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▼アメリカ史:人気ランキング

チェ・ゲバラ伝チェ・ゲバラ伝 (詳細)
三好 徹(著)

「エルネスト・ゲバラ・ゲリラスター」「貴重な本!」「ゲバラのTシャツを着ている君へ」「革命家チェ・ゲバラの生涯」「★ゲバラ初心者に激しくオススメ★」


チェ・ゲバラ―フォト・バイオグラフィチェ・ゲバラ―フォト・バイオグラフィ (詳細)
イルダ バリオ(著), ギャレス ジェンキンズ(著), Hilda Barrio(原著), Gareth Jenkins(原著), 鈴木 淑美(翻訳)

「写真がいっぱい」「一つの軍事国家と一人の英雄的革命家」「今、生きていれば・・」「批判的精神には乏しいけど…」「僕の感じるゲバラとは、」


オンリー・イエスタデイ―1920年代・アメリカ (ちくま文庫)オンリー・イエスタデイ―1920年代・アメリカ (ちくま文庫) (詳細)
F.L. アレン(著), Frederick Lewis Allen(原著), 藤久 ミネ(翻訳)

「アメリカ 1920年代をとらえた傑作クロニクル」「アメリカの大恐慌を経済的側面だけでなく、人々の生活や、産業の様子まで描写した名著。」「消費社会への洞察を得たい人のために」「ほんの昨日のこと」「金融危機のいま、大恐慌時代を振り返る」


アメリカの黒人演説集―キング・マルコムX・モリスン他 (岩波文庫)アメリカの黒人演説集―キング・マルコムX・モリスン他 (岩波文庫) (詳細)
荒 このみ(翻訳)


フランクリン自伝 (中公クラシックス)フランクリン自伝 (中公クラシックス) (詳細)
フランクリン(著), Benjamin Franklin(原著), 渡辺 利雄(翻訳)

「危機管理のための教養書」「徳の身につけ方」「13個の徳」「人との接し方に深く言及している」「300年前にこんな男がいたとは」


アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書 (詳細)
村田 薫(著), James M. Vardaman Jr.(著)

「分かりやすいです」「興味深い読み物として楽しめるが、そんなに易しくはない」「アメリカ史入門」「一冊で三兎が追える本」「アメリカの小学生は羨ましい・・・」


アメリカ黒人の歴史 (岩波新書)アメリカ黒人の歴史 (岩波新書) (詳細)
本田 創造(著)

「ロジカルにわかりやすくアフリカンアメリカンの歴史を学ぶ」「アメリカの社会革命」「悲劇と矛盾がよく分かる」「「差別」という言葉を気安く使ってはならない。」「黒人差別」


13日間―キューバ危機回顧録 (中公文庫BIBLIO20世紀)13日間―キューバ危機回顧録 (中公文庫BIBLIO20世紀) (詳細)
ロバート ケネディ(著), Robert F. Kennedy(原著), 毎日新聞社外信部(翻訳)

「映画とセットでぜひ!」「トップになる人に読んでほしい」「ケネディ政権内部から見たキューバ危機の全貌」「貴重な歴史資料」「世界が最も危なかった13日」


ゲバラ日記 (角川文庫)ゲバラ日記 (角川文庫) (詳細)
チェ ゲバラ(著), Che Guevara(原著), 高橋 正(翻訳)

「ゲバラファンマストブック。」「新刊を買いましょう」「淡々と日々を綴ったゲバラ」「ゲバラのゲリラ戦」「ボリビア潜伏期」


ハシムラ東郷ハシムラ東郷 (詳細)
宇沢 美子(著)

「戦前日米が生んだ特異なキャラクター」


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▼クチコミ情報

チェ・ゲバラ伝

・「エルネスト・ゲバラ・ゲリラスター
僕にとってゲバラとは何かと問われれば、山崎浩一氏がジョン・レノンを讃えた言葉「ジョンほどダサくない顔を僕は知らない」のジョンをチェに換えればいいと二十ぐらいのときに感じた。それは今でも変っていない。

だから、作者の前書きでの「ゲバラには熱狂やブームは似合わない」といったのにはけっこうムカついた。同時代人故の傲慢だと思った。誰がどのようにゲバラを好きになろうと勝手じゃんと感じた。

で、本文を読み進めていくうちにあっさり自分の非を認めなくてはいけなかった。とにかく、この本が面白いのだ。作者の体験も交えながら語られるゲバラのエピソードがたまらない。「チャンチョ」「マンボ・タンゴ」「マテ茶」「喫煙」「飛行機の操縦」といった言葉をちりばめ、肩の力を抜いた(ここ案外大事!ゲバラってとかく青筋立てられがちなんで)文章が次から次へと出てきては僕をうれしがらせてくれた。そう、作者は誰よりチェが「誰をも惹きつけてしまう人間的な魅力-それは敵味方をとわず誰しも認めている p46)ことを知っている。それゆえの勢いだけのブームへの嫌悪であったのである。すみません。僕が間違ってました。

ゲバラを好きになるきっかけはどうでもいいとは今でも思っている。ただ、この本を一人でも多くの人が読んで、その人なりのゲバラへの接し方を育んでほしいし、そのことでその人なりの世の中への対峙の仕方を掴み取ってくれればいいなぁと心から思っている。

・「貴重な本!
 本書は私が尊敬してやまないチェ・ゲバラの一生が綴られています。

 こういう本は著者の知識をひけらかすかのように難しい文章で綴られていることが多々あります。 しかし、本書はそういうことが全くなく、さすが直木賞受賞作家、とても読みやすい文章です。 ただ、そうなるとこんどは内容が薄っぺらいのではないかと心配してしまいます。 しかし、それも杞憂に過ぎません。 読みやすくかつ内容の濃い本書のような本は珍しくかつ貴重だと思います。

 チェに関する本は現在日本でも多々出版されています。キューバ革命についてはもちろんのこと、彼が鬼籍に入ったボリビアについてのものも多々あります。 ただ、コンゴでの彼の活動について書かれているものはほとんどありません。 そんな中、本書ではそのコンゴでのチェの活動についてかなり詳細に綴られています。とても貴重だと思います。

 本書はいろいろな意味で貴重な本ではないでしょうか。

 ソレデハ…

・「ゲバラのTシャツを着ている君へ
 「チェ・ゲバラのTシャツを着ている若者よ!」  ・彼は何を成し遂げた人か知っているか?   ・彼は信念をどのように貫いたか知っているか?  ・彼の純粋さを少しでも知っているか? この本には彼の残した文章や手紙が所々に載っています、彼の深い心情や周りの人に対する正直な心が分かります。細かい描写や地図がありキューバやラテンアメリカを知らない人でも読んでいて分かりやすい。私は涙が出そうなくらいの彼の純粋さに心打たれました。家族や愛する人又自分の命を犠牲にしてでも貫く自分の信念、貴方にもありますか?

 これを読めばかなり彼のことを深く知ることが出来きる一冊。彼の生い立ちから恋愛・キューバ革命それから死までが詳しく書いてあります。何冊かゲバラについての本を読みましたが彼の一生知りたいならこの本が一番だと思います。もし知らないないでこれからもそのTシャツを着るのなら、その前にわずかな時間と¥を投資して是非この本を読んで欲しい。そのTシャツの価値が自分の中で間違いなくガラリと変わるはずです。

・「革命家チェ・ゲバラの生涯
チェに関する多くの書物の中でも、まず最初に読んで欲しいのがこれです。とても解りやすく、バイブル的な書物といえよう。

一般的には、過去に世界中で起こった革命のほとんどは英雄というより、反逆者扱いされることが多く、一度政府を転覆させても、何年かすると革命自体が無謀であったことを庶民は悟る場合が多い。それは革命家が単に反政府勢力で政権交代だけを目指し、いざ政権を握っても上手く機能することが難しいからである。ただ、現在でも同様であるように、中南米カリブ諸国に限ることは反米政権と新米政権に2分されており、後者が多数派であるが、アメリカに反旗を翻しても何の利益もえられず、むしろ経済面では打撃をこうむることになろう。日本も言える事だが、現政権はアメリカとは良い関係で居ることに越したことはない。

チェはそんな新米政権とそれを陰で操る巨大米国資本企業に苦しんでいる人々のために革命を起こした。アルゼンチン人なのに傭兵(ゲリラ)として他の国のために戦うその姿勢がのちにラテン諸国を中心に共感を呼んだ。ただ間違ってはいけないのは、現在の多くのラテン諸国の人々の考え方はチェの思想自体に好感は持てても、革命によってアメリカに対抗することに対しては間違いと考えている。

この本を読んでチェのファンになる方は後を絶たないが、武器による革命はどんなことがあっても避けなければならず、現在でいえばテロ扱いされるだろう。アメリカ(アメリカ同盟国側)からみればチェもビンラディンも同じ扱いとなってしまう。

・「★ゲバラ初心者に激しくオススメ★
戸井 十月氏の『チェゲバラの遥かな旅』も読みましたが、基本はよく似たコンセプト。ゲバラの生涯が分かり易く描かれてあります。こちらの方がより詳細な内容になっています。ゲバラについて知りたいけど、何を読んだらいいか迷っている方は、『チェゲバラ伝』を読まれることをオススメします。文庫サイズでないので、持ち歩きにジャマになるのだけが玉に瑕。

チェ・ゲバラ伝 (詳細)

チェ・ゲバラ―フォト・バイオグラフィ

・「写真がいっぱい
チェ・ゲバラの写真や手紙や詩がたくさん載っていて、何回でもたのしめます。特に写真はすごく多くてびっくりしました。手紙や詩にもとても感動して、毎日繰り返し読んでいます。この本は最高です。ゲバラすごい!

・「一つの軍事国家と一人の英雄的革命家
 イラクの動向が気になる時期、いいタイミングでの出版だったのではないだろうか。

 アメリカのイラク介入時、様々な思いがうごめく中、この一人の天才革命家に想いを馳せていた人々も決して少なくなかったと思う。

 それは、彼が生涯を通じて求め続けた「民主的な革命の在り方」に関して、今回の問題は多分に考慮すべき点を要しているからに他ならない。

 今回の戦争では、外にも様々な争点が浮かび上る結果となったが(劣化ウラン弾の使用による兵器問題なども深刻な問題の一つ)この問題は当事国民の主体性や戦後統治に密接に関わる問題だけに重要性が非常に高いと思われる。

 現実的な政府転覆を考えた場合、ゲバラの手法による革命実現の困難さ(キューバ革命以降、彼自身も革命による政権打倒を成功させることができなかった。)は認めつつも、そこにこそ真の革命はありえないのではないかと思うのは私だけだろうか?

  

 というわけで、この本の中のゲバラの声に耳を傾けつつ、今後のイラク情勢を注意深く見守ってそこから大いに学んでみるのもいいのではないでしょうか?

・「今、生きていれば・・
とても血なまぐさい経験を重ねながら、血のりをきれいにはじく様な力強い美しさを持った人物。共産主義に不自然に傾倒もしていない。コアな部分がよほどしっかりしているのだろう。 しかも私的部分では結構やんちゃで子供っぽい部分も併せ持つ。 ある程度は美化しすぎているのだろうけど人間としての構成がとてもエレガントでパワフルかつセクシー! たくさんの写真とエピソードからこんなゲバラ像が出来上がりました。 今の日本やアメリカじゃ彼の抱いた価値観は存在し得ないのだろう・・ゲバラが生きていれば、今のイラクをどう思っただろう?

・「批判的精神には乏しいけど…
原書題名の通りの「ハンドブック」。膨大なフォトグラフ、いくつかのチェに近しい人間の回想的インタビュー、そして若干の彼の人生に関する文章的記述からなる。

批判的精神だとか、なんだとか、小難しく考えなくて良い…それが本書の最良の部分だろう。

思想としての共産主義、社会主義が破産しきってしまった現在、思想的なアプローチからチェを読み解こうとしたところで、各種のバイアスはどうしたって掛かる。本書をそうしたアプローチで読もうとしてもおのずから限界がある。

生誕から非業の死、そして死後…。前世紀の半ばを痛快に生きた、一人の冒険家的な軍事的英雄…その人生を人となりから味わいたいという人向けだ。純粋にチェの人となりと歩んだ道程を読んで、見て、楽しもう。本書はそのための本だ。

・「僕の感じるゲバラとは、
赤いキリストと言われるゲバラ。ですが、それは大きな間違いです、その時代を考えても、彼は神を信じず、頼らない、禅や実存主義に系統していたと思います。鈴木大拙やサルトルのように、己を信じた。赤いキリストではなく、赤い仏陀、禅僧だったと。あと誤字が気になったかな、少し

チェ・ゲバラ―フォト・バイオグラフィ (詳細)

オンリー・イエスタデイ―1920年代・アメリカ (ちくま文庫)

・「アメリカ 1920年代をとらえた傑作クロニクル
[現代大衆社会]は1920年代アメリカで生まれました.いわゆる “Rolling 20s”(”うねりながら進む” 20年代) です.このときまでにアメリカは 19世紀後半から20世紀初頭にかけての“生産・技術革命” (エジソン,フォード,...)を終えさらに大戦による富の蓄積とあいまって 社会のエネルギーがブレーク寸前の状況にありました.1920年代アメリカで[現代大衆社会]が“ブレークし 加速し さらに 超加速し 減速できなくなってクラッシュしてしまう(=1929年大恐慌)”そんな10年間をえがいた傑作クロニクルです.

・「アメリカの大恐慌を経済的側面だけでなく、人々の生活や、産業の様子まで描写した名著。
世界恐慌時代当時のアメリカについては、本書が不動の古典としての地位を確立している。本書が取り扱う1918〜31年のアメリカは、前半に反資本主義的な運動が少なからず行われた。1920年にはウォール街で爆弾テロ事件が発生している。その後、自動車やラジオといった新産業が隆盛を極め、空前の好景気を迎えたアメリカは土地ブームや株式ブームに突入。一転して1929年に大暴落を迎えると、底なしの不況に陥っていった。

 以下は本書の一部である「1931年のはじめごろ、かすかながら好転の兆しが見えた。暴落していた株式市場は活気を呈した。しかし3月になると、そのぼんやりとした黎明の兆しは間違いだったことがわかった。そして春のあいだ、また下落が始まった。生産はふたたび減少した。物価は下がった。株価は低迷して、1929年11月の恐慌のときの水準すら、この時期に比べると、とても高くそびえ立っているように見えた。配当が減らされたり停止したりして、倒産がふえてくるにつれて、人びとの意気沮喪ぶりが深刻になった。いったい、どこまで落ちこむのだろう。底はないのか」

 こんなことにならないためにも、私たちは今こそ「歴史の教訓」を是非とも本書から学んでいただきたいものである。

・「消費社会への洞察を得たい人のために
 現代の日本にとても似ている。 この本を目にして、そんな感慨を抱かれる方もおられるのではなかろうか。 たぶんそれは若干の間違いを孕んでいる。すなわち、消費社会の性向を表現しているのが例えば今のこの国であり、例えば当時のアメリカなのであって、無論、ビジネスの方式を借用している部分があろうことは想像に難くはないが、前者が後者に似ているわけではない。双方ともに、消費社会の類型をなぞっているだけのこと。 そんな消費社会への洞察に貫かれているのがこの一冊。

 第1次世界大戦を経て、空前の好景気を迎えた1920年代のアメリカ、そして、バブルをバブルとも知らぬまま、投資に次ぐ投資の狂想曲は1929年ついにブラックサースデーを迎え、しかし、それが夢物語のひとまずの終焉、世界恐慌のはじまりだとはまだ誰も信じない。 政治においては、スキャンダルの嵐の最中、今日なお諸説飛び交う謎の急死を遂げた、第29代合衆国大統領ウォーレン・ハーディングのいた時代。 文化においては、戦争に打ちひしがれたロスト・ジェネレーションが台頭し、風俗の紊乱が叫ばれた時代であった。 そんな濃密な10年間を辿る。

「まだほんの昨日のことなのだけれども」というこの表題はどこか感傷的で、淡い夢心地を想起させ、まことにもって秀逸。この本の驚くべき点のひとつは、さほどのタイムラグもない時代を振り返ってのものであるにも関わらず、アレンが冷徹な筆裁きをもってこの当時のアメリカをクリアに記述してみせていること。 これは決して一介の歴史書、時評ではない。消費社会への直観がこの一冊には溢れている。

・「ほんの昨日のこと
 本書は、1920年代のアメリカ社会史の傑作である。原著は、1931年に出版された。「ほんの昨日のことのようによく覚えている事件や状況」を書き記したものである。 同じ著者による『シンス・イエスタデイ 1930年代・アメリカ』という余り知られていない続編もある。こちらも面白いのだが、1冊だけというならば『オンリー・イエスタデイ』ということになろうか。 1920年代のアメリカは、共産主義とK・K・K団の脅威とその退潮、生活とモラルの革命、誇大宣伝、禁酒法とカポネ、不動産ブーム、株価の高騰と崩壊…といった時代であった。 禁酒法(1920年実施、33年廃止)は、映画などで多少のことは知っていたが、信じがたい。それは、「動機が高潔で目的は高遠」であった。しかし、結果に対する想像力が欠如していた。緊密な組織を持った禁酒勢力は、組織を持たない禁酒法反対勢力より強力であった。 また、法案が議会に提出された1917年は、戦争(第1次世界大戦)に関心が奪われ、国民は「ほとんどうわの空だった」という。 1920年には婦人参政権が実現した。女性の断髪、口紅、喫煙、短いスカート。缶詰、デリカテッセン、クリーニング店利用率の急増。電気洗濯機、掃除機の普及。そして、就業。女性は「自分自身のために生きる」ようになった。 ラジオ、自動車、ゴルフも普及した。アメリカは繁栄し、実業が尊敬された。また、新聞は種類が減って、発行部数が増え「ニュースや考え方も大量生産」された。脅迫的な広告で歯磨や口臭防止剤が売れた。 アメリカの人々は「一時的に一つの事項に興奮」した。リンドバーグ、麻雀、クロスワード・パズル、精神分析、ジャック・デンプシーの試合に7万5千の観客が集まった。 日本の「ほんの昨日のこと」でもある。

・「金融危機のいま、大恐慌時代を振り返る
第一次大戦後から世界大恐慌までの米国の世相をつぶさに記録した、貴重な記録の書。

かなり長編なので、せめて世界大恐慌の下りだけでもお読みになったらいかがだろうか?どこかいま我々が直面している危機と、にたようなものを感じ非常に興味深い。

オンリー・イエスタデイ―1920年代・アメリカ (ちくま文庫) (詳細)

フランクリン自伝 (中公クラシックス)

・「危機管理のための教養書
 古典を見直そうと「フランクリン自伝」を再読。以前は岩波文庫で今回はソースを変えようと本書にしましたが正解でした。快適な新書サイズ、きれいな活字と紙質と推敲された訳文。アメリカ文学者の渡邉氏による28ページの解説は、目から鱗が落ちるほどのインパクトがありました。再読して感銘は前より深まりましたが、理解は変化しました。以前は13徳目に目を奪われましたが、実はそれは副産物で、源泉は「因果関係をおさえる能力」、「工夫する能力」のようです。成功の骨格ができてから13徳目で整理しています。 父が「こうすると、ああなる」という思慮深い判断をしていたのが根底でしょうか。物理学者ファインマンさんも実は父親の「因果関係をおさえる」教育の賜物です。親が実存をかけて子供に接し薫陶することがやはり最高の教育です。日本はやばいかも知れません。移民の国では人物評価が根源で信義ある人間には支援が集まること、それを理解して信義を重視し人間関係を大切にする生き方をしたことに気づきました。また、16歳で出会ったソクラテスの弁論術、その意義は大きいようです。将棋で言えば10手詰めのような論理展開の訓練であり、会話や生き方の武装になった気がします。現代でいうと、サッカーのオシム氏と共通する人物のように感じました。西洋では危機管理のための教養書に「フランクリン自伝」は推されていますが、納得しました。是非(再度)読みたい名著です。

・「徳の身につけ方
13徳で有名なフランクリンの自叙伝だ。勤勉で極めて合理的な考え方が随所に現れている。

箴言的なものいいも興味深い。「確かなことでも確信なげに話せ」「不遜な言葉には弁護の余地がない」「一度面倒を見てくれた人は進んでまた面倒を見てくれる。こっちが恩を施した相手はそうはいかない」など。

また13徳に関しては、「完全に道徳を守ることは、同時に自分の利益でもあるというような、単に理論上の信念だけでは過失を防ぐことはとうていできない。〜まずそれに反する習慣を打破し、良い習慣を作ってこれをしっかり身につけなければならない」と述べている。

そして徳を身につけるための具体的な方法が綴られる。毎日、手帳のチェックシートを使って徳を身につけるそのやり方は、日本人からすると違和感を覚えないではないが、確かに合理的な方法ではある。

いかにもアメリカ的、プラグマティズム的だが、凡人が良い習慣を身につけようとする時、最も効率的な手段かもしれない。

フランクリンの13徳の身につけ方についてはいろんな本が出ているが、やはり元となっている本書を読むことをお勧めする。その方が背景にあるフランクリンのものの考え方も分かるからだ。時間のない方は13徳の部分だけ拾い読みするのもいいだろう。

・「13個の徳
 フランクリンプランナー(時間管理の方法)を始めるにあたって、解説書を読んだ。この中で紹介されていたのがこの本。岩波文庫の同書だと価格が安いのだが、活字がつぶれたような印刷で、ちょっと敬遠してしまった。

 内容的にはスラスラ読める内容ではない。戻りながらじっくりとゆっくりと考えながら読む本。堅実、勤勉とはなにかと言うことを、精神論に偏ることないない内容で聞いてみたい方は、この本がおすすめです。

・「人との接し方に深く言及している
13徳目が有名すぎますが、それ以前の「人付き合いのしかた」についてあらゆる角度で述べられていて面白い。観察眼がよほど優れていたのだろうが、どのようにしたら人は思うように動いてくれるかということがかなり詳細に書かれている。とにかくひとつひとつのアイディアが常人のそれとは違うのだなといちいち感じさせられるのだが、根底にあるのはとにかく勤勉に働きなさいよ、ということに尽きる。そして、たまには脇目もふらず自分を陥れようとした人間に返り討ちをしようとする人間らしさを隠そうともせず戦功のように語り掛けてくる。訳者の方がよほど優秀なのか、古典のものにしてはかなり読みやすい文章なのも印象的です。索引も丁寧で編集の力量も感じさせてくれる。

・「300年前にこんな男がいたとは
マルチな才能を発揮し、アメリカ建国に助力したベンジャミン・フランクリンの自伝。

300年前の本とは思えないほど、文章が生き生きとしている。18世紀のアメリカ・イギリスの雰囲気が良く伝わってくる。

フランクリン自伝 (中公クラシックス) (詳細)

アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書

・「分かりやすいです
アメリカの立場で書かれたアメリカ史に、久しぶりに接しました。小学生向けのためか、雑学も入っており、読みやすいです。  「(コロンブスに船と船員を与えた)スペインのイザベラ女王とフェルナンド王は・・・新しい大陸を発見することには興味はありませんでした。彼らはアジアのコショウと香辛料が欲しかったのです・・・。そう、肉を腐らせないようにする冷蔵庫はなかったし、彼らの夕食はとてもおいしいとはいえませんでした。彼らは、コショウが肉を新鮮に保ち、香辛料が味の悪さを消してくれると考えていたのです」 のクダリでは、「そうだったのか!」と思いました。

・「興味深い読み物として楽しめるが、そんなに易しくはない
アメリカの小学生が使っている歴史教科書に対訳が付されたもので、アメリカの歴史について学ぶのと同時に、英語も勉強できてしまうという贅沢な本。やはり小学生用の教科書というだけあって、英語は語彙的にも内容的にも(例えば本格的な英字新聞の記事などと比べると)比較的易しい。しかし、本書の帯の広告にあるような『こんなに易しい英語で』という文句は、少なくとも平均的な日本人の英語力を視野において考えるならば、正鵠を射た表現であるとは言い難い。実際、『易しい英語』という文句に惹かれて手にとってみたが、意外に歯応えがあって狼狽してしまったという話も聞いたことがある。それもその筈で、本書の英文、特に6年生用の教材から採られたと言われる大戦以降を扱った章の英文などは、日本の中堅以上の大学の入試英文と比べてもそれほど遜色がない程度のものであり、ゆえに、中堅くらいの大学の入試英文なら問題なく読めるという人でなければ、これを『易しい』と感じることはできないからだ。

ただ、易しくはない、とは言っても、それはあくまで一般の日本人の視点から見ての話であって、アメリカの小学生がこの教科書を使って歴史を学んでいるのは嘘ではない。大学入試の英文をやたらと難解であると非難したり、あるいは『長文問題』を会話には役に立たないなどといって揶揄したりする人にとって、本書は、そういった見方が極めて楽観主義的で根拠のないものであるという事実を叩きつけるであろう。

・「アメリカ史入門
オリジナルは小学生向けなので、前提知識を必要とせず、手軽にアメリカの歴史を学べます。英語学習書としてみた場合、独立宣言、上院、下院などの単語を文脈の中で学べるといったメリットがありますが、歴史に興味がなければこの本を読む必要はないでしょう。しかし、歴史に関心がある人であれば、アメリカ史の入門書としてお勧めできると思います。私は歴史の専門家でもアメリカ史に造詣が深いわけでもありませんが、この価格。分量でアメリカの通史がまとまった書籍は、なかなかないのではないでしょうか。

・「一冊で三兎が追える本
この本は3つの点で有用だ

・「アメリカの小学生は羨ましい・・・
アメリカの歴史、しかも 小学生の教科書、という事でもっと淡々と文章が連ねてあるだけかと思いましたが実はとてもよい「読み物」だと感じました。

人種差別、戦争・・・。その事実から時には疑問を投げかけ、時には英雄を称えこういう教科書なら、歴史をすんなり受け入れられるかもしれません。

日本の教科書とは 全く違った視点で歴史は好きではなかったけど やってみたい、と思う人やアメリカについて大まかに 一通り知りたい、という人子供を持つ親、教師にも 一度読んでみたら、と言える本です。

特に、戦争時の記述での 日本の国民性についての記述は子供たちに何かを感じさせるのではないでしょうか。

アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書 (詳細)

アメリカ黒人の歴史 (岩波新書)

・「ロジカルにわかりやすくアフリカンアメリカンの歴史を学ぶ
日本人の誰もが英会話を習いたがる。しかし英語を勉強するだけでは会話はなりたたない。それに気がつかない日本人が多すぎる。英語で会話をする上でアメリカに今も根強く残る人種差別問題の根源、現在のアメリカのあり方を理解するうえでアメリカ黒人の歴史は非常に重要。それをタイムラインに沿って簡潔にわかりやすく、でも浅すぎず書いてあるこの本は素晴らしい!特にアメリカへ留学する人は授業でも実生活でも役立つこと間違いなし。この本を読んだ後、いろいろな場面で黒人の歴史を感じ今なお続いていることを痛感できる。絶対におすすめの本だ。

・「アメリカの社会革命
アメリカの黒人問題は奴隷貿易に始り、奴隷制度に拠って立った新興国アメリカの経済建設、南北戦争、そしてその間を縫って続けられてきたほとんど絶望的な奴隷自身による自己解放の歴史である。それはアメリカの社会心理の基底に居座っており今日に続く人種差別の歴史であり現実である。その意味で「アメリカ黒人の歴史」は振り返って一望できるような歴史ではなく、むしろ現実のさなかにこそ存在する課題である。それは船底に積み込まれた貿易商品であり、法律上も「動産」にすぎなかった被支配人種の人間性の復活運動として独特の性格を持っている。黒人の開放をアメリカの独立革命に続く第二の革命と位置づける史観は注目すべきである。問題がこのように複雑かつ多岐にわたる以上、そしてこの「白人の重荷」をめぐる観点がいまだ不定である以上、新書一冊で「アメリカ黒人の歴史」を書き上げるのは至難の業である。しかし読者としては簡便な一冊も欲しい。本書はそのような需要に応える十分に目配りの利いた一冊だと思う。アメリカの黒人による公民権闘争をわれわれの多くはアメリカの国内問題として断片的な新聞記事として読んでいたにすぎない。そこに現われていた運動家たちの勇気には今さらながら驚かざるをえない。法律を捻じ曲げ、暴徒を放置して彼らに刃向かう反動勢力の抵抗も執拗でまた凄まじい。そこに9・11以降のアメリカのユニラテラリズムを見る思いをする読者も少なくないことだろう。

・「悲劇と矛盾がよく分かる
かなり読みやすい本です。共和党と民主党が、奴隷制に対し、それぞれどんな立場をとっていたかがかなり詳しく書いてあります。これは、現在のアメリカ政治情勢を理解するにも参考になりますね。また、I have a dream の演説で有名な、バスボイコットから始まる黒人革命のこともかなり詳しく書いてあります。

まあ、新書なので、詳しいと言っても、教養的に理解するのにちょうど良いというだけですが、反面、あまり時間をかけずに、理解するには、かなり優れた本だと思います。

・「「差別」という言葉を気安く使ってはならない。
テレビなどで一度は見聞きしている「黒人差別」。その言葉の持つ意味の重さは、私達の想像を凌駕してしまっている。虐待を受けようと、殺されようと何もできずに苦しむ彼らの本当の心理と不条理な地域的慣習との間のギャップを本当の意味で理解しなければならない。

・「黒人差別
 黒人の歴史はどのようにアメリカの歴史に組み込まれていったのか。独立戦争と南北戦争が奴隷だったアメリカ黒人にもたらした意味と、その後の公民権運動などで彼らがどのように自由を獲得していったのかが良く分かる本です。

 基本的な歴史的事実の背景が詳しく書かれています。この一冊で現在に至るまでのアメリカ黒人の歴史がより分かりやすくなると思います。

アメリカ黒人の歴史 (岩波新書) (詳細)

13日間―キューバ危機回顧録 (中公文庫BIBLIO20世紀)

・「映画とセットでぜひ!
暗殺により完成はしていなかったロバート・ケネディの草稿をまとめたもので、映画『13デイズ』の原作でもありますが、兄JFKとともに渦中にいた当事者の回想だけに、淡々とした文章に、兄弟の深い政治的洞察がうかがわれ、心に響くものがあります。薄い文庫ですが、半分は記録資料となっています。これがまた貴重で、手元に置いてたまに読み返したい一冊。

・「トップになる人に読んでほしい
キューバ危機のときアメリカ首脳部はどのような対応をとったのかが、丁寧に書かれている。著者はロバート・ケネディーでケネディー大統領の弟であるが、当事者視点に立ちながらもかなり冷静に自体を見つめ脚色もなく書かれているように思える。

日本が危機に遭遇したときこのような対応を取れるのか、かなり心配になった。死者が出ることへの嫌悪感だけで話を進めようとしている。一国の代表であるならば、費用対効果を明らかにすべきであるし、それができないならその資格はない。

ケネディー大統領に限らず、このあたりのプロパガンダ、国民に対するマスメディアの使い方、演出の仕方は非常にうまい。この点は、政治家や日本企業のトップマネジメントは学ぶべきである。

・「ケネディ政権内部から見たキューバ危機の全貌
本書は、司法長官としてジョン・F・ケネディ大統領を支えた弟のロバート・ケネディが、キューバ危機当時の政権内部の動きを時系列に沿って記した回想録だ。著者自身が暗殺者の凶弾に倒れなければ、さらに書き加えられたであろう本書(の本文)は、80ページそこそこの分量にすぎないが、偵察機の撮影した写真の吟味から、対応策の立案・検討、そして海上封鎖へと至る意思決定のプロセス、そしてぎりぎりの段階でのソ連との交渉の舞台裏までが淡々と描き出されている。これを読むと、映画「13デイズ」が、多少の演出はあるにせよ、史実を忠実に再現しようと努めていたことがよくわかる(現に、映画の中のセリフを本書の中に見出すこともできる)。これが「アメリカ側から見たキューバ危機」という限界を持っていたとしても、貴重な資料であることに変わりはない。英文も平易で一気に読めるので、映画を観て、事件に興味を持たれた方には、ぜひ一読をおすすめしたい。■補足:このノートン版(1999年刊)には、かつてケネディ政権のアドバイザーも務めた歴史学者のアーサー・シュレジンジャー Jr. が序文を寄せており、後半部分には、Richard E. Neustadt と Graham T. Allison のふたりによる、45ページに及ぶ解説と、ケネディ大統領のスピーチやフルシチョフ首相からの通信文などの関連資料が収録されている(ただし、以前刊行されていたシグネット版にあった、マクナマラ元国防長官、マクミラン元英国首相の序文や、偵察機から撮影した航空写真などは収められていない)。ちなみに、グレアム・アリソンは、キューバ危機を分析した古典『決定の本質』(中央公論社)の著者である。なお、キューバの海上封鎖を国民に告げるケネディ大統領の演説や、国連の議場において、アメリカのスティーブンソン国連大使がソ連のゾーリン大使を追いつめる模様のオリジナル音声が、英文トランスクリプション・翻訳とともに、CDブック『20世紀の証言 第2巻 変貌する世界とアメリカ』(アルク)に収められている。

・「貴重な歴史資料
日本人には正直あまり実感がない(というかわたしも当時生きていない)のですが、キューバ危機は当時の米国人は本当に核戦争が起こる、という感覚をびんびん感じていたそうです。映画「13デイズ」はその感覚をよく伝えていると思いますが、興味をもったわたしはこのRFKの著作も読みました。日本語訳も出ているのですが、RFKが書いた部分は悲しくも非常に短いのと、"Quarantine"(臨検)の際のJFKのTV演説原稿が完全収録されてたりとか盛りだくさんなので、こちらもお買い得。映画のリアリティを再確認。

・「世界が最も危なかった13日
キューバ危機の13日間を簡潔にまとめた本。冷戦が終わり核戦争の危機は遠のきましたが,危機を回避するために知恵を振り絞ったアメリカ首脳部から学ぶべき事は多い。ケネディ兄弟、マクナマラ、フルシチョフ、聡明な彼等がこの危機の操縦にあたった事は,私達人類にとってラッキーでした。安全保障を考える上で欠かせない本です。

13日間―キューバ危機回顧録 (中公文庫BIBLIO20世紀) (詳細)

ゲバラ日記 (角川文庫)

・「ゲバラファンマストブック。
あのチェゲバラの題名どおり日記。ゲリラ戦をどう戦ったのかが自らの言葉で書かれていて、歴史学的にも貴重な本。まさしくゲバラファンなら手にしておきたい一冊。チェゲバラの名前は聞いたことあるんだけど・・・という人にはあまりお薦めできない。彼の思想や人生を知るのには洋書ならJon Lee AndersonのChe Guevara: A Revolutionary Lifeを、邦書なら三好徹のチェゲバラ伝をお薦めしたい。

・「新刊を買いましょう
もし、あなたが若くて初めて『ゲバラ日記』を手にするならば、新刊を買うことをお奨めします。

その偏見は、僕の苦い経験から来ている。僕は高校生の時に何気なく立ち寄った古本ワゴンセールのなかで、たしか朝日新聞社版に出逢った。何の予備知識もなく彼に接した僕は10ページほどで一気にでのぼせた。が、その後が良くなかった前の持ち主が引いた線が、僕にははさして重要ではないと思える場所に引いてあったのだ。で、重要じゃないところに引いてあったからこそ、それはのど元に小骨のように突き刺さ去った気分になった。結局ニ、三年後その小骨を取り去るために僕はわざわざ「初版本」を買う羽目になった。幸か不幸かこの本はそのときの己を投影しやすく、他人が見るとえっというとこに線が引きたくなるような類の本である。

まっさらな人にはまっさらな『ゲバラ日記』を読んでほしい。だから、内容のことは書きません。だって感じるところがこれほど違う本はないってことが身に染みてますんで。

・「淡々と日々を綴ったゲバラ
医者時代の名残か、日々の出来事をカルテに書き込むようにしたためたボリビア・ゲリラ戦の模様。山中での様子は、生死を分かつ内容ではあるが、淡々と客観的にしるされている。それが、余計に切迫感を与え、読者を引きずり込む。周りの者にも自分にも非常に厳しい態度で接していたゲバラ。持病の喘息で体が思うようにならなくなっても、気力で前進していった。後で、読まれることを意識していたかどうかはわからないが、かなり完成した文章で、一貫した姿勢で筆を執っている。6月14日の39歳の誕生日の項で、なぜかその後のゲリラとしての自分のあり方を問いただしている。10月に処刑されたわけだが、何かを予感していたのかもしれない。

・「ゲバラのゲリラ戦
 本書はチェ・ゲバラがボリビアでのゲリラ戦の最中に書いた日記である。そこに描かれているのは理想に向かって突き進むゲバラの姿と極限状態に置かれた人間の姿である。極限状態に置かれて時として自分を見失いかけてしまったのはゲバラも同じであるが、そんな状態に置かれても淡々と冷静に現状を分析し、簡潔な文章でそれを綴ったゲバラという人間の凄まじさが伝わってくる。巻末の小伝もシンプルでわかりやすい。

・「ボリビア潜伏期
革命家ゲバラの日記です。主にボリビア潜伏中の日記です。ゲリラ活動がどんな様子であったのかがわかります。日記なので、やや読みにくいところがあります。ゲリラ活動を読むと、非合法なことをたくさんしていて、ひとりよがりな感じも受けました。目的のたまえに、人の命を軽んじているような気もしました。後半には、ゲバラの小史も載っていて、これが、理解するのにとても役に立ちました。こちらを読んでから、日記を読むのが良いと思います。

ゲバラ日記 (角川文庫) (詳細)

ハシムラ東郷

・「戦前日米が生んだ特異なキャラクター
 戦前の米国で生まれた不思議なキャラクター「ハシムラ東郷」。その日本人像のプロトタイプともいうべき忘れられたキャラクターを本書は発掘する。 もしかしたら日本人として、あまり愉快に感じないかもしれないが、本書は学術的探究心とたくましいユーモア精神からその様相に迫る。 当時のアメリカ人が日本という鏡を通じてなにを見出し、何を思ったか。彼をめぐる謎はまだまだ多いが、我々の想像力をかきたててやまない。

ハシムラ東郷 (詳細)
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