・ホラー
・サスペンス
・General AAS
相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン 豪華版BOX (数量限定生産) (詳細)
和泉聖治(監督), 水谷豊(俳優), 寺脇康文(俳優), 鈴木砂羽(俳優), 高木沙耶(俳優), 岸部一徳(俳優), 木村佳乃(俳優), 原田龍二(俳優), 松下由樹(俳優), 津川雅彦(俳優), 西田敏行(俳優)
「せっかくの劇場版だから」「しかし相棒作品で、豪華版が出るとはねぇ・・・」「映画はよかった」「特典が多いね」「映画を見た者ですが…」
相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン <通常版> (詳細)
和泉聖治(監督), 水谷豊(俳優), 寺脇康文(俳優), 鈴木砂羽(俳優), 高木沙耶(俳優), 岸部一徳(俳優), 木村佳乃(俳優), 原田龍二(俳優), 松下由樹(俳優), 津川雅彦(俳優), 西田敏行(俳優)
「私は好きです。」「社会派」「不満は多少、魅力は最大限」
映画 クロサギ 「毎度あり」エディション (オリジナルチョークバック付き) (詳細)
石井康晴(監督), 山下智久(俳優), 堀北真希(俳優), 加藤浩次(俳優), 市川由衣(俳優), 大地真央(俳優), 竹中直人(俳優), 飯島直子(俳優), 笑福亭鶴瓶(俳優), 哀川翔(俳優), 山崎努(俳優)
「思い出の作品」「引き込まれました」「楽しみです!」「終わり方が中途半端!」「スペシャルで十分だった」
映画 クロサギ (スタンダード・エディション) (詳細)
石井康晴(監督), 山下智久(俳優), 堀北真希(俳優), 加藤浩次(俳優), 市川由衣(俳優), 大地真央(俳優), 竹中直人(俳優), 飯島直子(俳優), 笑福亭鶴瓶(俳優), 哀川翔(俳優), 山崎努(俳優)
「色々なことを盛り込みすぎて焦点が絞りきれずTV版に比べて迫力不足」「最高!!」「山ピーファンなら。」「ドラマのクロサギが面白かったので、楽しみにしていた映画版「クロサギ」!」
L change the WorLd complete set[DVD3枚組] (詳細)
中田秀夫(監督), 松山ケンイチ(俳優), 工藤夕貴(俳優), 福田麻由子(俳優), 南原清隆(俳優), 福田響志(俳優), 佐藤めぐみ(俳優), 平泉成(俳優), 鶴見辰吾(俳優), 高嶋政伸(俳優)
「駄作ではないと思うけど」「あえてタイトルを付け直すとしたら」「「L」=中田秀夫監督、そして日本の行く末」「スピンオフの意味を問う」「はっきり言って駄作」
DEATH NOTE デスノート / DEATH NOTE デスノート the Last name complete set (詳細)
金子修介(監督), 藤原竜也(俳優), 松山ケンイチ(俳優), 戸田恵梨香(俳優), 中村獅童(俳優), 鹿賀丈史(俳優), 大場つぐみ(原著), 小畑健(原著), 大石哲也(脚本)
「L最高」「凄いインパクト」「娯楽映画としてはこれでいいと思います。」「前後編で見て初めてわかる良さがある」「悪を裁くのは正義か」
リアル鬼ごっこ スタンダード・エディション (詳細)
柴田一成(監督), 石田卓也(俳優), 谷村美月(俳優), 大東俊介(俳優), 松本莉緒(俳優), 吹越満(俳優), 柄本 明(俳優)
「C級馬鹿映画」「宣伝上手」「オチはまあ良いとして」「なんだかイマイチ」「うーん」
L change the WorLd [通常版] (詳細)
中田秀夫(監督), 松山ケンイチ(俳優), 工藤夕貴(俳優), 福田麻由子(俳優), 南原清隆(俳優), 福田響志(俳優), 佐藤めぐみ(俳優), 平泉成(俳優), 鶴見辰吾(俳優), 高嶋政伸(俳優)
「学生の演劇」「Lも悪役も頭が悪すぎ‥」「「卑怯者!」」「Lのファンでもあり、N(ニア)のファンでもあります。」「インテリジェンスを感じさせない駄作」
人が人を愛することのどうしようもなさ (詳細)
石井隆(監督), 喜多嶋舞; 津田寛治; 永島敏行; 美景; 竹中直人(俳優)
「大人の映画」「リアルな女性描写」「凄い」「“過剰露出”の意味は?」「石井隆が土屋名美を描くことのどうしようもなさ」
太陽を盗んだ男 (詳細)
長谷川和彦(監督), 沢田研二(俳優), 菅原文太(俳優), 池上季実子(俳優), 北村和夫(俳優)
「同時代的に共感出来たシラケ世代のピカレスク・ロマンの大傑作!」「黙って観りゃあ、それでいいのさ。」「長谷川和彦という映像作家の資質 生きる証をつかむため」「原爆製造の場面が面白い」「好きです。それが故に☆3つ。」
● 2008年 初夏期 (05‾06月)興行収入ランキング 更新中
● 『相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』10/22発売!
● 2006年のTBS連続ドラマで平均視聴率NO.1を記録した「クロサギ」の劇場版が、遂にDVDリリース!
● 2008年 新春期 (01‾02月)興行収入ランキング +α
● 本仮屋ユイカ作品
● cinemacafe.net DVD LIST MANIA
● |∀^゚)σ゚。 [“テレビドラマ・テレビアニメの映画版”と“2時間SP番組”の違いが判りません。] (12)
● 売れたリスト
● おススメ
● 松ケン王子!
COOP>Custom Stores>ワーナー・ストア>ドラマ
COOP>Custom Stores>ワーナー・ストア>アクション
COOP>Custom Stores>ワーナー・ストア>サスペンス・ミステリー
COOP>Custom Stores>ワーナー・ストア>全般
COOP>Custom Stores>ワーナー・ストア>全商品
Browse Refinements>Decade (feature_three_browse-bin)
Browse Refinements>Format (binding)>BOXセット
●相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン 豪華版BOX (数量限定生産)
・「せっかくの劇場版だから」
映画を見ました。言い古されたフレーズですが一言「本当に面白かった」とだけ。テレビシリーズの相棒のテイストを損なわず、映画として用意された時間や舞台をふんだんに使って、まさに最後まで目の離せない展開でした。なるほど、来年も劇場版を!と望む声が多いわけです。
ただ、自分の住む地域では相棒シリーズがあまり放映されていなくて、メインでない登場人物のエピソードがわかりにくいという欠点はありました。これが全部わかっていたなら、見ていてニヤリと出来たんだろうなとちょっと悔しい思いはしました。DVDをチェックすればいいんでしょうが、金銭的に厳しいですし…。
しかしそれを差し引いても充実した作品なので、せっかくなら豪華版で楽しみたいものです。あの右京さんの頭脳がいかんなく発揮されたストーリー展開の裏のメイキングやインタビューなど、作品の裏側を知りたい自分としては楽しみな一品ですね。
・「しかし相棒作品で、豪華版が出るとはねぇ・・・」
土曜ワイドの頃からのファンだけど、まさか映画化までされるとはねぇ。しかもスポットCMの数も半端じゃなく、相棒ブームみたいな感じになっていて、右京さん出ずっぱりだったもんなぁ(徹子の部屋であんなに笑ったのは初めて・・)。違和感感じつつも、嬉しかったりしてね。
肝心の映画だけど、テーマは悪くなかったんだが、映画的なスケールとか、登場人物のあれやこれやを詰め込みすぎて、弱冠未消化だったかなぁという印象は拭えないですね。とはいえ、面白くなかったかとといえば決してそんなことはなく、娯楽作品として超一流だったし、親子三代で見に行って「もう一度見たい!」って皆で言ってたくらいだし。
なにぶん“朝日”なので、テーマからして政治色フンプンになったらイヤだなぁと思っていたが杞憂でした。きっちりエンタメ作品に仕上がっており、後半の名優・西田敏行と右京さんの演技合戦は見ごたえたっぷりだし、ユイカちゃんも、またどこかで物語に絡んできそうだし、レギュラー陣のお約束もたっぷりで充実した作品でした!もちろん初見の人も楽しめると思いますよ。
正直言うと、ディレクターズカット版を出して欲しかったなぁ。部分的に描き方が足りない箇所があったような気がしてならないんだが。まぁぜいたくは言うまい。 それにしても特典デスクがすごいですね。凝りに凝ったスポットCMの数々や各種イベントの類、それらの舞台裏含めたら、映像素材はすごいんでしょうね。いたみんと米沢さんの“ファイト〜、イッパ〜ツ!”は入っているんだろうか・・・。
・「映画はよかった」
映画は三回観ました。それぞれに発見があり、相棒の特徴を網羅した良い作品でしたね。亀山と伊丹のコンビプレイ、亀山にとって、伊丹刑事もまた、「相棒」なのかも?(*^_^*)右京と登場人物木佐原氏のやりとり、興奮と感動の劇場作品でした。アブデカ並の爆破シーンもお見事。車と拳銃のアクションはないけど、十分面白い。右京と薫、タカとユージ以来の名コンビですね。また、映画観たいです。
・「特典が多いね」
相棒が大好きならこれはコレクターズアイテムとして購入すべきでしょうな。たっぷり舞台裏が覗けるという、ファンにはたまらないものでしょう。4枚組でこの値段だから1枚あたりのコストパフォーマンスはいいとは思うけど結局特典ディスクってそんなに何回も繰り返してみるものでもないと思うのでこの値段ではなかなか財布の紐は緩められないな。HEROもそうだったけど、そんなにおまけつけなくてもいいのに、と思う。
・「映画を見た者ですが…」
「わざわざ映画にすることなかったのに…」というのが正直な感想です。 いつもの2人がスクリーンで観られるのはうれしいのですが、2時間SPでやれば十分な内容&アクションな感じがありました。最近、日本のドラマはすぐ映画にしたがりますが、気軽に観られるテレビと違ってお金を払う分、観る側の目が厳しくなることをもっと認識してほしいです。
●相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン <通常版>
・「私は好きです。」
実際に起きた事件をテーマにしたのが、この作品の良いところであり悪いところだと感じました。高い評価を受けた作品ですが、抵抗を感じる人もいるかもしれません。多くの人に見てもらいたい作品ですが、みんなで楽しく見るのには向かないと思います。
・「社会派」
実際に起こったあの事件、この国のどれだけの人が、真剣に考えたのか、俺も、そうだ。ただ、「何てこった」と思ったにすぎない。さて映画は、相棒のエッセンスを詰め込んだ名作。刑事ドラマの偉大な歴史が2000年代に築かれることに拍手。
・「不満は多少、魅力は最大限」
「相棒」の魅力は、愛すべきキャラと予断をゆるさない展開、そして社会派からエンタメまで何でも対応できる柔軟性にあると思います。TVドラマの映画化で、魅力を損なわずちゃんと映画として立派に出来上がったのは、元々「映画」的なドラマだったからでしょう。
ダイナミックな画づくりも、丁丁発止の場面での長回しも、いかにも映画的でありました。かつては、やくざ映画などを撮ってた職人監督である和泉聖治監督も久々に本編を撮れて嬉しかっただろうな。(笑)
映画全体的には謎解き部分をチェスになぞらえる面白さは確かにあるし、右京(水谷)が淡々と謎を解き明かす部分は、テンポも良いし、ドラマに引き込まれます。だけど、終わってみるとこれが「必然性のないトリック」なんだよね。犯人がチェス盤と地図を重ね合わせて複雑な騙しを仕掛けます。でも、なぜそんな事をするのかの必然性がない。犯人が本気で目的を果たそうとするなら、こんなまどろっこしい方法は採らないでしょう。よほどの愉快犯ならいざしらず、本作の犯人はそういう人物像ではありません。映画を面白くさせようという脚本家のサービス精神がカラ回りしちゃった印象を受けてしまう。また、説明がつかない箇所や、ご都合主義も多々あります。(苦笑)
しかし、事件が一段落した後の展開は凄いの一言。事件がある程度解決した後、社会問題というか、事件とは別個のテーマに迫っていくのが最近のパターンのようですが、それは劇場版でも健在。犯人側の背景や動機、そして政府の誤った発表やそれを隠ぺいしようとする裏の世界をまるで社会派映画のよう。
ツッコミどころは「そういうもんだ」と割り切り、アクションを楽しんで、怒濤の終盤をじっくり観ましょう。
●映画 クロサギ 「毎度あり」エディション (オリジナルチョークバック付き)
・「思い出の作品」
ドラマ時代からのファンです。山崎努さんとの再共演がうれしかった作品です。劇中の音楽もとてもよく、ドラマ時代からのワクワクする曲苦悩している時の曲、など懐かしく映画を見ました。抱いてセニョリータがかかるとテンションMAXです。また、細かいところをじっくり見たいと思います。
・「引き込まれました」
とても引き込まれる作品で何回か映画館で見ましたが手元に置いて好きな場面を繰り返し見たいので購入します。大地真央さんの演技が舞台調だったのが気になったので星を一つ減らしてみましたが演技派の役者さんが揃った見ごたえのあるものでした。
・「楽しみです!」
映画館で見れなかったので非常に楽しみです。テレビドラマは最高でした。DVDも買いました。もちろん、これも買います。早く発売日がこないかなぁ。
・「終わり方が中途半端!」
劇場版見ましたが、正直購入するか迷っています。少し期待外れと言いますか・・・この劇場版は完結?だと聞いたのに終わり方が凄く中途半端です。終盤、黒崎が宿敵・御木本の居場所を知って見つけたのに、どうなったか解からない終わり方!まだ続編が出るならこの終わり方もいいですが・・・・あと氷柱やゆかりの出番は全然少ないです。ファンの方は気の毒に・・・・桂木の出番ばかりが多く、桂木が主役?って思うぐらい!
ゲストは飯島直子、竹中直人、笑福亭鶴瓶と豪華だったのに少し残念・・・・しかし大地真央だけは演技下手の為、ミスキャストだと思います。
でも神志名刑事が黒崎を追い詰めるシーンは(特に黒崎がエレベーターの上をよじ登っていくのが)結構ハラハラしました。という事で星4つですね!
・「スペシャルで十分だった」
ドラマの雰囲気も保ちつつ面白い出来にはなってました。 ですが何故映画化?
最近はドラマ→映画化が多い。 正直スペシャルドラマで十分だった気がします。
・「色々なことを盛り込みすぎて焦点が絞りきれずTV版に比べて迫力不足」
詐欺師が詐欺師を騙すという知的トリックは相変わらず面白かったですが、映画版はTVに比べて主人公の周辺の人間関係や過去のエピソードのフォローなど色々なことを盛り込みすぎて消化不良気味で個々には面白いところはあっても全体としては焦点が絞りきれず、迫力に欠けていると思ったのが正直な感想。詐欺師が詐欺師を騙すという部分にもっと焦点を当てきった方がすっきりとはしました。
・「最高!!」
待ちに待った映画クロサギのDVD!!映画館では1回しか見れなかったのですが、何回みてもハマリます(笑)映画ならではの迫力と山下君の名演技に感動して泣いてしまうほどでした!!予告を見るたびトキめいてしまいます☆クロサギファンなら買うべき!!いろんな俳優さんや女優さんが出ていて一人一人のキャラが凄く輝いています。ぜひ、劇場での迫力と感動をもう一度!!オススメです☆
・「山ピーファンなら。」
黒崎と桂木のツーショットシーンがメインなので、山ピーファンなら楽しめると思います。クロサギ原作ファンとして観ると、見せ場の黒崎の詐欺の仕掛けの部分はかなり端折られているので、物足りなさを感じるのではないでしょうか。
・「ドラマのクロサギが面白かったので、楽しみにしていた映画版「クロサギ」!」
さてさて、今回は山ピー演じる黒崎にほとんどの焦点があてられており、ドラマの時に魅力的だった脇役の方々の活躍が余りありませんでした。
冒頭で突然シェイクスピアの引用文がでてきて、「シーザー」が演じられます。これが今回のクロサギとどのように絡んでいくのかが本作品の焦点だったと思うんですが…
ちょっと冒頭の展開がいきなりすぎて、「えっ、なんで?」という感じが抜けきれないままストーリーが続きます。クライマックスに黒崎の成長度が見える!という順序だてですが、伏線がいきていないのかイマイチ盛り上がりに欠けました。(ドラマの最終回の方がドキドキした)
それにしても、山ピーはなかなかのはまり役。原作も面白いし、続編が(今度はTVのスペシャルとかで)作られるといいなぁと思います。次回に期待!!
●L change the WorLd complete set[DVD3枚組]
・「駄作ではないと思うけど」
原作にはない、完全オリジナル作品。賛否両論は当たり前ですね…。今回のLは活動的で今までのイメージをガラリと変えました。原作のLが好きな人からは叩かれそうだけど、私はデスノートのLより今回のLの方が人間的で好きです。松山ケンイチも言ってた通り、今までと同じ事をやっても意味が無い。そういう意味では良い意味でLのイメージを裏切られましたよ。ただあの必要以上のグロさ、しつこさは水を差したと思います。なので☆1つ減点しました。この作品を観て、デスノートのLの最後(最期)の笑みにやっと辿り着きます。観て損は無いと思いますけど…。絶対に最後まで観て頂きたいです。
・「あえてタイトルを付け直すとしたら」
「L change the "L"」LがL自身を変えていく、そんな話だと思いますコミック(アニメ)派のLを崇拝している人には、不向きかもしれませんまた、ほかの人も書いているように「デスノート」としてみると、とてつもなく駄作です(苦笑)
「キャラ物」としてみると、楽しめると思います
個人的には、監督は代わってほしくなかったのと、南原氏はミスキャストのように思えた。松田さんでいいのに・・・
・「「L」=中田秀夫監督、そして日本の行く末」
観て凄く感動した。時期も幸いした。劇場公開時期にかの環境保護団体の暴力的な抗議活動が起きたことが、「環境ファシズム」をリアルなものしたからだ。この時代を捉えるという事は邦画の苦手なところだが、今回は上手い具合にそれが成功した。ホラーの名手、中田秀夫がどういう演出をするかが興味津々だったが、今回は奇手に出た。それは自分の世界から飛び出すことにどちらかというとおっくうな「L」とそれまでとまったく違った分野に挑戦する自分自身を重ねる事で、金子監督の世界を見事自分の世界に引き寄せた。そして「リング」シリーズで見せた、あの壮絶な死の描写や、今は無き人との心の交流など得意技を次々に繰り出し、危なっかしいようで見事に決めて見せたのだ。
さらに死が迫りながらも、「悪魔より先に運命を決める」戦いを繰り広げる「L」の姿に、衰退してゆく日本がこれから成すべき事が暗示されているように見えてならない。悪は根絶できない。しかし悪に脅かされる未来への備えは出来ると。余力のある内にそれを成し遂げる事は未来への責任を成し遂げる事だと。
スピン・オフとして期待なぞしていなかったが、なかなかどうして骨太な娯楽作品だ。
・「スピンオフの意味を問う」
L主役のスピンオフということで、かなり期待して劇場に足を運んだのだが、その思いは見事に裏切られた。Lのキャラクターを脚本家や監督はどう捉えていたのだろう。Lは所謂アームチェアディティクティブである。なのに本作においてLは敵から追われて街中を逃げ回り、挙句の果てにはヒロイン役の少女から猫背を指摘され改めようとしているのである。極端に言えばLのアイデンティティーの否定である。おそらく制作サイドはLの新たな一面を見せるつもりだったのだろうが、それは本末転倒だろう。まあしかし受け手が望むL像は人それぞれだろうから今作のLに満足する人もいるだろうからキャラの造型については置いておこうが、まあ脚本が酷すぎるし、ホントはホラーを作りたかったの?と監督に問いたくなる位、必要すぎるグロシーンには聊か閉口した。瀕死と思われたテロメンバーがワクチンを打たれた後は歩いて連行される場面には失笑してしまったくらいである。他にも素人に毛の生えたくらいのテログループに天才Lが苦戦するなんてもう無茶苦茶。よくもまあこんな低レベルの映画をアジア同時公開の暴挙に出た制作者サイドには敬服しますよ。本年ダントツの駄作。本当は星0ですわ。そんな作品の中でLになりきっていた松山ケンジだけには拍手を送りたい。
・「はっきり言って駄作」
これがDEATH NOTEの一部になるのが許せないです。私はデスノファンですし、Lが一番好きなのですが、この映画はひどいです。開始1時間ほど経っても一向に盛り上がらないストーリー、大したことのない山場、L以外のキャラの薄さ……よくぞこんなに駄目な所ばかり集められたものです。起承転結の『起承』をずっと見せられている印象でした。そもそもLは人前にのこのこ出てくるようなキャラではないし、活動的なキャラでもありません。そんなLが自転車に乗ったりバスに乗ったり……公開前にそんな映像見せられただけですでにLファンの私はうんざりでした。Lファンの方にもオススメできません。この映画の良いところといえば、原作の素晴らしさを再確認させてもらえるところですかね(笑)やっぱりデスノートがあってのデスノなんですよね。
●DEATH NOTE デスノート / DEATH NOTE デスノート the Last name complete set
・「L最高」
松山ケンイチ演じるLが原作にそっくりでとにかく魅力的に冴える。お菓子を食いながら推理したり画面を見たり、爪を噛みながら悔しがる様は漫画のLそのものだった。Lの独特の座り方や物の摘み方、漫画から現実に飛び出してきたような松ケンの演技力に乾杯w
前後編を合わせて見てみると、前編に比べてリュークのCGがスムーズに動くようになっている。これはレムも同様で、テレビ局のシーンでレムが「聞け人間ども。私は死神界から来た死神レムだ」って飛び上がって宣言するシーンが特にCG処理が綺麗で目を見張る。
映画は原作漫画とは違った方向で話が進んだが(高田清美がノート所持者になったり)個人的には前編よりも後編の方が話のテンポがよく、「あれ、もう終わりかよ?」と思わせる程にあっという間に時間が過ぎる程にスピーディだった(逆に前編はFBI捜査官レイの地下鉄でのシーンが凄まじく退屈だったw)。
最近は邦画不作なんて言われてもいるが、漫画が原作でここまでヒットしたことだし、今後も漫画を実写化した作品が数多く世に出るだろう(代表的なものだとNANAとかのだめカンタービレか?)。実写版デスノはその最高峰として、今後も語り継がれるに違いない。
・「凄いインパクト」
正直なことを言えば、後編を見たのは友人の付き合いで、本意では無かった。金使うの嫌だな、程度の考えだったのだが、脆くも崩されましたね。衝撃に継ぐ衝撃。圧巻に重なる圧巻。まさに衝撃のオンパレード。月役、L役共にあの2人以外には無理だったなというのが理解出来ました。DVD版は前後編入ってこれなら凄く安いので、是非購入することをオススメします。
・「娯楽映画としてはこれでいいと思います。」
漫画のデスノートは一応全巻読破しています。でも熱烈なファンというわけではないので一映画としての感想です。漫画原作の実写化はかなりの確率でダメなものが多い中前、後編とも途中飽きることなくそれなりに最後まで楽しめました。原作読者が望んでいた1〜7巻プラス12巻にまとめてあるといった内容でやはり一本で無理や詰め込むよりも前後編分けて公開したことは正解だったと思います。賛否両論分かれてる藤原の月と松山のLは私としてはよかったです。そして一番心配されていたCGのリュークですが最初見たときは違和感アリアリでしたが20分も見てれば慣れます。中村獅童の声も悪くなかった。ただエキストラやFBIとか演技が寒かったのが心残りです。監督の金子修介はクセのない演出、良くも悪くも個性の薄い監督なので下手に個性の強い監督が撮って原作を改悪されるよりもこれでよかったのではないかと思います。以上が熱烈なファンでもなければアンチ実写化でもない私の感想です。あとはもう好き嫌い、好みの問題だと思います。
・「前後編で見て初めてわかる良さがある」
相次いで公開された大ヒットシリーズ。出来で言うと、前編<後編なのだが、はじめから前後編を前提に製作されたので、評価は2つを通しで見てからにして欲しい(だいぶ長丁場にはなるが、、、)。特に後編は、L、キラ、海砂の3人の駆け引きが面白く、終わりまで飽きさせない。若手俳優を多く起用していることもあって、国内外の一般映画と比較したときに、違和感や物足りなさを指摘する向きもあろうが、これは一般映画とは別のエンターテインメントとして捉えた方がいい。コミック原作物の荒唐無稽さやジュブナイル作品としての新鮮さがある。オチが原作と違っているうえ、原作を知っていることを前提としているように思われる面があるので、原作を読んでからの方が楽しめるはず。
・「悪を裁くのは正義か」
このデスノート、一部の方には「そんな、簡単に人を殺していく話なんて」とえらく評判が悪いとお聞きします。
ですがこの作品が伝えたいのは「犯罪者を裁くのは正義だ」ということではありません。悪人であろうと人の命を奪うことはどういうことなのか、それは正義という言葉で済ませて良いものか、といった深い疑問を投げかけています。そういったことを踏まえて見ていただければと思います。
映画は原作よりも見てわかりやすい構成になっています。あの頭脳戦やセリフだらけの内容を、雰囲気を壊さずよくもここまで完成度を高めてくれたと感動しきりです。さらに、何度も見ると気づく細かなこだわりなどもポイントが高いです。製作側の、デスノートという作品に対する思い入れがよく伝わってきます。
ぜひ前編後編を通して、デスノートの世界を堪能して下さい。
・「C級馬鹿映画」
原作は読んだことがありません。
あらすじだけ聞いてもっと単純明快なコメディホラーなのかと想像していましたが実際は少し難解な設定でこじつけの多い話に感じました。それなりに推理する楽しみはあると思いますが・・・あまり真面目に見ない方が良いです。(笑)
また、鬼ごっこの恐怖感は皆無です。
オチは最悪でなんともスッキリしませんでした。C級馬鹿映画として割り切って見てください。
・「宣伝上手」
バトル・ロワイアルみたいな名作か。などと淡い期待はあっさり裏切られました。主演の男の演技が下手なのもあったし、重鎮がいなかったのもある。いちばん悲惨なのは設定としてのもう1つの世界とのリンクで、なぜ今の世界の妹を助けたらもう1つの世界の妹を助けることができるかということ。これなら現実の世界にいる人は何もしなければいいのであって、これで助けられるなら何でもありになりますよ。もう1つの世界の妹が殺されたら現実の世界の妹が死ぬのなら、それはそれで無理に納得もできますが。柄本明のキャストも悪かったな。三流の単発ドラマを見ているようでげんなり。唯一が鬼役のコスくらいか。どちらにしても期待しすぎて見るに値しないです。
・「オチはまあ良いとして」
全体的に上手く纏まっておりそう悪くは無いと思います私も原作は読んでいませんがそれなりに楽しめた方少々大胆な設定ではありましたが見終わった後なるほどね・・と思える作品
あくまで重点は「鬼ごっこ」で鬼の視点から見れば飛び道具を使ったりせず必ず捕まえてから拉致 死刑執行。鬼への恐怖や世界観独自のダーク感も出ておりアイデア性では星二つです
・「なんだかイマイチ」
ちなみに原作は読んでません。
パラレルワールドのとある次元では王政が敷かれ、佐藤さん狩りが行われている。まぁ内容からして馬鹿馬鹿しいのだが、それにしてもあまり面白くなかった。鬼ごっこの動機付けもなんだか強引だし、鬼もなんだかショボい。
主役 石田卓也さんと名脇役 柄本明さんはいい味出してました。あと個人的にですが、久々に松本莉緒さんが観れたのもよかったかな。
・「うーん」
原作を読んで面白かったので期待してましたが・・・
鬼ごっこが中途半端でした鬼ごっこがメインのはずなのに、そこが中途半端原作を読んでる人は物足りないと思います。ってか、原作とは違うものとしてみたほうが良いと思います。
・「学生の演劇」
劇場に行き、開始5minで席を立とうと思ったのは初めての事だった。
最悪の出来です。(自分はデスノートファンですが)デスノだからとか、っぽくないとか以前に、映画としてなってない。失笑につぐ失笑、ツッコミ所満載です。日本のラズベリー賞ものです。ここまで酷いのは「ゲド戦記」以来。レンタルで充分というか、借りるのもオススメ出来ません。南原氏が出るとコントに変わります(FBI捜査官ですが、日本にクレープを焼きにくるだけ)。終始、大学生の演劇程度の出来です。それが永遠と130minも続きます。L、最期の23日間の生き方(スタイル)の変化を、猫背から背を伸ばし、前のめりに走りだす事で表現する…。姿勢の変化や言葉遣いの差違で、Lが変わったとは笑止である。松ケンが可哀相で、痛々しかったと感じるのは私だけではないだろう。本当に残念だ。邦画ブームの終焉を告げる、そんな映画です。
・「Lも悪役も頭が悪すぎ‥」
原作では、Lは天才的な頭脳と表社会にも裏社会にも豊富な人脈持つ、という設定のハズですがこの作品中では、天才ぶりを発揮して困難を乗り越える、という展開もなく、(頼みもしないのに南原が御都合的に登場しますが)何故か他に組織や機関の手を借りるでもなく孤軍奮闘してます。
悪役連中も計画性が無くて行き当たりばったりだし、ウィルスの話なんかも理系離れかと思うような設定の数々‥糖類をエネルギーにしてるだと? ウィルスだろ?
そもそも、デスノートの続きである必要性がストーリー上(あと何日でリミットという以外)まったくありません。デスノートやリュークを絡ませるようなストーリーを何故作れなかったんでしょうか?
・「「卑怯者!」」
原作の雰囲気にそぐわないオリジナルストーリー、どちらかといえば監督の過去作品である『リング』のテイストに近いストーリーから考えるに、おそらく監督が以前から映画化を狙って温めていたアイディアを「デスノート」のブランドを借りて実現させたようなものなのだろう。「デスノート」の世界観や「L」抜きでも物語として成立してしまうという事実が、あまりにも悲しい。原作への愛もまったく感じない。
もちろん純粋に「面白い」と感じる人を否定したりはしないし、駄作ではないのだろうが、ただ監督には「卑怯者!」と罵声を浴びせたい。そんな作品。
・「Lのファンでもあり、N(ニア)のファンでもあります。」
Lのファンでもあり、N(ニア)のファンでもあります。その意味では、よくできた物語だと思いました。
・「インテリジェンスを感じさせない駄作」
期待していただけに残念です。デスノートにあったLとキラの様な頭脳戦がまったくありません。キラのような存在も無く、無理な展開でアクション映画として話が進んでいきます。デスノートのインテリジェンスさを期待して見ていても最後まで何も頭を使う事の無い駄作です。まぁリングの中田秀夫監督なんでこんなもんかもしれません。
・「大人の映画」
私たちは映画を観たとき、物象を自らの意思で目撃したと思いがちです。けれど、ほとんどの場合“見せられた”に過ぎません。巧みな編集やCGを駆使出来る時代に女優喜多嶋舞と監督石井隆がわたしたちに“見せた”ものは何だったのか、そこを充分に考えないと『人が人を愛することのどうしようもなさ』を“見た”ことにはならないと感じています。
かれこれ二十年程前、カメオ工房に立ち寄った際に刻まれた強烈な記憶が蘇えります。それは年老いた職人の著しく変形した指です。何十年と鉄製のノミ“ブリーノ”を振るい続けた結果、男の人差し指は通常の二倍に膨れ、硬い皮に包まれていました。許しを請い触らせてもらったその指は皮膚の弾力、温かさを失い、別種の生物が貼り付いたようでした。凄いね、思わず声を上げると老職人は目を細めて笑顔をこちらに向けました。
ひとの肉体は変わっていくものです。労働にいそしむ男の腕には血管が浮き出て変形します。子供を産んだ女性は相応のふくよかな体型になります。労働と長い人生を経て、人は変化するのが自然であり美しいとわたしは思います。
喜多嶋舞さんの身体は美しかったですよ。その美しさを、その人生の重さと匂いを女優と監督は表現したかったに違いありません。
描かれたのはカミーユ・クローデルの彫刻に例えれば、「分別盛りL'Age mur」を引き裂き無残に孤立させた「嘆願する女 L’Implorante」の像です。性愛の女神として複数の男たちに次々言い寄られる名美でなく、愛が消えることのどうしようもなさに身悶えして、淋しさに狂った名美、ひとりきりのおんなの姿が描かれています。胸に迫るものがありましたが、これに気付き共振するには相応の年齢を経なければ難しいでしょう。大人の映画ですよ、これ。
・「リアルな女性描写」
初めて石井監督のマンガや映画に触れた時、等身大の女の姿がそこにあったことを新鮮に思い、感心した覚えがあります。以来、チャンスがある度に何本か作品を拝見させていただきましたが、今回の映画もサービスショット満載だったものの、本質的には女性の為の映画のような気がしました。あるがままの女性を見つめ、愛する事ができる監督だからこそ描けた作品ではないでしょうか。
喜多嶋さんが見せた女優魂に対し、同じ女であり、母である身として、素直に拍手を送りたくなりました。
・「凄い」
一言で言うなら圧巻、凄いに尽きる。映画という独特のフィルムでなければ表現できない絵の迫力、存在感。石井隆や佐々木原氏の「映画フィルム」であることへの執念を感じる。
そして名美と岡野のそれこそどうしようもない程の美しさ。無様なまでに異様な形に見える根底にあるのはどうしようもない人間の純粋さ。それが最後に人間の持つ複雑な感情全てを成し遂げて、ひとつだけポツンと残る。純粋で不器用な魂だけがポツンと残る。それがたまらなく愛おしい。そのどうしようもない愛おしさに泣いた。愛おしい映画です。
・「“過剰露出”の意味は?」
まず、ミステリアスな“B級エンターテイメント作品”としてはなかなかの出来栄えである。ネタバレになるのであまり細かいことは書けないが、2重3重の劇中劇というプロットが、巧みで、面白い。ラストに至る展開まで楽しめた。しかも、そうしたプロットを組み立てることによって、この作品そのものの出来にもエクスキューズが与えられる結果にもなっているし…、というのは少々穿った見方というものだろうか?
…で、なにかと話題の、主演女優の“裸体露出”について。この“余りに過剰な裸体露出”は確かに過激ではあるのだが、そこで製作者(主演女優も含め)が意図したのは、ただ単に観客のスキャンダラスなものに対する猥雑な好奇心を煽り、満足させるということなのか?それとも、主人公の女性の普段は抑圧されている内面的狂気をそれによりさらけ出し、より作品に芸術的深みをあたえようとしたということなのだろうか?もし前者の場合ならば、その意図は十分に成功しているだろう。いくら18禁とはいえ一般映画でここまでやるか?というポルノチックなシーンのオンパレードだし、それに対し主演女優も「何故に?」と思えるほど応え、とにかく脱ぎまくっている。が、もしそれが後者であるとするならば、製作者は描き方として明らかに努力する方向性を間違えているというのが、私の感想だ。このぐらいの面白いエンターテイメントを組み立てる力のある監督ならば、(同じ物語であっても)別な表現法でより深く“人が人を愛することのどうしようもない”世界の狂気や悲しみを描けるのではないかという気がするし、異なる見解をお持ちの方もおられると思うが、私にとって本作に見られる“過剰で過激な露出”は、“結果として観客のスキャンダリズムやセンセーショナリズムに対する興味の中に搦めとられてしまうもの”を超える、表現としての必然性も説得力も感じられるものではなかったからである。
・「石井隆が土屋名美を描くことのどうしようもなさ」
石井隆の映画に土屋名美が出ると空気が変わる。そして独特の風が「ヒューっ」と吹く。ずっと封印され続けていた“名美”とスクリーンで再会して、改めてそう感じた。
石井隆の劇画に登場した土屋名美は、ひとりの女優として石井隆のイマジネーションを具現化するために渾身の演技を繰り返した。そしてそれらが原作として映画化されると、生身の女優たちが土屋名美という女優を凌駕しようと渾身の演技を披露する…そんな入れ子現象が起きる。そこに、独特の風を産み出す作用があるのではないかと思うのだがどうだろうか。
「人が人を愛することのどうしようもなさ」という言葉は、石井隆が自作を語るたびに口にしていた作品世界の普遍的テーマだ。『天使のはらわた』も、『死んでもいい』も、『ヌードの夜』も、『夜がまた来る』も、『GONIN』も、『花と蛇』も、裏タイトルを付けるとすれば、全部「人が人を愛することのどうしようもなさ」だ。今作は自らの普遍的テーマを映画のタイトルにしてしまったのである。映画を観る前にこのタイトルを聴いた時、作家としての名美名美(?)ならない決意と覚悟を感じた。そしてその予感は、当たっていた。
封印を解かれて解放されたのは、土屋名美ではなく、実は石井隆だったのかも知れない。そして、その試みが実現したのは土屋名美という女優の魂と覚悟を一身に受け止めることのできる生身の女優、喜多嶋舞との再会、存在なくてはあり得なかったであろう。どうしてここまで演れるのか…目を疑うような演技も迷いなく突き進むその迫力は歴代名美女優の中でも突出していた。彼女もまた「土屋名美を演じることのどうしようもなさ」に憑き動かされ、その運命を受け入れていたに違いない。でなければ、あの素晴らしいミューズぶりの理由を説明することは不可能だ。
今作『人が人を愛することのどうしようもなさ』は、石井隆の世界とは何ぞや、というエッセンスを凝縮した一本だ。名美の告白という進行形式を通して吐露された言葉の数々によって、石井隆の繊細なメッセージがフィルムの中に刻まれている。どうして石井隆が土屋名美を描くのか、どうして石井隆が映画を撮り続けるのか…そうすることのどうしようもなさが名美によって代弁されている。後年、石井隆とはなんぞやと語られるとき、この作品にスポットが当てられることは間違いない!
・「同時代的に共感出来たシラケ世代のピカレスク・ロマンの大傑作!」
日本映画が、その“反社会性”を以って、映画館の暗闇の中で、観客たちに、ピカレスクで反公序良俗的な“夢”と“浪漫”を与えてくれていた時代の痛快作にして、シラケ世代の“焦燥感”と“喪失感”と“鬱屈感”を見事に照射した、正に同時代的に共感出来た生涯忘れえぬ大傑作。久しぶりに見直してみても、公開当時荒唐無稽で破天荒、劇画チックと評されたパートも含めて、全編を醸し出すへビィな重量感とダイナミックな活劇性に心底感服してしまう。極めてエンタテインメント性が強い作品であるが、「皇居・バスジャック・天皇」、「原発のプルトニウム強奪」、「原爆の製造」、「日の丸・君が代」、「連続企業爆破犯の手配ポスター」と社会性を感じさせる記号も垣間見られ、全共闘世代のゴジらしいこだわりが感じられる。前述した城戸誠の感情は、今日でも通底するテーマだと思うが、正直、こんな映画、二度と作れないだろうな。そして、ゴジ。80年代から90年代に掛け、本当に多くの人々がその次回作を待望した。井上ひさしの「吉里吉里人」や筒井康隆の「禁煙狂時代」のシナリオを書いたとの話を随分前に聞いたが、その後どうなっているのか。今作から26年が経過した。以前ある雑誌でラブ・コールを送った者として、彼の新作が是非とも観たい!
・「黙って観りゃあ、それでいいのさ。」
とにかくナンセンス!ぶっ飛びまくってる。たったひとりでプルトニウムを盗みだし、アパートの一室で原子爆弾を作り出し、日本国家を脅しまくる!これをナンセンスといわずして何と言おう!このサイコーのアンチヒーローをジュリー、彼を執拗に追う刑事をブンニィ(ヤクザにしかみえねぇ)、水谷豊に西田敏行、キャストもブッ飛んでラストまで失速せずに飛ばしまくる!!!今観てもめちゃめちゃ新しく、カッコいい!コレを観ないと人生ちょっとだけ損をする。
・「長谷川和彦という映像作家の資質 生きる証をつかむため」
廉価版が出ました。私はデラックス版を隅々まで堪能した者ですが、ファンの裾野が広がるという点においてきわめて喜ばしいことです。特に若い世代に見て欲しいです。勢いに任せて作品世界すらぶち破ってしまう演出。1人孤独に原爆作りに打ち込み、しかしそれを利用しようとした時にパッとしたアイデアが出てこない。等々、今の若い世代にこそこの映画の世界がアピールすると思うのです。 当時の沢田研二はTVをつけたら必ずどこかに出演していたような大スターでしたが、何やらもろさ・危うさを感じさせて、ピカレスクな役柄も魅力的です。そして明らかに犯罪者なのにも関わらず、どういう訳か私を含め皆沢田研二演ずる主人公に共感し、爽やかさまで感じてしまうのです。それはこの映画が「生きる証をつかむために」道ならぬ道に邁進していくという、青春の彷徨ストーリーであるという点に起因していると思われます。今現在誰かがこの『太陽を盗んだ男』の骨子を使ってリメイクすると、きっと孤独なパラノイアの不気味な犯罪・テロルを描く映画になってしまうのではないかと思えます(あたかもシュレイダー兄の脚本による『タクシー・ドライバー』の如く)。更にテーマが原爆なだけに、『ゴジラ』の様に全編緊迫感に満ちた映画になった可能性もあります。しかしそうならなかったのはひとえに長谷川和彦という人の持つ資質でしょう。彼が映画を撮らなくなって20数年、もはやかつての様な映画は撮れないかもしれませんが、今現在の我々の心の根幹を揺るがすような痛快な作品を是非作って欲しいものです。〈追伸〉ある夏、札幌大通公園の納涼ビアガーデンでミニFM局が出ていたので「俺原爆持ってるんだけど何したらいいだろう?」と投稿しようかと考えました(賢明にも思いとどまる)。その代わりこの映画のテーマソングをリクエストしました。群衆の中でのひそかなたくらみ。ちょっと城戸誠的気分でした。
・「原爆製造の場面が面白い」
邦画では考えられないバイタリティを持った映画。迫力のカーチェイスや沢田研二の女装の国会議事堂進入(ゲリラ撮影らしく、入るとすぐに守衛に声をかけられそうになっている)、プルトニウム強奪場面のテンポもよかったが、なんといっても沢田研二が原爆を作っている工程を丁寧に見せてくれたのが面白かった。途中の原爆を取り戻す場面でターザンのようにガラスを突き破って表れる場面(ロープはどこからさがっているの?)など強引で無茶な展開も多く欠点もあるのだが、日本映画では10年に一度の傑作であろう。不死身の菅原文太も凄かった。池上季実子の役だけが意味不明ではあったが。 この後、長谷川和彦監督はメガホンを取っていない。若松孝二監督が「実録・連合赤軍」をつくってしまった今、ゴジの次回作はあるのだろうか。
・「好きです。それが故に☆3つ。」
前半はすごくワクワクしながら観れました。エンターテイメント作品としての面白さと、21世紀の今になっても共感できるテーマ性等、非常に質のいい映画だと思います。対して後半は、ややアクションに偏りすぎたかなという印象が否めません。前半部分に対するカタルシスになっているのかしら?前半は主人公を非常に惨めに描いていたのに、後半になるとそれがヒーロー的になります。「映画はハッタリ」と言いますが、前半は詐欺師的な緻密で小狡いウソ、後半は子供の吹く大法螺といった感じですね。これは好みの問題になるかもしれませんが、私としては前半の感じで最後まで持っていってほしかった。主人公の閉塞感や鬱屈感、破壊衝動をもっと深く抉って見せてほしかったです。繰り返しますが、これは好みよって見解が分かれる所でしょう。後半も楽しめる感性の方なら、全く問題ないと思います。というわけで、私個人としては☆3つ。ですが、この作品が映画として非常に優れていることも否定しません。☆5つを付けられている方が多いのも、十分に納得のいく作品です。
ケータイからは、シンプルアマゾン(モバイル版)をご覧下さい。
シンプルアマゾンは、安心・安全のネットショッピングAmazon.co.jpの商品を紹介しています。
簡単アフィリエイト:あなたのAmazonアソシエイトIDをアドレスの最後に付けるだけで簡単キャッシュバック!(例:1sas.net/?yourid-22)一度IDを付ければ、シンプルアマゾン内の全商品が紹介料の対象になります。アソシエイトIDはこちらから登録可。