機密指定解除 歴史を変えた極秘文書 (詳細)
トーマス・B・アレン(著)
「究極のノンフィクション・エンターテインメント!」
民間防衛 新装版―あらゆる危険から身をまもる (詳細)
スイス政府(編さん), 原書房編集部(翻訳)
「降りかかる火の粉は払わねばならぬ。」「今の日本に必要なもの」「国防の原点は、国民一人ひとりがが国を守る意識を持つこと」「自由と独立の保障を得るために」「危機管理意識の差」
新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論 (詳細)
小林 よしのり(著)
「日本史を変えた一冊」「国家を復活させた書」「禁断の書」「目が覚めました」「空白の歴史」
新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論〈3〉 (詳細)
小林 よしのり(著)
「小林よしのり氏は、ついに結論を見いだした。」「魂に響いた」「「小林テロ第3弾」」「意見修正しだした義範」「著者は他現象にとらわれることなく事物の本質を見抜く眼力に乏しい」
戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫) (詳細)
デーヴ グロスマン(著), Dave Grossman(原著), 安原 和見(翻訳)
「何よりもリアル」「警告と希望」「戦争の悍しい実態を垣間見る思い。」「戦争で人を殺すということ」「良心に反して」
萌えよ!戦車学校III型 (詳細)
田村 尚也(著), 野上 武志(イラスト)
「前2作に続き・・・」「甘い萌えに包まれた苦い戦史への入口」
補給戦―何が勝敗を決定するのか (中公文庫BIBLIO) (詳細)
マーチン・ファン クレフェルト(著), Martin van Creveld(原著), 佐藤 佐三郎(翻訳)
「読み応えのある解説」「本当に「過去を直視」すべきは朝日新聞」「悪質な多事争論」「プロは戦争を兵站から考えます」「名著の復刊の文庫化+有益な解説文=お買い得」
図解 近接武器 (F-Files) (詳細)
大波 篤司(著)
「簡易な資料として最高の一冊」「誤った最強伝説『日本刀』」「勉強になった」「武器の解説本であり、イラスト集ではない」「読みやすく、内容も深い便利な一冊」
大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫) (詳細)
堀 栄三(著)
「これでいいのか、日本のリーダー.」「大変な良書、しかしまだその奥には」「ビジネスマンが読むべき一冊」「彼を知らず、己も知らない日本軍」「情報を軽んじていた日本軍」
最強の狙撃手 (詳細)
アルブレヒト ヴァッカー(著), Albrecht Wacker(原著), 中村 康之(翻訳)
「本当の狙撃手」「崩壊するドイツ国防軍」「えぐい程のリアルさ」「現実とはいえ、あまりに、、、、」「個人の手記が好きな人には良い本」
・「究極のノンフィクション・エンターテインメント!」
歴史という大きな流れの中に翻弄された人、その事象に人生をかけた人、それぞれのストーリーがタイムカプセルとなって紹介されている・・・読む側にとっては究極のノンフィクション・エンターテインメントでした。 この本をきっかけに、機密文書を出発点として、さらに歴史を探訪できる「入門書」としても楽しむことができる1冊です。
・「降りかかる火の粉は払わねばならぬ。」
第二次大戦が始まる前、ヨーロッパには嫌戦争感が漂っていました。もう第一次大戦の様な戦争は真っ平…。そこにつけ込んだのがナチスドイツです。「俺の言う事を聞かないと戦争始めるぞ」とナチスドイツは各国を脅し、脅迫外交を展開しました。戦争をしたくない、ただその思いで各国はナチスドイツの外交に譲歩しました。しかし第二次大戦は起こりました。ナチスドイツは最初から戦争する心算で準備を進めていたのです。この反省から本書は生まれました。本書は自ら好んで戦争を仕掛ける国のためのマニュアルでは有りません。本書は戦争を仕掛けられたときどうやって身を守るかの「自己防衛」のためのノウハウ本です。戦争は嫌ですが、降りかかる火の粉は払わねばなりません。好戦的な国に対して犬がお腹を見せるが如く媚びても戦争は起きます。「戦争は多くの人が死ぬ。戦争反対。」、などと寝言を言っているうちに、かけがいのない我が国が侵略されるのを黙って耐えることなど私には出来ません。
・「今の日本に必要なもの」
平和だの人権だのという言葉は心地よい。人類の理想であるし誰も反対などしないだろう。しかしながら、これらは貧富の差や宗教問題が解決しない限り、永遠に手に入らないものだと思う。周辺国が軍事力をバックに日本を狙っている現在、平和ボケした頭を冷やす意味でも読んでいて損はない一冊だと思う。
・「国防の原点は、国民一人ひとりがが国を守る意識を持つこと」
スイスでは、国防の必然性を国民に解くべく、 軍人には武装訓練を説明する「軍事操典」をマニュアル化する一方で、 民間人には、本書・「民間防衛」を一人ひとりに付与し、何時も敵国からの侵略に備える体制を敷いています。 本書は、国防は国家の軍事力のみに頼るのではなく、国民全員が国土防衛の意識をもつことが最も大切といいます。最終的な選択は、財産の基本たる自由と独立を守ることを望むか、 それとも相手への隷従の道を歩むかの選択です。敵は、武器に因る攻撃だけでなく、心理作戦を用いて抵抗意識を挫こうと周到に狙っています。 何れの事例も日本の周辺に起こっている現実に、はっとさせられます。日本の周辺国、中国、北朝鮮、ロシアの三国は日本に核弾頭を向けています。特に中国は日本に対し、核を武器に和平を装った隷従を要求しています。しかし日本に危機意識はありません。 敵国のプロパガンダに惑わされないために、国家の義務として、国防に対する国民の意識改革が急務です。
・「自由と独立の保障を得るために」
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・「危機管理意識の差」
これを読むと、日本の危機管理に対する意識の甘さというもの改めて認識できる。一般市民までにこれだけの意識を植え付けるというのが、本当の防衛なのだということなのだろう。
・「日本史を変えた一冊」
日本中に衝撃を与えた本書の刊行から早5年が経過したが、時が経つ程に、本書の偉大さが明らかになってくる。事実、本書の刊行を境に言論空間は一変し、旧来の言論を続けるのは新聞やテレビなどの寡占性メディア((c)佐々木敏)のみとなった。後世の歴史家は、本書の刊行を、終戦に次ぐ日本史のターニングポイントとして位置づけることになるだろう。それがどのような評価となるのかはまだわからないが、もはや本書を無視した言論はすべて無効である。
・「国家を復活させた書」
「新ゴー宣3巻」に小林氏の、「保守知識人が今までごたく並べるばっかりでできなかったことをやってやるわ国家を復活させてやる!」というセリフがある。その一年半後にこの本は出版された。私は、いわゆる「ネット右翼」はこの本が作ったと思っている。販売部数は90万部前後だと思うが、その数字以上の影響力があったと感じる。しかも読んだ人の大半は若者であるから、本当の影響はこれから現れるのかもしれない。ただ、それが望ましいことなのかどうかは、無知な私にはわからない。
・「禁断の書」
ある意味情念だけで描いた書だな。中国政府が、訪中した日本の国会議員団に、発禁するよう要請した禁断の書をぜひ読んでみてほしい。
・「目が覚めました」
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・「空白の歴史」
日本の歴史教育には、近代史が抜けている。これは、日本で義務教育を受けた事がある人(笑)ならば、だれもが実感するでしょう。だって、やらないんだもん受験に忙しくて(笑)。
そういう意味で近代史を、すごくわかりやすく、しかも明確な思想の軸を持って提供したことは、ものすごく重要で大事なことだと思う。近代の空白の時代が、『実際のところどういう状況だったのか?』という情報を得るためには、極めて良書といえるでしょう。受験生には、効率よく歴史の流れをおさえるに、最適ですね。
少なくとも、南京大虐殺にしろカミカゼにしろ、様々な意見があり、背後に哲学があり、たくさんの勢力が国際社会で意見を戦わせていることを、この本程度の知識は絶対抑えておくべきですね。まして、アジアや地球でビジネスや活動をしたいならば。まぁ、この本と戦争論2を持っていれば、韓国や台湾、アジア諸国でコミュニケーションができないことはないと思います。あくまで価値観はニュートラルとしてでも、近代史の知識がワンセットになっていて、分かりやすいという点では、近来まれに見る傑作ですね。
正直に言って、小林さんの意見が正しいかどうかは、判断を保留したいところだが、戦前の大日本帝国の理想やファシズム体制が、決して狂ったものではなくそれなりの合理性と美しさがあった、ということは、よくわかります。現実に冷静な目で見れば、植民地を戦争で獲得して、軍事力を強化する富国強兵策は、時代的に理にかなっています。だって、単純に、やらなきゃやられる弱肉強食なんだから。
大前研一とちがうコンサルタントが、戦後日本の右翼はマーケッティングを誤ったので、健全な愛国心が日本には育たなかった、という趣旨の意見を言うのを聞いたことがあります。
日本社会は、少なくともこと国家意識や愛国心というネイションステイツを統合する価値観が崩壊してるのは確かです。願わくば、そういった意識が、日本に、アジアに、地球に住む人にとって幸せにつながるかという、冷静な議論をするきっかけになってくれると、いいなと思わされました。
それにしても、このように『非難を受ける』ことを敢えて叫び、突き進む小林さんの姿勢は、内容の善し悪しは別として、極めて男らしく、そして誇りある人間に感じます。
・「小林よしのり氏は、ついに結論を見いだした。」
小林よしのり氏は、ついに結論を見いだした。
薬害エイズ、オウム真理教、歴史教科書、台湾論、戦争論1・2などの数々の問題や著作を通して小林氏は明確な結論に達したのではないでしょうか?
著書にも書いてありますが、それは、「伝統を守ること」。
日本において、戦前と戦後では歴史すなわち伝統が分断されていることが、いろんな問題の根本であることを指摘しています。
私たちがここにある生命や、平和、豊かさは、決して偶然のたまものではない、先人達の命をかけた努力やその命によってかろうじて成し得たものである。
私たちはその先人達に感謝し、ありがたみを感じながら、今ある生を全うしようではないか。
・「魂に響いた」
私は元自衛官です。但し、親米ポチ集団・サヨクが言う「右」の人間ではさらさらありません。大学の卒業論文ではアメリカと日本における「公と私」について論考しました。当時私が調べたこと、考えたことと基線を同じくし、さらにそれを超え、今氏が一番気付いて欲しい(はずの)日本の若者の心に突き刺さるようにエンターテイメント性をもたせていることは非常に頼もしく感じました。全般的に99%完璧な内容です。影響も大きいことでしょう。(私の母、妻はこれを読んで涙を流しました)1%残念なのは司馬史観を「アメリカ重視」として捉えているところでしょうか。司馬遼太郎氏の言いたかったメッセージは幕末・明治における日本人の魂を潰さず継承してほしいという小林氏と同じだと思います。
・「「小林テロ第3弾」」
※この小林擁護のレビューは本人の意志と関係無く第三者によって全文表示されなくなりました。
・「意見修正しだした義範」
戦争論1,2の杜撰さが明るみに出るやいなや、じわーっと主張を変えてきたのが本作。著者の非・論理的で思考停止な様は相変わらずだが、(公共や国家、個、など、言葉の定義は目茶目茶なままで「思考」以前なのはこれまでと同様)しかし一旦『自分の読者になった人』の始末を引き受け続けようとする一貫性はある。字は読めても文章が読めない(自分で論理を構築できない)人たちを連れて著者は何処へ行こうとしているのか少し興味が出てきました。題名に反し、戦争についても国家についても未だ語ったことのない著者だが、害毒を撒き散らしただけでは終わらないで欲しい。本当に国や未来のことを考えているなら、小熊英二氏や高橋哲哉氏などの著作も目を通して下さい。それ以前に自分で考える、ということの訓練をしてください。
・「著者は他現象にとらわれることなく事物の本質を見抜く眼力に乏しい」
著者は自身の「見解」をあたかも「事実」かのように書いておる。非常に困惑を覚える。また、それが故に彼の言っておることを素直に受け入れることができない。
日本政府・アメリカのイラク戦争などなど、批判は歴史上のさまざまな事象に向けられているが、かと言って、具体的にどうするべきか(べきだったか)は述べておらず、批判だけして終わりという感じがする。最後まで筆者が何を言いたかったのかわからなかった。ただ、過去に起こった事実を延々と述べているだけ。あたかも、自分の知識をひけらかすかのように。
他のレビューで、少々難しいなどとちらほら書かれていますが、私はそうは思いませんでした。逆に、これまでいろんな本を通して言われてきたことの繰り返しという感じがしました。今更㡊??がら、わかりきったことを述べています。普段から新聞に目を通す習慣がある人は、常識的なことが書いてあると思います。
・「何よりもリアル」
戦争を賛成するにしろ批判するにしろ、戦争についての知識がなければ説得力に欠ける、と思う。 戦争の現実を最もよく理解しているのはやはり実際に戦っている兵士なのだろうが、普通の人はそんな体験をすることはないし、またしたくもない。でもこの本を読めば、少しでも兵隊の気持ちがわかるかもしれない。
この本の著者は、実際に軍隊にいて、今は陸軍の教官をしている。そしてこの本は、陸軍学校の教科書になっているとのこと。
戦場で敵に出くわせば、誰でもすぐに殺せる、というわけではないらしい。 なぜなら、人間は本来同種を殺すことにものすごい抵抗感を持っているから。 南北戦争のゲティスバーグの戦いの後、戦場でマスケット銃が多数回収されたが、そのうちほとんどに、弾丸が三発以上込められていたという。 当時の銃は、一発詰めて、打って、また詰めなければならない。なのに、23発詰められていた銃もあったらしい。これがどういうことを意味するのか?? 当時の兵士のほとんどは、敵(自分を殺そうとしている敵!!)に向かって、引き金を引くことができなかったのである。
第二次大戦においても、発砲率は15%。 朝鮮戦争では55%に上がり、ベトナム戦争では90%に上がる。
アメリカ陸軍がどのようにして発砲率を上げたのか、この本を読めばわかる。
間違ってもこの本は戦争に賛成しているわけでも、人殺しを賞賛しているわけでもない。 著者はマッカーサーの言葉を引いている。
「兵士ほど平和を祈る者はほかにいない。なぜなら、戦争の傷を最も深く身に受け、その傷跡を耐え忍ばねばらないのは兵士達だから。」
・「警告と希望」
戦場では意外にも非発砲者が多いという。第82空挺隊員でもあった著者は冒頭において先ず、「大義と国と仲間を守ろうとしなかったかれらに不快を感じずにはいられない」と訴える。 しかし、その直後にこうも述べる。「かれらの存在を、そしてかれらが体現しているわが人類という種に備わった高貴な性質を、やはり誇りに思わずにはいられない」。
著者のこうした強い内面の相克こそ、本書全編に貫かれているものだ。それは、人間の本性というものを一つ一つ白日の下にさらす解剖学的努力でもある。500ページにも及ぶ本書の文面からは、著者自身が深く悩んでいる姿が見えてくるようだ。
もちろん、著者は元軍人であるから、戦場における合法的殺人を究極的には否定していない。しかし、限定的にせよ、人間が生来的に内在する『汝、殺すなかれ』をこうした著作によって具現化しようとしているようにも思える。なぜか。それは、「まぎれもなく存在するその力(殺人への嫌悪感)の確かさが、人類にはやはり希望が残っていると信じさせてくれる」からだ。著者が元軍人だからこそ、この言葉に一層救われる。
ただし、気になる部分も若干ある。例えば、米軍と同様に日独軍の発砲率も約20%だったはず(第1章)と記す一方、ドイツ兵は米英軍兵士より多くの敵を殺したとある(第22章)。後者は、むしろドイツ兵の高発砲率の例証ではなかろうか?それとも発砲者一人当りの命中率が違うのか?この点、整合性ある答えが欲しかったところだ。
ともあれ、それでも本書はやはり力作だと思う。「戦争における」という枕詞に限定されずに、はるかに広く深く人間を理解する上で最適の一冊だと言えるだろう。同時に、本書は人類への警告の書であると共に、希望の書でもあるように思えてならない。
・「戦争の悍しい実態を垣間見る思い。」
発砲率は第二次大戦で15-20%、朝鮮戦争では55%、ベトナム戦争では90-95%に「改善」されている。これは脱感作と条件付けによる。しかし精神面のフォローが無く、訓練どおり任務をこなした多くのベトナム帰還兵はPTSDになってしまった。ここでの解説は、戦争の実態を垣間見せ、戦争とは「人を殺すこと」であることを再認識させる。本当に恐ろしいことだと思った。自分自身が鉄砲を敵兵に向けて射殺する様を想像もせず、戦争や徴兵での善なる人格の否定について何も考慮せず、派兵とか改憲とかを議論するのは全く間違っていることが分かる。
さらに同様の脱感作と条件付けが、儲け主義の娯楽産業とマスメディアによって米国で蔓延し、暴力事件が急増したと説く。この状態は通常の社会が戦闘状態下の精神状態に置かれつつあるということであろう。我が国もその邪悪なスパイラルに取り付かれている。サイモン・ジェンキンズからの引用「芸術家はみなそうだが、映画製作者はこのような制裁(←検閲などのこと)の免除を主張する。かれらは外から社会を眺めているからだ。」は正にそのとおり!と思う。自主規制は必要だ。そして健全な社会を取り戻すために再感作が必要という著者の主張は100%理解できる。
この本を読むきっかけは、実は、人を簡単に殺すほどにまで条件付けるとはどのような特別のことをやっているのか知りたいと思ったからである。しかし、仲間同士の監視や義務感、距離感の形成、責任の希釈、集団への依存等々、会社の中でも良くある事だ。企業犯罪が減らないわけである。本書は組織自体が持つ負の本質についての鋭い指摘に富んでいる。正しいことを実践するのは実に難しい理由が分かる。せめて悪いことをしないだけでも、日々の厳しい自省が必要だ。読後1月ほどしてなお新たな示唆を与えてくれる。
・「戦争で人を殺すということ」
戦闘で人を殺すということが実際にどういうことなのかを多角的に研究した、他に類を見ない貴重な本。著者はアメリカの軍人で、本人に実戦経験はないものの、十分な聞き取り調査や客観的なデータを提示することで非常に説得力のある説明がなされている。
この説明によると、ほとんどの人にとって、本来他人を殺すことは生理的にどうしても避けたいことで、一番進んだ人殺しの訓練法は、心理学でいう「条件付け」(例:人の形を見たら撃つ、人の形を見たら撃つ…これを繰り返す)なのだそうだ。これによって「人を殺す」ことの心理的な抵抗を無くすのである。
この端的な説明は、戦争という「異常な状況」を単なる手続きに変えてしまうことを、あまりにも見事に説明しており、ある意味で現代の戦争の本質とも言える部分だと思う。また、この認識を踏まえずには、現代の手続化された戦争を理解するのに困難をきたしてしまうかもしれない。
例えば、1993年のソマリアでアメリカ軍とアイディード将軍の民兵が戦ったとき、アメリカ軍の犠牲者が19人であったのに対し、ソマリア人の犠牲者はなんと1000人以上に上ったという。もちろん装備・兵器の違いや組織としての連携度の違いなどもあるだろうが、最も大きかったのはこの「条件付け」ではないだろうか。
日本に住む私たちは、(今のところ)こうした戦闘に巻き込まれることはないが、現代の軍隊がこうした「人殺しを条件づけられた」組織だということを知っておくのは、現在の世界を知る上で有意義なことだと思う。
映画や小説などのフィクションで飾られた戦闘ではない、真実の戦闘を垣間みられるという意味で、強くオススメできる本である。
・「良心に反して」
アメリカ軍兵士を対象にした調査によると、第二次世界大戦で、敵が目前に迫りながらも発砲した兵士は10〜15パーセントだけだった。兵士100人のうち、85〜90人は敵に撃たれるかもしれない状況にあっても発砲しなかった。人を殺すということは、実は、それほど難しい――「戦争になれば、兵士は敵を殺す」という先入観を、本書はあっさりとくつがえす。そして、「人を殺す人間を、どうやって作り上げるか」という米軍の第二次世界大戦後の取り組みを紹介し、ベトナム戦争での「成果」と「後遺症」を検証する。国家によって殺人マシーンに改造され、ベトナムの戦場に送り込まれた青年達――軍隊では上官からボロカスに扱われ、戦場では敵から剥き出しの憎悪を浴びせられ、帰国後は国民から嘲笑と軽蔑を投げつけられる――これではたまらない。「良心に反する行為を、命令によって無理強いさせれることが兵士にとって最も辛い」−確かにそうだろうと思う。
・「前2作に続き・・・」
とうとう、3作目まで出たこのシリーズ。
コミック部分の軽さは変わらない。と同時に、解説部分のディープさは、さらに磨きがかかってきました。はっきりいって、WW2戦史に興味のない人はお呼びでない。(というか、本の半分以上読めないor読む価値を見い出せない?)まさに、重戦車の装甲並にカタいと言っていいでしょう。
と思って読んでいたら、ラストに大ウケ!ティーガー1操作法の手引書?戦車を女性に見立てて解説?しかもそれが60年以上前のドイツに実在して、使われていたという事実。戦争というこれ以上ない過酷な現実下において、あんなコミカライズな操作手引書を読んで戦車を動かしていたドイツの人たちって・・・それで戦えるティーガーって・・・
やっぱ、ドイツの戦車は世界一(イロイロな意味で)なのかもしれないと思わされました。
・「甘い萌えに包まれた苦い戦史への入口」
既刊で戦車の基礎・戦車の運用をふまえ、本書では実際に戦車が投入された戦いについての解説(時期的にはポーランド電撃戦からスターリングラードまで)がされています。ポーランドのTKSが頑張るマンガは中々珍しいのでは…
真面目に語れば重くなるものを萌えで上手く包む手法は今回も健在なので、絵に拒否感が無く二次大戦に漠然としたイメージしか持たない方にオススメ。
戦史が持つ深さや重みを知る人を増やす事こそ本シリーズが目指す所なので、この本は極論してしまえば『入り口』。戦史に興味を持った方は他の書籍にも手を伸ばしてみましょう。知るほどに深さを増す戦史の世界が待っていますよ?
・「読み応えのある解説」
古典的名著の復活もさることながら、この本が中央公論新社から発売された最大のポイントは巻末に付されている石津朋之氏の解説論文である。翻訳の内容そのものは原書房から出版されていたものとまったく変わっておらず、おそらく誤訳であろう文章も散見される。だが石津氏の解説論文はその誤訳を訂正したうえクレフェルトの主張を簡潔に整理、それに加えてクレフェルトのその他の著作を総合して「マーチン・ファン・クレフェルトとその戦争観」という非常に読み応えのある解説を行っている。新書にこの値段は少々高いと思うが、石津氏のこの解説論文だけでもこの値段を払う価値がある。絶対おすすめ、一押しの軍事関連本である。
・「本当に「過去を直視」すべきは朝日新聞」
現在、国際社会では「日本国は国策として女性を強制連行し性奴隷とした」という話が常識となっている。そうなった最大の原因は、朝日新聞の「政府・軍による強制連行」の嘘話の大宣伝である。その朝日新聞は現在、「官憲による強制連行があったかどうかは枝葉であり、問題の本質から目をそらそうとしている」と言っている。人間ここまで汚くなれるのだろうか?ならば朝日の記者は世界中に飛んで「実は政府・軍による強制連行の証拠は一切無いんだ」と誤解を解くべきだろう。それが責任のとり方じゃないのか?朝日の記者にだって少しは良心があるのだろう?
・「悪質な多事争論」
3月5日のTBS・NEWS23の多事争論で筑紫哲也氏は、慰安婦問題での安倍総理の答弁について「業者にそういうこと(強制連行)をやらせたことに強制性があるという、まあ日本人が聞いてもわからない説明であります」と述べている。まず安倍総理はそうは述べていないし、「やらせ」た証拠もない。通達の1枚たりともない。「悪質な業者を取り締まれ」という通達ならある。発言を捏造しておいて、日本人が聞いてもわからないとしている。汚いとしか言いようがない。慰安婦問題については、小林よしのり著『平成攘夷論』をぜひ読んでほしい。
・「プロは戦争を兵站から考えます」
兵站を本格的に考察した書籍で日本語で読めるものはほとんどありません。防衛研究所の平間さんは本著のあとがきで、そういう本はこれとあと1冊くらいしかないとおっしゃっています。そんな数少ない1冊であるこの著が、このたび復刻されました。大変価値あることと言えます。著者はイスラエルの大学教授で、兵站の専門家です。
・「名著の復刊の文庫化+有益な解説文=お買い得」
本書は、欧米の戦争・戦略関係の大学、陸軍士官学校などでは必ず文献リストのトップに挙げられる名著です。補給・兵站の観点から戦争の本質を鮮やかに描き出した本書ですが、出版から20年ほど経過した今でも、質の上で本書を超える研究書が現れていないのが現状です。 このような名著の翻訳がコンパクトな文庫として復刊になったのですが、今回、大きなボーナスとして専門家による有益な解説文が掲載されていることが何よりも喜ばしいと思います。 「戦争のプロは兵站を語り、戦争の素人は戦略を語る」という名言から始まる解説文では、本書の内容、特徴、研究の意義などがコンパクトにまとめられており、読者は解説文を読んでから、本書を読み進めることによって理解がより深まるでしょう。 いずれにせよ、「名著の復刊の文庫化+有益な解説文=お買い得」だと思います。他の名著もこのような形でどんどん出版されることを期待します。
・「簡易な資料として最高の一冊」
ハンドブックサイズでページ数も辞書としては少なめながら、多彩な武器の紹介は当然として、それを扱うために必要な能力や入手方法の考察、果ては実戦的な使用法まで。コンパクトでありながら、驚くほど見事にまとまった一冊です。価格から考えても、簡易な資料として最高の一冊かと!(>ω<…某萌えなんとかを買うくらいなら、とりあえずこれを抑えて頂きたい(苦笑
なお辞典として高度にまとまりながら、随所で遊び心も忘れていないのが素晴らしい。「武装メイドの存在意義とその必要性」というコラムや、第4章「特殊な武器」に至ってはパイルバンカーやドリルまで解説されていて大ウケでした(笑それと巻末の関連用語の「か」行…そうか、アレも「武器」だったんですねぇ…。
・「誤った最強伝説『日本刀』」
まず、武装の幅広さに驚いた。知っていると思っていたことも意外と混同している事が多く、間違って認識している事も多いと認識できた。
日本刀に関して、よく言われる最強伝説。 ある番組で実験があったがどこに銃弾を刀身に狙って撃つ人間が居るだろうか?という項目には思わず、頷いた。 日本刀は純粋に切断&切る事を目的とする武器。そして、信長がいち早く、西洋鎧を採用した理由も其処にある。
あと、武装メイドのコラムは笑ってしまった。あれは見た目とエンターテイメント性以外、実用的ではないよ。
・「勉強になった」
例えば、剣といえば切れ味鋭いもので、スパッと切断するもの……なんて思っていたが、半分間違っていることなどがわかった。西洋の剣は、基本的に刃の鋭さで切断するものでなくて、重さと丈夫さ勝負だと。確かに、言われてみれば、西洋騎士の全身鎧なんか相手に、日本刀だの、中東系の曲刀なんかで切りつけていったら、刃こぼれして終了〜!です。ブロードソード等武器を相手にしてもまたしかり。
ゲームやら、小説やら漫画やらで培われた、架空のイメージではなく、実際問題現実的なお話がよくわかった。
・「武器の解説本であり、イラスト集ではない」
表紙が反射する綺麗な白色なので高級な感じがしますね。カバーを外した本体は濃い青色をしていて、「矛盾」について商人の立場から語るおまけ話が書かれています。横幅は丁度1.5cm、高さも18cmとコンパクトな大きさなので一般的な本棚にも違和感無く収納できると思います。
1ページにつき一つずつ、左側に武器の解説、右側にイラストが載ってます。古今東西の剣、槍、意思の宿る武器からガンソードなどRPG風のものまで合計で101種類もの多種多様な武器が解説されています。解説の内容も短すぎず長すぎず、いつ頃の武器なのか、どうやってつかうのか、など武器の応用も交えた説明をしていて、例えば剣以外の武器の携帯方法や、クロスボウの矢の装填の仕方、短剣の逆手持ちは見た目はかっこいいが失敗すると危険、両手剣の振り下ろし攻撃のリスクなど、気軽な文体でまるで実戦を意識しているかのようなギャップが面白い。
それがこの本の魅力でもあるのですが、逆にそれが星4個にした理由でもあります。武器自体の解説なのか、それとも武器の応用の解説なのか、が明確な線引きがされずに混同しているため所々中ぶらりんな感じがあり、私以外で星4個にした方も同じようなことを感じたのではないでしょうか。
また題名にも書いたとおり、私はゲームに登場するような武器屋の武器イラスト一覧なものを期待して本書を購入したんですが、この本のイラストは色が付いてなく、あくまで見本程度に留まっているのも個人的には残念な点でした。古今東西の武器の基礎知識を身につけるためなら最適かもしれませんが、私のように解説はいらないから武器の写真集だけ欲しいと思っている方は、少しものたりないと感じるかもしれません。もう一つ、各武器ごとに時代も記されてるんですが、武器の年表や使用されていた地図をつけて欲しかったです。
・「読みやすく、内容も深い便利な一冊」
ほかの方のレビューにもあるとおり、なかなかよくまとまっています。ソードと日本刀の違いさえ曖昧だった私には勉強になりました。広刃の剣で、といっても持ち手が少年だったりすると剣にふりまわされてしまい、戦いどころではなくなります。また突きに適した剣、撫斬り用など、剣もそれぞれの特徴があるとか。蛇足ながらハルバート等の紹介はドラキュラ(ゲーム)ファンには嬉しいところもありました。
・「これでいいのか、日本のリーダー.」
大本営の情報参謀が、戦後40年近くの沈黙を守って、戦中情報がどう扱われたか、の体験を語る貴重な本.さぞ酷いものだったか、という話かと思えば、著者自身を始め、個々には諜報・情報の重要性を認識し、分析に長けた参謀もいなかった訳ではない.だが、システムとしては全く戦争国とは思えないものだった.行間から伝わる著者の嘆き・静かな怒りは、時に心を打つ.著者は引揚げ後、山下兵団の記録を書き綴り、父親から「負けた戦を書いて銭をもらうな」との叱りを受け、何十万もの声なき戦没者を慮り、沈黙を守ることになる.個々は別として、全体としては未だまともな諜報・情報機関を持たない戦略なき国家は、いつになれば著者の警告を受けとめることができるのだろうか.戦没者の無念を思う時、現状はあまりに悲しい.
・「大変な良書、しかしまだその奥には」
本書は、太平洋戦争中、新任の情報参謀として大本営に赴任し、過去の蓄積が何もない中でアメリカ担当の情報参謀として大本営及びフィリピン戦線で次々とアメリカの「次の一手」を読み当て「マッカーサー参謀」とあだ名された元陸軍軍人がその頃のことを当時のメモをもとに振り返って記述した書である。
本書においては、いくつか警句的に気の利いた文章が記されており、これが情報の本質であるかのように考える読者も多かろうと思う。しかしながら私思うに、これは著者の言うところの「しぐさ」「枝葉末節」であって、本質の一片の現れに過ぎない。著者の論ずるところ、情報は、これを用いて判断する人の認識に大きく依存するし、また情報は、これを分析する人の迷いと洞察によって飲みその深奥を現すものであって自らの視野にあった形でしか立ち現れぬものである。仮に情報の重要性に気づいたとしても、その感想が「スパイを出すことが何より肝要」「知識を集めれば何でもわかる」というような態度であるとすれば、それはやはり戦前の大本営作戦課の態度を越えるものではないし、むしろこれは本書の著者が批判してやまない、大本営作戦課的な、情報に疎い態度であるといえるのではないか。
本書が批判する大本営作戦課のごとき態度について、さらに深い思索を試みたい方には、山本七平著「日本はなぜ敗れるのか」、戸部良一ほか「失敗の本質」を併読することをお勧めする(逆に言えば、本書はこれらの書と対抗しうる良書であるということである。)。本書は日本的組織の情報(及びその活用)に対する感度に関し思いを致すときに深い示唆を与える良書であるのは間違いないが、著者の立場、またその経験から一定の限界があるのも確かであり、上記の2冊と合わせることで、さらに奥深いものが見えてくるのではないかと思われる。
・「ビジネスマンが読むべき一冊」
この本は、何度も読み返しているが、その価値のある一冊だろう。旧陸軍海軍での事柄という概念ではなく、現代においても”情報音痴”といわれる日本人の江戸時代以降の伝統的(明治維新から日露戦争の時代を除く?)な意識と思考形態が、どれだけ国家や組織に損失を招くか、ということを明瞭に語っている。今のインターネット時代、情報戦といわれるが、情報とは何なのか、この著書の中でも「形を見てはいけない、本質を見よ。」と述べられ、「情報は、常に作戦に先行すべき」とか、「戦略的失敗は、戦術的成功で、回復できない」など、多くの示唆に富む言葉がある。情報関係に携わる人間はもちろん、企画やマーケティングなどのビジネス担当者にも、必読の書と信じる。
・「彼を知らず、己も知らない日本軍」
大戦中、大本営の情報参謀として働いた著者の体験記
感想としては、「えー、日本軍って、こんな状況で戦争してたの」と呆れるばかりであった。情報が無い中で戦えばどうなるか。「孫子」的常識で考えれば、結果は火を見るより明らか。
単純に、情報が取れなかっただけではない。途中で握りつぶされた情報もある。重要性が理解されなかった情報もある。認められても、作戦に生かされなかった情報もある。
そうした一つ一つの生かされなかった情報が大勢の人の命を左右したのだと思うとやるせない気持ちになる。
こうした教訓を真摯に受け止め、臆病かつ謙虚に情報を集めそれらの情報から重要なものを見分ける感性を養いたいものだ。
・「情報を軽んじていた日本軍」
情報戦と言う言葉からは高度の頭脳戦をイメージしてしまうが、大東亜戦争中の日本軍は初歩的な部分で既に情報というものを軽んじていたのである。例えばそれはブーゲンビル島沖航空戦や台湾沖航空戦の戦果だが、戦闘の状況を観察しづらいパイロットからの報告を鵜呑みにし、それを前提に次の作戦を立ててしまうのである。数字的実証と目で確かめた事実以外の部分、即ち期待とか当惑とか焦りとかが情報を判断する上で重要なウェイトを占めてしまったと言えるだろう。
原爆投下機のコールサインを傍受し、その奇妙な動きまで把握しながら、原爆投下という特殊任務までは見抜けなかったというエピソードなども興味深い。
・「本当の狙撃手」
今まで狙撃に関する本はあったが、それらは全て狙撃に関する歴史や国別での狙撃手の役割や個々の戦闘場面での狙撃話や少しだけ有名な狙撃手について語られるだけであったが、この本は第二次大戦のドイツ軍ナンバー2(公認記録257人)の狙撃手ゼップ・アラーベルガーについて本人からの聞き取り等で書かれた狙撃手個人について書かれた記録である。第二次大戦での狙撃手ナンバー3は映画スターリングラードで有名なロシア人(ザイチェフだったかな?)しかし、ソ連はプロパガンダに利用して数字は信用できないのが通説なのでアラーベルガーは世界ランクで実質3位に入る狙撃手といっても過言ではない。その彼は現在も生存しており、彼が軍隊への入隊から狙撃手になった経過、東部戦線での数々の狙撃や戦闘の残酷さや終戦で故郷に帰るまでがリアルに書かれている。狙撃手が実際の戦場では重宝される反面戦闘が終わると卑怯な兵士であるかのように扱われる記述があったり(そのため狙撃の申告がなかなか認定されない等)又ソビエト兵がドイツ軍や自分の兵士に行なった残酷な行為等は他の戦記物の本には描かれてないものであるが、この本はそれらが余すところ無く記載されており戦争の残酷さがよく伝わってくる作品です。
・「崩壊するドイツ国防軍」
日本語で読めるWW2ドイツ軍人回想記・伝記はエリート部隊の戦車兵か将軍・高級将校の物が多いのですが、この本の主人公は第3山岳師団、第144山岳猟兵連隊所属の下士官。前線勤務も1943年7月からなので地図上のその足跡は左向き(西向き)=撤退だけ。陣地構築→圧倒的なロシア軍による突破→撤退→新しい陣地に布陣→突破…この繰り返し。撤退の目標は次の河川の対岸に渡り陣地を構える事にあるが防備の弱い箇所で必ず橋頭堡を作られてしまう。これでは体力も精神も持たない。その上、独ソ戦の暗部、イデオロギー戦と言う以前の人間性ゼロの双方「捕虜を取らない」「後に残された負傷兵は虐殺」血を血で洗う残酷な描写ばかり。婦女子閲覧禁止。
・「えぐい程のリアルさ」
狙撃手関連の資料ではこの本の他には「狙撃手」「戦場の狙撃手」「ミリタリー・スナイパー」が手に入る和書だと思います。他の本が歴史や技術を説明しているのに対して、この本は残忍な程にリアリズムを追求していきます。「西部戦線異状なし」を残虐非道な東部戦線にして、アントニー・ビーヴァー氏の「スターリングラード」のリアルさを足した様な感じです。東部戦線の事を良く知らない人には、ややきつめの表現が続きます。(えぐいかもしれませんが、東部戦線とはこういうものです!)
これまたリアルな写真が普通に載ってるので、健全な家庭では取り扱い要注意ですね。
・「現実とはいえ、あまりに、、、、」
「人が人を殺す」この目を背けたくなる現実が余すところなく描写されます。 そのための技術としての狙撃、そしてその結果としてもたらされるおぞましい残酷な結末。 その地獄で生き残るということ、、セルフコントロールというにはあまりにも すさまじい体験が語られます。戦争の現実を知るには貴重な書物ですが、 人間はここまで残虐になれるものか、、というのが狙撃兵のみた戦争という 視点でしるされていて、とても重い読後感です。これが戦争の現実なのかと 言葉がありません。
・「個人の手記が好きな人には良い本」
「狙撃手」「戦場の狙撃手」「ミリタリー・スナイパー」 等の狙撃手関連本が歴史や運用法などについての分析的な書籍があるのに対して、本書は特定の人物に焦点を当てた本です。個人的には前者のようなスタンスの本が好みなのでこのような評価にしました。
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