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自転車トラブル解決ブック (Outdoor)自転車トラブル解決ブック (Outdoor) (詳細)
丹羽 隆志(著)

「メンテナンスでは・・・」「この本を持っていたらほとんどの技術対応が可能だろう」「読者視点の一冊!」「初心者には強力な味方」「自転車初心者の強い味方!」


大人のための自転車入門大人のための自転車入門 (詳細)
丹羽 隆志(著), 中村 博司(著)

「これからちょっとはじめる自転車乗りに最高!」「ベテランも初心者も」「運動不足の中年男性(または女性)に光明」「自転車乗りの最初の本として最適」「入門より一歩進んだ一冊」


垂直の記憶―岩と雪の7章垂直の記憶―岩と雪の7章 (詳細)
山野井 泰史(著)

「日本よりも世界で知られている人。」「凍よりお薦め」「死と隣り合わせの登山の記録」「熱い思い出読みました」「アルパインクライマーは必読」


ミラクルトレーニング―七週間完璧プログラムミラクルトレーニング―七週間完璧プログラム (詳細)
ランス アームストロング(著), クリス カーマイケル(著), Lance Armstrong(原著), Chris Carmichael(原著), 本庄 俊和(翻訳)

「メニュー通り実践できれば、確かに凄い!」「自転車乗り」「いいねー」「実用半分、半分読みもの」「スポーツバイクに乗る人は…」


これで身につく山歩き100の基本―入門から中級まで (るるぶDo!)これで身につく山歩き100の基本―入門から中級まで (るるぶDo!) (詳細)
大関 義明(著)

「山歩きに自信が持てる本です」「超初心者にとって必読です」


ただマイヨ・ジョーヌのためでなくただマイヨ・ジョーヌのためでなく (詳細)
ランス アームストロング(著), Lance Armstrong(原著), 安次嶺 佳子(翻訳)

「人の使命とは?」「何人ものヒトに、伝えたくなる感動。」「昔からのロードレースファンも楽しめます。」「「うつ病」と自分」「ツールをつまらなくした人」


冒険手帳―火のおこし方から、イカダの組み方まで (知恵の森文庫)冒険手帳―火のおこし方から、イカダの組み方まで (知恵の森文庫) (詳細)
谷口 尚規(著)

「21世紀になったいま、あらためて読むべき1冊」「手ごろにサバイバルの為の知識が手に入る本」「ひと昔まえの少年たちをわくわくさせた…」「冒険手帳」「復刊してくれてありがとう。」


見てわかる!アオリイカのエギング (BIG1シリーズ (97))見てわかる!アオリイカのエギング (BIG1シリーズ (97)) (詳細)
杉原 正浩

「最適な入門書」「この本があればエギングデビューできます。」


狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (中公文庫)狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (中公文庫) (詳細)
佐瀬 稔(著)

「「神々の山嶺」のモデル」「現代人の忘れ去った何か」「感動しました・・・」「我慢できなかった人」「熱い魂に感動しました」


長谷川恒男 虚空の登攀者 (中公文庫)長谷川恒男 虚空の登攀者 (中公文庫) (詳細)
佐瀬 稔(著)

「長谷川恒男という人間の魅力」「長谷川恒夫についてもう少し詳しく書いて欲しかった」「人間長谷川恒男についてもう少し掘り下げられていると良かった」「世界屈指の登山家」「長谷川恒男という男を正面から描き出した一冊」


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▼クチコミ情報

自転車トラブル解決ブック (Outdoor)

・「メンテナンスでは・・・
私は自転車を乗り始めて約六ヶ月でメンテナンスやトラブルに備えて何冊もメンテ関係の本を購入したなかで、この本が一番使用しやすかったです。実際この本を持っていない時にフロントディレーラー付近から異音が感じられ、私が持っている中の本で対処できるかと数冊のメンテ本と睨めっこしていましたが、今ひとつ説得力のあるものではなかったので、自転車を購入したプロショップへもっていきました・・・その結果、自分の持っている本では対応し切れていなかったので、今回トラブったときの内容を書いてある本はないかな〜と探していて巡り合えました。私みたいな初心者でも自転車がトラブった時には大変参考になる良い本で持っていて損は無いと思いますよ!

・「この本を持っていたらほとんどの技術対応が可能だろう
この本は、マウンテンバイクを例に、トラブルに限らずありとあらゆる技術的説明をしてくれる。写真をふんだんに使っているので、私のような初心者にもとてもわかりやすい。私は、クロスバイクの初心者だけれど、ドロップハンドルのこともちゃんとでていて、この本を持っていたらほとんどの技術対応が可能だろうと思う。

・「読者視点の一冊!
クロスバイクのタイヤを交換したい!ということで本書を購入しました。写真付で細かく解説されており、初めてのタイヤ交換でも迷うことなく進められました。自転車の修理からポジションの取り方まで書かれており、初心者には非常に便利な一冊です。

本のカバーや紙の質も油で汚れた手でも使えるように加工してあり、思いやりがある点でも高く評価できます。

・「初心者には強力な味方
自転車と付き合っていく上で必要なメカの保守から乗車姿勢の工夫、疲労対策まで、あらゆることが、丁寧な図解で説明されており、初心者から中級者までとても役に立つ内容が満載されています。また、装丁も、携行に配慮して厚手のビニールカバーと堅牢・コンパクトな製本になっており、実用性も十分。非常時のために、サドルバッグに常備しています。何冊か類書を立ち読みした結果、これが一番充実していて良かったです。コスト・パフォーマンス(価格が安く情報量が多い)は抜群です。大満足しています。

・「自転車初心者の強い味方!
通勤用にママチャリからクロスバイクに変更。

修理もパンクくらいしかできない私でもこれ一冊でかなりの事に対応可能であろう。

チューブ、タイヤ、チェーンなど消耗品の交換はもちろん、体に負荷が強く掛かり痛みが走る場合はココを調整せよ!などかなり痒い所にも手が届く丁寧な作りに感動。

これを作った人間たちは自転車を尋常ではないくらい愛している方々だろう(笑

サイクリングに必要な装備の身につけ方や車への積み方や輪行袋への入れ方など初心者から熟練者まで網羅できる内容。

これまでインターネットサイトなどで確認していたが書籍だと携帯性も高く見やすいのでかなり助かりました。

金の掛った愛車に御乗りの方は必須アイテムだろう。オススメ!

自転車トラブル解決ブック (Outdoor) (詳細)

大人のための自転車入門

・「これからちょっとはじめる自転車乗りに最高!
まさに読みたかった本である。42歳にして自転車で通勤をやってみようと考え、疋田さんの本でちょっと勉強してクロスバイクを購入してみたが、実は基本的なことからさっぱりわかっていない。もしもパンクしたらどうしよう、などと不安になってしまう。もちろん疋田さんの本にも解説はしているのだが。

で、この本である。健康にいかにいいのか、から始まり、自転車の種類、ヘルメットなどのプロテクタ、ウエア、工具など必要なものを写真つきで説明してある。自転車に乗るための姿勢や、地図の見方、ロードマップと地形図の比較、メンテナンスの仕方まで。それにかなり詳しいのがペダリングのスキルアップについてである。

問題意識すらなかったテーマに光を当ててくれて、大変参考になった。私のような「これから」の自転車乗りにまずは読んでもらいたい一冊だ。記述してある内容の幅の広さに驚愕してみよう。

・「ベテランも初心者も
 実に*十年ぶりにスポーツサイクルの魅力の虜となった「オヤジ」にとって、今更聞けないあんな事こんな事が懇切丁寧に書かれています。 この本に導かれて、バイク用ヘルメットを始めとする一寸前なら「え〜っ!」と偏見の眼で眺めていた品々が我が家に揃いました。使ってみるとその指摘の的確さに目の覚める思いがします。 書き方も、若い人にありがちな気負いもなく、おじさんにありがちな自慢もなく、非常に説得力があります。これを読んで得たものは価格を上回ること数十倍です。

・「運動不足の中年男性(または女性)に光明
本書は入門書とはなっているが、初心者からベテランまで、大変面白いハンドブックだ。まず、生活習慣病予防やスポーツ医学の観点から、多くの事が語られる。ここで、たるんだ腹のシェイプアップに、光明を与えてくれる。自転車が、いかに健康に良いのかが、語られるのだ。

次に、自転車に乗るための精神論が説かれる。これは、自転車のみならず、人生においても大事な事だ。また、女性をうまくサイクリングに誘い出す方策なども、伝授される。

本書が強調する点は、まず50km走破、次に100km走破を目標とする事だ。私は50km程度は、簡単に走ってしまう方なのだが、100km走破はけっして容易ではない。本書は、この間の壁はかなり高い事を教えてくれるが、まさにその通りだ。もちろん、無理は禁物である事は、言うまでもない。

その他、体温調節、サドル摩擦による内股炎症対策、紫外線対策、安全対策、故障対策などの問題山積で、これらの事全般が、要領良く、総合的に解説されている。

広く浅くの本書には、明確な主張がある。私は本書を愛する。

・「自転車乗りの最初の本として最適
「35才から」という副題につられて購入しましたが、基本はほとんど網羅されていると思います。とっつきにくい専門用語もないし、もっと深く追求したい方は別の本へ進めばOK。また、長く自転車生活を楽しんでいる方でも再認識できる項目もあり。絶対お得な本と思います。

・「入門より一歩進んだ一冊
自転車に乗りたい!と思ったときに参考になる本です。どんな自転車に乗りたいのか、どんな用途で使いたいのかを頭の中で整理するにはいい一冊です。シティサイクル、クロスバイク、ロードバイク、MTB。様々な種類の中から何にしようかな、と考えるのも楽しいです。さらに、自転車と一緒に何を買ったらいいかのアドバイスもあり、一歩踏み込んで書いているといった印象を受けました。

大人のための自転車入門 (詳細)

垂直の記憶―岩と雪の7章

・「日本よりも世界で知られている人。
世界最強の単独登山家、山野井泰史さんの自著。ヒマラヤ・カラコルム山脈でのクライミングを中心に7章に分けて、その模様と心境を載せている。専門用語が多いので、クライミングの知識が少ない人が読むと苦労するかもしれないけれど、山野井さんの山に対する想いは通じると思う。

日本では「目立たず世間に出てこない登山家」世界では「他の誰も到達し得ない稀代な人」という扱い。もともと山野井さんが目立ちたくない人だから仕方ないんだけど、日本はこういう人をもっと取り上げた方が良い。イチローや北野武に匹敵する、途方もない人なのだから。

・「凍よりお薦め
 人は命をかけて物事を成し遂げようとするときに、超人的な能力を発揮でき、生きている実感を得るのだろうか。そのような境地に達している彼は、最も幸せな人生を過ごしていると思う。 残念ながらとても真似はできないが、この本により、彼をもっと知りたい、応援したいという気持ちになった。凍もなかなか良いが、こちらのほうが、より山野井氏の肉声が伝わるので、その分感動がある。沢木さんはこの本を読まずに凍を書ければよかったのに。凍は星4つ半、この本は星7つ分の価値があります。

・「死と隣り合わせの登山の記録
クライマー山野井泰史による自伝的な登山記録。著者は、単独で数多くの危険な岩壁や高所登山を実践しており、その業績は、国内よりもむしろ海外において高く評価されている。文章は上手いとは言えないのだが、内容だけでなく文章のスタイルも、死と隣り合わせの登山を繰り返してきた著者ならではのものであり、読み始めるとぐいぐいと中身に引き込まれてしまう。また、登山記録の間に挿入されている生活、妻、友人などについての短いエッセイは、超人とも思える著者の人生観や日常生活をうかがい知ることができ、興味深い。

・「熱い思い出読みました
私はまったく山登りには縁がありませんが友人に勧められて一気に読みました。登山家と言えば田部井淳子さん野口健さんしか知りませんがこんなすごい登山家が日本に居るとは知りませんでした。

マスコミの報道はどれだけ高い山を登ったかだけですが、「垂直の記憶」で山登りにもイロイロあり、ノーマルルートを大勢で登ったり、酸素ボンベイを使用したりしている登山家がほとんどなのに山野井泰史さんは未踏ルートをたった一人で酸素ボンベイを使用しないとは驚きです。

とくに多くの登山家が資金はスポンサーが出しているのに山野井さんは富士山の強力をしながら資金をためて登山をしている事にも感動しました。第7章は夫婦での奇跡の生還にはらはらどきどきの連続でした。

・「アルパインクライマーは必読
世界的にも最先端のクライミングを実践してきた山野井氏が初めて自書した一冊。この本は主にヒマラヤとカラコルムでの高所クライミングを7つの章に分けて書いている。いずれの章からも,氏が置かれた厳しい状況の中で何を考え,どうやってそれを乗り越えてきたのかが,文字からイマジネーションとなって読者の中に入り込んでくるだろう。

同時期に発刊された鈴木謙造氏の遺稿集もそうであるが,極限での登攀と,それに飲み込まれてしまわないセルフコントロール。そしてそれを終え,安全な場所に戻って何を思うか。自分とクライミングの関係を改めて考えさせられる。

垂直の記憶―岩と雪の7章 (詳細)

ミラクルトレーニング―七週間完璧プログラム

・「メニュー通り実践できれば、確かに凄い!
綿密なトレーニングメニューに驚かされる。

体脂肪を数%下げる為に、食生活まで指導される。

それも含め、全ては勝利の為。

僕が経験した事の無い「血の滲むようなトレーニング」がココにある。

継続は力なり、確かにそうだね、続ける力(精神力)の問題です。

・「自転車乗り
2004年アイアンマンジャパン、バイクパートで失敗しました。力不足を認識しました。本書を再読し、来年のリベンジを誓いました。

本書はライディングポジションの取り方から練習方法、食事のとり方まで丁寧に書かれている。しかしながらサラリーマンアスリートは本書をそのまま実践することは不可能。本書のエッセンスを参考に1年間の練習のヒントにしていくつもりです。

なお、アームストロング本人について知りたければ「ただ、マイヨ・ジョーヌのためでなく」を読むことをオススメします。スポーツしている人は泣けること間違いなしです。

・「いいねー
自転車暦4年目の今年 こんな本に出合えてよかった ヒンカピーの最大心拍数がランスより、、、いろいろなことがわかる 結果が出るのはまだ先だけどいろいろな自転車関連の自伝 他伝書物より面白いのは じじつji-ji-tsuです やる気にさせる本ではここ二年くらいで一番ではないでしょうか ネコパブリッシングの特集にもあるけど

カーマイケルの意見はためになるよー

・「実用半分、半分読みもの
 アームストロング・ツール四連覇後に出版された作品。既に前人未踏の六勝を連覇で成し遂げているが、彼のトレーニング面での秘訣を知る事ができる本だ。他のレビューアー様と同じく日曜ライダーには実行不可能と思うが、読んでいるだけでそれなりに強くなった気にはなる。彼の常識を翻した高回転ペダリングと比較的前傾姿勢の緩やかなフォームはプロライダーにも影響を与えつつある。なにしろコンパクトドライブまで使用するプロライダーまで現れたくらいだ。そうしたペダリングスキル、クライミングテクニックなども書いてあるので、日本のアマチュアレーサーにも実用書として役に立つ部分も多いと思う。減量法に役立つ練習メニューも面白い。

 読後感じたのは、サイクルロードレースは過酷なスポーツでそれなりの成績を上げるには犠牲にしなくてはならない欲求も多いという事だ。体脂肪5%維持など目が回りそうだ。自分も含め実行出来ないライダーにも読んで面白い本なのでオススメです。

・「スポーツバイクに乗る人は…
ランスのように世界最高峰の人でなくても十分理解でき、楽しめる内容でした。

ただある程度知識がある人には半分くらいは必要ないかなって…。(でもコラムっぽいのがチョコチョコあるから、そーいう部分は楽しめます)

個人的に良かったと思う内容は、一般道を走るうえでの心得!速く走れることも重要だけど、安全に走れるってのはもっと重要だと思います。

あと本題のトレーニングの方は、全くの初心者・中級・上級と別れているので、それぞれご自身に合ったものが出来ます。それに走る以外にもポジションやリカバリーの仕方・必要性等、自転車に乗る上で必要なことは一通り書いてあります。

ミラクルトレーニング―七週間完璧プログラム (詳細)

これで身につく山歩き100の基本―入門から中級まで (るるぶDo!)

・「山歩きに自信が持てる本です
健康とひまつぶしと歩いた後のビール(!)のためにハイキングをはじめました。といっても、技術も体力もない自己流歩き方ゆえ、高尾山や陣馬山がせいぜい。ウェアだけは一人前なんですけど……。そこで見つけたのがこの本。驚いたのは、写真で細かく説明している×な歩き方が、すべて私にあてはまること。ナント…これなら、疲れるわけだわー、と反省&納得。山歩きの基本を頭に叩き込み、さっそく梅雨の合間を縫って三頭山にチャレンジしてきました!! ブナの緑の素晴らしかったこと。消耗しないで歩くコツと下りのテクニックなど、著者の解説するわかりやすい基本は、ホントに身につきますよ。なにより山歩きがこんなに楽しいものだったなんて。サークルとかスクールが苦手な自己流山歩き屋さんにぜったいおすすめです。

・「超初心者にとって必読です
山歩きをはじめようとウェア類を買ってしまってからこの本に出会いました。「レベルに合わせた装備の揃え方」(P.98以降)を読んでから、靴、ウェアを揃えても遅くはないと思います。

歩くときは「バテない歩き方のコツ」(P.116以降)を参考にするとよいでしょう。

ほかにも携帯電話の使用方法やトイレ(「キジ打ち」(男性)、「花摘み」(女性)とか言うそうです)という細かいポイントも詳しく書かれています。

ただ、「山と文学」(P.184)に「神々の山嶺」が載っていないことが残念でした。

これで身につく山歩き100の基本―入門から中級まで (るるぶDo!) (詳細)

ただマイヨ・ジョーヌのためでなく

・「人の使命とは?
 この本での私が一番刺激を受けた言葉は「ツールドフランスの勝利者と言われるより癌生還者と言われたい。」です。私は昔、自転車競技をやっていたのでこの言葉が信じられませんでした。約3週間でフランス一週、約4000キロ。しかもアルプスやピレネーといった山脈をも走る世界一過酷な自転車レースといわれ、それに勝つことはロードレーサーとして世界で一番であることを証明し、最高の名誉なのになぜなのだ、と思いました。

 しかし、本を読んでいくうちにそれが納得いくようになりました。癌に勝つことの意味、癌に勝った者だけが手に入れられもの。体験した人しかわからないこれらはとても大きな力を持っていることを教えてくれました。そして著者は癌に勝った者の使命について考えています。私!は、癌になった人だけが使命をもっているのではなく生まれた人は何かしらの使命を持っていると思い、自分の使命について考えさせられました。この本はとても深いと思います。そしてとても大切な問題について考えさせてくれるいい本だと思います。

 また、癌の症状、本人や周りの人の感情が生々しく表現されていて辛さが容易に想像できます。そんな状況でも常に勝とうとする気持ち、ポジティブな気持ちで闘っています。読むときっと何事にも勝てるというポジティブな気持ちになれると思います。

・「何人ものヒトに、伝えたくなる感動。
3600Km以上もの道程、しかもアルプスの山々を越える21日間を制したのが、ガンからの生還者なのだ、などと誰が想像できるだろうか。フル・マラソンよりも過酷なレースを連続して3週間も続けているロードレーサーたちは、それだけでスーパーマンであるにも関わらず、その最高峰であるツール・ド・フランスに連続優勝したのが抗がん剤でボロボロになった体を再び鍛え上げた人間だとは。

あるキッカケで、ヒトは途方もない精神力や忍耐力、復元能力といった力を発揮できるのではないか、またそれが自分にも備わっているのではないかと勇気づけられる感動の一冊。

がん研究のための基金を設立し、自らも活動するなど、社会的責任をも果たしているランスのボランタリティにも感心した。

・「昔からのロードレースファンも楽しめます。
1988å¹'アメリカ人グレッグ・レモンのあのアルãƒ-スでの劇的な勝利以来、ツールはã-ばらくミゲール・インデュラインのものだった。ã-かã-、インデュラインはステージ優勝ã‚'勝ちå-るã"となくツール5連覇ã‚'成ã-遂ã'た。

ツールのファンからすると、「インデュラインは偉大なチャンãƒ"オンだが」というのが正ç›'な感想。つまり、今のF1チャンãƒ"オンシューマッハのようなものか。ツールのファンはもう一度、あのレモンのような鮮烈な力強いライダーã‚'å¾...ち焦がれていた。

そã-てついに、1999å¹'それは起ã"った。そいつは個人タイムトライアルでなと前に出走ã-た選手ã‚'追いぬいてステージã‚'飾ったのだ!さらにあのアルãƒ-スでä¸-界のトッãƒ-ライダーとäº'è§'に渡り合い、おぉ!上りでついに単独ステージ優勝ã‚'成ã-遂ã'!たのだ!!「アルãƒ-スã‚'制するものはツールã‚'制す」

æ˜"から言われるã"の言è'‰ã«å½ã‚Šã¯ãªã„。私はグレッグ・レモン以来の本物のアメリカン・ライダーの登å 'に胸ã‚'躍らせた。そã-てそいつがå...ƒç™Œæ‚£è€...で、そã"から復帰ã-たというのã‚'聞いて本å½"にè...°ã‚'抜かさã‚"ばかりに驚いた。(私は不幸にも身å†...ã‚'何人か癌で亡くã-ている)そいつの名前は「ランス・アームストロング」

そのå¹'のツールã‚'制ã-たそいつの名前は忘れようとも忘れられないほどの印象ã‚'残ã-、私の脳裏に刻み込まれた。

それから何å¹'かã-て本書ã‚'手にã-た。ã-かã-、本書はありがちな表現だがいい意å'³ã§ç§ã®æœŸå¾...ã‚'裏切ってくれた。そã"に書かれているのは本å½"に悩み苦ã-み、希望ã‚'信じて行きようとする等身大の人é-"の姿だった。そã-て何より本æ›!¸ã¯ã•りã'ない優ã-さと強さã‚'持って、時に励まã-時にそっとなぐさめてくれる。

ç"Ÿãã‚‹ã"とは辛いã"とだ。ã-かã-、それでもç"Ÿãã‚‹ã"との意å'³ã‚'本書は静かに教えてくれる。

自転車レースとか、癌とか、そã‚"なã"とはどうでもいい、ただ、ç"Ÿãã‚‹ã"とについてã"れほどの良書はないというのは極è«-すぎるだろうか?

以上。

・「「うつ病」と自分
この本のあらすじとしては

一度一流の自転車選手になったランス・アームストロングは25歳のときに睾丸癌を発症する。

長くつらい闘病生活の末、癌は消えたが、その後の一年は再発を恐れて過ごし、完全に直ったあとは、元の生活に戻る為のあらゆる困難に直面する。(特に一度自転車選手として復帰したが、自転車選手としてのつらい生活が嫌になってしまい、地元に帰って自堕落な生活を送るが、周りの人間に支えられながら再び復活を決意するくだりが自分は好きだ。)しかし、「僕の人生は長くつらい上り坂を上るためにある」と思いを定め、癌の発症から二年後、見事に自転車選手として復活し、次の年には「ツール・ド・フランス」で優勝する。

といったなかで本人が感じたり、考えたりしたことが赤裸々に語られている。

ランス・アームストロング、同じ人間とは思えないほどスゴイ男だが、この本では、人間的な弱さも告白している。

この本は自転車競技についても分かりやすく書かれてはいるが、本質的には癌を患った患者に対して、「勇気を持って立ち向かえ」という強烈なメッセージを送っている、

自分も彼のように自分の病気について、徹底的に調べ、積極的に直す努力をしていこうと思った。

なぜなら、自転車できつい上り坂を登るつらさは、私にもよくわかるし、それはまさに人生を生きていくことに、よく似ていると私も感じたからだ。

・「ツールをつまらなくした人
正直にいって本を読んでアームストロングが嫌いになった。自転車競技でいえば彼の所属しているUSPOSTALは金にあかしてピークを過ぎた有名選手をアシストとして揃え(まるで巨人軍の如し)、勝って当然と思えた。個人のタイムトライアルで勝てないチャンプはどうなのでしょうか。チーム制とはいえ最後は個人の力で勝つというのがロードレースではないでしょうか。同じアメリカ人のジャック・レモン、スペイン人のミゲール・インデュラインといった歴代のチャンピオンに比べて不遜な感じがする。彼が病気から復活した点、トライアスロンという違った分野から転身した努力の点は評価しますが、この本では美化し過ぎていて途中で読むのをやめたくなった。価値観の問題でしょうが、立ち読みしてみてから買ったほうが後悔しないのではないでしょうか。

ただマイヨ・ジョーヌのためでなく (詳細)

冒険手帳―火のおこし方から、イカダの組み方まで (知恵の森文庫)

・「21世紀になったいま、あらためて読むべき1冊
この本は、約30年前に出版された本の再販で、当時は”21世紀ブックス”というシリーズの1冊でした。今かんがえるとよくできたネーミングです。

ニワトリやウサギを食べる方法について、なんと捕獲・解体するところから解説があります。おそらくそのような機会は、当時でもなかったと思いますが・・・。

野草はもちろん、およそ栄養源になるものはなんでも”食べられる”ものとして紹介するあたり、サバイバル本としての突き抜けぶりは、今でも他の書籍をよせつけない魅力があります。その範囲たるや、昆虫から"ニンゲン"まで、インディ・ジョーンズの世界以上!

さすがに、オリジナルそのまま復刻とはいかなかったようで、出版コードに引っかかったであろう記述が、不自然な格言ものに差し替えられています。(原文は、ある原住民の食の風習)ただこれは、次のページのイラスト(食べられる動物一覧)と連動したギャグが成立しなくなってしまった点で残念ながら改悪と感じました。それよりは腹筋するとき足を伸ばしきったイラストのほうが時代遅れで問題だと思うのですが。

いずれにしても、再販にこぎつけた出版社の努力は★5に値すると申し上げて差し支えないでしょう。

高度経済成長時代にかつて読者であった少年がオトナになり、作り出したこの21世紀。自然から遠のいた私たちが、もう一度思い出すべき”何か”をきっとみつけられるのではないでしょうか。

・「手ごろにサバイバルの為の知識が手に入る本
この書籍の元は1972年?に出版された同名本の復刻版。私は中学の頃入手し読んだが、懐かしさでまた購入したしまった。(当時購入した原本はすでにどこかに紛失してしまったので・・・)挿絵も豊富であり、小学生高学年以上であれば、十分に読みこなせる事が出来る。原本は古いが、その内容は今でも十分に役に立ち、決して時代を感じさせることは無い。地震や台風などの天変地異が多い昨今、肩がこらずにサバイバル知識を得る為には安価でオススメできる本です。是非ご一読あれ。

・「ひと昔まえの少年たちをわくわくさせた…
 1972年(33年前!!)刊行の文庫復刻版。当時、少年たちの冒険心をかきたててやまなかった名著だという。 読んでいるとたしかに昭和30~40年代の雰囲気がそこかしこに感じられ、古き良き市井にタイムスリップする感じ。当時の少年たちの純真で素朴な遊び心がしのばれる。イラストと文章をたどるだけでも十分楽しいが、さすがは「冒険手帳」と銘打っているだけあって、内容はしっかりしている。

・「冒険手帳
僕も21世紀ブックス版、ガムテープで補修したやつをまだ持ってます。うーむ、間違い無く手に入れます。今でこそこの本に書かれている以上の知識や情報を得る事は容易いですが 非常に大きな世界(夢?)をこの本からもらった事は間違い無いです。

同時に21世紀ブックスから出ていた同著者の「おもちゃの作り方」も復刻するべきだと思うのは僕だけでは無いはず。いや、持ってるけど絶対買うんで出して下さい。

・「復刊してくれてありがとう。
子供のころ、何度も何度も熟読した本。どこかにいってしまったのだが、これを見つけたときは欣喜雀躍した。

小学3年生の息子が、今、むさぼり読んでいます。夏休みにいい本を手に入れることが出来ました。

男の子には、絶対お薦めです。

冒険手帳―火のおこし方から、イカダの組み方まで (知恵の森文庫) (詳細)

見てわかる!アオリイカのエギング (BIG1シリーズ (97))

・「最適な入門書
分野としては"エギング"というものは新しいジャンルの釣り方になります。様々な解説書やビデオが販売されていますが、入門書として本書はすばらしいと思います。エギングの全体像がわかりやすく解説されていて、臨場感抜群です。DVDで解説しきれなかった部分を、本の記述が上手にホローしています。見終った後に「釣りに行こう!!」をいう気持ちになることは間違いありません。

・「この本があればエギングデビューできます。
今からエギングデビューをしようと思っている人は一度観る価値ありです。エギングの基本を過不足無く、とっても解かりやすく解説してあります。道具の選定、リールへの糸の巻き方、ラインの結束方法、エギの選定、ドラグの設定方法、投げ方、着底の見極め方、シャクリ方、ダートのさせ方、あわせのタイミング、ギャフの使い方、イカの絞め方、エギのメンテ方、墨で汚れたエギの洗い方、など周りに経験者がいなくともデビューまでたどりつける内容です。経験者の人が基本をおさらいするのにも良いかもしれません。私も教えてくれる人などおらず基本を知らないため、自信の無い消極的なキャスト&シャクリでしたが、これを観てからは自信をもってやっています。自信を持つとエギも思うように動くようになり、基本とその大事さまでも教えてくれた1冊でした。

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狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (中公文庫)

・「「神々の山嶺」のモデル
森田勝こそ夢枕獏の「神々の山嶺」に登場する「羽生」その人だ。最後に命を散らした山こそ違うもののクライマーとしての足跡はほぼ一致する。

ただし、実物の森田勝はもっともっと痛々しいくらい自分の夢に正直に向き合った人だったのではなかったのか。我々「社会」人にとって何時の間にか常識となっている様々な「妥協」とは正反対にいた森田の生き方はそれゆえに周囲との様々な衝突を招いている。しかしその精神のなんと純粋なことか。胸が痛くなり心が洗われる一冊。

・「現代人の忘れ去った何か
森田勝は、我が身の不遇に対する怒りをぶつけるため、情熱の全てを山に賭ける。その執念は、恐ろしいほど激しい。特に、「谷川岳滝沢第三スラブの積雪期初登攀」神話はすさまじい。金銭的理由で山岳会の海外遠征に同行できない悔しさを晴らすために、登り尽くされた谷川岳のバリエーションルートの中から誰も見向きもしない危険だけのルートで初登攀を為す。

山以外での社会生活は困窮を極め、何人かの友人(ザイルパートナー)も去っていく。それでも、着実に努力し続け登山家としての地位を築いてゆくが、彼の後世は不運続きだった。1 初めての海外遠征では一冬に三大北壁(アイガー、マッターホルン、グランドジョラス)を一機に登ろうと試みるが、最初のアイガーで隊員の怪我のため敗退2 第二次RCCエベレスト登山隊に選抜され、秋季南壁ルート登頂を狙うも、悪天候による隊の方針変更で敗退3 K2では1次アタック隊の人選に漏れ、個人的感情から勝手に下山してしまうという、規律違反を犯してしまう。4 そして、長谷川恒男を意識し続けたグランドジョラスである。彼の三大北壁登攀の動向に刺激され、彼より先のグランドジョラス初登を狙うが、瀕死の重症を負い敗退する。そして、あきらめきれずに自身のため翌年再挑戦するも、遂に命を落とすのである。

激しく彼を突き動かしていた山への執念は、常人の想像を超えたものである。夢枕獏著「神々の山嶺」の羽生は、森田がモデルであろう。森田の人間臭さ、執念に、現代人の忘れ去った何かを感じさせられる。

・「感動しました・・・
愛して攀るというよりも、怒りを叩きつけるようにして、憑かれたように岩壁へと向い続けた天才クライマーの、あまりに壮絶な人生に涙が出た。著者の端正な文章が、クライマーの人間像を鮮やかに浮かび上がらせ、読後も心の奥深くに何かが響き続けるような本だ。

森田という人間の、不器用な純粋さにひたすら心打たれた。

ただの山岳小説に納まらぬ、素晴らしい内容。山をやる人にも、やらない人にも、是非おすすめしたい一冊。

・「我慢できなかった人
 1980年に山と渓谷社から出た単行本の文庫化。 稀代のクライマーであった森田勝の生涯をドキュメンタリー風に描いた一冊。森田の特異な性格がすごい迫力で描かれており、圧倒された。 森田は子どものような男だった。自分の好きなものにはのめり込んでいくが、嫌いなものはすぐに放り出してしまう。他人への気遣いなどは微塵もなく、自分の思い通りに行かないとすぐに拗ねてしまう。そうした性格は時に素晴らしい登山家を生み出す。しかし、やはり超一流にはなれないのだ。森田も栄光を掴むことは出来ず、悲劇の死を迎える。 人間ドラマとしての傑作だと思う。 とはいえ、身近に森田のような男がいたら、とても耐えられないだろう。

・「熱い魂に感動しました
「なぜ?」「もっとこうしたらいいのに」なんて森田さんに語りかけたくなりました。そうしないのが、彼流なんだ。とにかく、魅力のある人だと思いました。彼の生き様が心にじーんときました。

狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (中公文庫) (詳細)

長谷川恒男 虚空の登攀者 (中公文庫)

・「長谷川恒男という人間の魅力
私は山を登る人ではない。そんな私が登山家である長谷川恒男の本を手にしたのはパキスタンのフンザでの話があったからである。長谷川氏はフンザ近郊のウルタルという山で遭難死したのであるが、晩年はフンザに学校を建てるなどの貢献をし、フンザでは最も有名な日本人であった。そのような経緯でこの本を読んでみようと思ったのである。

登山家という人種はやはりある種の変わり者、偏屈ものというイメージがある。まさに「山の男」のイメージである。長谷川氏もその範疇に入る人物である。高度成長期の少年・青年時代の挫折と山との出会い、山の世界での成功からさらなる魅力と成功を求めての遍歴・・・長谷川氏の人生と共に他の稀有な行動力と精神力を持った登山家たちとの邂逅・遍歴をまじえながら昭和の時代の「山の世界」についても丹念に描き出している。

私が一番印象に残ったのはやはり長谷川氏の成長と変化であろうか。当初は自分の実力に自負のある若者にありがちであるが、他人を蹴落としてでも、一種のだまし討ちに近い形であろうと地位と名声を求める姿から、一種の権威となり、自分を主張するだけでなく、後進を育てたり、外の世界への貢献を果たしていくことになる後半生といった変化の姿である。また、さらなる高みを求め、体力の衰えと戦いつつ、歴史に名を残そうと奮闘する姿である。

山の世界というのは私とは縁遠い世界であるが、長谷川恒男という一個の人間の魅力を知ることができたのは望外の喜びである。

・「長谷川恒夫についてもう少し詳しく書いて欲しかった
長谷川恒夫が生きた時代の山岳界についての記述が多く、私はもっと、長谷川恒夫自身のエピソードを知りたかった。長谷川恒夫を知る知人の話ではとてもやさしい人だったと聞いています。本書の中にも人懐っこい人だとの記述もあります。私は彼の人柄を表すエピソードをもっと知りたかった。

又、その時代の山岳界について何も知らない私にとって、話が断片的で良く分からない部分が多々あり、小説と異なり事実をつなぎあわせなくてはならないところにノンフィクションの難しさがあるように思えました。

私が長谷川恒夫を知ったのは14年程前です。長谷川恒夫カップの第一回目が行われた時に、私の仲間、といっても、山岳ではなく、自転車を中心としたトライアスロンの仲間がすごいレースが出てきたという事で、レースに参加するという話を聞いて長谷川恒夫を知りました。又、最近、若い人たちが長谷川恒夫カップに興味を持つ者が出てきたので、長谷川恒夫がどのような人だったのか、知りたくこの本を読みました。

ヒマラヤのウルタル峰でなだれで死んだであろう長谷川恒夫をベースキャンプから望遠鏡で見た時の昌美さんの思いと、いっしょに登攀した星野の奥さんの富士山での事故の場面を読んで登山家とはなんとあわれと思いますが、自分の命を顧みずに自分の思いを貫き通すその思いの強さといいますか、子供のような健気さを感じ、私も分かるような気はしますが、私とは全く別の次元の思いであろう事を感じました。

最後に読み終わって、超一流登山家の壮絶な生き方が私の中に残りました。これもやはり登山家のノンフィクションだからでしょうか。

・「人間長谷川恒男についてもう少し掘り下げられていると良かった
世界でも指折りの登山家 長谷川恒男にまつわる話。同著者の森田勝にまつわる書籍(狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (中公文庫) )と重複する箇所が多い。人間長谷川恒男についてもう少し掘り下げられていると良かった。

・「世界屈指の登山家
お馴染みの佐瀬 稔(著)のシリーズ。森田勝などシリーズを通して他の登山家が登場するので、合わせて読むと登山家の対比や登山家同士の葛藤ややり取りが垣間見れて面白い。

世界屈指の登山家として世界に名をはせた人物。スポンサー活動、講演活動、著書出版など、登山そのもの以外でも数々の活動を行ってきた点でも他の登山家と異なっている。上記のような広範囲にわたる活動から、彼自身について記述されたものは多く、彼を知る手がかりは多い。元来優しい人間ではあるが、登山家に多く見られるように我が強く妥協を許さない。目立ちたがり屋で、どこか尖がったところがある性格。森田勝と重なるところがあるが、お互いライバル視していたようだ。特に、森田勝と同じ時期に登ったグランドジョラス登攀で、彼を意識した場面が記述されている。

4年ほど前にパキスタンのカリマバード(フンザ)を訪れたが、そこにあった長谷川恒夫とその相方の墓を思い出す。そこからは、最後雪崩に遭って命を落とした両名にとって最後の山となったウルタルUが見える。当時、その山がそこまで技術的に難しく、また長谷川恒夫という人物が世界に名を馳せた人物であるとは思いもしなかったが。

ちなみに、某書では彼をモデルにした似たような登場人物名で描かれているという話ではあるが。

・「長谷川恒男という男を正面から描き出した一冊
登山をしない私が初めて読んだ登山家の評伝だったが、登山家というよりも長谷川恒男という一人の男の生涯が見事に描かれた素晴らしい一冊だった。

私自身が登山をしないということが理由であったにせよ、過去に登山家が自ら書いた登頂記を読んだ際に専門的過ぎてつまらない、あるいは行間から自己顕示欲が滲み出ていて読んでいる方が興ざめしてしまうという感じがして堪らなかったので、登山(家)を描いたノンフィクションは避け、同じ山を描いているのであればフィクション(ノンフィクションを題材にした小説や漫画)を選んで読んでいたのだが、この作品は実によかった。山の素人は作家が手掛けた「評伝」を読むのがいいということなのかもしれない。

ただ、いくら作者の力量があろうとも、評伝される側の人物が人間的な魅力(それは善の魅力、悪の魅力、善悪の区別の魅力のつかない悪魔的な魅力を指す)がなければ、評伝としては退屈な作品となるはずだが、この作品は、人間としての長谷川恒男の長所・短所を素直に見詰めた上で彼の一生を書き上げた作家佐瀬稔の力量、そして描かれる側の長谷川恒男の人間的な魅力が見事に絡み合った素晴らしいものだ。彼が人間的に成長していく過程を読むにつれ感動すら覚えた。

自ら山を登る人のこの作品に対する評価はわからない。しかし、少なくとも私にとっては長い読書歴の中でも忘れられない一冊になった。

長谷川恒男 虚空の登攀者 (中公文庫) (詳細)
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