ADAMAS 2 (2) (イブニングKC) (詳細)
皆川 亮二(著)
「1巻は良かったんですが、今巻は...(無)。」「残念ながら1巻のレビューの予想通りになってきたかなと」「宝石の力を魅せつける」「新ジュエルマスター登場。」
ADAMAS 1 (1) (イブニングKC) (詳細)
皆川 亮二(著)
「青年誌の少年漫画」「また劇団皆川」「サンデー時代からの皆川ファンならば安心して読める」「屈しない・・・ADAMAS」「ダイヤモンドカイザーナックル」
PEACE MAKER 2 (2) (ヤングジャンプコミックス) (詳細)
皆川 亮二(著)
「皆川劇団」「メンバー構成が手堅い。」「2巻から面白くなってきた」「ビート格好良すぎる!」
PEACE MAKER 1 (1) (ヤングジャンプコミックス) (詳細)
皆川 亮二(著)
「渋さとキュートさを持ち合わせた漫画」「仲間との絆に感銘する本格派アクション西部劇」「読み応えありますね。」「劇団皆川」「手堅すぎ(笑)」
ARMS 12 (12) (少年サンデーコミックスワイド版) (詳細)
皆川 亮二(著)
「加筆は必要だったのだろうか?」「ヒトの意志こそが導いた未来。」「この感動を伝えたい」「頑張れ高槻涼!」「最後の加筆は…」
ARMS 11 (11) (少年サンデーコミックスワイド版) (詳細)
皆川 亮二(著)
ARMS 9 (9) (少年サンデーコミックスワイド版) (詳細)
皆川 亮二(著)
「第4部クライマックス前半!」
ARMS 10 (10) (少年サンデーコミックスワイド版) (詳細)
皆川 亮二(著)
「vsキースシリーズ、そして・・・。」
ARMS 7 (7) (少年サンデーコミックスワイド版) (詳細)
皆川 亮二(著)
「水の心と恋心は止められず・・・。」
ARMS 6 (6) (少年サンデーコミックスワイド版) (詳細)
皆川 亮二(著)
「3部〜4部」
・「1巻は良かったんですが、今巻は...(無)。」
自分は今巻で読むのを止めます(悲)、理由は...超展開に成り始めたので(苦笑)。
シナリオの質も個人的に合わなかったのも一因ですが(ラムセス2世とその子供の件は青臭く(くだらなく)見えて飛ばし読みしました)、物語の方もラスボス?が出てきて≪これは私の分身だ...以下略≫とか言って自分は尽いていけませんでした(疲)。
話が広がり過ぎたのも自分は尽いて逝けませんでした、
最初は《表向きはアルバイト等を掛け持ちしながらアクセク働く普通(美人過ぎる事を除けば)の一般人、裏の顔は...)
と言うのが結構良かったんですが(溜息)。
・最後に一言今作は『アームズ』の様な展開になってしまって残念です、『スプリガン』の様なのを期待してたのですが(残念)。
・「残念ながら1巻のレビューの予想通りになってきたかなと」
ますますアームズに似てきたんですが、方向性をもうちょっと真新しいものに変えてほしいです。それじゃなきゃアームズとおんなじです。
・「宝石の力を魅せつける」
1巻はジュエルマスターの能力を見せるという意味もあり、レイカの能力を前面にしたストーリー構成で、かつ、皆川作品にみられるコミカルな面も多くあり、少年誌に掲載されているような作品だった。 しかし2巻は青年誌ということを意識したのか、特にエピソード6からは、登場してくるキャラもセクシー系になるし、レイカの父流崎好夫をキーパーソンとして闇の宝石ブローカーであるシャニの陰謀らしきものをメインに押し出してきている。この転換が当初から予定されていたものかは知らないが、奏功するかは次巻以降を見てみないとちょっと分からないという印象。
だから、個人的にはエピソード5の王家の谷でのラムセス二世の庶子の墓探しの方が好き。適度なバトルあり、宝石を通じて王者の苦悩を知るドラマあり、なにかこう、ワクワクしてくる。 この巻で登場する多くのジュエルマスターは再登場すると思うので、今後どのようなストーリー展開になるか楽しみです。
・「新ジュエルマスター登場。」
エメラルドマスター、ランジェ登場の第二巻。はっきりした物言いで、レイカのテリトリーのずかずか入ってくるランジェ。敵か味方か?さきのみえないレイカだったが、ランジェのオープンな性格に次第にひかれはじめる。そんな中、あらたなジェルマスターの影が!
丁寧であきのこないタッチも魅力ですね。
・「青年誌の少年漫画」
皆川亮二、1月に刊行された「PEACE MAKER」に続き早くも新刊が登場。集英社に続いて今度は講談社からの初コミック。なんだか新鮮だ・・・。というか表紙、格好良すぎ。帯のデザインも非常に素晴らしい。
この作品は宝石を題材としたもので、なんと主人公は女。題材も珍しいが、皆川亮二の漫画で女性主人公というのも珍しい。こういう変化あるいは挑戦も青年誌に移動したからこそ出来たのだろうか? 着眼点が優れている上に、話の転がし方も実にスムーズなのでスラスラ読める。ボリュームのあるページ数に重厚な絵柄なのでじっくり読むタイプ、と誤解されそうだが「PEACE MAKER」でも健在だったように、ネームの巧さはピカ一だ。というか年代を重ねるたびに、ネームがこなれているような印象も受ける。そして大コマや決めるシーンに持ってくまでのコマ運びのすばらしさは職人芸の域まで来てるのでは?同じようなシーンでも、また違った味わいがある。
しかもこの作品、いわゆる王道の面白い少年漫画のイメージがした。簡単に言うと「能力バトル」の作品なのだ。ただそれを宝石といかにも戦いには無縁そうな女性でやっているのでギャップというか、そういう部分も面白さにつながってる。主人公は「宝石使い」という通り名(?)を付けられていて、宝石よって力が増したりまた宝石と会話のようなことが出来たり、はたまた特定の宝石によってはまた違った能力を使えたりするのだ。しかも今作にも「敵の組織」みたいな連中が存在し、もう少年漫画の面白さに近いといっていい。
アクションシーンも見ごたえたっぷり。カイザーナックルで次々と悪党をぶちのめしていく彼女の姿は凜としていて格好良い。 またすぐ泣く溝口さんや正義感の強い新谷刑事などサブキャラもバッチリ。
これは少年漫画好きにも、青年漫画好きにも両方受け入れられる作品ではないか。是非多くの人に読んでもらいたい。
・「また劇団皆川」
「PeaceMaker」もそうだったが、この人の漫画はいつも基本設定が一緒。登場人物も前の作品で見たような奴ばっかし。だが、それがよい。今回の主人公は「スプリガン」の染井芳乃が成長したッぽいお嬢様。宝石に愛されているというよくわからない特殊能力で事件を解決するという、最初は探偵モノみたいなモノかと思ったら、解決手段は鉄拳制裁。作者の真骨頂であるアクションシーンは秀逸。作者のファンは、迷わず買いだろう。
・「サンデー時代からの皆川ファンならば安心して読める」
表の顔と裏の顔、特殊能力を持った人間のSFバトル漫画。おおいなるワンパターン。そんな中、本作品で新しかったのは、女性(レイカ)が主役である点です。画力の高い皆川さんですが、顔絵が不安定なのもSPRIGAN以来の伝統。本作品ではどうやら主役は凄い美人という設定のようですが、綺麗に描かれているコマがあったりなかったりで、完全な記号美人です。特に、魅せ場であろうP.199下コマのレイカの顔アップ、はっきりって不美人です。Episode2にしてヘアスタイルが変わっていますが、設定変更でしょうか?レイカの特殊能力も万能でない事が強調されており、なかなか緊迫感があります。
・「屈しない・・・ADAMAS」
まず表紙の装丁の美しさに目を奪われる皆川作品です。主人公の名前が流崎麗華(りゅうざきれいか)というだけで作者のイメージする”お嬢様”がよく分かります(苦笑)
皆川作品初の女性主人公・・・ということだからなのか、作者もキャラクター設定に結構とまどったのかなという感じも。エピソード1とエピソード2以降では麗華が設定変更されているのが明らかですし。ただやっぱり日常と非日常、両方の顔を持っている・・・という皆川作品主人公の系譜はしっかり受け継がれている。
基本的にエピソード毎の脇役を状況説明役に置きながら彼女が活躍、という描写なのですが、第1巻でもきちんと麗華のパーソナリティを少しずつ描いているのはさすがか・・・。
エピソード1:基本的に麗華の能力の徹底描写エピソード2:ADAMASがどういうスタンスで物語を進めていくか、を説明。エピソード3:いきなり能力が通じない場合があるということで主人公の絶対無敵説の否定。エピソード4:やっぱ君も皆川作品の主人公(苦笑)でもドレスアップするとやっぱお嬢様。
・・・しかし作者の画力の腕前もARMSやD−LIVEの頃に比べると随分上がったんだなあ・・・と思いますよ。
・「ダイヤモンドカイザーナックル」
皆川ワールドにおいてはやはり、ドラテクや射撃技術などよりも、体術こそが一番見栄えがすると感じます。武器の選択もナイスです。か弱い女の一撃で、大の男が吹っ飛ぶ快感。癖になりますよ。
●PEACE MAKER 2 (2) (ヤングジャンプコミックス)
・「皆川劇団」
最初の4ページを読んだだけで、展開が最後まで分かってしまう。それが皆川漫画。しかし、分かっていても面白すぎる。それこそが皆川漫画。今回も皆川漫画力が全開だった。p.171〜p.175 までの流れなど、シビレが来るくらいカッコよすぎる。これを見てしまうと、「この漫画に台詞はいらねぇ」と思えてしまうほどだ。なんせ皆川方程式と言えるほど、どの作品でもキャラとシチュエーションを見るだけで台詞を読まなくても何を喋るか分かってしまうくらい完成されているからだ。
巻末の広告によると、次巻は来年になるらしいが、そんなには待てない…
PEACE MAKER 1 (1) (ヤングジャンプコミックス)
・「メンバー構成が手堅い。」
今回ビート・ガブリエルとミクシー・バングスが新キャラとして物語の主要人物に正式参入することになる紹介エピソードというところか。
カイルもホープとビートのコントロール役として上手く機能しているのが上手い。ビートはホープが基本、無用なトラブルは避ける性格なので、逆にトラブルに突っ込みやすい性格も付与されておりまたまた手堅いキャラクター。ミクシーはキレイなお姉さんも主要人物として用意されてきた(苦笑)しかも駆け出しだが、医者としての心得もあり、ホープへ好印象?とポイントは押さえてる。
それにしても、ホープは強すぎでは?皆川作品とは主役の戦闘能力は作中ぶっちぎりの座なのは間違いないですが。今回ビートがバイクに搭乗しながら戦うシーンがあるが、「D−LIVE」を思い出してニヤニヤする皆川作品の読者の方、いるでしょうね。
・「2巻から面白くなってきた」
1巻での決闘(トラブル)→当然圧勝→銃の撃ち方解説。というマンネリパターンに辟易としていたのだが、2巻でそれらは抑えられ、とても面白くなった。
ギャンブラーの存在によって心理戦が生まれ、もう一人の銃士の加入で受動的だった主人公の銃士も影響されてか、バトル展開にも面白味が出てきた。特にもう一人の銃士の行動のハチャメチャさが良いスパイスになっている。
欲を言えばヒロイン(?)の少女と、この巻で登場したお嬢様の金髪で円らな瞳がアップになった時に描き分けきれていないのが気になる。(というか少女は出番が無い。時折行方不明になるし、登場がまた唐突)
とはいえ、内容は十分に楽しめたので、次巻の発売が待ち遠しくなった。
・「ビート格好良すぎる!」
平凡だけどやるときはやるホープとは対照的に格好からやることまで格好良いビートが活躍します!
しかも、読んでいてどきどきする展開はさすがです。
今巻ではニコラの秘密も徐々に明かされてきてラストではホープの新しい力も楽しめるので1巻以上に楽しめます!
ちなみに、ウルトラジャンプ2008年9月号に2巻用のドレスアップクリアカバーが付録でついているので模式になる方はそちらもチェックすることをオススメします!
●PEACE MAKER 1 (1) (ヤングジャンプコミックス)
・「渋さとキュートさを持ち合わせた漫画」
皆川亮二、待望の最新刊だ。前作までは少年漫画として発表していたがご存知の通り今作でウルトラジャンプに移籍、青年漫画としての発表になった。まあ、といってもサンデーのときも青年漫画的な立ち位置だったし、コミックスのサイズも同じだったので特に驚きもないが。ちなみに講談社でも「ADAMAS」という作品を執筆している。
皆川亮二の作品というのは圧倒的な画力と渋くて格好いい展開、と同時にギャグが入ったゆったりとした日常描写もあって、それが個性になっているというのが個人的な見解だが、この作品も今までの作品と同じようにその方法論で描かれていると思う。ってか、今まで以上にそれがわかりやすい形で現れてるかもしれない。
主人公は普段は気の抜けた優しい人物であるし、ヒロインはかなり計算高い、でも子供っぽいキュートな一面も併せ持つ良キャラ。またカイルという一応味方サイドのキャラも面白い性格をしたキャラなので安心して皆川作品を楽しめる登場人物たちが揃っている、という印象。当然のごとく、決めるシーンでの格好良さは2割増しである!
一応、オーソドックスな西部劇であるがそこに少年漫画のような敵の一味を配置することによってバランスの良い構成を保っている。決して固い漫画ではないし、むしろサクサク読めるネームを発揮してるので、今まで彼の漫画に触れたことのない人もこの機会に是非手にとって欲しい。また皆川作品好きも、もちろん楽しめるフットワークの軽いとても良い漫画だと思った。
・「仲間との絆に感銘する本格派アクション西部劇」
主人公ホープは兄を捜す旅をしている天才ガンマン。早撃ちの天才だが、生活力に欠けいつもお金に困っていたり旅の途中でいかにも怪しそうな敵に、自分の本名や兄の名前を簡単に教えてしまうなどちょっと間抜けで不用心なところがあります。
そんな彼の足りないところを、これまた天才賭博師であり世間慣れした相棒のカイルが補完しているんですね。2人はお互いに欠けたところを補いあう理想的なコンビで、このふたりのやりとりが読んでいて楽しいです。
もうひとりの連れの少女ニコラには物語の根幹にかかわる大きな謎がありそうなのですが、この巻ではまだすべては明かされていません。
登場キャラクターたちの性格付けが、名作「アームズ」にちょっとかぶるのがご愛嬌ですがとても面白いです。まだ話が始まったばかりで主要キャラがとりあえず顔見せした段階なので、ストーリー的には続巻に期待というところです
・「読み応えありますね。」
皆川さんの新作ということで早速買いました。正直に、面白いと思いました。細かい部分なども丁寧に描かれてますし、話もテンポがよくて飽きません。決めるときはかっこよく決める主人公にも惚れますね。どんな風に話が続いていくのかがとても気になります。ただつっこむところがあるなら……主人公と一緒にいる男の人の変わりようが(笑)なんかどんどん若返っているような…!!
・「劇団皆川」
この作者の描く漫画の登場人物は、みんな同じ顔で同じ性格。なんだか、ある劇団の違うお題目の芝居を見ているような感覚に陥る。監督は作者、毎回脚本は原作者がついていたが、今回は違うようだ。ジャッキー・チェンやジェット・リー、80〜90年代のアメリカンアクション映画は大体そんな感じで、「またお前か」「またこの話か」と、ビデオが出る度にニヤニヤさせられたモノだが、この作品にはそんな楽しみがある。
・「手堅すぎ(笑)」
もともと作者がアクション描写に定評のある方が描いているマンガですが、構成も非常に手堅いです。この作者の描くマンガの主人公らしく相変わらずマイペースですが、能力も超一流の主人公。主人公の使う技を説明させるために基本的に直接戦闘能力を持たないパートナーキャラ。不幸にも主人公に望まぬトラブルを降り注がせるため(苦笑)、主人公に懐いて行動を共にする敵勢力の親玉の娘(子供の女の子です。念のため)
そして敵か味方かこの作者お約束の金髪美形キャラ。けどちょっぴりへタレ。
この作者が描くマンガでガンアクションメインの作品はなかったと思いますがこれまでの作品と違い(苦笑)、銃弾一発が十分致命傷の世界観ですが、アクションも十分考えられています。主人公が銃を撃つ瞬間が演出で凄くカッコよくできています。
●ARMS 12 (12) (少年サンデーコミックスワイド版)
・「加筆は必要だったのだろうか?」
旧版でも全巻そろえてもっていますが、ワイド版も買い揃えているファンです。表紙をみて加筆があると知り、楽しみに読んだのですが、絵柄が大きく変わっており その部分が浮いてしまっているように感じました。流れが切れてしまうように感じます。別に巻末にサイドストーリーを追加したり、著者のコメントなどを乗せてもらったほうが私としては嬉しかったな。
でも、大好きな作品です。全体としては面白くお勧めなので星は4つとしました。加筆が無ければ星は6つつけたいくらいです。
P.S. 加筆の内容については 言うべき人が言うべきことを言っているだけで 意外性は感じませんでした。
・「ヒトの意志こそが導いた未来。」
「ARMS」ワイド版最終巻。長かった……そして熱かった。今読んでも圧倒され、感動して涙が出るほどの面白さでした。内容について、いまさら言うことはありません。とにかく一巻から通して読んでみてください! それだけです。
希望を願うヒトの意志こそが絶望を駆逐し、未来の扉を開くのだと、この作品は繰り返し私たちに語りかけてきてくれました。それがもたらしたエンディングは、長い物語の終わりにふさわしいものです。途中の展開に一切セーブがかかっていない点においては、あの「スプリガン」すらも凌ぐでしょう。皆川亮二の「ARMS」サーガ。少年誌の歴史に残る傑作です。
・「この感動を伝えたい」
おもしろかった。何よりも言葉で伝えられない感動があった。皆川 亮二さんの独特な絵は読者を引き込む力がある。今後とも応援していきたいです。
・「頑張れ高槻涼!」
というわけで最後はヒロイン2人が表紙を飾ってくれました。
隼人とホワイト戦は凄いカッコいい戦いです。最後に締めくくりで語られるテーマを理解していると、ホワイト戦の演出の凄まじいまでの凝り様に頷けるでしょう。
武士は間違いを犯すことなく(というか、当初一番歪んでいた)一番成長した感じがします。寧ろARMS軍団を倒した後、ある人物を「導く」シーンは秀逸。
ジャバウォックに苦悩させられながらカツミと共に日常へ戻ろうと戦いの日々を歩いてきた涼、やっと取り戻したカツミがARMSバンダースナッチを宿してしまったという悪夢に打ちのめされながらも彼の帰る場所、取り戻したい存在は・・・?彼の最後の戦いは新規カットが追加されています。詳細は描きませんが胸が熱くなる一言「頑張れ高槻涼!」(奴も丸くなったよな)最後に涼がジャバウォックの爪で何を引き裂くか?あのカットは秀逸で、まさに締めくくりに相応しい。・・・しかし作者の絵柄も6年前と比べると随分変わったんですねえ・・・。
ちなみに伝説の「見開き3連発」もこの巻に収録されております。
・「最後の加筆は…」
この作者の絵柄、特に登場人物の顔は一つの型に当てはまっているということがありません。悪くいってしまうと、その時その時で誰の顔だかがわからないときがあります。
・「第4部クライマックス前半!」
第4部のクライマックスが遂に幕を開ける。ひたすらバトルエンターティメントに徹することになる巻です。
涼と隼人のパワーアップですが、隼人の覚醒のおかげで「騎士」のブレード攻撃一辺倒だった隼人が格闘アクション要員になった点は作者にとっても溜飲が下がった心地だろう。(以前スプリガンのアクションとARMSのアクションはプロと素人の差で描き分けているとインタビューで答えていたので)
涼の方は要はジャバウォックの能力を生身で使いこなしていくというのが涼に込められたパワーアップなんでしょうが、人間離れしまくり(苦笑)逆に言えばジャバウォックがすぐに暴走するクセを少しでも抑えたかった、というのもあるのかなあ・・・と思う(でもあまり意味なかった気も・・・)でも高速移動はカッコいいですね。
●ARMS 10 (10) (少年サンデーコミックスワイド版)
・「vsキースシリーズ、そして・・・。」
興味深いのはキースシリーズ戦か。涼と隼人、相手にしたキースがそれぞれ違う人物ということを差し引いても両者の戦いにおけるスタンスがはっきり描き分けられているのは面白い。
そして涼は遂に己の最大の絶望を暴走させてしまい、隼人、恵は過去最悪の戦いに赴く、そしてまた最後の希望である武士も人を愛するアリスの手を取り、遂に仲間の危機に駆けつける・・・。ホワイトラビットって元々かなり強力なARMSで、描写を見る限りでは下手をするとナイトより活躍してるんですが、ここに来てまたまたいいとこ取りのような(汗)
・「水の心と恋心は止められず・・・。」
第4部前半クライマックス。絵柄が以前よりかなり凛々しくなってきている。
第4部前半のクライマックスは主要人物の精神的な成長に主眼が置かれているところに注目したい。
まずは隼人。感情を乱し続け遂にスランプ、ARMSも使えずチンピラにも殺されかけるほど参ってしまっていが、帰りたいと少し後ろに待っている仲間(大切な人?)を顧みることで遂に復調。あのコウ・カルナギをKOするほどの実力を手に入れる。恵のピンチに駆けつけたりととにかくオイシイ役回り。そして「うるせー!女の子に対してアイアンクローなんかかけやがって!この最低野郎が!」というセリフもよい。水の心会得後はちょっと強すぎる気もするが・・・。恵との仲がやけに良好になっているのも注目か?
それにしても恵、隼人がこそこそ帰ってきたのが気に入らずつい「ハートの女王」の視界を掻い潜れると思って・・・?と隼人を羽交い絞めにするシーンだが冷静に考えると隼人の帰りを待つのにARMS使ってたのか?(斥候に使っていた可能性も高い)と思うと物騒な話だが可愛いものである(苦笑)
続いてユーゴー。こちらはかなり凄い。人一倍理性的ながら人一倍ジャバウォックに怯えていた涼。それをまずはメンタルな視点からユーゴーが見抜く。この時のユーゴーが凄い。涼の不安定な心を半分背負う発言。「最悪私がジャバウォックをテレパシーで殺してあげる」とかなり勇ましいことまで言っている。ここまで言われてもカツミ第一な涼は凄まじい精神力の持ち主であることは疑いようがない(苦笑)
そして隼人が涼のドラッケンとの私闘とは言えまるで気迫が感じられない戦闘を観た後、ユーゴーとは逆にフィジカルな視点から彼の怯えを指摘し、「仲間を信じろ」と手荒な激励。理性と精神力が逆に裏目に出ていた涼のステップアップ(初めから人格的に欠点がないので成長とは言いがたい)に繋がっているという流れも綺麗にまとまっている。
・「3部〜4部」
今巻に収録されているエピソードは第3部クライマックス〜第4部前半というところか。
第3部クライマックスはなんとも暗い展開。大部隊の進行を逃れギャローズ・ベルから犠牲を出しながらも見事地下水脈を利用して脱出には成功したが、キース・グリーン登場。高槻とジャバウォックが怒りの余りかつてないほど精神がシンクロした戦いを見せるが・・・。ARMSの宿命、そして隼人の焦燥など3部クライマックスは見所が多い。特に隼人が性格の熱さ故にARMSを過信していき感情を乱していく点は4部前半でのメインストーリーにも絡んでいく。
第4部前半。涼の大切な存在、カツミが1部クライマックス以来の再登場。今度はこちらから攻めるとエグリゴリのブレーンを拉致する涼たち。だが、敵もかつてない強敵を送り込んでくる。武士も遂に戦線離脱、隼人は感情を乱し続け、遂にARMSを発動させることすらできなくなり、戦意喪失してしまう・・・。とうとうそんな精神的に追い詰められた彼のところに通りすがりのサラリーマンが・・・。
ちなみに今回表紙を堂々飾ったユーゴーも4部ではテレパシスト相手に戦闘要員として活躍。相手もテレパシストだと実は無敵なのでは・・・?
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