Harry Potter and the Philosopher's Stone (UK) (Paper) (1) (詳細)
J. K. Rowling(著)
「洋書で読むならぜひUK版を!!」「Stephen Fry版をおすすめします!」「英語チャレンジャーにエールを送ります」「いまさら、かもしれませんが。」「Super, Super.」
Harry Potter and the Sorcerer's Stone (US) (Paper) (1) (詳細)
J. K. Rowling(著)
「Harry Potter は決して児童書ではありません !!」「とても 楽しい 本です」「Enter into the world of Harry Potter...」「翻訳がひどすぎる!! 日本語が変!!」「子供の頃に読みたかった...」
Harry Potter and the Philosopher's Stone (UK)(Paper)(1) Adult Edition (詳細)
J.K. Rowling(著)
「洋書で読むならぜひUK版を!!」「Stephen Fry版をおすすめします!」「英語チャレンジャーにエールを送ります」「いまさら、かもしれませんが。」「Super, Super.」
Harry Potter and the Half-Blood Prince (Harry Potter 6) (US) (詳細)
J. K. Rowling(著), Mary GrandPre(イラスト)
「ハリーポッターシリーズ6」「Masterful」「待ちに待った6巻!」「サスペンス小説のように、スリリングな展開」「Opinion」
Harry Potter and the Chamber of Secrets (UK) (Paper) (2) (詳細)
J.K. Rowling(著)
「Relatively boring comparing to the other 3 pieces」「やっぱり本もCDもUK版じゃなくっちゃね!」「携帯版第2弾!」「わかりやすい朗読です。」「絶対イギリス版がおすすめ!」
Harry Potter and the Order of the Phoenix (UK) (Paper) (5) (詳細)
J.K. Rowling(著)
「ファンタジーの終り」「期待どおり」「最高です☆☆☆☆☆」「原書と日本語訳」「重苦しい5巻」
Harry Potter and the Goblet of Fire (UK) (Paper) (4) (詳細)
J.K. Rowling(著)
「ハリーがスクールチャンピオン?」「ハリーを愛するあなたへ」「重いっ。。。」「いろんな意味でショックでした。」「原書と日本語訳」
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban (UK) (Paper) (3) (詳細)
J.K. Rowling(著)
「聞けば新たな感動があります!」「装い新たに…」「アメリカ版もイギリス英語で録音されているんですよ。イギリスのお話だからね。」「大人でも夢中になります」「ハリーと脱走犯」
Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US) (詳細)
J.K.Rowling(著), Mary GrandPre(イラスト)
「面白いんですが・・・」「訳と書式が、佳作を駄作にしている。」「スネイプ先生が好きな人は原書を読むべき」「痛快、、、感動、、、そして涙」「ハリー・ポッター最終巻」
Harry Potter and the Order of the Phoenix (US) (Paper) (5) (詳細)
J. K. Rowling(著), Mary GrandPre(イラスト)
「ファンタジーの終り」「期待どおり」「最高です☆☆☆☆☆」「原書と日本語訳」「重苦しい5巻」
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Children's Books>Ages 9-12>Series>Fantasy & Adventure>Harry Potter Books>General
Children's Books>Ages 9-12>Series>Fantasy & Adventure>Harry Potter Books>Paperback
Children's Books>Ages 9-12>General
Children's Books>Ages 9-12>General AAS
Children's Books>Authors & Illustrators, A-Z>( R )>Rowling, J.K.>Paperback
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Children's Books>Literature>General
Children's Books>Literature>General AAS
Literature & Fiction>General>General AAS
Literature & Fiction>General AAS
Children's Books>Authors & Illustrators, A-Z>( R )>Rowling, J.K.>Hardcover
Children's Books>Ages 9-12>Series>Fantasy & Adventure>Harry Potter Books>Hardcover
Children's Books>Authors & Illustrators, A-Z>( R )>Rowling, J.K.>General
●Harry Potter and the Philosopher's Stone (UK) (Paper) (1)
・「洋書で読むならぜひUK版を!!」
ハリーポッターを原書で読もうと思っている方は多いと思いますが、どうせ読むならイギリス英語で読みましょう!US版も読みましたが、微妙に英語が違う(1冊目はタイトルまで違いますが・・・)ので受ける感じも違います。アメリカ人が普段使わない単語も出てきますので、英語の勉強にもなりますよ。お勧めです!
・「Stephen Fry版をおすすめします!」
わたしはこれまで、いろいろなオーディオブックを楽しんできましたが、Stephen Fryさんの読むハリーポッターがいちばんうまくて、おもしろい!楽しい英語学習のために、オーディオブックを利用しているのですが、朗読ものは単調になりがち。購入して一回しか聞かないということも少なくないのですが、これは、聴けば聴くほど面白くなって、つい聴きたくなる。
理由は、イギリスの有名な俳優であるStephen Fryさんが、それぞれのキャラクターを的確にしかも豊かに表現しているので、すんなり内容が頭に入ってくるからだとおもいます。ハリーとロンのかけあいは絶妙。翻訳本では味わえないリズム感と、ユーモラスで楽しい雰囲気が、つい私を聴きたくさせます。
英語自体は、難解ではありませんが、本を目で追いながら聞くのが私のお勧めです。原作本に挑戦された方は身に覚えがあると思いますが、読みきるだけでも大変で、途中で挫折なんてことにけしてならないと思いますよ!実は、アメリカ版Jim Daleさんの読むオーディオブックも試してみましたが、私は絶対Stephen Fry版をおすすめします。
・「英語チャレンジャーにエールを送ります」
ハリーポッターシリーズはUK版US版ともすべて読みました。 結論として、US版UK版の違いはほんのわずかです。 わたしはいつも一度目は紙が白くて綺麗なブルームスべりーを、二度目は挿絵がある(でも紙は雑誌のように茶色い)スカラスティックで読みます。オーディオカセットは、ステファンフライ は演技力があって楽しいのですが、朗読スピードが子供向けでゆっくりで眠い時もあります。ジムデールも充分に表現力があって楽しめます。スピード感もあります。値段的にはCD>カセット、ステファンフライ>ジムデールなので、ジムデールのカセットが一番安いです。 あと、単語を『世界一簡単にハリポタが英語で読める』で調べる人は、ページ表示はプルームスベリーの方のみにあっています。 英語の慣れていない人は、ブルームスベリーのラージプリントを、カセットの朗読に合わせて何度も繰り返し読むのがいいと思います。 最初は分からない単語は無視して全体の意味がとれるまで繰り返し聞きましょう。全体の意味が解かるようになって余裕が出来たら、『世界一』シリーズなどで、単語の意味を調べましょう。 あせらずにシリーズ1をまず理解しましょう。1が理解できれば、2からさきはスムーズに理解できるようになりますし、そのあとも解かりやすくなります。最初から英語だと意味が全く解からなかった人は、日本語訳版も買って、1章づつ日本語で読んでは英語を聞くようにすると、かなり解かるようになります。この時も単語は絶対に調べないようにしましょう!!!
・「いまさら、かもしれませんが。」
私はこの本をかつて和訳で読み、また映画も見ました。 ですが、数多くの方が「原書で読むともっと面白さがわかる」、とおっしゃっているので、それではと挑戦してみる事にしました。 結論としては、人様の言葉には耳を傾けてみるものだな、と。 多くの方が述べておられるのでほんとに今更なんですが、「言葉の面白さ、リズムの楽しさ」を直に感じることができました。
構文自体はさほど複雑ではないのでとっつき易いのですが、英国英語なので、英国独特の単語が米国英語に慣れてしまっている身としてはけっこうしんどかったです。 私はガイド本とあわせて購入し、その助けを借りつつ読みました。 ガイド本にはハリー・ポッターの背景となっている英国の文化の解説などもあり、私にとっては買って良かったですが、ガイド本とこの本をあわせると結構なコストになりますのでちょっとためらわれるかもしれません。(和訳本を買ったほうが安くなります。)
表現の豊かさ(怒る、怒鳴る、などにも多くの語彙が駆使されています)、状況が読み手の頭の中で映像となってすっと浮かんでくるような描写、リズミカルな英語の音韻など、原書でしか味わえない喜びがあります。
英国が好きで、英語に興味があり、ハリー・ポッター的世界が受け入れられるのであれば学校教育英語で十分ついていくことが出来ます。 私は普段使うことのない脳細胞を使っているような感覚で、読んでいる最中は脳が疲れ、正直途中しんどい時期もあったのですが、話の面白さになんとか引っ張ってもらって最後まで読みきることが出来ました。 学校を卒業して相当月日が経ち、平凡な社会人として普段殆ど英語に接する機会がなく、また特別な教育や経験があるわけでもない私のようなものにもなんとか完走できたのが嬉しいです。
・「Super, Super.」
ハリーポッターシリーズはUK版US版ともすべて読みました。 結論として、US版UK版の違いはほんのわずかです。 わたしはいつも一度目は紙が白くて綺麗なブルームスべりーを、二度目は挿絵がある(でも紙は雑誌のように茶色い)スカラスティックで読みます。オーディオカセットは、ステファンフライ は演技力があって楽しいのですが、朗読スピードが子供向けでゆっくりで眠い時もあります。ジムデールも充分に表現力があって楽しめます。スピード感もあります。値段的にはCD>カセット、ステファンフライ>ジムデールなので、ジムデールのカセットが一番安いです。 あと、単語を『世界一簡単にハリポタが英語で読める』で調べる人は、ページ表示はプルームスベリーの方のみにあっています。 英語の慣れていない人は、ブルームスベリーのラージプリントを、カセットの朗読に合わせて何度も繰り返し読むのがいいと思います。 最初は分からない単語は無視して全体の意味がとれるまで繰り返し聞きましょう。全体の意味が解かるようになって余裕が出来たら、『世界一』シリーズなどで、単語の意味を調べましょう。 あせらずにシリーズ1をまず理解しましょう。1が理解できれば、2からさきはスムーズに理解できるようになりますし、そのあとも解かりやすくなります。最初から英語だと意味が全く解からなかった人は、日本語訳版も買って、1章づつ日本語で読んでは英語を聞くようにすると、かなり解かるようになります。この時も単語は絶対に調べないようにしましょう!!! Also try- Quest by Giorgio Kostantinos.Really Really Good.
●Harry Potter and the Sorcerer's Stone (US) (Paper) (1)
・「Harry Potter は決して児童書ではありません !!」
「ベストセラーにおもろいものなし。」を信条に、ベストセラーだからという理由だけで本を買わない私ですが、リスニングの勉強のため Audio Book を買いました。
おもしろいっ !!!
ストーリーの展開にわくわくするということももちろんですが、伏線の張りかたがあまりにも自然で巧みで、計算され尽くした物語構成になっていることもおもしろさをさらに増しています。 ただのストーリーを追うだけでは、Harry Potter のおもしろさは味わえません。
作品がファンタジーものなので、書店では児童書のコーナーに置かれていますけれど、伏線のはりかた、緻密な物語構成などをまだ子供は楽しめないでしょう。 これこそ、大人の本です。
子供のときから本の虫で、手当たり次第、どん欲に本を読み続けてきました。とってもおもしろい本にもいっぱい出会いましたけれど、これほど構成が緻密な本には、出会ったことがありません。
・「とても 楽しい 本です」
This book has become very popular in both it's native country (England) and also throughout most of the English-speaking world.
The story is quite a simple one, based on a child's discovery of magic. But beneath the simplicity are themes that are relevent to adults, such as friendship, growing up, and finding one's place in the world.
Although aimed at children, this book can be enjoyed by both adults and children.
I can recommend it as a good way of improving the English reading skills of high-school children -- and adults too!
・「Enter into the world of Harry Potter...」
I am probably one of the few people who has read "Harry Potter and the Sorcerer's Stone" AFTER the movie came out. The reason is because I didn't find any interest in it at all. But after seeing the movie and finding it very interesting, I wanted to read the first book to see what it was like. And I must confess, I found the world of Harry Potter to be rather fun!
Ever since he could remember, Harry Potter had been living with his awful Uncle Vernon, Aunt Petunia, and abominable cousin Dudley. He cannot remember his parents and does not know how he came about having the strange lightening scar on his forehead. Then surprisingly, on his 10th birthday, he finds out from the giant Hagrid that he is really a wizard! And not only that, he is now being offered to be enrolled into Hogwarts School of Wizardry, a very distinguished and best school. There, Harry makes friends Ron Weasely and Hermione Granger and begins to learn the art of wizardry. But something is amiss, something that concerns a mysterious trapdoor guarded by a terrible three-headed dog. And that something has something to do with Voldemort, the evil wizard, and... the sorcerer's stone.
A totally enchanting book, it's one of the best fantasies I've ever read. J.K. Rowling has made up a world of imagination you could never dream of. Parents who are worried about the books involving wizardry should be warned though in this way. If children cannot understand that there is a difference between reality and fiction, imaginary places, and magic, I suggest that they should know that. Other than that, I think it's fun for kids to read, mostly around the ages of 8 and or older. I cannot say anything about the other books in the series though because I have yet to read them.
But I have to agree with some people who said that the Harry Potter series aren't the best. "Lord of the Rings" and "The Hobbit" are so far the best fantasies ever written of its kind though these books are mostly recommended to older kids and adults. Another series that draws greater attention for all ages are the "Chronicles of Narnia" by C.S. Lewis (by the way, writer J.R.R. Tolkien and C.S. Lewis were the greatest of friends!). So if you have enjoyed the Harry Potter books, I greatly recommend all books by J.R.R. Tolkien and C.S. Lewis.
・「翻訳がひどすぎる!! 日本語が変!!」
訳者は、この本に惚れ込んで翻訳を決意したそうですが、惚れ込んだのなら、原作の素晴らしさを文学として成り立つ日本語で翻訳できる人物に製作を依頼して欲しかったです。日英同時通訳の専門家だそうですが「だから編集翻訳も出来る」という判断なのでしょうか。あまりにも乱暴です。周りの人も誰も止めなかったのでしょうか?同じようにHarryの原作に惚れ込んでしまった私には、多くの日本人とってはもう、この訳者の翻訳でしかこの本が読めないと言うのがあまりにも残念です。このような本はほとんど人類共通の財産とでもいうべきもので、それを早い者勝ちと言わんばかりに版権を取り、日本語としてすら成り立っていない翻訳版を性急に作り上げ、それ以外選択肢の無い人々に「さあこれを読め」とは、訳者の経営する出版社のポリシーまでも疑ってしまいます。最近サリンジャーの改訳版が話題になりましたが、いつかこの本にもそのようなチャンスが巡ってくることを願って止みません。
・「子供の頃に読みたかった...」
英語の勉強にと思い、オーディオブックを買いました。児童書なので聴き取りやすいだろうと思ったら、イギリス英語で朗読されているため、米語に慣らされた私の耳では、聴き取れないこと、この上なし。しかも登場人物の名前がとても個性的なので、一連の英語の文章の中から、名前の部分を拾い出すだけでも一苦労。
でも、何度も聞いて、音に慣れてしまえば、あとは簡単でした。
単なる朗読ではなく、キャラクターそれぞれの台詞に演技をつけて読んでくれているので、ドラマとしての雰囲気はバッチリ!
ただ、イギリス英語を基本に、ファンタジーっぽい訛りを入れたり、意図的に間違った発音で読んでいる個所もあるので、英語教材としてはどうかと思います。
物語自体はどこにでもあるお話ですが、簡潔な文章をリズミカルに並べて雰囲気を盛り上げていく手法や、英語特有のユニークな表現を駆使した文章テクニックと、子供たちにとってきわめて身近な、イジメ問題や教師との確執、友情や、競争心などを随所に盛り込むことで、読み手の心を揺さぶる著者の文章力、発想力。
子供のころの自分がハリーに重なって見えてくるはず。自分がいつの間にか、ハリー・ポッターとして物語を体験していることに気付くはず。
リアルタイムでこんな物語を体験できる子供たちがうらやましいぞ!
●Harry Potter and the Philosopher's Stone (UK)(Paper)(1) Adult Edition
・「洋書で読むならぜひUK版を!!」
ハリーポッターを原書で読もうと思っている方は多いと思いますが、どうせ読むならイギリス英語で読みましょう!US版も読みましたが、微妙に英語が違う(1冊目はタイトルまで違いますが・・・)ので受ける感じも違います。アメリカ人が普段使わない単語も出てきますので、英語の勉強にもなりますよ。お勧めです!
・「Stephen Fry版をおすすめします!」
わたしはこれまで、いろいろなオーディオブックを楽しんできましたが、Stephen Fryさんの読むハリーポッターがいちばんうまくて、おもしろい!楽しい英語学習のために、オーディオブックを利用しているのですが、朗読ものは単調になりがち。購入して一回しか聞かないということも少なくないのですが、これは、聴けば聴くほど面白くなって、つい聴きたくなる。
理由は、イギリスの有名な俳優であるStephen Fryさんが、それぞれのキャラクターを的確にしかも豊かに表現しているので、すんなり内容が頭に入ってくるからだとおもいます。ハリーとロンのかけあいは絶妙。翻訳本では味わえないリズム感と、ユーモラスで楽しい雰囲気が、つい私を聴きたくさせます。
英語自体は、難解ではありませんが、本を目で追いながら聞くのが私のお勧めです。原作本に挑戦された方は身に覚えがあると思いますが、読みきるだけでも大変で、途中で挫折なんてことにけしてならないと思いますよ!実は、アメリカ版Jim Daleさんの読むオーディオブックも試してみましたが、私は絶対Stephen Fry版をおすすめします。
・「英語チャレンジャーにエールを送ります」
ハリーポッターシリーズはUK版US版ともすべて読みました。 結論として、US版UK版の違いはほんのわずかです。 わたしはいつも一度目は紙が白くて綺麗なブルームスべりーを、二度目は挿絵がある(でも紙は雑誌のように茶色い)スカラスティックで読みます。オーディオカセットは、ステファンフライ は演技力があって楽しいのですが、朗読スピードが子供向けでゆっくりで眠い時もあります。ジムデールも充分に表現力があって楽しめます。スピード感もあります。値段的にはCD>カセット、ステファンフライ>ジムデールなので、ジムデールのカセットが一番安いです。 あと、単語を『世界一簡単にハリポタが英語で読める』で調べる人は、ページ表示はプルームスベリーの方のみにあっています。 英語の慣れていない人は、ブルームスベリーのラージプリントを、カセットの朗読に合わせて何度も繰り返し読むのがいいと思います。 最初は分からない単語は無視して全体の意味がとれるまで繰り返し聞きましょう。全体の意味が解かるようになって余裕が出来たら、『世界一』シリーズなどで、単語の意味を調べましょう。 あせらずにシリーズ1をまず理解しましょう。1が理解できれば、2からさきはスムーズに理解できるようになりますし、そのあとも解かりやすくなります。最初から英語だと意味が全く解からなかった人は、日本語訳版も買って、1章づつ日本語で読んでは英語を聞くようにすると、かなり解かるようになります。この時も単語は絶対に調べないようにしましょう!!!
・「いまさら、かもしれませんが。」
私はこの本をかつて和訳で読み、また映画も見ました。 ですが、数多くの方が「原書で読むともっと面白さがわかる」、とおっしゃっているので、それではと挑戦してみる事にしました。 結論としては、人様の言葉には耳を傾けてみるものだな、と。 多くの方が述べておられるのでほんとに今更なんですが、「言葉の面白さ、リズムの楽しさ」を直に感じることができました。
構文自体はさほど複雑ではないのでとっつき易いのですが、英国英語なので、英国独特の単語が米国英語に慣れてしまっている身としてはけっこうしんどかったです。 私はガイド本とあわせて購入し、その助けを借りつつ読みました。 ガイド本にはハリー・ポッターの背景となっている英国の文化の解説などもあり、私にとっては買って良かったですが、ガイド本とこの本をあわせると結構なコストになりますのでちょっとためらわれるかもしれません。(和訳本を買ったほうが安くなります。)
表現の豊かさ(怒る、怒鳴る、などにも多くの語彙が駆使されています)、状況が読み手の頭の中で映像となってすっと浮かんでくるような描写、リズミカルな英語の音韻など、原書でしか味わえない喜びがあります。
英国が好きで、英語に興味があり、ハリー・ポッター的世界が受け入れられるのであれば学校教育英語で十分ついていくことが出来ます。 私は普段使うことのない脳細胞を使っているような感覚で、読んでいる最中は脳が疲れ、正直途中しんどい時期もあったのですが、話の面白さになんとか引っ張ってもらって最後まで読みきることが出来ました。 学校を卒業して相当月日が経ち、平凡な社会人として普段殆ど英語に接する機会がなく、また特別な教育や経験があるわけでもない私のようなものにもなんとか完走できたのが嬉しいです。
・「Super, Super.」
ハリーポッターシリーズはUK版US版ともすべて読みました。 結論として、US版UK版の違いはほんのわずかです。 わたしはいつも一度目は紙が白くて綺麗なブルームスべりーを、二度目は挿絵がある(でも紙は雑誌のように茶色い)スカラスティックで読みます。オーディオカセットは、ステファンフライ は演技力があって楽しいのですが、朗読スピードが子供向けでゆっくりで眠い時もあります。ジムデールも充分に表現力があって楽しめます。スピード感もあります。値段的にはCD>カセット、ステファンフライ>ジムデールなので、ジムデールのカセットが一番安いです。 あと、単語を『世界一簡単にハリポタが英語で読める』で調べる人は、ページ表示はプルームスベリーの方のみにあっています。 英語の慣れていない人は、ブルームスベリーのラージプリントを、カセットの朗読に合わせて何度も繰り返し読むのがいいと思います。 最初は分からない単語は無視して全体の意味がとれるまで繰り返し聞きましょう。全体の意味が解かるようになって余裕が出来たら、『世界一』シリーズなどで、単語の意味を調べましょう。 あせらずにシリーズ1をまず理解しましょう。1が理解できれば、2からさきはスムーズに理解できるようになりますし、そのあとも解かりやすくなります。最初から英語だと意味が全く解からなかった人は、日本語訳版も買って、1章づつ日本語で読んでは英語を聞くようにすると、かなり解かるようになります。この時も単語は絶対に調べないようにしましょう!!! Also try- Quest by Giorgio Kostantinos.Really Really Good.
●Harry Potter and the Half-Blood Prince (Harry Potter 6) (US)
・「ハリーポッターシリーズ6」
かなり前に読み終わったので印象になりますが、なんだかアイテムを集める為に冒険に出るなんかのゲームの様になってきたな。。というのが読み終わってすぐの正直な感想でした。今回も死者が出ますが、まさかこのひとが居なくなるとは。J.K.Rowlingはいつも伏線を張り計画し尽くされた、というよりも突然で予想外の死を出すなと思っていましたが、ハリーポッターの大人への成長、対決という意味では、話の中で避けられない死だったのかもしれません。最初の頃の作品に比べるとスタイルも変わり、面白さも同レベルとは言えないかもしれませんが、それでもやはりこの世界を作り上げ、続けているという事は凄い。どう話を終えるのか知りたくて、また最新作も買ってしまうでしょう。7で終わるという話を聞いた事がある様な気がしますが、Rowlingはどう話の収拾をつけるのでしょうか??ところで、今回作ではハリーの恋愛にも新展開があります=)
・「Masterful」
This is the best of the series. Harry's world has grown darker and more sinister since the fifth edition and understandably so. Hogwarts is no longer safe, as Harry deals with a strange Malfoy, an equally odd new teacher, the Ministry of Magic's wanting him to be their poster boy, and more adolescence. Harry tries to find out who the mysterious 'Half-Blood Prince' is, and continue to learn the dreaded past of Lord Voldemort is. Complaints have arisen about this not being Rowling's best book, because she writes in a different style. Sure she does, but that is because each of the characters are different more mature human beings. The death at the end is saddening, but it is not surprising if you think about it. The death in the last book was understandable, and I had a hard time believing it as well. But that is what makes this such a great series. Things happen that change the characters into more human beings. I loved this book: it was exciting, heartbreaking, and completely, profoundly moving. That is the definition of a masterpiece. Anyone who reads this, answer in your own review, but would you be surprised if this book got slapped with an 'R' rating? Also check out-- Quest by Giorgio Kostantinos-Super Good.
・「待ちに待った6巻!」
6巻は5巻よりも薄めでしたが、今回も読み進めるにつれてハリーの世界にぐいぐい引き込まれていきました。星4つの理由は、5巻もそうでしたが、今回も物語の終盤でとても重要な人物が亡くなってしまったからです。まさかあの人が!?と今でも信じられません。あの人は絶対死なないだろうと思っていたのでかなりショックです。これからどうなってしまうのかとても不安です。6巻がでたばかりですが、もう7巻が待ち遠しいです。
・「サスペンス小説のように、スリリングな展開」
序盤からストーリーがテンポ良く進み、一気に読めました。5巻が重苦しいと思った方も、ご安心あれ。
マルフォイ少年は、「あの人」に使命を与えられたと仲間に自慢気に語り、学校の内外で不審な行動を取り続けます。スネイプ教授は、そんなマルフォイにサポートを申し出ます。「2人の目的は何なのか?」という疑問が、ハリーの悩みの種となってしまいます。
ヴォルデモートの出生の秘密と、彼を絶命させる唯一の方法が明かされているので、この巻は必読です。
ハリーは、「混血のプリンス」と名乗る人物がかつて所有していた魔法薬のテキストを手に入れます。その本に書き込まれていた薬作りのコツを見て、魔法薬の授業で優秀な成績を取れるようになったことから、ハリーは「混血のプリンス」に親近感を持つようになりますが、プリンスの正体は、意外な人物でした。
今回も、ハリーの保護者と言うべき重要人物が終盤で死んでしまいます。そして、最初は5巻の「予言」を受け入れることが出来なかったハリーも、ついに己の力でヴォルデモートを倒す決意を固めます。
5巻は、ハリーが死んだシリウスと意思疎通が出来そうだという含みを持たせて終わりましたが、6巻ではこの謎は解明されていません。7巻でシリウスがどういう形で登場するかも気になるところです。
英語版を読むと、作者は人物の風貌を表現することに長けていると感じます。一癖ある人物の描写には特に力が入っていて、映像が脳内に浮かんでくるようです。文章表現の妙を味わいたい方は、一度英語で読むことをお勧めします。5巻よりも6巻の方が、平易な文章で楽に読めました。
・「Opinion」
ごい可愛いです。よくできてるし、どこから見てもおもしろい。これは本の域を越えています!!大切にします☆あたしもこんな素晴らしいものが作れるようになりたいです I recommend reading- Quest by Giorgio Kostantinos. Excellent bestseller
●Harry Potter and the Chamber of Secrets (UK) (Paper) (2)
・「Relatively boring comparing to the other 3 pieces」
I'm actually a big fan of Harry Potter, having read and re-read the series for years. I might have a quite different view comparing to others that among Rowling's 4 books, the Chamber of Secrets is the most boring one. I got the impression that Rowling tried too hard to wrap up the background of the first book, probably for the sake of those readers who don't readher books in order (Lots of my acquaintances do that, starting from the third or the fourth and then come back to the first and the second ones). Especially, in the first 2-3 chapters of the Chamber of Secrets, Rowling kept talking in repetition about Harry's history. It took me the longest time among the 4 books to complete this one.
However, I still rated this book 5 stars for the fact that the other ingredients, such as her fabulous story line, her detailed description about main and supporting characters and places, her unbelievable imagination about those wizards' lives etc. really got me. I love the series so much and will continue giving Rowlingmy support.
・「やっぱり本もCDもUK版じゃなくっちゃね!」
実は、今年の夏になって始めてビデオで映画を見たのですが(なんと珍しい!?)すっかりハリー・ポッターにはまってしまいました。映画は細部にいたるまで非常にイギリス的であり、それが原作に忠実に作られたと聞いて、私は本もUK版の原書にしようと決めたのでした。そして、みなさんのレビューを読んでCDもUK版にしたのですが、これが大正解!こんなに面白いとは思わなかったです。実際には通勤の車の中で聞いていた(家に持って帰って聞いたら、きっと8時間半を全て聞き終わるまで眠れないので)のですが、運転しながら大笑いすることがしばしばでした。前巻ではHagridとVernonのやりとりに笑いこけ、Snapeの冷たさにゾッとしましたが、この巻ではLockhartが嫌味でうすっぺらく、そしてHowler(吼えメール)はド迫力!!イギリスのお母さんたちは、こうやって怒鳴るのでしょうか・・・。ああ片道20分だというのに車から降りられない(笑) とにかく聞いてみてください。これが聞ければBBCのニュースなんてへっちゃらです。
・「携帯版第2弾!」
最近まで興味がなかったのですが、DVDの賢者の石を見てから好きになりました。大きい方は手を出すのに戸惑ってましたが携帯版が出ていたのを知り早速、購入しました。小説は劇場版と違って省かれた部分がなく、楽しんで読ませてもらってます。アズカバンの囚人の文庫化も決まってるので、この勢いで続きも出して欲しいです。
・「わかりやすい朗読です。」
CD で朗読を聴くのは、日本人の場合、ふつう英語の勉強のためですが、ハリー・ポッターの CDの場合、英米版ともに実力のある俳優さんが朗読しているので、ただペーパーバックを読むだけでは分からなかった原作のニュアンスがよく伝わってきます。登場人物の感情など、翻訳版があまり丁寧に訳していないところも、朗読なら分かります。
なぜか US/UK 版の両方を聞いてしまったのですが、ふたつの朗読の最大の差は、新しい登場人物のロックハート先生の解釈でしょう。コミカルでちょっと騒々しいテノールがお好みの方は、US 版がお勧めです。いかにも女性ファンのいそうなバリトンなら、UK 版をどうぞ。内容的にも、US 版はおかしさを、UK 版はサスペンスを基調にした朗読になってます。
個人的には UK 版の方が好きですが、これは US 版のイギリス訛りが、ちょっとわざとらしく違和感があるせいです。
・「絶対イギリス版がおすすめ!」
アメリカ版と両方聞き比べてみましたが、だんぜんイギリス版の方がお薦めです。朗読しているStephen Fryさんはさすがコメディアンだけあって妙に味があって面白い。ドビーなんか最高です! アメリカ版も悪くはないけど、つい繰り返して聞きたくなる魅力という点ではイギリス版ですね。
発音もとても聴き取りやすいし、特に初心者にはこちらの方が良いと思います。アメリカ版より価格が高いのが難点なんですけど。。。
●Harry Potter and the Order of the Phoenix (UK) (Paper) (5)
・「ファンタジーの終り」
子供の頃、世界は驚きに満ち、大人は万能に見えた。 世界は不可思議だけれど、背後には整然としたルールがあって、ちゃんと分かっている大人は子供の手に負えない問題を何でも解決してくれるような気がしていた。
あるとき、何かがきっかけでそれが幻想であることに気づいた。すると突然、世界は混沌として不安定な場所になった。大人の力は以前ほど偉大でなくなり、自分は不当に扱われているような気がして、理由の無い敵意が胸に満ちているのを感じるようになった。
思春期というのはそんな時代である。そして、誰でも味わったことのあるようなそういう不安や苛立ちこそが、この第5巻でハリーが終始とらわれている感情だと思う。 5巻には、これまでのような、単純にスカッとするような展開はない。しかしそれは、魔法世界と現実世界がハリーの中で一致しつつあるということに他ならないのだ。
いまや魔法世界はハリーにとってファンタジーの世界ではない。普通の世界と同じように問題に満ち、ハリーはその問題と真正面から向き合わなければならない。そこにはもう問題を一発で解決してくれるような便利な魔法は存在しない。5巻を通して、ハリーは現実と戦いながらずっともがき続けている。
この巻で、物語はもはやファンタジーの域を越えている。ファンタジーの世界を楽しみたいと期待する読者は裏切られたような感覚を持つかもしれない。 しかし、小説としての質は確実にこれまで以上に高まっている。次巻でのハリーの姿に期待しつつ、ハリーの成長を見守るつもりで読んでもらいたいと思う。
・「期待どおり」
15才になったハリーの恋(あこがれのチョー)と、勉強(5年生にとっては、将来を左右する大事な試験)と、そしてヴォルデモートとの闘いは、期待を裏切らない、展開です。
しょっぱなから、法に触れたとして、聴聞会にかけられたり、悪の魔法使いに立ち向かう、「不死鳥の騎士団」の存在を知ったり、今年もハリーは大変です。そんななかでも魔法省から送り込まれたアンブリッジのえげつない改革には、ハリーとその友人達も怒りをかくせません。
今回は、ハリ-の友人達が大活躍!あのどじなネヴィルが特に著しい成長で、ハリーたちの秘密クラブにも参加します。そしてあこがれのハリーの前では口もきけなかったジニーが、ハリーと普通におしゃべりできるようになります。そのわけは?新しい、そして奇妙な友人ルナもみのがせません。彼女とハリーの共通点とはいったい?
もうみなさん噂できいていると思いますが、今回もまたある人が亡くなります。それはハリーにとって大切な人です。その後のハリーのリアクションには、涙を流さずにはいられません。
個人的には、回を追うごとにおもしろくなっていると思います。また、いつも本の前半は読むのに時間がかかりますが、後半は、休む暇なく読み続けてしまいます。次回作はどうなるのか、今から楽しみです。
・「最高です☆☆☆☆☆」
「4」の最後でVoldemortの復活をこの目で見、何か大変なことが起こりそうな不安を抱えたまま夏休みを迎えたハリー、おじさんの家がつまらないのはいつものことだけど、今年の夏は何故かロンもハーマイオニーもそっけなく、自分だけ取り残された気分。そんなある日、一見平和に見えるPrivet Driveに突然Dementorが現れ いとこのDudleyを襲う。思わず禁じられた魔法を使ってしまったハリーに 退学処分の危機。ハリーを魔法の世界から排除しようとする何者かの陰謀なのか?今回の敵は Voldemortだけではなさそうだ。
ただの子供向けのファンタジーだと思われがちなこのシリーズだが、第3作めくらいから始まったサイドラインも益々奥行きを増し、この第5作めでは完全にただのファンタジーの域を超えている。本作では ハリーの父ジェームズの意外な過去、スネイプ先生の苦悩、ハリーのシリウスへの思慕、思春期を迎えたハリーのやり場のない怒り、ハリーの初恋など 盛りだくさん。そして 本作では そもそも何故生まれて間もないハリーがVoldemortに命を狙われることになったのか、何故ハリーが毎年夏休みにはおじさんの許で過ごさなければならないのか など 今までの様々な疑問への答えが明らかにされる。
私がこのシリーズを通して一番好きなのは、物語のヒーローであるハリーが、いつも清く正しいヒーローとして描かれてないところ。確かにハリーは皆とはちょっと違う特別な存在だが、それ以外は 嫉妬もする、間違いも犯す、嘘もつく、普通の少年である。そして、数々の失敗を繰り返しながら、魔法使いとしてだけではなく、一人の人間として成長していくハリーの姿に、作者の、ハリーに対する、自分の息子に対するような果てしない愛情を感じる。もっと多くの大人にも読んでもらいたいし、9月の翻訳版発売が待ちきれない人は、是非英語版にも挑戦してもらいたい。
・「原書と日本語訳」
特にこの第5巻のレビューは、賞賛と酷評にきっぱり分かれているようですが、それは原書と日本語版を読んだ方の違いではないでしょうか。わたしも書店で日本語訳を手にして愕然とした一人です。まるで違うのです。全体的に稚拙で子供騙しな印象を受けます。読んでいてとても退屈で疲れます。日本語としても極めて不自然です。“誰が何をした”という出来事は追っているかもしれませんが、行間に漂う心情や空気感は全てぶち壊しです。読書の醍醐味は物語の世界観に浸り、行間を感じ取ることにあるのに、第5巻を退屈・苦痛と感じた方はおそらくそれができないことによるイライラや不快感を持たれたのではないでしょうか。とにかく日本語訳のみを読んでローリング氏に評価を下すのは、まったく不当としか言いようがありません。
同じイギリスの文学で世界的に愛好者を持つ『シャーロックホームズ』は、非常に優れた訳者によって日本語訳されています(「新潮社」刊の延原謙氏によるものです)。時代背景や英国独特の文化、主人公の性格づけや謎解き、ユーモアにいたるまで、原書の持つ妙味やテンポをいっさい損なうことなく見事に再現されています。そればかりか、日本語としても一つの優れた作品として成立しているのです。大人になって原書を読むようになってから、訳者の仕事がいかに優れたものであったか気づかされ感服したものです。『ハリーポッター』シリーズにもそのような訳者との出会いが切実に望まれるところです。
翻訳とはいかにも難しい仕事です。もう一方の言語を知らない人に、別の言語でその世界観を伝えることは至難の業です。例えば『ポケモン』を英語にするのはさほど難しいことではないかもしれませんが、『水戸黄門』や『忠臣蔵』になるとどうでしょう。「印籠」や「御公儀」を何と言えばいいでしょう。「足袋」を「socks」(ソックス)と言い換えた時点で何かがこぼれ落ちてしまうような気がします。それと同じことが『ハリー』の世界と日本語の間でも起こっているのです。
映画では言語の力を借りなくても、圧倒的な映像の力で物語の世界観が表現されています。一目瞭然です。本ではそれができないだけに、訳者の方にはもっと細心の注意を払って最大限の努力をして頂きたいと切に願います。とはいえ、他の言語に移し変えた時点で“純度100%”でなくなってしまうのはやむを得ないことです。日本語訳でがっかりされた方は、日本語訳がおもしろくないことと原作がおもしろくないことは必ずしも同じではないことを心にとめられ、ぜひ原書にチャレンジなさることをお勧めします。
・「重苦しい5巻」
正直言うと、ちょっと期待を裏切られた感じです。とにかく全体的に暗い。常に怒りと憎しみに燃えているハリーには魅力が感じられません。ハリーは主人公ですから、読者はいやでもハリーの感情に付き合わされる事になりこちらもイライラして気が滅入ってしまいました。それに加えて、人間同士のいがみ合いの多いこと。味方軍も仲間割れしがちというか、まとまりが感じられないというか…。(ヴォルデモート軍の方が団結してるのでは?)つまり、5巻の暗さはヴォルデモート軍が作り出しているのではなく、むしろ味方軍の人々だと思います。他の方も書かれてましたが、本当に皆の嫌な部分ばかり見える巻です。
それから、話に意外性がない。予想通りに話が進み、ダンブルドアが明!かした秘密も「えっ、たったそれだけ?」って感じでした。
もちろん、この巻には面白いと思える所もあります。個人的には、4巻までの懐かしい人々が大勢出てきたことが嬉しかったです。あと、Occlumencyのあたり、迫力があって好きです。
それでもやはり、5巻は期待していたほど楽しめませんでした。6巻以降では特にハリーの精神的な成長に期待します。
●Harry Potter and the Goblet of Fire (UK) (Paper) (4)
・「ハリーがスクールチャンピオン?」
最初にこの第4作目を見た瞬間、『わー、なっなんなんだこの厚さは!』と絶叫してしまいました。 アメリカ版で総ページ数734頁。 第1作目から第3作目へとパワーアップしてきた話、物語の完成度としては十分頂点に達していると勝手に思い込んでいたのですが、この第4作目はページ数だけでなく、話の内容もさらにパワーアップしていました。さて、今回はホグワッツ校で毎年行われていた各寮対抗のハウスカップが中止になり、かわりにヨ-ロッパにある他の2つの魔法使い学校とによる『3魔法学校対抗カップ』が行われたのです。各学校から17歳以上の年齢制限で『炎の杯』によって選ばれたスクール・チャンピオン、3人によっておこなわれるはずだったのが、なぜか4番目としてハリーが選ばれてしまったので!す。またもや事件に巻き込まれるハリー。学校中を敵に回すハリーにロンまでもが口をきいてくれません。ハーマイオニィだけがハリーの味方という中で始まった第1テスト、相手はドラゴン。いったい14才のハリーがどの様にしてこの危機を乗り越えるのか?第2テストは湖の底。でもハリーはカナヅチ!(今回初めて知った。)絶体絶命!最後のテストは巨大な迷路。ゴールにある優勝カップを手にするのは誰?今回はハリーと1年年上のチョー・チャンとのほのかな恋愛エピソード、ハグリッドの出生の秘密と純愛、クイディッチのワールドカップ、マッドアイ・ムーディ、第2話のドビーとモーニング・マートルの再登場、そしてボルダモート卿の復活など盛り沢山の内容で734ページを全く長く感じさせません。ローリン!グ女史のすばらしい文才で終わりのほうでは『あー、もう少し続けて!』と思ってしまいました。読み終えた時、すてきな宝物をもらった気分でした。
・「ハリーを愛するあなたへ」
日本語版三巻を読み終え、「早く続きが読みたい!待てない!けれど英語版に手を出す勇気はちょっと」なんて思いで、レビューをご覧のあなた。ぜひ怖がらず、この本を手に取って下さい。私も約十年ぶりに英和辞書を手にし、翻訳に挑戦しました。そして挫折しました。けれど、何の事はない、「完璧に意味の通る日本語」にするのを諦め、英語の文法のまま読み進める事に慣れれば、すぐに原作者の言葉の魔術を体験できます。 日本語版の翻訳者は、英語の雰囲気をうまく残し、原作の世界を全く損なわない名翻訳を私達に届けてくれました。けれど、ファンの方にはやはり、原作者の生の言葉を体験して欲しいのです。head boy(首席)とbighead boy(気取り屋)をかけたりする、英語ならではのジョークも楽しめます。
えっ?最後まで読める自信がない?大丈夫。三魔法使いトーナメント四人目の挑戦者としてひたむきに頑張るハリーの姿に、ハグリッドの過去に、復活の兆しを見せる闇の帝王に、そしてハリーとロンの片思いに。ハリーを愛するあなたがこの本を途中で投げ出してしまえるはずがないのですから!
・「重いっ。。。」
734ページという、本の重さも恐ろしいもんですが、内容も負けず劣らず重いです。2巻でも相当いじめられたハリー君ですが、今巻の結末は本当に彼にとってツライものだったろうと・・・、いまだに思い出すだけで涙が。。。
が、相変わらず彼の周りには優しく、たのもしい味方がたくさんいて、中でもいつもホントーの母のように優しいミセス・ウィーズリーは私の大のお気に入りです。今回とりあえず全ての問題がかたづいた後、苦しい胸の内を吐露したハリー君を黙ってそっと抱きしめるウィーズリー夫人。はじめてこんな風に、まるで母のように抱きしめられ顔をゆがめるハリー君。このシーン、何度読み返しても嗚咽をもらさんばかりに泣いてしまうのは私だけでしょうか。。。??また、前から気になっていた女の子に、ハリー君は本格的に恋心を抱き始めます。最初は迷いながらも、意を決してパーティーのパートナーに誘うところは、純粋でかわいらしく、まったく顔のニヤケが止まらずに大変でした。。。
さらに、今巻は推理小説としても楽しめる要素が多く含まれています。毎回予想外の結末をむかえるこのシリーズですが、誰がヴォルデモートの隠れた手下なのか、一見無駄とも思える描写にも、犯人を指し示す手がかりが隠されています。残念ながら私の予想は外れてしまいましたが、これから読まれる方ぜひ犯人捜しにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
絵本以外の洋書を最後まで読んだのはこれが初めてで、このすごい長さに最後まで読めるかとても不安な思いでしたが、読み進むうちにどんどん話の中に引き込まれていき、最初の不安は無用のものだったと知りました。そして今は、早く5巻を読みたい気持ちでいっぱいです。
・「いろんな意味でショックでした。」
正直、ちょっとがっかりです。ものすごく期待が大きかっただけに。私は原書ですでに読了しているのですが同じ本かと思ってしまうくらい印象が違いました。既刊との訳の齟齬も多くて気になりましたし外国語なまりの英語の表現も古くさく、分かりがたいです。一番驚いたのは、ロンの言葉遣いが汚いこと。彼はこんな子じゃないですよって言いたい。
松岡様、長い長い本の翻訳は大変だったと思います。ひとまずお疲れ様でしたと申し上げたいですがぜひ早速、改訂を考えていただけないでしょうか?
・「原書と日本語訳」
『ハリーポッター』シリーズのレビューは、時として賞賛と酷評にきっぱり分かれているようですが、それは原書と日本語版を読んだ方の違いではないでしょうか。わたしも書店で日本語訳を手にして愕然とした一人です。まるで違うのです。全体的に稚拙で子供騙しな印象を受けます。読んでいてとても退屈で疲れます。日本語としても極めて不自然です。“誰が何をした”という出来事は追っているかもしれませんが、行間に漂う心情や空気感は全てぶち壊しです。読書の醍醐味は物語の世界観に浸り、行間を感じ取ることにあるのに、第5巻を退屈・苦痛と感じた方はおそらくそれができないことによるイライラや不快感を持たれたのではないでしょうか。とにかく日本語訳のみを読んでローリング氏に評価を下すのは、まったく不当としか言いようがありません。
同じイギリスの文学で世界的に愛好者を持つ『シャーロックホームズ』は、非常に優れた訳者によって日本語訳されています(「新潮社」刊の延原謙氏によるものです)。時代背景や英国独特の文化、主人公の性格づけや謎解き、ユーモアにいたるまで、原書の持つ妙味やテンポをいっさい損なうことなく見事に再現されています。そればかりか、日本語としても一つの優れた作品として成立しているのです。大人になって原書を読むようになってから、訳者の仕事がいかに優れたものであったか気づかされ感服したものです。『ハリーポッター』シリーズにもそのような訳者との出会いが切実に望まれるところです。
翻訳とはいかにも難しい仕事です。もう一方の言語を知らない人に、別の言語でその世界観を伝えることは至難の業です。例えば『ポケモン』を英語にするのはさほど難しいことではないかもしれませんが、『水戸黄門』や『忠臣蔵』になるとどうでしょう。「印籠」や「御公儀」を何と言えばいいでしょう。「足袋」を「socks」(ソックス)と言い換えた時点で何かがこぼれ落ちてしまうような気がします。それと同じことが『ハリー』の世界と日本語の間でも起こっているのです。
映画では言語の力を借りなくても、圧倒的な映像の力で物語の世界観が表現されています。一目瞭然です。本ではそれができないだけに、訳者の方にはもっと細心の注意を払って最大限の努力をして頂きたいと切に願います。とはいえ、他の言語に移し変えた時点で“純度100%”でなくなってしまうのはやむを得ないことです。日本語訳でがっかりされた方は、日本語訳がおもしろくないことと原作がおもしろくないことは必ずしも同じではないことを心にとめられ、ぜひ原書にチャレンジなさることをお勧めします。
●Harry Potter and the Prisoner of Azkaban (UK) (Paper) (3)
・「聞けば新たな感動があります!」
英語の勉強になるかな、ぐらいの気持ちで購入しましたが、すっかり夢中になってしまいました。Stephen Fry氏の朗読が素晴らしいCDです。登場人物1人ひとりの声を丁寧に演じ分け、会話の部分は本当に複数の人がしゃべっているような気がしてきます。ハリーの元気な声、ルーピン先生のちょっと掠れた声や、リー・ジョーダンによるクイディッチの解説など、聞いているとストーリーにぐんぐん引き込まれていきました。クライマックスでは各登場人物のセリフに感情が込められ、本を読む時とはまた違った感動が味わえます。 Fry氏のブリティッシュ・イングリッシュはとても聞きやすく、本を見てなくても話が自然に頭の中に入ってきます。 3巻を原書で読んで面白かったという人にはぜひ聞いてほしいCDです。
・「装い新たに…」
Adult Editionの新装版です。なんといっても表紙が綺麗!各巻とも重厚な雰囲気の絵で子供版とはまた違った味わいがあります。(中身はもちろん一緒です)全巻揃えて本棚に飾るのもいいかもしれません。軽くて持ち運びも楽な大きさなので通勤中に読むのもおすすめです。
・「アメリカ版もイギリス英語で録音されているんですよ。イギリスのお話だからね。」
誤解をされている方が、レビューを書いている方に多い様なので、一言書きます。アメリカ版のオーディオブックも、勿論ちゃんとイギリス英語でナレーションされています。アメリカ版が元なので、単語やイディオム等が違うだけです。ちなみに、アメリカ版のナレーションをしているジム・デールは、トニー賞の受賞経験もあり、更に、このハリーポッターでグラミー賞も受賞しているという実力派です。私は、近所にあるパブリックライブラリーで、両方聞き比べてみましたが、アメリカ版の方がより気に入っています。
・「大人でも夢中になります」
ハリー・ポッターは翻訳本が出るたびに読んでいます。アズガバンの囚人も、最初からのテイストが全く変わらず、おもしろくてドキドキします。子供の頃、ピーターパンや不思議の国のアリス、メリー・ポピンズなどを映画で見たり、本で読んだりしたときに味わった想像の国に入って遊んでいるような気分です。人の名前やいろいろな固有名詞が覚えづらいのですが、子供たちは一生懸命覚えていて頭の柔らかさなどを感じてしまいます。子供の本だと思って、手を出しかねている人がいましたら、是非お奨めします。本当に一冊読み終えたときに何か幸せな気持ちになります。世界中が夢中になるのもなるほどと頷けます。
・「ハリーと脱走犯」
Azkabanとは、魔法使いにとってのアルカトラズというべき恐ろしい刑務所。 またもや伯母夫婦のもとで屈辱にまみれた夏休みを送っているハリーのもとへニュースがとびこんできます。 宿敵Voldemortの手先でハリーの両親殺害にも深くかかわり、Azkabanで服役していたSirius Blackが脱走したというのです。 Hogwartsの校長DumbledoreやRonの両親たちはSirius Blackはハリーの命を狙いにHogwartsへやってくるのでは、と懸念します。 大人たちの心配をよそに、ハリーは学校でQuiddith対戦に燃えたり、新しい教授Lupinのもとで護身術を学んだりして、愉しい学校生活を送ります。 ところが。。。厳重な警備にもかかわらず、Sirius Blackは見事にHogwartsに潜入してしまうのです。 そして次第に明らかになる両親殺害の新事実。 これまた最後まで一気に読んでしまいました。 マンネリにならず、ここまで読者をひっぱっていけるシリーズものも珍しいと思います。
●Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US)
・「面白いんですが・・・」
内容自体はとても面白いです。伏線の回収、大規模な最終決戦、主要人物のその後など、およそ必要と思われるものは全て網羅しており、最終巻にふさわしい作品だと思います。幼かった学生たちの成長した姿は感慨深いものがあります。ただ再三指摘されているとおり、今回も文章が読みづらくて仕方ありません。原文は知りませんが、読んでいて?と思うところが多々あります。前後の文と展開から補うことはできるのですが、表現力の不足は問題でしょう。翻訳した方は同時通訳の専門家と伺いましたが、海外ニュースの同時通訳を聞くときのような違和感と間の悪さがそのまま現れています。事実を伝えることだけが何より大事な通訳と違い、翻訳には読み易くそれでいて原作の雰囲気を壊さない技量が求められるのだと思います。その点を過去のシリーズから学んでいてほしかったのですが・・・。
・「訳と書式が、佳作を駄作にしている。」
ストーリー以前の問題。日本語が中途半端。下訳を読まされているようで心地悪い。音読をしてみるとよくわかる。名作の訳は、音読していると心地よいくらい。ハリーポッター日本語版は、それが皆無。
訳で表現できないから、書体の変化とイラストを無理やり差し込んでいるのが、1巻から気になっていたが、最終巻は酷すぎ。直筆の手紙の癖字だけ書体を変えるなんて愚の骨頂。児童書だから視覚に訴えないとダメと、思い込んでいるのか? UK版には文章しかないのに。
無名の作家の作品を見出した、という松岡氏の功績は認めたい。だからこそ、訳と出版は専門家にゆだねて欲しかった。そうすれば、後年に残るかもしれない佳作のひとつとなりえただろうに。ドリトル先生を見出し、井伏鱒二氏に膨大な下訳をゆだねた石井氏のように。7巻を読み通して、いろいろあったが、楽しく読めた事に免じて、★3つ。それ以上でも以下でもない。
・「スネイプ先生が好きな人は原書を読むべき」
全体的に少年マンガを英語で読んでいる感じでした。仲間とともに宝物探し、悪の集団との戦いがこの巻は多いです。戦いで多くの人が死にますが、全巻を通してこの最終巻が一番愛の強さ、愛の重要さを感じました。
愛の存在すら信じないヴォルデモートは、愛することをやめない男スネイプのことが理解できず、致命的な過ちを犯し、息子マルフォイへの愛からヴォルデモートを憎んでいるナルシッサに、重大な場面で裏切られ、ハリーを取り逃がし、命がけの母の愛を盾ににしたハリーに勝つことができない。
特にスネイプの場面は感動的です。日本語版だと「我輩は〜」という変な話し方をさせられていますがスネイブは普通の英語を話しています。年も30代です。スネイプ先生が好きな人は、原書で本物の彼に会ってください。
・「痛快、、、感動、、、そして涙」
読み終わった直後の大きな感動の中でこのレビューを書いています。最初は、Horcruxを探して放浪の旅をする前半の過程が結構長くて、読むのがつらいものが正直ありました。でも終盤、30章ぐらいから最後にかけての一気に盛り上がりは、作者がこのお話を13年でしたっけ?長年暖めてきただけあって、さすがです。特に、最後にHogwartsにHarryの仲間が結集して、VoldmortとDeath Eaterらにレジスタンスの戦いの総力戦におよぶあたりは、痛快を通り越して、感動しました。Orderの戦士らやダンブルドア軍団の仲間はもちろんのこと、Ronのご両親やネビルのおばあちゃんまで、登場。ピービス、House elfたち、壁に飾ってある肖像画の人物たちまで手に手をとって立ち上がるところは興奮しました。そして、その戦いのさなかに明らかになる悲しいスネイプの真実。私は、読みながら自分のほほを涙が伝わって流れるのをどうすることもできませんでした。(アラン・リックマンが映画でスネイプの最後を演じるのを早く見たい!)最初の本が発表されてから9年でしたっけ。映画でのイメージもあって、この本の登場人物たちがただの本のキャラクターの枠を超えて、いつの間にか懐かしい自分たちの友達のような気持ちになってきたのかもしれません。この7巻目を読まれる方は、私のように必ず、自分たちの友人の物語のように感じ、そして涙を流さないではいられないでしょう。日本語版は2008年の夏ごろということですが、待ちきれない方は、原書に是非挑戦してみてください。英語自体は、非常にわかり易く、入りやすいと思います。
・「ハリー・ポッター最終巻」
ハリーポッターが日本語訳され、初めて出版された時から常々言われていることだが、松岡氏の、まるで高校生が英語の教科書を訳したかのような文章が作品の雰囲気を損ねている。
「児童書」として割り切っているのかもしれないが、それにしても語彙が少なく、似たような表現が繰り返され、英国独特のジョークも巧く訳せていない。また工夫を凝らそうとして、イラストを随所に入れたり、大げさにおどろおどろしい字体に変えたりしているが、結果、日本語―カタカナの丸文字で墓碑銘が刻まれている洋風の墓石や魔法具の安っぽいイラストが随所に出現するので、一種のシュールさを醸し出すまでになっている。
ただ、最終巻は原作にも少し手落ちがあったように思う。終始バタバタとした感じで進み、ハリーが誰をも理解しようとせず、ひたすら自分を理解してもらえないと叫び、誰かを怒鳴りつけ、誰かを罵り、自分の世界で迷走しているだけだったというような印象を受けた。彼の価値観が目まぐるしく変わるので、軽率で軽薄な性格に思え嫌悪感すら持ってしまった。
また、この度の最終戦争では、敵味方多数死亡するが、彼らの死の多くは何をハリーに与えるわけでもなく、その家族や近親者がひたすら悲しんで、それで「終わり」なのである。彼らのことはそれ以上書かれることはなくポイと使い捨てされたような印象が拭えない。
後日談でもハリーの近況以外のことは殆ど書かれず、ありきたりなハッピーエンドの裏で、今まで壮絶に生き死んだキャラクターの多くは語られることはない。1,2巻のミステリー小説のような緻密なストーリー構成、説得力。そういったものが滑り落ちてしまったようだった。
●Harry Potter and the Order of the Phoenix (US) (Paper) (5)
・「ファンタジーの終り」
子供の頃、世界は驚きに満ち、大人は万能に見えた。 世界は不可思議だけれど、背後には整然としたルールがあって、ちゃんと分かっている大人は子供の手に負えない問題を何でも解決してくれるような気がしていた。
あるとき、何かがきっかけでそれが幻想であることに気づいた。すると突然、世界は混沌として不安定な場所になった。大人の力は以前ほど偉大でなくなり、自分は不当に扱われているような気がして、理由の無い敵意が胸に満ちているのを感じるようになった。
思春期というのはそんな時代である。そして、誰でも味わったことのあるようなそういう不安や苛立ちこそが、この第5巻でハリーが終始とらわれている感情だと思う。 5巻には、これまでのような、単純にスカッとするような展開はない。しかしそれは、魔法世界と現実世界がハリーの中で一致しつつあるということに他ならないのだ。
いまや魔法世界はハリーにとってファンタジーの世界ではない。普通の世界と同じように問題に満ち、ハリーはその問題と真正面から向き合わなければならない。そこにはもう問題を一発で解決してくれるような便利な魔法は存在しない。5巻を通して、ハリーは現実と戦いながらずっともがき続けている。
この巻で、物語はもはやファンタジーの域を越えている。ファンタジーの世界を楽しみたいと期待する読者は裏切られたような感覚を持つかもしれない。 しかし、小説としての質は確実にこれまで以上に高まっている。次巻でのハリーの姿に期待しつつ、ハリーの成長を見守るつもりで読んでもらいたいと思う。
・「期待どおり」
15才になったハリーの恋(あこがれのチョー)と、勉強(5年生にとっては、将来を左右する大事な試験)と、そしてヴォルデモートとの闘いは、期待を裏切らない、展開です。
しょっぱなから、法に触れたとして、聴聞会にかけられたり、悪の魔法使いに立ち向かう、「不死鳥の騎士団」の存在を知ったり、今年もハリーは大変です。そんななかでも魔法省から送り込まれたアンブリッジのえげつない改革には、ハリーとその友人達も怒りをかくせません。
今回は、ハリ-の友人達が大活躍!あのどじなネヴィルが特に著しい成長で、ハリーたちの秘密クラブにも参加します。そしてあこがれのハリーの前では口もきけなかったジニーが、ハリーと普通におしゃべりできるようになります。そのわけは?新しい、そして奇妙な友人ルナもみのがせません。彼女とハリーの共通点とはいったい?
もうみなさん噂できいていると思いますが、今回もまたある人が亡くなります。それはハリーにとって大切な人です。その後のハリーのリアクションには、涙を流さずにはいられません。
個人的には、回を追うごとにおもしろくなっていると思います。また、いつも本の前半は読むのに時間がかかりますが、後半は、休む暇なく読み続けてしまいます。次回作はどうなるのか、今から楽しみです。
・「最高です☆☆☆☆☆」
「4」の最後でVoldemortの復活をこの目で見、何か大変なことが起こりそうな不安を抱えたまま夏休みを迎えたハリー、おじさんの家がつまらないのはいつものことだけど、今年の夏は何故かロンもハーマイオニーもそっけなく、自分だけ取り残された気分。そんなある日、一見平和に見えるPrivet Driveに突然Dementorが現れ いとこのDudleyを襲う。思わず禁じられた魔法を使ってしまったハリーに 退学処分の危機。ハリーを魔法の世界から排除しようとする何者かの陰謀なのか?今回の敵は Voldemortだけではなさそうだ。
ただの子供向けのファンタジーだと思われがちなこのシリーズだが、第3作めくらいから始まったサイドラインも益々奥行きを増し、この第5作めでは完全にただのファンタジーの域を超えている。本作では ハリーの父ジェームズの意外な過去、スネイプ先生の苦悩、ハリーのシリウスへの思慕、思春期を迎えたハリーのやり場のない怒り、ハリーの初恋など 盛りだくさん。そして 本作では そもそも何故生まれて間もないハリーがVoldemortに命を狙われることになったのか、何故ハリーが毎年夏休みにはおじさんの許で過ごさなければならないのか など 今までの様々な疑問への答えが明らかにされる。
私がこのシリーズを通して一番好きなのは、物語のヒーローであるハリーが、いつも清く正しいヒーローとして描かれてないところ。確かにハリーは皆とはちょっと違う特別な存在だが、それ以外は 嫉妬もする、間違いも犯す、嘘もつく、普通の少年である。そして、数々の失敗を繰り返しながら、魔法使いとしてだけではなく、一人の人間として成長していくハリーの姿に、作者の、ハリーに対する、自分の息子に対するような果てしない愛情を感じる。もっと多くの大人にも読んでもらいたいし、9月の翻訳版発売が待ちきれない人は、是非英語版にも挑戦してもらいたい。
・「原書と日本語訳」
特にこの第5巻のレビューは、賞賛と酷評にきっぱり分かれているようですが、それは原書と日本語版を読んだ方の違いではないでしょうか。わたしも書店で日本語訳を手にして愕然とした一人です。まるで違うのです。全体的に稚拙で子供騙しな印象を受けます。読んでいてとても退屈で疲れます。日本語としても極めて不自然です。“誰が何をした”という出来事は追っているかもしれませんが、行間に漂う心情や空気感は全てぶち壊しです。読書の醍醐味は物語の世界観に浸り、行間を感じ取ることにあるのに、第5巻を退屈・苦痛と感じた方はおそらくそれができないことによるイライラや不快感を持たれたのではないでしょうか。とにかく日本語訳のみを読んでローリング氏に評価を下すのは、まったく不当としか言いようがありません。
同じイギリスの文学で世界的に愛好者を持つ『シャーロックホームズ』は、非常に優れた訳者によって日本語訳されています(「新潮社」刊の延原謙氏によるものです)。時代背景や英国独特の文化、主人公の性格づけや謎解き、ユーモアにいたるまで、原書の持つ妙味やテンポをいっさい損なうことなく見事に再現されています。そればかりか、日本語としても一つの優れた作品として成立しているのです。大人になって原書を読むようになってから、訳者の仕事がいかに優れたものであったか気づかされ感服したものです。『ハリーポッター』シリーズにもそのような訳者との出会いが切実に望まれるところです。
翻訳とはいかにも難しい仕事です。もう一方の言語を知らない人に、別の言語でその世界観を伝えることは至難の業です。例えば『ポケモン』を英語にするのはさほど難しいことではないかもしれませんが、『水戸黄門』や『忠臣蔵』になるとどうでしょう。「印籠」や「御公儀」を何と言えばいいでしょう。「足袋」を「socks」(ソックス)と言い換えた時点で何かがこぼれ落ちてしまうような気がします。それと同じことが『ハリー』の世界と日本語の間でも起こっているのです。
映画では言語の力を借りなくても、圧倒的な映像の力で物語の世界観が表現されています。一目瞭然です。本ではそれができないだけに、訳者の方にはもっと細心の注意を払って最大限の努力をして頂きたいと切に願います。とはいえ、他の言語に移し変えた時点で“純度100%”でなくなってしまうのはやむを得ないことです。日本語訳でがっかりされた方は、日本語訳がおもしろくないことと原作がおもしろくないことは必ずしも同じではないことを心にとめられ、ぜひ原書にチャレンジなさることをお勧めします。
・「重苦しい5巻」
正直言うと、ちょっと期待を裏切られた感じです。とにかく全体的に暗い。常に怒りと憎しみに燃えているハリーには魅力が感じられません。ハリーは主人公ですから、読者はいやでもハリーの感情に付き合わされる事になりこちらもイライラして気が滅入ってしまいました。それに加えて、人間同士のいがみ合いの多いこと。味方軍も仲間割れしがちというか、まとまりが感じられないというか…。(ヴォルデモート軍の方が団結してるのでは?)つまり、5巻の暗さはヴォルデモート軍が作り出しているのではなく、むしろ味方軍の人々だと思います。他の方も書かれてましたが、本当に皆の嫌な部分ばかり見える巻です。
それから、話に意外性がない。予想通りに話が進み、ダンブルドアが明!かした秘密も「えっ、たったそれだけ?」って感じでした。
もちろん、この巻には面白いと思える所もあります。個人的には、4巻までの懐かしい人々が大勢出てきたことが嬉しかったです。あと、Occlumencyのあたり、迫力があって好きです。
それでもやはり、5巻は期待していたほど楽しめませんでした。6巻以降では特にハリーの精神的な成長に期待します。
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