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ベスト・オブ 宮沢賢治短編集 (講談社バイリンガル・ブックス) (詳細)
宮沢 賢治(著), ジョン ベスター(翻訳)
「ベスト・オブ宮沢賢治短編集 宮沢 賢治 (著), その他」
英文版 太陽と鉄 - Sun and Steel (詳細)
三島 由紀夫(著)
Stranger Music: Selected Poems and Songs (詳細)
Leonard Cohen(著)
Milton John : Paradise Lost and Paradise Regained(Sc) (Signet Classics) (詳細)
Penguin Books Australia Ltd
注文の多い料理店(英語版) (R.I.C. story chest) (詳細)
宮沢 賢治(著), Richard McNamara(原著), Peter Howlett(原著), ピーター ハウレット(翻訳), リチャード マクナマラ(翻訳)
戦慄のハロウィーン (徳間文庫) (詳細)
アラン ライアン(編集), 仁賀 克雄(翻訳)
London Jack : Sea-Wolf and Selected Stories (Sc) (Signet Classics) (詳細)
Penguin Books Australia Ltd
The Picture of Dorian Gray (詳細)
Oscar Wilde(著)
The Seven Sisters (詳細)
Margaret Drabble(著)
「「碾臼」と比較して読むと面白そう」
To the Lighthouse (詳細)
Virginia Woolf(著)
「波のように揺れ動く心理描写がいいね!」
文学・評論>エッセー・随筆>日本のエッセー・随筆>近現代の作品
文学・評論>著者別>外国の著者>ヤ・ラ・ワ行>オスカー・ワイルド
Browse Refinements>Format (binding)>ペーパーバック
Literature & Fiction>Authors, A-Z>( M )>Miyazawa, Kenji
Literature & Fiction>Foreign Language Fiction>Japanese
Literature & Fiction>Short Stories>General
Literature & Fiction>Short Stories>General AAS
●ベスト・オブ 宮沢賢治短編集 (講談社バイリンガル・ブックス)
・「ベスト・オブ宮沢賢治短編集 宮沢 賢治 (著), その他」
名著の和英対訳本です。気軽に読めて内容も面白いので、大変使える本です。内容は皆さんご存知の宮沢賢治傑作短編ですから、文句ないでしょう。子供から大人までわかりやすい文章でしかも笑いどころに事欠きません。対訳の英文と日本語の原文が左右に分けてあり、ほとんどズレがないので、参照しやすいです。英訳はジョンベスタ―ですから問題ないでしょう。挿絵は宮沢賢治らしい版画で可愛らしく仕上がっています。本のサイズは新書版くらいですから持ち歩きやすく、電車の中でも気軽に開けます。
・「「碾臼」と比較して読むと面白そう」
ドラブルは、実は「碾臼」しか読んだことがなかった。「碾臼」では主人公の女性はまだ若く、予期せぬ妊娠・出産体験を通して世の中を知っていくというストーリーだったが、この"The Seven Sisters"の主人公は中年で3人の子どもがおり、離婚の後ロンドンで一人暮らしをしている。この本は2つの点において興味深かった。
1つは、一人で都市に暮らす中年の女性の視点だ。基本的に刺激も変化も少ない生活だ。そのような暮らしを送る女性が現在の自分と過去の自分をどう受け止めるか、そして変化がおきたときには、どのようにそれを受け止め行動するか。人生の秋を迎えた女性の心の動きが時にユーモラスに時に鋭く描かれ、読み応えがあった。
2つ目は、小説の構成だ。1章は日記形式。しかもPCに彼女がつけている日記だ。2章は3人称。3章は娘の1人称。4章は主人公の女性の1人称だ。章ごとに形式が変わり、ともすれば退屈になりかねないリスクを回避している。また、このような構成のために、一層主人公の女!性とその生活が多面的に描き出され物語全体は豊かになっているように思われた。
ところで私は現在は「碾臼」の主人公とむしろ似た立場にいるが、数十年後には「The Seven Sisters」の主人公のように都市で暮らすのだろうか。そのとき私は何をどのように考えながら暮らすのだろうかと想像しながら読むのもまた楽しかった。
・「波のように揺れ動く心理描写がいいね!」
3部構成になっているこの作品は第一次世界大戦をはさんで変化していく人間模様をそれぞれの人物の意識を追って行く形で描かれている。たえず揺れ動く心の状態、愛情、悲しみ、何もなしえずに老いてゆくことへの恐れ、がウルフ特有の文体で描き出される。辞書を持ちつつ読み進めてゆくうえでもかなり困難な一品である。複数の人物または作者自身の内的独白がからみあっているゆえ。しかし波のように打ち寄せては返す心の動きを感じられるのは原文ならでは。本の前半はウルフの年表、また後半には用語の注釈が添えられていて、活用しつつ読むことをお勧めします。用紙がわら半紙なのが難点。
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