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秘書とシュレディンガーの猫 (SHYノベルス)秘書とシュレディンガーの猫 (SHYノベルス) (詳細)
榎田 尤利(著), 志水 ゆき(イラスト)

「何度も読み返したくなるお話でした。」「猫好きさん必読」「心が暖まる」「展開に飽きません!!」


タクミくんシリーズ  誘惑 (角川ルビー文庫)タクミくんシリーズ 誘惑 (角川ルビー文庫) (詳細)
ごとう しのぶ(著)

「帯、必見!」「やはり気になるシリーズです。そして、はやく続編希望(笑)!!」


貴公子の求婚 (SHYノベルス)貴公子の求婚 (SHYノベルス) (詳細)
和泉 桂(著), 佐々 成美(イラスト)


船上で蜜月は始まる―豪華客船EX (ビーボーイノベルズ)船上で蜜月は始まる―豪華客船EX (ビーボーイノベルズ) (詳細)
水上 ルイ(著)


あさきゆめみし 美麗ケース入り 全7巻文庫セットあさきゆめみし 美麗ケース入り 全7巻文庫セット (詳細)
大和 和紀(著)

「現代によみがえった源氏物語」「大学受験に役立ちました!」「声も香りも」「大和和紀さんとそのスタッフの皆さんはエライ!」「素晴らし過ぎてちょっと言葉で表現するのは難しい。」


新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫) (詳細)
宮尾 登美子(著)

「幕末に生きた英明の女性」「TVと全く違う格調高い世界が広がる。」「宮尾登美子さんの大ファンです」「天璋院篤姫は強烈な個性だった」「女は天の半分を支えている」


三国志〈1〉 (吉川英治歴史時代文庫)三国志〈1〉 (吉川英治歴史時代文庫) (詳細)
吉川 英治(著)

「不朽の名作の序章!」「三国志を最初に読む本として最適です!!」「三国志」「日本人の心の琴線に触れる美しい風景描写」「人生の指南書」


人間臨終図巻〈1〉 (徳間文庫)人間臨終図巻〈1〉 (徳間文庫) (詳細)
山田 風太郎(著)

「手元に置いておくべき本」「歴史をかいま見る」「とにかく手にとって読んでみてください」「死に様偉人伝」「買って手元に置いておくべき本」


カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫) (詳細)
ドストエフスキー(著), 亀山 郁夫(翻訳)

「読みやすい!!!」「作品自体が偉業、翻訳も偉業」「カラマーゾフの兄弟(亀山 郁夫訳)」「悪訳」「非常に読みやすい」


しあわせにできる スペシャル編 (二見シャレード文庫 た 1-43) (二見シャレード文庫)しあわせにできる スペシャル編 (二見シャレード文庫 た 1-43) (二見シャレード文庫) (詳細)
谷崎 泉(著), 陸裕千景子(イラスト)

「幸せな一冊」「ぜひ続編を」


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▼クチコミ情報

秘書とシュレディンガーの猫 (SHYノベルス)

・「何度も読み返したくなるお話でした。
うまく説明できませんが、私にとっては心温まるお話でした。登場人物の心理描写がとても丁寧に書かれてますし、所々に出てくる故人の日記がまた印象的です。(読者にはシュレディンガーのヒントになってますね。)ところでシュレディンガー、最初は何だろうと思ったのですが物理学者の名前だったのですね。ひとつ勉強になりました。

・「猫好きさん必読
生前に会ったこともない、資産家の祖父の遺産相続のため、呼ばれた三人の孫。金に困っている会社経営者。拝金主義の金融屋。マイペースな大学生。彼らを待っていたのは、屋敷にいる故人の愛猫6匹から「シュレディンガー」を正しく言い当てること、という風変わりな遺言。それを実行しなければ遺産はもらえない…。そして屋敷と猫たちを管理する、謎めいた美貌のクールな秘書。

・「心が暖まる
先が読めない展開でとても面白かったです。 受けと攻め両視点で進んでいくのですが、お互い相手を良い印象をもたない所からスタートしているので、二人の相手を思う心の変化は読んで面白かったです。ラストは素晴らしいハッピーエンドですね、読み終わった後、心がとてもあたたまりました。 正直受けの過去はかなりキツい所がありましたが、このラストには救われました。(攻めの一途さはかっこよかったです) 久々に心に残る良いBL小説をみさせていただきました。

・「展開に飽きません!!
今回のペットシリーズは、最後の方まで、ペットシリーズだということを忘れてました。その位、遺産相続の猫探しに、読みながら、夢中になってました(笑)

最初の方で、どの猫なのか、予想はついていましたが、途中の執事の変貌に、気を取られ、えぇー!って感じでした。執事さん、可愛いです!!

ラストは、バッピーエンドで、読後感も、とても良かったです。次回は、どんなペットなのか、楽しみです!!

秘書とシュレディンガーの猫 (SHYノベルス) (詳細)

タクミくんシリーズ 誘惑 (角川ルビー文庫)

・「帯、必見!
タクミ君シリーズは「そして春風にささやいて」から全部読むことをオススメしますが、この「誘惑」は前作「プロローグ」を読んでいないと話がわからないと思うので注意、です。評判があまり良くなかった?記憶の「暁を待つまで」がここにつながっていて、読んでおいてよかったな!と思ってみたり。今後につながるであろう、問題発起も何点もでてきたので今後のために要チェック!です。

今回は同日発売されたコミック「pure2」の帯と、この「誘惑」の帯、両方合わせてポストカード&携帯ストラップの全員サービス特典があり、携帯ストラップは文中に出てくるもので、ギイがデザインしたもの、となっていますのでファンは必見!です。ちなみに全サはピンクのほうだとか。このストラップ2つほしいがために、もう1セット買おうか悩み中です。ただし、本代のほかに、定額小為替600円分(+購入手数料200円)がかかります。

・「やはり気になるシリーズです。そして、はやく続編希望(笑)!!
余裕の無いギイがここに来て、方向転換(笑)。タクミくんを失う恐怖というか、タクミクンの心の中に、どんな事情があったとしても、自分を超える存在を作りたくない、というギイの本心がはっきり現れましたね。

このシリーズを読んで段々タクミ君の魅力が解かってきましたが、この子は誰に対しても優しいんですよね。特に心の弱っていたり、悩んでいたりする人の気持ちに優しく寄り添うのが上手いのだと思います。それを狙ったりしてするのではないから、タクミクンの本質を見抜いた人にとってはホントにタクミクンの側は居心地が良いんでしょうね。なんだかんだ言って、ギイの友達達はどんどんタクミ君信者になりますもんね。それも、ギイは誇らしいのと同時に落ちつかないんでしょうけど。

やはり、万が一ギイとタクミくんが別れる事があったとしたら、絶対的に立ち直れないのはギイだよなぁという気がします。

そして、ようやく卒業後の話も明確に話されだして、ギイがタクミ君と将来的にどうしたいのかが、あきらかにされてきました。若干先走ってる気がしますが(笑)。ギイの社会的立場を考えるとどう考えても、この二人の未来は暗いんですが、そこは夢を見させてくれても良いんじゃないかと思います。

しかし、何気に今回のお話では色んな伏線が出てきてますので、自作にますます期待大です。

こんなにタクミ君しか見てないのに、誰がギイを狙ってるんでしょうか???ああああ、はやく続編書いて欲しいものです。

タクミくんシリーズ 誘惑 (角川ルビー文庫) (詳細)

あさきゆめみし 美麗ケース入り 全7巻文庫セット

・「現代によみがえった源氏物語
大和和紀の源氏物語は、素晴らしい!着物の柄、女性の長い髪、丁寧に書きこまれた風景・・・。原文を読むだけでは思い浮かばなかった物語の背景が、見事に絵で表現されています。雅で美しく、思わず見とれてしまいます。誰かが、大和和紀は「現代によみがえった紫式部」だと言っていましたが、本当にそう思えるほど見事に、原作に忠実に仕上がっています。

絵だけではなく話の方も、千年前に書かれたものとは思えないほど新鮮で面白い。学校の古文の授業も、この本を読めば楽しくなること請負です。私もこのおかげで古文のテストの点がずいぶん上がりました。まさに一石二鳥。

千年語り継がれているだけあって、とても魅力的な内容です。

帝の御子として生まれ、世の栄華を極めた光源氏と、あまたの恋人達の物語。光源氏の美しさもさることながら、姫君たちも1人ひとりに個性があり、魅力的です。私が特に好きなのは、葵の上・雲居の雁・秋好中宮です。でもやはり、源氏の君が特別に愛したのは、藤壺の宮・紫の上・明石の御方でしょうね・・・。彼の人生を狂わせた、朧月夜・女三の宮にも注目です。

ただこの本の唯一の欠点は、女性の顔の見分けがつきにくいこと。数が多いうえに髪形も似ているので、見分けるのが大変です・・・。

古典が嫌い、漫画なんか読まないと言う人も、ぜひ読んでみてください。勉強にもなるし、きっと感動できると思います。この本を通して、もっともっと現代の人が源氏物語に興味を持ってくれるようになりますように。

・「大学受験に役立ちました!
「源氏物語」は、古文を勉強する上では避けては通れませんよね。ちょうど私は高校3年のときに「あさきゆめみし」読み始めました。小学生の頃にも最初のところをちょっと読んだのですが、年齢が低すぎたせいかあまり印象がありません。

ですが、古文の勉強をしつつ読むと、「あさきゆめみし」がどれだけ原文に忠実かを身にしみて実感しました。

源氏の表情、屋敷の赴き、庭の情景、町並みの様子。全て原文である古文を訳すと出てくるものなのです。ですから、あさきゆめみしを読んだ後に古文を読むと、訳がとてもしやすいのです。ですからテストに「源氏物語」が出ると「もらったっ!!」と思ったものです。(実際良い点いただきました♪)

受験生の方! 息抜にも、勉強にもなるマンガですよ!

・「声も香りも
「あさきゆめみし」を読んでしみじみ思ったのは、当時は文のやりとりや御簾ごしの面会が主で、あらゆるインフォメーションを集大成してそのひとを想像しそうして恋をしていたのだということです。だから家柄、血筋もそうですが、歌のセンス、筆跡、便箋の選び方、声、香り、楽器の腕前、後姿の髪の美しさ、

といったさまざまな要素がそれぞれに重要であり、お顔は最後の最後に見るくらい。イケメンがもてはやされたり、美容整形がはやったりする現代は、なんと「美」のとらえかたが薄っぺらなのであろうか、と考えてしまいました。

・「大和和紀さんとそのスタッフの皆さんはエライ!
大和和紀さんとそのスタッフの皆さんはエライ!受験に役立った方が多いというこの漫画ですが、原作を消化して、これだけ絵の美しい漫画にしたということで、もうそれだけでこの漫画はすごいです!「美麗」という言葉はこういう時使うんだなあ、と思います。装束の柄やしわ、女性の髪の流れ、よくぞここまで描ききった。

千年前も公達や姫君、女房衆が続きをわくわくして読んでいたのでしょうけれど、千年後の私たちも同じようにわくわくしながらページをめくれるというのはこれはもう、本当に幸せですよ!受験といわず、ただ楽しみのためにぜひ読んでください。

世界に「日本の漫画はこんなにすごいんだぞ!」と自信を持って自慢できる作品として、いついつまでも版を重ね、読み継がれていってほしいと思います。ちょっとだけ文句を言うと、美麗ケースが本のサイズにぴったりしすぎること。一冊だけ取り出すの、大変なんです(笑)。

・「素晴らし過ぎてちょっと言葉で表現するのは難しい。
私は高等学校時代、古文や漢文をやる意味が全く分かりませんでした。「…何故意味の分からない無味乾燥な文法ばっかりやるのか?」と。それはこの作品に出会うまでもそうでした、「伝えるべきは感動。それがなければ絵に描いた餅と同じでは?」ずっとこんなことを考え続けてきました。しかしようやく答えが出ました。真正面から問われる人間性。それを伝える事の出来る教師がいないんですね。この源氏や藤壺の宮の苦悩や愛、宮内の妬みや憎しみの感情を。自分がそうした思いをした事がないから。若しくは理解できないから。

哀しい現状ですが我が国の国語や古文漢文の教師はそれを伝えるべき事を誇りとも本質とも思ってないのです。仕事で惰性で教えてるだけ。

…今、この素晴しき本に興味を持たれた貴方は何故読みたいと思いましたか。学生時代の機械的授業に意味が見出せたでしょうか?そうでないと思う方は是非これを熟読して下さい。何時の時代も変わらぬ人間の色褪せない心模様。それを読み取り自分の感動して多くの人に伝えられるのも同じ我々人間だけだから。

星五つ。

あさきゆめみし 美麗ケース入り 全7巻文庫セット (詳細)

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)

・「幕末に生きた英明の女性
幕末の激動の時代にあって、薩摩の分家の娘として生まれながら、その英明さを見込まれ、将軍家定の妻となり、姑として皇女和宮を迎えた女性の一生を描いています。

島津斉彬から徳川慶喜を将軍にする密命を帯びて、将軍の妻となった篤姫が、その困難さと少ない情報量の中から、自分が戦略の道具として使われたのではと疑いを持って行きます。その後、家定が死に家茂の妻として和宮を迎えた時、彼女もまた「攘夷」の推進という使命を持って嫁いできたことを知ります。この二人のやりとりを通じて、この時代の女性たちが「道具」でしかなかったことを描いて行きます。しかし、この天璋院はそんな制約の中でも、大奥3000人を統べらい、徳川家の存立を賭けて的確な判断を見せて行きます。「男だったら」という部分が何度か出てきますが、それだけの「人物」だったということでしょう。

この小説は、そうした天璋院の「人間」を描いているのですが、和宮との対比をして一層天璋院という人物を際立たせている見事さがあります。それと、男に道具としていいように使われる前半から、その能力を如何なく発揮して、徳川家の存続に向けて活躍する中盤を経て、ラストに「余生」として、子どものときの懇ろな家族関係に戻ったような心安らぐ晩年を与えることで、読む側をほっとさせるものがあります。その点では、非常に読後感の爽やかな作品になっています。

・「TVと全く違う格調高い世界が広がる。
宮尾登美子氏の文章が素晴らしい。日頃接することのない格調高い表現の日本語が全編を通じて展開され、こういう日本語を書いてみたいと憧れる。島津本家から分かれたご一門四家の重富家、加治木家、垂水家、今和泉家、その今和泉家の長女に生まれた於一。TVドラマでの描き方とは全く違う優雅な、格式の高い名門武家の姫の生活がよくわかる。五尺三寸の大柄な篤姫、日本外史を愛読する篤姫、一族から「女子に生まれて残念」と言わしめた篤姫、この類希な資質の姫には最初から引き込まれていく。18歳で島津本家の幼女へ。全編を通して、姫のお付の女性が多く登場するが、今和泉家の菊本、島津本家の若年寄広川、老女幾島の存在や、お互いの関係の変化が非常に興味深い。そしてついに大奥総取締滝山を先頭に、老女村岡、幾島、亀岡、花乃井が付従い江戸城へ。いよいよ御台所として大変な大奥の生活が始まった。どう見ても大河ドラマでは本書の描くような格調高さは出ない。やはり本書を読むべきだ。

・「宮尾登美子さんの大ファンです
宮尾登美子さんの作品には、運命に翻弄されながらも自分の人生をひたむきに生きる女性を描いている作品が多く、私は彼女の大ファンです。この作品もそのひとつです。 養父島津斉彬に政略結婚をさせられながらも、これが自分に与えられた運命と割り切り、十二分な才能を発揮しながら懸命に生きていく姿に感動し、同時に江戸時代にもこんな立派な女性がいたんだということを知ることができ、うれしく思いました。しかし、その運命が現代女性のそれとはあまりにもかけ離れているために、気の毒でもあり、才能豊かな女性だけに、もし違う世に生まれていたら華やかな人生を送れただろうにと思うと残念でなりませんでした。2008年度のNHK大河ドラマが「篤姫」になったそうです。そちらのほうも楽しみです。

・「天璋院篤姫は強烈な個性だった
幕末物は、どうしても当時の政治情勢を強く盛り込んだものになりやすい。そんな中、時代小説でなく歴史小説として一人の女性の生き方を描いている。もちろん実際の本人(篤姫)の考えていたことと異なる部分も多大にあるとは思う。でも、何よりもこの小説は”天璋院篤姫”の真実に近づいているのではないだろうか?

時に小説は、何よりも事実に近づく、そう思わせるものがこの小説にはあると思う。

・「女は天の半分を支えている
まず宮尾登美子の絢爛たる筆力に酔いしれる。何しろ言葉遣いや人物の造形が見事だ。したり顔の司馬遼太郎なんぞはとてもかなわない。「大奥」ものと見くびるなかれ、だ。

物語の核心は、皇女和宮との確執にある。現に作者は、和宮の資料に当たっていて「天璋院が嫁の和宮をいじめたとなっているが、そうだろうか」という疑問を抱いたところから出発したということを言っている。

もうひとつの核心は「最後の将軍」慶喜だ。これは、徹底的に嫌なヤツとなっている。何しろ、維新後、徳川本家を守った天璋院は、慶喜の末流とは決して婚姻関係を結ぶなと遺訓を残したというからすごい。司馬の「最後の将軍」では、「あなたはよくやった」と誉めてくれる母のヒザにすがってさめざめ泣く慶喜だが、そんな男の甘さをはり飛ばすような宮尾・天璋院の気概だ。

封建武家社会の価値観、倫理観を固い岩盤のように時代描写の核心にすえ、女は「政略の道具」「生む機械」でかわいそう、「人の上に人を作らず」だぞなんて、ちゃちなアト知恵や薄っぺらな感想は跳ね返してしまう。そんなことは承知の上で、時代に翻弄されながら、健気に剛毅に凛と生きた女性を描ききっている。

「女は天の半分を支えている」とカンラと宣言するような作者の気迫に恐れ入った。

ところでテレビドラマは原作とだいぶイメージが違う。「宮崎あおいの『あんみつ姫』を何とかしろ!」と私の横で叫んでいる女房は、それでもやっぱりTVを楽しそうに見ているけれど。

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫) (詳細)

三国志〈1〉 (吉川英治歴史時代文庫)

・「不朽の名作の序章!
 いわゆる『三国志』のルーツは晋の時代に編史官(国の歴史研究員)であった陳寿がプライベートで書いた『魏書』『呉書』『蜀書』(これらはまとめて『三国志』と呼ばれています)です。因みに、この3つの書はあまりにも出来栄えが良かったので、後に正史(王朝の記録として公式に朝廷から認定された歴史書)として認定されています。 その後、『三国志』は大道芸人や芝居小屋の講釈師によって語り継がれ、大衆好みの英雄伝になっていきます。 そして、その大衆好みの英雄伝を元の末~明の初め頃(14C半ば~後半)に羅貫中が正史を基にして再構成し、長編小説『三国志演義』を完成させました。それは陳寿が3つの書を書き上げてから約1100年もの歳月が流れた後のことでした。 この『三国志演義』こそが今私たちの知っているいわゆる『三国志』です。

 吉川『三国志』では全8巻でこの壮大なスケールの古典に挑んでいます。 そして、『三国志』では劉備、張飛、関羽、曹操、孫権、趙雲、呂布、馬超、諸葛亮孔明、周瑜、黄忠、董卓等々、全て挙げようとしたらきりがありませんが、本当に多くの人物が登場します。その中で少なくとも一人は自分と似た人物がいるのではないでしょうか。その人物と自分を照らし合わせながら読むも良し、好きな人物を自分の中で中心に据えながら読むも良しだと思います。 さらにはあくまで客観的に約110年間の乱世に繰り広げられる愛情劇、友情劇、裏切り、駆け引き、戦等々を読むのも良いと思います。『三国志』はいろいろな読み方のできる本だと思いますが、それは人それぞれで良いと思います。

 これから始まる約110年の乱世の序章である本書から、読者は『三国志』の世界に引き込まれ、黄河や長江の流れの如く怒濤のように繰り広げられる様々な出来事に胸を躍らせることになるでしょう。

 吉川『三国志』全8巻、それぞれの巻のレビューを載せようと思いますので、参考にしていただけると幸いです。

 ソレデハ…

・「三国志を最初に読む本として最適です!!
三国志は、様々な人が書いていますが、最初に三国志を読む場合には、この吉川三国志が最適だと思います。その理由は、以下の通りです。

1)三国志演義をベースに描いていること→正直、「正史」を土台に描いた小説は、ストーリーが面白くありません。また、三国志を語る場合、何だかんだで「三国志演義」がベースとなるため、基礎知識を得る上では、「三国志演義」をベースとする書籍を読むべきでしょう。

2)三国志演義をベースとしつつ、歴史的事実を反映させていること→「三国志演義」と最も記述の異なる箇所は、やはり曹操に関する部分でしょう。「三国志演義」では、悪役として非道ぶりを発揮している曹操ですが、吉川三国志では、曹操のよい側面も取り上げ、なぜ「魏」という大国を作り上げることができたのか、理解できる内容になっています。

3)日本における三国志の原点といえるような書籍であること→吉川氏以前にも、三国志を書いた人はいるかもしれませんが、一般的には、吉川三国志が日本における三国志の歴史的橋頭堡といえる存在でしょう。つまり、吉川氏以降に三国志を書いた日本人は、多かれ少なかれ、吉川三国志の影響を受けているはずです。

・「三国志
壮大なロマンと世界を描く三国志、いろいろな作家が三国志を書いていますが、僕の中ではこれぞ最高傑作の三国志です。ゲームで興味を持った人にも、歴史背景だけではなく、登場人物の気持ちを知りたい人でも、読むならはじめから最高の物をおすすめしたいです。

・「日本人の心の琴線に触れる美しい風景描写
黄河の悠久の流れをぼんやり眺めながら、母へ贈るための僅かの茶を買うため、商船の到着を待つ青年劉備。のどかで、暖かく、まるで水墨画のような情景から、この壮大な物語が始まります。今日の朋友、高官、英雄だった者が、明日には宿敵、罪人、逆賊へ入れ替わる、乱世ならではのダイナミックな人間模様。数千年の時を経て語り継がれる、豪傑の武勇、知将の謀略。そうした多くの読者が期待する要素とともに、吉川三国志、とりわけこの第一巻を彩るのは、日本人の心の琴線に触れる美しい風景・人物の描写の数々でしょう。冒頭の黄河や、劉備、関羽、張飛が桃園に誓う楼桑村の寂しげだが情緒豊かな佇まい。そこで浮世から隔離されたかの如くひっそりと暮らしながらも、息子の飛躍を心底で願う年老いた母親の姿。次元は違えど、故郷を離れて仕事や学業に就いている方なら、何がしか心のどこかに響く、そういった美がこの第一巻にはちりばめられています。やがて英雄として名を轟かせる者たちもまだ若く、手痛い敗北を喫する者あれば、いよいよ頭角を現す者もいます。絶体絶命の危地に追い込まれた曹操が、「自害したい」とまで弱音を吐き、家臣に叱責、励まされる場面は特に印象的。後の彼からは想像もできない弱さだが、この乱世の奸雄もやはりまずは一個の人間であったことに気付かされます。第八巻まで続く長い物語ですが、手に取れば、なぜこれほど長きに渡り、多くの日本人に愛される「三国志」であるのか、必ず感じ取れる作品です。

・「人生の指南書
三国志は、魏・呉・蜀の三国の派遣争いから呉が中国大陸を制覇するまでの話だが、主役はこの三国の大将だけではなく、その大将に従う武将、知将すべてが主役である。吉川作品では、後に蜀を治める劉備玄徳を軸として話が進んでいくが、登場人物すべてが魅力的に描かれており、自分の中で愛すべきキャラを見つけるといっそう楽しく読めると思う。ちなみに、私の愛すべきキャラは趙雲子龍である。その理由は5巻目を読んでいただければわかると思う。桃源の儀に始まり、天下泰平のために多くの戦いが繰り広げられる。吉川作品で一番すばらしい点は、戦いのシーンの描写である、見たこともない昔の中国の戦いのシーンが頭の中で映像化され、実際読みながらドキドキ手に汗握るのである。それを映像ではなく文硊??で表現できる吉川英治の文才には脱帽である。最後の最後にかの有名な諸葛公明が「-事を謀るは人にあり、事を成すは天にあり-」と天に仰いで悲観するシーンは泣ける。天下に並ぶものとなしと言われた諸葛孔明はなぜ天下をとることができなかったのか、彼の知は彼一人では生きないというところだろうか。人と人とのつながり、現代にも通じるものがある。この三国志に教えられる人生は多い。至高の作品である。

三国志〈1〉 (吉川英治歴史時代文庫) (詳細)

人間臨終図巻〈1〉 (徳間文庫)

・「手元に置いておくべき本
 山田風太郎の小説には殆ど興味がない。これまで読んだのは、『地の果ての獄』だけである。しかし彼の日記や随筆は魅力的である。『人間臨終図巻』は単行本で出ていたときはオドロオドロシイ装丁で値段も高く、とても買う気にはなれなかったが文庫本は落ち着きのある装丁で何より安い。この本は誰にとっても--少なくともいつかは死ぬ人なら--読む価値がある。

 これは人間の臨終場面のみを記述したものではない。その人間の人生を散文詩のように短く的確に描写している。長大な伝記を読むよりも核心をとらえた短い文章で人の一生を描き、死を描いている。巨大なカンヴァスに描かれた900人ほどの死の場面。この絵を見上げて見つめていると、震えてくる。人は生きて死ぬ、その単純な事実を脳天に叩きこまれるのと同時に、『死に方は問題ではない』という事実に気づく。山田風太郎が知りたかったのは、実は、900人の人生の業績や幸福と彼らの死に方には関連がないということだったのではないだろうか。いや、死に方などどうでもいいのだということを確かめたかったのではないだろうか。キリストは磔となり、釈迦は下痢と腹痛に苦しんで死んでいった。カントは完全に痴呆老人となりユトリロもルノワールもモディリアニも悲惨な死を遂げた。しかしだからといって、彼らの成し遂げたことが損なわれることはない。つまり、死に方の悲惨さと生き方の偉大さには関係がないということ、をこの本で知る。

 多くの人は一生懸命生きないで、立派に死ぬことばかり考えている。死に方を考えるより生き方を考えなければならない。そのことを教えてくれるこの本は、いつも手元に置いておきたくなる本である。

・「歴史をかいま見る
この本は、死と生を考えさせてくれる貴重な本だと思う。けったい本かと思ったがさにあらず。本来の意図は、先人の死を知ることで、よりよい生を生きられるようにということだろうと思うが、色んな活用法ができる。まず、日本史、世界史の裏面史を知ることができる。あの作品はこの人が書いたのかなど、貴重な読書ガイドとなる。どの作家(画家、政治家)が誰の葬儀に行ったとか、病床を見舞ったなど、意外な交友関係がわかる。その他、人生・人名のデータベースとして様々な活用法があるはず。全三巻読んだ時はさすがに疲れたが、読んでよかった。

・「とにかく手にとって読んでみてください
ある評論家が「司馬遼太郎より山田風太郎の歴史観を自分は買う」と言っていたが、それがあたっているかはともかく、これを読むとその気持ちはわかる、エピソードの筋は覚えても何度でも読めるのは、作者の文章の力とエピソードの背景にある作者の歴史観がしっかりしているからだと思う。大正生まれの戦中派らしく今はほとんど忘れられている、太平洋戦争当時の軍人、政治家をしっかり押さえている、戦後生まれには、新鮮で、戦犯といわれた、全くなじみのない人物が生き!生きと現れてきて、自分の心になにかを訴えかけて来たのには驚かされた、江利チエミ、夏目雅子など亡くなった時の事を知っている人物とジンギスカンやキリストが同列に論じられているので、色々な事が考えされて面白い、山田さんにはもっと生きて続編を書いてもらいたかった

・「死に様偉人伝
小生、幼い頃より伝記もの、歴史ものが好きであった。様々な人に興味を持つのだが、その生き様よりも、むしろ死に様に関心があった。勝者であり敗者であれ、人は等しく死ぬ。死は得体の知れないものであり、それゆえあまりにも美しすぎる。残酷な美しさであるが。そういうわけで新聞で真っ先に読むのは死亡欄である(数年前、某漫才コンビが死亡記事を軸にした本を出した。コンセプトはよかったが、内容に不満が残った)。いやな男である。

また小生、伝記を読む際、人物の没年齢を知るべく、(没年-生年)という引き算を真っ先にしたものである。いやなガキであった。

山田風太郎のこの作品は、没年順に並べられた「死に様偉人伝」である。膨大な資料にあたり、医学の知識を動員し、粋の利いた文章で死に様が綴られている。ただ徒に引用するだけでもなく、科学的な考察に偏るでもなく、大変バランスがよく、氏の才能に改めて感嘆した。

第一巻は夭折した人物の記述が多い。早世するものは、概して劇的にその死を死ぬ。またエッという人が案外安穏とした晩年を送っている場合もあり、驚かされたりする。

・「買って手元に置いておくべき本
 山田風太郎の小説には殆ど興味がない。これまで読んだのは、『地の果ての獄』だけである。しかし彼の日記や随筆は魅力的である。『人間臨終図巻』は単行本で出ていたときはオドロオドロシイ装丁で値段も高く、とても買う気にはなれなかったが文庫本は落ち着きのある装丁で何より安い。この本は誰にとっても--少なくともいつかは死ぬ人なら--読む価値がある。

 これは人間の臨終場面のみを記述したものではない。その人間の人生を散文詩のように短く的確に描写している。長大な伝記を読むよりも核心をとらえた短い文章で人の一生を描き、死を描いている。巨大なカンヴァスに描かれた900人ほどの死の場面。この絵を見上げて見つめていると、震えてくる。人は生きて死ぬ、その単純な事実を脳天に叩き!こまれるのと同時に、『死に方は問題ではない』という事実に気づく。山田風太郎が知りたかったのは、実は、900人の人生の業績や幸福と彼らの死に方には関連がないということだったのではないだろうか。いや、死に方などどうでもいいのだということを確かめたかったのではないだろうか。キリストは磔となり、釈迦は下痢と腹痛に苦しんで死んでいった。カントは完全に痴呆老人となりユトリロもルノワールもモディリアニも悲惨な死を遂げた。しかしだからといって、彼らの成し遂げたことが損なわれることはない。つまり、死に方の悲惨さと生き方の偉大さには関係がないということ、をこの本で知る。

 多くの人は一生懸命生きないで、立派に死ぬことばかり考えている。死に方を考えるより生き方を考えなければなら!ない。そのことを教えてくれるこの本は、いつも手元に置いておきたくなる本である。 

人間臨終図巻〈1〉 (徳間文庫) (詳細)

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

・「読みやすい!!!
米川正夫、池田健太郎、原卓也、小沼文彦とそれぞれに楽しんで読んできた『カラマーゾフ』の邦訳であるが、確かにこれは読みやすい!以降も早く刊行を期待する。何回読んでもこれほど面白い小説はないこともあって、亀山訳第1巻読了のあと原卓也訳で読み継いでしまった。亀山訳に比べやや生硬な印象もあったが、「大審問官」に差し掛かるともうそんなことはどうでもよい。圧倒的、冠絶の文業である。亀山訳「スタブローギンの告白」もその解説も含めよかっただけに、2巻以降の「大審問官」が待ち遠しい。価格もうれしい。町の書店さんは是非常備されたし。ソローキンの翻訳といい、スターリン研究といい、最近のショスタコヴィッチの連載といい、この著者の大車輪は凄い!!

・「作品自体が偉業、翻訳も偉業
出版社の意図がまず素晴らしい。既存の出版社は、難解な翻訳を長年出し続けていたわけで、この愚行によって文学の楽しさを味わうことなく興味を失ってしまった人が多数いたと思うと、非常に残念である。それに対してこの翻訳は、他のレビュー者のとおり非常に読みやすい。しかも最後に解説があり、読みこなすための前提知識などを教えてくれる。だから最初はこの部分から読むのもよいかもしれない。ちなみに第二巻の解説には、第一巻のあらすじが載っている。第一巻の内容が理解しづらかった場合は、このあらすじを読むことで補うことも出来る。

・「カラマーゾフの兄弟(亀山 郁夫訳)
ドストエフスキーの名著で、学生時代以来数回読んだ。今までは翻訳本の定番とされた米川訳だった。もう一度別の訳者のを読んでいやになった覚えがある。今回は、新訳というので亀山訳を読んだ。文庫本なので出張の最中にも持っていって読める。読んで驚いた。米川訳のカラマーゾフとは待ったく別の本という感じがする。いい意味では、読みやすく現代的だ。登場人物の名前を統一していて読みやすくなっていることもあろう。逆に悪く言うと、米川訳のような、重さというか、いかにもドストエフスキー的な感覚がない。ロシア語を読めないので、どちらが本当のドストエフスキーかはわからないが、以前ロシアの空港で手にした"Re Reading Dostoefsky"という英語の解説や日本での小林秀雄の解説等からは、米川訳がドストエフスキー的な感じもする。ただ、今の読者には、今回の亀山訳はよく出来ていると思う。すぐにでもテレビドラマになりそうである。各巻についている、訳者の解説がわかりやすさを倍化させているかもわからない。同じ訳者が「罪と罰」や「白痴」(どちらも私は米川訳で大好きだが)を訳すると、どのような小説になるのかと思った。新しいドストエフスキー像を感じさせられる面白い翻訳の努力だと思って楽しんだ。

・「悪訳
この新訳ではじめて読んだのだが(ドストエフスキーは『悪霊』『未成年』を既読)どうにも物足りなく、図書館で江川卓の訳を借りてきて比較してみて驚いた。江川訳のほうがはるかに文意が伝わりやすい。亀山訳は一文ごとに細切れになっていて、文章の接続がわかりにくい。「本よみうり堂」の記事によれば、「ドストエフスキーの原文は逆接の接続詞や関係代名詞が多く難解だが、亀山訳はすいすいと頭に入る日本語に置き換え」たとのこと。つまり文章の接続をいじってしまった(カットした?)わけで、つながりが分かりにくくなるのは当然である。これでは「すいすいと頭に入る」というより文が頭の中を上滑りしていくだけだ。ストーリーを把握するだけならこれでもいいのだろうが、ドストエフスキーのおもしろさがストーリーだけにあるはずもない。

・「非常に読みやすい
驚いた。頭にすらすら入ってくる。前人の翻訳で何度か読んだことのある本書だが、ごく普通の小説と同じようにすらすら頭に入ってきてくれるのには大変に驚いた。早く読めすぎて注意力散漫になる人もいるかもしれないが、私の場合は理解が深まったような気がする。これまで読みきれなかった人も、この翻訳ならば読めるのではなかろうか。

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫) (詳細)

しあわせにできる スペシャル編 (二見シャレード文庫 た 1-43) (二見シャレード文庫)

・「幸せな一冊
「しあわせ−」がまた文庫として読めるとは思ってなかったのでとても嬉しかったです。内容はとにかくおめでたラッシュ! 久遠寺と本田の関係も揺るぎのない落ち着いた関係になっていて、読んでていてとても幸せな気分になりました。色々な別れもあり寂しい気持ちもしますが、それでも3課のメンバーはこれからも毎年白金の家で花見をするんじゃないかと、これからも続く楽しい未来を想像しました。最後に森田が主役の短編『哀愁のハワイ航路』が収録されています。何となくタイトルから察しはつきましたが、あぁ森田はやっぱり最後まで森田なのねと同情的な気持ちになりました。陸谷さんのページが5ページもあり、嬉しいオマケでした☆

・「ぜひ続編を
「しあわせにできる」が4年間の連載を終え最終回を迎えたのが2006年11月。その翌年のCharade3月号に連載完結記念の小冊子が付録としてついた。それが『しあわせ未来予想図』だった。B6版44ページの小冊子ながら、本編終了3年後の番外編と、陸裕さんの描き下ろしページが5ページと、文庫の表紙カラーイラストなどが掲載された。今回のスペシャル編は、小冊子掲載のお話を元に詳細を書き加えて、初出が同人誌の森田さんのお見合い騒動の顛末を収録し、陸裕さんのイラストエッセイを再録して一冊の本にまとめたものだ。新しいエピソードとしては、殿の夢のひとつがちょっとだけ実現した。

実はしあわせのお話はまだ続いているのだ。本田さんと殿はロングランナーで仕事をしつつ白金の家で仲良く暮らし、各務君は落合さんと新婚生活を送り、東郷君はばりばりと仕事をしている。そんな中でも少しづついろんな変化が起きている。関西弁の日村さんがどんなヤツなのか?深雪ちゃんは幸せになれるのか?殿の夢は実現できるのか?できれば続きを読みたい。今度はぜひ、ふたりの結婚式と新婚旅行を。こんなふうな文庫がいつかまた出ることを願っている。

しあわせにできる スペシャル編 (二見シャレード文庫 た 1-43) (二見シャレード文庫) (詳細)
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