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▼コミック・アニメ・BL:人気ランキング

毎日かあさん カニ母編毎日かあさん カニ母編 (詳細)
西原 理恵子(著)

「日和って書いたというが」「荒ぶる日々の中にありながらも人生のそこここに転がる「宝石」をしかと見つめる姿が心を打つ」「宝物」「こんな母でありたい」「どく」


毎日かあさん2 お入学編毎日かあさん2 お入学編 (詳細)
西原 理恵子(著)

「西原を基準に生きる!」「「人生は女のほうが楽しい」by 西原」「本当に、人生は女の方がたのしいかも」「漫画家と母親の絶妙のバランス。」「西原理恵子は本当にうまい」


快描教室―きもちよ~く絵を描こう! マンガの悩みを一刀両断!! ComickersMOOK快描教室―きもちよ~く絵を描こう! マンガの悩みを一刀両断!! ComickersMOOK (詳細)
菅野 博士(著), 唐沢 よしこ(著)

「一度でも漫画を描いたことのある人に」「「使える」実用書」「あくまで途中から」「持っていれば役に立つと思います。」「最良の漫画参考書!」


ブラッドハーレーの馬車 (Fx COMICS) (Fx COMICS)ブラッドハーレーの馬車 (Fx COMICS) (Fx COMICS) (詳細)
沙村 広明(著)

「生きた少女の眼をくり抜いて・・・」「読後感は壮絶にダーク」「同人誌でやるべきでしたね。」「必ずしも虚構に救いが約束されてるとは限らない」「胸が悪くなる」


ダーリンは外国人 with BABYダーリンは外国人 with BABY (詳細)
小栗左多里&トニー・ラズロ(著)

「つまらないです」「つまらない・・・」「ダーリンシリーズとしては今ひとつですが…」「面白さだけの状態からの脱却」「子育て中の方にはおすすめかな?」


君に届け (1) (マーガレットコミックス (4061))君に届け (1) (マーガレットコミックス (4061)) (詳細)
椎名 軽穂(著)

「「友情」あっての「可愛い恋」。」「王道中の王道」「胸がギュ〜ッと・・・」「低年齢層向けかな、と。」「久々のヒット!」


ライチ☆光クラブ (f×COMICS)ライチ☆光クラブ (f×COMICS) (詳細)
古屋 兎丸, 東京グランギニョル「ライチ光クラブ」

「現代猟奇の寵児。」「最高傑作!!!!!!」「グロい!」「かつて深く愛した世界への別れの歌、または鎮魂歌」「時を経て――。」


パース!―マンガでわかる遠近法パース!―マンガでわかる遠近法 (詳細)
デヴィッド チェルシー(著), David Chelsea(原著), みつじ まちこ(翻訳)

「痒いところに手が届きそうで届かない本」「気軽に読めないかも・・・」「プロから見ても良書です」「真に理解できるのは実際に描いたとき」「分かりやすい!!」


ダーリンは外国人(2)ダーリンは外国人(2) (詳細)
小栗 左多里(著)

「ダーリンは外国人①だけですね、おもしろいのは。」「惰性の果て」「2巻も満足」「人間見た目じゃないっ!」「「あ~ん、あ~ん、あ~ん」姪っ子の登場に、トニーは……。」


エンドレスワールド (MARBLE COMICS)エンドレスワールド (MARBLE COMICS) (詳細)
蛇龍 どくろ(著)

「明日、地球が滅んでも別に構わない、なんて思っていた。」「青年誌ですね」「1コマも、セリフ1つ無駄のない、圧倒的な一冊」「革命だ」「私は好き」


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▼クチコミ情報

毎日かあさん カニ母編

・「日和って書いたというが
まあ若干大新聞向けに水で薄められているとはいえ、それでもやはりこの人の漫画を載せた毎日新聞の英断には拍手する。読売に植田まさし、朝日にいしいひさいちを取られてしまった今、それ以上のインパクトというとこの人しかいないだろう。

ただ、鴨とのやりとりが離婚時期と重なりあっているためか、どうもファミリームードでかくして書いてあるのが気にかかる。

新聞読んでファンになった一般の主婦がこの人の他の漫画読んだら悶絶するぞ。でも読売に載ったことでギャグ漫画家として死んでしまった植田まさしのようにならず、西原には今後も毒を吐きつづけてほしい。

まあとりあえず読んでください。笑えますから。

・「荒ぶる日々の中にありながらも人生のそこここに転がる「宝石」をしかと見つめる姿が心を打つ
 飲んだくれの亭主に三行半をつきつけ、幼い息子と娘のシングル・マザーとして生きる道を選んだ著者が、自身の子育ての日々を厳しく綴ったエッセイ風コミックです。大笑いさせられ、そして大いに涙腺を刺激される一冊です。

 私がこの著者の作品で敬意をもって評価する点は、彼女が時として痛々しいまでに荒くれた人生に身を置きながら、その眼力で人生の「ままならさ」や「ささやかな喜び」を奇跡的ともいえるほど見事に掬い上げてみせるところにあります。

 例えば、女でひとつの子育てに翻弄され、そして今日も画の締め切りに追われて部屋にこもって苦闘している著者は、背後に「こそこそと小さな話し声」を聞きます。「ふりかえると仕事場のドアの下の小さなすき間から二人の小さな手が出ている」のに気がつきます。著者はそれ以上のことを語りません。<子供たちがいるから頑張れる>なんて手垢にまみれたような文章は書いたりしません。情景を単純に綴るだけ。その俳句のようにシンプルな叙述の中に、著者が母としての幸せを噛みしめていることは十分に伝えることができているのです。私は12頁に掲載されたこの一コマ漫画に心打たれて、しばし言葉を失ったほどです。

 またアルコールで体を壊して入院した元夫の見舞いに行った帰り道、著者はこう述懐します。「すきだったひとを きらいになるのは むずかしいなぁ」。 秋雨が降る中、うつむき加減に歩き去る著者の小さな後ろ姿が、人生の「もどかしさ」や「やるせなさ」を静かに映しているようです。これもまた、私の心に重く沈みこむような気がした、実に印象深い場面です。

 言うことを必ずしも聞いてはくれない幼子たちに振り回され、心がすさびそうな日々の中でも、人生をしっかりと見つめている著者の姿に心振るわせられました。

・「宝物
おとなはみんな昔こどもだった。どんなおとなにも皆お母さんがいる。

こどものいない人は、こどもがいるっていいかもなぁ、と思うかもしれない。

離婚したことがある人は、タイムマシンに乗ってやりなおしたくなるかもしれない。

若い人は、「愛する」って結構イイかも、と彼氏や彼女を想うかも。

そして、今、お母さんをやってる人は、

・・・・泣くよ・・・・・

特に、子どもを預けて働いてるお母さん。留守番させて働いてるお母さん。決して人前で読んではダメよ。・・・・泣くから・・・・

わたしは、不覚にも、通勤の地下鉄で読んでしまい、すっかり「あやしい人」になってしまった。特に「台所」は小さい娘を持つお母さんはご用心。

サイバラ、泣かすなよ・・・・。

・「こんな母でありたい
毎日新聞の火曜日、いつも楽しみに家庭欄を見ます。サイバラという新聞からいちばん遠い位置にいるような漫画家(!?)を起用した毎日新聞に敬意を表します。世に良くある育児マンガとは違い、母性礼賛タッチにならず、でも内容は暖かく深ーい。親として奔放だけれど子を思う気持ちはとても強いのだと感心してしまいます。

うちの子にこんなに暖かく接することが出来ているだろうか・・?そして、酒に飲まれてしまった哀しい父ちゃん。勝手に出て行ったのではなく今でも子を強く思う気持ちがあることは十分に伝わります。

こういう子育ての出来る母でありたい。羨ましい。

・「どく
普段この方は、おばかなことを描いている事が多いのですがたまに、ほろりと、心の琴線を弾くのです。

そんなギャップに私の心は魅かれてしまうのでしょう。私、好きなのですよ。この方の作品。

この本は心がほこほこしてしまう毒にあふれる子育て漫画です。

毎日かあさん カニ母編 (詳細)

毎日かあさん2 お入学編

・「西原を基準に生きる!
彼女の「ゆるがなさ」は圧倒的です。

故・ナンシー関以上の、この健全さ。バランス感覚のよさ。

善悪の区別をつけず、逃げず、おごらず、こんなに「生きている」人はそれだけで素晴らしい作品です。

サイバラのように強く、可愛く、面白くそして苦しいけど楽しく生きている大人が増えたなら。

こどもたちは「日本に生まれてよかった」と、「生きるってすてきだ」とまだ思えるのかもしれません。

サイバラ!

あなたが希望の戦士になるなんて本当におかしな成り行きだけど、そのずうずうしさと繊細さでいつまでも漫画を描き続けてください!

私はとっても好きです!

・「「人生は女のほうが楽しい」by 西原
可愛い絵柄ですよね。お兄ちゃんのやんちゃな馬鹿っぷり(失礼)と、妹ちゃんの「小さくても女」なおしゃまさが本当に可愛らしく、そしてどこかせつない。西原さんの漫画は、幼年時代を思い出させる匂いがあります。子供のときって、楽しいばっかりじゃなくて、いつもせつない感じがつきまといませんでしたか?(私だけか?)わりと頻繁に元夫の鴨志田さんが登場し、西原ファンとしては何か嬉しいです。鴨志田さんが子供達にクリスマスプレゼントを買い、元妻にも「何か欲しいものは?」と問いかけ西原さんが「大丈夫。全部もってるから」と応えるシーンでは目頭が熱くなりました。現実はCMに出てくるみたいな健全家族ばかりじゃなくて、何か欠落したり何か過剰だったりしてでも幸せですもんね。西原さんの漫画読むと、いつも真面目に頑張ろうって気になります。

・「本当に、人生は女の方がたのしいかも
一冊目に負けず劣らずおもしろかったです。作品中に出てくる「こんな苦労が男にできるかバカヤロウ。人生は女の方が絶対たのしい。」という言葉には、ハッとさせられました。最近子育てにちょっと疲れ気味で、お前もちょっとは手伝えよっ。何で私ばっかり…と、夫にヤツ当たり気味だったのですが、このセリフを読んだら、なんかスッキリしました。また明日から子育てがんばろう!と思える一冊です。 

・「漫画家と母親の絶妙のバランス。
西原さんの子育てを描いていて、二人の兄妹の成長する姿が微笑ましいです。お兄ちゃんが小学校に入学します。普段、大事にされている妹が、お兄ちゃんばかりにプレゼントが贈られるのでむくれる様子が愛らしく、母親の視線を感じます。漫画家の視点と母親の視点が絶妙に混ざり合っていて、笑い転げるほど面白いのですが、とても暖かい笑いになっているように思います。これからも楽しみにしています。

・「西原理恵子は本当にうまい
 毎日新聞連載のまんが「毎日かあさん」の単行本第二弾。 それにしてもうまい。西原理恵子は本当にうまい。

 表紙の絵から見て取れるように、その作画はおせじにもうまいとはいえません。目玉なんか黒点ですし、西原かあさんは真っ赤になって怒っているか、酒に飲んだくれているかで、荒っぽい画風この上ありません。 しかしそれでも西原理恵子は本当にうまい。

 7歳の息子がとんでもないバカっぷりを発揮して毎日かあさんは振り回され、3歳の娘はすでに「女」として嘘泣きや大人の泣き所を巧みにつくすべに長けています。そんなひとつひとつのエピソードをわずかなページできっちりまとめて見せて、おなかの皮がよじれるほど大笑いさせてくれます。 そんなところが西原理恵子は本当にうまい。

 そうした幼子二人に振り回される毎日であるにもかかわらず西原かあさんは、「人生は女のほうが絶対たのしい」と断言してみせます。しかも「こんな苦労が男にできるかバカヤロウ」と啖呵を切りながら。 自分をふりまわす子供たちに怒り心頭に発しているはずなのに、その彼女の胸の内にこの上ない母の愛が確かにあることを伺わせるのです。 こんなところも西原理恵子は本当にうまい。

 そして、本書の終盤で西原かあさんは取材で出会った多くのアジアの子供たちの思い出をあまりにも唐突な形で綴って見せます。著しい貧しさの中で、その痛ましいまでの人生を、懸命に、あるいは静かに受け入れながら、たくましく生きる物乞いや物売りの幼い子供たち。それまでのブラックな笑いに満ちた物語群から激しく転調したこの突然の挿話に、言葉を失います。 こうした落差の大きな構成を立て、読者の胸ぐらをつかんで激しく揺さぶる西原理恵子は本当にうまい。

 さらなる続編「毎日かあさん3 背脂編」もぜひ読みたいと思わせる一冊です。

毎日かあさん2 お入学編 (詳細)

快描教室―きもちよ~く絵を描こう! マンガの悩みを一刀両断!! ComickersMOOK

・「一度でも漫画を描いたことのある人に
この本は入門書ではない。それだけは明らかだ。入門書は、これが付けペンで、こうやって填めて使う…などそれこそ漫画を描くための事を手取り足取り教えてくれる。そんな本は世の中に溢れていて、既に何度か手に取ったことのある人もいるだろう。そして、「そんなの知ってら~い、知りたいのはそこじゃないんだ~!」と思った人もいるだろう。

そんな人にピッタリの一冊だ。

ばあちゃんの顔が上手く描けない!横顔が上手く描けない!そんな、アマチュアのリアルな悩みを解決するのがこの本だ。できるかどうかは別として、悩み自体は解決するだろう。

そう、この本は「漫画を描いたことがあって、やっと仕上げたけどなんか絵的に満足いかないんだ」と言う人の為の本なのだ!あまり無理せずに、絵的な悩みを解決させてくれる。画力が低くて悲しんでいた人も、もう大丈夫だ!

・「「使える」実用書
実用書というと、ある程度必要なスキルを持っている人を対象にしていて専門用語とかがびしばしで敷居が高い物とか、逆に全くの第一歩からちまちまーと書いている(例えば「これがデスクトップです。これがマウスです。みたいな)物とか、いまいちぴたっとはまるものがなかったりしますが、これはそういう型にはまった通りいっぺんのことではなくて「基本なんだけど応用のきく」技術をきちんと、分かりやすく、説明している本です。服の皺、歳取った人間の顔立ち、男女の体格の違いなど、気になってるけどいまいち良く分からないところ、まさに「カユイ所に手が届く」!勿論読むだけでも充分面白いですが、ぱらっと読んでおいて、いざというときに「ああ、これがあそこに描いてあったことなのか」と気付いたときの充実感もなかなかの物でした。1997年に出た本ですが、基本はけして色あせません。買いです。

しかし個人個人の画力はまた別物なんですよね。トホホ。精進せねば。

・「あくまで途中から
見やすく、飽きないをモットーにしているのか、とても教本としての完成度は高いのですが、正直ある程度の画力が無ければあまり役に立ちません。 つまり、「シワはこう書く」と呈示されても、「どうやったらそういうシワが描けるのか」というようなことが記されてません。 あくまでも「書いていたら詰まった」というHELP的な本としての活用が正しいと思います。 

・「持っていれば役に立つと思います。
少数派の意見と思って読んで下さい。

漫画を描きはじめ悩んでいる方には、役立つ情報が満載です。読めば得ることは沢山あります。その意味で損はない一冊だと思います。

ただ、私はなんとなくしっくり来ない物も感じました。却って描きずらいような…。上手く言えないけれど…とても気さくで気楽に書く為の工夫がされている本だと思います。でも、やっぱり著者の方なりの意見は入っています。

柔らかい書き方で、押し付けられていない筈…でもやっぱり?は残りました。10年位経つと良い解説書でも、そこに書いていない事、良くないように書かれていた事でも受け入れられている漫画家さんはいるように思います。

?をもし持っても、おかしい訳ではないと思います。でも全体として判りやすく、ツボを押さえてくれる本です。

・「最良の漫画参考書!
迷わず五つ星です! こんなにわかりやすくテクニックやノウハウを書いて(描いて)大丈夫!?なんだろうか(商売敵が増えるのでは??)と思わせるほど(私が勝手にそう思っただけなんですが・・)惜しげもなく解説してくれています。また内容が漫画を描いている人にとって一番知りたかった情報といいましょうか、プロの漫画家がこうや

って描いているというお手本や過程、心得に至るまで、親切に解説してあり、非常に参考になりました。もちろん、この本はある程度の作画能力があることを前提とした構成なのですが、これから始めようとされる方々にとっても役に立つでしょう。 

快描教室―きもちよ~く絵を描こう! マンガの悩みを一刀両断!! ComickersMOOK (詳細)

ブラッドハーレーの馬車 (Fx COMICS) (Fx COMICS)

・「生きた少女の眼をくり抜いて・・・
 沙村氏のムゲニンに出会ったのはもう何年も前の話で、当時はそのストーリーの旨さ、斬新でありえないアングル、まるで実写を見ているかのようなリアルな描写力、何をとっても最高で!! 一瞬にして魂を持っていかれました!

 間違いなく漫画を描くために生まれて来た天才で、確実に世界でも5本の指に入る奇跡の人物だと思っています。

この作品もきっと素晴らしいに違いない!と思い内容をまったく知らずに購入しましたが・・        ・    ・    ・

薄暗く狭くて汚い肥溜めのようなコンクリートの部屋の一室で複数の殺人者が

 少女の目をエグリ、

 少女の左手の親指、人差し指、中指、薬指、小指を折り、

 少女の柔肌に穴を開け、

何人もの外道達が寄ってたかって一人の汚れを知らない少女の

 衣服を剥ぎ取り、

 両腕を押さえ、

 両足を押さえ、

後ろから馬の手綱を握るように泣いて助けを求める少女の髪の毛を鷲掴みにし、

 何度も!

 何度も!

 何度もっ!!  何度もっっ!!!

犯しまくるとゆう内容・・・ しかも、未成年の少女を・・・ 

 あまりの残酷さ、あまりの気持ち悪さに吐き気を催しました。

 ただ、一番恐怖を感じたのは巻末の沙村氏のコメントで、この作品を清々しく機械的に振り返っていたあの発言は鳥肌が立ちましたし、次回作は同じような事を女子高生でやりたいと書かれていたのを見た時点で私は、

左手を額に当て短いため息を吐きだしていました。



 これが・・・あの沙村氏なのか? この人を私はあれほどまでに尊敬していたのか・・・

 

・「読後感は壮絶にダーク
「かつてこれほど残酷な、少女の運命があっただろうか」という帯にひかれて読んでみましたが、うちのめされました。これは、女性にはきつすぎる話です。しかし、こういうことが実際あったかもしれないと思えてしまうほどリアルで、恐らくはこういうことがあってもおかしくないと思えてしまえる話だから恐ろしい。

貴族の養女になり、その後はその貴族が運営する歌劇団でスターになっていくことを夢見た少女たちのその後の運命と、彼女らに関わった人たちの運命を描いた話です。作者はその『過酷な運命』を淡々と描いていて、感情的な描写をいっさいしていません。それが人間のおぞましい部分を浮き彫りにし、逆に「本当にあったことのように」感じるほどのリアルさがあります。

読んだ後、壮絶に暗い気持ちになります。しかし、一読する価値あり。この話をどう受け止め、どう考えるか、しばし自分の中で逡巡する時間が必要な。そんな話でした。

・「同人誌でやるべきでしたね。
 読み終えて、何でこんなに読後感が悪いのか考えてみました。残酷描写は確かに苛烈ですが、作者の想像力のたくましさと、さらにそれを表現しきる技術力は脱帽ものです。プロットは「女性の残酷描写」ありきですから、ストーリーはおまけのようなものですが、それでも破綻はない。

 しかしものすごく読後感が悪くて、お金を出してこれを読んだことを腹立たしく思いました。

 漫画は完結しています。完結しているということは「オチ」があるということです。しかしそもそもこの漫画は「女性の残酷描写」をしたかっただけの「ヤマなし、オチなし、イミなし」=「ヤオイ」なのです。それでも商業作品に耐えうる「物語」にする必要に迫られたのか……。どうしようもなく蛇足で、意味のない、陳腐なエピソードでまとめられています。

 少女が殺されるたびに、この惨劇の首謀者・ブラッドハーレー氏の邸宅の天井に描かれる天使。

 最低最悪を描写し、それが売り物の作品であるにもかかわらず、唐突に加害者の「情」を挟んでしまった。それまでは一貫して「女性の残酷描写」が軸だったのに「実はブラッドハーレーも苦しんでいた」などという言い訳が付け加えられたおかげで、作品の軸がぶれてしまった。この陳腐なオチのせいで、作品の凄みもカタルシスも、全く無力化されてしまいました。こんなオチなら無いほうがいい。娘たちを陵辱しっぱなしで終わっておけば「突き抜けた」と評価できたところです。同人誌でやればそれが出来たんでしょうが、全く無駄に良い子になってしまいましたね。

・「必ずしも虚構に救いが約束されてるとは限らない
救われない話だ。期待は報われず失意に変わる。希望は裏切られる為に存在する。

特に印象的なのは第二話「友達」。少女が刑務所で再会したのは孤児院時代の親友。囚人たちに日毎陵辱され生き地獄を味わいながらも、不遇な少女は壁越しの友に慰めを得て、「一週間生き延びれば再び馬車が迎えに来る」と信じて待つのだが……

彼女が聞いた友の声の正体はなんだったのか。絶望の淵の妄想か、苦境の友を救わんとした天の声か。

けれども他の少女より多く生き延びた事で彼女が体験したものは更なる生き地獄と想像を絶する苦痛。だとすれば少女のもとへ舞い降りた救済の声は、ドレスを引き裂かれた友の復讐だったのか……。

悲哀、絶望、慟哭、戦慄。

読後、鬱屈した想いが残る。残虐の一言では片付けられない。単なる悪趣味ではない。この作品に何らかの救いを期待して読んだ者が激しいショックを受けるのもわかる。

けれども、真実における救いなんてものはそうそうない。善良な者が必ずしも報われ幸せになるとは限らないのが現実。悲劇のはてに必ず救いが訪れるというのは虚構の上に成り立つご都合主義、「そうあってほしい」と願う読者の勝手な思い込みに過ぎない。

勧善懲悪のカタルシスが得られぬ虚構もまた存在する。この作品における孤児の少女が象徴する弱者は、権威ある者が提唱する社会秩序を守る為の「生贄」として犠牲になる。それこそが虚構の裏にひそむ、誰もが目を背けたがる現実の一面ではないか。私達が卑劣にも目を閉じて背けて無かったことにしたがるそれこそ、真実の一旦ではないか。

少女達を襲う運命は確かに酷い。だが、現実の方がもっと酷い。

・「胸が悪くなる
沙村広明氏の作品というだけで購入しました。内容は…かなりキツいです。貴族が自らの地位を守る為、孤児の少女を囚人の慰み物にする政策を推し進める。少女、囚人、看守、貴族等々これに関わる人間の群像劇です。資料的価値は一切無く、作者がこの残酷な話を趣味で描いたという所にひきました。産業革命頃のヨーロッパが好きで、その頃の社会を色んな視点から見たく、残酷な描写と話に耐えられる方にはオススメです。

ブラッドハーレーの馬車 (Fx COMICS) (Fx COMICS) (詳細)

ダーリンは外国人 with BABY

・「つまらないです
ありきたりな出産子育てエッセイの域を出ていなくて特に笑えるトコも無くつまらなかった・・・買って後悔。このシリーズですがやはり一作目から段々とパワーダウンしてる感が否めません。

・「つまらない・・・
今までの「ダーリン」シリーズの流れから完全に脱線していて全く楽しくない。笑えない。ダーリンが外国人であるがゆえに生じる日々のおもしろいできごとがこのシリーズの魅力だったはずなのに本書は子供の話に終始しておりその内容も子育てをしたことがある人にとっては何の新鮮味もおもしろみもないもの。とてもがっかりした。

・「ダーリンシリーズとしては今ひとつですが…
他レビューでも言われているとおり『ダーリンは外国人シリーズ』としては読み終えた後の満足感は今ひとつ…といった感じです。ただ出産・子育ての苦労を経験しながら小栗さんがこの作品を描いたことを考えると単に面白くなかった!と一言で切り捨てるのも酷かな〜と思ってしまいます。赤ちゃんが生まれたことで作者に自由な時間や心の余裕が減ってしまったことは作品を読んでいても感じ取れます。気のせいかダーリンとの雰囲気が前シリーズに比べてあまり良くないかも…?(子育てに関する考え方の違いなどあるので夫婦として当然ですが)

満点の面白さや笑いを期待している方は、気持ち半分で読むくらいが丁度いいです。ダーリンシリーズの雰囲気が好きな方は、買ってもそれほど損ではないかと。

ちなみに子育てに関しては私はトニーさんの考え方のほうが好きですね^^(ハイハイなど)

・「面白さだけの状態からの脱却
絵は、わらかい感じで好感が持てます。出産、子育ての真っ最中の作者が、書いているので、共感できる人でないと解らないことが多いかもしれません。他人を喜ばせるよりも、自分の子供を喜ばせることに専念して、どういうことを書いておけば、その子が大きくなったときに誇りに思うかに集中して書かれるとよいかもしれません。また、面白さだけの状態から、作品が脱却する好機なので、出産、子育てを経験して、人間のより根源的な事項を描写する作風へ変わっていくことを期待します。絵の面白さがあるからこそ表現できることがあるので、作者はすでにかわいい絵という一つ武器を持っているのでがんばって欲しいと思います。

・「子育て中の方にはおすすめかな?
「ダーリンは外国人」の流れで、「くすっ」と笑えるのを期待しつつ購入しました。

出産から育児を漫画にしたという感じで、がっかりしました。特に笑える部分もなく・・・。

子育てをしたことがない私には子育てが不安になってしまう内容もあり、うーん、という感じでした。

子育てをしている方には、同じ悩み!と共感できると思います。

ダーリンは外国人 with BABY (詳細)

君に届け (1) (マーガレットコミックス (4061))

・「「友情」あっての「可愛い恋」。
裏側に書かれてる「あらすじ紹介」だけ読んで、素通りしてほしくない…と思った漫画です(^^)

これはもう…中身しっかり読んで初めてキュン死にしかけます…爽子の、「天然」を遥かに超えたあまりのピュアっぷりといい、風早の本音といい…。

とにかく、可愛い。この二人。

たぶんあらすじ聞いただけじゃ、「ああ、少女漫画にゃよくありそうな」って流されてしまいそうで怖い(汗)確かにヒーローの風早君は、ホント冗談ですか!?ってくらいの爽やか君。対するヒロイン爽子は見た目ダークなのが災いして、浮いた存在。。そんな彼女に風早が色々きっかけを残してくれて、爽子は彼に憧れを抱き、周囲にも少しずつ打ち解けて行く…

…と、これだけで終わっちゃいけないんです。

爽子の言う、風早に対する「あこがれ」の意味とは?何故風早は爽子にこだわるのか?ちょっとおっかない印象の吉田と矢野の、意外なキャラクター性…

色々予想をいい意味で外されて、見落としてた期待に応えられちゃった!って感じ。ちゃんと一話一話最後まで読んでみて、うわぁ…そうなのねっ…♪ってじんわり、ときめいたりして。

とりあえず、ネタバレ避けて言えることは、爽子ちゃんは、決してレンアイどうこうだけと言うヒロインでは無いということです。

それよりももっと純粋で、まっすぐなもの―ふとした人の優しさとか、あったかさとか、日常のささいな幸せのために、一生懸命頑張ったり、泣いたりできる―そういう女の子だってこと。

そんな彼女を中心に、少しずつ学生達が動き始める、青春ドラマです。まあ当の爽子はいつだって「風早君がみんなの中心」と思いこんでいるのですが…。そんな爽子を応援したくなるし、なんだかすごく可愛がりたくなってしまう―風早の、爽子を見る表情がこれまた可愛すぎる…!なんで気づかない爽子!でも気づかないのが爽子なのかも…?

そんな相反するドキドキが、いっぱい詰まった作品です。早く続きが読みたいな〜。こういう少女漫画を待ってましたって感じですヽ(^o^)丿

・「王道中の王道
ネタ自体やエピソードは、いかにも少女漫画!といった王道のありがちなものです。なので、読んだ時にさして目新しさもなくどこかで見たようなキャラと話に読む前の期待が大きかっただけに肩すかしでした。

ただ読み切りとしては良く出来ていると思いました。1巻だけで十分に面白く読めましたし、これだけでまとまっています。でも、こういった小さな日常系の類いの話は、とにかくすぐ飽きてしまう。2巻まででこの話はすでに大きな筋となる友達を作るという事は解決しており、あとは蛇足か、同じ事の延長にしかなりません。周囲のキャラのエピソードでつなぐ等しなければならなくなるでしょう。

実際、4巻まで読みましたが、途中から明らかに引き延ばしと感じさせるような同じ事の繰り返し、一つの事が解決するまでに不必要な遠回りをしてもたついたり、主人公がとにかく天然で鈍すぎたりするので、読んでいてイライラしてくるのです。特に3巻からは、もう話としての進展や興味は薄れ、あとはキャラ萌えしている人だけが読めるという感じでした。

これは2巻くらいで終わっておけば良作だったように思います。

・「胸がギュ〜ッと・・・
陰気な外見の主人公 爽子がクラスメートに邪険にされながらもがんばる姿が前向きで凄く良いっ。爽子の心の支えになっているクラスメートの風早君が爽やかで好きです。こんな男の子がいて欲しい!二人のやり取りが可愛くて、くすぐったいです。今後の展開が楽しみで早く読みたい!!

・「低年齢層向けかな、と。
まあせいぜい中学生(〜下手したら高校生)まででしょう、面白いと思うのは。友人に「すごく面白いから」と薦められて読んだのですが、期待外れでした。「嫌われていないけれどもクラスで浮いている存在」というのが上手く表現しきれていない感じがします。主人公が実は美人で、ほんとうは優しくていい奴でとかそういうのもありきたりだし、中途はんぱで、作者が主人公に対して妥協している気がします。。どうせならもっと嫌われてて根が暗くて等もっとマイナスな主人公でもよかったと思います。やはり「少女漫画の主人公」としての貞子を捨てられなかったのでしょうか。

・「久々のヒット!
少女マンガの恋愛たるもの、「両想いまでのドキドキ」や「初めてのキスまでのときめき」をメインにすべきであーる!!!!

というあたしの理想にぴったりばっちりでした。

最近の少女マンガはすぐに両思いになってしまったり、初体験までのドキドキやそんなのばかりでなかなかいいものがないなぁと思っていたときに出会った作品。これぞ少女マンガ!純粋ピュアなストーリー。

主人公の黒沼爽子はほんとは優しくて真面目な女の子なのに暗い雰囲気から「貞子」と呼ばれ、周りから敬遠されてしまう。誰とも分け隔てなく接するクラスメイト風早翔太だけが爽子に優しく声をかけてくれるのだが…。

爽子自体のキャラも絶品だけど、まわりもかなりイイ!!!お気に入りのキャラが見つかることでしょう。

1巻は爽子の恋心の芽生えが中心。私も、風早くんだったら「もっともっと大きなだいすきの気持ち」が生まれてしまいそうです。

君に届け (1) (マーガレットコミックス (4061)) (詳細)

ライチ☆光クラブ (f×COMICS)

・「現代猟奇の寵児。
実在した劇団、「東京グランギニョル」の上演作品である「ライチ光クラブ」の漫画化作品。(舞台の演出に、あの丸尾末広氏が参加していた)

古屋氏の卓越した描写力、物語力の成せる業。今までに発表されてきた作品では表現しきれてこなかったものたちが、ここに於いて表現されているように思う。

廃墟の帝王ゼラを筆頭とする少年(中学生)たちが秘密基地で繰り広げる、秘密的な様々な計画・・・

猟奇的描写は「すさまじい」の一言。少年一人一人の散り様は多彩。コンプレックス破壊等等・・・「パレポリ」や「ガーデン」の描写とはまた違った趣がある。詩的で、絶対的な死の力を見せ付けている。

舞台と漫画とは当然情報量が違う。そして、漫画ならではの描写も勿論可能。古屋氏はそれを成し遂げた。ページ一杯の、否応なしに見せ付けられる死は、見るものに刻まれる。そして物語は、そうしてやっと成り立つのである。

巻末に氏のあとがきがあるが、ファンの方々のみならず、是非一読願いたい。同時代に氏の作品を読むことができるのを、本当に嬉しく思う。

最後に。確かに読む人を選びはするが、(猟奇描写は絶対に受け付けられない方は勇気を要する。)文学、芸術を志す人には特に読んで戴きたい。そして消化して戴きたい。

・「最高傑作!!!!!!
今まで古屋兎丸の最高傑作は?と問われれば「Marieの奏でる音楽」と答えてきた。

がしかしこの「ライチ☆光クラブ」は彼の最高傑作という域を軽々と超え、現代漫画の最高峰と言っても過言ではないと断言する。もう十数回読み返したがまったく飽きない。

美しき少年たちの内ゲバが激化する中でライチの実で動く機械と少女の純愛が平行して進み、やがてそれは衝撃のラストを迎える。

東京グランギニョルから兎丸氏が衝撃を受けたように私はこの漫画を後世に伝えていきたい。

・「グロい!
めちゃめちゃグロいです。ちょっと血が出るだけ…程度のグロしか見たことのない私には少し刺激が強すぎました。臓器、腸が腹から溢れだしたり、顔の皮を思い切り剥がれてグチャグチャになったり、人を有り得ない方向にV字に折り畳んだりと…そういうグロがOKな方にはおすすめします。個人的には、囚われの少女カノンと機械であるライチの純愛が好きです。最後はウルッと来る別れ方でした。

この漫画の原作は東京グランギニョルの舞台らしいので、その舞台をご存じの方も是非。

・「かつて深く愛した世界への別れの歌、または鎮魂歌
 飴屋法水ら創立の劇団・東京グランギニョル(1984-86)が発表した4作品中、第3作の漫画化。古屋は85年、高2でこの舞台を観てイカレてしまったらしい。 劇団名からして怪奇・残酷系だし、創立者の経歴からもアングラ劇の系譜が確認できる。美術監督が丸尾末広、映画『帝都物語』(1988)で注目される前の嶋田久作(夢野久作に因む芸名。ラヴクラフト嶋田という案もあったらしい)が所属と、ソレ系の臭いがプンプン。本作も、必然的に怪奇で残酷でゴシック。 作者はあとがきで、前作『π』を完成して本作に着手する自信が出来たと書いているが、確かに共通点はいろいろ感じられる。まず前作の登場人物・幽那のゴス世界。理想のπ・田村じゅんは、本作のカノン(美術用語では人体の理想的比率を意味する)へと転生を遂げている。本作のタミヤは、やはり沢木夢人。何より、観念でしか女性を捉えられない童貞男たちの、ディスコミュニケーション的悲喜劇。 少女カノンは、元は楳図かずお『わたしは真悟』に因みマリンと名づけられていたものを、古屋が変更したらしいが、適切な判断。確かに楳図には怪奇や恐怖、成就を阻まれる愛の構図があるけれど、アングラの系譜に特徴的な「少女」への偽善的崇拝も、観念の無力を言い立てる似非インテリ趣味も存在しない。つまり、本作の世界観とは無縁。 ただし要注意。『π』は本作への助走ではない。東京グランギニョルへの自分の拘泥を『π』で相対化し得たという手応えがあったからこそ、古屋は本作に取り組んだのだ。「完璧を求める癖」(p325)とはそういう意味。『ライチ光クラブ』の世界を余裕で笑い飛ばしている『π』こそが、現時点での古屋の到達点だと思う。

・「時を経て――。
再会した、という感じだった。劇団「東京グランギニョル」の舞台も作者の古屋氏も、自分は知らない。しかし学生時代、今はなき「プロムナイト」というホラー雑誌で長田ノオトという漫画家を知り、そこに掲載されていたのが「ダス・ブルート――血液」という作品だった。主な登場人物は、眼鏡で知的な少年を会長に据えた生徒会メンバー達。そしてその絶対君主的会長の名は常川博行といった。冒頭には新聞部の少年をリンチするシーン。会長の発言に従い彼を始末する生徒会役員達。学生服と闇の黒、天に浮かぶ巨大な白い月、工事現場。自分は陶酔するように、その世界にのめり込んだ。やがて手に入れた長田氏のコミックスで、作者が「東京グランギニョル」のファンであった事を知る。それから長い時を経て、自分はこの「ライチ☆光クラブ」に出会った。かつての長田氏の作品から感じた昏く苦く湿っぽく、そして切ないような空気が、そこにはあった。あぁ、これだったんだ。漸く気付いた。違う作者の作品を通して、自分が惹きつけられたのは、「東京グランギニョル」が描いていた世界だったのだ。内容以上に感動した私的な感慨を先に述べてしまった。本作については、とにかく読んで欲しいとしか言いようがない。描写から読み手を選ぶのは仕方がないが、自分はこの本を、かつて手に入れた長田氏の本と並べ、家宝にしようと思う。最後の、水に漂う少年達のシーンは、泣きたくなる程の美しさだ。あれは舞台になかったマンガオリジナルの場面なのだろうか。舞台であったのなら、どんな演出がなされていたのだろうか。それだけが知りたい。

ライチ☆光クラブ (f×COMICS) (詳細)

パース!―マンガでわかる遠近法

・「痒いところに手が届きそうで届かない本
英文で、漫画形式で、この手の本にありがちな、イントロダクションが長く、解説も冗長な感は否めない。「そうさ とっても簡単な事なのさ」系の文章で埋め尽くされていて、肝心の欲しい情報が埋もれてしまっています。

とは言うものの、パースを学ぶ上では書かせない本の一冊であるのは間違いないと思います。「この本が一冊あれば、パースを描くコツがわかるよ。どうだい素晴らしいだろう」というニュアンスの文章に耐性があるならお薦めです。

・「気軽に読めないかも・・・
マンガなんですが、内容的には、そんなにやさしくないと思いました、私の理解力が、低いせいかもしれませんが、

必ずしも、初心者向けのやさしいもの・・・と言った感じでないといった感じです、

(私が初心者なので、はっきりはいえませんが、)中上級者向けの細かい知識(えらく学問的なもの)も書かれていると思います、グラフや、数字が出てきたり、理系的なものが苦手な私には、読むのが億劫だったりしましたが、

初級→中級のように章が分けて書かれているわけではないので、はじめに読んだよく分かりませんでした、

また、具体例的なものが少なく、理解しても、フーン・・・で、終わってしまいそうです、

しかし、何度か絵を描きながら読み直していく内にちゃんと理解できるし、(全部じゃないですが)使えるようになってきます、

その他の注意点は、外国のものなので、絵がアメコミ風だったり、ユーモアもあっち系だったりします、

結果的には、値段以上のものではあったと思います、総合的に見て、努力は必要なものの、良書だと思います、

・「プロから見ても良書です
技法書にしては安価。難解なパースペクティブの説明も的確です。マンガ技法書の中では、デッサン力の高さはピカイチじゃないかな?「パースを身につけたいけど、文字だけの本を読みたくも無いし、何年もかけて習得したくないw」という人向け。

絵の技法書なので、最終的には何度も自分で描きながら熟読することをお勧めします。何度もパースの壁にぶつかってきた私には「そこが知りたかった!」というツボだらけでした。続編も待望しています。

・「真に理解できるのは実際に描いたとき
 この本は実践あっての書だと思います。

 タイトルにあるように内容は全てマンガで説明されています。文章に説明のための図表をそのつど貼り付けた普通の技法書とは違い、いつも関連した絵が描かれているため、何故そうなるのかが分かり易くなっています。また、登場キャラクターの疑問に対し登場キャラクターが説明するというスタイルなので、言い方といいますか進め方が丁寧です。知識を押し付けられている感覚はあまり起きませんでした。  本は詳細な章立てがなせれており、水平線の存在、一点・二点・三点パース、円のパースなど基本的なものは全て揃っています。各章ごと本当に素朴な疑問から始まるので、各章の最初の方は初心者の方にもお勧めです。しかしながら本題に入り、内容が核心に近づくにつれ初心者には辛くなってくると思います。 その理由として絵を描きたい人なら初心者でも知っている、「ある線に対し平行な線であればある一点に消失する」というその向こう側にまで話が広がるからです。単にイラストや漫画を描きたいだけなら、無視しても支障ない内容まで書かれています。僕は学校で製図を習っていましたが、そこで使用したテクニックも含まれていました。マンガでこんなことしていたら〆切なんて守れません。

 この本の本当の価値は実際に描いてみて、壁にぶつかったときに分かります。正確に描いているはずなのに何故か実物や想像したものと違う。そう感じたときに何故そう見えないかを理解するとき、この本が助けとなります。最初はこの本の全てを理解できなくても仕方ありません。実際に描いて、絵と実物の差を感じたとき、それには理由があるのだと、気づかせてくれるのがこの本です。 

・「分かりやすい!!
翻訳してあるとはいえ、外国の本なのでちょっと心配だったのですが^^;そんな事ありませんでした!台詞はもちろん図の説明で描いてある文字もきっちり翻訳されててバッチリ読めます。

私はパースの事について本当に何も知らなかったのですが、(特に1点透視やら2点透視やらチンプンカンプン)図を入れながら分かりやすく描いてあります。遠近法から私は全く分からなかった1点透視等。

他にもマンガの描き方みたいな本で背景について描いてあったりしましたが、それよりもずーっと分かりやすく描いてありました。

マンガ形式でただの本みたいにずら~っと文字が並んでるわけでもないので読みやすい。

1番最後にパースのショートカットもあって助かりました~!!背景の事を知るならまずこの本!!

パース!―マンガでわかる遠近法 (詳細)

ダーリンは外国人(2)

・「ダーリンは外国人①だけですね、おもしろいのは。
ダーリンは外国人①だけですね、おもしろいのは。②はネタを繰り返し、精神道も英語もつまらん。もともと面白いことを考えられる人ではない。トニーさんという個性のある人が居たから、面白いものが書けただけの人。それすら、②ではその面白さを伝えられなくなっていた。西原理恵子のつめの垢でも煎じて飲みましょう。

・「惰性の果て
パート1が面白かったので読んだのですが、正直パート1の輝きが失われており惰性しか感じられませんでした。正直「笑わそう」とする作者の意図が感じられ、全体的につぎはぎの感じがしました。

・「2巻も満足
とても感じのいい本です。作者の小栗さんは、若いのにしっかりした考えと感覚を持っていて、だからこそ外国人の中でも真面目でユニークなこの旦那さんとうまくいくのだと思う。

「ダーリン」への愛があふれているのに、のろけではなく、いやな感じがない。特に、20Pのあたりで作者が「トニーの悲しい顔がみたい私でごめんね…」といいながらパンをバクバク食べるシーンがとても好き。いいカップルやなあ、としみじみしてしまう。とにかく一度読んでみてください。

・「人間見た目じゃないっ!
ほんとに笑いながらうなずける。人間顔形じゃなくて、やっぱ相性でしょう。どこのだれでもいいじゃない、たまたま気が合って好きになった人が外国人だっただけ。白人男性好きの若いギャル、なめられないようにしっかりしてね。最後にひとつ、長崎では外国人の隣の席が空くなんてことありません。話しかけられて目をそらす人もほとんどいないです。一度長崎に来てみてね。

・「「あ~ん、あ~ん、あ~ん」姪っ子の登場に、トニーは……。
 国際結婚したマンガ家のカルチャーギャップを、エッセイ風マンガで紹介した本は、ロンドン在住の久保キリコさんの作品にもありますが、本書の最大の特徴は、旦那さんトニーのキャラクターにあるでしょう。こういう人が、語学の先生だったら、どんどん脱線しそうで面白そうに思います。作者とトニーとの夫婦漫才めいた日常からは、日本語の不可解さから、戸籍問題までと、普段なかなか意識しないことをさりげなく紹介している点が良かったと思います。ただ漠然と国際結婚に憧れている人には、実際に国際結婚した人たちのアンケートと、作者の「国籍の相違より、個人の性格」という考えを読むとためになります。マンガ的面白さとしては、作者の母や姪との係わり合いが爆笑モノでした。

ダーリンは外国人(2) (詳細)

エンドレスワールド (MARBLE COMICS)

・「明日、地球が滅んでも別に構わない、なんて思っていた。
恐いもの無しで自由奔放に生きてきたイッキが見つけた場所は町の小さな洋食屋。デッカイ心を持つ店長の人柄に惚れ込み働くことに。そこへ偶然現れた「龍」から「トシミツ」という懐かしい名前を聞く…。「トシミツ」という自由の象徴に囚われ続けるイッキと龍。3人が出会うべくして出会った過去と、その先の未来が繋がる。それぞれの刹那な想いをリアルに描くBLを越えた蛇龍どくろのセカンドコミックスついに発売。

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とにかく、衝撃や感動の連続でした。“BLを越えた”という表現は、伊達ではありませんでした。1stコミックスのとき以上に、漫画としてのクォリティもあがっているし、読者を物語に引き込む壮大な表現力も格段にあがっています。ドラッグという扱いの難しい素材を単なる玩具としてでなく、確実に意味を持った素材として作中で使いこなしている。甘い幻想ばかりをファンタジーのように描いた生ぬるいBLとはワケが違う。ストーリーに引き込まれれば引き込まれる程に鬱な感情も味わいますが、しかし読後の後味は決して悪いものではなく、むしろどこか清々しい気持ちにさえなります。BLを遥かに超越した蛇龍さんの渾身の今作、文句の付けどころなく、星5つです。

・「青年誌ですね
まず男女の絡みが目立ちますので苦手な方はご注意を。BLと言えなくもないですが、私は青年誌だと思って拝読させていただきました非常に纏まったストーリーで読後は満足感、もっと読んでいたかった、そんな気分に成りました。ただトシミツがドラッグに手を出すキッカケが殆ど描写されなかった為に子供時代の無垢さが浮いた存在になってしまった事が非常に残念、ドラッグや殺人等、犯罪を犯したトシミツに対しイッキは同情したけれど、犯罪者側にしかスポットが当たっておらず複雑な気持ちにもなります。それらの行いは一切言及されない為、キャラに同情はできないものの、漫画としての読みごたえは、バッチリ、読みやすく小難しくない、寧ろBLが苦手な方にこそお勧めしたい漫画です。

・「1コマも、セリフ1つ無駄のない、圧倒的な一冊
前作が気に入った作家さんで、あらすじも読まずに購入しました。・・・衝撃。前作のような、ほのぼのやメロウなテイストを想像していたぬるい頭を思い切り蹴散らすような、圧倒的なマンガ。

洋食屋に勤めるイッキに、親友トシミツの「遺言」を伝えにきた、従兄弟のロン。何故、トシミツは死んだのか?彼らの関係は?過去を、今を、縦横無尽に駈け巡るストーリー。

ドラッグというディープなテーマと、人の死も扱いながらも、疾走感のある個性的な表現によって、圧倒的な「生」を感じる。イッキとロンが出会い、トシミツが得たであろう答えに、重いテーマながら読み終えた後に、深い満足感と、静かな感動があります。BLという枠ははるかに越えた境地にある作品。

色っぽいシーン(男女含め)もありますが、それすら作品をかたち作る一部。名前のない登場人物も、ちょっとしたギャグすらも、全てが意味深く、いとおしい。もの凄い引力を持った作品に、久々に出会いました。トシミツの「死にたくねぇ」というセリフは、中でも一番胸に刺さっています。文句なしに★5。

内表紙で、洋食屋の店主とイッキのカップリング!?と早とちりで誤解したのは内緒です(笑)。

・「革命だ
東京漫画社からまた名作が生まれたと思った革命だと思ったこれはBLとしてくくっていまうには惜しいそのジャンルをしらない人も手にとってほしい一人の人間の存在の重さ若さゆえの葛藤と生きる不器用さ沢山の大切なテーマを無駄なく、勢いよく描ききっていますぐいぐいと作品に引き込まれ、読んだあとはしばらく放心していましたところどころで日本映画のような空間表現があるのもまた新しく見所だと思います。確実に5★これからの蛇龍さんが一層楽しみです

・「私は好き
処女コミックを読んで、皆さんが書かれているほど素晴らしいとは思えなかった。

でも画力はよさげなので次回作も気にしていた。

で、今回もまた皆さんの評価を読んでから手にしてみたが今回の作品のほうが私好みだった。話自体はダークなので万人受けする内容でもなく、乙女系BLを期待していた人には好まれないだろう。

アクが強すぎる気もしなくは無いがドラッグと不良と更生を描いた中にBL要素が組み込まれた立派なひとつの作品に仕上がっていると思った。

BL描写要素がOKな男性にも読んでもらえるのでないかな。

エンドレスワールド (MARBLE COMICS) (詳細)
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