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▼メディアと社会:人気ランキング

モンスター新聞が日本を滅ぼすモンスター新聞が日本を滅ぼす (詳細)
高山 正之(著)

「朝日やNHKに、ジャーナリストの資格無し」「新聞の偏向とは何か」「高山節炸裂!」「真実だとしても・・・」「国宝級の名刀が悪を斬り捨てる!」


お前はただの現在にすぎない テレビになにが可能か (朝日文庫)お前はただの現在にすぎない テレビになにが可能か (朝日文庫) (詳細)
萩元 晴彦(著), 村木 良彦(著), 今野 勉(著)

「待望の復刊!」「40年ぶりの復刊! 「本」の持つ意味合いも感じられる」


中吊り倶楽部 「メディアの辻説法師」と「業界の地獄耳」の高級時事漫談中吊り倶楽部 「メディアの辻説法師」と「業界の地獄耳」の高級時事漫談 (詳細)
宮崎 哲弥(著), 川端 幹人(著)

「丁々発止」「「美しい国」より「カワイイ国」に1票!」


新聞社―破綻したビジネスモデル (新潮新書)新聞社―破綻したビジネスモデル (新潮新書) (詳細)
河内 孝(著)

「新聞記者は社長になるべからず」「「メディアを監視」する重要性」「グローバル化と日本の情報産業は両立するか?」「新聞はもう終わりなのか?」「5年、10年後、新聞社はどうなる?」


共同通信ニュース予定2009共同通信ニュース予定2009 (詳細)
共同通信社編集局予定センター(著)


世界を信じるためのメソッド―ぼくらの時代のメディア・リテラシー (よりみちパン!セ)世界を信じるためのメソッド―ぼくらの時代のメディア・リテラシー (よりみちパン!セ) (詳細)
森 達也(著)

「真実はひとつじゃない。」「考えることの大切さ」「親子で読んで語り合って欲しい一冊」「10代、20代の若い人たちにぜひ! と、おすすめしたい一冊」「テレビのチカラ!」


それでもドキュメンタリーは嘘をつく (角川文庫)それでもドキュメンタリーは嘘をつく (角川文庫) (詳細)
森 達也(著)


誤解だらけの「危ない話」―食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで誤解だらけの「危ない話」―食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで (詳細)
小島 正美(著)

「鵜呑みにできないマスコミ報道!」「食品偽装は「心の問題」」


プロパガンダ教本プロパガンダ教本 (詳細)
エドワード バーネイズ(著), 中田 安彦(翻訳)

「騙されてないですか?」「プロパガンダの本なのに最後まで興味が持続しなかったのは深刻」「プロパガンダの原点」


広報マスコミハンドブック PR手帳 2009広報マスコミハンドブック PR手帳 2009 (詳細)
日本パブリックリレーションズ協会(編集), PRSJ=(編集)


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▼クチコミ情報

モンスター新聞が日本を滅ぼす

・「朝日やNHKに、ジャーナリストの資格無し
この本を読んでメディアを迂闊に信用してはいけないと肝に銘じた。特に今回の長野聖火リレーをめぐる朝日やNHKの報道は明らかに異常だった。朝日系は、まるでダライラマをはじめチベット側が悪者のように報じていた。そもそも、中国がチベットで蛮行を繰り返しているから弱い立場のチベット人は、聖火リレーで訴えるしかないではないか。リレーがあった4月26日のNHKの朝のニュースでは、中国人へのインタビューはあったが、チベット人へのインタビューはまったく無かった。公平な報道をすべきNHKがこんな態度でいいのだろうか。朝日やNHKに人権を守ろうなどという意識はないのだろう。高山氏の本を読んで痛感した。安易にメディアの情報を鵜呑みにするのはやめようと思う。

・「新聞の偏向とは何か
新聞が「偏向」しているとはどういう意味なのだろうか。それは、まず、「結論」ありきで、その「結論」を証明するため、事実を収集する。あるいは、事実を自分達の信じる「結論」に導くよう解釈する(=歪曲する)ということではないだろうか。

朝日新聞は、あのサンゴの落書き事件が端的にしめすように、「結論」ありきで、驚くべきことに、事実を作り上げまでしてしまっている。これを「偏向」と言わずしてなんと言うべきだろうか。この書は、朝日新聞のみにとどまらず、、同様の傾向が強い地方新聞、アメリカの日系議員等をも多くの例証を挙げ批判の対象としているが、その情報源が朝日新聞にあるのは明らかだと思われる。

朝日新聞のように一般紙を標榜しながら、事実をこっそりと歪曲する姿勢は到底許しがたい。朝日新聞が日本社会に及ぼした悪影響、および日本が悪であるという情報を世界に向け発信し続けた罪は計り知れないほど大きい。もういいかげんに、自分達が歴史を汚すモンスターであることを自覚するべきだと思う。

・「高山節炸裂!
いつもながらハッキリものを言う高山氏はスゴイ。あまっちょろい日本のジャーナリズムをバッサリ切る切れ味は抜群。マスコミに少しでも関連ある人はぜひ一読すべし。

・「真実だとしても・・・
このようなマスコミ批判の本は数多くあり、どれもある程度似た内容だが悲しい事に多くの人には見向きもされていない。内容がいくら真実で、すばらしくても読んでもらえなければ意味が無い。老若男女問わず新聞やテレビを無条件で信用しているのが多くの日本人の現状だと思う。これはマスコミによる一種の洗脳ではないか?と私は思ってます。こういう日本人に警鐘を鳴らす本の著者達にはどうすれば自分達の主張をより多くの人に知ってもらい、公平な判断をしてもらえるのかを模索して欲しいと思う。

・「国宝級の名刀が悪を斬り捨てる!
多くの書店で筆者の近刊「サダム・フセインは〜」「スーチー女史は〜」を見かける。かなり好評のようだ。もっとこうした良識が広まって欲しい。上記の2冊が数年前の週刊新潮連載のコラムをまとめたものだったの対し、本著は2006〜2008年のコラムをまとめたもので、記憶に新しい題材を元にしている。

時事ネタから歴史観まで、朝日新聞・左翼論人・中国&アメリカ・腐った官僚まで、極上の斬れ味で悪を斬り捨てていく。正直、個人的に本著で得られる新たな知識はそれほど多くはないが、これほどの一瞬の斬れ味(コンパクトにまとめた文章)には心底感心してしまう。いっそ、「報道ステーション」や「NEWS23」のレギュラーになってもらいたい。古館が神妙な面持ちと演技で視聴者を「朝日」論調に誘導し、加藤工作員が行き当たりばったり的に当たり障りのないとりあえずもっともらしいことを言って同調した後で、高山氏が両者をバッサリと斬り捨てたら日本も良くなる。

モンスター新聞が日本を滅ぼす (詳細)

お前はただの現在にすぎない テレビになにが可能か (朝日文庫)

・「待望の復刊!
以前、買い損ねてそのままだったが、今回、何と40年振りに復刊された。内容は全く古びていない、いや今こそ、すべてのテレビ関係者が熟読すべきではないか。68年のTBS闘争のきめ細かい描写は、まさに後に読まれるために詳細な記録を残したのではないかとさえ思える。本というものはこういう風に残って、世代と時代を超えて読み次がれるものなのだ。まだ、本の命はなくなっていない。間違いなく、今年の復刊ベスト1だ!

・「40年ぶりの復刊! 「本」の持つ意味合いも感じられる
この本の存在は知っていたが、入手困難になっていた。40年ぶりの復刊と聞いて迷わず購入。素晴らしかった。「テレビ――お前はただの現在にすぎない」とは、テレビの同時性(即時性)に対して権力及び芸術からの否定的非難の言葉でもある。時間をすべて政治的に再編した後でそれを「歴史」として提示できるのが権力だとすればそのものの「現在」をあるがままに提示するテレビの存在は、権力にとって許しがたい。

「テレビは現在にすぎず、安定性、公平を欠き、真実を欠く」――それが体制の警告だ。テレビは、安定や公平を求めることで堕落する。テレビは、時間を追うことによってのみ独自の表現を持とうとしなければならない。それがテレビの存在意義だ。テレビは権力にも芸術にも再編成されることを拒み、「現在そのものをつくり出していく」限り、その可能性を失わない。

そのことで、「お前はただの現在にすぎない」という否定は、「そうだ、テレビはただの現在でありたい」という意志に変わる。

この本はそれを現場から鋭く問うている。40年たった今、テレビはどう変わったか。むしろ権力に寄り添うようになったのではないか。今だからこそ読まれるべき一冊である。いささかも古くなっていない。

現代マスコミを考えるときにも、必読の書といえるだろう。私は情報のデジタル化を否定はしない。むしろ可能性の無限さを感じている。しかしこの本が40年たって「本」の形のままで復刻されたことに深い意義を感じる。

それしても、3人の著者のうち「文庫版あとがき」を書けるのは今野勉だけになった。歳月を感じる。なお、吉岡忍の「あとがき」が出色!テレビとコミュニケーションについての考察は、短いが熟読に値する。

お前はただの現在にすぎない テレビになにが可能か (朝日文庫) (詳細)

中吊り倶楽部 「メディアの辻説法師」と「業界の地獄耳」の高級時事漫談

・「丁々発止
ソフトバンククリエイティブ刊「事件の真相」の続編、というよりも丸々前著を収めた上に、その後「論座」休刊までの連載分を追加収録し、しかもお安くなった「お得版」である。前著ではやたらと安倍内閣をプッシュしていた宮崎だが、その退陣の時点までには見事に距離を取り、立場を修正していたのは「さすが歴戦の電波芸者」と言うべきか。仇敵宮崎のせっかくの「叩きどころ」を自らの体調不良(休載)で逸した川端は気の毒というほかない。それでもこの件をきっかけになにやら勢いを得たのか、前著ではやられっぱなしの感が強かった川端と宮崎が今回(本書後半)は真正面からぶつかる場面が多くなったような気がする。特に9条問題や光市事件を巡るやり取りは正面から価値観がぶつかり合っていて中々にスリリング。この連載は「週刊朝日」に場所を移して続行されるとのこと、これからも要注目である。

・「「美しい国」より「カワイイ国」に1票!
論座で連載してるときから、いつも楽しみにしてました。政治、経済、事件、芸能、メディアと、これだけ広範で複雑なトピックを、これほどまでにその構造ごと解説しきれている本はないんじゃないでしょうか。すごいのは、それでいて、純粋に読み物としても、これまた飛びぬけておもしろい、という、ちょっと奇跡みたいな本です。一昔前の本みたいな表紙だけど。とくに、心情左翼のわたしとしては、論破されても論破されても、愚直に抵抗する川端さんの発言に胸がいっぱいになるくらい、共感しました。戦争するくらいなら、あらゆる国の属国になるほうがいい、「美しい国」より「カワイイ国」に、わたしも大賛成です!

中吊り倶楽部 「メディアの辻説法師」と「業界の地獄耳」の高級時事漫談 (詳細)

新聞社―破綻したビジネスモデル (新潮新書)

・「新聞記者は社長になるべからず
北海道の某新聞社の営業に20年以上勤務し、その経営のいい加減さに呆れて退職した私とってみれば本書も「エリート新聞記者の戯言」としか思えぬ。販売店と新聞社の爛れた関係、クライアントと広告代理店と新聞社の常人では理解できないあり方について告発するつもりはないがとどのつまりは理想論を振りかざして見てみぬふりをする新聞記者上がりの幹部連中に問題がある。金と経営について無知な著者のような人間が経営幹部である以上、新聞などというアナクロマスコミュニケーションに未来などある筈がない。あくまで架空の数字(部数や売り上げ)を計上することに腐心している新聞社の現状は架空の視聴率に踊らされているTV業界や出鱈目な部数に振り回されている出版業界と五十歩百歩だ。「新聞に未来はあるのか」ある、と少しでも思っていたら20年以上勤めた会社を辞めたりはしない。重要なことは本書の終わりで著者が語っているとおり、「記者上がりを社長にしないこと」それに尽きる。

・「「メディアを監視」する重要性
新聞社の抱える構造的な問題を概説してくれた本です。さらっと書きましたが、この「構造的」というところが肝。タイトルにもあるように、この著書は新聞社の「ビジネスモデル」を切り口として、現在の新聞社(「新聞」ではない)が抱える問題を抽出しています。

第1章の「新聞の危機、その諸相」では、新聞社のビジネスモデルの概略(広告や販売の仕組み、異常に高い販売コストの問題等)を述べた上で、現在新聞社を取り巻く消費税増や人口減、広告収入の減少といった外的な「危機」について概説されます。第2章の「部数至上主義の虚妄」では、新聞社の抱える「販売部門」の問題が追及されます。「発行部数」と「実売部数」の差。ヤクザまがいの新聞契約。販売店に流れる「補助金」等々。販売部門の深い深い闇が描かれます。第3章の「新聞と放送、メディアの独占」に関しては、少し「ビジネス」の話とは毛色が違っています。ここで書かれているのは、戦後のメディア史、テレビと新聞という巨大メディアの5系列寡占化、またその過程で、新聞社という「会社」がいかに自分の権益を拡大しようとしたかということが述べられています。他の4章とは違い、「報道のあり方」がメインテーマになっていると私は感じました。4、5章は新聞再生への取り組みと展望が描かれます。4章では産経新聞の改革と、著者の持論(朝日・読売以外の「第3の極」創出に向けた、毎日・産経・中日提携案)が書かれています。5章ではIT社会に抵抗するのではなく、IT社会に融合しつつ新聞社が進化する可能性を著者が探ります。

ここで描かれる新聞社の「構造」「ビジネス」からは、硬直的で既得権益にしがみついた実情を感じます。新聞社とはいえ、所詮人の集まり。人が集まるところには常に腐敗が生まれるもの。個人的には、長きにわたって大手数社がメディアを牛耳っていること自体異常にも思います。著者は「第3の極」を提案していますが、それも大手の再統合にすぎないといえばそれまで。もちろん現実的に考えたらそれしかない、と著者は考えたのでしょう。もちろん私には良策を提案することなどまさかできませんが。ただ、老舗が必ずしも活躍しなくてもいいです。また、私はそのうち販売制度は廃れてしまい、コンビニやキオスクで買うのが主流になったりして…とも思ったりします(そのほうが、ある意味メディアとして健全かもしれません。毎朝、読者に選別されるのですから)。誠に勝手な意見ですが。最後に、本のでき自体に対する感想ですが、戦後メディアの歴史や新聞社のビジネスについて予備知識のない読者(私も含めて…)には少々難解なのではないかと感じました。ただ、現在のメディアに対する疑問を持ち、「メディアを監視」する第一歩にはなる本だとは思います。

・「グローバル化と日本の情報産業は両立するか?
祖父の時代から延々と某新聞を取り続けていたが、10年程前に新聞遅配が続くので流石にあきれて止めたいと言うと、販売店と一緒に怖い方も付いて来て、契約時の景品を全部返せと騒ぐ。新聞本社まで出向き実情を訴えても販売はあずかり知らぬの一点張りでCSも何も無い。官僚的体質にあきれ果て、二度と某新聞は購読していない。本書を読んで判ったのは、新聞社には「経営」が存在しないということだ。それで「記者上がり」が経営者になったりする訳だと納得した。本書には「実売部数」と「発行部数」のカラクリ等が書かれているが、最大のタブーには触れられていない。正義感面している著者も「新聞人」の枠は守っており、この国のマスコミの限界を示していよう。手足でも良いからと某社の販売部門に就職したT君は今、どういう思いでいるのだろう。

・「新聞はもう終わりなのか?
毎日新聞の元社員の「業界内部告発本」、とでも言うべきか。新聞業界にいる人ならみな知っていることかも知れないが、そうではない人間にとっては、非常に驚き、かつあきれさせる内容だ。

部数の詐称に近いことが平然と行われていることには、怒りを通り越して「こんな世界の住人にメディアを名乗らせていいのか」という恐れを抱かせる。

著者は業界の問題点をあぶりだすだけではなく、今後どうすればいいのかという試案までを提示する。とはいえ、こういった試案からは、著者自身も新聞業界しか見えていないといった視野の狭さを感じなくもない。だが、その提言は真摯で、傾聴に値するだろう。

それでも、本書を読み終えての正直な感想は、「新聞メディアが復活する日は二度と来ないのではないか」ということだった。おそらく、著者の意図とは裏腹に・・・。

・「5年、10年後、新聞社はどうなる?
 元毎日新聞社の常務取締役が書いた本です。しばらく前から新聞社の経営は危機的と言われているが、内部の人間がやっぱり認めたって感じの本ですね。 特に紙媒体としての新聞には、この本を読むと全く未来が感じられません。世界に冠たる戸別販売網とそれを支える再販制度、と言われるが、再販制度には疑問も多いし、戸別販売を支える販売店自身が、息子には継がせられないと嘆くほど。 戸別販売維持の副作用として強引な勧誘員や無理な押し紙等には業界で改善しようとしたが全て失敗したと新聞社の自浄作用の無さを物語っています。 肝心の新聞社の未来ですが、ビジネスモデルとしては破綻してるが、再販制度というぬるま湯そしてテレビ放送会社の親会社としての利益があるので、危機感が経営陣に無い。 著者が示す未来像も、新聞社の経営は朝日と読売しか成り立たないと予測(もちろん、その2社にしても厳しいのだが)。そしてその他の新聞社の模索の道も、読売、朝日以外の新聞社は販売網統合などして読売、朝日、それ以外の3社体制を作るなど、ほぼ実現不可能ッポイ内容。 そして、ネット対応は全くできておらす、経営的にも成り立っていないとお先真っ暗な内容ばかりです。 ここに書いてある内容は元毎日新聞の役員ではあるがいわゆる暴露本ではないので、ネット環境にある人にとっては検索すればある程度は知っている内容です。しかし、その事を、最近まで新聞社にいた人間がやっぱり認めた事は大きいと思います。そういう意味で星4つ。

新聞社―破綻したビジネスモデル (新潮新書) (詳細)

世界を信じるためのメソッド―ぼくらの時代のメディア・リテラシー (よりみちパン!セ)

・「真実はひとつじゃない。
ニュースに次から次へと登場するカタカナ語を、きちんと理解していて説明できる大人って、いったいどれくらいいるんだろう。例えばメディア、例えばマスコミ、なんであるか言えますか。

森さんはそういったことばたちをわかりやすく説明してくれるとともに、間違った情報を信じ込んで誤った世界観を持ってしまう危うさを訴えている。流れて来る情報をそのまま鵜呑みにせず、批判的に多面的に捉えた上で、自分で考えて行動することが重要だと。

昨今のTVで流されたニュース映像は、ある特定の人物や企業をバッシングするものが多すぎる。叩かれている相手が、いかにも完全なる悪者のようだ。彼らには人間的な優しさや弱さがまるでないように語られる。でも、ほんとうにそうなのか。有無を言わさず糾弾してる人びとのほうが、よほど優しくないではないか。彼らにも言い分はあり、理由があるのだ。

一方的に流されて来る情報が、ただひとつの真実ではない。いい大人が、そんなものを信じ込んでちゃいけない。子どもたちにしたり顔で言い聞かせる前に、自分のアタマで考えろ。

・「考えることの大切さ
この本は、ドキュメンタリー作家である森達也さんが、メディアの使い方について語っている本です。メディアの可能性と危険性、客観的報道・中立的報道はありえないということ、ニュースの作られ方などが解説されています。これらを読むと、なんとなくニュース番組を見て全てを鵜呑みにするという行為の怖さがよくわかります。

・「親子で読んで語り合って欲しい一冊
中学生レベルで充分読みこなせる文章だが、内容は濃く、親子で読み考えをぶつけあいたい一冊。傍らにPCなんかをおいて、色んな情報を調べながら読むのもよし。改めて自身の価値観の危うさに気付かされた、とてもためになった一冊でした。

・「10代、20代の若い人たちにぜひ! と、おすすめしたい一冊
 世界の出来事を正しく、きちんと知るために、テレビをはじめとするメディアはとても重要。でも、メディアは間違えることがあるし、たとえ間違いでなくても、その報じ方によっては、受け手の印象が全く変わってしまう。メディアの情報を鵜呑みにして間違った世界観を持たないためには、「メディアを批判的に読み解く」ことと、「メディアを主体的に受け取る」ことが必要になってくる。この括弧で囲んだことが、メディア・リテラシーの意味。メディア・リテラシーは、メディアを有効に活用するために、そして正しい世界観を持つために、なくてはならないメソッド(方法)である。 以上のテーマが、松本サリン事件やファシズムによるプロパガンダの例を通して、分かりやすく語られていきます。「メディアが公正中立で客観的だなんて、とんでもない間違い。何を報道するかしないか、どんなふうに編集するかで、すでに人の主観に左右されているのだから」という著者の主張がすっと頭に入ってきました。 また、若い人たちに語りかける文章の調子をとっている。で、それがちっとも鼻につくものでなく、親しく心に響いてきたところ。すとん、すとんと腑に落ちてゆく論旨の展開と相俟って、実に風通しのいい文章でしたね。 2007年6月3日付の朝日新聞の読書欄で、作家の梨木香歩さんが取り上げていた文章に関心を誘われて読んだ本。理論者の「よりみちパン!セ」シリーズの一冊。

・「テレビのチカラ!
テレビなどのメディアもその中身は人であり、選ぶ事柄・編集などが作り手の考え方によって大きく違った報道になる。

事件の背景には視聴者には見えない様々な要素が取捨選択されているし、「アザラシのたまちゃん」や「ど根性大根」の報道の裏では沢山の報道されないニュース群が埋もれているのかもしれない。

それらがエスカレートすれば、戦争などのようなものに使用される恐れもあり、その作用が集団において現れるようになれば、大虐殺が起こるかもしれない。

しかし、メディアは生活に密着しているものであるし、それ自体が悪というわけではなく、人類に素晴らしい恩恵も与えていので、今更なくすことは出来ない。

そこで本書は「まずはメディアとは何なのかを知ろう」というスタンスから入るとても素晴らしい考え方のほんです。

世界を信じるためのメソッド―ぼくらの時代のメディア・リテラシー (よりみちパン!セ) (詳細)

誤解だらけの「危ない話」―食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで

・「鵜呑みにできないマスコミ報道!
 最近、食品偽装の問題がメディアを賑わしている。老舗料亭や伝統あるお土産屋、鰻の産地偽装など、市民の食を直接脅かすような事例が相次いでいる。 これらのニュースを配信しているのは、新聞、雑誌、テレビなどのメディアに他ならない。我々は、その報道を見たり聞いたりしながら、事件に対する自己判断を迫られている。だが、その報道に対するメディア側の姿勢を注意深く見てみると、そこに何らかのバイアスがかかっているのではないか、という疑問が出てくる。というのも、こうした記事は、記者という一個人が書いているというのが現実だからだ。例えば、万能の神が書いているというのであれば、問題は別だが…。 「危ない」という報道は、それなりに注目を集める。商業報道という範疇に縛られるメディア側としては、その頸木から逃れられるものではないことは、誰の目にも明らかだろう。 本書は、「危険報道」の裏側を、自ら報道に携わる新聞記者の視点から真摯に見直した、メディア批判の書でもある。著者は言う。「中国産餃子事件などは最たるもので、あれは何らかの混入があった問題で、中国産だからという理由は見当たらない。むしろ、中国産の冷凍食品は日本の発注会社が細部に至るまで衛生管理を徹底しているので、ある意味、国産以上に衛生面の信頼度は高い」。むしろ、日本の各地で行われている「産直」などという名目で、農家から直接仕入れて売っている農産物などは、果たして健全な農薬検査などを経ているのだろうか、と疑問を呈す。 突き詰めると、そこには「記者魂」という、甘い蜜がある。「特だね」という、記者にとっては最大の関心事が目の前に転がっていると、すぐに飛びつくというのが、記者の本性だ。1%の危険と99%の安心を同列に並べるという危険がそこにある。1%の危険は、その危険度は少ないにもかかわらず、大きな見出しになる。99%の安全は、記事にもならない。 こうした報道のメカニズムを、少しでも改善したいという気持ちが著者の訴えである。要するに、細切れの「危険報道」を鵜呑みにしてしまうと、個人的に正確な判断が出来なくなるとともに、国の政策をも誤りかねないということを認識しなければならない。 とにかく、読んでみれば「目から鱗」は間違いない。

・「食品偽装は「心の問題」
日頃マスメディアの報道を懐疑的な目で見ている自分からしても、本書を読むと「え?本当なの?」と思わず叫びたくなるような「事実」が次々と出てくる。時にはその根拠があまり明確に示されなかったりもするので本書自体を鵜呑みにすることも避けなければならないが、日頃から大量に浴びせられているマスコミ報道に対する解毒効果はあるだろう。もっとも著者はリスク論に軸足をおいており、「食の安全はリスク論とは切り離さなければならない」とする立場の人からするとかなり抵抗を感じる文章も散見される。しかしそれでもなお本書に一読の価値があるのは、例えばC型肝炎訴訟や不二家問題において典型的であるが、洪水のような一方向の報道によって一読者・視聴者が自律的な判断を下せるような環境に、残念ながら今の日本がおかれていないことが痛感されるからである。なぜそのような事態になってしまうのか、本書では様々な角度から「不安報道」のメカニズムを検証し、ささやかではあるが、改善の処方箋も示している。多くの人に手にとってもらいたい本だ。

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プロパガンダ教本

・「騙されてないですか?
80年前(1928年)のアメリカで出版された、巧妙な広報・宣伝に関する技術に関して分かりやすく解説した本の全訳です。

訳・解説 中田安彦の解説により現在であってもこの技術は色あせることなく、日本でも使われていることが書かれています。

また、著者 エドワード・バーネイズの人物像、業績等も解説されています。

騙されたくない方にお薦めの本です。

自分で考え、選択した行為が実は操られたものだったら……。

2007年の『あるある大辞典』捏造問題を取り上げ分かりやすく解説しています。

「プロパガンダ」という技術がどういうもので、いかに現在頻繁に使われているのかが、良く分かりました。

世論操作する側は、テレビ、インターネットのメディアを巧みに利用しています。

現在は、広告から逃れることは出来ません。

操られないようにするには、私たちが見破る目を身につけるしかありません。

・「プロパガンダの本なのに最後まで興味が持続しなかったのは深刻
 1928年(昭和3年)当時、この本は大変衝撃的な本だったと思う。まだ需要が供給よりも大きかったであろう時代に、「需要」を生み出すプロパガンダに着目していた「エドワード バーネイズ」さんは偉い! この著者は予知能力者か!と言うくらい、今行われている宣伝手法がいろいろと見越されている。

 ただ、それだけで・・・。 教本と言うには内容は浅く、読み物としては面白くなく。(プロパガンダの本なのでこ殊更酷評)

・「プロパガンダの原点
アメリカで「広報・宣伝の父」と呼ばれる人物の思想とその手段が良く分かる。 プロパガンダを大衆の「心理をコントロールする技術」と定義すると、大衆心理学等を駆使して「何が人を動機付けるのか?」の大衆心理の仕組みとそれを動機付ける要素を解明出来れば、大衆が気付かないうちにこちらの思いどうりに彼らを操ってコントロールすることが可能になる。  「大衆はリーダーに従う。」したがって、リーダーに影響を与えて協力させることが出来ればそのリーダーが支配している集団全体に対しても自動的に影響を与えることが出来る。 この考え方は、大衆の消費活動に対する宣伝から政治活動に至るまで幅広く応用できる。 結局、私たちは知らないうちに誰かに影響されて一定の方向に導かれている。 本文の一節にもあるが「私たちは多くの場合、その名前すら聞いたこともない人々によって統治され考えを一定の型にはめ込まれ、好みを決められ、正しい考えを規定されている。 民主主義という体制はこのようにして成り立っているのだ。」 そして著者自身がそのことを肯定的に捉えている。 大衆は無知な集団であるから導くのは当然と思っているのだろうか、原書が書かれたのはかなり古くてまだテレビ等のなかった時代だが、プロパガンダ原点・思想等を良く理解できる。 そして現在はこの方法がより洗練されて活用されている。 そのことに気付くことが大切です。

プロパガンダ教本 (詳細)
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