次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの (詳細)
湯川 鶴章(著)
「次世代マーケティングプラットフォーム」「この変化が理解できるか」「次の潮流を確認できた」「まず「はじめに」を読まれたい。」「広告って?」
ビジネスマンのための「発見力」養成講座 (ディスカヴァー携書) (詳細)
小宮 一慶(著)
「刺激的な毎日への鍵」「意外な掘り出し物?」「星の王子さまの名言「物事は心でしか見ることができない」のビジネス版」「目から鱗!」「店員の「お勧め」は私も「お勧め」」
あなたの会社が90日で儲かる!―感情マーケティングでお客をつかむ (詳細)
神田 昌典(著)
「今から買ってもちょっと遅いかも・・・・」「肝心のことは・・・」「悪徳自己啓発セミナーを利用する神田昌典」「個人商店のひとなら・・・」「神田さんの原点」
パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す (詳細)
ピーター・モントヤ(著), 本田 直之(翻訳), ティム・ヴァンディー(著)
「正直言って…」「お客の方から仕事を頼んでくる最善の方法」「とても「濃い」一冊です」「自分ブランドを確立するためのハウツー本」「内容はともかくとして・・・」
口コミ伝染病―お客がお客を連れてくる実践プログラム (詳細)
神田 昌典(著)
「価値はあまりない」「ひどい本・・・」「うーーん」「思わぬ付録が」「口コミは起きるものだと思っていました、それが起こせるなんて...」
シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは (詳細)
ジョセフ・シュガーマン(著), 佐藤 昌弘(著), 石原 薫(翻訳)
「ダイレクトマーケティングに携わるマーケターの必携の書」「体裁は売らんかなですが、中身はちゃんとしていました」「「マーケティングの極意」のいくつかが明確にわかる!」「評価が難しい」「読みにくい」
ネクスト・マーケット 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略 (ウォートン経営戦略シリーズ) (詳細)
C.K.プラハラード(著), スカイライト コンサルティング(翻訳)
「久しぶりに骨太な本」「BRICsを上回る巨大市場「BOP」の衝撃。」「ケースに学んで、グローバル企業を超えていこう」「常識をくつがえす」「貧困層が世界最大の市場に!」
売り込まなくても売れる! ― 説得いらずの高確率セールス (詳細)
ジャック・ワース(著), ニコラス・E・ルーベン(著), 坂本 希久子(著), 神田 昌典(著)
「やれるものならやってみな」「時間つぶしに良いんじゃない?」「殿様セールスの本質がわかる一冊」「さすがに神田昌典氏が監修の強烈な実践本」「なるほど!」
視覚マーケティングのススメ (アスカビジネス) (詳細)
ウジ トモコ(著)
「零細企業にも活路を与えた「デザイン戦略」の衝撃本」「ちょっと難しいかも・・・」「デザインの力で元気になります。」「実際の現場、実態を知った上での適切な指摘に納得」「デザインという知性があるのかもしれない。」
クラウドソーシング 世界の隠れた才能をあなたのビジネスに活かす方法 (詳細)
バリー リバート(著), ジョン スペクター(著), 野津智子(翻訳)
「実は意味を知らないビジネス用語第1位」「クラウドソーシングってなんですか?という状態から入りましたが、」「新しい働き方の可能性をも感じさせる」「次世代の経営手法か?」「名著『ウィキノミクス』の補足的事例集」
●次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの
・「次世代マーケティングプラットフォーム」
湯川さんの最近のお話を聞いていて、何となく想像していましたが、広告コミュニケーションの新しいカタチが見えてきました。20世紀に果たした広告の役割が、テクノロジーによって遂に新しいステップに進むことがはっきりとしました。
広告主と生活者にとって、「広告コミュニケーション」がより有意義であること。この流れにそって広告を生業にする者は、進化しなくてはいけません。
名著。
・「この変化が理解できるか」
「電通 vs Google」という図式ではないことに気づいた著者が、書きかけの膨大な原稿をボツにしてまで、書き直した渾身の一冊。マーケティングプラットフォームの複数のプレイヤー達が共存共栄で生き抜く時代になりつつあることを、自らの米国取材を基に解説している。デジタルサイネージやモバイルが新たなプレイヤーになることも示唆している。 本の内容は米国の話が中心であるが、果たしてこの内容が日本の関係者に理解されるのかと不安になる。「分かっているけど、変われない」という広告にまつわる人たちの心に響けばいいがと願いたくなる。「読んで面白かった」だけでなく、「じゃあどうする」と考えるきっかけとなる良書である。
・「次の潮流を確認できた」
次のオンラインマーケティングの潮流を改めて確認でき参考になった。
日本での事例が少ないのは残念。これからに期待か。
プラットフォームの意味と位置づけを明確にすればマーケティングの次元も
上がるのではないだろうか。
・「まず「はじめに」を読まれたい。」
仮説を立てて、それを自らの足で取材し(文字通り自腹出張)自分の頭で考えたことを自らの手でまとめる。さすが通信社の編集委員の仕事だ。あらかじめ結論があって、取材もせずに、webからの情報をコピー&ペーストして一丁上がり、の凡白の類書との差がここにある。 特に、デジタルサイネージ(「電子看板」じゃないからねby著者)とモバイルウェブ最新事情に肉薄したレポートは必読。メディアの未来は、どうなるのか? ではなくて「メディアの未来を、どう創っていくのか!」をどれだけ真摯に、真剣に考える時代が、今なのだ。本書の結論に賛同する人も、そうでない人も、この渾身のレポートを先ず読んで考え始めないと。
・「広告って?」
爆発するソーシャルメディア セカンドライフからモバゲータウンまで グーグルを超えるウェブの新潮流 [ソフトバンク新書]
この本も面白かったが、今回の本は湯川さんの書きたかったあろう神髄が書かれている。TV・広告業に携わる人は、必ず読むべき一品。マスメディア?って本当に必要か??と問いかけられる著書であることは間違えない。私は、メディアでお金を貰って働いている・・・と言う人には、必読書。これを読めば、10年先が見えるかもしれない。
●ビジネスマンのための「発見力」養成講座 (ディスカヴァー携書)
・「刺激的な毎日への鍵」
「人は見ているつもりで見えてない」 帯にも書かれているこの言葉がこの本のテーマです。
豊富な具体例が自分がいかに見ていないかということを自己評価させます。 ただの概念説明ではなく、「養成講座」というところがポイントで、 関心・仮説という発見力のコツがしっかりと書かれています。
発見力が高まると、日常のあらゆる場面から、 本当にたくさんのことを発見出来るようになります。 “世界っていうのはほんとに広いなぁ”と思えます。 日常を刺激的な毎日に変えてくれる良書です。
図が多用されているので、読みやすいところも◎
・「意外な掘り出し物?」
著者のことは残念ながら本書を読むまで存じ上げてなかったが、本書の内容は面白い。そして面白いのに、「深い」。同じものを「見て」いながら、気づく人と気づかない人がいるという指摘には激しく同意。「タクシーの運転手に景気を聞く」という話は良く聞くが、それを掘り下げると「聞かなくても」色々なことが身の回りの事から分かるという事。本が薄い割には値段が高いという点で、購入しない人がいたらもったいないと思う。本の価値は文字の数ではなく、含まれているコンテンツの質に比例すべきものだから。
・「星の王子さまの名言「物事は心でしか見ることができない」のビジネス版」
星の王子さまに出てくる名言:"On ne voit bien qu'avec le coeur. L'essentiel est invisible pour les yeux."(物事は心でしか見ることができない。 大切なことは目には見えない)を経営コンサルタントが解説すると、本書のような「発見力養成講座」になるのだなぁ、と愉快に読みました(→約1時間で読めます)。最初に『見える力の大原則』(「気にしていると、ものは見える」「思い込みがあると、ものは見えない」「人は、自分に必要なことだけを選んで見ている」「人は、本当に必要なことを見ていないことも多い」)が事例を交えて紹介されます。次に「関心」と「仮説」があってはじめてモノが良く見えることが解説され、その具体的方法・事例も言及されます。「見る力を養う方法」の解説では、如何に関心を持って、事実と事実とを関連付ける仮説を持つのかについて述べられます。各事実を点の集合として捉えるのでなく、仮説を作って点を線に、線を面に、面を立体に、という具合に【知識の構造化】(=知恵)を目指す様子が良く分かります。(知識の構造化のためには関心の"広さ"・"深さ"が必要とされます) 最後の章は「ものが見える10の小さなヒント」についてです。本書はビジネスマン向けですが、研究者が読んでも十分「考えるためのヒント」が見つかります。★5つです!(^-^)v
・「目から鱗!」
著者がオリラジ経済白書に出ている方だったと後で知りました。
セブン-イレブンのロゴは「7-ELEVEn」で、最後はnと小文字だという話から本は始まる。つまりいくら目には入っていても、関心がないと物事は見えてこないということだ。
他にも景気予測のために著者が立てた仮説や、財務諸表の簡単な見方が披露される。あっという間に読めるし、図が多用されている手軽なビジネス書である。
・「店員の「お勧め」は私も「お勧め」」
地元の書店の店頭にて、平積みされていた。そのなかで、唯一手書のPOP。店員「お薦め」に惹かれて購入。
セブンイレブンのロゴが「7-ELEVEn」とnが小文字になっている。
そんなこと知っていましたか?私は知りませんでした。それは関心を持っていないからだそうです。では、ローソンの看板はわかりますか。・・・
「何万回見ても、見えない人には見えない」
でも、
関心を持てば、ものは見える。仮説を立てれば、ものは完全に見える。
このようにいくつかの事例を用いて、これまで見えなかったものも「見える力」を養えるようになります。
店員の「お勧め」は私も「お勧め」します。
●あなたの会社が90日で儲かる!―感情マーケティングでお客をつかむ
・「今から買ってもちょっと遅いかも・・・・」
最近、この本の手法が頻繁に使われていて、少々マンネリ化してきてしまった嫌いがあります。(フォレスト系の本は、誰のどの書籍を読んでも同じ印象になってきた)本としては凄く楽しめますが、今は”次”どこへ行くのかを考える手がかりとしての資料と捕えて読むのが賢明だと思います。
一年ほど前には、私の知り合いがこの本の通りに実践して、DMのレスポンス率が20%になったそうです。これは驚異的ですが、お客さんも何度も同じ手にはかからないよな、と言ってた。僕も同感です。
続編も買いましたが、これ一冊で主旨は出終わってますので、2冊目は必要無かったぁ~!
・「肝心のことは・・・」
人を購買に向かわせるためには、人の感情に訴えることに成功しなければならない。(感情マーケティング)MBAの理論でも、いかにして見込み客を集めるかは教えていない。すでに3000社が神田先生の感情マーケティングの手法でチラシを作成したり、広告表現を工夫して実践中である。-ということが書かれている。
では、具体的にどういった手法や考え方をすればいいのか?「営業の設計図」「ポジショニング」「段階的営業」・・・。キーワードはチラチラと出てくる。詳細は、「無料送付の特別レポートで」「今すぐお申し込みを」となる。これが届くと、今度は「ゴールド会員」「シルバー会員」になって、会費を払えばテキスト、ビデオ教材、ニューズレター等のサービスが受けられます。-と来!!る。「段階的営業」を実践されているわけだ。「胡散臭い」と見る向きもあるが、「なるほど、こうやるのか」ということもできる。この本に書かれている手法に限って言えば手法自体に特に新規性があるとは感じられなかった。要はお客様がそのことで満足したのかどうかである。
それにしても、神田先生は本書と全く同じ手法で、「フォトリーディング=速読」も「売って」おられるようで、これが成功の方程式なんだろうか。
・「悪徳自己啓発セミナーを利用する神田昌典」
神田さんはマインドコントロールを巧みに利用して、何も知らない素人を、エセ経営者に仕立てあげ、自分の書籍やCDを買わせようをしています。それ以外は役に立つことも書いてありますが・・・どうぞご注意を。
・「個人商店のひとなら・・・」
マーケティングね・・・実践会系の人って、マーケティングの意味わかってんのかな。チラシとDMをマーケティングって・・・まあ、嘘ではないけどその強引なロジックは、まさにドクター中松。それはね・・・プロモーションの1つでしかないのよ。
・「神田さんの原点」
神田昌典さんの研究開発したノウハウというのは嘘だが、中小企業向けダイレクトマーケティングをここまで咀嚼した力量はさすが。盗用という中傷はあてはまらない。(神田さんは逆にそれを追い風として利用してしまっているが。)他の書籍は神田さんのエッセンスが薄まるので何か一冊ということであればこれがおすすめ。
●パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す
・「正直言って…」
こちらでチェックした事前評価が結構高かったのでかなり期待して読んだのですが、正直そのクオリティの低さにがっかりしています…。申し訳ないですが、正直に書かせていただきます。
大きく分けて2つの領域の問題点があると感じます。
1.翻訳日本語訳が不自然な箇所が多く、気持ち悪い(違和感のある)日本語がたくさん登場します。言葉の意味にこだわる繊細な人にとっては耐え難いかもしれません。
2.内容一見ブランディングについて包括的な内容になっていると思いきや、重複していたりロジックがぶっ飛んでいたり…けっこういい加減な中身になってます。構成もいまいち整理しきれておらず、ブランディングやマーケティングについて知識や経験がある人にとっては、穴だらけの内容で首をかしげたくなる感じです。
・「お客の方から仕事を頼んでくる最善の方法」
すぐれて実践的な、詳細なマニュアル本で、期待していた以上に、相当役に立つ、よい本です。
「マニュアル本」といってしまうと、無味乾燥な誤解を与えてしまいますが、そうではなくて、類書にないほどの、カバー範囲と深い考察で、きわめて、示唆に富んだ用意周到な完全なガイダンス、と言えるでしょう。
とにかく、本書のエッセンスは、「市場細分化戦略、他社、他者との高度な差別化と付加価値の露出」をいかに行っていくか、焦点は、これにつきます。
根底にあるのは、終身雇用の崩壊で、自分の人生を保障するビジネス手段は、自分ブランドの構築しかない、というところ。
マイケル・ジョーダン、タイガー・ウッズなど世界的な自分ブランドを確立した有名人は、自分からセールスしなくても、お客のほうから仕事の依頼が舞い込みます。
彼らほどにはなれなくても、今は、個人ブランドがもっとも重要な時代で、これがすべてのキーワードです。それを展開するキモは、感性マーケティング(感情マーケティング)。
この気付きを、具体的にわかりやすく、豊富な事例で、手取り足取りこれでもか、というほど親切に教えてくれるのが本書です。
なお、訳者の本田さんは多読法で年400冊以上読まれるとか。その方法もぜひ知りたいものです。
・「とても「濃い」一冊です」
ブランディングの本というとえてして、概念的でありイメージの描写で終わってしまう本が多い中、本書の最大の特徴はとても具体的であり、実践的である点だ。
想定読者は「起業をしようとしている人」であるが、一般のビジネスマン、ビジネスウーマンが読んでも得るモノが大きい。
こういった分野の本は、トム・ピーターズの著書があったが、パーソナルブランドということを本気で築きあげてやろうという真面目な意志を持った人に本書はとても親切だ。
元々、セミナーでやっていた内容を凝縮していると書かれている。原著は数年前に出版されている。ということは、今ではこの内容はもう使い古しで内容もアップデートされているんだろうなと思うと、最新のセミナーを受講したいなと思った。
・「自分ブランドを確立するためのハウツー本」
起業家や個人事業主をメインターゲットとした、自分ブランドを確立するためのアメリカ的ハウツー本。
この手のハウツー本を読むといつも思うのですが、書いてあること1つ1つを読むと「なるほど!」と思うのですが、全体を見た際に「本当にこれでいいのだろうか」という思いがぬぐい切れません。翻訳のせいかもしれませんが、考え方に深みが感じられないような気がします。重要な何かが抜け落ちている感じ。
何人かがレビューで書いてますが、翻訳もイマイチですね。
結局、私には合わなかったのだと思います。多くのレビュアーが星5つにしているのが不思議な感じです。私はいわゆるサラリーマンなので、この本のターゲットでは無かったということなのでしょう。ターゲティングの重要性を感じてしまいます。
タイトルからして期待値も大きかっただけに、星2つ。
・「内容はともかくとして・・・」
翻訳があまりにも拙く、ストレスが溜まる+内容がなかなか頭に入ってこないので、原書を注文しました。(☆は、内容に関しての評価ではありません。)
・「価値はあまりない」
一応口コミ伝染病までは全て読んだが・・・・どうも海外本の引用、参照が多すぎる。法則など使えない。既に海外本ででまわってる事ばかり。あまり実力ないのになぜあの人がブレイクしてひと財産築いたか、今でも分からない。かってに法則化しているが、信用に値しない。
・「ひどい本・・・」
すごく読みやすいけど、とてもつまらない。信用に値しない、あまり読む価値もないように思えます。買って損した・・・
・「うーーん」
期待して読み出しました。悪くはない。つまらなくない。まーおもしろい。けど、「まー」って感じなんですよ。なんなんだろうこの感じは、っておもったら薄いんですね奥行きが。せっかくポイントは突いてるのに(本としての面白さとして、また経営関係の知識習得本として)深みがないんです。美味しい味だけど、薄めすぎたお酒って感じでしょう。これに5つ星をつける人!ちゃんとトムピーターズを読みました?トムピーターズ本とリクルートフェローの藤原氏が書いた自分プレゼン術でしたっけ、2つを足してぐっと薄めた感じです。暇つぶしにはいいんじゃない、それが感想。
・「思わぬ付録が」
皆さんのレビュー通りに、ビジネスマンが読んで絶対に損はしない1冊。レビュータイトルにある「思わぬ付録が」というのは、最近「参考文献」や書中にしか「お奨めの文献」が書かれていない本が多い中、最後にまとめてきちんと書かれている潔さに、思わず全て買い揃えてしまいました。しかも、そのすべての本が、勉強になるったりゃありゃしません。
人類が進化向上すべく、読者全員に勉強すべきことを教えてくれる筆者こそ、口コミ文化を広げる力のある方なのだと思いました。
・「口コミは起きるものだと思っていました、それが起こせるなんて...」
「口コミの重要性」について書かれている本は多くありますが、肝心な部分の「どうやって起こしたらいいか」について触れられてはいませんでした。私たち商売人にとって最も必要な「実行できる方法」が体系的に書かれている本がこの「口コミ伝染病」です。変な名前にひかれて手にとりましたが、本当に即実践できるのでおもしろかったです。わたしもさっそく「ニュースレタ-」を発行してみようと思います。あなたの会社の評判も「口コミ」で伝染させてみては?
●シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは
・「ダイレクトマーケティングに携わるマーケターの必携の書」
1999年にアメリカで発売されて話題を呼んだダイレクトマーケティングの名著「トリガーズ」の邦訳版です。 ジョセフシュガーマンは1971年に電卓の通信販売をはじめ、クレジットカードによる受注受付の際にアメリカで初めて「800ナンバー」のフリーダイヤルを使ったことで知られるアイデアマン。その後、サングラスの販売でダイレクトメールやカタログ、テレビショッピング番組のQVCのインフォマーシャルを駆使し、2000万本という驚異的な販売記録を打ち立て、1979年にはダイレクト・マーケティング・マン・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。 私が本書のことを知ったのは2002年のこと。当時、努めていたアメリカ人社長が率いるテレビショッピングの会社で同僚だったアメリカ人のマーケターに教えられて。当時、英訳で読んではみたものの、細かいニュアンスを理解することが大切なので、日本版が出たことはとてもうれしいです。 テレビショッピングでは広告の基本であるAIDMAはもとより、注文を受けるフリーダイヤルを紹介する際に、いかに効果的に、感情に訴えるセールスポイントを織り込むかということが重要ですが、本書はそうしたモノを買う人の心理的なトリガー=引き金について30の手法を紹介しています。 ダイレクト・マーケティングを行うモノにとっては基本的なことだけれど大切なことばかりがきちんと整理されて紹介されています。 本書の冒頭で自動車のセールス世界記録をもっているジョー・ジラード氏の紹介の文が入っていますが、あのジョー・ジラード氏も納得するのも理解できる内容です。 お客さまの購買心理を揺さぶるヒントが満載されており、ダイレクトマーケティングのマーケターだけでなく、コピーライターやセールスマンの方にもおすすめ。 翻訳もこなれていて読みやすい一冊です。
・「体裁は売らんかなですが、中身はちゃんとしていました」
帯のキャッチコピーや、巻頭のジョー・ジラードの賛辞や、監修者あとがき、訳者あとがきでは、ほんまかいな、と思うような賞賛献辞で、ちょっと眉唾?なんて思っていましたが、なんのなんの、中身はちゃんとした購買心理のツボをうまく分析し整理した、ちゃんとした内容でした。
そのツボは30に整理されて、おまけで31個めも。
また、翻訳もこなれていて、訳書であることはぜんぜん意識しないほど、文章も読みやすいし、章立ても理解しやすくなっていて、読者へのマーケティングにも細かな気配りを垣間見ることができます。
ちょっと残念なのは、登場する商品が、やっぱり、一過性の通販ものが多く、しかも一般消費者に、高級でない商品をたくさんさばくケースでの、購買心理分析である感は否めず、企業向けのソリューションやサービスを販売するケースでは、ちょっと読み直し、焼きなおしが必要な予感もします。
でも、なかなかユニークな本で、気に入りました。
・「「マーケティングの極意」のいくつかが明確にわかる!」
ちょっと、ふざけすぎの目次で、この目次だけは改善の余地があるだろうが、文章が非常に面白く、ぐいぐい引き込まれて、あっという間に読んでしまう。
「マーケティング」に興味のある人は必読。30の項目の中でも、下記の3つは、特に重要。
■「感覚」・アメリカ・米国・America・USA意味は全部一緒でも、全然、感じ方が違いますよね。この感覚の違いを認識していることが、超、重要!
■「一貫性の原則」人間は、一度、こうすると決めて行動を開始したら、それをし続ける。つまり、少量でも買わせてしまえば、あとはそれを買い続ける。
■「単純明快さ」人間は、シンプルなことでないと理解できない。・「1日1錠、この薬を飲む」は覚えていられるが、・「3日間は1日1錠、次の4日間は1日2錠」は覚えていられない。
う〜ん、久しぶりのマーケティング本の良書!
・「評価が難しい」
言ってることは、30個すべてもっともです。
でも、私が納得できたのは、ひとつでした。
それは、心理的トリガー11です。まぁ、このひとつでも読んだ甲斐があったということで自分を納得させています。
この出版社の出す本は、なにか怪しい気がしているのは私だけでしょうか?
・「読みにくい」
著者の販売テクニックを次々と30個載せているが、ひとつひとつ話がばらばらなので、読みにくいと感じた。
マーケティングの本を何冊も読んでいるので、新鮮味はあまり感じなかった。
この著書はなんでも売るのがうまいらしいが、この本を売るのもやはりうまかったようだ。
この本で、キャッチコピーの重要性を改めて認識させられた。シュガーマンさんありがとう!
●ネクスト・マーケット 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略 (ウォートン経営戦略シリーズ)
・「久しぶりに骨太な本」
教科書的なMBA本に飽きているヒトにはお薦めです。
貧困問題に対して、ホワイトバンドなんかと対照的に、「変に慈善ぶらずに、先入観を捨てて全うなビジネスをやれば解決できる」というのが斬新でした。基本的には国際的に資金力がある大企業が対象になってますが今まで相手にしなかった人たちへの常識をくつがえすという点では、いろいろな意味で大企業じゃなくても参考になります。著者のクセとして、文章がちょっとくどい感じはしますが。
付属CDのビデオは英語ですが、WindowsでWMPの最新版なら、日本語の字幕付きでみれますよ。(巻末に説明あり。WMPでこんなことができるとは知らなかった。。)
・「BRICsを上回る巨大市場「BOP」の衝撃。」
インド、南米、中国、アフリカ、等々の「貧困層」が世界最大規模の市場になることを主張した、とても画期的で衝撃的な本。貧困層の顧客単価は低いわけですが、その人口は40億人~50億人で、BRICsを超える巨大市場。それをターゲットにして小口化した製品を投入すれば、莫大な利益を獲得することができるというわけです。
と言うと単純な規模の経済の話のようですが、貧困層の市場はそう簡単に落とせるものではなく、たとえば「貧困層の人々にもブランド志向がある」など、一見意外な特徴があるなど、一筋縄ではいかないようです。いかにこのBOP市場の構造を理解し、的確なマーケティング戦略を行えるかが決定的に重要で、本書はそれを理論とケーススタディーで詳しく解説しています。
低所得者層にも手の届く小口化した製品やサービスを、巧みなマーケティングで売り捌き、巨大な市場シェアを獲得するという現にBOP市場開拓の先駆者たちが取っている戦略は、それ自体非常に興味深いのですが、国内産業においても応用可能な視点かとも感じます。
世界経済の今後の潮流を知る上でも、新たなビジネスチャンスを探る上でも、ビジネス人にとって得る所の非常に多い本だと思います。
・「ケースに学んで、グローバル企業を超えていこう」
企業とNGO/NPO、国家や自治体の連携に使える手法として、自立分散型の経済に役立つケーススタディが満載。いわゆるヤクザ的地域中間搾取に代わって企業や地域銀行が地域の自律とつながって豊かになる例もあり、企業とコミュニティ、NPO連携 の持つ可能性がケースを通して見えてくる。ヒント満載。このノウハウを地域の自律経済や生協的組合の連合が生かすといいのではないかな。
だが、副題のとおり、編者というか著者には注意が必要。
・市場というものへの無自覚な肯定・貧困層(Bottom of Pyramid)を自律的生産者というより消費者としてとらえている点・BOP と略すことが貧困の現実を隠蔽・共感度を下げる点・富の多くはローカルではなくグローバルに流れてしまい、生産者・生活者・消費者に還元、循環されない点・非貨幣経済・コミュニティや文化といった数値化困難な経済を破壊する危険・環境や生態系のこうむる被害とリスクに関して不十分な点・貧困が植民地~搾取経済によって生まれ、構造的に持続している点への指摘不十分
など。 ケーススタディそのものは、IT、透明性、中間コスト削減等々、学べます。DVD付(字幕無し・つけて欲しい)
・「常識をくつがえす」
470ページ+CD付の読み応えある一冊。(CDは英語のナレーションまたは字幕のみで、日本語ではありません。)
世界における所得階層を構成する経済ピラミッド。その底辺に位置するのがBOP(ボトム・オブ・ザ・ピラミッド)。そこには40億人以上もの人が位置しています。その人々を、『顧客』としてとらえることが本書のテーマです。
前半部分で、BOP市場相手に成功する原則を説き、後半部分では、12の実企業(うち3つはCD収録のみ)のケーススタディを行っています。
ポイントは、1.BOPの市場特性をよく理解する2.イノベーションを起こす3.貧困層が自ら選択し、自尊心を養う機会を創り出すこと。
1については、今までの常識を疑ってみることが必要です。著者いわく、BOP市場の人々には潜在的購買力があり、ブランド志向もあるとのこと。
2については、規模の拡大を前提にする、求められる機能を一から構築する、など、イノベーションの12の原則を説明しています。
3が重要な点で、著者の主張が単なる市場原理崇拝ではない点に共感できます。また、開発援助による弊害も克服できます。
常識を疑い、マーケットを見つけ、特性・ニーズを調べつくし、『顧客』とWin-Winの関係を築いて行く点は、BOP市場以外にもあてはまることです。随所にいろいろ参考になる記述があり、多くの気付きを与えてくれる内容でした。一読の価値ありです。
・「貧困層が世界最大の市場に!」
発展途上国の市場と言えばBRICsが注目されていますが、本書で扱っている「BOP=ボトム・オブ・ザ・ピラミッド=低所得者層」の市場は、それをも上回る可能性を秘めた巨大市場のようです。
貧困層が「世界最大の市場」になる、とは一見首をかしげたくもなりますが、読んでみると納得。これまで企業は、途上国に進出しても、その国の一握りの富裕層だけを相手にビジネスを行い、貧困層をそもそも顧客として認識して来ませんでした。しかし、ビジネスの発想と視点を変えれば、貧困層も立派な顧客になり、しかもその人口は膨大。
現に、マイクロファイナンスなど貧困層を対象にしたビジネスは成長しており、この本にはそういうケーススタディーが幾つも紹介されています。その事例だけでも充分面白いのですが、しっかりとした理論的な解説もあり、「BOP」がこれから世界経済に甚大なインパクトをもたらすであろうことが理解できます。
成熟経済の上に人口減少を控え、今後も海外に市場を求めていかざるを得ない日本企業にとって巨大市場の出現は見過ごせない所ですし、海外事業の担当でなくても、マーケティング関係者やそれに関心のある人には相当に面白い本ではないかと思います。
それと、ホワイトバンド運動が盛り上がっていますが、貧困問題に関心がある人にとっても、本書はその本質的な解決策を示唆しており興味深いのではないでしょうか。
・「やれるものならやってみな」
この方法はビジネスの上で条件に合った人には良いでしょうが、合わない人には大ヤケドを負う危険なやり方だと思います。
この方法では相手からオファーがあっても、契約の寸前まで来ていても自分の条件に合わない客をこちらからどんどん「除外」していきますが、限られた小さなマーケットの中でビジネスをして
いる人ならあっという間にマーケットが無くなってしまいます。ルート営業をしている人がこの方法を使い、大切な取引先を無くしてしまったらあなた自身が会社から「除外」されてしまうことでしょう。またいくら日本のビジネスも合理的になったとは言え、初めての電話で「あなたは我が社の商品を希望しますか、希望しませんか
?」といきなり聞かれて、取り引きしようとする人が何人いるのか疑問です。
条件の合う恵まれた営業マンには良い本でしょう。
・「時間つぶしに良いんじゃない?」
目新しい情報は無し。以前の焼き増し。神田氏のファンだけ子供みたいに無邪気に楽しめます。
・「殿様セールスの本質がわかる一冊」
なぜ一流のセールスマンから教えていただいたことが実践できないのか。なぜセールスをしているとき、顧客もセールスマンもいやな感情を抱いているのか。なぜセールスマンは「信頼されない」というイメージがあるのか…。そんな疑問を解決し、新しい考え方を与えてくれる1冊だと思います。ご自分の会社のセールスマンを、いくら効果的なセールス研修に生かせても結果が出なかった経営者の方、必見です!ただ、実際にモノを売るときには、会社側でどのようなマーケットを狙っていくか、市場の穴を見つけなければ、セールスマンだって活躍できません。マーケティングを担当している経営者は、このような書籍から、セールスを担当する社員の気持ちを知ることが重要ではないでしょうか。
・「さすがに神田昌典氏が監修の強烈な実践本」
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・「なるほど!」
セミナーに参加するより、この本を読むほうが有意義!大切なのはセールスに対する自分の姿勢だと気づかせてくれる1冊です。
・「零細企業にも活路を与えた「デザイン戦略」の衝撃本」
デザインとは資産であり、消耗品ではありません。会社の顔として使えば使うだけ、認知度という利息も付いてきます。
という部分に納得しました。ブランドと言ってしまうより分かりやすいですよね。
また、デザインは知的資産で使えば使うほど付加価値が大きくなるとも書かれています。
人はデザインと言うものを好き嫌いといったタイプ(好み)と高級感や安っぽさのクラス(階層)を感じている。
という部分も興味深い。この2つの方面からデザインについて解説してあり事例も含めて分かりやすいです。
デザインは、マッチングが重要だというのも分かり易い。ついついプロのデザインに頼むと自分の身の丈を超えたデザインになってしまう。
これをブランドとか格好良いとか思ってしまうが実際にはマッチングされていないので、デザイン効果が発揮されないものです。
デザインを生かしたマーケティングを理解していて素晴らしいです。
本の後半は事例を交えて、2つのデザインを比較しながら解説がしてあり、素人でも分かりやすく考慮しています。
飽きの来ない構成にも脱帽です。
特に「デザインの人格は9割が文字組みで決まる」には驚かされました。
デザインと言うと色合いとかイラストに目が行きがちですがもっとも根本にあるフォントの置き方に焦点を当てていてこの部分だけでも買う価値がある本だと思います。
全体を通して、事例にカラーを使って解説している点も嬉しいことです。
この内容で1500円は、お買い得です。
デザインに詳しくない人でも、デザインに興味を持つきっかけとなる素晴らしい本でした。
ありがとうございました。
・「ちょっと難しいかも・・・」
デザインを投資だと言い切るあたりは、戦略的なデザイナーさんらしくて好感が持てました。前半では著者のデザインマーケティング論といった内容で、後半からは実際の手法についてサンプルを載せて解説しています。このサンプルはカラーで掲載されており、非常に見やすくなっています。 しかし専門用語が多くて分かりにくい部分があった点と、脱字や表記の揺れが目立つところは残念です。また本文中では伏せてあるクライアントさんの名前が、その方の名刺をサンプルに利用しているため結果として分かってしまうというのはいかがなものでしょうか?
全体を通した感想は、この欠点を補って余りある内容になっていると思います。ブランディングやデザインの必要性はもちろんのこと、デザイナーさんとのつきあい方までも記載されているのは親切だと感じました。
これから自社のブランディングを考えている方や名刺にデザインを取り入れたいと考えている方には必読の一冊です。
・「デザインの力で元気になります。」
本来の意味のデザインをクライアント企業にお伝えするポジションにおりますが、お客様とコミュニケーションが思ったようにとれないケースが増えています。 そんなときに書店で本書を手にとったところすごく共感できるところが多く、気がつけばレジで会計をしていました。 この本で元気をいただいたような気がします。 著者のブログやWebサイトも含めて、トータルにデザインされているため、ウジさんの想いがシンプルに伝わってきてすごくいいと思います。ビジュアル以外の文体やリズムにもトーン&マナーがきちんと統一されて表現されているからでしょう。デザインのパワーを強く感じます。
・「実際の現場、実態を知った上での適切な指摘に納得」
デザインに対し比較的に安直に考えていた自分にとって、この本で言われる内容は耳が痛く逆に非常にリアルに感じました。
いわゆる世の中に多いコンサル “的”な通り一遍なものとは違い、実務において実際の小規模の事業の広告制作の現場や実態を知った上での指摘であるように感じます。
用語など多少わかりずらいところは有りましたが、“正しく使う事によって初めて効果を発揮するという当たり前のことが、当然デザインにも言えるのだ”というシンプルな内容は納得できると同時に、デザインを上手く利用することで今までは考えてもいなかった効果が生まれる可能性も感じることが出来楽しく、かつ、参考になりました。
・「デザインという知性があるのかもしれない。」
ウジさんの言っていることは、マーケティングにおいて体験的・感覚的につかんでいたので、デザイナー自身で言語化されていることに裏づけをもらったような気がしました。これからの時代は、ただ、科学的根拠や言葉巧みに売り手が積極的に売る、「買わされる時代」ではなく、買い手が自身で積極的に買いにくる、「自ら選択する時代」つまり、右脳に働きかける販売方法になっていくのではないかと思いました。結果、クレームも少なくなり、長期的なファンが増える、単発的な広告もそんなにかからなくなる・・と確かにいいことづくめだと思う。そうすると全てのサラリーマンに、自己プロデュース力やデザイン力が問われる時代になってくるかもしれない。ただし、ウジさんのようにデザインうまくを打ち出せるようになるためには、小さい頃から、アートに触れ、形のないものに投資していく豊かな生活が絶対的に必要で、そうして、日々デザイン脳を鍛えないとダメなんだと思う。理論理屈の時代から、感性の時代へ突入しはじめているのだと思う。塾通いより、感性を磨く習い事のほうが将来投資になったりして・・。
●クラウドソーシング 世界の隠れた才能をあなたのビジネスに活かす方法
・「実は意味を知らないビジネス用語第1位」
「クラウドソーシング」。もちろん一応その名称はしってはいたものの・・・実はレビュータイトルのまんまであったことは否めません。なんとなく、オープンソースなどのソフト開発、IT系で使う手法〜とおぼろげに思っていたのですが・・・実際にこの手法はもっと多くの業界で応用可能なことがわかりました。私は体系的、論理的にかかれたものが苦手なほうなので(というか感覚的なんで)、いろんな企業(ヴァージン、ニコリ、P&Gとか)の豊富な事例をつかって説明してもらえたのはありがたかった。写真も満載なので、思ったより気軽に読める本です。また本書も「クラウドソーシング」で作られた本で、なんと4000名以上の著者がいるようです。ちゃんとその著者の名前も掲載してあるところは、なんとも芸が細かい、アッパレです。
・「クラウドソーシングってなんですか?という状態から入りましたが、」
大前研一氏の紹介で知りました、クラウドソーシングという言葉すら知らなかったので新鮮味がありました。Web2.0や集合知の具体例と捉えればよいでしょうか?1400人の協力の下に出来上がった一冊でその過程自体いままでにないものになっていて新たな可能性を秘めている感じが致しました。特に提供する企業とそれをつかうお客さんとの双方向のやり取り、場に参加してもらいコミュニケーションのもとに新しいものを作り出していくというのが面白い。アウトソーシングといえば専門業に業務委託をする形ですが、それと同系列の用語になるクラウドソーシングとは専門の仕事としていない一般の方々(クラウド)に協力してもらい開発を行う形態を指すそうです。ネットというインフラが整ってきた今、次はそれを活用する段階に入ってきたなと感じさせます、これは業種問わずこれから結構重要な選択肢の一つになってくるのかなーと感じました。本書はWebからのドロップアウト版なので興味のある方はネットでも調べられるとよいとおもいます。
・「新しい働き方の可能性をも感じさせる」
確か、この本が出る前に、大前研一さんが講演会で原書を紹介していたそうです。その情報をネット上で見つけ、購入。
本の形式としては、実際にビジネスの現場で活用されている「クラウドソーシング」のアイデアを、たくさん紹介しています。理論書というものではなく、アイデア集のようなイメージ。
紹介されている事例で面白かったのは、ある薫製機メーカーの話。ここは、商品に対する疑問点などを、サイト上で別の顧客に答えてもらい、カスタマーサポートの役割を果たしてもらっているようです。
ともすれば、先端企業でないと、このアプローチはどうせ使えないんじゃ、と思ってしまいがちですが、そうではなく、どんな企業でも、この手法を用いることができ、それによって新しいメリットを得ることができるんだと感じます。
また企業サイドだけでなく、働き手にとっても、このアプローチが広まることは個人として関心をもつテーマ(科学技術の開発であれ、バンドのプロデュースであれ)に、自分の力を活かせるチャンスが生まれる、ということも示しています。
そうした、双方向にとってメリットをもたらす可能性がある、という意味でこの手法を具体的に自分の仕事にも取り入れてみようと、前向きな関心を持ち始めました。
・「次世代の経営手法か?」
クラウドソーシングとは「世界の隠れた才能をあなたのビジネスに活かす方法」いい響きです。
「世界の隠れた才能」が製品開発、顧客サービス、マーケティング、コンテンツ開発、に力を貸してくれることが実例で述べられています。さらに、資金調達まで出来るとは!
経営者は、「才能を隠した社内人材」をあてにするより「世界の隠れた才能」を使う方が確実だと思いはじめているのかもしれません。
・「名著『ウィキノミクス』の補足的事例集」
ネット世界で急速に進む国境と人種と利害関係を超越して進む協業を「クラウド・ソース」と銘銘し、丹念に具体例を拾った労作。
『ウィキノミクス』共著者、ドン・タプスコットが序文を寄せていることを見てもわかるように、『ウィキノミクス』を具現化して、さまざまなコミュニティを生み出した事例が満載です。
本書の特徴は、「ネット」上の「クラウド」を通じて接続された庶民のパワーが生み出すカテゴリを整理して、これでもか、というほど、事例を満載して紹介しているところ。
「製品開発」「顧客サービス」「マーケティング」「コンテンツ開発」「資金調達」「マネジメント」である。最後には、クラウドソーシングで成功する秘訣を8つにまとめて紹介しています。これらは、つまり、現実世界でいうと、企画・仕入れ・製造、販売、サービス、経営、資金調達・資金管理、技術革新、ビジネスモデル革新などの、ビジネスの「価値連鎖」が、仮想世界でも十分に構築され昨日していることを示唆しています。その根本には、ネット上で、お互いに顔は見えなくても信頼関係をもって、情報を有機的に融合し、交換して活発に活動をしているということ。本書でも、バイラル・マーケティングや、コミュニティ評価の自生的な発展が螺旋的な勢いを経て、コミュニティをどんどん拡張進化させていくさまが事例をともなってたくさん紹介されています。
驚きべきことは、ネットを通じて、利益追求でなく、協力すること、貢献することに歓びを見出すたくさんの民衆の力が、「製品(共同)開発」や「コンテンツ開発」のレベルにとどまらず、サービスや経営マネジメントにまで及んでいる現実です。
それはすなわち、「6次の隔たり」を介して、世界中の「個人」がクラウド上で協業するという形態が、一過性のもの、特殊な形態ではなく、急速に、普遍的な協業形態に進化していることを物語っています。
そういう点で、本書では、欧米(一部日本人の事例)事例が主流ですが、もっと大きな範囲で、国境や人種を超えて、クラウドソースが起こっているという理解をすると、時代の急速な変革に、身震いする思いです。
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