはこちらから登録可。