大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301)) (詳細)
よしなが ふみ(著)
「すごい!☆5は当然」「描き込まれたデテイルが「大きな嘘」をリアルにする」「もうひとつの大奥」「フェミニズム・コミックになる可能性あります!」「相変わらず」
大奥 (第2巻) (JETS COMICS (4302)) (詳細)
よしなが ふみ(著)
「ひさびさに「ぐっ」と来る1冊です。」「漫画としての質は高いが、繰り返し読みたいものではない」「有功と」「天才!!」「圧巻」
愛すべき娘たち (Jets comics) (詳細)
よしなが ふみ(著)
「さすがさすがのストーリーテラー」「すばらしい。」「人間嫌いの人にも読んで欲しい」「複雑なことを、さらりと」「時代を感じる作品」
執事の分際 (白泉社文庫) (詳細)
よしなが ふみ(著)
「何を書いてもよしながふみ」「やっぱり好き。」「よしながふみ作品の中でも一番のお薦め」「やっぱり好き」「BLならよしながさん☆」
愛がなくても喰ってゆけます。 (詳細)
よしなが ふみ(著)
「漫画としては5つ星、ガイドブックとしては2つ星」「主人公が…微妙」「創作はピカイチだがエッセイはそんなでも…」「二度おいしい」「食欲をそそるグルメ漫画」
よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり (詳細)
よしなが ふみ(著)
「作家とBLに興味のある方なら…」「『愛すべき娘たち』併読もお勧めです」「長年少女漫画を読んできた人に」「楽しいおしゃべり」「漫画の書き手の思いと、読者としての漫画への思いと。」
ジェラールとジャック (白泉社文庫) (詳細)
よしなが ふみ(著)
「時間が人を変えるもの」「久々に心の奥をうたれて」「おもしろかったです。」「愛しているという言葉は、必ずしも好きの最上級ではない」「「そうとも 愛していたから殺してやりたいくらい憎かった・・・!」」
西洋骨董洋菓子店 (4) (Wings comics) (詳細)
よしなが ふみ(著)
「さすが力のある作者です」「魂の再生てこんなものでは」「惜しみつつも、完結おめでとうございます。」「ビターチョコレートケーキ」「すべてはこの巻のために」
フラワー・オブ・ライフ (1) (Wings comics) (詳細)
よしなが ふみ(著)
「翔太パパ、尊敬します」「夢中になれる漫画」「1年D組は大騒ぎ」「よしなが版「ちびまるこちゃん」!」「おもしろいけど・・・。」
フラワー・オブ・ライフ (2) (Wings comics) (詳細)
よしなが ふみ(著)
「プライスレス!」「文句なしに星5つ」「読むたびに面白い。」「買って損なし!!」「青春真っ只中!」
●大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))
・「すごい!☆5は当然」
冒頭は、カムイ伝かと思いましたよ。
これは本当に面白かった。男と女の逆転劇を大奥でやってしまうという発想が凄い。その発想に負けていないのがストーリーの展開。登場する男たちがどれもこれもタイプの違う色男。将軍女吉宗のキャラクターが素晴らしい。近しく使える女側用人とのやり取りも、ちらりと出て来る越前(これも女)もみんな素敵におかしくてつかまりました。歯切れのいいセリフ、泣かせる見せ場、時代劇の面白さもほどよくわきまえているし。これから面白そうな展開みたいでわくわくする。これはよしながふみさんの最高傑作になるかもしれない、という予感がして、ぜひそうなってください。☆5個は当然なんだけど、2巻目がもっと面白かったらどうしよう。
・「描き込まれたデテイルが「大きな嘘」をリアルにする」
いやぁ面白かった。一種のパラレルワールドSFとも言える内容なのだが、「よしながキャラ」が見事に立っていて、人情の機微に触れるデテイルが実に丁寧に描かれています。その結果として「男がやたらに少ない社会→将軍だって老中だって女」という「大きな嘘」がとてもリアルに感じられるわけで、とっても優れたSFでもあります。実際の江戸は新開地だったこともあって「かなり女が少ない社会」であり、それゆえ遊郭や岡場所などが発達したのですが、「大奥」ワールドの「遊郭」は当然…(笑)。そこにも男女の哀歓があり、それをしみじみと描いてくれるところが流石よしながさんと感服した次第です。
・「もうひとつの大奥」
男女が逆転した大奥。きらびやかな美男子たちが将軍というただ一人の女性の寵愛を受けるべく相争う世界…「大奥もの」が巷に数ある中、奇をてらった設定で差別化をねらったの?と思うなかれ。確かに突飛な設定ではありますが、そこに至るまでの経緯などもきちんと考えられていて、行き当たりばったりの作品ではないことを感じさせます。(純歴史モノ漫画とかんがえると、細かい時代考証や、「男女の立場が逆転」という根本的設定自体がひっかかってしょうがないかもしれません。「もしもこんな世界だったらどうなっているだろう?」というある種ファンタジーだととらえると、良いのではないでしょうか)
・「フェミニズム・コミックになる可能性あります!」
また、<大奥>かよ、しょうもない・・・と思ったら大間違い。よく発想できたよなあ、こういうこと。やっぱり、現代日本において、一番ラディカルなのは、女性コミックなんだ。
さて、男が伝染病になって男人口が半分になり、女が男にかわって働き、将軍は女がなり、大奥は男が働き、女性将軍に奉仕する場となった世界は、何を読者に教えてくれるのか?
このコミックは、フェミニズム・コミックSFの傑作になるかもしれません!しかし、男ばかり1000人の大奥なんて・・・キモイ。花園になりませんね。サファリ・パークみたい。
・「相変わらず」
上手いバランスの漫画を描く人だなぁと思います。面白い。一見した設定だけなら「そんなアホな」と思わずにはいられないのに、こまごまとしたタネがなんとなく話しに現実味を持たせてくれている。漫画のキャラにも「人間としての主観」というのがあるわけで、よしながさんの漫画はキャラごとにちゃんとそれが備わっている。最近の漫画って少ないんですよね、意外とこれが。ストーリーのために無理やりキャラを動かしている感がある。
よしながさんの漫画っていうのは、一番最初にネタがあって、キャラが立って、それが動き出して細かい設定が出来て、漫画になっていくっていう流れを感じます。
同性愛描写を視界に入れたくない!という方は読まぬが吉。好きじゃないけど読む分には別にという方には是非。
●大奥 (第2巻) (JETS COMICS (4302))
・「ひさびさに「ぐっ」と来る1冊です。」
ほかのレビュアーに既に指摘されていますが、少しだけ。
1巻の面白さは「男女逆転のパラレルワールド」としての痛快さと面白さで「技あり!」と思っていましたが、2巻では完全に「一本!」取られました。
1巻の引きから、「なぜ大奥が、このように変遷を遂げたのか」と予想はしていたものの、そこで語られるその人間群像の重厚さとその愛憎劇に完全に引き込まれております。話の内容は読んでいただくにしても、このかよわき者たちに待ちうける試練と最後まで畳みかける展開に、感嘆のため息をついております。
しかも、伏線が1巻からすでに仕込まれているんです・・・この二人の話も。余韻にひたりながら、もういちど1巻を読み返してみてください。何気ないひと言のセリフに気づいたときに、「よしなが先生、貴女って人は!」と戦慄すら覚えるはずです。
この作品は、ほんとうに素晴らしいです。はい。
・「漫画としての質は高いが、繰り返し読みたいものではない」
テーマとしては非常に重いですし、暗いです。BLジャンルというのは『ジェンダーを越えた愛』というのが定石となっていますが、BLジャンルという枠で括られないにも関わらず、その根底にあるものに果敢に立ち向かっている、深く、深く掘り下げている作品だと思います。
女として生きられない女、自ら男であることを棄てた男が男として生きる道を迫られる、それでも一個の人間として誰かに愛されたいと願う。それは自然の摂理に背いた究極の愛の形であるよう見えました。魂と魂の触れ合いを人間愛と呼ぶ時、その背景には過酷な運命が潜んでいるものだと痛感しました。
これは単なる男女逆転のパラレルワールドでなければ、男ハーレムの話でもありません。非常に重く哀しいお話です。緻密に計算し尽された世界観と描写。それは目を背けたくなるようなものもあります。BLの流れとして、あるいはよしながふみの他書籍(特に軽いタイプのもの)をイメージして買うと、かなりダメージが強いと思われます。作品の性格上、残虐なシーンがあります。
私個人としては二度と読みたいとは思いません。漫画としての娯楽、あるいは文学としての趣向を愉しめる方には評価は高いと思いますが、1巻のようなちょっといい話、胸がすくような読後感はありませんでした。人間洞察の深さでは『本当に、やさしい。』『西洋骨董洋菓子店』や『愛すべき娘たち』のような描き方の方が好きです。時代背景やテーマがそうさせるにせよ、描き方にいささか嫌悪感を抱いた作品です。
・「有功と」
まず1巻で水野が大奥入りした際に行われていた日常の些事から大事までの下敷きがこのようなことから生まれたのかと唸らされます。 1巻に比べ、時間の流れが圧縮されているような印象。内容が内容だったからでしょう。現在(1巻)の大奥になった最初のいきさつ「家光」が判明する巻です。2巻の感想としては「ひりひり」これは1巻ではなかったことです。商業誌でしか知りませんが従来のよしなが作品なら雰囲気やにおわせることで表現されていたであろう部分が剥がされていて剥き出しです。3巻ではどうなるのでしょうか。
・「天才!!」
恐ろしいほど、面白かった。1巻も面白かった(星5つ)けど、ちょっぴりキワモノと思われても仕方なかったかもしれない。でも、この巻。星の数が足りません。愛するって何?と言う事を語らせた時、よしながふみ先生の自分の作品なのにどこかクールな(遠くから見ているような)語り口にかえってしめつけられる思いになってしまうのです。本当に、逆の大奥はあるのかもしれないと思わせるほど、旨いの一言につきます。最後の、クリムトの抱擁のような2人の姿に幸せになって!と祈らずにいられませんでした。
・「圧巻」
恋におちる瞬間というか、まさに「その時」というものをこんなふうに描けた人っていないですよ…鳥肌。昨今の絵だけ華やかな少女漫画によくある、ピンチを助けてくれただとか、セリフだけかっこよくて中身のない言葉で恋に落ちちゃったーみたいなアホみたいなものとは全然違う。お互い相手がたった一人の人、とやらになった瞬間がそりゃもう見事に…見事に書かれてます。ただのパロと馬鹿にせずに是非一読していただきたい。
・「さすがさすがのストーリーテラー」
味わって読んでください。その人物のちょっとした表情、間などが絶品です。テーマも、様々ですが、人と人との関係について誠実に考えさせられるものばかり。
ちなみに私は、「人と人とを分け隔てることができない」女性を描いた話と、「中学生のときに男女平等の夢を語りあった三人の友人達のその後の人生」の話が好きです。母親に容姿を誉められて育った娘とそうでない母親の話もいいですね。そして、いつも、この作者の話は、食事がおいしそうで、会話が楽しくて、人物が生き生きしています。
色々あったけど、人は一生懸命に生きて、人といい関係を築いていって、幸せになるものなのだ、としみじみします。
・「すばらしい。」
よしながふみさんの作品は漫画を読んでいるというより小説を読んでいるようだ。女性のさまざまな愛のカタチが鮮やかに描かれている。男女の愛だけでなく、母娘の愛、友への愛、全ての人を等しく愛する女の愛。どれも、日常のささやかな出来事を描いているのだが、どれも切なく胸に染み込んでくる話ばかりだ。
この人の描く愛はいつも「深い」。けれど決して「重く」はならない。だから読みやすいのだろう。
今まで、男性を中心に描くことの多かったよしながふみさんだが、女性中心の話もとてもすばらしかった。装丁も美しい。女性だけではなく、是非男性にもおすすめしたい一冊。
・「人間嫌いの人にも読んで欲しい」
どうしても人間は自分より上の人を人間外的に考えてしまう傾向にある。親はしっかりしていると思ってしまうし、上司は陰口叩かれても傷付くかなんて気にしてもらえない。このオムニバスはそんな無意識な勘違いにちょっぴり優しさを持って気づかせてくれそうな話です。人間は完全じゃない。どんな偉い人でも、どんなに年をとっていても。
謙虚な気持ちになれて許せないような他人もちょっと理解を示せるようになるかもしれません。好きになれるかは別ですが。
・「複雑なことを、さらりと」
純粋な共産党員であった祖父を心から敬愛する女性の恋愛観を描いた第3~4話が特に、興味深かった。最後の設定で、「そーきたかー!!」と僕にしては結構珍しく先が読めない展開は、よかった。正直一回目に読んだときは、セリフは多いし、話の展開は唐突で複雑なので、意味が読み取りにくかった。そういう作品は、ただ単に作者が下手なだけな場合と、非常に複雑で読み応えのある『何度も鑑賞に耐える重層的な深みのある作品』のどちららかであることが多い。この作品は、明らかに後者。作者は、人間観察が、かなり深いなぁ。
・「時代を感じる作品」
テレビドラマ化してほしい作品だと思いました。ひとつひとつのエピソードがとても丁寧に作られていて、その中でも女子中学生たちの3人の話しは秀逸です。主人公となる(語り手)現在の女性の、世間に対する自分の置かれ方の不満や、自分へのふがいなさ、それとは違うところにある寂しさ、何より「このまま毎日こうして暮らしていくのだろうか
必要とされている感じがしないのに、何も手にすることがなく流されていくのだろうか」という虚無感にも似た不安を抱えているのです。それが、友達のなにげないハガキに書かれたたった一言、それはただのあいさつであるのだけど、それに救われる現在の女性の心がとても繊細に書かれていました。
よしながふみという人は、きっと勤勉で、誠実な学生時代を送っていたのかもしれません。この女学生たちの姿は、一昔前の日本が誠実だった頃の姿を見るようです。
・「何を書いてもよしながふみ」
よしながふみ初期作品集です。ジャンルはJUNE。
お話の舞台は革命直前の頃のフランス。顔が良くてスタイルが良くて血筋が良くて頭の中身が悪くて甘ったれで意地っ張りでプライドが高いという1人の貴族がいました。父親は漁色家でしたが彼は男色家。男の子と遊ぶのが大好き。でも彼には好きな人がいました。自分の家の執事です。しかし執事が最近口にする事と言えば「結婚するように」自分が男色家である事を知っているのに結婚を勧められ彼の機嫌は悪くなるばかり。
たとえジャンルが現在のメインジャンルと違ってもよしながふみ独特のコマの切り方や心理描写の表し方、台詞回しは健在です。ですからこの作品集でもよしながふみの世界を楽しむ事は出来ると思います。しかし元々掲載されていたのがBL専門誌。その為、加筆修正されているとはいえ恐らく白泉社の規制ギリギリであろう過激な性描写もあります。作者は好きでもBLがダメな方はおとなしく諦めた方が賢明です。
作品は面白いけど万人向けでないので☆4つ。
・「やっぱり好き。」
フランス革命の時代、貴族のぼっちゃん、アントワーヌとクールで優秀だけど夜は下克上な執事、クロードのめくるめく愛の日々を描いた「愛とは夜に気付くもの」と「本当にやさしい」に収録されていた「シノワズリ」「執事の分際」をまとめて時代順に収録してあります。よしながふみさんの文庫化された他作品は文庫化するにあたって一部(だいたい性描写が)修正されていただけですが、今回は嬉しいことに一部のお話が加筆修正され、ちょっと(ほんとにちょっとだけですが)別のストーリーになってます。少しだけだけど、まさかまた新しい二人を見られるとは!期待してなかったのでかなり嬉しかったです。
・「よしながふみ作品の中でも一番のお薦め」
クロードはもともとはアントワーヌの父君の使用人として雇われたのですが、フランス革命により全ての地位財産を奪われたアントワーヌを、その命に代えてでも守った有能かつ、深い愛情を持った男です。また、アントワーヌの父を父親のようにではなく、ひとりの男として愛していたという過去を持っています。もちろんそれは心の内に秘めた想いで終わります。
アントワーヌは自分が生まれた時から一緒に居るクロードのことが好きです。でも自分をお子チャマ扱いされることに反発を持っています。実に世間知らずなお子チャマなのですが(笑)、クロードが父親に想いを寄せていたことを知る彼は、自分は父の代わりに愛されているのだと思い苦しみます。
クロードもまた執事の分際でありながら、主人を愛することは出来ないと拒み続けるのですが、フランス革命後、主従関係が崩れたことで晴れて二人は恋仲に♪あとはラブラブ路線一直線です。いつもは冷静沈着なクロードは結構なヤキモチ妬き。しかもかなりの鬼畜です。そこはなんと云ってもよしながふみ。見事なまでの鬼畜っぷり(笑)そして長年父親代わりに愛されて来たと思っていたアントワーヌの心が、まるで雪解けのようにゆっくりと溶けて行きます。
クロードの愛の深さが沁みる一冊。是非ともお手元に。
・「やっぱり好き」
よしなが先生の描くBLの独特な世界観にハマったが最後、何度でも読み返したくなる。執事の分際は他社で出版されたものを既に持っているが、こちらは同人誌のものをそのまま文庫化したとあって、多少、違うシーンがあるのが見所かもしれない。Sな執事とへなちょこ坊ちゃんの掛け合いが面白い。
・「BLならよしながさん☆」
「ジェラールとジャック」に次ぐ、よしながふみさんのフランス革命時代のBL。前者よりエロが多めなので、コスえちを楽しみたい方向け…?とはいえ相変わらず上手い心情描写とストーリー展開ですゎ☆くれぐれも言いますがBLです。男同士です。「フラワーオブライフ」とはジャンル違いますので…
・「漫画としては5つ星、ガイドブックとしては2つ星」
「漫画としては5つ星、ガイドブックとしては2つ星」です。私はガイドブックとして星をつけてるので、ご容赦を。漫画としては、「うまそー!喰いにいきてー!!!作者の周りは面白そうな人が多いね~」と楽しめる。んで、喰いにいきました。
木曜日の夕方に電話しました。まずは、北島亭。「はい。」「へ?北島亭さんですよね?」「はい。」「今日予約したいんですが。」「今日はもういっぱいです。」「へ?じゃあ、金曜日の昼は?」「いっぱいです。」「金曜の夜は?」「いっぱいです。」「土曜日の昼は?」「いっぱいです。」「土曜日の夜は?」「いっぱいです。」「日曜日は?」「うちの店、おやすみです。」ザンネーン。行けてません。でも、電話の対応は駄目駄目です。忙しいのか、つっけんどん。だったら、空いてるのがいつか先に言えー。
んで、「韓国家庭料理 ハレルヤ」に行きました。まず第一に地図間違ってる!ジョモも白荻服飾専門学校もも見つからず。夜だったから、気がつかなかったというわけではないと思うが・・・。まあ、たどり着いて入ったけど、きったねー店。トイレは使いたくないね。間違っても、デートでは使いたくない。学生や若い男の社会人がワイワイ行くにはいいかな。肝心のコプチャンチョンゴル鍋無かったっす。「内臓の鍋料理あるよね?」と店に聞いても、「そんなのないです。」だって。どういうこと???味は悪くはなかったし、ボリュームも多かった。間違っても2名程度では行かないこと。4名以上が良い。
金曜の夜は予約を取って、イル・プリモへ。魚介サラダのバジリコ風味。イカ墨のリゾット。うにのパスタ。生ハム、ルッコラ、パルメジャンチーズのサラダ。パン。白ワイン。といった注文をした。魚介サラダのバジリコ風味 →まあまあ美味い。イカ墨のリゾット →美味い。うにのパスタ →うにいっぱいで、興奮するも、不味い。くどくて正直2口で嫌になった。生ハム、ルッコラ、パルメジャンチーズのサラダ → 不味い。パン →あったかくて良し。バーターの量多し。白ワイン →まあ普通。
んで、2名で8500円。店は狭いし、整理整頓されてるとは言いがたい。トイレはチェックしなかった。本来気軽に行く店のはずが、間違って人気が出ちゃったという感じ。おばさんの接客はお世辞にも良いとは言いがたい。まあ、もう行かなくていいや。本棚に、「愛がなくても喰ってゆけます。」があったのは苦笑。お店は予約でいっぱいでした。厨房に金髪の若者がいたが、助手か?それとも、シェフなのか?どっちにしても、わざわざ苦労して予約とって期待に胸躍らす店ではないな。禁煙らしかったのが、救かな・・・ジーパンで行く程度の店です。おしゃれしていっても、入り口に物がごちゃごちゃ置いてあって、服が汚れるだけ。
まあ、よしながふみの好きな店の系統がなんとなく分かったような気がする。味の濃いものを出す店が好きなのだ。店の雰囲気とかは二の次らしい。だから、デートには使わんほうが良い。しかも、この本のせいで本来の実力以上に客が押し寄せている可能性があるので、本来の接客・味より落ちている可能性が高いことを念頭に。店の雰囲気や接客もあわせて楽しむタイプの私は、よしながふみとはあわないわ。
・「主人公が…微妙」
まあまあ参考になる一冊でした。どういう風においしいのか分かりやすく描かれてているし、価格帯も最後に記されていて予算が立てやすい。同居人や、気になる男性や、合コンなど「こういうシチュエーションで使えるよ」というのが示唆されており、実用的なグルメ本(主に東京西部)としても使えると思います。ただし作者の主観を割り引く必要はあるでしょうし、かなりの人気で実際にはすんなり入店できない店も含まれていますので(例:K亭)、行く前にはネットでさらに調べておいた方が無難です。 もうひとつ気になったのは、作者とおぼしき主人公の描かれ方。「この人、かなりナルシスト?」という印象がチラチラして読んでいて落ち着かないのです。これ、ご本人は笑いをとっているつもりなのかしら?だとすれば、私には内輪ネタとしか思えなかったし、ファン以外には「何この人…」という印象を与えること必至かと。もし続編を描かれるのであれば、そのあたりにもっと配慮して欲しいと思います。
・「創作はピカイチだがエッセイはそんなでも…」
よしなが氏の描かれる作品は全部好きです。どんな舞台・時代を描いても「ううむ」と唸らざるを得ない程緻密に調べ上げてあるのにいつも感嘆させられます。
が…このエッセイコミックは…。
食についての拘りは既作品を見ても解りましたが、今回の作品でよく解りました。食に対する姿勢も。
…でも…どうもその…ご本人自身の事を描かれてるせいなのか…。毎回思う「調べ上げている、精巧に創られている」そういう気持ちが沸きませんでした。何というか、一言で言ってしまえば雑な感じ。フィクションを描かせれば天下一品だと思いますが、どうもノンフィクションは向いてないと思う…。
それと、致命的な事に、作品中のよしなが氏のキャラを好きになれなかった(汗)>デフォルメしてるとは思いますが
私は味よりも店の雰囲気とかを重視するので(味の悪い店にあえて入ろうとはしませんが)、そこまで味にこだわるのも共感できなかったのも痛い。
よしなが氏の作品の中で唯一手放してしまった本です…。
正直、この作品を読んで、「作者の人柄と作品を好きになるかは別なんだ」と実感しました。当たり前の事なんですけどね…_| ̄|○
・「二度おいしい」
とても素敵なグルメマンガ。でももっとすごいのはYながさんの自己表現。作中S原氏のセリフによれぱ、「お前さー そのけばけばしいなりと ふだんドブスとの 中間くらいの状態を 常に維持することは できない訳?」で、この「ふだんのドブス」のマンガ表現が、すごい。月並みな表現で恐縮ですが、自分をここまで突き放して表現できるのは、すごい。(「すごい」としかいいようがなくて、すみません。)S原氏にも、すげーカッコイイ「決めセリフ」を言わせてくれているし、あまりグルメに興味のないオヤジでも、ついつい二度三度読み返してしまう本です。グルメ情報と合わせて二度おいしかった。オススメです。
・「食欲をそそるグルメ漫画」
仕事以外は、食事の事を考え、人手間かける主人公Yながのエッセイ漫画。漫画と文章にわかれて、食事を紹介するのでは無く、食べながら、これはここがおいしいと、とてもおいしそうに食べているので、読んでいてテンションがあがりました。1話、1話にちょっとしたショートストーリーも入っていて、食事を紹介していて、出てくる人が個性的で、それも楽しいです。
ただ総武線沿線の店が多いので、その辺りに用事が余り無い人は、余り使えないかもしれないです。Yながさんが、漫画でも言っていたけれども、モツとかの料理が何回か出ます。これも好みだと思います。(私は好きなので、ツボでしたが)
和・洋・中色々載っているので、好みのご飯が一件はあると、思います。一見の価値あり!
・「作家とBLに興味のある方なら…」
個人的にはこだか和麻と三浦しをんの話にバカ受けしました。マンガ評論っぽいものから、BLとジェンダーとフェミニズムから、よしながが個人的に好きな作家さんへの愛の告白など、さすがに興味のあるものとないものの落差が凄いんですが、対談をしている作家さんが好きな方なら面白いと思います。少し内容をかい摘んでみますと、
メディアミックスの裏側。少女マンガと少年マンガの違い。JUNEとBLの違い。正しき(?)“やおい”の定義。『女のエロ本』はなぜ悪いか。非オタクとオタクの決定的な違い。女性ならではの、BLでなければならない意味。男の対等な立場+紆余曲折+妄想=ご褒美の法則。同人誌と商業誌の違い。少女漫画、女性向け漫画に嵌れないわけ。ダメダメ人間の真髄とその受け皿。
オールBLという内容ではありませんが、やっぱり随所に散りばめられています(笑少女マンガへの愛と洞察が半端ではありません。よしながふみの作品は観客席から観て居たい…という方にはお勧めしません。結構、裏舞台が書いてあります。その信念と志は素晴らしいと思いますが。脳みその皮がぺろんと一皮剥けることウケアイ。読み物としては面白く、昔からの同人誌を読んでいるよしながふみファンはもちろん、こだか和麻ファンの方、オヤジスキーな方にはバカ受けすること間違いなしです。特によしなが世代の少女マンガで育った方には、頷けるところが多いと思います。
是非とも非オタクの方、男性の方、オタク女子に偏見のある方、お若い方、JUNEとBLとやおいを混同なさっている方にも読んで頂きたいです。知識として蓄える分には○、理解しようとするのは△かもしれませんが。それと抱き合わせ的な内容なので、どうしても高い買い物になるのが否めません。こだか和麻と三浦しをんの話だけで★三つというところでしょうか。
・「『愛すべき娘たち』併読もお勧めです」
本当は☆4つくらいでも良かったのですが、読者を選ぶであろうということで3つに抑えました。
よしながふみさんの作品が好きで、こんな話を書く人はどんな人なのだろう?と興味を持つ方には、悪くないと思います。
対談集という堅苦しいタイトルですが、内訳は、どちらかと言えば、公開おしゃべり集?---楽しいです。
また、何故彼女があのような作品を描くことができるのか、あるいは書き続けているのか、この本を読んで理解できたように感じます。
個人的には、三浦しをんさん、こだか和麻さんとの対談が、目から鱗でした。BLを語りながらも・・・
・「長年少女漫画を読んできた人に」
いやあ、大昔、漫画好きの友達が周囲にたくさんいた頃のおしゃべりを思い出しました。よしながふみさんをはじめ、登場するみなさん全てが、ハイレベルな女子向け漫画論を語り合っているのですが、中学生や高校生の頃は友達とこういう話し、してたなあ・・・大人になって、自分と同じように真剣に漫画を読み続ける友達がどんどん減っているのが現実です。しかし、この本の中には、あの頃同様、熱く漫画について語っている同年代の女子達がたくさんいて、久々に友達と熱い漫画論を語る気分になりました。特に、「そうなんだよ!」と声を大にして同意したくなったのが、「男性が語る少女漫画論に違和感があった」というくだり。夜中、ベッドで読んでいたのに、「そうだよ!」と叫びましたよ(笑)。決して万人向けの本ではありませんが、少女漫画を読み続けているいい大人の女が読んだら、間違いなくニコニコできる、そういう楽しさがある一冊です。
・「楽しいおしゃべり」
よしながふみが、テーマに合わせて対談というよりも、フランクな座談会というか・・・。
よしながふみの作品が好きな方、作者がどういう物を読んできたのか知りたい方などにはいいと思います。ただし、よしながふみの作品の傾向として、ボーイズラブの話題も避けられない所もあるため、よしながふみは好きでもボーイズラブなんて!!という人は心して読んでください。#なるべくなら「それなら読まない」という選択はして欲しくない・・
雰囲気としては、仲良しが集まってワイワイ、という感じで構成されています。評論でもありませんし、たまに会話が暴走気味の時もありますので、楽しく読めると思います。
・「漫画の書き手の思いと、読者としての漫画への思いと。」
著者の作品「フラワーオブライフ」にも、漫画家をめざす少年たちがなんで漫画を描くのかっていうことを言ってる部分があった。それを読んだときも、自分が漫画を好きっていう気持ちが、ふっと、承認された(という言い方は正確ではないと思うけど)気持ちになった。今回の対談集にもほぼ自己犠牲的?な、漫画を大切に思う気持ちが随所に織り込まれてて。よかった。
羽海野チカさんもよしながふみさんも大好きな作家で、お二人が話している! というだけでどきどきしてしまう。やまださんと福田さんとの座談会は「フリースタイル」で読んだときにも身悶えした内容。
BLを読み損ねたり、昔の少女漫画にくわしくない人にとっては、専門用語の連発が小さなハードルだと思うけど、注があるのでご安心を^^
・「時間が人を変えるもの」
この話は現時点ではよしながふみのBL最高傑作じゃないんでしょうか。始まった時にはこんな話になるとは誰も思っていなかったと思います。もうハンカチ持って読んで欲しい。自分は何度読んでも最後のあの場面で泣けて泣けてしょうがない……。
没落した貴族の息子と大人気ポルノ小説作家は男娼と客として出会う。貴族の誇りしか持たない少年と、貴族の誇りを憎む青年は、しかしやがて主人と従者という関係になり、やがて家族へ、そしてそれ以上の存在にへと変わってゆくが、二人に襲い掛かってくるのは容赦ない時代の荒波だった。
執事の分際から続く似非フランス革命(と勝手に呼んでいる)ものですが、この話、BLの皮をかぶった真っ正直なビルディングロマンです。少年から青年へ、素直に、まっすぐに育ってゆくジャックの、その資質のすばらしさにも感動しますが、彼を雇い、育て、やがて彼を愛するようになるジェラールの、その心の動きが特に素晴らしい!!!過去の手酷い経験から、貴族を憎み、愛を遠ざけ、復讐するかのようにポルノ小説を書き続けるジェラール。その傷ついていた心が、再び愛をおぼえ、愛を知り、そして愛を受け入れ、自分を愛するようになるまでがもう本当に見事な筆致で書き綴られております。震えるほどに心に染みます。
激変した政治状況に暗澹たる心地で酒を飲む兵に、語りかけるジェラールの言葉が本当に素晴らしい。愛を得ることによって他人を許すことが出来る。そんなジェラールが笑えるようになったことが、本当に嬉しく―――喜ばしく思う。
・「久々に心の奥をうたれて」
...ひとつのコマにも無駄が無く、さらりと深い、深〜い愛のお話。 よしながふみという漫画家を知ったのは極々最近のことなのですが、かの全盛期の「LaLa]を思い起こさせる、単なるボーイズラブという次元を超えた作風には、すっかり心の琴線をえぐられてしまいました。 何度も浸って、浸りきって読み返したくなってしまう、そんな感動が読後にありました。 西洋骨董洋菓子店や執事の領分よりも、心の本質に響く分、私は「ジェラールとジャック」がいちばん好きです。 あとは読んで是非確かめて下さい。 今の時代にもこういう読み応えのある作家さんがいたことをうれしく思うばかりです。
・「おもしろかったです。」
相変わらず、すっきりシンプルで魅力的な絵です。話もしっかりしていて文句なし!
最近の、過剰なまでの性描写ばかりがウリのボーイズラブに嫌気が差している人にオススメ。
・「愛しているという言葉は、必ずしも好きの最上級ではない」
短編13本からなる1本の大きな話です。黒髪の少年がとある貴族の召使いとして雇われるのですが、その出逢いは酷いもの。青年になったジャックと、顔と心に大きな傷を持つジェラールの絆の深さは、ジェラールの若かりし頃の傷みと重なり、それが作品により深みを出しています。男娼と客という最悪な出逢いであった二人が、親子のように、そして恋人のように、しだいに惹かれ合って行く様を、何気ない日常を交えて描いています。
そしてフランス革命が起こります。元貴族であるジャックと、反政府行為にあたるとされる小説を書いていたジェラールは、互いの命を掛けて逃避行に。自分の顔の傷は隠し通せない、お前だけでも生き残ってくれと懇願するジェラール。そして感動のラスト。ジェラールは長く自分を苦しめた自分の呪縛から解放されます。
ジャック、お前を愛さなかったら俺は今でも自分を許せなかった
愛しているという言葉は、必ずしも好きの最上級ではない、そう思える作品です。憎しみから成るもの、許しから成るもの、それぞれに愛の形なのだと思えます。非常に質の高い素晴らしい作品。
・「「そうとも 愛していたから殺してやりたいくらい憎かった・・・!」」
ポルノ小説家(平民)×召使(貴族)
よしながふみの名作BL。私はBLが一般紙で書評つきで紹介されてるのを初めてみました。お堅いメジャー紙の選定員も無視できないほどのパワーがあることを証した美しい物語です。
男娼と客として知り合った二人が召使と主人となり、ジャックの出生の秘密をジェラールが、ジェラールの過去をジャックが知り互いを愛するまでの軌跡を描いています。
しかし、舞台は革命期のフランス。二人は過酷な運命に追い立てられていきます。
「俺がこの世に生きているのはもうお前のためだけだ だから生きていてくれ」
それに対するジャックの応えにはうち震えるほどの感動が。
ジェラールの愛と魂が再生していくのを画だけで表現したラストは漫画史に残る名シーンだと思います。
・「さすが力のある作者です」
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・「魂の再生てこんなものでは」
この作品の結末には賛否両論あるみたいだけど、私は好きです.誰もがうちに持つトラウマを完全に解消する事はできないと思う.ただ、何らかの形で折り合いを付けて次のステップに進むだけだ.この作品特に4巻のストーリー展開にはグイグイ引っ張られた.物語が収束して、離散がある.でもそれは新たな旅立ちなのだ.よしながさんの素晴らしい語り手ぶりに感心しました.
・「惜しみつつも、完結おめでとうございます。」
「俺はこの日を待っていたんじゃないのか?」
運命の歯車は急転する。
橘圭一郎、神田エイジ、小野祐介…それぞれのトラウマがより浮き彫りにされ、昇華へと向かっていく。その過程での伏線は全く素晴らしい「ミステリ」であった。
4巻にて完結という、少々淋しさもあるが、これほど次巻を待ち遠しく思った作品は久々であった。
作者の よしながさんには、本当に、ありがとうございます、と、それからおめでとうございます、と、伝えたい。
そして 小早川千影、彼は本当にこの作品にたくさんの華を添えてくれた愛すべきキャラクターだった。
本当に、お疲れ様でした。
・「ビターチョコレートケーキ」
どんな結末が待っているのか,最後までわくわくさせてもらえました。後味は…ビターチョコレートケーキみたいなかんじかな?ほろ苦いけど,それが病み付きになるかんじです。こういう終わり方は賛否両論分かれるかもしれないけれど,私は大好きです。何度も読み返してしまいました。
作者には「シリーズ全巻すっごく美味しかった!!ごちそうさま!」といいたいです。
・「すべてはこの巻のために」
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●フラワー・オブ・ライフ (1) (Wings comics)
・「翔太パパ、尊敬します」
「いや 玄関先で 二人で しゃべった方が いいんだよね 翔太。 そうだよね?」…春太郎が翔太君のうちに来たとき「あら上がってもらったら?」という翔太ママを制して。
いやぁ、こういうセリフはなかなか言えませんぜ。さりげなく、かつ奥が深い、思いやり。
私は45歳・高1の娘持ちの父親ですが、ほとんど打ちのめされました。言えねぇ。まわりの「大人」を見回しても、こんなセリフが言えるヤツ、いやしねぇ。
翔太パパ、出世すると思います。というか、こんな人がいたら、私、ついていきたい。翔太パパと一緒に仕事してみたいなぁ。
・「夢中になれる漫画」
「こんなの現実ではありえない!」
口に出さずとも、そう心の中でツッコんでしまう人が多いでしょう。確かにこの漫画で描かれている学校生活の風景は普通のようでいて、まずありえない構図です。少し挙げてみましょう。 クラスがこれでもかというほどに一致団結している・オタクがいじめられない・人物がみな大人な性格(けどドロドロはしてなくて驚くほど素直)・皆がクラスの女子の描く漫画のファンで、挙句それを意気揚々と演劇化する・携帯電話を生徒が使う場面がない……そして何より、春太郎や真島と佐伯さんという強烈なキャラクター(特に後者二人)の存在自体。ほかにも探せば色々あるでしょうが、これらはまず現実ではありえない。そういう意味でこの漫画は一種のファンタジーなのかもしれません。
けれどだからと言ってそんなことはこの漫画の価値を下げる理由になりません。私たちは題名の指すとおり、この花のように美しい学校生活の風景へ入りこんで、それを味わえばいいのです。漫画のお約束に支えられている点が多くても、キャラクターの台詞はしばしば真実をついていて、「そういえば似たような経験が…」と思わされることしばしばです。それにテスト前の勉強会や文化祭、そして三巻のクリスマスパーティー、まったく同じ経験をしたことがなくても、そのドキドキした感覚を知らない方はいないと思います。何かこれから楽しいことが始まるような、胸が高鳴ってくる感じになることは、高校生活を許された子供たちの特権なのです。いままさにそういった生活をしている人、すでに終えた人、そしてこれからすることになる人、読む側には色んな人がいるでしょうが、この漫画を読んでいるときは彼ら彼女らは皆、どこか懐かしくて幸せな感じになることができるでしょう。先に挙げた、現実に即さない点が認められない方には読みにくいかもしれませんが、よしながふみさんの描く情景にほんの少しでも「なんかいいなぁ」と思える方は、ぜひ発売している巻まで読んでみてください。気軽に読めるようによく練られた、時間を忘れて楽しめる漫画です。
・「1年D組は大騒ぎ」
1年D組に一ヶ月遅れで入学してきた春太郎。入学が遅れた理由を「白血病でした!」と高らかに宣言。それに対するクラスメイト達の引きっぷりなんかは絶妙。春太郎は持ち前の明るさと侠(オトコ)気を持ってクラスになじんでいくのですが・・・特筆すべきは1年D組周辺の登場人物達の濃さ!特に真島海!こんなおもしろい(そして恐ろしくもある)人見たことありません!!他にもよしながファンなら誰もが裏切りだ・・・!!と思ったにちがいないシゲの真実(笑)とか春太郎を虜にした可愛い可愛い三国くんなど魅力的な登場人物がたくさんです。
ハイテンションな展開の中にもニンゲンカンケイ(あえてカタカナ)、家族とのやりとり、春太郎の病気にまつわる事実、教師の存在感などを描くことで楽しい中でもピリッとしたスパイスが効いてるように思えます。今後がとっても楽しみです☆
それと今回の作品にもたくさんおいしそうなお弁当が登場してますが、題名が「フラワーオブライフ」だからでしょうか?表紙などのお花の絵がとってもきれいで大好きです。
・「よしなが版「ちびまるこちゃん」!」
こんなに爽やかな学園モノを読んだのはかなり久しぶりな気がします。学園モノというともっぱら女の子の視点OR男子の視点のどちらか極端な視点で描かれることが多いのですが、よしながさんの作品というだけあって、やっぱり中立的な視点で描かれていますね~
主人公・春太郎を始めとする個性的なクラスメイトたちは「ちびまるこちゃん」を彷彿とさせます。この作品に出てくるクラスメイトって必ず、クラスに一人はいたような人たちばかりで、その辺がリアル。クラスメイトたちの会話といい、学校でなら必ずありそうな出来事までもがリアル。
でも、それでいてよしながさんらしく、物語は意外な展開をしていきます。そして、この展開の仕方が実に上手い!これは二巻が楽しみです。
・「おもしろいけど・・・。」
西洋骨董洋菓子店がすっごくおもしろかったので、期待して購入。
ぶっちゃけ期待はずれ。いや、おもしろいんだけどね。
舞台が高校だったからかな。よしながさんの作品のセリフ回しは、大人が言ってこそのものだから、子供に言わせてもな~。
なんつーか、こんな高校生いない。あまりにも違和感があった。
あとクラスメイトが、漫画とか描くようなオタク少年に寛容なのがありえないと思った。
こんな仲良しクラスはちょっと気持ち悪い。
でもまあ、普通の漫画よりは断然秀作だと思います。
●フラワー・オブ・ライフ (2) (Wings comics)
・「プライスレス!」
やたらキャラの立ってる高校青春物第2巻。よしなが作品ですがBL要素は(今のところ)ないので18歳未満にも安心してお薦めできます。美形メガネくん・真島が今回もとことんハズしてくれるのが読みどころです。真島くん女の子の家にいきなりお泊り!真島くんの学園祭プライスレス体験とは一体何か?!そしてファミレスで!!予想が斜め上にハズされること間違いなしです。
・「文句なしに星5つ」
1巻目を読んで「いいじゃない」と思い、この2巻目で大切にしたいと思った。登場してくる人物たちがとても魅力的でおかしくて、それぞれにちゃんと独立し、しっかりとした骨格と肉体を持っているから読んでいて楽しくてしょうがない。誰も彼も欠けては困る。それほど面白い。おかしくて、真理があって、とぼけた味わい…これらが絶妙なバランスで物語をいろどっている。
この人には変な大御所にならずに、こういう話をいつまでも届けて欲しいなあ。フラワー・オブ・ライフ。読み終えると、タイトルが3倍光って見えた。
・「読むたびに面白い。」
貞子のような武田さんがいよいよ登場。少女マンガのお約束と、オタクの憧れを一気に実現しちゃった第2巻。劇中劇のくだりはもう爆笑モノです!!
素晴らしきかな青春。
・「買って損なし!!」
『1』を店頭で見かけたとき表紙とタイトルに「またボーイズ物~?」と敬遠していた私。2巻の帯コメントを見たとき「そこまでいうんなら見て見ようじゃない」と、1・2巻合わせて買ったんですがまさに帯に偽りなし!ホンッとに面白いのです。春太と翔太の友情も微笑ましいのですが真島と武田さんの文化祭でのやり取りも最高です。早く続きが読みたくて待ちきれないくらい。冷めてるようで温かいそんな感覚がとても心地よい作品です。
・「青春真っ只中!」
所謂普通の・・・と思っているのは恐らく自分だけなくらい濃い~キャラな高校1年生達の学生生活を描いたお話の第2巻です。
2巻のお話の内容は高校生活に欠かせない天敵定期試験と高校生活に欠かせないイベント文化祭。コミックスを読みながら自分の時と比較してしまったり、担任の行動言動に同意してしまったりしている自分がいました。
大きな事件は起こらないけど本人達には深刻な事件は起きて、大きな問題はないけれど本人達には重大な問題が起きて、自分はどのキャラにも当てはまらないけど言動や行動に思わず納得してしまう。何て素敵な高校生活!
今現役の学生さんも昔現役の学生さんにもお勧めできる一品です。キャラと一緒に泣いて笑って楽しんでしまいましょう!
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