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▼アメリカ:人気ランキング

生声CD付き [対訳] オバマ演説集生声CD付き [対訳] オバマ演説集 (詳細)
CNN English Express編(著)

「勉強の教材でありながらスピーチに感動します!」「“英語教材”という見方だけで終わらせてはいけない」「感動した!」「必読、必聴」「元気の出る本」


CIA秘録上CIA秘録上 (詳細)
ティム・ワイナー(著)

「実名に勝る情報なし、必見の本」


CIA秘録 下CIA秘録 下 (詳細)
ティム・ワイナー(著)


オバマ 危険な正体オバマ 危険な正体 (詳細)
ウェブスター・G・タープレイ(著), 太田 龍(監修)

「今が旬、そして素晴らしいファシズム分析」


合衆国再生―大いなる希望を抱いて合衆国再生―大いなる希望を抱いて (詳細)
バラク・オバマ(著), 棚橋 志行(翻訳)

「オバマ氏が出てきた。」「オバマ氏の人柄と主張がよくわかり、ファンになります。」「初の黒人大統領誕生なるか?」「大統領候補として十分な資格がある人だと思った」「是非、大統領になってこの内容を実施してもらいたい」


マイ・ドリーム―バラク・オバマ自伝マイ・ドリーム―バラク・オバマ自伝 (詳細)
バラク・オバマ(著), 木内 裕也(翻訳), 白倉 三紀子(翻訳)

「「アイデンティティ探し」の長い道のり」「カリスマ オバマ」「単なる自伝を超えて」


格差はつくられた―保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略格差はつくられた―保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略 (詳細)
ポール クルーグマン(著), Paul Krugman(原著), 三上 義一(翻訳)

「賛否両論あるだろうけど」「なぜアメリカはこんな酷い国になってしまったのか」「ちがう国の 似た方向」「本書に見られるような議論を通じて再び健全な国を築いていくことを期待したい。」「ポール・クルーグマン吠える」


英和対訳 ケネディ大統領演説集 CD付英和対訳 ケネディ大統領演説集 CD付 (詳細)
長谷川 潔(翻訳)

「注目すべき政治家」


大統領が変わると日本はどこまで変わるか? (トレビズ新書)大統領が変わると日本はどこまで変わるか? (トレビズ新書) (詳細)
長谷川 慶太郎(著)

「だめだ、こりゃ」「目先の嵐に惑わされないために」「大国・アメリカを知るには気軽な一冊」「アメリカの実態が見える。今年、一番の書」


オバマ「勝つ話術、勝てる駆け引き」オバマ「勝つ話術、勝てる駆け引き」 (詳細)
池本 克之(著), 西川 秀和(著)

「これぞオバマ話術の真髄だ! valueintegrator」


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▼クチコミ情報

生声CD付き [対訳] オバマ演説集

・「勉強の教材でありながらスピーチに感動します!
英語勉強の教材として購入しましたが、想像以上にスピーチの内容が充実していました☆ぜひ原文を堪能してみて下さい。やはり実際のスピーチを聞くのは、文章の作り方だけでなく、発想力なども学ぶことができます。オバマ氏の文章は明確なので、英語を学ぶにあたり非常に勉強になります。学生でも充分に活用できます。しかし、ほとんどが残念なことに完全収録でないところが残念なところです(涙)。演説集が売り上げランク1位になる、日本人の勉強好きを称えての☆5です。

・「“英語教材”という見方だけで終わらせてはいけない
最初は、いくら日本にも多大な影響がある国の大統領選挙とはいえ、そんなに強い関心はなかった。だが、選挙戦も終盤になったころには、この男ならアメリカを、世界を、きっと大きく変革させられる、変化させてくれる、という確信のようなものが芽生えてきた。実際に勝利演説を聴くと、原稿らしい原稿もほとんどなかったのに、じつに聴き応えある名演説だと感じた(英語を直接聴いて理解できたわけではないのがちょっとツラいが)。その勝利演説を含め、氏が表舞台に登場したターニングポイントとなる演説など4本がライヴ音声で聴ける。

英和対照のテキストを見ながら聴くと、その主張の明確さや論旨の明快さに、氏のさらなる非凡さを感じ取ることができる。巻頭では、氏の演説の特徴を詳細に分析しており、ひとの心に訴えかける演説とはこう組み立てるものだ、という観点からの勉強もできるようになっている。大方の日本人にとっては、英語教材として読解力やヒアリング力の訓練に、となるのだろうが、用途目的をそれだけに限定してはいけないと考える。

惜しむらくは、4本の演説のうち完全収録は1本だけ。何か、権利問題その他で超えられない限界があったのだろうか。音声分量がCD容量の半分くらいしかないのは惜しい。せっかくのメディアをもっと有効活用できなかったものだろうか。

選挙戦は、11月4日で終わったわけではもちろんない。09年1月20日に“メインイヴェント”が控えている。そこで示されるに違いない歴史的演説も含めた、さらなる“完全版”が提供されることに期待を込め、本書は敢えて(いい意味での)4つ星評価とさせていただく。

・「感動した!
生きているうちに黒人大統領が誕生するとは夢にも思わなかった。 オバマ氏には非常にわかりやすい言葉で人々の心に訴えかける話力がある。 オバマ氏の演説を聴いていると、心に温かいものを感じるのは小生だけではないはず。 だから大統領になれたのかな。

英語の教材用に買っている人も多いようで、民主主義を学ぶためにも中学や高校の英語のサイドリーダーにしてもいいだろう。

・「必読、必聴
暗い時代にパッと電気がついたような明るさ、希望、熱が伝わってきて感動を覚えた。アメリカは、「誰がアメリカの大統領になっても変わらない」という見方があり、私もそうだろうなと思ったが、一気に払拭された。

ひたすら希望を前面にだされ、翳りがみられず、特に、次の演説が胸にせまる。

「文字の読めない子供がいたとしたら、それは私にとって重大な問題なのです。たとえそれが私の子供でなくても。どこかに処方薬の代金を払えないお年寄りがいて、薬代を払うか家賃を払うかを選択をしなければならない状況にあるとしたら、それは私の人生を貧しくします、たとえそれが私の祖父や祖母でなくても」

こんなスピーチ聴いたことがない。スピーチがうまいというより、心からのものでなければ、なかなか出てこない言葉なので感動を覚える。

この歴史にのこる名演説は、必ず読み、聴いておいた方が良い。

学校の授業も、ゆとり教育を廃止して、英語の授業は英語で行うようになるが、中高生でもおすすめです。

・「元気の出る本
他の人のレビューを見てちょっとほめすぎではと思いつつざっと目を通すと、わずか100ページ足らずの中に今のアメリカのかかえている問題やそれへの対応策や、誰もが希望を取り戻せそうな言葉がちりばめられており、読んでも聞いてもとてもいい感じが伝わってくる。 日本人の自分までなんだか元気づけられてしまう不思議な本です。 使われている英単語の意味や索引までついていて、辞書いらずで読めるまるで教科書にしてくださいといわんばかりのつくり、紙の質も良く永く手元に置けそうな本です。話のネタに1冊丸暗記してもいいかも。 来年からのアメリカは変われそうな気がします。

生声CD付き [対訳] オバマ演説集 (詳細)

CIA秘録上

・「実名に勝る情報なし、必見の本
 30年近くCIAや国防省といった諜報分野の取材をしてきた著者が、「パールハーバーを繰り返すまい」という使命で設立されたCIAの誕生から現在までを記した本。

 内容は、朝鮮戦争やキューバ危機、9.11の同時多発テロなど、CIAが情報を見誤り、情報機関として失敗した事例をふんだんに盛り込んでいる。

 特に印象に残ったのは、CIAによる自民党への秘密献金(上巻第12章)、イラクで大量破壊兵器があるという偽の情報伝達(下巻第50章)。 恥ずかしながら、自民党への秘密献金があったこと、そして、どの政治家がCIAの協力者であったかを初めて知った。 そして、アメリカがイラク戦争に突き進んだ理由となる「大量破壊兵器の存在」が、いかに根拠に欠くものであるのかということにも驚いた。

 この本のすごさは、本全体で「誰に何を聞いたか」「誰がどこで何を言ったか」が、実名で書かれていること。日本の新聞によくあるような、関係者によると・・・ということはしていない。

 歴代長官らからのインタビュー、秘密文書などを丹念に調べ上げた取材結果を実名で記しているのだ。だからこそ、説得力と重みが違う。 文末についた注釈(取材ソース)が上下巻で計約200ページに昇っているのも驚きだ。

とはいえ、上下巻とも読みこなすのはなかなか疲れる。買おうかどうか迷っている人は、下巻に書かれた編集部による解説(379〜393ページ)をまず読んでみては。

CIA秘録上 (詳細)

オバマ 危険な正体

・「今が旬、そして素晴らしいファシズム分析
今まさに旬のオバマ大統領の危険性を訴えた著作。英語版を入手していたものの積読状態だったところにこの翻訳がそれも陰謀論の大家、太田龍さん監訳で出たのはもっけの幸い。一読仰天、目が回るほど面白い。あっという間に読めてしまうが語られる内容は深い。スカル&ボーンズの息がかかったブッシュ大統領は911人口テロを起こし暴走しまくりイラクへ攻め込んだことは最早常識と化している一方、改革を訴えるオバマはいい人だと思っていた意識がきれいさっぱり吹き飛んでしまう。なんと、爽やかなオバマは、ロシアと戦争したくて仕方ないブレジンスキーとその背後のロスチャイルド系秘密結社に育成された洗脳大統領であり、選挙に際しては替え玉まで用意されていたらしい。ブッシュにはできなかった大衆動員をオバマは巧みな演説で成し遂げる点で、単なる独裁者より危険なファシスト(国民揃って自由を放棄させられる)なのだという。彼は武力を用いずに政権転覆をさせる技術、ポストモダンクーデターの一部をなしており、ブレジンスキーのロシアとの最後の戦いに向けた布石にすぎないそうだ。ショーペンハウアーの諦念の哲学が、行動する哲学、ファシズムのある意味源流であるニーチェへと変貌を遂げたように、ブッシュ大統領の時代が大衆動員を伴うオバマの時代(それはファシズムの時代)へと変貌していっている真っ最中なのだと説明される。インフレに悩むドイツに救世主として現れたヒトラーのように、オバマも貧しくなったアメリカの救世主として現れる。強いアメリカ、豊かなアメリカのイメージを刷り込まれた日本人である私は本書を読むまで、確かにオバマをファシストと見ることができることに気づかないでいた。目から鱗の素晴らしい作品。

オバマ 危険な正体 (詳細)

合衆国再生―大いなる希望を抱いて

・「オバマ氏が出てきた。
アイオワ州で党員大会が1月3日に行われ、民主党では得票率38%でオバマ氏が1位。本命と言われたヒラリーは29%で、3位という結果に終わった。早速、「合衆国再生」をレビューしてみよう。

オバマ氏は、この本の自己紹介のなかで、コンサルタントに「本当に運が悪い、もちろん、いまさら名前を変えるわけにはいかん。」といわれている。(オバマ氏の名前はオサマと韻を踏む上に、ミドルネームはフセインなのだ)この部分は意外に重要だ。ヒラリーは、フェミニスとの立場から、ヒラリー・ロダム(旧姓)、その他、ヒラリー・クリントン、ヒラリー・ロダム・クリントン、ただの「ヒラリー」と名前を使い分けている。

また、自分に金がなく、いつも、いろいろな人に選挙資金を出してくれるようお願いするため飛び回っていて時間がない。とも言っている。ここも莫大な選挙資金を持つヒラリーとは対照的に描かれている。

この本は直接ヒラリーを攻撃したものではなく、むしろ自分の欠点をさらけだしている。日本流にいうと、自分は地盤、看板、カバンがないが頑張っている。ということであり。ヒラリーは地盤、看板、カバンだけで戦っている。と極めてソフトに暗示しているのだ。

この本は、アメリカの選挙カルチャーの特色である、比較広告と過激なネガティブキャンペーンを超ソフト化したものだ。

そうして、オバマ氏はこの本で、新鮮でソフト というイメージ作りに成功している。ヒラリーは、長い間先行していたが、賞味期限は切れかけている。元大統領の夫人が大統領になるなんて変じゃないか、という本音もでてきた。

ここからヒラリーが巻き返すことは難しいかもしれない。なぜなら、ヒラリーに集まっていた勢力と資金は、勝馬に乗ろうとしていただけのものも多く、新たな勝馬が出てくれば、容易にそちらにつくような存在でもあるからだ。

この本は選挙用キャンペーン本であるが、オバマ氏の本音の政策はよく見えてこない。しかし、中々の戦略を持った本であることは、しっかり見抜くべきなのだろう。

・「オバマ氏の人柄と主張がよくわかり、ファンになります。
昨年末にこの本を読むまでは、オバマ氏についてはあまり知りませんでした。しかし、この「合衆国再生」を読んで、アメリカに何十年に一度の本物の政治家が現れたと感じました。彼の経歴、実践、政治への信念が正直に自信に満ちた形でここには書かれています。ワシントンのロビイストや影響力のエージェントの手にある政治を、懸命に生きて幸せになろうとしている一般市民の手に取り戻そう。そして、アメリカ建国時や公民権運動の時代の精神を思い出し、「分断」ではなく「信頼」と「連帯感」に基づく国づくりにもう一度励もうと、オバマ氏は語りかけています(実際に彼にはケネディーやキング牧師に似たカリスマ性があり、スピーチも非常にうまい)。オバマは文章もうまい、本書は翻訳もいい。これに興味を持てれば、95年に書かれた自伝もお薦めです。オバマファンになった私は、本書をもう一度読み返しながら、原文のニュアンスも知りたくてPaperbackもオーダーしました。

・「初の黒人大統領誕生なるか?
本書を読まれた方のほとんどは、オバマ上院議員の政策に賛成するか否かに関係なく、議員が非常に政治家として優れいていることに同意せざるを得ない。

リベラルでありつつも保守的である議員は、政治に最も必要なバランス感覚に優れておられ、本書の端々でそのことを痛感させられた。

また、なぜオバマ上院議員が大統領の椅子に最も近い人物のひとりになることができたかということを知ることができるだろう。

しかしそれ以上に理解すべきことは、現在のアメリカの政治が構造的に有している問題に対して、それらの問題を生み出しかねない立場の人物が、解決するために取り組んでいる状況がアメリカにはあるということだ。

もちろん、他人の芝は青く見えるという諺が示すように、アメリカの政治家だから力強く正当な活動をしているように感じたのかもしれないが、多くの日本の政治家には、あれほどの著作を生み出せないのではないかと思った。

また、日本語訳に関しては、英語特有の言い回しはそれほど見られず、自然な感じを受けた。

・「大統領候補として十分な資格がある人だと思った
 この本は原書でしばらく読んでいたが、読みやすい割には内容がなかなかつかめず、ついに四分の一ほどで読むのを止めてしまった。しかし、アメリカの大統領予備選をNHKテレビで見ているうちに、どうしてこのバラク・オバマ氏がこれほどの評価を受けるのかが知りたくて、急遽アマゾン.コムにこの翻訳版を注文し、メダンまで送ってもらった。 奴隷の子孫でもなく、しかもケニア人との混血二世という、前世で歴史的重みの少ないアメリカ人であるにもかかわらず、なぜ多くのアメリカ人の支持を得ることが出来るのか。そういう、いわば日本人的な疑問と興味を抱きながらこの本を読んだ。 さて内容である。この本は大統領予備選に出馬する前に書いたということもあってか、自分を売り込むような主張をほとんど感じることなく、アメリカに対する率直な思いが素直に出ているという風に読むことができた。現在の政局や、経済、労働事情、社会事情について問題点を把握し、その解決策を割りと具体的に述べていて分かりやすく、共感できる部分も多い。ここで驚くことは、アメリカの現状と日本のそれとが多くの部分で似ているということで、即ち、政党間の不毛とも言えるような論争、産業の空洞化による労働者の失職、基礎の部分で働く人が報われることの少ない社会、などについて共通点があると思った。 一方で、社会保障制度や医療保険制度など、基本的には日本のほうが進んでいると思い、このことに思い悩んでいる著者に、「日本の制度を参考にしたらどうか」と助言したい気持ちであった。 なぜこういうことを言うかというと、巷間言われている、共和党のマケイン候補が大統領になったほうが親日的なので日本にとって良い、ということを念頭に置きながら読んだからである。しかし、著者の考えを知るにつれ、それは杞憂ではないかと思うようになった。 最後に、大変にすばらしい翻訳だということを述べておきたい。

・「是非、大統領になってこの内容を実施してもらいたい
現時点で、バラク・オバマ氏は民主党の大統領候補として、共和党マケインとの大統領の座を争わなければいけない。現時点ではポイントもオバマ優位と言われているが、これに関しては蓋を開けてみないと解らない。書籍に記されていることは、今後のアメリカにとって、また日本にとってもとても重要なことが書かれている。もし、大統領になったときにどこまで理想にたどり着けるのか?ポイントはそこだと思う。特に共感をもった章が最終章の「家庭と生活」であった。オバマ氏の人間味溢れる一面が垣間見れる。また、親として大抵の家庭では問題となっている夫と妻と子供の関係についてはとても共感が持てた。アメリカほど極端ではないが、片親の家庭が昔より多くなった事、妻が働くことが当たり前になったこと、その犠牲となるのは子供である。日本でもそうだが、いかに子育てができる環境を作れるかは、企業はもとより、政策にかかってくる。その根底部分を手厚くしないと、これからの未来いかに技術革新が起ころうとも人間が育たなければなにも意味のないものとなると思う。私としては是非、大統領になり、この書籍=公約を守ってもらいたいものである。

合衆国再生―大いなる希望を抱いて (詳細)

マイ・ドリーム―バラク・オバマ自伝

・「「アイデンティティ探し」の長い道のり
最近話題のアメリカの上院議員です。2008年の合衆国大統領の民主党候補の座をクリントン前大統領の夫人、ヒラリーさんと争っています この本はその著者の「自伝」とあります。

全3部で成り立ちます。1部と2部自分の父母や祖父母、そして自分の生まれ育ちを語り、3部では父親のふるさとであるアフリカのケニアに渡った時の話で成り立ちます。

500ページを超える大部ですが、その論旨は必ずしも明快というわけでもないのですよね。それでもその言わんとするところを読み取ろうと私なりに努力しました。

結局本書は著者の人生が「アイデンティティ探し」の長い道のりの途上にある、ということを言わんとしているのだろうと思います。ただし、人種の違いの問題、父母の国の貧富の格差等、「自分探し」という手垢がついたものとは違って、もっと複層的なものだろうな、とも。

彼は第三部において父の故郷、アフリカのケニアに渡ります。祖父と父の墓の前で悟るのです。他人を信じる気持ちの重要性と、それを忘れることの悲劇を。それがあればどのような差異も乗り越えられるという悟りなのです。

そして彼の政治的な立場は、人種の違いを超え、コミュニティをつくりあげていくこと、にあると言っていいと思います。

常に黒人としての自分を意識せざるをえず、といいつつも白人社会の一員という意識も持つ彼が、白人が黒人を差別することの不当性はもちろんですが、黒人達が「すべて白人が悪い」というスタンスで社会批判をすることに対しても距離を置こうとしていることも理解できます。

ただし、これはリベラリズムに対置されるコミュニタリアニズムなのかというと、本書の記述からだけでは良くわからないのですよね(要するに自由に対する一定の制限を許容するかどうか)。一応エピローグには「コミュニティと我々の自由はどうしたら調和させることができるのだろう?」と自問しているのですね。このあたりは大変に興味があります。

イリノイ州議会議員や上院議員時代の話や政治的な立脚点等については述べられていないので、その後の彼の思想的な変遷等について知りたいですね。

500ページを経てなおその論旨が明快とは言い切れないのは、彼は黒人の父親と白人の母親の血を引いているものの、やはり黒人としての自分を強く意識せざるを得ないからなのでしょう。

彼は黒人社会に根強く残る「黒人が不幸なのは白人が悪い」的なステレオタイプな社会観から距離を置こうとしており、そのためには、「自分がいかに長い道のりを経てこのような思考に至ったのか」ということを、おそらく黒人の側に示す必要があったからなのだろう、と思います。

・「カリスマ オバマ
 バラク・オバマの映像や演説から「何か」を感じた人に薦める。 543ページというぶ厚い本だが、あなたが感じた「何か」を探りたければ、きっとどんどん読みすすめることができる。 読み終わったあなたはきっとオバマに会いたいと、思うだろう。 「勇気について、悲しみについて、強さともろさについて…」直接話しを聞きたくなるにちがいない。 ケネディーが生きた時代を、リアルタイムで経験することはできなかったが、きっと彼に備わっている何かと同じものが、バラクにはあるだろうと思うのだが、どうなんだろうか?

・「単なる自伝を超えて
バラク・オバマの自伝。ベストセラー『合衆国再生』が政治家になってから書いているが故に政策論的内容となっているのに対し、本書は、政治家になるずっと前、まだシカゴでコミュニティ・オーガナイザーをやっていた頃に書かれたものである。黒人といってもかつての黒人奴隷を先祖に持つわけではなく米国に留学していたケニア人を父に持ち、白人女性を母に持つオバマ。母のインドネシア人男性との再婚。インドネシアでの生活。ケニアの父への思い。一体自分は何者として生きればいいのか?若きオバマの歩みはまさにアイデンティティを探す旅となる。本書は若きオバマが辿るそのようなアイデンティティ探しの旅の記録である。

だが本書は決して単なるオバマの個人的な物語にとどまらない。オバマが様々な人々との出会いの中で直面させられる悩みや葛藤は米国社会が歴史的に抱えてきた人種関係史の一側面を確実に抉りだしているように思う。周知の如く先の大統領選ではオバマは黒人の白人に対する「怒り」を前面に出すことなく、合衆国の統合を呼びかけることで支持を獲得した。その点、かつてキング牧師が歩んだ道に通ずるものがある。だが、オバマの向かい合ってきた悩み・葛藤は、彼がひたすらキング路線を突き進むことへの違和感も同時に抱えていたことを示すものだろう。黒人は常に白人のコートでプレーし白人のルールに従って生きてきた。黒人は白人の望む黒人像を演じることによってのみ敬意を勝ち得たのである。だがそれは本当に平等と言えるのか?オバマの悩みはそこに行きつく。結局黒人が真の意味で自由と自立を勝ち取るためには残された選択肢は「怒り」しかないのではないか。黒人同士の間に幾重にもひかれた分断線を克服し、団結を回復するには黒人民族主義者達のように白人全体に対する怒りによって黒人の誇りを取り戻す必要があるのではないか。それはまさにかつてマルコムXが追求した路線でもあるのだ。キングとマルコム。二つの道の間で悩むオバマの姿は、米国の人種関係史を端的に表すものだと思う。色々と考えさせられる一冊だ。

マイ・ドリーム―バラク・オバマ自伝 (詳細)

格差はつくられた―保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略

・「賛否両論あるだろうけど
面白く読めましたよ。ただ、クルーグマンのスタンスも変わった気がします。今から15年以上前、インフレーションターゲティング論で有名になった頃のクルーグマンは、根底では同様の想いを持っていたと思いますが、ここまで直接的な批判をすることはなかったでしょう。労働問題・雇用の問題・格差の問題についてのスタンスは特にそう。古典的な経済思想では労働運動が格差や賃金等の問題を解決するという考え方はあまり支持されていなかったはずですからね。ただ、個人的には労働組合等は必要だと思っているので、私としてはクルーグマンの見方に一定の支持を与えます。(とはいえ政治的偏向や正社員の権利保護に偏っていた日本の労働組合には 怒りに近いものをもっていますが。連合等も最近やっと変わりましたね)

また、クルーグマンに限らずスティグリッツ等のリベラル派経済学者の発言は、年々強力かつ直接的になっていますね。それだけ危機意識等が高まっているんだと思われます。また、サブプライム問題を契機に、自由主義に偏り過ぎた経済思想がアメリカ国内的にも世界的にも批判を受けるようになったという面があるのだと思います。「市場は歪められる」という考え方でしょうか。

ただ、間違えてはいけないのは、クルーグマンやスティグリッツのように労働問題や雇用についてリベラル的、左的なスタンスを取っている学者で、公共事業や財政政策などによる再分配や社会保障の重要性を主張している経済学者はたくさんいますが、日本のようなデフレ不景気で「金利を上げろ」「金融を引き締めろ」という発言をしてる人は滅多にいませんので注意してくださいね。日本の左、リベラルってなんであんなに引き締めたがる&公共投資を削ろうとするのかよくわかりません。普通に考えて失業率は上がるし分配も機能しなくなりますが。他国の労働党と主張が真逆じゃないですか。そんなに不景気が好きなんでしょうかね。

・「なぜアメリカはこんな酷い国になってしまったのか
 各種統計データを示しながら、いかにアメリカの格差が拡大してきたか、その理由は何か、ということを深掘りしています。

 ニューディール政策と第二次世界大戦の戦時統制の影響で、戦後のアメリカ社会は、貧富の差が少ない社会を築くことができました。しかし、著者によれば、レーガン大統領の登場あたりから政治は一部の富裕層が牛耳るようになり、格差は拡大していきました。 貧困層が政治的に力を持たないよう、「保守派ムーブメント」は移民に選挙権を与えないように画策し、さまざまな方策で低所得者の投票率を上げないように工夫しています。

 法律的に違法とはいえなくても、人道的とはいえない「保守派ムーブメント」の行動の根底にあるものは何なのか。

 著者のクルーグマンは、  「すべての根源は、アメリカの人種差別問題にある」と結論しています。

 貧しい白人を救う政策を実行すれば、貧しい黒人やヒスパニックも一緒に救ってしまう。黒人やヒスパニックを救済するくらいなら、貧しい白人を放置しておくほうが良い。口に出して言わないまでも、多くの白人の根強い人種差別意識が格差を縮めることを拒否している、というのがクルーグマンの主張です。

 クルーグマンはアメリカの暗い時代は変わろうとしている、といいます。 アメリカでは白人の人口がが減少し、多くの白人の意識が人種差別的でなくなってきた、という彼の洞察が事実なら、アメリカ社会は「格差が縮小する」という大きな転換点を迎えることでしょう。

 折しも、アメリカはもうすぐ大統領選挙。私がアメリカ人だったら、本書を読んだからには、迷わずオバマに投票するでしょう。

 アメリカをこんなに酷い国にしてしまったのは「保守派ムーブメント」に支配された共和党のせいなのか。そして、その政治的支配は、転換点を迎えようとしているのか。

 答えが出るのは、もうすぐです。

・「ちがう国の 似た方向
多くのエコノミストが言うような 資本の論理 神の見えざる手の作用ではアメリカ合衆国の格差は 説明できない と書いてあります。

グローバリズムやIT技術の進歩が 格差社会の原因・理由ではなく国の政策が 格差を生み出したのであり 選挙で選ばれたはずの政府が選挙権のある人たちの圧倒的多数の経済的利益に まったくそぐわない決定が出来たのはその根っこに 人種差別があったからだ と 書いてあります

それじゃあ 日本でも 橋本 小泉と どうして新自由主義が 選択されたのかもちろん クルーグマン教授は書かないけどいろいろ考える資料は 提供してくれます

翻訳は 読みやすいです

・「本書に見られるような議論を通じて再び健全な国を築いていくことを期待したい。
日本ではインフレターゲティング論者で有名なクルーグマン教授による格差の進むアメリカを考察した書。 本書によれば、アメリカでは、所得分布の最上位(0.01%)が、30年前に比べて7倍も金持ちになっているという。1970年には、平均的な労働者の所得の30倍だったCEOの所得は、今では300倍というから尋常ではない。 これは、レーガン以来の共和党が、金持ち優遇税制や、アメリカ国民全員に福祉を与えると非白人を含むことになるという意図的な人種差別政策を通じて行われてきたという。

この本が書かれた後、オバマ旋風が巻き起こった。歴史的なゆり戻しが起こりつつあるのであろうか。 超格差社会といわれるアメリカ、今やサブプライムローン問題などを通じて疲弊しているように見えるが、本書に見られるような議論を通じて再び健全な国を築いていくことを期待したい。

・「ポール・クルーグマン吠える
おもしろく読めました。中産階級が徐々に形成されたのではなく、数年で一気に作られたというのはちょっと意外な指摘でした。日本でもアメリカの新保守主義に習って、年金や健康保険の民営化や、制度の分割をしようとしてますが、少子高齢化が進んでいた分と、デフレ不況があったぶん、格差社会の到来がアメリカより一足早く来た感じです。

幾つか欠点があり、本書の価値をいくらか損なっている。(1)全訳でない。   訳者は日本の読者になじみがない部分を削ったと言っているが、どうも訳者が理解できない部分を削ったような気がする。 削った部分に結構割と重要な事柄が書いてありそうな気がしてしょうがない。(2)翻訳が固すぎる。   分量から考えても、本書をクルーグマンは一般人向けに平易な言葉で、書いていると思う。 「ループゴールドバーグ機械と比較した」なんて、めちゃくちゃ固い訳文だが、要するに目覚ましが鳴ったら無駄に複雑な機械がおもりやら磁石やら、ロープ屋らで、ビー玉が転がって、卵を割って、朝食のハムエッグをフライパンで作る、アレだ。 クルーグマン先生は、そんなに固い口調でものを言ってないと思うぞ(3)経済について訳者は力不足だと思う。(4)解説が通り一遍で、経済学から見たクルーグマンの主張の妥当性とか、レーガン以降のアメリカの政治事情の解説がかなりないと日本の読者には分からないと思う。山形浩生氏の翻訳なら、本文の内容が良く理解できる解説がうんと付くと思う。

格差はつくられた―保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略 (詳細)

英和対訳 ケネディ大統領演説集 CD付

・「注目すべき政治家
ケネディの演説には、高貴な理念がとてもあらわれていると思います。今のアメリカとは異なった、高貴な理想を持っていた時代のアメリカを感じます。平和のためにケネディが呼びかけることは当たり前のことですが、むしろ見失ってしまったものではないでしょうか。むしろいまこそ注目してほしい政治家ですね。

英和対訳 ケネディ大統領演説集 CD付 (詳細)

大統領が変わると日本はどこまで変わるか? (トレビズ新書)

・「だめだ、こりゃ
 本を買って、1/3も読まず、駅のゴミ箱に放り込んだ。 こんなことしたのは初めてだ。 買取に出そうかと一瞬考えたが、二次流通をさせるべきではないと考え直して、ゴミ箱を選んだ。 何時書かれた本なのか、と思ってしまう。 副大統領候補のペイリンの名が出てくるので、それほど古くはない。 オバマ勝利の前に出来上がった原稿なのは仕方が無いが、「内陸部はオバマの”チェンジ”に大反対で纏まっている」としてマケインが勝つ事を匂わしているのは、今見るとイタイ。 「サブプライム問題くらいじゃ、アメリカの金融立国は揺るがない」というところで、もはや著者にマトモな判断能力がないと、読む気がなくなった。 そのような主張もいい。 しかし、今、それを主張するなら、厳密に論理立てが必要だ。 終始「日本人はアメリカのことを解ってないから勘違いするが、よくわかってくると、こうだ」という調子で書かれているだけだ。 今の日本人がどの程度の知恵を得ていて、どういうレベルの説明が求められるか、まるっきりわかっちゃいない。金融問題に対する認識ではなく、その日本の読者の状態を理解できない事で、”こりゃダメダ”と判断した。 ここまで行っちゃうと、オバマ大勝の時点で出版を中止し、著者には隠居を勧めるのが出版社の良心なのではないかと、思ってしまった。 

・「目先の嵐に惑わされないために
エコノミストの仕事というのは、よくも悪くもこういったものなのだろう。東谷さんの『エコノミストは信用できるか』じゃないが、将来の予測というのはたいてい外れる。もし、結構な確率でそれが当たるようなら、エコノミストじゃなく予言者にでもなったほうがよほど世のなかに貢献できるだろう。

さて、たしかにタイミング的には大変微妙。ただし、考えてみれば著者のロングセラーとなっている『大局を読む』シリーズが典型のように、彼らの仕事は手持ちのデータから類推してちょいと長めの経済や社会の方向性を解説することなのだから、むしろこの本で重要なのは、オバマだろうがマケインだろうが、どちらが大統領になってもアメリカの動く先に大きな変わりはない、というポイントなのじゃないだろうか。けっきょくリーマンブラザーズの破綻が、大統領選の当落を決めたようにも思えるし、そう考えれば、著者がこの時点(サブプライム&金融資本主義破綻後)に、「それでもアメリカの優位は変わらない」といいきる姿勢は見事だ。

ほんとうは、この著者の醍醐味だった圧倒的なデータに裏付けられたそんな仮説の証明が欲しいところだが、読みやすさに重点を置いた「新書」ではそれは望むべくもない。ところで、この本がアメリカを例に挙げながら、ここのところ著者が一貫して主張してきた「将来的な日本優位性」を納得させてくれることで、とかく自信を失いがちなわれわれを勇気づけてくれることは間違いない。実際のところ、それは大変重要なことじゃないだろうか。なにしろ景気も経済も「気分の問題」だというのだから。

・「大国・アメリカを知るには気軽な一冊
大統領選については執筆時期と発売タイミングからするとビビットでは無いかもしれないが、日本人が知っているようでじつはあまり知らない「大国アメリカ」を見誤るととんでもないことになるという主張には頷けるし、普段日本ではあまり報道されない素のアメリカをするテキストとしては面白く読めました。

・「アメリカの実態が見える。今年、一番の書
この本は、アメリカの政治経済の現状をリアルに説明し、大統領や政治家の理念や思想に関わりなく、政治経済の構造上、日米関係が既に分かちがたい関係になっているとし、また、その構造について詳細に分かりやすく説明している点に大きな特徴がある。確かに前半でオバマとマケインの、それぞれの強みと弱みを述べてはいるがそれは、アメリカという国の状況を説明するための1材料であるだけでそれがメインではない。そして「アメリカの実態」こそが、この本の本当のテーマだ。この本を読めば、アメリカの実態が見えてくる。バイアスがかかっていないリアルなアメリカの現状が見えてくる。そして、アメリカが見えるからこそ世界、そして日本が見えてくる。かつての大恐慌と今回のサブプライム問題の大きな違いも興味深かった。最近のマスメディアからは大恐慌前夜であるかのような雰囲気が漂うがこの本を読むと、バイアスのかかっていない世界が見えてくる。

今年、一番の書であった。

大統領が変わると日本はどこまで変わるか? (トレビズ新書) (詳細)

オバマ「勝つ話術、勝てる駆け引き」

・「これぞオバマ話術の真髄だ! valueintegrator
オバマが大統領選に勝利した歴史的な時を的確に予測し、本書はこの世に出現した。実は、本書出版日の1週間前に、著者の一人である池本克之氏の本書に関する講演を聞き、本書の内容の豊潤さと著者の雄渾なる人物的深みに深く感動して、出版を待ちわびていたものであった。早速一読してその期待に違わないどころか、西川秀和氏との絶妙のバランスにより、近来稀に見るリアル(現実)とアイデアル(理想)が両立しつつ、画期的な「勇書」に仕上がっているのは喜ばしい。スピーチの古典である話術の名人徳川夢声の『話術』を愛読し、実践的なお手本としているが、本書はオバマ氏の演説を徹底的に分析し、論理づけ、ヒラリー・クリントン氏との正当な比較、歴代大統領や小泉首相などとの対比などなど、実践と理論が巧みに配置し、ひとつひとつがその納得性を高めており、話術を学ぶ人たちへのバイブルになることを確信する。

また、「大勢の前で話す時の五つの戦術」や「議論する時の五つの戦術」など、読者がすぐ使えるヒントを満載していることは大いなる評価に値するものである。

スピーチする人のみならず、スピーチを聞く人にまでも役に立つ秀逸な書である。そして、これほどまでに格調高くかつ典雅な香りのする書は、見出すのが難しい。それを時流に乗って世に出した西川、池本共著者の卓見に敬意を表したい。願わくば、推奨するオバマスピーチのエッセンスのCD出現に期待する。

オバマ「勝つ話術、勝てる駆け引き」 (詳細)
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